JPH0422271B2 - - Google Patents

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JPH0422271B2
JPH0422271B2 JP59010702A JP1070284A JPH0422271B2 JP H0422271 B2 JPH0422271 B2 JP H0422271B2 JP 59010702 A JP59010702 A JP 59010702A JP 1070284 A JP1070284 A JP 1070284A JP H0422271 B2 JPH0422271 B2 JP H0422271B2
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image
toner
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photoreceptor drum
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JP59010702A
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Hisafumi Shoji
Satoru Haneda
Seiichiro Hiratsuka
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0121Details of unit for developing

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 1 産業上の利用分野 本発明は、画像形成方法に関する。
2 従来技術 まず、現像を複数回繰り返す画像形成方法につ
いて、第1図のカラー複写機を例に説明する。カ
ラー複写機の場合、原稿からの反射光を分解し、
単一の色の光を取り出すためにフイルターを必要
とし、この複写機には色の異なる三種のフイルタ
ーを内蔵するフイルターバツク2が設けられてい
る。例えば、最初にグリーンのフイルターで原稿
からの反射光を分解し、この通過光で既に帯電極
9により帯電している像担持体である感光体ドラ
ム1上に静電潜像を形成し、現像装置3内のマゼ
ンタのトナーが収納されている現像器3Bで現像
すると、感光体ドラム1上にはマゼンタのトナー
像が形成される。このトナー像は給紙箱8から搬
送され、転写ドラム4に巻き付いている転写体で
ある複写紙7に、転写極10により転写される。
感光体ドラム1はこの後、除電極11により除電
され、残留トナーがクリーニング装置5により取
除かれた後、再び帯電極9により帯電する。今度
はブルーのフイルターの透過光により像露光が行
なわれ、現像器3Aによりイエローのトナー像が
感光体ドラム1に形成され、これが前記工程によ
りすでにマゼンタのトナー像が形成されている複
写紙7に重ね合わせて転写される。同様にシアン
のトナー像が複写紙7に重ね合わせて転写された
後、この複写紙7は転写ドラム4から分離され、
定着装置で定着された後に機外に排紙される。こ
の画像形成方法は白黒のみの画像により得られた
情報と比べ、色による情報も付加できるため、望
ましいものではあるが次のような問題点がある。
(1) 各色の現像が終了する毎に複写紙に転写する
ため転写ドラム4を設けなければならず機械が
大型化し、像形成に要する時間が長くなる。
(2) 現像する工程と転写する工程を何回か繰り返
さなければならず、位置ずれ精度の保証が必要
となる。
これらのことから、現像ごとにトナー像を複写
紙7に転写するのではなく、全部の色の各トナー
像を感光体ドラム1上に形成した後、一度に複写
紙7に転写することにより、前記した問題点を解
決する画像形成方法が提案されている。この画像
形成方法によると、既に感光体ドラム1上にトナ
ー像が形成されている画像領域に、別の色による
トナー像を再び形成するわけであるが、後段の現
像時に前段に感光体ドラム1上に形成したトナー
像を乱したり、既に感光体ドラム1上に像を形成
しているトナーが現像装置内の現像剤搬送体に逆
戻りし、これが前段のトナーと異なる色のトナー
を収納している後段の現像装置に侵入し、混色が
発生するといつた問題点がある。このために、感
光体ドラム1に最初にトナー像を形成する現像装
置以外は、感光体ドラム1とこの静電潜像を現像
する現像剤搬送体の現像剤層とは非接触とし、現
像バイアスとして交流成分を重畳する手段が、例
えば特開昭56−144452号公報に示されているが、
現像条件によつては十分な画像濃度が得られなか
つたり、画像の乱れや混色がなくならないという
問題点がある。
3 発明の目的 本発明は、以上の問題を解決すべくなされたも
のであつて、望ましい濃度を有し、画像の乱れや
混色のない記録を行なう画像形成方法を提供する
ことを目的としている。
4 発明の構成 即ち、本発明は、像担持体上に潜像を形成する
工程と、現像剤搬送体上の現像剤を前記像担持体
に供給し前記潜像を現像する工程とを複数回繰り
返し前記像担持体上に可視像を形成する画像形成
方法において、現像ごとに前記像担持体と前記現
像剤搬送体との間に交流成分を含む電界を生ぜし
めて前記交流成分の周波数を順次高くするととも
に、現像ごとに順次帯電量の大きい現像剤を使用
することを特徴とする画像形成方法に係るもので
ある。
5 実施例 以下、本発明の実施例につき図面を使用し詳細
に説明する。
最初に、本発明者がこの発明をするに到つた経
過について説明する。像担持体上に潜像を形成す
る工程と、これを現像する工程とを繰り返し、順
次可視像であるトナー像を像担持体上に重ね合せ
る画像形成方法は、後段の現像の際に前段既に像
担持体上に形成されているトナー像を乱すことな
く適当な濃度の現像を行なう必要がある。検討の
結果、この条件を満すには現像領域における像担
持体と現像剤搬送体との間隙d(mm)(以下、単に
間隙dという場合がある)、現像バイアスの交流
成分の電圧VAC()及び周波数(Hz)が、前段
で形成されたトナー像を乱すことなく後段のトナ
ー像を適当な濃度で形成するときのパラメータに
なつていることが明らかとなつた。
そこで、現像バイアスの交流成分の周波数や電
圧等のパラメータを変化させつつ、第2図に示す
ような現像装置で実験を行なつた。この現像装置
13の現像剤溜り19内にはトナーとキヤリアで構
成される現像剤Dがあり、撹拌スクリユー18の
回転によりトナーはキヤリアと摩擦して、正か負
の極性に充分に帯電する。ここで、現像剤搬送体
としてのスリーブ20及び/又は磁気ロール21
が回転すると、現像剤Dはスリーブ20の周面を
搬送される。第2図では、磁気ロール21が矢印
A方向、スリーブ20が矢印B方向に回転するこ
とにより、現像剤Dがスリーブ20の周面上を矢
印B方向に搬送されていることを示している。こ
の現像剤Dは、穂立規制板17によりその厚さが
規制され、均一な層となつて像担持体である感光
体ドラム1の方向へと向う。そして、現像剤Dが
現像領域24に到達すると、感光体ドラム1上に
形成されている静電潜像の電位及び現像バイアス
としての交流及び直流電圧により生じる電界に従
つて現像剤D中のトナーに静電力が働き、トナー
がスリーブ20から飛翔し、感光体ドラム1上に
付着することによりトナー像が形成される。ここ
で現像に供されなかつたトナーを含むスリーブ2
0周面上の現像剤Dは、クリーニングブレード2
6により掻落とされる。交流電源22と直流電源
23とは、スリーブ20に現像バイアスを印加す
るための電源であり、Rは保護抵抗である。現像
剤Dが現像に供され、現像剤溜り19の現像剤D
中にトナーが不足したときには、補給ローラ16
が回転することにより、トナーホツパ14からト
ナーTが補給される。
本発明者は、以上説明した現像装置を用いて感
光体ドラム1に予めトナー像を形成しておき、こ
の上に重ねてトナー像を現像した。この際、前記
パラメータを種々変更して実験を行ない、予め形
成されてあつたトナー像の乱れと、重ね合せるト
ナー像の画像濃度を測定した結果、第3図と第4
図に示すような結果を得ることが出来た。なお、
現像剤としてトナーが正帯電する二成分現像剤を
用いた。
第3図は、感光体ドラム1とスリーブ20との
間隙dを1.0(mm)、現像剤層厚を0.5(mm)、感光体
ドラム1の帯電電位を600(V)、現像バイアスの
直流成分を500(V)、交流成分の周波数を1(k
Hz)に設定したときの交流成分の振幅VACと感光
体ドラム1上の露光部(電位は0(V))に現像さ
れるトナー像の画像濃度との関係を示している。
交流電界の振幅EACは現像バイアスの交流成分の
振幅VACを間隙dで割つた値である。第3図に示
す曲線A、B、Cはトナーの平均帯電量がそれぞ
れ30(μc/g)、20(μc/g)、15(μc/g)に帯

制御されたものを使用し得られた結果である。
A、B、Cの三つの曲線は共に、交流電界の振幅
EACが200(V/mm)以上で交流成分の効果が表わ
れ、2500(V/mm)以上にすると感光体ドラム1
上に予め形成してあるトナー像が一部破壊されて
いるのが観測された。
第4図は、現像バイアスの交流成分の周波数を
2.5(kHz)とし、第3図の実験時と同一の条件に
より交流電界の振幅EACを変化させたときの画像
濃度の変化を示す。この実験例によると、前記交
流電界の振幅AACが500(Vmm)を越えると画像濃
度が大きくなり、図示していないが4(KV/mm)
以上になると感光体ドラム1上に予め形成されて
あるトナー像の一部が破壊されているのが観測さ
れた。
第3図および第4図において、それぞれ曲線
A、B、Cの形は、画像濃度がトナー平均帯電量
の大きいほど高いという点を除けばほとんど同じ
である。これは、平均値を中心とした分布をなす
帯電量の高いトナー粒子が優先的に現像されるこ
とが関わつているためと考えられる。
さて、第3図,第4図と同様な実験を条件を変
えながら行なつたところ、交流電界の振幅EAC
周波数の関係について整理でき、第5図に示す
ような結果を得た。第5図においてで示した領
域は現像ムラが起こり易い領域、で示した領域
は交流成分の効果が現われず濃度不足となる領
域、で示した領域は予め感光体ドラム1に付着
しているトナーが感光体ドラム1からスリーブ2
0に戻り易い領域、、は交流成分の効果が現
われて高濃度が得られ、予め感光体ドラム1に付
着しているトナーがスリーブ20へ戻ることのな
い領域で、はそのなかでも特に好ましい領域で
ある。これらの領域は直線G、H、Iで区分され
る。このうちH、Iはそれぞれ線上で等濃度を与
える。この結果は、感光体ドラム1上に既に前
(前段)で形成されていたトナー像を破壊するこ
となく次(後段)のトナー像を適切な濃度で現像
するには、交流電界の振幅EAC及びその周波数
につき、適正領域があることを示しており、その
原因は以下に記載する理由によるものと考えられ
る。
画像濃度が交流電界の振幅EACに対し増加傾向
にある領域、例えば第3図の濃度曲線Aでは交流
電界の振幅EACが0.2〜1.2kV/mmとなる領域につ
いては、現像バイアスの交流成分のため、トナー
にはスリーブ20から飛翔する閾値を越える方向
へ作用する力の寄与が大きく、交流成分が強くな
るにつれて次々と小さな帯電量のトナーが現像に
供されるようになる。従つて、交流電界の振幅
EACが大きくなるに従い、画像濃度が大きくなる
のである。
一方、画像濃度が交流電界の振幅EACに対し飽
和する領域、例えば第3図の曲線Aでは交流電界
の振幅EACが1.2(kV/mm)以上の領域について
は、以下のようにこの現象を説明することができ
る。即ち、の領域では交流電界の振幅EACが大き
くなるに従つてトナーは強く振動し、凝集してい
るトナーのクラスターは破壊され、大きな電荷を
もつトナーだけが選択的に感光体ドラム1に付着
する。このような状況では一定時間に現像領域へ
供給されるトナー量は有限であるため、画像濃度
は交流電界の振幅EACに対し飽和すると考えられ
る。さらに交流電界の振幅EACが大きくなると感
光体ドラム1の表面の電荷がリークし、トナーが
現像されにくくなるという現象も起こる。実際に
はこれらの要因が重なつて画像濃度は交流電界の
振幅EACが高くなつても一定になつていると考え
られる。
さらに、交流電界の振幅EACを大きくし、例え
ば第3図の曲線Aを得た条件で、振幅を2.5kV/
mm以下にすると、前述したように予め感光体ドラ
ム1上に形成しておいたトナー像が破壊され、交
流成分が大きい程破壊の程度が大きいことが分つ
た。この原因は感光体ドラム1上に付着している
トナーが交流成分によりスリーブ20に引戻され
るためであると考えられる。カラー画像形成のた
め感光体ドラム1上に色の異なるトナー像を重ね
合せて現像する場合、既に形成されてあるトナー
像を破壊するのは致命的である。
以上の実験結果に基づき、本発明者は、各現像
時に、現像バイアスの交流成分の振幅をVAC
(V)、周波数を(Hz)、感光体ドラム1とスリー
ブ20との間隙をd(mm)とするとき、 0.2≦VAC/(d・) {(VAC/d)−1500}/≦1.0 を満たす条件により現像を行なえば、既に感光体
ドラム1上に形成されているトナー像を破壊する
ことなく、後の現像を適切な濃度で行なえるとの
結論を得たのである。十分な画像濃度を得るため
には、 0.8≦VAC/(d・) の条件を満たし、更に 1.0≦VAC/(d・) とすることが望ましい。
又、第2図に示す現像装置において、一成分現
像剤を使用し、感光体ドラム1にトナー像を重ね
合せる場合にも、感光体ドラム1とスリーブ20
との間隙d(mm)、現像バイアスの交流成分の電圧
VAC(V)及び周波数について、二成分現像剤
を使用したときの同様の適正領域があることが本
発明者によつて確認されている。
ここで、現像バイアスの交流成分の周波数の設
定のしかたを第5図を使用し説明する。前述した
ように、、、の領域は直線G、H、Iに
より区分される。このうちGは感光体ドラム1上
に予め像を形成しているトナーが交流電界により
戻り始める境界を示す直線である。例えば交流電
界の振幅EACが2.5(kV/mm)、周波数が1(k
Hz)の点Jは直線Gの上にある。また交流電界の
振幅EACが2.5(kV/mm)で周波数が3kHzの点K
は、直線Gから離れ、領域の中に入る。前述の
説明で明らかなように、領域から離れるほど感
光体ドラム1上のトナーはスリーブ20へ逆戻り
しにくくなる。
このことは、周波数が低いときよりも高いとき
の方が感光体ドラム1から離脱させて、スリーブ
20に戻るのを防ぐことに効果があることを示し
ている。このことから、現像工程毎に現像バイア
スの交流成分の周波数を順次高くすれば、既に前
段で現像され感光体ドラム1に付着しているトナ
ー粒子を感光体ドラム1から離脱させずに後段の
現像を行なうことができる。
現像バイアスとして印加される交流成分の周波
数は、交流成分による現像ムラを防止するために
200(Hz)以上とし、現像剤を第2図に示す磁気ロ
ール21の回転により感光体ドラム1に供給する
場合は、交流成分と磁気ロール21の回転により
生じるうなりの影響をなくすためには、500(Hz)
以上にすることが更に望ましい。
一方、帯電量の大きなトナー粒子程、交流電界
の周波数の影響を受け易い。したがつて、前段ま
でに感光体ドラム1上に像を形成しているトナー
が後段の現像の際に逆戻りするのを防ぐための手
段として、前段の現像時に小さな帯電量のトナー
を使用し、後段の現像時には大きな帯電量のトナ
ーを使用することが有効である。この場合、後段
の現像に周波数の大きな交流電界を用いることに
より、前段で感光体ドラム1に付着しているトナ
ーがスリーブ20に戻される現象が非常に起こり
にくくなる。
そこで、現像ごとに、順次交流成分の周波数を
高くし、かつ帯電量の小さいトナーから順次使用
することを組合せれば、一層後段の現像時に前段
に形成されたトナー像を乱すことなく現像出来る
と考え、本発明をするに到つたのである。
これに加えて、各現像ごとに交流電界の振幅
EACを順次小さくすれば、既に感光体ドラム1上
に形成されているトナー像を乱すことなく後段の
現像を行なえることになる。また、これらの方法
と共に、現像ごとに現像バイアスの直流電圧を調
整することにより適切な画像濃度あるいは色バラ
ンスを保持することができる。
以上記載した構成により行なつた具体的な実施
例を第5図を用いて説明する。
実施例 1 第6図は、カラー画像形成装置の要部概略図で
あり、スコロトロン帯電器30により一様に帯電
した感光体ドラム1は、He−Neレーザ光源(図
示せず)から、回転多面境31、結像レンズ32
を介して送られてきた光により像露光され、静電
潜像が形成される。この静電潜像は、第一の現像
装置13Aにより現像され、感光体ドラム1には
第一のトナー像が形成される。そして、このトナ
ー像は記録紙に転写されることなく再びスコロト
ロン帯電器30により帯電し、同様にして像露光
され、第二の静電潜像が形成される。そして今度
は現像装置13Bにより第二のトナー像が形成さ
れる。同様の工程が第三のトナー像が形成される
まで繰り返される。即ち、帯電(2回目からは必
ずしも必要としない)→露光→現像の工程が、3
回繰り返されるわけである。その後、転写前露光
ランプ33が、感光体ドラム1のトナー像が形成
された領域を照射し、転写器34により給紙装置
(図示せず)から送られてきた記録紙(その経路
を破線35で示す)に、このトナー像を転写す
る。記録紙は、少くとも1本は加熱されたローラ
により構成される定着器36により加熱定着され
機外に排紙される。
一方、転写が終了した感光体ドラム1は、トナ
ー像形成中は使用していなかつた除電器37によ
り除電された後、表面に残つているトナーをトナ
ー像形成中は解除されていたクリーニング装置3
8により除去される。このカラー画像形成装置
は、操作釦が操作される度に以上の動作を繰り返
す。
このカラー画像形成方法に使用している各現像
装置は、第2図に示す現像装置13と同一の構成
となつており、二成分現像剤が使用され現像装置
13Aにはイエロー、現像装置13Bにはマゼン
タ、現像装置13Cにはシアンのトナーが収納さ
れている。そして現像装置に印加される現像バイ
アスの交流成分の振幅VACは1.5kV、直流成分は
500(V)で各現像装置に対し共通で、交流成分の
周波数は現像すぬ順次に1.8、2.0、2.5(kHz)と
設定されている。これらの現像バイアスは現像を
行なう現像装置にのみ印加され、現像にあずから
ない現像装置は接地されている。感光体ドラム1
と各スリーブとの間隙dは0.8(mm)、現像剤層厚
は0.5(mm)であり、各現像装置には現像順に20、
22、25(μc/g)に帯電されたトナーが収納され
ている。
本実施例では、現像ごとに順次交流バイアスの
周波数を高くすると共に、順次トナーの帯電量の
大きなものを使用することにより、既に感光体ド
ラム1に付着しているトナーがスリーブ20に戻
ることを防いでいる。
以上のような構成により多色画像を形成したと
ころ、後段の現像時にすでに感光体ドラム1上に
形成されているトナー像を破壊したり、各現像装
置に他の色のトナーが混入することなく、各トナ
ー像について十分な濃度の可視像が得られた。
実施例 2 実施例1と同じ第5図に示すカラー画像形成装
置で、各現像装置には一成分現像剤を使用したと
きの実施例を以下に示す。
各現像装置には、現像する順序に夫々0、5、
10(μc/g)に帯電されたトナーが収納されてお
り、他は実施例1と同一の条件により、カラー画
像を形成した。尚、最初の現像に使用するトナー
の平均帯電量は0(μc/g)であるが、トナー粒
子の相互摩擦により帯電量の分布は広範囲にわた
つており、必要な電荷をもつトナーが選択され、
現像が行なわれる。
以上の構成により、トナー像を順次重ねて現像
し、多色画像を形成したところ、後段の現像時
に、既に感光体ドラム1上に形成されているトナ
ー像を破壊したり、あるいは各現像装置に他の色
のトナーが浸入することなく、充分な濃度の各ト
ナー像を形成することが出来た。
なお、本発明はその技術的思想に基づき更に変
形が可能である。前記実施例では、一成分及び二
成分の現像剤を使用した場合について説明してい
るが、例えばキヤリアと相異なる極性をもつ2種
類のトナーとから成る現像剤など3種類以上の成
分を含む現像剤を使用する場合でも、前記したと
同様の効果を得ることができる。また、本発明は
カラー画像を形成する場合だけでなく、単一色の
画像を形成する場合にも適用できる。この場合、
階調性の優れたトナー像を形成することが出来
る。
そして、本発明は電子写真による記録方式のみ
ならず、静電記録方式、磁気記録方式を利用しノ
ンインパクトプリンタに適用することが可能であ
る。
6 発明の効果 本発明によれば、像担持体と現像剤搬送体との
間に印加する現像バイアスの交流成分の周波数を
現像ごとに順次高くし、かつ現像ごとに順次帯電
量の大きな現像剤を使用することにより、後段の
現像の際に、既に前段の現像で像担持体に付着し
ているトナーの逆戻りを防ぎ、前段の現像で像担
持体に形成されている画像を乱すことなく、後段
の現像ができる。このことにより、像担持体に複
数回現像を繰り返すことにより画像を形成して
も、乱れのない鮮明な画像を得ることが出来るの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例によるカラー画像形成装置の概
略図である。第2図から第6図までは本発明の実
施例を示すものであつて、第2図は現像装置と感
光体ドラムの断面図、第3図と第4図は交流電界
の振幅を変化させたときの濃度変化を示した図、
第5図は交流電界の振幅と周波数とを変化させた
ときの濃度特性を示した図、第6図は複数の現像
装置を備えたカラー画像形成装置の要部を示した
図である。 なお、図面に使用されている符号について、1
……感光体ドラム、13,13A,13B,13
C……現像装置、14……トナーホツパ、17…
…穂立規制板、20……スリーブ、21……磁気
ロール、22……交流電源、23……直流電源、
D……現像剤、T……トナーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 像担持体上に潜像を形成する工程と、現像剤
    搬送体上の現像剤を前記像担持体に供給し前記潜
    像を現像する工程とを複数回繰り返し前記像担持
    体上に可視像を形成する画像形成方法において、
    現像ごとに前記像担持体と前記現像剤搬送体との
    間に交流成分を含む電界を生ぜしめて前記交流成
    分の周波数を順次高くするとともに、現像ごとに
    順次帯電量の大きいトナーを含む現像剤を使用す
    ることを特徴とする画像形成方法。
JP59010702A 1984-01-24 1984-01-24 画像形成方法 Granted JPS60154271A (ja)

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JP59010702A JPS60154271A (ja) 1984-01-24 1984-01-24 画像形成方法

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JP59010702A JPS60154271A (ja) 1984-01-24 1984-01-24 画像形成方法

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JPS60154271A JPS60154271A (ja) 1985-08-13
JPH0422271B2 true JPH0422271B2 (ja) 1992-04-16

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ID=11757625

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Cited By (4)

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