JPH04222627A - 撹拌型転動流動装置による造粒方法 - Google Patents

撹拌型転動流動装置による造粒方法

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JPH04222627A
JPH04222627A JP41329190A JP41329190A JPH04222627A JP H04222627 A JPH04222627 A JP H04222627A JP 41329190 A JP41329190 A JP 41329190A JP 41329190 A JP41329190 A JP 41329190A JP H04222627 A JPH04222627 A JP H04222627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granulation
type tumbling
powder
stirring type
bulk density
Prior art date
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Pending
Application number
JP41329190A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakamoto
坂 本   浩
Hiroyasu Kokubo
小久保 宏 恭
Yasuaki Muto
武 藤 泰 明
Fujio Sekikawa
関 川 富士夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Powrex KK
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Powrex KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撹拌型転動流動装置に
よる造粒方法、とくには粉体を高い嵩密度の造粒物とす
る造粒方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉体を所望の粒子径あるいは嵩密度のも
のに造粒することは、その粒子に目的の機能を発揮させ
るために、あるいはその取扱いを容易にするために、医
薬品、化粧品、触媒担体の製造等の各種の分野において
行なわれている。
【0003】粉体を造粒するには従来種々の方法があり
、とりわけ粉体を流動層に入れて糊液等をスプレ−する
流動層造粒、撹拌装置を有する混合機内で造粒する撹拌
造粒、あるいは比較的新しい方法として撹拌手段を備え
た流動層中で造粒する撹拌型転動流動造粒などの方法が
一般的である。
【0004】これらの内、流動層造粒は加熱気体で粉体
を流動させながら造粒を行なうことにより、造粒と同時
に乾燥まで行なえるため能率的であるが、一般に得られ
る造粒物の嵩密度が低いという欠点がある。撹拌造粒で
は嵩密度の高い造粒物が得られるが、造粒物を一旦取出
して別の装置で乾燥しなければならない煩雑さがある。
【0005】撹拌型転動流動造粒は、これらの中間に位
置するものであり、流動層造粒に撹拌造粒の機能を採り
入れたもので、同一装置で造粒から乾燥まで行なうこと
ができるため、流動層造粒と同様に能率的であり、しか
も嵩密度の比較的高い造粒物が容易に得られることから
、徐々に普及しつつある方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】撹拌型転動流動造粒に
使用される材料は、造粒される粉体基剤、結合剤として
の糊剤および溶媒からなり、通常は粉体基剤を加熱空気
で流動させながら、糊剤の溶液をスプレ−する方法、あ
るいは糊剤を基剤と共に流動させ、溶媒のみをスプレ−
する方法が採られ、所定の粒度および嵩密度に造粒され
ている。その際、使用する粉体基剤の内の1種以上が使
用する溶媒に対して溶解性が高く、造粒時に糊剤と同様
の結合作用を持つときは、糊剤を使わなくてもよい場合
がある。
【0007】しかし、粉体基剤の嵩密度が低かったり、
粉体基剤が使用する溶媒に溶けにくかったりするときは
、糊剤の添加量、溶媒の使用量、撹拌条件あるいはスプ
レ−速度等を制御しても、嵩密度を所望の値まで高めら
れない場合がしばしば発生する。したがって、本発明の
目的は作業が能率的な撹拌型転動流動造粒において、よ
り高い嵩密度の造粒物が得られる、新たな造粒方法を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題の
解決のため鋭意研究の結果、撹拌型転動流動装置に粉体
として供給される造粒基剤の一部を、これを溶解しない
糊液あるいは溶媒に分散させて流動層中にスプレ−する
と、造粒物の嵩密度を大幅に高められることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0009】これを説明すると、本発明の方法は撹拌型
転動流動装置に粉体として供給される造粒基剤の内の一
部を、これを溶解しない糊液あるいは溶媒に分散させた
スプレ−液として流動層中に供給し造粒するものであり
、スプレ−液として使用する造粒基剤の量は目的とする
造粒物の嵩密度、粒度分布および使用される粉体基剤、
糊剤、溶媒の性質等によって異なるが、通常は全使用固
形分の3〜30%が適当である。この量が3%より少な
いと嵩密度向上効果が少なく、また30%より多いと、
スプレ−液量が多くなるために造粒に時間がかかりすぎ
たり、スプレ−液の濃度が高くなりすぎてスプレ−が困
難になることがあるため好ましくない。
【0010】なお、用いられる造粒基剤、糊剤、溶媒の
種類は特に限定されるものではないが、造粒基剤として
はアルミナ、水酸化アルミニウム、ケイ酸マグネシウム
等の無機物、あるいはセルロ−スおよびその誘導体、油
脂類等の有機物が、糊剤としてはセルロ−スエ−テル類
、ポリビニルアルコ−ル、でん粉、ポリビニルピロリド
ン、アクリル系重合体等が、また溶媒としては水、アル
コ−ル類、塩化メチレンあるいはこれらの混合物などが
例示される。
【0011】本発明の方法によれば従来法に比べて嵩密
度の高い造粒物が得られるが、その理由としては、本発
明の方法では溶媒に不溶な基剤を予め溶媒に分散させ、
その表面を完全に濡らしておくことにより、この分散さ
れスプレ−ミストとなった基剤が核となって初期の造粒
が進み、この造粒物の表面にさらに加えられるスプレ−
ミストと粉体として供給される造粒基剤とが層状に付着
し、転動作用により表面の滑らかな締まった造粒物とな
るのに対し、従来の方法では糊液あるいは溶媒だけをス
プレ−するため核になりやすい粒子が本発明の方法より
少なく、濡れにくい粉末の付着凝集が十分に進行しない
ためと推定される。なお、上記以外の他の条件、例えば
撹拌条件、流動空気量、温度等の条件は従来周知の方法
にしたがって任意に選定することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的態様を実施例および比
較例により説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。 実施例  1〜3.  撹拌型転動流動装置マルチプレックスグラニュレ−タ−
MP−01型(パウレックス社製、商品名)を用い、下
記の配合および操作条件で造粒操作を行なったところ、
表1に示す結果が得られた。なお、造粒に際してヒドロ
キシプロピルセルロ−ス(HPC)を2.7%の水溶液
とし、低置換度ヒドロキシプロピルセルロ−ス(LHP
C)の一部、表1に示した量を、このHPC水溶液に分
散させてスプレ−し、残りは粉体で装置内に仕込んだ。
【0013】 配合:   フェナセチン                 
                   ……120.
0g  DMV乳糖                
                      …… 
 73.5〃  コ−ンスタ−チ          
                        …
…  31.5〃  LHPC  LH−31(信越化
学工業社製、商品名)……  75.0〃  HPC 
 LEP(同前)                 
         ……    9.0〃  固形分合
計                        
                  309.0〃

0014】操作条件: 撹拌機回転数  造粒時      350rpm〃 
       乾燥時        70  〃流動
空気量                0.7m3 
/分給気温度                   
 70℃スプレ−時間               
 40分乾燥時間                 
   15分
【0015】
【表1】
【0016】実施例  4. 前例と同じ装置を用い、次の配合および操作条件で造粒
操作を行なったところ、表2に示す結果が得られた。な
お、造粒に際してHPCを2.0%水溶液とし、油脂粉
末の一部、表2に示した量をこのHPC水溶液に分散さ
せてスプレ−し、その残りは粉体で装置内に仕込んだ。
【0017】
【0018】操作条件: 撹拌機回転数  造粒時      350rpm〃 
       乾燥時      100  〃流動空
気量                0.8m3 /
分給気温度                    
75℃スプレ−時間                
60分乾燥時間                  
  15分
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】本発明の方法によれば、操作が能率的な
撹拌型転動流動造粒において、より高い嵩密度の造粒物
が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撹拌型転動流動装置に粉体として供給され
    る造粒基剤の一部を、これを溶解しない糊液あるいは溶
    媒に分散させて流動層中にスプレ−することを特徴とす
    る撹拌型転動流動装置による造粒方法。
  2. 【請求項2】分散液として供給される造粒基剤が、全使
    用固形分の3〜30重量%である請求項1記載の撹拌型
    転動流動装置による造粒方法。
JP41329190A 1990-12-21 1990-12-21 撹拌型転動流動装置による造粒方法 Pending JPH04222627A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0893158A1 (de) * 1997-07-23 1999-01-27 Degussa Aktiengesellschaft Granulate, enthaltend Titansilikalit-1
JP2011179051A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Seiko Epson Corp 造粒粉末および造粒粉末の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0893158A1 (de) * 1997-07-23 1999-01-27 Degussa Aktiengesellschaft Granulate, enthaltend Titansilikalit-1
EP1382391A1 (de) * 1997-07-23 2004-01-21 Degussa AG Granulate, enthaltend Titansilikalit-1
JP2011179051A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Seiko Epson Corp 造粒粉末および造粒粉末の製造方法

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