JPH04222493A - 電動機駆動装置及び電気駆動装置 - Google Patents

電動機駆動装置及び電気駆動装置

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JPH04222493A
JPH04222493A JP3068969A JP6896991A JPH04222493A JP H04222493 A JPH04222493 A JP H04222493A JP 3068969 A JP3068969 A JP 3068969A JP 6896991 A JP6896991 A JP 6896991A JP H04222493 A JPH04222493 A JP H04222493A
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JP3068969A
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Branislav Tepavcevic
ブラニスラブ テパブセビク
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K19/00Synchronous motors or generators
    • H02K19/02Synchronous motors
    • H02K19/10Synchronous motors for multi-phase current
    • H02K19/103Motors having windings on the stator and a variable reluctance soft-iron rotor without windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/08Reluctance motors

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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N≧1の場合における
フェーズ数がnの各フェーズに補助巻線を密着させた主
巻線を有する可変の磁気抵抗(VR)モータと、接続さ
れた直流電圧源から単向電流(unidirectio
nalcurrent)パルスを供給する電力変換器を
備える電気駆動装置(electric drive 
system)に関する。本発明は効率が良く経済的な
駆動装置を提供するもので、速度及び/又はトルクを制
御可能なこと、及び従来のコンポーネントと組み合わせ
ることができる点に特徴を有する。
【0002】
【発明の背景】電気駆動装置には、可変の磁気抵抗モー
タ、電力の流れをモータの主巻線に向かわせる電力変換
器、及び該モータを励磁するための調節可能な直流電圧
源が含まれる。
【0003】VRモータには2種類のモータがあり、そ
の1つは、n個のフェーズ(但し、N≧2)を内蔵し、
ロータの任意位置でロータの一方向への動きによってイ
ンダクタンスが上昇する少なくとも1つの巻線と、ロー
タの任意位置でロータの前記方向への移動によってイン
ダクタンスが減少する少なくとも1つの巻線を有し、モ
ータの可逆回転可能なVRモータであるか、または一方
向にのみ回転可能であってn個のフェーズ(但し、N≧
1)を内蔵し、ロータの任意位置でロータの所定方向へ
の動きによってインダクタンスが上昇する少なくとも1
つの巻線を有し、かつ1972年7月25日発行の米国
特許第3679953号に開示されているように、極の
各対が中心をずれた(off−center)二相モー
タ用の二重スパイラルであるロータを含んでいるVRモ
ータのどちらかである。モータのフェーズは1又は2以
上のグループを構成し、各グループ毎にロータの任意位
置でロータの動きによって巻線のインダクタンスが上昇
する少なくとも1つのフェーズを含むようにしている。 なお、各フェーズは1つだけのグループに属している。
【0004】電力変換器は、ロータの動きによって巻線
のインダクタンスが実質的に増加するロータ位置でフェ
ーズを励磁する。フェーズはその主巻線に直流電圧を加
えることによって励磁され、励磁は一定間隔で行なわれ
る。フェーズの励磁は、スイッチオン位置と称されるロ
ータの位置でスタートする。この位置は巻線のインダク
タンスが略最小となる位置である。また、フェーズの励
磁は、転換点(commutation point)
と称されるロータの位置で終了する。この位置ては、巻
線のインダクタンスが最大以下となり、同じグループに
おける他のフェーズの巻線のインダクタンスが最小とな
り、他のフェーズが励磁されるべき位置である。電力変
換器が作動すると、1グループを構成するフェーズが、
フェーズ毎に次々と励磁されるが、スイッチング技術に
よってはオーバラップすることもある転換点の近傍を除
くと、どんな瞬時にあっても励磁されるフェーズは1つ
だけである。励磁期間中、電力変換器からは、単方向性
電流パルスが主巻線に供給される。供給された電流パル
スの波形は直線形状であり、この波形は励磁の開始時点
と終了時点で電流が瞬間的に変化することに特徴がある
。主巻線(main winding)の電流の瞬間的
な変化は、各々が補助巻線(auxiliary wi
nding)の瞬間的な変化と相関関係がある。
【0005】補助巻線を流れる電流は、互いに反対向き
の2つの短いパルスであることに基本的な特徴がある。 補助巻線の電流は、各パルスの開始時に所定のレベルま
で瞬間的に変化し、その後、緩やかに変化してゼロとな
る。
【0006】第1のパルスは、励磁の開始時には、主巻
線の電流の上昇と相関関係があり、主巻線によって作り
出される磁束とは反対向きの磁束を作り出す。第2のパ
ルスは、主巻線の電流が瞬間的に消失(collaps
e)するのと相関関係を有し、主巻線が以前に作り出し
た逓減磁束(decreasingflux)を維持す
る。
【0007】前述した波形は、駆動における基本的特徴
部分であって、本発明の装置と公知の装置と相違する点
である。
【0008】
【発明の要旨】本発明は電動機の駆動装置又はシステム
に関する。電動モータの駆動装置は、直線波形の励磁電
流を供給する主巻線を備えている。波形は、励磁時間に
よる間隔を有している。電動機駆動装置は、さらに、互
いに向きが反対の第1スパイクドパルスと第2スパイク
ドパルスを形成する補助巻線を備えており、各パルスは
所定の励磁区間又は間隔に対応して略瞬間的に立上り部
(leading edge)を形成するようにしてい
る。望ましい実施例では、第1スパイクドパルスの立上
り部は、対応する励磁区間の上昇部に相当し、第2スパ
イクドパルスの立上り部は、励磁区間の降下部に対応し
ている。
【0009】
【望ましい実施例の説明】VRモータの動作原理は、透
磁性の高い固定部材と可動部材の2つの部材を有する磁
気回路内で磁力を発生させる起磁力(magnetom
otive force)(MMF)に関係があある。 磁束は、磁気抵抗がもたらしたMMFを、両部材間のエ
アギャップによって最小にする傾向がある。図1及び図
2は、代表的なVRモータのフェーズ即ち位相(pha
se)の動作を示している。ここで、固定子(1)の内
向きの突出極には、対をなす主巻線(11a)(11b
)と、対をなす補助巻線(11ax)(11bx)が設
けられる。また、可動部材は、軸(3)に取り付けられ
たロータ(2)である。
【0010】ロータの両極は図示の如く対称でもよいし
、中心がずれた二重のスパイラル構造にすることもでき
るが、ロータが図1及び図2に示す如く2つの位置間で
回転するとき、固定子と該固定子に最も近いロータの極
とのエアギャップが小さくなるようにしなければならな
い。また、その回転中に主巻線電流によって磁束を励磁
し、該磁束によって前記の回転を行なわしめるトルクを
発生させる。
【0011】補助巻線は、リターン電流を運んで転換点
の後も逓減磁束を維持するか、又は後記する如く、主巻
線を一次側とするトランスフォーマの二次側として、励
磁区間の開始時に作動する。この結果、VRモータのフ
ェーズ即ち位相の合成(resultant)MMFは
、主巻線のアンペア巻線と、補助巻線のアンペア巻線の
代数和となる。 この結果、フェーズが形成する合磁束(resulta
nt magnetic flux)はMMFと所定の
関係を有し、次式で示される。 N*I+Nx*Ix=(磁気抵抗)*(合磁束)ここで
、Iはターン数Nの主巻線の+端子から流れる電流、I
xはターン数Nxの補助巻線の+端子から流れる電流で
ある。同じ関係は、次式によっても与えられる。 N*If=(磁気抵抗)*(合磁束) ここで、IfはIf=I+(Nx/N)*Ixによって
与えられる位相電流である。合磁束も合成MMFも瞬間
的に変化しないことは周知である。従って、もし、その
後に補助巻線の電流を瞬間的に変化させて合成MMFが
その瞬間に変化しないようにすれば、主巻線の電流を瞬
間的に変化させることは可能である。
【0012】磁束Fが変動すると、主巻線の端子間に誘
導電圧E、補助巻線の端子間に誘導電圧Exがもたらさ
れる。その値は、夫々、ファラデーの法則E=N*dF
/dt、及びEx=Nx*dF/dtによって求められ
る。
【0013】この結果、電圧比はE:Ex=N:Nxと
なる。透磁率が一定で、補助巻線からの電流がない場合
、主巻線にかかる電圧Eは公知の次式によって与えられ
る。 E=s(Li)/st ここで、Lは主巻線のインダクタンス、iは主巻線の電
流であり、電気機械エネルギー変換に関する関係は、公
知の如く次式によって与えられる。 E=L(di/dt)+i(dL/dt)フェーズの主
巻線にエネルギーを送り、及び/又はフェーズの補助巻
線からエネルギーが出されるようにするには、夫々の回
路手段によって行なえばよい。フェーズの動作について
、該フェーズを構成する主巻線(11)及び補助巻線(
11x)を例示して説明する。モータ速度は略一定で、
負荷は変動しないものとする。速度変化はトルクのむら
(unevenness)によって生じるが、基本の速
度に対して小さいものと考えられる。巻線の抵抗は無視
できるものとする。フェーズの動作に関連のある回路図
の一部を図7及び図8に示している。
【0014】図7に示す回路図は、主巻線(11)、直
列接続されたS1及び直流電圧源を含んでいる。陽極端
子(13+)と、負極端子(13−)は、外部回路との
結合点(node)であり、両端子間に接続された負荷
に略一定の電流を流すことができる点に特徴がある。負
荷は1つだけの主巻線であって、スイッチS1が繋がっ
ているときに、主巻線(11)が励磁される。電流の波
形は主巻線のバック起電力(electromotiv
e force)のむらによって影響を受けることは殆
んどない。このため、主巻線のMMFは殆んど一定であ
る。電圧源端子間の電圧は、補助巻線からの電流がない
場合、巻線のバック起電力の波形と略完全に一致し、モ
ータの電流を一定に、モータを所定速度にすることがで
きる。
【0015】スイッチ手段S1は、従来から使用されて
いるソリッドステートスイッチでもよいし、もっと伝統
的なスイッチでも構わない。補助巻線の動作の回路図を
図8に示している。図8に示す回路図には、補助巻線(
11x)、二組の自由整流器(11A)(11B)及び
(11C)(11D)、さらに直流電圧源の陽極端子(
14+)及び負極端子(14−)を含まれている。
【0016】直流電圧源は、一方の対の整流器が前方に
バイアスされるとき、巻線(11x)を流れる電流のシ
ンク(sink)である。この電圧源はダンプ源(du
mp source)と呼ばれる。補助巻線に加わる電
圧が、端子(14+)(14−)間の電圧よりも高い場
合、一方の対の整流器が前方にバイアスされ、電流は巻
線を流れ始める。一方の対が導電性であるとき、補助巻
線(11x)間の電圧の極性による。 端子(14+)(14−)間の電圧の大きさは、主巻線
間の電圧が定格モータ速度の巻線のバック起電力の最大
よりも大きいときにだけ補助巻線からの電力が伝達され
るようなものとしている。補助巻線にある自由整流器(
uncontrolled rectifiers)は
、単相の全波整流器を構成し、単一ブロックの整流器と
して容易に利用できる。
【0017】エネルギーの流れの3つのパターンによっ
て、フェーズの動作が特徴づけられる。即ち、主巻線電
力に伝達される電力の一部又は全部が変えられ、補助巻
線によって供給部に戻されるとき、電力が主巻線に伝達
されるとき、及び蓄えられたエネルギーが補助巻線によ
って放出されるときである。
【0018】転換点の後、補助巻線の+端子から流れる
電流は逓減磁束を維持し、蓄積されたエネルギーは一対
の整流器(11A)(11B)を通じて供給部に伝達さ
れる。蓄積エネルギーが放出される間において、主巻線
と補助巻線の電圧の極性を図9及び図10に示している
。また、前方にバイアスされた整流器対の極性について
も図10に示している。
【0019】電源の電圧が高くなると、リターン電力の
値も大きくなり、補助巻線の電流パルスが短くなる。
【0020】電力が主巻線に伝達されるときで、補助巻
線が電流を送らないときは、電源からエネルギーが取り
出され、公知の要領にて巻線の磁気エネルギーに変換さ
れる。固定子と、該固定子に最も近いロータの極との間
のエアーギャップがこのように減少すると、磁気抵抗は
実質的に減少し、合磁束は実質的に上昇する。磁束が上
昇する間、主巻線と補助巻線の電圧の極性は図7及び図
8に夫々示される。主巻線の電流が一定で、補助巻線が
電流を送らないとき、電気機械的エネルギー変換に関す
る関係は、E=IdL/dtとして表わすことができる
。更にdL/dt=(dL/dq)(dq/dt)及び
w=dq/dtと置換することにより、関係式E=I(
dL/dq)wが得られる。ここで、Lは主巻線のイン
ダクタンス、qはロータの角変位、及びwはモータの角
速度である。
【0021】所定のロータ位置における主巻線電圧の瞬
間値は、前述した条件下では、ロータの角速度に比例す
る。従って、ロータが2つの位置を動く間、主巻線にか
かる平均電圧はロータの角速度に比例する。励磁区間の
フェーズ動作は、主巻線の電流は略一定で、補助巻線に
電流は流れない。従って、励磁中、主巻線の端子間の平
均電圧値は、その大部分がモータ速度に比例する。
【0022】直流電圧が主巻線に加えられると直ちに、
励起した磁束も、合成MMFもなくなってしまう。直流
電圧Eが主巻線に加えられ、補助巻線が電流を送らない
とき、公知のシステムの場合と同様に、主巻線の電流は
エネルギー変換関係に従って変化する。スイッチオンす
る位置は、巻線のインダクタンスが実質的に最小になっ
て、電流が流れる間殆んど変化しないような位置に定め
られ、次式で示されるエネルギー変換関係が与えられる
。 E=L(di/dt) ここで、Eは付加された電圧、Lは主巻線のインダクタ
ンス、及びiは主巻線の電流である。前述の関係が有効
になるのは、電流値(i+I)が主巻線の+端子から流
れるとき、電流Ixが補助巻線の+端子に流れるとき、
及び主巻線のIの部分が補助巻線の電流によって、NI
−NxIx=0となるように補償又は補正(compe
nsate)されるときである。合成MMFは主巻線電
流iの部分にのみ従属性を有する。これは、トランスフ
ォーマでは周知のことであり、一次電流及び二次電流は
互いに補正され、一方巻線の電圧は励起電流によって維
持される。
【0023】本発明に係るシステムにあっては、主巻線
は回路の結合点間に接続され、接続された巻線を通じて
電流が強制的に流される。回路図では、磁束を形成する
ための部分を図11に示している。回路図には、直流電
圧源Esと、インダクターLsが含まれている。主巻線
(11)が端子(13+)及び(13−)の間に接続さ
れると、インダクターのコイルが励磁され、端子(13
+)に電流が流される。巻線(11)からの電流がない
とき、インダクターLxの巻線の電圧は増加し、インダ
クターのコア内にMMFを維持する傾向にある。インダ
クターの電圧極性は、図11の括弧内に示される。Ls
にかかる電圧が瞬間的に上昇すると、主巻線(11)に
かかる電圧が上昇し、同様に補助巻線(11x)の電圧
も上昇する。補助巻線の端子間の電圧は、一対の整流器
(11C)(11D)が前方にバイアスされて電流が補
助巻線を流れ始めるまで上昇する。補助巻線の電流は巻
線の+端子に流れ、主巻線によって作られる磁束とは反
対向きの磁束が作られて、主巻線の電流もまた上昇する
【0024】主巻線と補助巻線はトランスフォーマとし
ての作用を開始する。変電が行なわれる間、フェーズの
動作は、インダクターによって主巻線に供給される一定
の電流と、補助巻線の端子間電圧(この電圧によって主
巻線の電圧が決まる)と、主巻線電流の一部によって励
磁される上昇磁束とによって決められる。
【0025】一次電流としての主巻線電流は、励磁電流
iと電流Iの2つの電流の和であり、Ni−NxIx=
0となるように補助巻線電流によって補正されている。
【0026】励磁電流は主巻線の端子間のバック起電力
(EMF)を誘導する磁束を維持する。それは、前述の
関係式に基づいて上昇し、主巻線を流れる全電流を増加
させる傾向にある。しかし、インダクターに加えられる
電圧によって一定の電流に維持されるため、インダクタ
ーの電圧は僅かに小さくなる。また主巻線及び補助巻線
の電圧についても同様である。これによって、整流器は
対にして前方にバイアスされ、整流器から補助巻線電流
が送られ、主巻線におけるインダクター電流と励磁電流
との間の差異は直ちに補正される。主巻線に直流電圧が
加えられた後、励磁電流はゼロとなり、主巻線を流れる
全電流は、補助巻線の電流によって補正される。励磁電
流は、主巻線の電圧に対応して上昇し、実際にも補助巻
線の電圧及び巻線のインダクタンスに対応して上昇する
。 主巻線の励磁電流の上昇は、前述した通り、励磁電流が
インダクター電流に等しくなるまで行なわれる。主巻線
の動作は一定の電流で継続して行なわれ、補助巻線によ
る変電(power transforming)は行
なわれない。フェーズ電流は励磁電流に等しい。ロータ
が上昇インダクタンスの領域に入り込む前に、所望の位
相電流を得ることは妥当なようである。これは、最大エ
ネルギーを供給し、巻線によって変換され、図6に示す
所定電流となるからである。前述したフェーズ動作によ
って、主巻線の任意の電流値を瞬間的に作ることができ
る。
【0027】外部インダクターを流れる電流は、バック
EMFの平均電圧値と、加えられた電圧の平均値との差
異によって変化するけれども、ここでは一定であると仮
定する。しかしながら、主巻線電流が変化すると、主巻
線電流を作るのに必要な時間よりも長い時間が必要とな
る。
【0028】1つのグループのフェーズが同じ直流電圧
源によって引き続いて励磁され、各々の主巻線は、直列
に接続された夫々のスイッチによって当該電圧源の端子
間に接続される。スイッチは、任意の時間で1つだけが
導電性となるようにしている。励磁された主巻線のバッ
ク起電力の波形にはむらがあり、公知のシステムの場合
、一定電流が得られるのは高速の電流チョッパーを用い
たときのみである。主巻線の電流を瞬間的に作り上げる
ことができること、また電力変換器のタイミングによっ
て、1グループ内のフェーズを励磁する電流の流れが遮
断されないようにすることができる。従って、電流は外
部インダクターを流れることもできるし、及び/又は同
じ電流によって他のグループのフェーズを励磁すること
もできる。追加のインダクタンスによって、励磁電流を
略平坦化することができる。従来の制御整流器によって
外部インダクターに電力供給される直流式分巻モータの
場合と同じ様に、励磁源(energizing so
urce)の電圧と、励磁された巻線のバック起電力と
の間の差異が補正される。
【0029】これが本発明にかかる駆動システムの基本
的な特徴であり、従来のシステムと比べて大きな利点を
提供するものである。
【0030】追加のインダクターのインダクタンスは、
どんなに高い値でもよく、インダクターによって電流変
動が所定の限界内に入るようにすることができる。この
ため、励磁源の電圧と、バック起電力の電圧との差異に
よって、前述したシステムに実質的な利点を提供するこ
とができる。
【0031】VRモータの巻線を励磁するための直流電
源は、直流(DC)モータの励磁に使用される電力変換
器であれば、従来から使用されているどんな変換器でも
構わない。
【0032】VRモータは、このような供給源によって
全ての速度範囲を励磁しても過電流を生じることはなく
、従って低速度の動作に対して非常に有用である。VR
モータの速度とトルクは、励磁電源の電圧と電流に夫々
関連づけられており、その関係は従来のDCモータの動
作を規定しているものと同様である。このため、電源の
制御によってVRモータを励磁し、速度フィードバック
ループ若しくはトルクフィードバックループの何れか一
方を実行し、又は速度及びトルクの両フィードバックル
ープを実行するが、この制御は、DCモータを励磁する
電源の制御と同様である。電源の動作に関連のある電気
パラメータとして、モータ速度、電源の端子間の電圧、
及びモータ巻線の励磁電流が挙げられる。主巻線の何れ
か1つを流れる励磁電流は、ただ1つの電流センサーに
よって検出される。
【0033】定電流の取扱いは、ピーク電流よりもスイ
ッチ装置の方が容易であり、これはスイッチ装置がトラ
ンジスターのときに特に取扱いが容易である。バック起
電力の関連パラメータはその大部分が平均値であるから
、モータの動作点は高い磁気飽和点の領域にあって、バ
ックEMFは小さくなる。飽和したモータは、未飽和の
ものよりも同じkW出力に対するkVAは少なくてすむ
【0034】広く知られたVR駆動装置においては、バ
ックEMFが減少すると、ランナウェイ電位状態になっ
て、スパイク電流に向かう傾向が整流作用(commu
tation)又は電流チョップのどちらかによって防
ぐことができる。本発明のシステムの場合、電流は、モ
ータを励磁する電源電圧の調節によってコントロール維
持される。従って、スイッチ装置を導電性にする制御手
段は、回転位置センサーにのみ関係し、巻線を流れる電
流値とは無関係である。従って、制御手段は簡単である
【0035】バックEMFの波形の大部分は励磁電流の
波形に影響を与えないので、VRモータの構造は、主と
して、所定通り変換されて蓄えられたエネルギーを求め
る磁化曲線に関係する。三相のVRモータの場合、二相
VRモータの場合と同じように、フェーズは1つのグル
ープを構成する。その回路図を図13に示す。回路には
、主巻線(11)(22)(33)、夫々直列接続され
たスイッチS1、S2、S3、端子S+、S−を有する
調節可能な電源、及びインダクターLsが含まれている
【0036】電源Esは、対の出力端子間に、調節可能
な単方向性電圧(unidirectional vo
ltage)を作り出すことができさえすれば公知のど
の電源を用いてもよい。端子S+及びS−の間を電流は
絶えず流れる。機械的負荷が一定のとき、電源端子間の
平均電圧の変化は、速度の変化に略比例する。主巻線を
流れる電流の波形を、夫々のインダクター曲線と共に夫
々図17、図18及び図19に示している。
【0037】主巻線の波形を図20に示しており、その
補助巻線の波形を図21に示している。図示の電流波形
は、フェーズ数の異なる駆動装置のときも同じである。
【0038】各補助巻線には整流器が付属するが、整流
器の接続方法は異なる。図14及び図16に2つの例を
示す。両回路とも、補助巻線から直流電圧源にエネルギ
ーの流れを供給する。この電圧源はダンプ源と呼ばれ、
一対の端子(陽極端子D+と陰極端子D−)を有してい
る。
【0039】図14に示す回路には、補助巻線(11x
)(22x)(33x)、及び単一ブロックR1、R2
、R3で示す付属整流器が含まれている。適当なダンプ
源を自由に処理できないときは、キャパシターCdが含
められる。このキャパシターはダンプキャパシターと呼
ばれる。図示の回路は、端子間の電圧値に可逆的なエネ
ルギー流をもたらすことに特徴がある源を自由に処理で
きる(at disposal)場合に適している。こ
れは、モータがバッテリーによって作動する場合であり
、もしそうでないと、キャパシターCdはダンプ源とし
て作動し、キャパシターに蓄積されたエネルギーは再循
環してモータに戻される。整流作用、即ちスイッチング
オンした後、直ちに2つの補助巻線から電流が運ばれ、
両電流ともダンプ源に流れ込む。 図13及び図14に示す回路は、三相VRモータの制御
回路を構成する。図13、図15及び図16に示す回路
は、3つの単相VRモータの制御回路を構成する。図1
6に示す回路には、補助巻線(11x)(22x)(3
3x)が含まれており、夫々整流器R1、R2、R3を
備え、各整流作用の後に3つの補助巻線のうち任意の2
つに同じ電流が流れるようにしている。また、陽極端子
D+及び負極端子D−の両端子間の電圧は、2つの補助
巻線に送られる電流の電圧の絶対値の代数和として近似
される。
【0040】付属整流器R1、R2及びR3によって、
電流は可変磁束を捕える補助巻線だけを流れ、付属の主
巻線の電流変化と相関関係を有す。そうしないと、この
整流器によって、他の補助巻線を流れる電流は励磁して
いない補助巻線に影響を及ぼさない。
【0041】図16に示す回路の最も基本的な特徴は、
同じVRモータに図14に示す回路を設けたとき、整流
作用の後直ちにダンプキャパシターに流れ込む電流が、
ダンプ源に流れ込む電流の二分の一にすぎない点にある
。主巻線のターン数が、補助巻線のターン数よりも少な
いか又は等しいとき、ダンプキャパシターに流れ込むリ
ターン電流は、図13に示す両端子S+及びS−間を流
れる励磁電流よりも小さいか又は等しい。従って、ダン
プキャパシターから出た電流は、図13に示す両端子S
+及びS−の間を、励磁電流の一部又は全部として流れ
るように方向づけられる。キャパシターCdの電圧は、
所定範囲内に維持される。
【0042】リターン電流がキャパシターCdの中を流
れるとき、キャパシターの電圧は上昇する。電圧が所定
の値を超えると、キャパシターは前述した要領にて放電
される。放電回路は、ダンプキャパシターCdによって
トリガされる一種の逓降式(step−down)直流
−直流電圧(SD)変換器である。SD変換器を図15
に示しており、該変換器は入力端子D+、D−及び出力
端子S+、S−を有している。SD変換器の入力端子D
+及びD−は図16に示す如く、ダンプ源の端子D+及
びD−に接続され、SD変換器の出力端子S+及びS−
は図13に示す電源の端子S+及びS−に夫々接続され
る。図13に示す電源端子S+及びS−間の電流を一定
にするような要求(demand)があると、キャパシ
ターCdから放電され、巻数比の条件によっては、キャ
パシター内に蓄えられるエネルギーは殆んどなくなる。 この結果、キャパシターは主としてエネルギーの伝達に
使用され、エネルギーの蓄積には使用されないことにな
る。従って、ダンプキャパシターの電解質は、必ずしも
電圧及びキャパシタンス定格値の高いものでなくてよい
【0043】これは、従来のVRモータ駆動システムと
比べて、本発明の利点といえるものだる。なぜならば、
VRモータ駆動システムは、従来のシステムでは必要不
可欠の電解キャパシター(コンデンサー)を必要としな
いからである。
【0044】更に、電解キャパシターの電圧は電子的に
制御され、所定の電圧レベルに維持され、一の相のエネ
ルギーを速やかに放出し、他の相の合成MMFを速やか
に実行することができる。
【0045】4相VRモータのフェーズは、2つのグル
ープを構成することができる。一方のグループは巻線(
11)(33)を構成し、他方のグループは巻線(22
)(44)を構成している。巻線インダクタンスの理想
的波形を図25〜図28に示している。ロータがどの位
置にあっても、各グループにはインダクタンスが実質的
に上昇する巻線が含まれている。巻線(11)(22)
(33)(44)は、スイッチS1、S2、S3、S4
と夫々直列に接続されている。1グループ中の各主巻線
は、同対の励磁端子間を夫々の直列スイッチによって接
続され、端子間の等価回路はグループの等価ブランチ(
equivalent branch)と呼ばれる。2
つの等価ブランチは、図22に示す如く、直流電源Es
の陽極端子S+と負極端子S−との間に直列接続される
。 電源Esは、対の端子間に調節可能な直流電圧を供給で
きる電源であれば、従来のどんな電源を用いても構わな
い。
【0046】電流が端子間を流れ、2つのグループのフ
ェーズを励磁すると、同じ電流が追加の外部インダクタ
ンスを流れることができる。この場合、2つの等価ブラ
ンチと追加のインダクターは直列接続される。従って、
4相モータのフェーズを励磁する電力コンバータは種々
の形態をとることができる。図22に示す回路図は、4
相モータの主巻線を励磁するための回路の一実施例にす
ぎない。なお、この実施例では、励磁電源の両端子間に
は、2つの等価ブランチが直列接続されている。図22
に示す回路図の動作は、電源電圧の大きさ、励磁された
2つの主巻線のバックEMFの代数和、及び同じ励磁電
流を送る2つの主巻線のインダクタンスの和によって決
められる。図25〜図28に示す巻線インダクタンスを
有するVRモータは巻線インダクタンスが直線的に上昇
しており、このモータのバックEMFの代数和は、上部
が平らな曲線であり、これは理想的な平坦化直流電圧を
作り出すための電源としては理想的なものである。実際
の世界では、このような巻線インダクタンス曲線を有す
るモータは、通常は前記のものと異なる。しかし、励磁
電流を送る巻線インダクタンスの和によって、2つの直
列接続された主巻線のうち平坦でないバックEMFと同
様に、モータを実質的に定常電流で作動させる。追加の
インダクターを他の等価ブランチと直列接続することに
よって、励磁電流の変動を小さくし、追加インダクター
のインダクタンスの値を高くして電流変動が所定範囲内
に入るようにすることができる。
【0047】図23に示す回路によって、4相VRモー
タの補助巻線からエネルギーを流すことができる。回路
には、補助巻線(11x)(22x)(33x)(44
x)が含まれ、各巻線は夫々整流器R1、R2、R3、
R4を設けており、補助巻線から、陽極端子D+及び陰
極端子D−を有するダンプ源にエネルギーが伝達される
【0048】図24に示す回路は、図23に示す回路と
同じ動作を実行できる。該回路には、補助巻線(11x
)(22x)(33x)(44x)が、2グループのフ
ェーズに対応して整流器R1及びR2と共に含まれ、更
にダンプ源の陽極端子D+及び負極端子D−が含まれて
いる。回路は1グループの動作に関するセクションを示
しており、当該セクションには、補助巻線(11x)(
33x)、整流器R1、R2、及びダンプ源の端子D+
、D−が含まれている。この例では、該グループが2つ
のフェーズから構成されるとき、1グループのフェーズ
の巻線が、ダンプ源を有する整流器の1つだけとどのよ
うに接続することができるかを示している。
【0049】主巻線の巻数と補助巻線の巻数と等しいと
き、リターン電流は、整流作用の後直ちに、図22に示
すように直流電圧の端子間を流れる電流に等しくなり、
その後ゼロまで減少する。この場合、補助巻線の端子間
の電圧は、図22に示すように、主巻線を励磁するため
の電源Esの両端子S+及びS−間の電圧よりも小さい
か又は等しくなる。なお、図22に示すように、電源の
端子S+及びS−は、ダンプ源の両端子D+及びD−に
もなり得る場合、図22に示す両端子S+及びS−は、
ダンプ源の両端子D+及びD−に夫々直接接続できるこ
とを意味している。これは、図23に示す回路を選択し
ても、また図24に示す回路を選択しても同じである。
【0050】前述した駆動装置の基本的な利点は、エネ
ルギーの蓄積にキャパシターを必要とせず、またインダ
クターを追加して設けなくても、供給される電流は殆ん
ど一定である点にある。キャパシターなしで駆動させる
と、キャパシター損失及びキャパシターとの間のエネル
ギー伝達によるエネルギーロスは少なくなる。
【0051】4相モータにおけるスイッチ手段の端部図
を図29に示している。該スイッチ手段には、電気絶縁
体(5)がモータ軸に取り付けられている。切換えを行
なうスリップリングは、絶縁体(5)に固定された導電
部(6)(ハッチングで示す)と、非導電性の6つのセ
グメント(7a)(7b)(7c)(7d)(7e)(
7f)とから構成される。要素(5)及び(6)は、セ
グメント(7a)〜(7f)と共に、ロータと回転する
。ブラシホルダーBH1、BH2、BH3及びBH4は
固定子ハウジング上に固定され、電気的に絶縁されてい
る。ブラシS1、S2、S3及びS4は、従来のブラシ
モータに使用されているブラシであり、各ブラシは夫々
の主巻線に接続される。各ブラシは導電性セグメント(
6)と周期的に接触し、ロータの任意位置で、ブラシS
1及びS3の1つと、ブラシS2及びS4の1つとが、
導電性セグメント(6)と接触する。各々の非導電性セ
グメントの角度位置と、各ブラシホルダーの位置は、各
ブラシが導電領域(6)と接触するように選択される。 一方、ブラシに接続された夫々の主巻線のインダクタン
スは、ロータの所定方向への回転と共に増大する。
【0052】ブラシS1、S2、S3及びS4は、夫々
、配線B1、B2、B3及びB4によって、図29に示
すように主巻線(11)(22)(33)(44)の1
つの端子に夫々接続される。巻線(11)及び(33)
の他方側が、励磁するための直流電圧電源の陽極端子に
接続され、巻線(22)及び(44)の他方側が図29
に示す如く電源の負極端子に接続されるとき、主巻線(
11)又は(33)のどちらか一方と、主巻線(22)
又は(44)のどちらか一方を流れる励磁電流が磁束を
励起してトルクを発生させ、図示のモータを時計方向に
回転させる。
【0053】前述のように、スリップリングの切換え作
用によって、ソリッドステートスイッチは不要になる。 ダンプ源の両端子が、前述したように、励磁源の両端子
に直接接続され、補助巻線に付属する整流器が固定子ハ
ウジングに取り付けられると、切換えスリップリングを
備えた4相VRモータは、たった2本の配線によって励
磁電源に接続される。
【0054】実施例に基づいて本発明を詳細に説明した
が、前記実施例は単に例示的なものであって、当該分野
の専門家であれば特許請求の範囲に規定された本発明の
範囲から逸脱することなく種々の変形をなすことはでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】VRモータの端面図であって、該モータの当該
セクションには、一対の固定子極、一対の主巻線コイル
、一対の補助巻線コイル、及びロータが図示位置にある
ときに固定子の極に最も近い位置にある一対のロータ極
が含まれており、主巻線及び補助巻線は断面を示してい
る。
【図2】VRモータの端面図であって、該モータの当該
セクションには、一対の固定子極、一対の主巻線コイル
、一対の補助巻線コイル、及びロータが図示位置にある
ときに固定子の極に最も近い位置にある一対のロータ極
が含まれており、主巻線及び補助巻線は断面を示してい
る。
【図3】一対の主巻線のうちの一の巻線(11)と、一
対の補助巻線のうちの一の巻線(11x)を示す図であ
って、主巻線の+端子から流れ出る電流によって、補助
巻線の+端子から流れ出る電流が作る磁束にオーバラッ
プする磁束が作られる。
【図4】磁気材料が飽和していないロータ位置に対応す
る磁化曲線を示すグラフである。
【図5】磁気材料が飽和しているロータ位置に対応する
磁化曲線を示すグラフであって、フェーズから電流Iが
送られるとき、所定のロータ位置における蓄積エネルギ
ー量をハッチングで表わしている。
【図6】ロータが2位置間を移動する間、定常電流を送
るフェーズによって変換された機械エネルギーを示すグ
ラフであって、磁化曲線をa及びbで示し、変換された
エネルギー量をハッチングで示している。
【図7】電圧の極性によってフェーズの動作を説明する
図であって、主巻線に直流電圧が加えられ、かつ、補助
巻線から電流が送られないときにおける電流の極性を括
弧内に示している。
【図8】電圧の極性によってフェーズの動作を説明する
図であって、主巻線に直流電圧が加えられ、かつ、補助
巻線から電流が送られないときにおける電流の極性を括
弧内に示している。
【図9】蓄積されたエネルギーが補助巻線によって放電
されるとき、そのときのフェーズの動作を説明する図で
ある。
【図10】蓄積されたエネルギーが補助巻線によって放
電されるとき、そのときのフェーズの動作を説明する図
である。
【図11】電力が主巻線に伝達され、同時に補助巻線か
ら出ていくとき、そのときのフェーズの動作を説明する
図である。
【図12】電力が主巻線に伝達され、同時に補助巻線か
ら出ていくとき、そのときのフェーズの動作を説明する
図である。
【図13】三相VRモータの主巻線を励磁するための制
御回路図である。
【図14】三相VRモータの補助巻線から電力伝達を可
能ならしめる整流回路の一実施例である。
【図15】端子をつけた直流電圧−直流電圧変換器の説
明図である。
【図16】三相VRモータの補助巻線から電力伝達を可
能ならしめる整流回路の他の実施例である。
【図17】三相VRモータの主巻線を流れる電流の波形
図である。
【図18】三相VRモータの主巻線を流れる電流の波形
図である。
【図19】三相VRモータの主巻線を流れる電流の波形
図である。
【図20】VRモータの主巻線及び補助巻線を流れる電
流の波形図である。
【図21】VRモータの主巻線及び補助巻線を流れる電
流の波形図である。
【図22】4相VRモータの主巻線を励磁するための制
御回路図である。
【図23】4相VRモータの補助巻線からの電力伝達を
可能ならしめる回路の一実施例である。
【図24】4相VRモータの補助巻線からの電力伝達を
可能ならしめる回路の他の実施例である。
【図25】4相VRモータの主巻線を流れる電流の波形
と、該巻線のインダクタンス曲線を示すグラフである。
【図26】4相VRモータの主巻線を流れる電流の波形
と、該巻線のインダクタンス曲線を示すグラフである。
【図27】4相VRモータの主巻線を流れる電流の波形
と、該巻線のインダクタンス曲線を示すグラフである。
【図28】4相VRモータの主巻線を流れる電流の波形
と、該巻線のインダクタンス曲線を示すグラフである。
【図29】4相モータの主巻線を励磁するためのスイッ
チ手段として機能するスリップリングの端面図である。
【符号の説明】
(2)  ロータ (3)  軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主巻線と補助巻線を備え、主巻線は励
    磁区間を表わす直線形波形の励磁電流を伝達し、補助巻
    線は互いに反対向きの第1スパイクドパルスと第2スパ
    イクドパルスを伝達するようにしており、各パルスは所
    定の励磁区間に対応して瞬間的な立上り部を有している
    電動機駆動装置。
  2. 【請求項2】  第1スパイクドパルスの立上り部は、
    励磁区間の上昇部に対応し、第2スパイクドパルスの立
    上り部は、励磁区間の下降部に対応している請求項1に
    記載の装置。
  3. 【請求項3】  フェーズ数がn個(但し、nは1より
    も大きいか1に等しい)であって、各フェーズは、主巻
    線と、該主巻線に磁気結合した補助巻線を備えた可変磁
    気抵抗モータであって、該モータは更に、ロータの任意
    位置でロータの一方向への動きによって巻線のインダク
    タンスが上昇する少なくとも1つのフェーズを有し、モ
    ータの複数フェーズが1又は2以上のグループを形成す
    る場合、各グループは、ロータの所定方向への動きによ
    って巻線のインダクタンスが上昇する少なくとも1つの
    フェーズを含み、各フェーズは1つのグループにのみ属
    するようにしている、可変磁気抵抗モータと、モータを
    励磁し、端子間に単極電圧を供給するために設けられた
    調節可能な直流電圧電源であって、端子間には、グルー
    プの等価ブランチ及び直列接続された外部インダクター
    が接続されるか、又は互いに直列接続された夫々のグル
    ープの等価ブランチが2つ接続されるか、又は夫々のグ
    ループの等価ブランチが2つとさらに直列接続された外
    部インダクターが接続される、調節可能な直流電圧電源
    と、主巻線と直列接続された夫々のスイッチ手段を含み
    、各主巻線に単極励磁電圧を加えるための回路手段であ
    って、フェーズの各グループは、一対の端子の間に該グ
    ループの各主巻線と夫々のスイッチ手段が接続され、こ
    こで端子間の等価回路はグループの等価ブランチと称す
    るものとし、制御手段によって、1つのグループのフェ
    ーズが1つずつ、かつ任意の時間では1つだけが導電性
    となるようにスイッチ手段をコントロールし、各フェー
    ズは端子の励磁中は導電性とし、励磁は、夫々の巻線の
    インダクタンスが略最小値となるロータ位置でスタート
    し、同じグループの他のフェーズが略最小値にあって励
    磁されるロータ位置位置で終了するようにした、回路手
    段とから構成される電気駆動装置。
  4. 【請求項4】  直流電圧電源が、対応する補助巻線か
    ら伝達される電流のシンクである場合、前記電源はダン
    プ源と称され、陽極及び陰極の一対の端子が設けられて
    おり、回路手段は、各々の補助巻線に夫々連繋され、補
    助巻線から対応するダンプ源にエネルギーの流れを可能
    ならしめており、回路手段に2対の自由整流器が含まれ
    る場合、第1の対の整流器のカソードは、対応するダン
    プ源の陽極端子に接続され、そのアノードは補助巻線の
    端子に夫々接続されており、第2の対の整流器のアノー
    ドは対応するダンプ源の陰極端子に接続され、そのカソ
    ードは補助巻線の端子に夫々接続されている、請求項3
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】  複数のフェーズからなるグループは、
    各グループはフェーズを2つだけ含んでおり、さらに直
    流電圧電源を含み、該電源は1つのグループ内のフェー
    ズの補助巻線から伝達された電流のシンクであり、電源
    はダンプ源と称され、陽極及び陰極の一対の端子が設け
    られており、回路手段は1つのグループ内におけるフェ
    ーズの一対の補助巻線に連繋され、補助巻線から対応す
    るダンプ源にエネルギーの流れを可能ならしめており、
    一対の補助巻線が直列接続される場合、巻線を流れる電
    流は1つの巻線の中に、主巻線を流れる励磁電流によっ
    て作り出された磁束とは向きが反対の磁束を形成し、補
    助巻線の端子が他の巻線とは直列接続されずに自由端子
    と称される場合であって、当該自由端子が夫々2対の自
    由整流器に接続される場合、第1の対の整流器のカソー
    ドは、対応するダンプ源の陽極端子に接続され、そのア
    ノードは前記端子に夫々接続されており、第2の対の整
    流器のアノードは対応するダンプ源の陰極端子に接続さ
    れ、そのカソードは補助巻線の端子に夫々接続されてい
    る、請求項3に記載の装置。
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