JPH04222387A - 連続式トンネル炉 - Google Patents

連続式トンネル炉

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JPH04222387A
JPH04222387A JP41803290A JP41803290A JPH04222387A JP H04222387 A JPH04222387 A JP H04222387A JP 41803290 A JP41803290 A JP 41803290A JP 41803290 A JP41803290 A JP 41803290A JP H04222387 A JPH04222387 A JP H04222387A
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muffle
combustion chamber
furnace
continuous tunnel
combustion
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Masayoshi Eguchi
江口 雅芳
Hiroshi Yagi
弘 八木
Susumu Ito
進 伊藤
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Coorstek KK
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は連続式トンネル炉に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】セラミックコンデンサー、フェライト、
サーミスタ等の電子部品用セラミックを焼成するために
、連続式トンネル炉が用いられている。連続式トンネル
炉の加熱方式としては、電気加熱方式と燃焼加熱方式が
ある。炉内雰囲気を厳密にコントロールしたい場合には
電気加熱方式が有利である。一方、エネルギーコストや
迅速焼成の点からは燃焼加熱方式が有利であり、最近で
はこの型の連続式トンネル炉が多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、燃焼加熱方式
を用いた従来の連続式トンネル炉においては、被焼成品
近傍の雰囲気を所望の雰囲気に設定することが困難であ
った。。例えば、炉内温度が1000℃以上の場合には
酸素富化等の特別な手段を講じることなしには、12%
以上の値に酸素濃度を定常的に維持することが困難であ
った。特に、燃焼負荷容量(例えば処理量や速度、炉温
等)や炉内排気能力(例えば、排気ファンの詰まり、フ
ァンベルトの劣化等)が変動する場合には、酸素濃度及
び炉内圧力を安定させることが困難であった。また、未
燃ガスや不完全燃焼ガスが直接被焼成品に接触して、品
質に悪影響を与えることがあった。以上のような不都合
のため、製品の焼成過程における歩留りが低下していた
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の連続式トンネル
炉は、燃焼加熱装置によって燃焼室内を加熱する連続式
トンネル炉において、炉内に耐火物製のマッフルを設け
て被処理物を間接的に加熱できる構成にし、雰囲気ガス
をマッフル内に供給するためのガス供給装置とマッフル
内を排気するための第1の排気装置をマッフルに関係づ
けて設け、さらに燃焼室内を排気するための第2の排気
装置を燃焼室に設けたことを特徴とする。バインダ燃焼
装置を第1の排気装置に接続して、マッフル内で揮発し
たバインダを完全に灰化できるようにすることが望まし
い。マッフル内及びその外側に圧力検出手段を設けるこ
とが望ましく、この場合にはマッフル内圧力をマッフル
の外側特に燃焼室内の圧力よりも大きくなるように制御
することが望ましい。
【0005】
【実施例】図1は本発明による連続式トンネル炉の1実
施例を示す長手方向断面図であり、簡単のため炉の概形
のみを示している。図2は炉の一部を概念的に示す長手
方向断面図、図3は図2のA−A線に沿った横方向断面
図である。
【0006】連続式トンネル炉10は予熱部11、本焼
部12、冷却部13から構成されている。予熱部11は
ガス炉形式、本焼部12は電気炉形式を採用している。 被熱処理物41は、炉内に設けられた処理室18内を図
1の右方向に連続的に又は間欠的に送られる。その過程
で、所定の加熱処理が被熱処理物41に施される構成に
なっている。連続式トンネル炉10は全体的に細長い角
筒形の炉壁14を有する。炉壁14の内部には炉の長手
方向に沿って形成された処理室18が設けてあり、その
底部にはレール15が配置されている。被熱処理物41
は台板40に載置され、台板40と共にレール15上を
移動する。
【0007】予熱部11における炉壁14の内側には複
数の燃焼室17が形成されている。燃焼室17には燃焼
加熱装置としてガスバーナ42が設けられている。燃焼
室17の内側には、処理室18内を移動する被熱処理物
を囲むようにマッフル16が設置されている。マッフル
16は耐火物で形成する。炉の用途によってはステンレ
ス等で形成してもよい。予熱部11ではマッフル16と
レール15によって処理室18の外壁が形成される。処
理室18(マッフル16)の内側は気密に構成してもよ
く、この場合には処理室18と燃焼室17との間で高温
ガスが流通しない。一方、マッフル16を気密に構成し
ない場合には、マッフル内の雰囲気を所定の雰囲気に保
つために燃焼室からのガスの流入を防止することが必要
である。このためには、後述する排気装置26と31を
制御して、マッフル16内の圧力を燃焼室内圧力と同等
、好ましくは燃焼室内圧力よりも大きく保つようにする
。換言すれば、燃焼室内圧力をマッフル内圧力に対し負
圧に保つのである。圧力を検出するために、マッフル1
6(処理室18)内及び燃焼室内に圧力計20及び21
を設置する。そして、圧力をモニターしつつ排気装置2
6と31を制御するのである。場合によっては、前述の
排気装置26,31と共に給気装置22も制御する。
【0008】予熱部11の炉壁には排気装置31が設け
てあり、燃焼室17内の排気を行う。排気装置31は配
管32、バルブ33、ファン34から構成される。バル
ブ33が個々の燃焼室にそれぞれ設けてあるため、排気
強度を燃焼室毎に設定できる。
【0009】マッフル16には給気装置22と排気装置
26が設けてあり、処理室18内への給気と排気を行う
。排気装置26は燃焼室17用の排気装置31とは独立
関係に設けられている。給気装置22は供給手段25、
配管23、バルブ24から構成される。排気装置26は
配管27、バルブ27、ファン29そしてバインダ燃焼
器28から構成される。バインダ燃焼装置28は、マッ
フル16によって間接加熱され揮発したバインダを完全
に灰化するためのものである。
【0010】給気装置22(及び排気装置26)によっ
て例えば処理室18(マッフル16)内の酸素を高濃度
にしかも安定させて保つことができる。例えば表1に示
したように、実施例では酸素濃度を最大で20.6%に
設定でき、これを20.2〜20.6%の範囲に制御す
ることができた。一方従来の炉においては、設定可能な
最高酸素濃度は12%程度であり、制御範囲は8〜12
%程度であった。
【0011】本焼部12には通常の電気式ヒータ(図示
せず)が設けられている。図4はサーミスタを焼成する
ための熱処理温度のパターンの1例を示したものである
。図中X,Y,Zが予熱、加熱、冷却領域である。
【0012】
【発明の効果】本発明の連続式トンネル炉によれば、被
熱処理物近傍の雰囲気、例えば、焼成雰囲気を、製品処
理量に関係無く所定の雰囲気に安定して維持できる。例
えば酸素濃度を定常的にしかも高濃度で維持できる。更
にマッフル内と燃焼室を独立して排気しているため、予
熱帯より本焼帯(電気加熱部)への揮発バインダ・未燃
ガスの流入を防ぐことができる。従って、製品の焼成品
質歩留りを太幅に向上できる。例えばサーミスタを本発
明炉で製造した場合には、従来89%の歩留りであった
ものを98%にすることができた。また、実施例では、
バインダ燃焼装置を設けているため、処理物から揮発し
たバインダ成分は完全に燃焼した状態で炉外へ排出され
、環境をクリーンに維持することができた。
【0013】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】連続式トンネル炉の1実施例の概形を示す長手
方向断面図である。
【図2】連続式トンネル炉の一部を概念的に示す長手方
向断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った横方向断面図である。
【図4】熱処理温度のパターンの1例を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
16  マッフル 22  雰囲気ガス供給装置 27  排気装置 31  排気装置 42  燃焼加熱装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  燃焼加熱装置によって燃焼室内を加熱
    する連続式トンネル炉において、炉内に耐火物製のマッ
    フルを設けて被処理物を間接的に加熱できる構成にし、
    雰囲気ガスをマッフル内に供給するためのガス供給装置
    とマッフル内を排気するための第1の排気装置をマッフ
    ルに関係づけて設け、燃焼室内を排気するための第2の
    排気装置を燃焼室に関係づけて設けたことを特徴とする
    連続式トンネル炉。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151369A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd 連続熱処理炉
KR101353584B1 (ko) * 2012-07-06 2014-01-22 허혁재 연속식 열처리로 및 분리가능한 연속식 열처리로용 급·배기장치
JP2017078001A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 三菱日立パワーシステムズ株式会社 焼結体製造装置、焼結体製造方法、燃料電池セルスタックの製造方法及び燃料電池カートリッジの製造方法

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JP2017078001A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 三菱日立パワーシステムズ株式会社 焼結体製造装置、焼結体製造方法、燃料電池セルスタックの製造方法及び燃料電池カートリッジの製造方法

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