JPH0422167Y2 - - Google Patents

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JPH0422167Y2
JPH0422167Y2 JP20071387U JP20071387U JPH0422167Y2 JP H0422167 Y2 JPH0422167 Y2 JP H0422167Y2 JP 20071387 U JP20071387 U JP 20071387U JP 20071387 U JP20071387 U JP 20071387U JP H0422167 Y2 JPH0422167 Y2 JP H0422167Y2
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floor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床を加熱して室内暖房を行う床暖房
設備に関する。
〔従来の技術〕
従来、第3図に示すように、床下断熱材21、
床暖房パネル22、アンダーフエルト23aやカ
ーペツト23bなどの床仕上材23をその順に重
ね、床暖房パネル22の放熱管22aと温水器2
4を接続し、温水器24から放熱管22aに循環
供給される温水で床仕上材23を、その表面温度
が30〜35℃程度になるように加熱していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、温水器24と放熱管22の間における
温水循環に伴う熱損失がかなり多く、また、温水
器24や放熱管22a付床暖房パネル22などに
多くの設備経費を必要とし、さらには漏水による
トラブルを生じる危険性があり、経済性や保守面
で一層の改良の余地があつた。
本考案の目的は、熱効率を良好にできて、運転
経費の節減を十分に図れ、設備経費を安価にで
き、漏水トラブルの無い床暖房設備を提供する点
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、空燃混合ガスを触媒層通
過に伴つて燃焼させる触媒燃焼式バーナを、その
燃焼面が床に対向する状態で床下空間に設けたこ
とにあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、触媒燃焼式バーナの燃焼面は炎がほと
んど無くて200℃程度の低い温度になり、燃焼面
に床を接近配置しても床が燃える危険性が無くて
全く安全であることを有効利用して、触媒燃焼式
バーナの放射熱と燃焼ガスの対流熱によつて床を
加熱することによつて、前述の従来技術に比して
熱効率を十分に向上でき、運転経費の大巾な低減
を実現できた。
また、割合に簡単で安価な触媒燃焼式バーナを
単純に床下空間に配置するだけであるから、機器
コスト及び工事費のいずれも安価になり、設備費
を前述の従来技術に比して大巾に低減できるよう
になつた。
さらに、燃焼熱を直接的に床に付与するから、
前述の従来技術のように漏水によるトラブルが皆
無で、保守面においても有利になつた。
〔考案の効果〕
その結果、熱効率が良くて経済性及び保守面に
おいて優れた、一段と便利な床暖房設備を提供で
きるようになつた。
〔実施例〕
次に第1図により実施例を示す。
バーナ本体1に、その開口を蓋する状態で通気
性の触媒層2を設け、その触媒層2の内側に通気
性の保温材3を設け、保温材3に臨む給気室4
に、都市ガス、天然ガス、プロパンガスなどのガ
ス燃料と燃焼用空気を予混合して供給する燃料供
給管5を接続し、燃料供給管5からの空燃混合ガ
スを保温材3から触媒層2に均等供給するための
分散具6、例えばパンチングメタル等の多孔板状
体を設け、もつて、空燃混合ガスを触媒層2通過
に伴つて無炎状態でかつ200℃程の低温で燃焼さ
せる触媒燃焼式バーナBを形成してある。
床板7aの上にカーペツト7bを置いて成る床
7の下方に、閉空間状の床下空間8を形成し、触
媒燃焼式バーナBをその燃焼面9が床7に対向す
る状態で床下空間8内に設け、燃焼面9からの放
射熱、床下空間8内で流動する燃焼排ガスからの
対流熱によつて、床7を加熱して室内に対する床
暖房を行えるようにしてある。
床下空間8から室内に燃焼排ガスを送る排気路
10を床7の周部に形成し、室内の対流加熱によ
り暖房効率を向上できるようにしてある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
触媒燃焼式バーナの具体構成は適当に変更で
き、例えば、第2図に示すように、床7の面積に
見合つてバーナユニツトB1ないしBoの設置数を
選定できるように構成し、バーナユニツトB1
いしBoの給気室4どうしを連通口11で接続し
て、空燃混合ガスを送る燃料供給管5を1個のバ
ーナユニツトB1に対してだけ接続すればよいよ
うに構成する。
触媒は白金やパラジラムなど公知のものから適
当に選定できる。
床7の具体構成は適当に変更でき、例えば燃焼
排ガスを室内に均等供給できるように多孔状に形
成してもよい。
床下空間8を開放して、燃焼排ガスを室外に放
出するように構成してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概念図、第2図
は本考案の別実施例を示す概念図、第3図は従来
例の概念図である。 2……触媒層、7……床、8……床下空間、9
……燃焼面、10……排気路、B……触媒燃焼式
バーナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 空燃混合ガスを触媒層2通過に伴つて燃焼さ
    せる触媒燃焼式バーナBを、その燃焼面9が床
    7に対向する状態で床下空間8に設けてある床
    暖房設備。 2 前記床下空間8が閉空間に形成されると共に
    排気路10により室内に接続されている実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の床暖房設備。
JP20071387U 1987-12-28 1987-12-28 Expired JPH0422167Y2 (ja)

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JPH01102619U JPH01102619U (ja) 1989-07-11
JPH0422167Y2 true JPH0422167Y2 (ja) 1992-05-20

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