JPH0113204Y2 - - Google Patents

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JPH0113204Y2
JPH0113204Y2 JP1981097818U JP9781881U JPH0113204Y2 JP H0113204 Y2 JPH0113204 Y2 JP H0113204Y2 JP 1981097818 U JP1981097818 U JP 1981097818U JP 9781881 U JP9781881 U JP 9781881U JP H0113204 Y2 JPH0113204 Y2 JP H0113204Y2
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JP
Japan
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catalyst layer
combustion
exhaust gas
heat
gap
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JP1981097818U
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JPS587029U (ja
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  • Gas Burners (AREA)
  • Combustion Of Fluid Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は触媒燃焼器にあつて、燃焼排気ガスを
触媒燃焼面とそれに対向して配設された耐熱性熱
透過材板とで狭まれた排気通路に誘導するととも
に、この排気通路の排気ガス流出側の適切な位置
に触媒層を配設することによつて、燃焼部よりス
リツプして排出される未燃焼成分ガスや不完全燃
焼成分ガスを再燃焼して排出するクリーンな触媒
燃焼器を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面をもつて説明す
る。図において、1は燃焼部触媒層であり、シリ
カ、アルミナ等のセラミツク繊維の表面に白金、
パラジウム等の触媒金属を担持したマツト状の触
媒層である。この触媒層1の背後にはやはりセラ
ミツク繊維、アスベスト等からなるガス均圧材
2、さらに、その背後にはガス溜め3を形成する
燃焼ケース4が取付けられている。ここで燃焼ケ
ース4のガス溜め3には燃料ガス供給口5が突出
して配置されている。一方、燃焼部触媒層1と対
向し、かつ一定の間隙(燃焼排気ガス通路用間
隙)をおいて結晶化ガラス等の耐熱性熱透過材板
6が配設されており、この耐熱性熱透過材板6と
外ケース7とで燃焼ケース4を包含している。そ
して外ケース7における燃焼部触媒層1と耐熱性
熱透過材板6とで形成された間隙の上方位置なら
びに下方位置には熱対流により外気が下方より上
方へ自由に流通すべく複数個からなる開孔部(新
気流入孔)8と開孔部(排気孔)9が設けられて
いる。さらに外ケース7の内部にあつて燃焼部触
媒層1の下方近傍に位置して、点火用の種火炎口
10が配設されており、また同じく外ケース7の
内部にあつて、燃焼部触媒層1と耐熱性熱透過材
板6とで形成された間隙の上方で種火炎口10の
直上位置には燃焼排気ガスのすべてが通過するよ
うに燃焼部触媒層1とは別に排気ガス浄化用触媒
層11が適当なる取付具でもつて配設されてい
る。ここで用いられる触媒層11は通気抵抗が低
く、転化効率の高い触媒層11が選ばれるべき
で、例えば、網目状シリカクロスを基材とし、白
金、パラジウム等の触媒金属を担持したものや、
ハニカム状のモノリシツク基材に同等の触媒金属
を担持したものが好ましい。
以上のような構成よりなる触媒燃焼器におい
て、燃料供給口5よりガス溜め3に導入された燃
料ガスは均圧材2を経て触媒層1を通過し、触媒
層1と耐熱性熱透過材板6で形成された間隙部に
流出する。このとき種火口栓10へバイパスされ
た一部燃料ガスは圧電火花等により点火され、触
媒層1を加熱すると同時に間隙部に流出した燃料
ガスにも点火し、これらの排気ガスはともに間隙
部上方に配設された排気ガス浄化用触媒層11を
加温し、未燃料成分を接触反応により再燃焼し
て、外ケース7の排気孔9より排出される。この
直後、燃焼部触媒層1においては、外ケース7の
新気流入孔8より流入する新気を3次空気として
無炎の触媒表面燃焼を継続する。この定常燃焼状
態においても燃料ガスの2〜4%程度の触媒層ス
リツプがあるが、これらの未燃焼成分が不完全燃
焼成分はいずれも浄化用触媒層11を通過するこ
とにより、完全燃焼され排出される。このような
触媒燃焼器においては、燃焼量はスリツプ率を少
なくすることから小さく抑えられ、放出熱量の大
半は排気ガス潜熱よりも触媒面よりの輻射熱の方
が多く、かつ発熱温度が500℃前後と低いために、
耐熱性熱透過材板6を通して有効に輻射熱を外部
に放出することが可能である。
なお、本考案の実施例においては、燃料がガス
(気体)の場合について説明したが、燃料は液体
であつてもよいものである。
以上のように本考案によれば、燃焼部触媒層よ
りの輻射熱を耐熱性熱透過材板を通して有効に外
部に放出することができ、また燃焼部触媒層より
スリツプして排出される未燃焼成分ガスや不完全
燃焼成分ガスを再燃焼して排出することができ、
クリーンな触媒燃焼器を得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による触媒燃焼器の一実施例の断
面正面図である。 1……燃焼部触媒層、4……燃焼ケース、6…
…耐熱性熱透過材板、7……外ケース、8,9…
…開孔部、11……排気ガス浄化用触媒層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気体もしくは液体の燃料を燃焼部触媒層の表面
    で無炎で燃焼させる触媒燃焼器にあつて、前記燃
    焼部触媒層に対向して燃焼排気ガス通路用間隙を
    おいて耐熱性熱透過材板を配設し、かつ前記燃焼
    排気ガス通路用間隙にあつて、燃焼部触媒層の下
    部に配設された種火炎口の直上にあり、かつ前記
    燃焼排気ガスのすべてが通過する位置に排気ガス
    浄化用の触媒層を配設した触媒燃焼器。
JP9781881U 1981-07-01 1981-07-01 触媒燃焼器 Granted JPS587029U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9781881U JPS587029U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 触媒燃焼器

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JP9781881U JPS587029U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 触媒燃焼器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS587029U JPS587029U (ja) 1983-01-18
JPH0113204Y2 true JPH0113204Y2 (ja) 1989-04-18

Family

ID=29892598

Family Applications (1)

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JP9781881U Granted JPS587029U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 触媒燃焼器

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JP (1) JPS587029U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4953541U (ja) * 1972-08-11 1974-05-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS587029U (ja) 1983-01-18

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