JPH0422127Y2 - - Google Patents

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JPH0422127Y2
JPH0422127Y2 JP9657286U JP9657286U JPH0422127Y2 JP H0422127 Y2 JPH0422127 Y2 JP H0422127Y2 JP 9657286 U JP9657286 U JP 9657286U JP 9657286 U JP9657286 U JP 9657286U JP H0422127 Y2 JPH0422127 Y2 JP H0422127Y2
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JP
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gear
gear portion
parts
transmission
ring
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JP9657286U
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JPS633557U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、径の異なる第1ギア部分と第2ギア
部分とを同芯状にかつ一体回転するように設けて
ある変速ギアに関する。
[従来の技術] 従来、上記変速ギアでは、第3図に示すよう
に、第1部分6Aと第2ギア部分6Bを一体に形
成してあつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、両ギア部分6A,6Bを夫々歯切り加
工するためには、それら第1ギア部分6Aと第2
ギア部分6Bとを軸芯方向に離間させるためのス
ペース(S)が必要となり、変速ギア全体の軸芯
方向の厚みが大きくなる欠点があつた。
本考案の目的は、変速ギアの軸芯方向における
厚みを小さくできるようにする点にある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の変速ギアの特徴構成は、第1ギア部分
と第2ギア部分を、別体に形成すると共に、互い
に同芯状に嵌合させ、かつ、ボルトで一体的に連
結し、前記両ギア部分の相対回転を阻止するノツ
クピンを、前記両ギア部分間にわたつて設け、前
記第1ギア部分及び第2ギア部分を支持するスラ
ストベアリングに対するベアリング受部を、前記
両ギア部分のうち一方に他方を外嵌させるように
備えたリング状部分に形成してあることにあり、
その作用効果は、次の通りである。
[作用] つまり、別体に形成する第1ギア部分と第2ギ
ア部分とは、夫々別々に離して歯切り加工できる
ために、両ギア部分をボルトで一体的に連結する
変速ギアには、従来のように両ギア部分間にスペ
ースを設ける必要がなく、変速ギアの軸芯方向に
おける厚みを必要最小限に小さくでき、しかも、
第1、第2ギア部分を互いに同芯状に嵌合させ、
かつ、ノツクピンで両ギア部分の相対回転を阻止
してボルトで一体的に連結することによつて、従
来の変速ギアと同様に、両ギア部分を同芯状に一
体回転させながら変速でき、その上、ベアリング
受部を形成するリング状部分は、変速ギアにおけ
る軸芯方向の中間に位置するために、第1、第2
ギア部分を支持するスラストベアリングは、第
1、第2ギア部分から軸芯方向における外方へは
み出しにくいか、もしくは、はみ出したとしても
そのはみ出し量は少なくしながら、両ギア部分の
軸芯方向へのスラストを確実に阻止できる。
〔考案の効果〕
従つて、変速ギアとして十分な強度及び性能を
有しながら、軸芯方向における厚みを少なくで
き、ミツシヨンケース内の狭い場所でも、コンパ
クトに配置できるようになつた。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を、図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、ミツシヨンケ
ース1内の駆動側ギア2から出力側ギア3に変速
しながら伝動するために、ミツシヨンケース1に
取付けた支軸4に、第1、第2スラストベアリン
グ5A,5Bを介して、径の異なる第1ギア部分
6Aと第2ギア部分6Bとを同芯状に、かつ、一
体回転するように設けてある変速ギア6を支持さ
せて変速伝動装置を構成してある。
前記変速ギア6は、第1ギア部分6Aを駆動側
ギア2に、且つ、第2ギア部分6Bを出力側ギア
3に咬合するように配置してある。
第1ギア部分6Aと第2ギア部分6Bは、別体
に形成してあり、互いに同芯状に嵌合させるよう
に軸芯側及び第1ギア部分6A側に突出するリン
グ状部分7を第2ギア部分6Bの内周面に一体連
設して、リング状部分7が第1ギア部分6Aの内
周面に内嵌させてある。
前記両ギア部分6A,6B夫々に、周方向に沿
つて3箇所等間隔おきにボルト8挿通孔9を設け
ると共に、ノツクピン10の挿入穴11を設け、
両ギア部分6A,6Bを互いにボルト8で一体的
に連結すると共に、ノツクピン10で両ギア部分
6A,6Bの相対回転を阻止させてある。前記リ
ング状部分7には、第1スラストベアリング5A
と第2スラストベアリング5Bに接当して、それ
ら両ベアリング5A,5Bに対する変速ギア6の
軸芯方向における相対位置決めを行うベアリング
受部7Aを設けてある。
[別実施例] 前記第1部分6Aと第2ギア部分6Bとは、ど
ちらが大径であつてもよい。
前記ボルト8及びノツクピン10の数は、限定
されるものではなく、変速ギア6の径に応じて設
計変更しても良い。
前記リング状部分7は、第1、第2ギア部分6
A,6Bのいずれに形成しても、又は双方に形成
しても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る変速ギアの実施例を示し、
第1図は変速ギアを組付けた変速伝動装置の断面
図、第2図は変速ギアの分解斜視図、第3図は従
来例を示す変速ギアの断面図である。 5A,5B……スラストベアリング、6……変
速ギア、6A……第1ギア部分、6B……第2ギ
ア部分、7……リング状部分、7A……ベアリン
グ受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 径の異なる第1ギア部分6Aと第2ギア部分6
    Bとを同芯状にかつ一体回転するように設けてあ
    る変速ギアであつて、前記第1ギア部分6Aと第
    2ギア部分6Bを、別体に形成すると共に、互に
    同芯状に嵌合させ、かつ、ボルト8で一体的に連
    結し、前記両ギア部分6A,6Bの相対回転を阻
    止するノツクピン10を、前記両ギア部分6A,
    6B間にわたつて設け、前記第1ギア部分6A及
    び第2ギア部分6Bを支持するスラストベアリン
    グ5A,5Bに対するベアリング受部7Aを、前
    記両ギア部分6A,6Bのうち一方に他方を外嵌
    させるように備えさせたリング状部分7に形成し
    てある変速ギア。
JP9657286U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0422127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9657286U JPH0422127Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JP9657286U JPH0422127Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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Publication Number Publication Date
JPS633557U JPS633557U (ja) 1988-01-11
JPH0422127Y2 true JPH0422127Y2 (ja) 1992-05-20

Family

ID=30962450

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JP9657286U Expired JPH0422127Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JPS633557U (ja) 1988-01-11

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