JPH04221264A - アンチロック装置付の自動車ブレーキシステム - Google Patents
アンチロック装置付の自動車ブレーキシステムInfo
- Publication number
- JPH04221264A JPH04221264A JP3056541A JP5654191A JPH04221264A JP H04221264 A JPH04221264 A JP H04221264A JP 3056541 A JP3056541 A JP 3056541A JP 5654191 A JP5654191 A JP 5654191A JP H04221264 A JPH04221264 A JP H04221264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- pressure chamber
- brake system
- lock device
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 55
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/44—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems
- B60T8/447—Reducing the boost of the power-assist booster means to reduce brake pressure
- B60T8/448—Reducing the boost of the power-assist booster means to reduce brake pressure the power-assist booster means being a vacuum or compressed air booster
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/42—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、アンチロック装置付の自動車ブ
レーキシステムで;入力部材を介して駆動される真空ブ
レーキパワーブースタで、可動壁により相互に分けられ
る少なくとも2つのパワー室を備え、その第1室は、空
気弁を介して、真空源又は大気に接続され、第2室は、
上記入力部材により駆動される制御弁を介して上記第1
又は大気に接続されるものと;上記真空ブレーキパワー
ブースタに続く、流体圧マスタブレーキシリンダで、そ
の中に、第1及び第2ピストンにより画されて、相互に
分けられた2つの圧力室で、圧力の無い流体供給タンク
に接続し得るものを有するものと;上記圧力室に、流体
ラインを介して接続されたホィールシリンダと;中央電
子制御ユニットで、ブレーキが掛けられるホィールの回
転挙動をモニターするセンサーの出力が入力され、アン
チロック制御時にその制御出力が、上記流体ラインの少
なくとも1つの、上記ホィールシリンダの前に設けられ
た流体制御弁を制御するものと;から構成され、上記真
空ブレーキパワーブースタの上記可動壁が、上記入力部
材と関係なく動き得るようになっているものに関するも
のである。
レーキシステムで;入力部材を介して駆動される真空ブ
レーキパワーブースタで、可動壁により相互に分けられ
る少なくとも2つのパワー室を備え、その第1室は、空
気弁を介して、真空源又は大気に接続され、第2室は、
上記入力部材により駆動される制御弁を介して上記第1
又は大気に接続されるものと;上記真空ブレーキパワー
ブースタに続く、流体圧マスタブレーキシリンダで、そ
の中に、第1及び第2ピストンにより画されて、相互に
分けられた2つの圧力室で、圧力の無い流体供給タンク
に接続し得るものを有するものと;上記圧力室に、流体
ラインを介して接続されたホィールシリンダと;中央電
子制御ユニットで、ブレーキが掛けられるホィールの回
転挙動をモニターするセンサーの出力が入力され、アン
チロック制御時にその制御出力が、上記流体ラインの少
なくとも1つの、上記ホィールシリンダの前に設けられ
た流体制御弁を制御するものと;から構成され、上記真
空ブレーキパワーブースタの上記可動壁が、上記入力部
材と関係なく動き得るようになっているものに関するも
のである。
【0002】
【従来技術】この種のブレーキシステムは、例えばドイ
ツの未審査の公開公報3、814、222号により公知
である。これでは、アンチロック制御時に、上記駆動力
に対抗する保持力を得るために、流体室は上記真空ブレ
ーキパワーブースタの上記入力部材にアクティブに接続
されると共に、上記の圧力の無い流体供給タンクへの接
続は、電磁駆動チェックバルブを介して遮断し得るよう
になっている。
ツの未審査の公開公報3、814、222号により公知
である。これでは、アンチロック制御時に、上記駆動力
に対抗する保持力を得るために、流体室は上記真空ブレ
ーキパワーブースタの上記入力部材にアクティブに接続
されると共に、上記の圧力の無い流体供給タンクへの接
続は、電磁駆動チェックバルブを介して遮断し得るよう
になっている。
【0003】従来のブレーキシステムでは、上記真空ブ
レーキパワーブースタとタンデムマスタシリンダとから
構成される駆動ユニットは、構造が複雑であり、製造コ
スト及び取付けコストが高くなるという問題である。
レーキパワーブースタとタンデムマスタシリンダとから
構成される駆動ユニットは、構造が複雑であり、製造コ
スト及び取付けコストが高くなるという問題である。
【0004】本発明は、かかるアンチロック装置付の自
動車ブレーキシステムの構造を簡単にし、製造及び取付
けコストを低減することを目的とするものである。
動車ブレーキシステムの構造を簡単にし、製造及び取付
けコストを低減することを目的とするものである。
【0005】
【発明の開示】本発明では、上記目的は、上記第1圧力
室を画する上記第1ピストンが、上記入力部材に力伝達
接続され、上記第2圧力室を画する上記第2ピストンが
、上記可動壁に力伝達接続され、上記第1圧力室は、ア
ンチロック制御時に、遮断されるようになっていること
により達成される。
室を画する上記第1ピストンが、上記入力部材に力伝達
接続され、上記第2圧力室を画する上記第2ピストンが
、上記可動壁に力伝達接続され、上記第1圧力室は、ア
ンチロック制御時に、遮断されるようになっていること
により達成される。
【0006】マスタブレーキシリンダのそれぞれの圧力
室に接続される全てのホィールシリンダ内に同じ圧力が
形成されるようにするため、本発明の好ましい例では、
流体装置が、上記圧力室の間に装入され、上記2つの圧
力室の圧力をバランスさせると同時に分けるようになっ
ている。上記流体装置は、好ましくは、中間ピストンに
より分けられた2つの流体室により形成されている。
室に接続される全てのホィールシリンダ内に同じ圧力が
形成されるようにするため、本発明の好ましい例では、
流体装置が、上記圧力室の間に装入され、上記2つの圧
力室の圧力をバランスさせると同時に分けるようになっ
ている。上記流体装置は、好ましくは、中間ピストンに
より分けられた2つの流体室により形成されている。
【0007】上記第1圧力室が遮断された時の、上記中
間ピストンの摺動による、上記入力部材の異常なトラベ
ルを完全に防止するために、本発明の実施例では、上記
圧力室と、上記流体装置の流体室との間の接続が、遮断
できるようになっている。
間ピストンの摺動による、上記入力部材の異常なトラベ
ルを完全に防止するために、本発明の実施例では、上記
圧力室と、上記流体装置の流体室との間の接続が、遮断
できるようになっている。
【0008】上記第1圧力室に接続されたブレーキ回路
で、アンチロック制御がなされた場合に、上記ブレーキ
回路内を支配する流体圧を除くために、本発明の好まし
い例では、上記第1圧力室にリンクされる上記ホィール
シリンダと、上記流体供給タンクとの間に、遮断可能な
接続が設けられている。
で、アンチロック制御がなされた場合に、上記ブレーキ
回路内を支配する流体圧を除くために、本発明の好まし
い例では、上記第1圧力室にリンクされる上記ホィール
シリンダと、上記流体供給タンクとの間に、遮断可能な
接続が設けられている。
【0009】アンチロック制御動作の質を向上させるた
めに、本発明の特に好ましい例では、上記流体装置の、
上記第2圧力室に接続される上記第2流体室が、直接上
記第2圧力室に接続され、一方、上記第1圧力室と上記
流体室との間は、上記第1圧力室を遮断する上記2/2
方向弁を介して接続され、且つ上記ホィールシリンダは
組をなして上記流体室に接続されている。
めに、本発明の特に好ましい例では、上記流体装置の、
上記第2圧力室に接続される上記第2流体室が、直接上
記第2圧力室に接続され、一方、上記第1圧力室と上記
流体室との間は、上記第1圧力室を遮断する上記2/2
方向弁を介して接続され、且つ上記ホィールシリンダは
組をなして上記流体室に接続されている。
【0010】本発明の他の特徴及び効果は、サブクレイ
ム及び添付図面を参照してなされる以下の2つの実施例
の記述に開示されている。なお、相互に対応する部材に
は、同じ参照符号が付けられている。
ム及び添付図面を参照してなされる以下の2つの実施例
の記述に開示されている。なお、相互に対応する部材に
は、同じ参照符号が付けられている。
【0011】
【実施例】図1に、真空ブレーキパワーブースタ1を備
えたアンチロック装置付の自動車ブレーキシステムが示
されている。このパワーブースタ1は、従来と同様に、
入力部材4を介してブレーキペダル3に接続されている
。真空ブレーキパワーブースタ1の上記入力部材4の反
対側には、マスタブレーキシリンダ2が設けられている
。このシリンダ2の、圧力室7、8は、流体供給タンク
5に接続されている。上記圧力室7、8を画するピスト
ン9、10の真空ブレーキパワーブースタ1への接続は
、次のようになされている。即ち、第1圧力室7を画す
る第1ピストン9は、直接上記入力部材4に接続され、
一方、第2圧力室8を画する第2ピストン10は、環状
ピストンとして形成され、上記入力部材4と同心に配置
されて、可動壁6に力伝達接続されている。こうして、
第2ピストン10は、専ら上記真空ブレーキパワーブー
スタ1のブースト力を受けるようになっている。
えたアンチロック装置付の自動車ブレーキシステムが示
されている。このパワーブースタ1は、従来と同様に、
入力部材4を介してブレーキペダル3に接続されている
。真空ブレーキパワーブースタ1の上記入力部材4の反
対側には、マスタブレーキシリンダ2が設けられている
。このシリンダ2の、圧力室7、8は、流体供給タンク
5に接続されている。上記圧力室7、8を画するピスト
ン9、10の真空ブレーキパワーブースタ1への接続は
、次のようになされている。即ち、第1圧力室7を画す
る第1ピストン9は、直接上記入力部材4に接続され、
一方、第2圧力室8を画する第2ピストン10は、環状
ピストンとして形成され、上記入力部材4と同心に配置
されて、可動壁6に力伝達接続されている。こうして、
第2ピストン10は、専ら上記真空ブレーキパワーブー
スタ1のブースト力を受けるようになっている。
【0012】2つのホィールブレーキ20、21のホィ
ールシリンダの略図が示され、これらは、例えば、自動
車の後輪に設けられている。そして、好ましくは電磁駆
動の第1の2/2方向弁44が設けられた、第1流体ラ
イン11を介して第1圧力室7に接続されている。
ールシリンダの略図が示され、これらは、例えば、自動
車の後輪に設けられている。そして、好ましくは電磁駆
動の第1の2/2方向弁44が設けられた、第1流体ラ
イン11を介して第1圧力室7に接続されている。
【0013】第2圧力室8に接続された第2流体ライン
13は、2つのソレノイド弁14、24を介して、前輪
に設けられた2つのホィールブレーキ22、23に接続
されている。上記ソレノイド弁14、24は2/2方向
弁で、通常はバルブブロックの中に収容されている。
13は、2つのソレノイド弁14、24を介して、前輪
に設けられた2つのホィールブレーキ22、23に接続
されている。上記ソレノイド弁14、24は2/2方向
弁で、通常はバルブブロックの中に収容されている。
【0014】更に、第3流体ライン38が設けられ、こ
れが後輪ブレーキ20、21のホィールシリンダを、第
2の2/2方向弁45を介して、流体供給タンク5に接
続している。
れが後輪ブレーキ20、21のホィールシリンダを、第
2の2/2方向弁45を介して、流体供給タンク5に接
続している。
【0015】上記の後輪及び前輪に設けられたホィール
ブレーキ20、21及び22、23に、それぞれ接続さ
れたセンサー25、26、27及び28は、中央電子制
御ユニット33に接続されている。この中央電子制御ユ
ニット33は、制御ライン34、35、36、37を介
して、ソレノイド弁45、44、14及び24に接続さ
れ、上記センサーからの信号により、上記弁を駆動する
ようになっている。
ブレーキ20、21及び22、23に、それぞれ接続さ
れたセンサー25、26、27及び28は、中央電子制
御ユニット33に接続されている。この中央電子制御ユ
ニット33は、制御ライン34、35、36、37を介
して、ソレノイド弁45、44、14及び24に接続さ
れ、上記センサーからの信号により、上記弁を駆動する
ようになっている。
【0016】上記真空ブレーキパワーブースタ1のマス
タシリンダ側の圧力室は、上記中央電子制御ユニット3
3により制御される空気3/2方向弁42を備えた空気
ライン43により(逆止弁41を介して)真空源12又
は大気に接続されている。
タシリンダ側の圧力室は、上記中央電子制御ユニット3
3により制御される空気3/2方向弁42を備えた空気
ライン43により(逆止弁41を介して)真空源12又
は大気に接続されている。
【0017】最後に、作動に最して、マスタブレーキシ
リンダ2のそれぞれの圧力室7、8に接続されるホィー
ルシリンダ内に同じ流体圧力が形成されるようにするた
め、流体装置15が設けられ、上記2つの圧力室7、8
の圧力をバランスさせるようになっている。図に示すよ
うに、上記流体装置15は、所定の範囲でスライドでき
る中間ピストン16により相互に分けられた2つの流体
室17、18により形成されている。そして、流体ライ
ン39、40を介して、上述の第1及び第2流体ライン
11及び13に接続されている。上記の2つのライン3
9、40のいずれかに、第3の流体2/2方向弁46が
装入されている。この弁の機能は、本発明の自動車ブレ
ーキシステムの作用と関連させて、後に詳細に説明する
。本発明の考え方の枠内で、前記の2/2方向弁44、
45、46を前述のバルブブロック内に収容することは
容易に予測し得る。このことは、流体装置15について
も同様である。なお、流体装置15は、上記マスタブレ
ーキシリンダ2のハウジング内に一体に設けても良い。
リンダ2のそれぞれの圧力室7、8に接続されるホィー
ルシリンダ内に同じ流体圧力が形成されるようにするた
め、流体装置15が設けられ、上記2つの圧力室7、8
の圧力をバランスさせるようになっている。図に示すよ
うに、上記流体装置15は、所定の範囲でスライドでき
る中間ピストン16により相互に分けられた2つの流体
室17、18により形成されている。そして、流体ライ
ン39、40を介して、上述の第1及び第2流体ライン
11及び13に接続されている。上記の2つのライン3
9、40のいずれかに、第3の流体2/2方向弁46が
装入されている。この弁の機能は、本発明の自動車ブレ
ーキシステムの作用と関連させて、後に詳細に説明する
。本発明の考え方の枠内で、前記の2/2方向弁44、
45、46を前述のバルブブロック内に収容することは
容易に予測し得る。このことは、流体装置15について
も同様である。なお、流体装置15は、上記マスタブレ
ーキシリンダ2のハウジング内に一体に設けても良い。
【0018】次に、第1図に示す本発明の自動車ブレー
キシステムの作用について説明する。
キシステムの作用について説明する。
【0019】通常のブレーキ操作時には、第1及び第3
の2/2方向弁44及び46は開いたままで、第2の2
/2方向弁45は閉じたままであり、また空気3/2方
向弁42はマスタシリンダ側の圧力室を真空源12に接
続している。こうして、従来のマスタブレーキシリンダ
とその前に設けられた真空ブレーキパワーブースタとか
ら構成される駆動ユニットの場合と同様に、圧力形成及
び圧力減がなされる。ブレーキ操作中に、若し、後輪の
一方又は両方のロックが、センサー25、26により検
出されると、上記中央電子制御ユニット33に切替信号
が発生し、上記の2/2方向弁44、45及び46を同
時に切替る。こうして、第1圧力室7は遮断され、ブレ
ーキペダル3は、制御された位置に止まる。同時に、第
2の2/2方向弁45は開けられる。これにより、後輪
に作用する圧力は、開いた接続38を介して流体供給タ
ンク5に流れて、減少する。
の2/2方向弁44及び46は開いたままで、第2の2
/2方向弁45は閉じたままであり、また空気3/2方
向弁42はマスタシリンダ側の圧力室を真空源12に接
続している。こうして、従来のマスタブレーキシリンダ
とその前に設けられた真空ブレーキパワーブースタとか
ら構成される駆動ユニットの場合と同様に、圧力形成及
び圧力減がなされる。ブレーキ操作中に、若し、後輪の
一方又は両方のロックが、センサー25、26により検
出されると、上記中央電子制御ユニット33に切替信号
が発生し、上記の2/2方向弁44、45及び46を同
時に切替る。こうして、第1圧力室7は遮断され、ブレ
ーキペダル3は、制御された位置に止まる。同時に、第
2の2/2方向弁45は開けられる。これにより、後輪
に作用する圧力は、開いた接続38を介して流体供給タ
ンク5に流れて、減少する。
【0020】若し、前輪の一方又は両方のロックが検出
されると、上記の2つの2/2方向弁44、45に加え
て、空気3/2方向弁42が切替えられる。これにより
、真空ブレーキパワーブースタ1の可動壁6はフリーに
なり、可動壁及び第2ピストン10の復元移動によって
、前輪に作用する流体圧が減少する。
されると、上記の2つの2/2方向弁44、45に加え
て、空気3/2方向弁42が切替えられる。これにより
、真空ブレーキパワーブースタ1の可動壁6はフリーに
なり、可動壁及び第2ピストン10の復元移動によって
、前輪に作用する流体圧が減少する。
【0021】次に、第2図に示す、本発明の自動車ブレ
ーキシステムの実施例では、流体シリンダ19が、第1
圧力室7を遮断する第1の2/2方向弁44とパラレル
に設けられている。この流体シリンダ19のハウジング
49の中に、圧縮ばね52により予圧されたピストン5
1が案内されている。この例では、第1圧力室7に接続
された2つのホィールシリンダ20、21の前に、非励
磁時に開いている、電磁駆動2/2方向弁47、48が
、それぞれ設けられている。また、第1図に関連して説
明した流体装置15が、一方では、上記の第1の2/2
方向弁44から上記ホィールバルブ47、48に至るラ
イン部50に接続され、他方では、第2ライン13に直
接接続されている。流体装置15の上述の接続により、
クローズドシステムが形成される。そして、ロックされ
た後輪への流体圧は、可動壁6及び第2ピストン10が
復元移動したときの第2圧力室8を介して、減少される
。上記の第1の2/2方向弁44が閉じられると、流体
シリンダ19の作用により、上記入力部材4の駆動方向
への動きが或る範囲に制限される。この結果、上記真空
ブレーキパワーブースタの制御弁(図示せず)の開度が
制限される。こうして、2つのブレーキ回路の圧力が上
昇する。
ーキシステムの実施例では、流体シリンダ19が、第1
圧力室7を遮断する第1の2/2方向弁44とパラレル
に設けられている。この流体シリンダ19のハウジング
49の中に、圧縮ばね52により予圧されたピストン5
1が案内されている。この例では、第1圧力室7に接続
された2つのホィールシリンダ20、21の前に、非励
磁時に開いている、電磁駆動2/2方向弁47、48が
、それぞれ設けられている。また、第1図に関連して説
明した流体装置15が、一方では、上記の第1の2/2
方向弁44から上記ホィールバルブ47、48に至るラ
イン部50に接続され、他方では、第2ライン13に直
接接続されている。流体装置15の上述の接続により、
クローズドシステムが形成される。そして、ロックされ
た後輪への流体圧は、可動壁6及び第2ピストン10が
復元移動したときの第2圧力室8を介して、減少される
。上記の第1の2/2方向弁44が閉じられると、流体
シリンダ19の作用により、上記入力部材4の駆動方向
への動きが或る範囲に制限される。この結果、上記真空
ブレーキパワーブースタの制御弁(図示せず)の開度が
制限される。こうして、2つのブレーキ回路の圧力が上
昇する。
【0022】最後に、安全のために、上記の第1の2/
2方向弁44とパラレルに、更に、非励磁時に開いてい
る2/2方向弁を設けることが望ましい。これにより、
制御の終りに、若し上記の第1の2/2方向弁44が開
かなかったときのブレーキシステム全体の故障を防止で
きる。
2方向弁44とパラレルに、更に、非励磁時に開いてい
る2/2方向弁を設けることが望ましい。これにより、
制御の終りに、若し上記の第1の2/2方向弁44が開
かなかったときのブレーキシステム全体の故障を防止で
きる。
【図1】本発明のアンチロック装置付の自動車ブレーキ
システムの第1の実施例の説明図。
システムの第1の実施例の説明図。
【図2】本発明のアンチロック装置付の自動車ブレーキ
システムの第2の実施例の説明図。
システムの第2の実施例の説明図。
Claims (13)
- 【請求項1】 アンチロック装置付の自動車ブレーキ
システムで、入力部材を介して駆動される真空ブレーキ
パワーブースタで、可動壁により相互に分けられる少な
くとも2つのパワー室を備え、その第1室は、空気弁を
介して、真空源又は大気に接続され、第2室は、上記入
力部材により駆動される制御弁を介して上記第1又は大
気に接続されるものと;上記真空ブレーキパワーブース
タに続く、流体圧マスタブレーキシリンダで、その中に
、第1及び第2ピストンにより画されて、相互に分けら
れた2つの圧力室で、圧力の無い流体供給タンクに接続
し得るものを有するものと;上記圧力室に、流体ライン
を介して接続されたホィールシリンダと;中央電子制御
ユニットで、ブレーキが掛けられるホィールの回転挙動
をモニターするセンサーの出力が入力され、アンチロッ
ク制御時にその制御出力が、上記流体ラインの少なくと
も1つの、上記ホィールシリンダの前に設けられた流体
制御弁を制御するものと;から構成され、上記真空ブレ
ーキパワーブースタの上記可動壁が、上記入力部材と関
係なく動き得るようになっているものにおいて、上記第
1圧力室(7)を画する上記第1ピストン(9)が、上
記入力部材(4)に力伝達接続され、上記第2圧力室(
8)を画する上記第2ピストン(10)が、上記可動壁
(6)に力伝達接続され、上記第1圧力室(7)は、ア
ンチロック制御時に、遮断されるようになっていること
を特徴とするアンチロック装置付の自動車ブレーキシス
テム。 - 【請求項2】 流体装置(15)が、上記圧力室(7
、8)の間に装入され、上記2つの圧力室(7、8)の
圧力をバランスさせると同時に分けるようになっている
請求項1に記載のアンチロック装置付の自動車ブレーキ
システム。 - 【請求項3】 上記流体装置(15)は、中間ピスト
ン(16)により分けられた2つの流体室(17、18
)により形成されている請求項2に記載のアンチロック
装置付の自動車ブレーキシステム。 - 【請求項4】 上記圧力室(7又は8)と、上記流体
装置(15)の流体室(17又は18)との間の接続(
39又は40)が、遮断できるようになっている請求項
3に記載のアンチロック装置付の自動車ブレーキシステ
ム。 - 【請求項5】 上記第1圧力室(7)にリンクされる
上記ホィールシリンダ(20、21)と、上記流体供給
タンク(5)との間に、遮断可能な接続(38)が設け
られている請求項1に記載のアンチロック装置付の自動
車ブレーキシステム。 - 【請求項6】 上記第1圧力室(7)及び上記接続(
38、39又は40)の遮断は、上記中央電子制御ユニ
ット(33)により駆動される電磁駆動2/2方向弁(
44、45、46)によりなされる請求項1、2又は5
のいずれか1つに記載のアンチロック装置付の自動車ブ
レーキシステム。 - 【請求項7】 上記流体装置(15)の、上記第2圧
力室(8)に接続される上記第2流体室(18)が、直
接上記第2圧力室(8)に接続され、一方、上記第1圧
力室(7)と上記流体室(17)との間は、上記第1圧
力室(7)を遮断する上記2/2方向弁(44)を介し
て接続され、且つ上記ホィールシリンダ(20、21、
22、23)は組をなして上記流体室(17、18)に
接続されている請求項2に記載のアンチロック装置付の
自動車ブレーキシステム。 - 【請求項8】 上記第1圧力室(7)を遮断する上記
2/2方向弁(44)に並列に、更に電磁駆動2/2方
向弁が設けられている請求項6に記載のアンチロック装
置付の自動車ブレーキシステム。 - 【請求項9】 上記第2圧力室(8)を画する上記第
2ピストン(10)は、環状ピストンとして形成され、
上記入力部材(4)と同心に配置されている上記請求項
のいずれか1つに記載のアンチロック装置付の自動車ブ
レーキシステム。 - 【請求項10】 請求項3に記載のアンチロック装置
付きの自動車ブレーキシステムで、上記流体弁がバルブ
ブロック内に配設されているものにおいて、上記流体装
置(15)及び上記2/2方向弁(44、45、46、
47)が上記バルブブロック内に一体に設けられている
請求項3に記載のアンチロック装置付の自動車ブレーキ
システム。 - 【請求項11】 上記流体装置(15)が、上記流体
圧マスタブレーキシリンダ(2)内に一体に設けられて
いる請求項3に記載のアンチロック装置付の自動車ブレ
ーキシステム。 - 【請求項12】 第2流体装置(19)が、上記第1
圧力室(7)に接続され、上記第1の2/2方向弁(4
4)が閉じられたとき、上記第1ピストン(9)及び上
記入力部材(4)の、駆動方向の動きを制限するように
なっている上記請求項のいずれか1つに記載のアンチロ
ック装置付の自動車ブレーキシステム。 - 【請求項13】 上記第2流体装置は流体シリンダ(
19)として形成され、そのハウジング(49)内に、
ばね予圧されたピストン(51)が摺動可能に設けられ
ている請求項12に記載のアンチロック装置付の自動車
ブレーキシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19904009084 DE4009084A1 (de) | 1990-03-21 | 1990-03-21 | Blockiergeschuetzte kraftfahrzeugbremsanlage |
DE4009084:1 | 1990-03-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04221264A true JPH04221264A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=6402743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3056541A Pending JPH04221264A (ja) | 1990-03-21 | 1991-03-20 | アンチロック装置付の自動車ブレーキシステム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04221264A (ja) |
DE (1) | DE4009084A1 (ja) |
FR (1) | FR2659921A1 (ja) |
GB (1) | GB2242243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6238019B1 (en) | 1998-06-15 | 2001-05-29 | Denso Corporation | Hydraulic structure of automatic brake control system |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4244166A1 (de) * | 1992-12-24 | 1994-06-30 | Teves Gmbh Alfred | Blockiergeschützte Kraftfahrzeugbremsanlage |
DE4301336A1 (de) * | 1993-01-20 | 1994-07-21 | Teves Gmbh Alfred | Betätigungseinheit für eine blockiergeschützte Kraftfahrzeugbremsanlage |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB970921A (en) * | 1963-01-21 | 1964-09-23 | Bendix Corp | Power operated tandem master cylinder |
FR2317533A1 (fr) * | 1975-07-11 | 1977-02-04 | Dba | Servomoteur d'assistance |
DE3715839A1 (de) * | 1987-05-12 | 1988-11-24 | Teves Gmbh Alfred | Bremsschlupfgeregelte kraftfahrzeugbremsanlage |
DE3814222A1 (de) * | 1988-04-27 | 1989-11-09 | Teves Gmbh Alfred | Kraftfahrzeugbremsanlage |
DE3822261A1 (de) * | 1988-07-01 | 1990-01-04 | Teves Gmbh Alfred | Bremsbetaetigungseinheit fuer kraftfahrzeuge |
US5005918A (en) * | 1988-10-28 | 1991-04-09 | Alfred Teves Gmbh | Automotive vehicle brake system |
-
1990
- 1990-03-21 DE DE19904009084 patent/DE4009084A1/de not_active Withdrawn
- 1990-12-07 GB GB9026673A patent/GB2242243A/en not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-03-19 FR FR9103338A patent/FR2659921A1/fr not_active Withdrawn
- 1991-03-20 JP JP3056541A patent/JPH04221264A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6238019B1 (en) | 1998-06-15 | 2001-05-29 | Denso Corporation | Hydraulic structure of automatic brake control system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9026673D0 (en) | 1991-01-23 |
FR2659921A1 (fr) | 1991-09-27 |
DE4009084A1 (de) | 1991-09-26 |
GB2242243A (en) | 1991-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4753490A (en) | Brake system for motor vehicles | |
US3674317A (en) | Hydraulic antiskid braking system | |
US4861115A (en) | Electrically-controlled motor vehicle brake system | |
US4565411A (en) | Hydraulic brake system with slip control | |
JPH034612Y2 (ja) | ||
JPS62292556A (ja) | ブレ−キシステム | |
JPH01257652A (ja) | 自動車のためのアンチロック方式 | |
JPS62175247A (ja) | アンチロツク液圧ブレ−キシステム | |
JPS6366701B2 (ja) | ||
JPH02218B2 (ja) | ||
KR960015261B1 (ko) | 록킹 방지 또는 트랙션 슬립 제어 기구를 갖는 제동 장치 | |
GB2207721A (en) | Anti-lock system and propulsion control system for a road vehicle | |
US6644758B1 (en) | Automotive braking system actuated by a pressure fluid | |
US4605263A (en) | Antiskid control apparatus for automobiles | |
US4803840A (en) | Hydraulic brake system for automotive vehicles | |
JPH09503465A (ja) | 自動車用ブレーキシステム | |
US3972192A (en) | Tandem master cylinder | |
JPH04300765A (ja) | 2回路ブレーキ装置 | |
JP2511609B2 (ja) | リニア可変圧力適応ブレ―キ/トラクション制御装置 | |
KR920010118B1 (ko) | 차량용 적응 제동 시스템 | |
US4869561A (en) | Three-channel adaptive braking system | |
MXPA01007768A (es) | Valvula rele con valvula de verificacion doble polarizada integral. | |
JPH04221264A (ja) | アンチロック装置付の自動車ブレーキシステム | |
JPS60229851A (ja) | スキツド防止装置を有する車両ブレーキ装置 | |
US6206485B1 (en) | Electronically controlled motor vehicle braking force distributor |