JPH0422109B2 - - Google Patents
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- JPH0422109B2 JPH0422109B2 JP1168297A JP16829789A JPH0422109B2 JP H0422109 B2 JPH0422109 B2 JP H0422109B2 JP 1168297 A JP1168297 A JP 1168297A JP 16829789 A JP16829789 A JP 16829789A JP H0422109 B2 JPH0422109 B2 JP H0422109B2
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- Japan
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- compressed gas
- drug
- endoscope
- forceps
- gas
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は患部に直接薬剤を投与させる薬剤投与
装置に関するものである。
装置に関するものである。
[従来の技術]
今日、医学機器の発展は目覚ましいものがあ
る。例えば、胃癌等の消化系の治療としてこれま
での外科的治療の他に、内視鏡的治療法(高周波
法、レーザ法、マイクロウエイブ法、ヒートプロ
ーブ法、そして局所注射法等)による治療も可能
になつてきている。
る。例えば、胃癌等の消化系の治療としてこれま
での外科的治療の他に、内視鏡的治療法(高周波
法、レーザ法、マイクロウエイブ法、ヒートプロ
ーブ法、そして局所注射法等)による治療も可能
になつてきている。
しかし、一方では患部に薬剤を直接投与させる
技術が望まれていることもまた事実である。
技術が望まれていることもまた事実である。
[発明が解決しようとする課題]
本発明はかかる課題に鑑みなされたものであ
り、ガスの影響を受けさせることで薬剤をまんべ
くなく患部に直接投与することを可能にする薬剤
投与装置を提供しようとするものである。
り、ガスの影響を受けさせることで薬剤をまんべ
くなく患部に直接投与することを可能にする薬剤
投与装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]及び[作用]
この課題を解決するための本発明の薬剤投与装
置は以下に示す構成を備える。すなわち、 内視鏡の鉗子口に挿入し、先端に開口部を有す
るチユーブ型の薬剤投与装置であつて、前記チユ
ーブの後端に位置し圧縮ガスを発生する圧縮ガス
発生手段と、当該圧縮ガス発生手段よりも先端方
向に位置し、投与する薬剤を保持する保持手段
と、該保持手段に保持された薬剤に前記圧縮ガス
発生手段の圧縮ガスを供給する供給手段とを備
え、該供給手段で供給された圧縮ガスの作用によ
り前記開口部から前記薬剤を放出する。
置は以下に示す構成を備える。すなわち、 内視鏡の鉗子口に挿入し、先端に開口部を有す
るチユーブ型の薬剤投与装置であつて、前記チユ
ーブの後端に位置し圧縮ガスを発生する圧縮ガス
発生手段と、当該圧縮ガス発生手段よりも先端方
向に位置し、投与する薬剤を保持する保持手段
と、該保持手段に保持された薬剤に前記圧縮ガス
発生手段の圧縮ガスを供給する供給手段とを備
え、該供給手段で供給された圧縮ガスの作用によ
り前記開口部から前記薬剤を放出する。
[実施例]
以下添付図面に従つて本発明に係る実施例を詳
細に説明する。尚、実施例では胃部の内視鏡を例
にして説明する。
細に説明する。尚、実施例では胃部の内視鏡を例
にして説明する。
〈内視鏡の説明(第2図,第3図)〉
第2図に内視鏡20の外観を示す。
使用方としては、その先端部21を患者の口か
らその食道を通し、胃の内壁等の状態を見るもの
である。場合によつては、鉗子等を鉗子口26か
ら挿入し、各種治療を行なうできるようになつて
いる。尚、図中、22は接眼部であり、ここを覗
くことでその先端部21の先にある対象物を見る
ことができるようになつている。23は先端部2
1の近傍の湾曲の方向を変えるためのアングルノ
ブである。25はケーブルであつて、この先に光
源、送吸気ポンプ、更には各種処理装置が接続さ
れる。
らその食道を通し、胃の内壁等の状態を見るもの
である。場合によつては、鉗子等を鉗子口26か
ら挿入し、各種治療を行なうできるようになつて
いる。尚、図中、22は接眼部であり、ここを覗
くことでその先端部21の先にある対象物を見る
ことができるようになつている。23は先端部2
1の近傍の湾曲の方向を変えるためのアングルノ
ブである。25はケーブルであつて、この先に光
源、送吸気ポンプ、更には各種処理装置が接続さ
れる。
また、先端部21と内視鏡本体とはフレキシブ
ルなチユーブになつており、その断面を示せば第
3図に示すようになつている。
ルなチユーブになつており、その断面を示せば第
3図に示すようになつている。
図中、31a〜31dはアングルワイヤ孔であ
つて、本体のアングルノブ23を回すことによつ
て、これら各孔中のワイヤの1つが引つ張られる
ようになつている。各ワイヤの端は先端部21の
近傍に固定されているか、アングルノブ23を回
すことによつて、先端部21の向きを変えること
が可能になつている。
つて、本体のアングルノブ23を回すことによつ
て、これら各孔中のワイヤの1つが引つ張られる
ようになつている。各ワイヤの端は先端部21の
近傍に固定されているか、アングルノブ23を回
すことによつて、先端部21の向きを変えること
が可能になつている。
32は送気チヤンネル、33は送水チヤンネル
である。34はイメージガイドフアイバであつ
て、先端部21から取り込まれた画像(光)は、
このイメージガイドフアイバ34を通ることにな
る。従つて、その画像は接眼部22を覗くことで
見ることができる。35a,35bは患部を照す
ための光を先端部21まで導くライトガイドフア
イバである。
である。34はイメージガイドフアイバであつ
て、先端部21から取り込まれた画像(光)は、
このイメージガイドフアイバ34を通ることにな
る。従つて、その画像は接眼部22を覗くことで
見ることができる。35a,35bは患部を照す
ための光を先端部21まで導くライトガイドフア
イバである。
そして、34は鉗子チヤンネル(直径が2〜3
mm)であつて、先に説明した鉗子口26から挿入
された鉗子はこれを介して先端部21にから出す
ことができる。
mm)であつて、先に説明した鉗子口26から挿入
された鉗子はこれを介して先端部21にから出す
ことができる。
〈薬剤投与用の鉗子の説明(第1図)〉
上述した構成における内視鏡を用い、患部(例
えば胃の内壁)に薬剤を直接投与する鉗子の一例
を第1図に示す。尚、説明が前後するが、実施例
で用いる内視鏡20は一般的に使用されているも
のであつて、特別なものである必要はない。
えば胃の内壁)に薬剤を直接投与する鉗子の一例
を第1図に示す。尚、説明が前後するが、実施例
で用いる内視鏡20は一般的に使用されているも
のであつて、特別なものである必要はない。
本実施例におけ鉗子1は、大きく分けて圧縮ガ
ス室2、薬室3、チユーブ4の3つの構造に分け
ることができる。
ス室2、薬室3、チユーブ4の3つの構造に分け
ることができる。
圧縮ガス室2には、図示のようにハンドル5、
弁6,スイツチ7が設けられいる。ハンドル5は
圧縮ガスを収容する容積を調節するためのもので
あり、薬剤の種類(丸薬は粉薬か等)に適応でき
るようにしている。弁6は圧縮ガスを取り入れる
ためのものであり、不図示のバネの作用により、
通常は実線位置に位置している。そして、高圧ガ
スの供給を受けているときには、そのガス圧によ
つて図示破線位置6aまで後退することで、内部
に高圧ガスを収容させることが可能となる。因
に、実施例においては、高圧ガスとして空気、
CO2等人体に悪影響を与えないものを用いている
ことは勿論である。また、弁6の替りにバルブ等
を用いても良いことは勿論である。
弁6,スイツチ7が設けられいる。ハンドル5は
圧縮ガスを収容する容積を調節するためのもので
あり、薬剤の種類(丸薬は粉薬か等)に適応でき
るようにしている。弁6は圧縮ガスを取り入れる
ためのものであり、不図示のバネの作用により、
通常は実線位置に位置している。そして、高圧ガ
スの供給を受けているときには、そのガス圧によ
つて図示破線位置6aまで後退することで、内部
に高圧ガスを収容させることが可能となる。因
に、実施例においては、高圧ガスとして空気、
CO2等人体に悪影響を与えないものを用いている
ことは勿論である。また、弁6の替りにバルブ等
を用いても良いことは勿論である。
スイツチ7は、オーリング7b等によつて、圧
縮ガスが外部に漏れないようになつていて、且つ
通常は押しバネ7cの反発力によつて図示のよう
に位置している。そして、スイツチ7を図示下方
向に押すことにより、図示左右方向に開けられた
通気孔7aを介し、圧縮ガスが薬室3側に放出さ
れることになる。
縮ガスが外部に漏れないようになつていて、且つ
通常は押しバネ7cの反発力によつて図示のよう
に位置している。そして、スイツチ7を図示下方
向に押すことにより、図示左右方向に開けられた
通気孔7aを介し、圧縮ガスが薬室3側に放出さ
れることになる。
薬室3には、丸薬9を含んでいるカートリツジ
8が収納されている。このカートリツジ8は、そ
の薬室3に収納するとき、その両端を破つておく
か、或いは簡単に破れるものが望ましい。また、
丸薬9の大きさであるが、最終的にチユーブ4
(鉗子チヤンネル36に挿入される)を通つて、
患部に投与されるわけであるから、少なくとも鉗
子チヤンネル36の内径以下の大きさであること
が必要になる。
8が収納されている。このカートリツジ8は、そ
の薬室3に収納するとき、その両端を破つておく
か、或いは簡単に破れるものが望ましい。また、
丸薬9の大きさであるが、最終的にチユーブ4
(鉗子チヤンネル36に挿入される)を通つて、
患部に投与されるわけであるから、少なくとも鉗
子チヤンネル36の内径以下の大きさであること
が必要になる。
以上の構成及び理由から、スイツチ7を押下す
ると、圧縮ガスがカートリツジ8の端面に放出さ
れることになる。その結果、内部にあつた丸薬9
は、カートリツジ8のもう一方の端面、チユーブ
4を、圧縮された気体と共に加速される。そし
て、ついには内視鏡20の先端21より丸薬9が
放出され、患部に投与されることになる。尚、丸
薬の硬度によつても異なるが、内視鏡内を通過中
にその通路の側面もしくは丸薬どうしが衝突する
ことで、その丸薬が小片群まで砕かれるものがあ
る。換言すれば、内視鏡20の先端部21から放
出される微小片の数は、セツトしたときの丸薬そ
れ自体の数を上回ることはあつても、減ることは
ない。これの意味するところは、丸薬としてセツ
トされる薬の硬度が低い場合、実際に内視鏡20
の先端から噴出する薬は、細かい粒子状、もしく
は粉末状になることを意味し、結果として患部を
中心とする所定範囲にまんべんなく薬が投与され
ることになり、薬剤投与として極めて高い効果が
得られる。また、このとき、投与される範囲は、
圧縮ガス室2の容積によつても多少変更できる
が、最も効果的なのは、内視鏡20の先端と患部
との距離を変更することである。つまり、距離が
大きければ大きいほどガスの影響を受けるので投
与される範囲は広くなるし、その距離が小さけれ
ば小さいほど限られた範囲のみに投与されること
になる。
ると、圧縮ガスがカートリツジ8の端面に放出さ
れることになる。その結果、内部にあつた丸薬9
は、カートリツジ8のもう一方の端面、チユーブ
4を、圧縮された気体と共に加速される。そし
て、ついには内視鏡20の先端21より丸薬9が
放出され、患部に投与されることになる。尚、丸
薬の硬度によつても異なるが、内視鏡内を通過中
にその通路の側面もしくは丸薬どうしが衝突する
ことで、その丸薬が小片群まで砕かれるものがあ
る。換言すれば、内視鏡20の先端部21から放
出される微小片の数は、セツトしたときの丸薬そ
れ自体の数を上回ることはあつても、減ることは
ない。これの意味するところは、丸薬としてセツ
トされる薬の硬度が低い場合、実際に内視鏡20
の先端から噴出する薬は、細かい粒子状、もしく
は粉末状になることを意味し、結果として患部を
中心とする所定範囲にまんべんなく薬が投与され
ることになり、薬剤投与として極めて高い効果が
得られる。また、このとき、投与される範囲は、
圧縮ガス室2の容積によつても多少変更できる
が、最も効果的なのは、内視鏡20の先端と患部
との距離を変更することである。つまり、距離が
大きければ大きいほどガスの影響を受けるので投
与される範囲は広くなるし、その距離が小さけれ
ば小さいほど限られた範囲のみに投与されること
になる。
ところで、外部からの圧縮ガスを一旦圧縮ガス
室2内に溜めてから、丸薬投与したのには理由が
ある。それは、たとえ内視鏡に吸引(ガス等の)
チヤンネルが別個設けられていたとしても、漫然
と体内に薬剤投与すると共に高圧圧縮ガスを放出
することは危険であるからである。この点、実施
例では圧縮室2に1回当りのガス量しか溜めな
い、換言すれば、連続的に高圧ガスを放出するこ
とがないので、この危険性は全くない。
室2内に溜めてから、丸薬投与したのには理由が
ある。それは、たとえ内視鏡に吸引(ガス等の)
チヤンネルが別個設けられていたとしても、漫然
と体内に薬剤投与すると共に高圧圧縮ガスを放出
することは危険であるからである。この点、実施
例では圧縮室2に1回当りのガス量しか溜めな
い、換言すれば、連続的に高圧ガスを放出するこ
とがないので、この危険性は全くない。
また、実施例では、投与する薬を丸薬とした
が、この他にも顆粒のものや、細粉、粉体、更に
は液体等であつても可能であることがわかつたの
で、丸薬だけに限定されるものではない。要は、
鉗子チヤンネルを通るものであれば良い。特に、
粒の小さい薬ほど、一緒に放出される気体の影響
が受け易くなるので、薬をまんべんなく患部に投
与でき、しかも、その投与する範囲を適当に変更
できるという効果が期待できる。尚、患部との距
離は内視鏡20の接眼部22を覗きながら、放出
のタイミングをとればよい。
が、この他にも顆粒のものや、細粉、粉体、更に
は液体等であつても可能であることがわかつたの
で、丸薬だけに限定されるものではない。要は、
鉗子チヤンネルを通るものであれば良い。特に、
粒の小さい薬ほど、一緒に放出される気体の影響
が受け易くなるので、薬をまんべんなく患部に投
与でき、しかも、その投与する範囲を適当に変更
できるという効果が期待できる。尚、患部との距
離は内視鏡20の接眼部22を覗きながら、放出
のタイミングをとればよい。
〈他の実施例の説明(第4図)〉
上述した実施例では、丸薬投与する毎にカート
リツジを交換する必要がある。しかしながら、場
合によつては、何回かに渡つて投与することが必
要になると、その操作が面倒なものになつてしま
う。
リツジを交換する必要がある。しかしながら、場
合によつては、何回かに渡つて投与することが必
要になると、その操作が面倒なものになつてしま
う。
そこで、第4図に示すように、薬剤を収納して
いるチエンバ40を薬室に接続し、弁41を介し
て薬室内部に薬を充填できるようにしても構わな
い。この構成にすれば、カートリツジの効果の作
業が不要になるので、図示の如く圧縮ガス室と薬
室とは一体的に製造しても構わない。尚、その他
の動作内容の説明は、上述した実施例と重複する
から割愛する。
いるチエンバ40を薬室に接続し、弁41を介し
て薬室内部に薬を充填できるようにしても構わな
い。この構成にすれば、カートリツジの効果の作
業が不要になるので、図示の如く圧縮ガス室と薬
室とは一体的に製造しても構わない。尚、その他
の動作内容の説明は、上述した実施例と重複する
から割愛する。
以上説明したように本実施例によれば、簡単な
操作でもつて、ガスの影響を受けさせることで薬
剤をまんべんなく患部に直接投与することが可能
になる。特に、薬剤としては小さければ小さいほ
ど気体の作用を受けるので患部に略均一に投与で
き、且つ、投与する範囲を調節することも可能に
なる。
操作でもつて、ガスの影響を受けさせることで薬
剤をまんべんなく患部に直接投与することが可能
になる。特に、薬剤としては小さければ小さいほ
ど気体の作用を受けるので患部に略均一に投与で
き、且つ、投与する範囲を調節することも可能に
なる。
尚、実施例では説明した構造によつて本発明が
限定されるものではなく、その特許請求の範囲に
記載された範囲内で適宜変更できることは言うま
でもない。例えば、実施例のスイツチ7等は電磁
バルブであつても良いし、空気銃の原理を応用さ
せても良い。
限定されるものではなく、その特許請求の範囲に
記載された範囲内で適宜変更できることは言うま
でもない。例えば、実施例のスイツチ7等は電磁
バルブであつても良いし、空気銃の原理を応用さ
せても良い。
また、実施例では薬室3を内視鏡外に出る部分
に設けるものとして説明したが、鉗子1の先端部
に設けるようにしても良いことは勿論である。
に設けるものとして説明したが、鉗子1の先端部
に設けるようにしても良いことは勿論である。
〈火炎用鉗子の説明(第5図)〉
上述した実施例では、患部に薬剤を直接投与す
る例であつたが、以下の説明では内視鏡的治療と
しての例えば癌組織の焼却や止血処置に使用する
鉗子を説明する。
る例であつたが、以下の説明では内視鏡的治療と
しての例えば癌組織の焼却や止血処置に使用する
鉗子を説明する。
第5図に示す鉗子がそれで、図示の様に2重構
造となつている。
造となつている。
内筒チユーブ50は、可燃ガス注入口51から
注入された可燃ガスを内視鏡の先端部に導くもの
であり、外筒チユーブ52との間の層で燃やすに
必要な空気を送り込む。可燃ガス及び空気は別個
に設けられたガスボンベより取り出せば良いが、
各々の流量は図示しない可変バルブによつて調節
するようにしておく。また、着火であるが、図示
の鉗子先端に例えば電熱線を設け、それに電流を
流すことで着火するものとする。
注入された可燃ガスを内視鏡の先端部に導くもの
であり、外筒チユーブ52との間の層で燃やすに
必要な空気を送り込む。可燃ガス及び空気は別個
に設けられたガスボンベより取り出せば良いが、
各々の流量は図示しない可変バルブによつて調節
するようにしておく。また、着火であるが、図示
の鉗子先端に例えば電熱線を設け、それに電流を
流すことで着火するものとする。
このような構成において、接眼レンズ22を覗
いて、先端部21が患部に向いているいこと判断
したときに、電熱線に電流を流し、各ガスを送り
込む。勿論、このときには、別チヤンネルにおい
て吸引処置をしておく。尚、着火の原理である
が、この他にも火花を発生させる方法(電子ライ
タ等に用いられている)を用いても良い。
いて、先端部21が患部に向いているいこと判断
したときに、電熱線に電流を流し、各ガスを送り
込む。勿論、このときには、別チヤンネルにおい
て吸引処置をしておく。尚、着火の原理である
が、この他にも火花を発生させる方法(電子ライ
タ等に用いられている)を用いても良い。
[発明の効果]
以上説明した様に本発明によれば、ガスの影響
を受けさせることで薬剤をまんべんなく患部に直
接投与することが可能になる。特に、薬剤として
は小さければ小さいほど気体の作用を受けるので
患部に略均一に投与でき、且つ、投与する範囲を
調節することも可能になる。
を受けさせることで薬剤をまんべんなく患部に直
接投与することが可能になる。特に、薬剤として
は小さければ小さいほど気体の作用を受けるので
患部に略均一に投与でき、且つ、投与する範囲を
調節することも可能になる。
また、放出する圧縮ガスの容積を調整すること
で、投与する薬剤の大きさに適した投与が可能と
なる。
で、投与する薬剤の大きさに適した投与が可能と
なる。
第1図は実施例における薬剤投与に係る鉗子の
構造を示す図、第2図は内視鏡の外観構成を示す
図、第3図は内視鏡のチユーブの断面図、第4図
は他の実施例における薬剤投与にかかる鉗子の構
造を示す図、第5図は火炎治療に係る鉗子の構造
を示す図である。 図中、1…鉗子、2…高圧ガス室、3…薬室、
4…チユーブ、5…ハンドル、6…弁、7…スイ
ツチ、7a…通気孔、7b…オーリング、7c…
押しバネ、8…カートリツジ、9…丸薬、20…
内視鏡、26…鉗子口、36…鉗子チヤンネル、
40…チエンバである。
構造を示す図、第2図は内視鏡の外観構成を示す
図、第3図は内視鏡のチユーブの断面図、第4図
は他の実施例における薬剤投与にかかる鉗子の構
造を示す図、第5図は火炎治療に係る鉗子の構造
を示す図である。 図中、1…鉗子、2…高圧ガス室、3…薬室、
4…チユーブ、5…ハンドル、6…弁、7…スイ
ツチ、7a…通気孔、7b…オーリング、7c…
押しバネ、8…カートリツジ、9…丸薬、20…
内視鏡、26…鉗子口、36…鉗子チヤンネル、
40…チエンバである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内視鏡の鉗子口に挿入し、先端に開口部を有
するチユーブ型の薬剤投与装置であつて、 前記チユーブの後端に位置し圧縮ガスを発生す
る圧縮ガス発生手段と、 当該圧縮ガス発生手段よりも先端方向に位置
し、投与する薬剤を保持する保持手段と、 該保持手段に保持された薬剤に前記圧縮ガス発
生手段の圧縮ガスを供給する供給手段とを備え、 該供給手段で供給された圧縮ガスの作用により
前記開口部から前記薬剤を放出することを特徴と
する薬剤投与装置。 2 前記圧縮発生手段は、圧縮ガスを所定量収容
する圧縮ガス収容手段であつて、 当該圧縮ガス収容手段は、自身の収容容積を調
整する調整手段を備えることを特徴とする請求項
第1項に記載の薬剤投与装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168297A JPH0332681A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 薬剤投与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168297A JPH0332681A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 薬剤投与装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1308937A Division JPH0347248A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 内視鏡用火炎発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332681A JPH0332681A (ja) | 1991-02-13 |
JPH0422109B2 true JPH0422109B2 (ja) | 1992-04-15 |
Family
ID=15865405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1168297A Granted JPH0332681A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 薬剤投与装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332681A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9839772B2 (en) | 2008-05-06 | 2017-12-12 | Cook Medical Technologies Llc | Apparatus and methods for delivering therapeutic agents |
US9867931B2 (en) | 2013-10-02 | 2018-01-16 | Cook Medical Technologies Llc | Therapeutic agents for delivery using a catheter and pressure source |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4984804B2 (ja) * | 2006-10-05 | 2012-07-25 | 株式会社島津製作所 | 針無注射器 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1168297A patent/JPH0332681A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9839772B2 (en) | 2008-05-06 | 2017-12-12 | Cook Medical Technologies Llc | Apparatus and methods for delivering therapeutic agents |
US9867931B2 (en) | 2013-10-02 | 2018-01-16 | Cook Medical Technologies Llc | Therapeutic agents for delivery using a catheter and pressure source |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332681A (ja) | 1991-02-13 |
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