JPH04220913A - 押釦スイツチ - Google Patents

押釦スイツチ

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Publication number
JPH04220913A
JPH04220913A JP41258890A JP41258890A JPH04220913A JP H04220913 A JPH04220913 A JP H04220913A JP 41258890 A JP41258890 A JP 41258890A JP 41258890 A JP41258890 A JP 41258890A JP H04220913 A JPH04220913 A JP H04220913A
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JP
Japan
Prior art keywords
sliding member
housing
stem
button switch
key top
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP41258890A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Kaneko
金子 鏡一
Mitsuhiro Okada
充弘 岡田
Tetsuzo Kato
加藤 鉄三
Hiroshige Kusano
草野 太栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピユー
タやワードプロセツサ等の入力装置のキースイツチとし
て用いられる押釦スイツチに係り、特に、薄型化に好適
な押釦スイツチに関する。
【0002】
【従来の技術】図8はこの種の押釦スイツチの従来例を
示す断面図である。同図において、符号50は金属等の
硬質材料からなる補強板を示し、この補強板50上には
メンブレンスイツチ51が載置されている。このメンブ
レンスイツチ51は、可動接点52を有する上部シート
53と、固定接点54を有する下部シート55と、これ
ら上下のシート53,55間に介設されたスペーサ56
とで構成されている。かかるメンブレンスイツチ51上
には合成樹脂製のハウジング57が載置されており、こ
のハウジング57には環状のガイド筒58とその外方に
位置する側壁59とが一体成形されている。ガイド筒5
8内には、合成樹脂製のキートツプ60の天井面に垂設
されたステム61が摺動自在に挿入されており、このス
テム61内にはコイルばね62が取り付けられている。 また、ガイド筒58と側壁59間に形成されている平坦
面とキートツプ60の天井面との間には復帰ばね63が
介設されている。なお、図示はしていないが、ハウジン
グ57の側壁59には上端を係止面となした切欠き溝が
形成されており、一方、キートツプ60には該切欠き溝
内を昇降可能な係合爪が付設されており、非操作時に該
係合爪を該切欠き溝の上端に係止させることにより、キ
ートツプ60のハウジング57からの脱落が防止されて
いる。
【0003】次に、上記の如く構成された押釦スイツチ
の動作について説明する。図8に示す非操作状態では、
キートツプ60は復帰ばね63の弾性力によつて、図示
省略した係合爪が切欠き溝の上端に当接するストローク
最上点に位置しており、このとき、コイルばね62の下
端は上部シート53から離間しているので、メンブレン
スイツチ51は可動接点52と固定接点54とが非接触
のオフ状態にある。この状態から、オペレータが復帰ば
ね63の弾性力に抗してキートツプ60を押し込むと、
ステム61の外周面がガイド筒58の内周面に沿つて下
降し、キートツプ60はストローク最下点まで移動され
る。このとき、ステム61内に保持されたコイルばね6
2は上部シート53に当接して漸次圧縮されるため、コ
イルばね62の弾発力によつて上部シート53が下方へ
撓み、可動接点52が固定接点54に接触してメンブレ
ンスイツチ51はオフからオン状態へと切換えられる。 そして、このオン状態でキートツプ60に対する押圧操
作力を除去すると、復帰ばね63の弾性力によつてキー
トツプ60は図8に示すストローク最上点まで上昇する
ため、撓んでいた上部シート53が復元し、これに伴つ
て可動接点52が固定接点54から離間してメンブレン
スイツチ51はオンからオフ状態へと切換えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の押
釦スイツチにあつては、ステム61をガイド筒58内に
挿入して摺接させることにより、キートツプ60がハウ
ジング57に対し昇降自在に保持されているので、所望
の作動ストロークを確保しつつ押釦スイツチを薄型化す
るために、ガイド筒58の高さ寸法を小さくするという
試みがなされているが、その場合、ガイド筒58に対す
るステム61の挿入量が必然的に少なくなつてしまい、
摺接に必要とされる両者間の微小クリアランスに起因し
てキートツプ60がハウジング57に対し傾きやすくな
つてしまう。特に、オペレータがキートツプ60の天面
の縁部を押し込む所謂端押しが行われた場合、ステム6
1がガイド筒58に引つ掛かり、操作感触が極めて悪く
なるという不都合があつた。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、操作感触や信頼性を劣化させるこ
となく薄形化が図れる押釦スイツチを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的は
、スイツチ素子を内蔵するハウジングと、該ハウジング
に対して昇降可能な摺動部材と、該摺動部材に対して昇
降可能なステムと、上記ハウジングと上記摺動部材との
間に介設された第1の復帰ばねと、上記ステムと上記摺
動部材との間に介設された第2の復帰ばねとを具備し、
且つ、上記ハウジングの相対向する側壁にそれぞれ、外
向きの係止爪および該係止爪の両側部分を切り欠いた形
状の逃げ溝を設けるとともに、上記摺動部材の相対向す
る隅部にそれぞれ、上記逃げ溝内を昇降可能な連結壁お
よび該連結壁に支持されて垂下し非操作時に上記係止爪
に係止する鉤片を設けることによつて達成される。
【0007】
【作用】上記手段によれば、ステムを押圧操作すると摺
動部材がハウジングと該ステムとにそれぞれ相対移動す
るため、摺動距離を減ずることなく高さ寸法を小さくす
ることができ、また、連結壁を逃げ溝内で昇降可能とな
し、ハウジングの側壁が摺動部材の降下量を規制しない
ようにしてあるので、該摺動部材のストローク最上点を
低い位置に設定することができ、また、鉤片を連結壁で
支持しているので十分な機械的強度が得られ、摺動部材
の耐久性が高まつている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
基づいて詳細に説明する。ここで、図1および図2は本
実施例に係る押釦スイツチをそれぞれ別方向から見た断
面図、図3はこの押釦スイツチに具備されるハウジング
の平面図、図4および図5はそれぞれこの押釦スイツチ
に具備される摺動部材の底面図と平面図、図6はこの押
釦スイツチの分解斜視図、図7はこの押釦スイツチの押
圧操作状態を示す断面図である。
【0009】これらの図に示す押釦スイツチは、ハウジ
ング1、可動接点2、クリツクばね3、摺動部材4、コ
イルばね5、スラム6、およびキートツプ7にて構成さ
れている。ハウジング1は、内底面の中央にガイド筒8
を立設し、且つ周囲に側壁9を立設した有底箱形に成形
されており、ガイド筒8の上端には一対のスリ割り10
が形成されている。また、側壁9の相対向する二隅には
それぞれ、外向きの係止爪11と、該係止爪11の両側
部分を切り欠いた形状の逃げ溝12とが形成されている
。ハウジング1の内底面の互いに離間する位置に露出す
る第1の固定接点13と第2の固定接点14は、ハウジ
ング1の成形時にインサートして固着したもので、第1
の固着接点13の2箇所には露出面側の口径が埋設され
る底面側の口径よりも大きい漏斗状の貫通孔15が予め
形成されていて、ハウジング1の成形時に各貫通孔15
内に充填される樹脂が該固定接点13の埋設部分の縁部
に乗り上げる形になつているため、該縁部が樹脂に押え
つけられて該固定接点13に十分な剥離強度が確保され
ている。なお、第2の固定接点14は2箇所が略直角に
折曲されて側壁9に埋設されているので、上記のような
貫通孔は有さないが十分な剥離強度が確保されており、
これら第1および第2の固定接点13,14からそれぞ
れ導出された端子(図6参照)がハウジング1の外方へ
延びている。また、第2の固定接点14には可動接点2
をスポツト溶接するための突起16が形成されており、
一方、ハウジング1の内底面で該突起16とガイド筒8
を介して対向する位置には2箇所に、該突起16と同じ
高さの突起17が形成されていて、これら突起16,1
7上にシート状の可動接点2を載置し、突起16をプロ
ジエクシヨンとするスポツト溶接を行うことにより、該
可動接点2は3点支持された状態で第1の固定接点13
を覆う位置に配置されている。この可動接点2は弾性に
富むリン青銅等の金属薄板からなり、その中央に前記ガ
イド筒8を遊挿させるための透孔18が形成されている
とともに、第1の固定接点13と対向する個所に金クラ
ツド(図示せず)が形成されている。クリツクばね3は
、リン青銅等の金属板を略S字形状にプレス抜きしたも
のからなり、両端の掛止部19を第2の固定接点14の
角部に掛止することにより中央部分が膨出した略ドーム
形状にフオーミングされ、この状態で中央に円環状20
が前記ガイド筒8に遊挿されている。
【0010】摺動部材4は、その中央に、リブ21を介
して環状壁22に連結されたガイド筒23を垂設し、且
つ側壁24の相対向する二隅にそれぞれ、連結壁25を
介して該側壁24に連結された鉤片26を垂設してなる
一体成形品である。ガイド筒23の外径寸法はハウジン
グ1の前記ガイド筒8の内径寸法とほぼ同等に設定され
ていて、このガイド筒23の上端にも一対のスリ割り2
7が形成されており、一方、環状壁22の内径寸法は前
記ガイド筒8の外形寸法に比べて幾分大き目に設定され
ていて、この環状壁22の外側にはばね受け凹部28が
形成されている。また、側壁24と一対の連結壁25と
鉤片26とで画成される係合孔29は、ハウジング1の
前記係止爪11と対応する位置にあつて、各連結壁25
が前記逃げ溝12内を昇降するようになつており、鉤片
26の内側底部に形成されている第1の係合段部30を
前記係止爪11に係止させることで該摺動部材4のハウ
ジング1からの脱落が防止されている。つまり、この摺
動部材4は、前記クリツクばね3の弾発力で上方へ付勢
されつつハウジング1に昇降可能に保持されており、こ
の昇降動作は側壁24が前記側壁9の内周面と摺接し、
且つリブ21を前記スリ割り10内に位置させた状態で
ガイド筒23が前記ガイド筒8の内周面と摺接するとい
うものであるが、第1の係合段部30を前記係止爪11
に係止させることでストローク最上点が規定されている
。なお、ストローク最上点においても両側壁9,24は
一部重なり合つていて、塵埃の侵入が防止されている。 さらに、この摺動部材4の上記二隅にはそれぞれ、連結
壁25の上端から鉤片26の上端にかけて斜め下方へ切
り欠いた形状の逃げ部31が形成されており、また、残
り二隅にはそれぞれ、第2の係合段部32および平面視
略三角形状の逃げ穴33が形成されている。一方、摺動
部材4の底面には、クリツクばね3に常時当接する一対
の押圧突起34が形成されており、該底面の周縁部はク
リツクばね3との接触を回避するため面取り形状に切り
欠かれている。
【0011】ステム6は、その中央に連結片35を介し
て支持された円柱状の摺動突起36が垂設されており、
この摺動突起36の直径は摺動部材4の前記ガイド筒2
3の内径寸法とほぼ同等に設定されている。摺動突起3
6の周囲には半月状の切欠37が一対形成されており、
また、側壁38の相対向する二隅にはそれぞれ、外向き
の係合爪39を有する脚片40が垂設されていて、各脚
片40の内側にはそれぞれ嵌合孔41が形成されている
。このステム6は、その天井面と摺動部材4の前記ばね
受け凹部28との間にコイルばね5を介設してから、脚
片40を前記逃げ穴33内に位置させて側壁38を前記
側壁24の内側へ挿入することにより、コイルばね5の
弾発力で上方へ付勢されつつ摺動部材4に昇降可能に保
持されており、この昇降動作は摺動突起36が前記ガイ
ド筒23の内周面と摺接するというものであるが、係合
爪39を前記第2の係合段部32に係止させることでス
トローク最上点が規定され、該ステム6の摺動部材4か
らの脱落が防止されている。なお、ストローク最上点に
おいても両側壁24,38は一部重なり合つていて、塵
埃の侵入が防止されている。一方、キートツプ7は、そ
の天井面の2個所に、ステム6の前記嵌合孔41と平面
形状を同じくする嵌合突起42が垂設されており、これ
ら一対の嵌合突起42をそれぞれ前記嵌合孔41内に圧
入することによりステム6とキートツプ7とが一体化さ
れている。そして、オペレータに端押しされた際に懸念
されるキートツプと他の部材との当接を回避するため、
前記したように摺動部材4に逃げ部31が設けてあるの
で、このキートツプ7にはある程度の撓みが許容されて
いる。換言するなら、端押しされてキートツプ7の縁部
が撓んだとしても、該キートツプ7が他の部材に当接し
て衝撃や衝突音を生起する虞れはなく、ステム6の降下
が阻害される虞もない。また、ステム6は前記脚片40
の弾性を利用してスナツプインさせることで摺動部材4
に組み込まれるが、組み込んだ後に嵌合孔41内に嵌合
突起42を圧入して脚片40の変形を防止しているので
、ステム6の摺動部材4に対する抜け止め強度が高まつ
ている。さらに、また、脚片40および嵌合突起42が
摺動部材4の前記逃げ穴33内に挿通させてあるので、
脚片40を長寸にして組み込み時に必要な弾性を確保し
、且つ嵌合突起42も長寸にして必要な嵌合強度を確保
しているにも拘らず、摺動部材4の上端面とキートツプ
7の天井面との間隔が小さくなつている。なお、図示は
していないが、かかる押釦スイツチは、ハウジング1の
ガイド筒8の下端部を挿入するための透孔を有するプリ
ント基板上に載置され、第1および第2の固定接点13
,14の前記端子を該プリント基板の回路パターンには
んだ付けして実装される。
【0012】次に、上記の如く構成された押釦スイツチ
の動作について説明する。図1,図2に示す非操作状態
では、キートツプ7に一体化されたステム6はコイルば
ね5によつて上方へ付勢され、且つ摺動部材4はクリツ
クばね3によつて上方へ付勢されているので、キートツ
プ7はストローク最上点に位置している。このとき、ク
リツクばね3は略ドーム形状となつているため可動接点
2は押し込まれず、よつて該可動接点2と第1の固定接
点13は非接触でスイツチはオフ状態にある。この状態
からオペレータがキートツプ7の天面を押し込むと、ス
テム6の摺動突起36が摺動部材4のガイド筒23内を
下降してコイルばね5を圧縮するとともに、圧縮された
コイルばね5の弾発力でガイド筒23がハウジング1の
ガイド筒8内を下降し、その結果、摺動部材4の底面の
押圧突起34によつてクリツクばね3が押圧反転され、
図7に示す如く、反転したクリツクばね3に押し込まれ
て撓む可動接点2が第1の固定接点13に接触して、ス
イツチはオフからオン状態へと切換えられる。このとき
、摺動部材4とステム6との間の摺動面は、ガイド筒2
3と摺動突起36間ならびに両側壁24,38間の内外
両方で確保され、また、ハウジング1と摺動部材4との
間の摺動面は、両ガイド筒8,23間ならびに両側壁9
,24間の内外両方で確保されている。なお、スイツチ
がオン状態となるストローク最下点において、両ガイド
筒8,23の上端は共にステム6の切欠37内に位置し
、またステム6の連結片35は両ガイド筒8,23のス
リ割り10,27内に位置している。そして、キートツ
プ7に対する押圧操作力を除去すると、摺動部材4とス
テム6はそれぞれクリツクばね3とコイルばね5の弾性
力によつて図1,2に示すストローク最上点まで上昇す
るので、クリツクばね3に押し込まれていた可動接点2
の撓みが解消され、よつて可動接点2が第1の固定接点
13から離間してスイツチはオンからオフ状態へと切換
えられる。
【0013】このように、上記実施例にあつては、キー
トツプ7を押圧操作すると摺動部材4がハウジング1と
ステム6とにそれぞれ相対移動するので、摺動距離を十
分にとつて良好な操作感触を確保しても全体の高さ寸法
はさほど大きくする必要がない。しかも、摺動部材4の
連結壁25がハウジング1の逃げ溝12内を昇降し、側
壁9が該摺動部材4の降下量を規制しないように配慮さ
れているので、該摺動部材4のストローク最上点を低い
位置に設定することができ、また、摺動部材4の逃げ穴
33内にステム6の脚片40およびキートツプ7の嵌合
突起42を挿通させるので、これら脚片40および嵌合
突起42にそれぞれ必要な長さを確保しても、該摺動部
材4の上端面と該キートツプ7の天井面との間隔を小さ
く設定できる。つまり、この摺動部材4は、その組込み
スペースが全体の高さ寸法に悪影響を及ぼさないように
配慮されている。そして、摺動部材4のハウジング1か
らの脱落を防止するための鉤片26が一対の連結壁25
に支持されていることから、該鉤片26には十分な機械
的強度が確保されており、よつて該摺動部材4は耐久性
においても問題がない。
【0014】また、上記実施例にあつては、第1の固定
接点13の漏斗状の貫通孔15内に充填させた樹脂によ
つて該固定接点13に十分な反理強度が確保されている
ので、ハウジング1の底板部分を従来品に比して肉薄に
形成することができる。しかも、キートツプ7が端押し
されて縁部が撓んだ場合にも他の部材と当接することの
ないように逃げ部31が設けてあるので、該キートツプ
7には若干の撓みが許容され、その板厚を従来品に比し
て肉薄に形成することができる。したがつて、ハウジン
グ1やキートツプ7を肉薄に形成して押釦スイツチの一
層の薄形化を図ることが可能となる。
【0015】さらにまた、上記実施例にあつては、シー
ト状の可動接点2を突起16および一対の突起17の3
点で支持しているので、押圧操作時に該可動接点2に作
用する反力が小さくなつて撓みやすく、その分、作動力
が低減して操作性が向上している。しかも、可動接点2
と接離する第1の固定接点13が該可動接点2に覆われ
ているので、両接点2,13間に外部から塵埃が侵入す
る可能性が小さく、よつて両接点2,13が塵埃の介在
で接触不良を起こす可能性が小さく、信頼性の高い押釦
スイツチとなつている。
【0016】なお、上記実施例ではシート状の可動接点
2をクリツクばね3で押し込む構成になつているが、ク
リツクばねを可動接点として用いた押釦スイツチにおい
ても、本発明は適用可能である。また、固定接点13,
14や可動接点2を省略し、ハウジング1の内底面にメ
ンブレンスイツチを配置した押釦スイツチにおいても、
本発明は適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による押釦
スイツチは、摺動部材がハウジングとステムとにそれぞ
れ相対移動するので、十分な摺動距離を確保しつつ全体
の高さ寸法を小さくすることができ、しかも、摺動部材
の連結壁をハウジングの逃げ溝内で昇降させるので該摺
動部材のストローク最上点を低い位置に設定できるとと
もに、該連結壁に支持された鉤片をハウジングに係止さ
せる構造なので該摺動部材の耐久性も良好であり、よつ
て操作感触や信頼性を劣化させずに大幅な薄形化が図れ
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る押釦スイツチの断面図
である。
【図2】該押釦スイツチを図1とは別方向から見た断面
図である。
【図3】該押釦スイツチに具備されるハウジングの平面
図である。
【図4】該押釦スイツチに具備される摺動部材の底面図
である。
【図5】該摺動部材の平面図である。
【図6】該御釦スイツチの分解斜視図である。
【図7】該御釦スイツチの押圧操作状態を示す断面図で
ある。
【図8】従来の押釦スイツチの断面図である。
【符号の説明】
1  ハウジング 2  可動接点 3  クリツクばね 4  摺動部材 5  コイルばね 6  ステム 7  キートツプ 9  側壁 11  係止爪 12  逃げ溝 13  第1の固定接点 14  第2の固定接点 25  連結壁 26  鉤片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スイツチ素子を内蔵するハウジングと
    、該ハウジングに対して昇降可能な摺動部材と、該摺動
    部材に対して昇降可能にステムと、上記ハウジングと上
    記摺動部材との間に介設された第1の復帰ばねと、上記
    ステムと上記摺動部材との間に介設された第2の復帰ば
    ねとを具備し、且つ、上記ハウジングの相対向する側壁
    にそれぞれ、外向きの係止爪および該係止爪の両側部分
    を切り欠いた形状の逃げ溝を設けるとともに、上記摺動
    部材の相対向する隅部にそれぞれ、上記逃げ溝内を昇降
    可能な連結壁および該連結壁に支持されて垂下し非操作
    時に上記係止爪に係止する鉤片を設けたことを特徴とす
    る押釦スイツチ。
JP41258890A 1990-12-21 1990-12-21 押釦スイツチ Withdrawn JPH04220913A (ja)

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