JPH04220127A - 缶端部の製造に使用するようなシェルを製造する方法及びその装置 - Google Patents

缶端部の製造に使用するようなシェルを製造する方法及びその装置

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JPH04220127A
JPH04220127A JP3004627A JP462791A JPH04220127A JP H04220127 A JPH04220127 A JP H04220127A JP 3004627 A JP3004627 A JP 3004627A JP 462791 A JP462791 A JP 462791A JP H04220127 A JPH04220127 A JP H04220127A
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JP
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Application number
JP3004627A
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English (en)
Inventor
Omar L Brown
オマー・エル・ブラウン
David K Wynn
デーヴィッド・ケイ・ワイン
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Dayton Reliable Tool and Manufacturing Co
Original Assignee
Dayton Reliable Tool and Manufacturing Co
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Publication date
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Priority claimed from US07/467,818 external-priority patent/US5062287A/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属缶の端部に近接し
てシェルを形成する方法及び装置に関し、特に、同一プ
レス内に収容された2つのステーションにて缶端部用の
シェルを形成すると共に、ステーション間にて該シェル
を搬送する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】清涼飲物、ビール、ジュース等のような
液体を包装する1つの一般的な方法は、典型的にアルミ
ニウムから成る缶内に入れることである。かかる缶にお
いて、通常、単一の缶本体又は、深絞りした缶本体は、
缶側部及び一体の底部を含めて製造される。被覆した金
属製のシーム加工した本体を備え、以下に説明するよう
に、缶の頂部を形成するために使用されるシェルの形態
とした別個の頂部が取り付けられたその他の缶もある。 何れの場合でも、後で缶を開けるための手段を含む上端
は、別個に製造し、缶に内味を充填した後に缶本体に取
り付けることが出来る。これらのいわゆるイージーオー
プン、又は「ポップトップ」端部は、適当な切り目を付
けることで一端に転換することが出来、一体のリベット
止め技術によりプルタブを取り付けることの出来るシェ
ルから成る。これらシェルは、原材料のストリップから
適当な素材を切断し、該素材を形成して、補強用のさら
穴及びチャック壁の形状体により囲繞された中央通路、
及び缶の密封中、缶の本体縁部と相互作用し得るように
したシェルの縁曲部を画成する。素材は、本出願人と同
一人が譲り受けた米国特許第4,637,961号に開
示されかつ特許請求の範囲に記載されている。
【0003】シェルはシェルプレフォーム体を第1のス
テーションにて形成し、該プレフォーム体を第2のステ
ーションに搬送し、シェルのプレフォーム体は、その後
、該第2のステーションにて、完成したシェルに成形さ
れる。シェルの公知の製造方法において、素材は、素材
ストリップから除去し、ここで、シェルプレフォーム体
は、プレスラムの第1のストローク中に形成され、シェ
ルのプレフォーム体は、第2のステーションにて、プレ
スラムのその後のストローク中に成形されて完成したシ
ェルになる。
【0004】プレス中で工具が開放する間、シェルを第
1のステーションから第2のステーションに搬送するた
めの搬送システムが設けられる。1つの方法において、
第1の加工ステーション内にて成形されたシェルのプレ
フォーム体は、搬送のため垂直方向に位置決めされ、装
置を作動させて、シェルに端縁方向の打撃を加え、これ
によりシェルは加工工具から外方に突き出される。別の
方法として、搬送のために位置決めされたシェルは、シ
ェルに隣接して位置決めされたオリフィスから発する圧
力ガス流により側部から打撃を加えることが出来る。
【0005】これら型式の搬送システムの例は、米国特
許第4,561,280号及び第4,770,022号
に見ることが出来る。これら特許において、アクチュエ
ータ又はガス流がシェルを打撃したときに、シェルは、
搬送路に沿って動く。理想的には、シェルは該シェルが
第2のステーションに拘束されるまで、搬送路を画成す
る拘束構造体の何れの部分にも接触せずに自由な飛行状
態にて動く。更に、シェルと、搬送路を画成する工具の
表面との間の接触を最小にするため、空気クッションを
シェルの搬送路の下方部分に沿って設けることが出来る
【0006】第1及び第2の加工ステーション用の各種
の工具レイアウトが上述の搬送システムを包含すること
の出来る米国特許第4,567,746号に開示されて
いる。この特許は、プレスの正面から後方に、又はプレ
スを経て一側部から反対側部に動く原材料に作用可能な
工具のレイアウトを示している。例えば、この発明の第
12図に示されたレイアウトは、プレスの正面から後方
に送られる材料を示し、第1のステーションがプレスの
中心にて原材料上に位置決めされ、第2のステーション
が原材料の片側に位置決めされ、搬送機構が予成形され
たシェルを側部方向に第2のステーションまで搬送する
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記第4,567,7
46号の第13図に示したレイアウトにおいて、原材料
はプレスを経て側部から側部に搬送され、第1のステー
ションがプレスの正面側に近接して原材料上に位置決め
され、第2のステーションはプレスの後部に近接して原
材料付近に位置決めされる。上記プレスの工具のレイア
ウトは、第1のステーションを通過した後、シェルのプ
レフォーム体の成形工程から残ったスクラップ原材料が
プレスを出て、適当なチョッパ内に進むように配置され
る。工具は、第1段の工具を通過した後、スクラップ材
料のウェブが第2の工具と交差せずにプレス外に進み、
このため、ウェブがシェルプレフォーム体の搬送、又は
第2のステーションにおける加工工程を妨害しないよう
に配置される。工具のレイアウトのかかる制限により、
所定のプレス床寸法に利用可能な原材料の幅は、第2の
加工工具に対して十分なスペースを提供すること、及び
スクラップウェブを除去する必要性から制限される。こ
のため、プレス床の全作用領域を可能な限り完全に利用
することは出来ない。
【0008】上述のプレスのレイアウトの生産量を増す
ためには、プレスの運転速度を速くし、所定の寸法の原
材料から単位時間当たりより多くのシェルが製造し得る
ようにするか、又はプレスの床寸法を大きくし、より幅
広の原材料及び付加的な加工ステーション、それに伴う
大きい工具を受け入れ得るようにしなければならない。
【0009】従って、プレス床の面積が完全に利用され
、プレスストローク当たり製造されるシェルの数が最大
となるよう2段階プレスに対する工具のレイアウトが必
要とされる。更に、スクラップ金属を効率的に除去する
間、プレスの生産量を最大にし、シェルプレフォーム体
の搬送、又は第2のシェル成形ステーションの運転が妨
害されないようにする工具レイアウトが必要とされる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属缶の端部
に近接してシェルを形成する方法及び装置を提供するも
のである。薄板金属は第1のステーションに増分的に供
給され、該第1のステーションにて略円形の素材を該薄
板材料から分離し、その一部をシェルに形成する。一部
分形成されたシェルは、次に加圧ガス流により所定の経
路に沿って第1のステーションから搬送し、該加圧ガス
流は一部形成されたシェルを側部方向から打撃し、該シ
ェルを第2のステーションの方向に突き出し、該第2の
ステーションにてシェルの形成が完了される。
【0011】上述したようなシェルの形成は、従来のラ
ムプレス内で行われ、第1及び第2のステーションは各
々、プレスラムにより作動される工具を備えている。第
1及び第2のステーションにおける操作は同時に行われ
、シェルは第2のステーション内にて完成され、後続の
シェルは、最初、第1のステーション内で形成される。 連続的なステーション間の搬送は、プレスラムの第1の
ストロークにより第1のステーション内で最初に形成さ
れたシェルに対し十分迅速に行われ、次のストロークに
よって第2のステーション内に位置決めされ、最終的に
形成される。
【0012】第1のステーションは、平行の第1及び第
2の工具セット列を備えており、これら第1及び第2の
列の工具セットは、薄板材料をプレス内に送る方向に対
して直角の方向に相互にオフセットされており、第1及
び第2の工具セット列はプレスの幅を横切ってずらし又
はジグザグのパターンに配置される。第1及び第2の工
具セット列の各々は、ラムに接続され、それぞれプレス
の基部に支持された下方の第1及び第2の工具列と協働
する上方の第1及び第2の工具列を備えている。
【0013】同様に、第2のステーションは、第1及び
第2の工具列と同様にずらし又はジグザグのパターンに
配置された第3及び第4の工具セッ列を備えている。こ
れら第3及び第4の加工工具セット列の各々は、ラムに
接続されかつそれぞれプレスの基部に支持された下方の
第3及び第4の工具と協働する上方の第3及び第4の工
具列を備えている。第3の工具セット列は、部分的に完
成されたシェルを第2の工具セット列から受け取るよう
に位置決めされ、第4の工具セットは部分的に完成され
たシェルを第1の工具セット列から受け入れ得るよう位
置決めされる。プレスは、搬送経路を形成する手段を備
えた上方及び下方搬送板を更に備えており、第1の工具
セット列から第4の工具セット列への搬送は、下方搬送
板の搬送経路に沿って行われ、第2の工具セットから第
3の工具セットへの搬送は上方搬送板に沿って行われる
。シェルを工具セットに突き出す加圧ガス流は、各工具
セットに隣接して位置決めされたノズルにより供給され
る。空気マニホルドは各工具セット列と関係し、ノズル
に対して加圧ガスを提供する。更に、各工具セット用の
上方工具には、その底面に沿って部分的真空圧を形成し
、上方工具が下方工具から分離するとき、シェルを上方
工具に保持する手段が設けられる。第1及び第2の列の
上方工具が部分的に完成されたシェルをノズルに隣接す
る位置まで動かすと、該特定の工具列と関係するマニホ
ルドに加圧ガスが供給され、シェルを上方工具上に保持
する真空圧の保持力に打ち勝ち、これと同時に、該特定
の列上のすべてのシェルを搬送路に沿って突き出す。 同様の方法にて、第3及び第4列のノズルが作動されて
、完成されたシェルをプレスから突き出す。
【0014】シェルを形成するための薄板金属は、プレ
スの正面でかつ下方搬送板の正面部分の下方にて原材料
支持板の上方部分に沿ってプレス内に増分的に搬送され
る。第1及び第2の列の工具セットは、薄板材料から除
去される素材の径より僅かに短い距離だけ、同一列の隣
接する工具から離間されており、上述のように、第1列
の工具の工具セットの中心は、第2の工具列の工具セッ
トに対して横方向に交互に配置した位置に位置決めされ
、最大数のシェル素材が薄板材料から最小の損品の状態
にて除去することが出来る。薄板材料を第2の工具セッ
ト列で打ち抜いた後、残りのウェブ又はスクラップ骨材
は、下方ストリッパ板の正面部分の下方を進み、素材支
持板の後端に達し、ここで第2及び第3列の工具セット
列間にてプレス外に下方に搬送される。
【0015】第1及び第2の加工工具セット列の搬送路
を異なる垂直方向の高さに位置決めすることにより、第
1及び第2列の工具セットの位置を薄板材料の搬送方向
に対して直角の方向に向けて僅かに重ね合わせて位置決
めすると共に、各列の工具セット間の中心間の横方向間
隔を十分に維持し、第1の列からの部分的に完成したシ
ェルが第2の列の隣接するステーション間を通り、ポン
チパターンが薄板材料に形成され、材料の利用の最大化
を図る。更に、薄板材料を下方搬送高さの下方高さで搬
送することにより、部分的に完成したシェルを第1のス
テーションから第2のステーションへの搬送を妨害せず
に、スクラップ材料をプレスから除去することが可能と
なる。
【0016】本発明は又、下方搬送板、原材料支持板及
び下方工具に対して選択的にアクセス可能にする手段を
提供する。ラムをその最上方の作用位置より上方に選択
的に持ち上げ、これにより、プレスの基部から持ち上げ
るべき上方及び下方搬送板及び原材料支持板に対するス
ペースを提供する手段が設けられる。複数の第1の伸長
可能なシリンダが基部上に担持され、上方搬送板に接続
すべき下方搬送板の外側を通り、上方板を下方板から選
択的に持ち上げる。更に、複数の第2の伸長可能なシリ
ンダが基部に担持されかつ下方支持板に接続されており
、第1及び第2のシリンダが共に伸長することにより、
下方及び上方板が共に持ち上げられて基部から離反する
【0017】
【実施例】図面を参照すると、缶端部用のシェルを製造
するのに使用される典型的なラムプレスは、図1及び図
2に示した外形及びレイアウト状態のミンスター(Mi
nster)SAS4−H90プレスとすることが出来
る。該プレスは、プレスのクラウンCの頂部に取り付け
られ、クラウンCから下方に伸長する4つのシリンダ部
材CMから成る一組みの部材を通ってラムRMを往復運
動させる駆動モータMを備えている。ラムは、プレス構
造体の一部であるスライドガイド(図示せず)によりそ
の往復運動中に案内され、ラムの各四隅に設けた従来の
玉軸受け及びブシュガイド(図示せず)により更に付加
的に案内される。ポンチホルダPHがラムの下面から支
持されており、シェルを形成するために設けられた工具
セットの上方部分を支持する。該ポンチホルダは、ラム
の幅に沿って伸長する一セットの離間したライザRSに
よってラムの下面から離間される。
【0018】該プレスは、工具セットの工具を取り付け
かつシェルを形成するダイシュウDSを支持する床Bを
更に備えている。該ダイシュウDSは、上方搬送板UP
と、下方搬送板LPと、及び以下に説明する目的のため
設けられる原材料支持板SPとを支持する。
【0019】本発明は、ラムプレスがプレス内の第1の
位置にある状態にてシェルが少なくとも部分的に形成さ
れ、その後、プレス内の第2の位置にて缶端部を形成す
るために使用される完成されたシェルに形成される限り
、特定のシェルの形成方法に依存しない。好適な実施例
において、薄板金属素材SMは、原材料支持板SPと下
方搬送板LPとの間の材料送り高さにてプレス内に増分
的に送られ、原材料SMが第1のステーションの第1の
工具セットと整合され、ここで実質的に円形の素材が薄
板材料SMから打ち抜かれ、協働する上方及び下方ダイ
セットによりシェルプレフォーム体に形成される。シェ
ルプレフォーム体は、次に、第2のステーションと整合
する位置まで搬送され、ここで、協働する第の2セット
の上方及び下方工具がシェルプレフォーム体を完成した
シェルに形成し、次に、完成したシェルはプレスから搬
送される。更に、素材SMが、第1のステーションの下
方工具を去った後、残るスクラップ材料は、第1及び第
2の加工工具ステーション間の中間の位置にてプレス外
に搬送される。
【0020】図3から明らかな様に、本発明の工具は、
第1のステーションにてそれぞれ第1及び第2の列FS
−1、FS−2、及び第2のステーションにてそれぞれ
第3及び第4の列SS−3、SS−4を有する4つの平
行な列に配置することが出来る。第2の列FS−2の工
具は、原材料SMをプレス内に送る方向に対して直角の
方向に向け、第1の列FS−1の工具に対してオフセッ
トし、第1及び第2の列の工具の中心がプレスを横切っ
てずらし又はジグザグのパターンに位置決めされるよう
にする。更に、第1及び第2の列の工具は、原材料から
除去された素材の径より僅かに短い距離だけ同一列内で
直ぐに隣接する工具から離間される。
【0021】図3の領域IIIには、第1のステーショ
ンの工具の2列により原材料に形成されたパターンが図
示されており、原材料SMに形成された穴HLは、薄い
ウェブ部分WPにより接続され、打ち抜き工程から生じ
るスクラップ骨材の量は最小となる。第3及び第4の列
SS−3、SS−4の工具は、第1及び第2の列の配置
と同様に交互に横方向に配置されており、第1のFS−
1の工具は、原材料SMの搬送方向に対して長手方向に
第4の列SS−4の工具と整合されており、第2の列F
S−2の工具は、同様に、第3の列SS−3の工具と整
合されている。
【0022】全体として図4に示した第1のステーショ
ンの第1の列の上方及び下方工具FUT−1、FLT−
1、及び第2の列の上方及び下方工具FUT−2、FL
T−2は、それぞれ引用して本明細書に含めた1985
年12月31日付けでバッハマン(Bachman)に
付与され、本出願人が譲り受けた米国特許第4,561
,280号に記載された第1のステーションの工具と構
造及び機能が実質的に同一である。米国特許第4,56
1,280号の全体として図1乃至図5に示し第1のス
テーションの工具は、薄板原材料から略円形の素材を形
成し、該素材を部分的に形成し、略平坦な中央板、及び
該板の端縁を中心として上方に伸長するチャック壁を備
えるシェルプレフォーム体にする。 更に、工具は該工具の底面に沿って部分的な真空圧を形
成する手段を備えており、部分的に完成されたシェル又
はプレフォーム体は部分的に完成されたシェルが第1の
ステーションから第2のステーションまで突き出される
前、ノックアウト及びポジショナ要素によって保持され
る。
【0023】全体として図4に示した第2のステーショ
ンの第3列のそれぞれ上方及び下方工具SUT−3、S
LT−3、及び第4の上方及び下方工具SUT−4、S
LT−4は、実質的に米国特許第4,561,280号
の図6乃至図10に示した第2のステーションの工具と
同様であり、略平坦な中央板をチャック壁に対して上方
に動かして完成したシェルを製造することにより、部分
的に完成したシェルのチャック壁の底部に皿穴を形成す
る。第2のステーションの工具は又、該工具の上方部分
の底面に沿って部分的な真空圧を形成し、完成されたシ
ェルを持ち上げかつ保持して底部工具から離反させ、該
シェルをプレス外に搬送するのを容易にする。更に、第
2のステーションの工具は搬送路に沿って位置決めされ
、部分的に完成されたシェル又はプレフォーム体を形成
する加工ストロークで、工具が開放している間、第1の
ステーションから部分的に完成したシェルを受け取りか
つ拘束し、プレスラムのその後の加工ストローク中、シ
ェルが第2のステーションで完成されるようにする。
【0024】第1乃至第4の列の下方工具FLT−1、
FLT−2、SLT−3、SLT−4の各加工上面は、
原材料送り高さと略同一の高さに配置されていることを
理解すべきである。
【0025】図3の部分I、IIを参照すると、第1及
び第2のステーションの加工工具セット間の搬送路は各
々、一対のガイドレール10、12により画成された略
水平方向の経路として形成されており、これらガイドレ
ールは一部完成されたシェルを第1ステーションの第1
の列FS−1から下方搬送板LPに沿って第2のステー
ションの第4の列SS−4まで案内し、対のガイドレー
ル14、16は部分的に完成されたシェルを第1のステ
ーションの第2の列FS−2の各工具セットから上方搬
送板UPに沿って第2のステーションの第3列の工具セ
ットSS−3まで案内する。ガイドレール10、12に
より形成された搬送経路は、上方及び下方板の略間に位
置決めされ、第2及び第3列の上方工具FUT−2、S
UT−3の動作スペースの一部に重なり合う。該動作ス
ペースは、上方工具部材の各々の下方部分が下方工具に
対して垂直方向に動きかつ離反するときに掃引される領
域により画成される。このように、第1の列FS−1か
らのプレフォーム体は、動作スペースの一部を通りかつ
第2及び第3列FS−2、SS−3の少なくとも一部の
下を通って搬送され、下方板LPに沿ったシェルフォー
ム体の搬送は、第2及び第3の列FS−2、SS−3の
上方工具が下方搬送経路を越えたときに行われるように
しなければならない。
【0026】下方搬送経路の詳細は図5、図6に示され
ており、ここでガイド10、12には、それぞれ垂直方
向に伸長する壁18、20、及びガイド経路の上を突出
する水平方向に伸長するフランジ22、24が設けられ
ているのが分かる。ガイドレール10、12は下方板に
取り付けた状態で図示されているが、これと異なりこれ
らガイドレールは、以下に説明するように上方板の底面
に取り付けることも出来る。
【0027】ガイド経路は、該ガイド経路の底面を形成
する低摩擦板26を備えている。該低摩擦板26は、第
1のステーションから第2のステーションに自由飛行状
態で移動するとき、一部形成されたシェルとの接触点を
形成する一対の長手方向に伸長する隆起ビード部28を
備えている。理想的には、部分的に完成されたシェルは
ガイド10、12及び板26により形成される境界面と
最小限の接触をし、シェルプレフォーム体が第1のステ
ーションから第2のステーションに飛行するとき摩擦力
により速度が遅くならないようにする。
【0028】図5に更に図示するように、各ガイド経路
の端部には、第2のステーションでシェルプレフォーム
体を拘束しかつ位置決めする拘束機構30が設けられて
いる。該拘束機構30は、バッハマン等への米国特許第
4,561,280号に記載したものと略同様である。 該拘束機構30は、それぞれガイド経路の方向と略整合
させた水平軸線38、40を中心として枢動可能に基部
材36に取り付けられた一対の側部材32、34を備え
ている。 これら側部材32、34は各々、第2のステーションの
工具セットの上方部分SUT−3、SUT−4に取り付
けられたカム46(図4参照)と係合可能に位置決めさ
れたカムホイール42、44が設けられる。
【0029】本発明の拘束機構30は、米国特許第4,
561,280号に記載された機構と異なり、円弧状フ
ィンガが側部材32、34の各々の内側部分内に位置決
めされかつ該内側部分に沿って伸長している。円弧状フ
ィンガ48、50は、部分的に完成されたシェルプレフ
ォーム体の搬送方向に対して直角の方向に動き得るよう
ばね取り付けられている。このため、プレフォーム体が
拘束機構30に入ると、フィンガ48、50が外方に動
いて、シェルプレフォーム体が該拘束機構30に入り、
次にシェルの一部を囲繞して該シェルを適所に保持する
。第2の工具セットの上方部分SUT−3、SUT−4
が下方に動くのに伴い、カム46は、ローラ42、44
に係合し、側部材32、34を外方に枢動させ、第2の
工具セットの上方部分SUT−3、SUT−4が、拘束
機構30に接続せずに部分的に完成されたシェルに係合
するのを許容する。
【0030】第1の高さ、又は下方板LPの上の搬送経
路と第2及び第3の列の上方工具FUT−2、SUT−
3との重なり合いに対応し得るよう、ガイドレール10
、12は、上方工具の外形に適合する形状の切欠き部分
52、54を備えている。部分的に完成されたシェルプ
レフォーム体がガイド10、12の壁との最小限の接触
状態を維持しつつ搬送路に沿って移動するため、ガイド
レール10、12が第2及び第3の列FS−2、SS−
3の下方位置に交差するときに生じるガイド経路の中断
により、シェルプレフォーム体が第1の列FS−1から
SS−4に移動するとき、これらシェルプレフォーム体
の案内が著しく影響されることはない。更に、第2の高
さ、又は上方板UP上のガイドレール14、16により
形成される搬送路は、ガイドレール10、12、及び下
方摩擦板26により画成される下方搬送路と略同一の構
造にて形成することが出来る。
【0031】次に、図4を参照すると、第1及び第2の
列の上方工具FUT−1、FUT−2は各々、ノックア
ウト56、及びポジショナ58を備えており、これら要
素はポンチホルダPHの孔内に伸長し、該米国特許第4
,561,280号に記載されたノックアウト及びポジ
ショナ要素と同一の方法にて機能する。
【0032】第1及び第2の列のノックアウト軸部KO
S−1、KOS−2は、それぞれラムRMの底面、ライ
ザRS及びポンチホルダPHの上面との間に画成された
スペース内でプレスを横方向に横断して伸長する静止バ
ー64に取り付けられる。ラム及びポンチホルダが静止
バー64に接触せずに、その上方及び最下方位置との間
を動き得るよう、静止バー64が位置決めされかつライ
ザの垂直方向の寸法が選択される。
【0033】ノックアウト軸部KOS−1、KOS−2
は、静止バー64の底部から伸長しており、ラム及びポ
ンチホルダの上昇ストローク中、上方部分60、62を
収容する孔に入るように位置決めされる。ノックアウト
軸部KOS−1、KOS−2がポンチホルダに入るとき
、ノックアウトの上方部分60、62及びポジショナ要
素56、58に接触し、これにより、上方工具FUT−
1、FUT−2が上方に動くとき、ポジショナ要素56
、58が上方に動くのを制限し、原材料の高さからシェ
ルプレフォーム体を運ぶポジショナ要素56、58の下
面がそれぞれ第1及び第2の搬送高さよりモ僅かに上方
に位置決めされるようにする。
【0034】第1及び第2の列FS−1、FS−2の各
工具セットには、ノズル64、66が設けられており、
これら各ノズル64、66は下方板LPの上に取り付け
られて、下方及び上方搬送高さに位置決めされたオリフ
ィスを有し、急激に噴出する加圧ガス流を供給し、これ
により、ノックアウト及びポジショナ要素56、58に
より保持されたシェルプレフォーム体に端縁方向の力を
付与し、プレフォーム体をこれらポジョナ要素に保持す
る真空力に打ち勝ち、プレフォーム体が第2のステーシ
ョンに向けて端縁から突き出されるようにする。ノズル
64、66は、1988年9月13日付けでクック(C
ook)等に付与され本出願人が譲り受けた米国特許第
4,770,022号に開示された搬送システムのガス
ノズルと略同一の方法にて作動する。
【0035】本発明のノズル64、66には、下方搬送
板LPの上面に取り付けられかつ該上面を横断して横方
向に伸長するマニホルド構造体68からの加圧ガスが供
給される。通路70、72は、可撓性管74、76によ
りそれぞれのノズル64、66に接続されており、少な
くとも1つの弁が各通路70、72内への加圧ガスの流
れを制御し、これらノズル64、66を作動させる。
【0036】下方ノズル64への空気の流れは、上方工
具FUT−1、FUT−2を第1又は下方の高さの搬送
路の上に位置決めした後に限り、第1のステーションの
工具が十分に開放し、プレフォーム体を第2のステーシ
ョンに送ることが出来るよう制御する。同様に、上方ノ
ズル66への空気の流れも、第2の列の上方工具FUT
−2を第2又は上方の高さの搬送路の上に位置決めした
後に限り、プレフォーム体を第2のステーションに送る
ことが出来るように制御する。
【0037】第3及び第4の列の各工具SUT−3、S
UT−4は、それぞれポンチホルダPHの孔内に伸長し
、米国特許第4,561,280号に記載された成形ポ
ンチ、及びポジショナ要素と同一の方法にて機能する上
方部分82、84を有する成形ポンチ及びポジショナー
要素78、80を備えている。
【0038】第3及び第4の列のノックアウト軸部KO
S−3、KOS−4はそれぞれ静止バー86、88に取
り付けられており、これら静止バー86、88は静止バ
ー64と同様の方法にてラムRMの底面、ライザRS及
びポンチホルダPHの上面の間に画成されたスペースを
通って伸長する。ポジショナ軸部KOS−3、KOS−
4及び上方部分82、84の成形ポンチ、及びポジショ
ナ要素78、80の下面を位置決めする機能は、ポジシ
ョナ軸部KOS−1、KOS−2及び上方部分60、6
2が第1のステーションのノックアウト及びポジショナ
要素56、58の下面を位置決めする機能と同一である
【0039】第3及び第4列SS−3、SS−4の各工
具セットには、各々、上方板UPに取り付けられており
、それぞれ下方及び上方搬送高さの上方に位置決めされ
たオリフィスを有するノズル90、92が設けられる。 これらノズル90、92は、第1のステーションのノズ
ル64、66と同一の方法にて機能し、噴出する加圧ガ
ス流の形態による端縁方向への力を付与し、完成された
シェルを成形ポンチ及びポジショナ要素78、80の下
面に保持する真空圧力に強制的に打ち勝ち、シェルが第
1のステーションから第2のステーションに搬送される
のと同一方向に向けてシェルをプレス外に突き出す。
【0040】図示した実施例において、第2のステーシ
ョンのノズル90、92には、上方板UPに取り付けら
れかつ可撓性管98、100によりノズルに接触された
一対のマニホルド管94、96から加圧ガスが供給され
る。マニホルド管94、96は各々、第1のステーショ
ンのマニホルド通路70、72について説明したのと同
様の方法にて、制御弁を介して加圧ガス源に接続されて
おり、第4列のノズル90は、上方工具SUT−3、S
UT−4が下方工具SL−3、SL−4から分離し、第
1又は下方高さの搬送経路より上方に上昇した後に限り
、完成したシェルをプレスから突き出し、第3の列のノ
ズル92は、第3の列の上方工具SUT−3が第2又は
上方搬送経路の高さより上に上昇した後に限り、完成し
たシェルをプレスから突き出す作用をする。
【0041】第3の列SS−3の完成されたシェルは、
隣接する第4の列の上方工具の成形ポンチ及びポジショ
ナ要素の間を通過しなければならないが、シェルはプレ
ス外に進むとき、成形ポンチ及びポジショナ要素80に
接触しない。それは、完成されたシェルは、形成された
素材より著しく径が小さく、従って、第4の列の工具要
素間を自由に通過するのに十分小さいからである。
【0042】更に、第4列の上方工具SUT−4が下方
搬送路の上方の位置まで動くと、そのカム部材46は下
方高さの拘束機構30のカムホィール42、44から離
脱し、これら拘束機構30は、第1のステーションから
到着する部分的に形成されたシェルを拘束しかつ位置決
めする。同様に、第3列の上方工具SUT−3が第2又
は上方の搬送高さより上方に動いたならば、そのカム部
材46が上方高さの拘束機構30のカムホィール42、
44から離脱し、これら拘束機構は第1のステーション
の第2の列のFS−2から到着する部分的に形成された
シェルを拘束しかつ位置決めする作用をする。
【0043】シェルを形成する原材料SMは、原材料支
持板SPと下方搬送路LPとの間でプレスを通って増分
的に搬送され、第1のステーションから第2のステーシ
ョンへのシェルの搬送を妨害しない位置に位置決めされ
る。更に、原材料が第1のステーションを通った後に残
るウェブ又はスクラップ骨材WPは、第2及び第3列F
S−2、SS−3間の位置にてプレス外に下方に向けら
れる。スクラップ骨材WPが下方板LPと原材料支持板
SPとの間を通過したならば、該骨材は材料が搬送され
る方向と直角に切断され、より小さい片が形成される。 この目的に適したチョッパ機構102は、原材料支持板
から離れる方向に進むとき、材料を切断し得るよう枢動
可能に取り付けた状態で示されており、該チョッパ機構
は本出願の原出願と同時に出願され、本出願人が譲り受
けた米国特許出願第467,472号により詳細に記載
されている。
【0044】作用について説明すると、薄板原材料SM
は原材料支持板SPの上方でかつ下方搬送板LPの下方
の原材料の送り高さにて一組の送りローラ(図示せず)
によりプレスの正面内に送られ、原材料SMは、プレス
ラムRMの動きと同期化された増分的動作によりプレス
に入る。原材料をプレス内に増分的に送る送り機構はそ
れ自体古くからあり、当該技術分野で周知のものであり
、材料ロールから原材料を供給することが出来、又は、
個々の薄板原材料を供給する薄板フィーダを設けること
も出来る。
【0045】原材料SMが第1のステーションの第1及
び第2の列FS−1、FS−2の上になると、ラムRM
は下方に動かされて、上方工具をプレス床に向けて動か
す。第1のステーションの上方工具FUT−1、FUT
−2が薄板材料SMに接触すると、該工具は薄板材料か
ら略円形の素材を切断し、下方への動きを続けて、該素
材を部分的に形成されたシェルプレフォーム体とする。
【0046】複数の部分的に形成されたシェルプレフォ
ーム体が第1のステーションの第1及び第2の列FS−
1、FS−2内で同時に形成された後、ラムは上方に動
き、これにより、上方工具は下方工具、及びノックアウ
ト及びポジショナ要素56、58内に形成された部分的
真空力により上方工具の底部に保持された部分的に形成
されたシェルプレフォーム体から分離される。上方及び
下方工具が分離すると、プレフォーム体は、原材料送り
高さから第1又は下方の搬送高さに動き、このとき、第
1の列の工具のノックアウト及びポジショナ要素56の
上部60がノックアウト軸部KOS−1に接触し、ノッ
クアウト及びポジショナ要素56の底面がシェルプレフ
ォーム体をノズル64と整合状態に位置決めする。上方
工具は、第1のステーションの第2の列の工具FUT−
2がガイドレール10、12により画成された下方高さ
の搬送路を越えるまで、下方工具から分離を続ける。下
方高さの搬送路を越えたならば、マニホルド通路70に
より供給される加圧ガス流が、シェルプレフォーム体を
下方高さの拘束機構30により拘束されかつ位置決めさ
れた下方搬送路に沿って突き出すのに十分な力にてノズ
ル64から噴出する。その後、ノックアウト及びポジシ
ョナ要素58の上方部分62は、ノックアウト軸部KO
S−2に接触し、ノックアウト及びポジショナ要素58
は第2又は上方搬送高さの真上に保持され、取り付けら
れたシェルプレフォーム体は、ノズル66に隣接して位
置決めされ、このとき、マニホルド通路72により供給
される加圧ガス流が、シェルプレフォーム体を上方高さ
の拘束機構30により拘束されかつ位置決めされる第2
のステーションの第3の列の加工工具SS−3に向けて
突き出すのに十分な力にてノズル66から噴出する。
【0047】第2のステーションの第3及び第4の列S
S−3、SS−4に位置決めされた拘束機構30は、シ
ェルプレフォーム体を第2の位置の工具セットの上方及
び下方工具間の適所に保持する。素材及びシェルプレフ
ォーム体の形成後、次に、プレスラムRMが下方に動く
とき、上方工具は下方工具に向けて動き、これにより、
カム部分46はカムローラ42、44に係合して拘束機
構30の側部32、34を外方に枢動させ、シェルプレ
フォーム体が解放されて、上方加工工具SUT−3、S
UT−4によって下方に運ぶことが出来る。次に、工具
SUT−3、SUT−4は下方工具に向けて動き続け、
ラムRMのストローク底部にてシェルを形成する。次に
、ラムRMは、上方工具を上方に運び、この位置にて成
形ポンチの上方部分84、及びポジショナ80がノック
アウト軸部KOS−4に接触し、完成されたシェルはノ
ズル90と整合状態に保持され、下方搬送高さより僅か
に上方の高さにてプレスから突き出される。マニホルド
94が作動され、加圧ガスをノズル90に提供し、これ
により完成されたシェルを突き出す。
【0048】その後、成形ポンチの上方部分82、及び
ポジショナ78はノックアウト軸部KOS−3に接触し
、成形ポンチの底部及びポジショナ78に取り付けられ
た完成したシェルは、オリフィス手段92に隣接して保
持される。マニホルド96を作動させてシェルプレフォ
ーム体に対する上方搬送高さより僅かに上の高さで加圧
ガス流により完成されたシェルを突き出す。
【0049】第2のステーションの第3及び第4の列S
S−3、SS−4にてシェルが完成されつつある間、付
加的なシェルプレフォーム体は第2のステーションへの
搬送の準備として、第1のステーションの第1及び第2
の列FS−1、FS−2にて形成されつつあり、第2の
ステーションにて、シェルは、プレスラムRMの次のス
トロークにより完成されたシェルとなる。このように、
各ステーションは、プレスラムRMの各ストローク毎に
、シェルの形成工程を実行する。
【0050】更に、第1のステーションでシェルプレフ
ォーム体を形成し及び第2のステーションで完成された
シェルを形成すると同時に、突き出しバー128がチョ
ッパ機構102を作動させ、原材料送り高さから前方及
び下方にスクラップチャンバ106内まで搬送されたス
クラップ材料WPのストリップを切断する。
【0051】第1のステーションの第1の列FS−2か
ら第2のステーションの第4の列SS−4まで動くとき
にシェルプレフォーム体が沿って動く経路は、シェルプ
レフォーム体が第1のステーションの第2の列FS−2
から第2のステーションの第3の列SS−3まで動く距
離を上廻り、このため、上方搬送高さのシェルの搬送時
間は、下方搬送高さのシェルの搬送時間よりも短い。第
1のステーションの第1の列FS−1から第2のステー
ションまでシェルプレフォーム体を搬送することは、第
2の列のシェルプレフォーム体が上方搬送高さに達しな
いうちに開始される。このため、上方高さの搬送が、第
1の高さの搬送よりも遅れて開始されても、上方高さの
シェルが動く距離は短く、このため、第2のステーショ
ンの上方工具SUT−3は、第3の列のシェルプレフォ
ーム体を下方工具に向けて運び、該プレフォーム体を完
成されたシェルに形成する下降動作をして上方搬送高さ
に達する前に、第2のステーションに到着している。
【0052】上述の工具及び搬送のレイアウトは、プレ
ス床の面積を効率的に利用し、大量のシェルを製造する
手段と共に、シェルを製造する原材料を効率的に使用す
る手段を提供するものである。上述の方法、及び装置を
使用するプレスは、一般的な幅の原材料を使用し得るよ
う構成することが出来、プレスの一回のストローク当た
り22、24又は27のシェル端部を製造するための工
具を典型的に設けることも考えられる。このため、毎分
当たり約235ストロークする典型的な公称プレス速度
にて、本発明の工具及び搬送レイアウトにより1分間当
たり6、345個以上のシェルを製造することが出来る
【0053】本発明の好適な実施例は又、ラムRMをそ
の上昇ストローク位置より上に選択的に動かし、これに
よりプレスの基部に取り付けた搬送板UP、LP及び支
持板SPにアクセスを可能にする手段を備えている。更
に、搬送板UP及びLPには、各々一組の伸長可能なシ
リンダが設けられており、プレスの板を選択的に持ち上
げ、これにより露出させ、プレスの基部に取り付けた工
具の各種の高さにアクセス可能であるようにする。
【0054】図1、図2及び図7に示すように、プレス
のラムRMは、プレスクラウンCから伸長するシリンダ
部材CMの底端に取り付けられたピストンPに係合する
シリンダ部分CPを備えている。図1及び図2に示すよ
うに、ラムの作用位置において、ピストンPはシリンダ
部分CPの頂部に位置決めされ、シリンダ部分CPの下
方部分には、プレスラムのRMの作用中、ピストンPが
シリンダ部分CP内で動くのを阻止するのに十分な圧力
に維持された加圧流体が充填される。このように、ラム
の重量、及びシリンダ部分CPの加圧部分は、シリンダ
部材CMにより駆動されるラムの往復運動中、ラムをシ
リンダ部材CMに対して下降した位置に維持する働きを
する。
【0055】ラムをその上昇位置より上に選択的に持ち
上げることが望ましい場合、シリンダ部分CP内の加圧
流体をシリンダ部分の上方部分に動かし、ピストンP、
及びシリンダ部材CMの下方部分がシリンダ部分CPの
下方部分に向けて動き、その結果、ラムRMが図7に示
すように上方に動くようにする。本発明の好適な実施例
において、ラムはその上昇ストローク位置から少なくと
も17.15cm(6−3/4インチ)上方に動くこと
が出来る。
【0056】ラムの上方への動きに対応するため、キッ
クアウトバー64、86、88はその一端にてプレスの
クラウンCに対する固定箇所に取り付けられた伸長可能
なキックアウトバーシリンダ104上に取り付けられる
。シリンダ104の他端は接続ビーム106に取り付け
られ、これらビームはキックアウトバー64、86、8
8をシリンダ100と共に動き得るよう取り付ける。 支持部材108がプレスの基部の各側部に取り付けられ
、シリンダ104がキックアウトバー64、86、88
をその最下方位置に位置決めするまで伸長したとき、ビ
ーム106を支持し、これにより、キックアウト軸部を
その作用可能な位置に位置決めする。
【0057】ラムRMをその上昇ストローク位置よりも
上に持ち上げようとする場合、先ずシリンダ104を作
動させ、キックアウトバー64、86、88がラムRM
の底面に係合するまでポンチホルダPHから上方に動か
す。その後、ラムRMのシリンダ部分CP内の流体がピ
ストンPの底部から頂部に動かされ、ラムRMは上方に
付勢され、キックアウトバー64、86、88はラムR
Mの下面との接触を維持しつつ上方への動きを続け、ラ
ム及びキックアウトバーは図7に図示するように最上方
位置となる。
【0058】プレスの基部に取り付けられた搬送板及び
加工工具に更にアクセスするため、第一組の伸長可能な
シリンダ110がプレスの基部に担持されており、下方
搬送板LPを通って進み、上方搬送板UPに接続し、第
一組のシリンダ110が伸長することにより、上方板U
Pは下方搬送板LPから上に持ち上げられる。更に、第
二組の伸長可能なシリンダ112がプレスの基部に取り
付けられ、下方搬送板LPに接続され、第一及び第二組
のシリンダ110、112が共に伸長することにより、
下方及び上方板LP、UPは共にプレスの基部から上に
持ち上げられ、これにより原材料支持板SPを露出させ
る。
【0059】図8乃至図10には、プレートプレスの基
部より上に持ち上げることの出来る各種の組み合わせが
図示されており、持ち上げた板の作用可能な位置は仮想
線で示してある。図8には、一組の伸長可能なシリンダ
110のみを作動させ、上方搬送板UPを下方搬送板L
Pより上に持ち上げ、これにより露出させ、下方搬送経
路へのアクセスが可能であるようにした第1の持ち上げ
モードが図示されている。下方ガイドレール10、12
は上方及び下方搬送板WP間に位置決めされている。搬
送板LPは又、上方搬送板UPに取り付け、上方搬送板
を持ち上げるとき、下方ガイドレール10、12も又下
方搬送板LPから上に持ち上げられるようにすることが
出来る。
【0060】図9には、第一及び第二組の伸長可能なシ
リンダ110、112が共に作動され、上方及び下方搬
送板UP、LPがプレスの基部より上方に同時に持ち上
げられる第2の作動モードが図示されている。この持ち
上げモードにおいて、原材料支持板SP及びウェッブ材
料の送り高さが露出され、これらに対するアクセスが可
能となる。
【0061】図10には、全体として符号116で示し
たボルトのような適当な締結具により原材料支持板SP
を下方搬送板LPの正面部分に取り付けた最終的な持ち
上げモードが図示されている。この持ち上げモードは、
図9のモードと同様であり、第一及び第二組の伸長可能
なシリンダ110、112が同時に作動され、これによ
り上方及び下方搬送板及び原材料支持板を共に持ち上げ
、これによりプレスの基部に取り付けられた下方工具部
材を露出させる。
【0062】上記の説明から、本発明はプレスの上方及
び下方搬送高さの双方に対し並びに原材料を送り及び下
方工具要素に直ちにアクセス可能であることが理解され
よう。このように1つの搬送経路が閉塞し又は工具内で
その他の問題が生じた場合、プレスラムはプレスの基部
から容易に変位され、搬送板及び原材料支持板を選択的
に持ち上げて問題の箇所に直ちにアクセスすることが可
能である。
【0063】ここに記載した方法、及びこの方法を実行
する方法の形態は、本発明の好適な実施例を構成するも
のではあるが、本発明は、かかる方法及び装置の形態に
のみ限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載し
た本発明の範囲から逸脱せずに変更を加え得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に利用した典型的なラムプレスの正面図
である。
【図2】本発明に利用した典型的なラムプレスの側面図
である。
【図3】本発明の搬送装置の平面図であり、領域Iは上
方及び下方搬送板の双方が適所にある搬送装置を示し、
領域IIは上方搬送板が除去され、下方高さガイドレー
ルの位置が図示された搬送装置を示し、領域IIIは上
方及び下方搬送板が除去され、スクラップ骨材の経路が
図示された搬送装置を示す図である。
【図4】プレスのラムが最上方の作用位置にある本発明
の立面図である。
【図5】下方搬送板に沿った搬送経路の1つの平面図で
ある。
【図6】図5の線6−6に沿った断面図である。
【図7】ラム及びノックアウトバーをその最上方位置ま
で動かし、搬送板へのアクセス可能にした図2と同様の
側面図である。
【図8】上方搬送板をプレスの基部から離反したその最
上方位置に示した線図的な立面図である。
【図9】上方及び下方搬送板の双方をプレスの基部より
上方のその最上方位置に持ち上げた線図的な立面図であ
る。
【図10】上方及び下方搬送板並びに原材料支持板をプ
レスの基部より上方のその最上方位置に持ち上げた線図
的な立面図である。
【符号の説明】
10  ガイドレール 12  ガイドレール 14  ガイドレール 16  ガイドレール 18  壁 20  壁 22  フランジ 24  フランジ 26  低摩擦板 28  隆起ビード部 30  拘束機構 32  側部材 34  側部材 36  基部材 38  水平軸線 40  水平軸線 42  カムホイール 44  カムホイール 46  カム 48  円弧状フィンガ 50  円弧状フィンガ 52  切欠き部分 54  切欠き部分 56  ポジショナ要素 58  ポジショナ要素 60  上方部分 62  上方部分 64  ノズル 66  ノズル 68  マニホルド構造体 70  通路 72  通路 74  可撓性管 76  可撓性管 78  ポジショナ要素 80  ポジショナ要素 82  上方部分 84  上方部分 86  静止バー 88  静止バー 90  ノズル 92  ノズル 94  マニホルド管 96  マニホルド管 98  可撓性管 100  可撓性管 102  チョッパ機構 104  スクラップガイド 106  スクラップチャンバ 108  チョッパ板 128  突き出しバー

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基部と、ラムと、前記ラムを上昇スト
    ローク位置と下降ストローク位置との間で往復運動させ
    て基部に対して接近及び離反させる手段を有するプレス
    内で缶端部の製造に使用するようなシェルを製造する装
    置にして、第1のステーションにて第1及び第2の列に
    配置された第1の工具セットと、第2のステーションに
    て第3及び第4の列に配置された第2の工具セットと、
    薄板金属から素材を分離し、前記素材をプレフォーム体
    の端縁の端縁の周囲にチャック壁を有するプレフォーム
    体に形成する形態とした前記各第1の工具セットと、前
    記チャック壁の基部にてプレフォーム体に皿穴を形成し
    得る形態とした前記各第2の工具セットと、前記第1の
    列の前記各工具セット内に位置決めされ、プレフォーム
    体を薄板金属の上方の第1の高さに持ち上げる手段と、
    前記第1の列の前記各工具セットに隣接し、第1の高さ
    にて下方経路に沿ってプレフォーム体をプレフォーム体
    の端縁方向に力を加え、これにより該プレフォーム体を
    前記第2の方向に向けることで第4の列の前記第2の工
    具セットの1つに搬送する第1の搬送手段と、前記第2
    の列の前記各工具セット内に位置決めされ、プレフォー
    ム体を前記第1の高さより高い第2の位置に持ち上げる
    手段と、第1の列の前記各工具セットに隣接して設けら
    れ、プレフォーム体の端縁方向に力を加え、これにより
    該プレフォーム体を前記第2のステーションに向けるこ
    とでプレフォーム体を第1の高さにて下方経路に沿って
    第4の列の前記第2の工具セットの1つに搬送する第1
    の搬送手段と、前記第2の列の前記各工具セットに隣接
    して設けられ、プレフォーム体の端縁方向に力を加え、
    これにより該プレフォーム体を前記第2のステーション
    に向けることでプレフォーム体を第2の高さにて上方経
    路に沿って第3の列の前記第2の工具セットの1つに搬
    送する第2の搬送手段と、前記第2の各工具セットに隣
    接して設けられ、プレフォーム体を前記第2の工具セッ
    ト内に拘束しかつ位置決めする手段と、完成したシェル
    を前記第2のステーションから排出する手段とを備える
    ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】  請求項1の装置にして、前記各第1の
    工具セットが、基部に取り付けられた下方の第1の工具
    と、プレスラムにより可動の協働する上方の第1の工具
    とを備え、プレフォーム体を前記第1の列から前記第1
    の高さに持ち上げる前記手段が、前記第1の列の工具セ
    ットの前記上方工具内に含まれることを特徴とする装置
  3. 【請求項3】  請求項2の装置にして、プレフォーム
    体を前記第2の列から前記第2の高さに持ち上げる前記
    手段が、前記第2の列の工具セットの前記上方工具内に
    含まれることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】  請求項3の装置にして、前記上方の第
    1の各工具が、作用面と、前記面に部分真空圧を作用さ
    せ、シェルを前記面に固着して該シェルを持ち上げる手
    段を備えることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】  請求項1の装置にして、前記第1の各
    搬送手段が前記第1の列の前記各工具セットに隣接して
    位置決めされ、前記下方経路に沿ってプレフォーム体を
    案内し、前記第2の列の前記工具セットの一方の前記上
    方工具の少なくとも一部の下を通るようにすることを特
    徴とする装置。
  6. 【請求項6】  請求項5の装置にして、プレフオーム
    体を下方経路に封じ込める下方手段を更に備えることを
    特徴とする装置。
  7. 【請求項7】  請求項6の装置にして、前記下方封じ
    込め手段が、前記第1の高さの真下に配置され、前記下
    方封じ込め手段の底部を画成する下方搬送板を備えるこ
    とを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】  請求項7の装置にして、前記下方封じ
    込め手段が、前記第1の高さの真上でかつ前記第2の高
    さの真下に配置され、前記下方封じ込め手段の頂部を画
    成する手段を更に備えることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】  請求項8の装置にして、プレフオーム
    体を前記上方経路に封じ込める上方手段を更に備えるこ
    とを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】  請求項9の装置にして、前記上方板
    が前記上方封じ込め手段の底部を画成することを特徴と
    する装置。
  11. 【請求項11】  請求項1の装置にして、前記第2の
    各工具セットが、基部に取り付けられた下方の第2の工
    具と、プレスラムにより動かされ、協働する上方の第2
    の工具を備え、前記第3の列の前記第2の各工具セット
    に隣接する前記拘束及び位置決め手段が、その前記上方
    の第2の工具がプレスラムにより前記第2の高さより上
    に持ち上げられたときに限り、プレフォーム体を受け入
    れることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】  請求項11の装置にして、前記第4
    列の前記第2の各工具セットに隣接する前記拘束及び位
    置決め手段が、その前記上方の第2の工具がプレスラム
    により前記第1の高さよりも上方に持ち上げられたとき
    に限り、プレフォーム体を受け入れることを特徴とする
    装置。
  13. 【請求項13】  請求項11の装置にして、前記第1
    の各搬送手段が前記第1の列の前記各工具セットに隣接
    して位置決めされ、プレフォーム体を前記下方経路に沿
    って案内し、前記第3の列の前記工具セットの一方の前
    記上方の工具の少なくとも一部の下を通るようにするこ
    とを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】  請求項1の装置にして、完成したシ
    ェルを前記第2のステーションから排出する前記手段が
    、前記第2の各工具セットに隣接して位置決めされ、前
    記第2の各工具セット内でシェルの端縁方向に力を付与
    し、シェルを前記第2の工具セットから案内することを
    特徴とする装置。
  15. 【請求項15】  請求項7の装置にして、前記ラムを
    前記上昇ストローク位置より上方に選択的に持ち上げる
    手段と、前記上方搬送板を選択的に持ち上げ、ラムが上
    昇ストローク位置より上方に上昇するのに伴い、工具の
    上方搬送位置に対するアクセスが可能であるようにする
    手段とを備えることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】  請求項15の装置にして、前記下方
    搬送板を選択的に持ち上げ、前記上方搬送板が上昇する
    のに伴い、及びラムがその上昇ストロークよりも上方に
    持ち上がるのに伴い、工具の搬送高さに対するアクセス
    が可能であるようにする手段を更に備えることを特徴と
    する装置。
  17. 【請求項17】  請求項16の装置にして、前記基部
    から支持され、前記薄板原材料の上方の送り高さにて、
    及び前記下方搬送板の下方にて薄板原材料を受け取りか
    つ案内する原材料支持板と、前記上方及び下方搬送板、
    並びに前記原材料板を共に選択的に持ち上げ、ラムがそ
    の上昇ストローク位置よりも上方に上昇するのに伴い、
    工具の送り高さに対するアクセスが可能であるようにす
    る手段とを更に備えることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】  請求項15の装置にして、前記ラム
    をその上昇位置よりも上方に持ち上げる前記手段が、前
    記ラム内に配置された複数のシリンダと、前記シリンダ
    部材内に配置されかつラムを往復運動させる手段に接続
    されたピストンとを備え、これにより、前記ピストンが
    前記ラムシリンダ内で相対動作することにより、前記ラ
    ムがラムを往復運動させる手段に対して上昇し又は下降
    するようにすることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】  請求項15の装置にして、前記上方
    搬送板を持ち上げる前記手段が、前記基部に固定された
    一端と、前記上方搬送板に接続された他端とを有する前
    記プレスにより担持された複数の第1の伸長可能なシリ
    ンダを備え、前記第1のシリンダを作動させることによ
    り、前記上方板が前記下方搬送板から持ち上げられるこ
    とを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】  請求項17の装置にして、前記下方
    及び前記上方搬送板を共に持ち上げる前記手段が、前記
    基部に固定された一端と、前記下方搬送板に接続された
    他端とを有する前記プレスにより担持された複数の第2
    の伸長可能なシリンダを備え、前記第1及び前記第2の
    シリンダを作動させることにより前記下方及び上方搬送
    板が前記基部から持ち上げられるようにすることを特徴
    とする装置。
  21. 【請求項21】  請求項17の装置にして、前記下方
    及び上方搬送板、並びに前記原材料支持板を共に持ち上
    げる前記手段が、前記原材料支持板を前記下方搬送板に
    締結する手段と、前記基部に固定された一端と、前記下
    方搬送板に接続された他端とを有する前記プレスにより
    担持された複数の第2の伸長可能なシリンダとを備え、
    前記第1及び前記第2のシリンダを共に作動させること
    により、前記下方及び上方搬送板並びに前記原材料支持
    板が共に前記基部から持ち上げられるようにすることを
    特徴とする装置。
  22. 【請求項22】  請求項20又は21の装置にして、
    前記ラムと前記上方工具との間に位置決めされた複数の
    ノックアウトバーであって、前記上方工具の上方部分と
    協働しかつ前記ラムの前記加工ストローク位置の下方に
    位置決めされた静止した作用可能な下方位置を有する複
    数の下方に伸長するノックアウト軸部を担持する前記ノ
    ックアウトバーを更に備えることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】  請求項22の装置にして、前記ラム
    が前記上昇ストローク位置より上方に持ち上げられたと
    き、前記ノックアウトバーを持ち上げる手段が設けられ
    ることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】  請求項22の装置にして、前記ノッ
    クアウトバーを持ち上げる前記手段が、前記クラウン部
    分に対して固定された一端を有する前記プレスにより担
    持された複数の伸長可能なシリンダを備え、前記伸長可
    能なシリンダを第1の方向に作動させたとき、前記ノッ
    クアウトバーがその作用可能な下方位置となり、前記伸
    長可能なシリンダを第2の方向に作動させたとき、前記
    ノックアウトバーが上方に動き、前記上方工具から離反
    することを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】  缶端部の製造に使用するような複数
    のシェルをプレス内で製造する方法にして、第1のステ
    ーションにて、第1及び第2の列に配置された複数の第
    1の工具セットを提供し、第2のステーションにて第3
    及び第4の列に配置された複数の第2の工具セットを提
    供する段階と、第1各工具セットにて、薄板金属から素
    材を分離し、素材の端縁を中心として上方に伸長するチ
    ャック壁を素材に形成してシェルプレフォーム体を製造
    する段階と、第1の列の各工具セットにて、その内部の
    プレフォーム体を薄板金属より上方の第1の高さに持ち
    上げる段階と、第1の高さにてプレフォーム体の端縁方
    向に力を付与し、プレフォーム体を第2のステーション
    に向けて端縁方向に案内することにより、該プレフォー
    ム体を第1の各工具セットからの略水平方向の下方経路
    に沿って第4の列の第2の工具セットの内の対応する1
    つに搬送する段階と、第2の列の各工具セットにて、そ
    の内部のプレフォーム体を第1の高さより高い第2の高
    さに持ち上げる段階と、第2の高さにてプレフォーム体
    の端縁方向に力を付与し、プレフォーム体を第2のステ
    ーションに向けて端縁方向に案内することにより、該プ
    レフォーム体を第2の各工具セットから略水平方向の下
    方経路に沿って第3の列の第2の工具セットの内の対応
    する1つに搬送する段階と、プレフォーム体を拘束し第
    2の工具セット内に位置決めする段階と、第2の各工具
    セットにて、チャック壁の基部にてプレフォーム体に皿
    穴に形成し、完成したシェルを製造する段階と、完成し
    たシェルを第2のステーションから排出する段階とを備
    えることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】  請求項25の方法にして、形成段階
    が連続的に分離された素材に対して第1及び第2のステ
    ーションで略同時に行われることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】  請求項25の方法にして、第1の各
    工具セットが、下方の第1の工具と、プレスラムにより
    動かし得る協働する上方の第1の工具とを備え、第1の
    列の工具セットの上方工具により、プレフォーム体を上
    方に運ぶことで第1の列の工具セット内のプレフォーム
    体を第1の高さに持ち上げることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】  請求項27の方法にして、第2の列
    の工具セットの上方工具によりプレフォーム体を上方に
    運ぶことで第2の列の工具セット内のプレフォーム体を
    第2の高さに持ち上げることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】  請求項28の方法にして、プレフォ
    ーム体を上方の第1の工具の作用面に保持することによ
    り、プレフォーム体を上方の第1の工具で運ぶことを特
    徴とする方法。
  30. 【請求項30】  請求項29の方法にして、プレフォ
    ーム体が部分的な真空力を作用面に付与することにより
    、上方の第1の工具の前記作用面に固着されることを特
    徴とする方法。
  31. 【請求項31】  請求項28の方法にして、第1の列
    の工具セットから搬送されたプレフォーム体が下方経路
    に沿って案内され、第2の列の工具セットの内の1つの
    上方工具の少なくとも一部の下方を通ることを特徴とす
    る方法。
  32. 【請求項32】  請求項25の方法にして、第2の各
    工具セットが、下方の第2の工具と、プレスラムにより
    動かし得る協働する上方の第2の工具を備え、上方の第
    2の工具がプレスラムにより第2の高さより上方に持ち
    上げられたときに限り、第3の列の第2の工具セット内
    のプレフォーム体の拘束及び位置決めが行われるように
    したことを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】  請求項32の方法にして、上方の第
    2の工具がプレスラムにより第1の高さより上方に持ち
    上げられたときに限り、第4の列の第2の工具セット内
    のプレフォーム体の拘束及び位置決めが行われるように
    したことを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】  請求項32の方法にして、第1の列
    の工具セットの1つから第4の列の工具セットの列に搬
    送されたプレフォーム体が、下方経路に沿って案内され
    、第3の列の工具セットの1つの上方の第2の工具の少
    なくとも一部の下方を通ることを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】  請求項25の方法にして、完成した
    シェルが、該シェルに端縁方向の力を付与し、該シェル
    を第2の工具セットから案内することにより第2のステ
    ーションから排出されることを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】  請求項25の方法にして、原材料の
    高さの薄板金属原材料を第1のステーションに動かし、
    第1のステーションがプレスラムによりそれぞれ第1及
    び第2の運動スペースを経て、原材料高さに対して接近
    及び離反し得る第1及び第2の工具の部分を備える段階
    と、第1及び第2の素材を原材料の高さにて原材料から
    分離する段階と、第1の工具にてプレフォーム体を原材
    料高さから第1の高さに動かし、第2の工具にてプレフ
    ォーム体を原材料高さから第1の高さを越えて第2の高
    さまで動かす段階と、原材料を第2の高さに沿って第1
    のステーションから第2のステーションに搬送し、プレ
    フォーム体を第1の高さに沿って第1のステーションか
    ら第2のステーションに搬送し、プレフォーム体を第2
    の高さに沿って搬送する段階が、前記プレフォーム体を
    少なくとも一部分が第2の運動スペースを通過するよう
    にする段階とを備えることを特徴とする方法。
  37. 【請求項37】  請求項25のシェルを製造する方法
    にして、加工工具にアクセスする段階が、ノックアウト
    バーをプレスラムの下面より下方でかつ第1及び第2の
    ステーションの上方工具より上方の静止した作用可能な
    下方位置に支持し、前記ノックアウトバーが、ラムがそ
    の上昇ストローク位置にあるとき、上方工具の上部と協
    働する下方に伸長するノックアウト軸部を担持する段階
    と、下方搬送板をプレスの基部の上方でかつラムの下方
    に支持する段階と、上方搬送板を下方搬送板の上方でか
    つラムの下方に支持する段階と、ラムをその上昇ストロ
    ーク位置に動かす段階と、ノックアウトバーを基部から
    上方に動かし、ラムの下面に極く近接する箇所にする段
    階と、ラム及びノックアウトバーを共にラムの上昇スト
    ローク位置の上方に持ち上げる段階とを備えることを特
    徴とする方法。
  38. 【請求項38】  請求項37の方法にして、ラム及び
    ノックアウトバーをラムの上昇ストローク位置より上方
    に動かした後、上方搬送板を下方搬送板から上方に動か
    す段階を更に備えることを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】  請求項37の方法にして、ラム及び
    ノックアウトバーをラムの上昇ストローク位置より上方
    に動かした後、上方及び下方搬送板を共に基部から上方
    に動かす段階を更に備えることを特徴とする方法。
  40. 【請求項40】  請求項37の方法にして、原材料送
    り板を下方搬送板の下方にて基部上に支持し、ラム及び
    ノックアウトバーをラムの上昇ストローク位置より上方
    に動かした後、上方、下方及び原材料支持板を共に基部
    から上方に動かし、工具へのアクセスが可能であるよう
    にするる段階を更に備えることを特徴とする方法。
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