JPH0673706B2 - 容器成形の方法および装置 - Google Patents

容器成形の方法および装置

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JPH0673706B2
JPH0673706B2 JP59106310A JP10631084A JPH0673706B2 JP H0673706 B2 JPH0673706 B2 JP H0673706B2 JP 59106310 A JP59106310 A JP 59106310A JP 10631084 A JP10631084 A JP 10631084A JP H0673706 B2 JPH0673706 B2 JP H0673706B2
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cup
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conveyor
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ジヨセフ・デイ・バルソ・ジユニア
ステフエン・デイ・ドイル
ジエイムズ・エイ・マツクラング
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レデイコン・コーポレイシヨン
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般には平らな金属素材からツーピース容器の
ボデーを成形する方法および装置に関する。
食品および飲料産業においては種々の理由でツーピース
容器が好ましいことが知られて長いことになる。またこ
れらの容器が平らな金属片または金属板から、絞り加
工、しごき加工など種々の加工によつて成形できること
も知られて久しい。
一般に言つて、絞り加工および再絞り加工によりツーピ
ース容器のボデーを成形する公知の装置はカツピング装
置用のシート・フイーダ、トリムステーシヨンを有する
絞り兼再絞りプレス、カツプをダイから押し上げ、次い
てカツプおよび容器を一つのステーシヨンから別のステ
ーシヨンへと移送する機械的装置、フランジ成形機、ビ
ーダ、テスタなどの種々の補助装置などの一連の装置を
含む。この装置は材料が連続的作業を受けるためステー
シヨンからステーシヨンへと通過するように通常はいわ
ゆる「ライン」に配置される。
上記の装置はこれが設計された目的のためには基本的に
効果があるが、他方若干の欠点もある。
その欠点の一つは一般に使用されている一つのステーシ
ヨンから別のステーシヨンへと移送する装置は元来機械
的で、種々の設計の装置を含み、これらの装置の全ては
プレスに到達し、容器を掴み、これを一つのステーシヨ
ンから次のステーシヨンへと移送する特徴を共通して備
えている。故障をおこすことも少なくないこの形式の機
械的移送装置の難点は比較的維持費が高いことである。
この種の移送装置の別の欠点は比較的低速度であること
である。換言すれば、プレスの作動および全体としての
容器製造ラインの全体的速度は移送機構が作動できる速
度に制限されている。
第3の欠点は容器をダイから出して移送位置につけるた
めに機械作動、油圧作動、または空気作動のリフトアウ
ト装置が必要なことである。ここではまた保守の問題が
作動の相対速度と同様に重大になる。
従つて、本発明の目的はトランスフアおよびリフトアウ
ト機構を除去して容器ラインの全体的機能を改良するた
めの方法および装置にある。
本発明の方法工程の多くは当業技術において公知であ
る。しかし、本発明の装置の一連の手段の独特な配置は
当業技術においては新しいものと思われている。
本装置に関する限りでは、底の形状作業をもおこなう絞
り兼再絞り加工プレスが設けられていることは新しいと
思われる。従来、先行技術においては、素材が切断され
て絞り兼再絞り加工プレスに送り込まれ、ここで複動プ
レスにおいて絞り加工がおこなわれ、これに続いて容器
が再絞り作業をおこなう工具へ機械的に移送された。
しかしながら、同一のプレスで絞りと再絞りの工具仕上
げをおこない、さらに「ダイを通す」作業をおこなうこ
とにより、まず絞り作業がおこなわれ、フランジを未だ
つけていない容器がダイを完全に通過させてコンベヤに
送られ、ここから第1蓄積兼分配テーブルへ移送されて
ここで再絞り作業をおこなうプレスへ送り返えされるま
で貯蔵されるようにした。このようにして、先行技術の
機械的リフトアウトおよびトランフア(プレスの作業速
度に対する唯一の制限)は省かれた。
またこのようにして、従来の機械的リフトアウトおよび
トランスフアの故障での困難は除去され維持費が著しく
軽減されることが判明した。容器がトツプフランジなし
に成形されその工程の必要性もなくなるので再絞りダイ
からトリマステーシヨンが除去されることもまた本発明
の装置における要素である。
最後に、再絞りステーシヨンにおいて底部を輪郭形成す
る考え方は特に底部輪郭形成に関しては新しいと考えら
れている。
従つて、上記形成のツーピース容器本体を成形するため
の改良された装置、および方法の提供が本発明の主目的
で、その他の目的は次の簡単な明細書を添付の図面を参
考にして続めばさらに明白になるであろう。
本発明はツーピース容器用のボデーをつくり出すための
改良された高能率で低維持費の方法および装置に関す
る。
全体のシステムは図面の第1図乃至第3図において概略
的に示されている。従つて、公知の装置と新規な装置の
新規な組合せ、特にその装置の配置を含む全体の装置に
ついて主として上記各図を参考にして説明する。
従つて、第1図および第3図について述べると、本装置
は金属素材が図の左側から装置に入り、先ず当業技術分
野においてよく知られている形式のデクスタ・フイーダ
10中に通される。予め切断されたシートは公知の方法で
デクスタ・フイーダ10内に装てんされ、フイーダ10は機
械的かまたは電子的に後記するカツパへ接続される。こ
の点で注目されたいことは、素材が全体の装置に供給さ
れる形式が非常に重要だということではなく、シートま
たはコイルストツクとして供給してもよいということで
ある。
さらに第1図および第3図について述べると、デクスタ
・フイーダ10はコンベヤ11によつてワクサまたはルブリ
ーケータ20に接続されていることに注目されたい。シー
トをデクスタ・フイーダ10からワクサ20へ移送する装置
は当業技術分野で公知で、独特な全体の装置の配置の一
体的構成要素として以外には本発明の特別な部分を形成
しない。
ワクサまたはルブリーケータ20から、素材は次にシート
・フイーダ30へ移されるが、このフイーダの例はバルソ
ほかの米国特許第3980297号に示されている。本装置は
一時に一枚ずつシートを正確にカツパ40に送る。カツパ
40は平らな金属板から円筒状容器ボデーに変形される一
連の工程の第1工程を実際に構成するように各シートを
円板に打抜き、素材をシート形からカツピング(深絞り
成形の最初の操作)をすることができる工具を有する往
復プレスよりなる。なお、このカッパ40は本発明の板金
素材から容器を成形する装置の第1装置を形成してい
る。
カツパ40から、材料はコンベヤ41および42へと進む。コ
ンベヤ41はカツパ40にできたブランクスクラツプをスク
ラツプ受け41aへ移送するスクラツプはね出し装置であ
る。コンベヤ42は実際には組合せの二重ボツクスエレベ
ータであるので、カツプはカツパ40から取出され垂直エ
レベータの通路を上り、次いで水平コンベヤを横切つて
次のステーシヨンへ移送される(第3図参照)。この一
般形の移送機構は当業技術では公知であるので、ここで
は詳しくは示さない。
コンベヤ42からカツプは第1および第2検査兼蓄積兼分
配ステーシヨン50の第1蓄積兼分配テーブル52へ送られ
る。次いでカツプはコンベヤ53により絞り兼絞り加工プ
レス60へ送られる。プレス60により先ず絞り加工を施さ
れたカツプはコンベヤ54によりパンチ60から取外されて
第1および第2検査兼蓄積兼分配ステーシヨン50の第2
蓄積兼分配テーブル51へ送られる。次いで絞りずみカツ
プはテーブル51からコンベヤ55により再びプレス60へ戻
されて、ここで再絞り加工を受ける。テーブル51および
52はカツプを絞り兼再絞り加工プレス60へ送られる前の
方向づけ点(orientation point)の役目をしているこ
とが理解される。換言すると、これらテーブル51,52は
カツパ40とプレス60との間のマス・ライン・フローリン
クの役目をして、カツパ40が瞬間的に作動を中断しても
ためられたカツプを用いてプレス60を反復させる。さら
に、テーブルはカツプを点検して欠陥カツプをはじき出
す場所の役目をする。
このような点検がおこなわれ、完全なカツプCがたまつ
てからは、下側テーブル52はカツプを各レーンへ分配
し、カツプをコンベヤ53によつて複動絞り兼再絞り加工
プレス60へ重力送りで送る。第4図乃至第9図で示すこ
のプレス60を以下にさらに詳しく説明する。しかし、こ
こでは、絞り兼絞り加工プレス60はカツプを次々と所望
の寸法に絞り加工すると共に再絞り加工することが可能
なダイセツトを支えているということにとどめておく。
しかし、これは「ダイ通過」式作業であるのでカツプは
先ず下側テーブル52から絞り兼再絞り加工プレス60へ送
られ絞り作業をおこなうダイセツトへ案内されることが
理解されよう。カツプが絞り加工されてから、次いでダ
イを通つてコンベヤ54へ送られ上側テーブル51へ帰つて
くる。
テーブル51はテーブル52とその機能が同じである。即ち
製品のカツプの点検、欠陥品の除去、案内、蓄積であ
る。なお、注意されたいことはこの間に、カツプはプレ
スから外されて冷却されるが、これがその後の作業を増
進させるということである。
テーブル51から次にカツプはコンベヤ55でプレス60へ重
力送りで返送されて、再絞りダイセツトによつてさらに
加工が加えられて容器になされる。上記のごとく、この
作業およびこれを行うのに必要な装置の詳細は以下にさ
らに説明する。なお、第1および第2蓄積兼分配テーブ
ル52,51と絞り兼再絞り加工プレス60とこれらの間のコ
ンベヤ53,54,55とで本発明の板金素材から容器を成形す
る装置の第2装置を形成している。
しかし、装置全体を再検討する目的では、上記再絞り加
工作業が終わると、容器は再絞り加工プレス60からコン
ベヤ56へ出てゆくことに注目するだけで十分である(第
1図参照)。
特に第1図および図について再度述べると、コンベヤ42
と類似のダブリングボツクス・コンベヤ(doubling box
conveyor)は本来上記装置を、通常第1組と平行に配
置された第2組の装置を通じるコンベヤ56と互いに連絡
していることに注目されたい。
従つて、コンベヤ56はプレス60とトリマ70の送り込みコ
ンベヤ71(infeed conveyor)との間の連絡をすること
が理解されよう。これらのトリマは任意の在来構造また
は設計のものでよい回転トリマである。従つて、再絞り
加工された容器は送り込みコンベヤ71へトリマ70へ送り
込まれるにつれ、容器は必要に応じ適当にトリムされ
る。しかし、トリム作業は本装置のプレス60の外側でお
こなわれることに注目されたい。この作業によつて改良
された品質とより安価な機械保守管理が提供されると共
にフランジ・ロツクアウト(Lock out)またはフランジ
しわが回避され、その結果として不合格容器の発生がよ
り少なくなる。なお、トリマ70は本発明の板金素材から
容器を成形する装置の第3装置を形成している。
容器は次にトリマ70を出て排出コンベヤ72および73へ進
む。このコンベヤはコンベヤ41,42および55,56に関して
既に説明した形式の本質的には別のエレベータ・コンベ
ヤの組合せである。
次にトリムされた容器はエレベータ・コンベヤ73によつ
てスピンフランジ80へ進み、この時フランジが各容器の
上縁に形成される。なお、スピンフランジ80は本発明の
板金素材から容器を成形する装置の第4装置を形成して
いる。フランジ加工作業が完了すると、容器はエレベー
タ・コンベヤ81へ進み、このエレベータ・コンベヤが今
度は容器をビーダ90へ送る。なお、ビーダー90は本発明
の板金素材から容器を成形する装置の第5装置を形成し
ている。縁曲げ加工作業が完了すると、容器は本来は排
出コンベヤであるエレベータ・コンベヤ82へ移送され、
次に、コンベヤ装置100へ移送され、このコンベヤ装置
が容器を空気テスタ110へ送り、最後にパレタイザへ送
る。
このようにして、容器はデクスタ・フイーダ10における
素材に始まり、空気テスタ110から出てゆく成形ずみ容
器に終る独特な本発明の装置において完全に成形され
る。
本発明を実施するのに用いられた特定の装置の幾つかに
ついては、第4図乃至第9図に注意されたい。本装置は
その構成素子の配置が独特と考えられるが、使用の装置
の幾つかもまた新規なものと考えられている。
さて次に第4図について述べると、これは本質的には絞
り兼再絞り加工プレス60における絞り加工用工具のセツ
トを示しているのに注目されたい。プレスは通常は複動
式で、このプレスの例はリジウエイ米国特許第3902347
号に示されている。プレスが備えた特別の工具はその全
体を符号200で示し、ダイ201とリテイナリング202とを
含む。リテイナリングは複数個のねじ202aによつてプレ
スのボトムボルスタに固定されている。このダイは雌ダ
イで、プレスのインナ・パンチホルダで支えられたパン
チ205と共動するようになつている。プレスのアウタ・
パンチホルダもまた板押え用の押えスリーブ203を支え
ている。ライザ204とこのライザ下端にねじ205bで固定
されたパンチ205とはインナ・パンチホルダで支えられ
ている。
上側シリンダ206と下側シリンダ207とはピストン208お
よび209を入れたためアウタ・パンチホルダに配置され
ていて、これらピストンは板押えのために空気圧または
油圧を受けて押えスリーブ203に作用する。本質的に
は、押えスリーブは、プレスが下降するに従って下降
し、カツプの底と係合してこれを所定位置に保持する一
方、インナ・パンチホルダに支えられて押えスリーブを
貫通するパンチ205は強制下降されてカツプを絞り加工
する。
また、ダイ201には中央孔201aが設けられていることに
注目されたい。このようにして、絞り加工がおわつてか
ら、パンチ205がインナ・パンチホルダと共に後退して
いる時に、押えスリーブ203もまた後退する。パンチ205
にはライザ204の連通孔204aに通じる中心透孔205aが形
成されていて、上記連通孔は空気源と連通している。ま
たパンチ205はその下端に向つて僅かにテーパがつけら
れている。この二つの特徴によつて絞りずみカツプはパ
ンチから外されて上側のテーブル51にもどつてゆくコン
ベヤ54に置かれ、絞りずみカツプは再絞り加工を受ける
ためプレス60に戻される時まで、上記したごとくテーブ
ル上に保持される。
第8図はコンベヤシステムがプレスおよび下側テーブル
52と共動する方法を示す。カツプCはコンベヤ53に乗つ
て矢印53aの方向へ移動してプレス60に入るので、カツ
プは工具200によつて絞られ、「ダイを通過して」矢印5
4aの方向へ上側テーブル51へ移送するためのコンベヤ54
上に進み、蓄積保持されて次の作業を持つ。この「ダイ
を通過する」配置によつて先行技術に共通した機械的リ
フトアウトおよびトランスフア装置が省略される。
第5図について述べると、再絞り加工をおこなう工具が
示され、符号300を以てその全体を示す。
この工具は勿論同じプレス60に支えられていて、このプ
レス内での第4図および第5図の工具の特定の相対的物
理的配置について後記する。
しかし、目下の目的、特に第5図の再絞り加工について
は、再びダイ301が用いられ、これがダイリング302と複
数個のねじ302aとによつてプレスのボトムボルスタに保
持されていることに注目されたい。
プレス60のインナ・パンチホルダはライザ304およびパ
ンチ305を支えている。押えスリーブ303はアウタ・パン
チホルダに支えられている。
再絞り加工作業は絞り加工作業とやや同様におこなわれ
る。従つて、押えスリーブ303はピストン308および309
によつて作動され、これらピストンはアウタ・パンチホ
ルダの上側シリンダおよび下側シリンダ306および307に
支えられている。スリーブ303は下降して絞り加工され
たカツプの底と係合してこれを所定位置に保持するの
で、インナ・パンチホルダと共に下降するライザおよび
パンチは再絞り加工作業をおこなう。
第9図はコンベヤシステムおよび上側テーブル51のプレ
スと共動を示す。図示のごとく、絞り加工されたカツプ
はプレスを出てコンベヤ54へ進み、かくして上側テーブ
ル51へと進む。検査、方向づけ、蓄積の各機能がおこな
われると、各絞りずみカツプがコンベヤ55により矢印55
aの方向にプレス60へ返送され、ここで再絞り加工が先
きに説明のごとくおこなわれ容器となされる。次いで容
器はコンベヤ56へ移送され、プレスから出てゆく。
しかし、ここで注目すべきことはさらに別の作業が再絞
り加工工具の所で独特な方法でおこなわれることであ
る。
特に、容器の底はプロフイル・パツド310および押えパ
ツド311を利用して達成される逆絞り加工によつて輪郭
形成される。容器はパンチ305とパツド311との間に保持
される。パンチ305は凹んだ底を有するので容器はパン
チ305の外周とパツド311との間に保持されることに注目
されたい。
容器を丁度再絞りし終つたパンチ305はそのインナ・パ
ンチホルダと共に下降を続けながら、保持するためにパ
ツド311をピツクアツプする。パツド311はスリーブ303
と同様な押えスリーブの作用をし、シリンダ313内に作
動するピストン314および315により制御される。
このように保持された容器はライザ312aに固定されたプ
ロフイル・パツド312の頂部に押圧される。かくして、
容器は逆絞りされ、金属はパツド311のアールの周りに
流れる。
底の輪郭形成が終つてから、インナ・パンチホルダはリ
フトアウトされ、容器はパンチ305の穴305aおよびライ
ザの穴304aを通抜ける空気によりパンチ305からはね出
される。尤もこの場合、確実な手段として所望により機
械的はね出し装置315を設けることもできる。
再絞りずみ容器を出口コンベヤ56へ移動させるために、
「圧縮空気源」が用いられる。第9図について述べる
と、ノズル400が圧縮空気源(図示せず)に通じる適当
な導管401により接続されていることが理解される。こ
の空気は、矢印400aの方向に向けられると、容器を吹付
けてコンベヤ56上へのせる。この時、容器はさらに別の
作業を受けるためプレス60から取外される。各組の再絞
り工具300ごとに一つのノズルが組入れられるが図では
一つのノズル400だけを示した。
ここでもまた、欠点の判う機械的リフトアウトおよびト
ランスフアは回避される。
本発明はまた効率と信頼性を増大する別の特徴を含む。
プレス60内の絞りダイセツトおよび再絞りダイセツトの
配置を示す第6図および第7図に特に注意されたい。
同数のダイセツトがプレスに含まれていることに注目さ
れたい。これらのうちの半分は絞りをおこない絞りずみ
カツプをコンベヤ54の上へ通過させることができる工具
200である。
残る半数は第5図に符号300で示すごとく再絞り加工を
おこなうに必要な装置を含む。この工具300は勿論絞り
加工されたカツプがプレスに送り返された時にこれを受
取る。しかし、プレスの荷重は常時バランスが取れてい
ることに注目することが重要である。換言すれば、最初
の起動操作を考えると、カツパ40を離れたカツプは絞り
工具セツト200の各々の位置につけるに足るだけの数と
間隔と方向とにおいてプレスに送られる。再絞り工具30
0は空で、機能しない。工具200と300とは対称配置であ
るため、プレスのその時の荷重はバランスが取れてい
る。従つて、工具の配置は同数の絞り加工具と再絞り加
工工具が前側から後側へ側面から側面へと間隔をあけて
位置決めされるようにおこなわれている。
カツプ全数が絞り加工を受けてプレスから取外される
と、二回目の必要全量のカツプがプレスに入り、絞り加
工作業が繰返えされる。しかし、次のシーケンスでは、
絞り加工を受けた数量のカツプもまたプレスに入り、工
具セツト300の各々の点拠する。このようにして、加工
工具の数とこれら加工工具の対称的配置とのせいで、プ
レス60は、加工工具200および300の全部カツプおよび絞
りずみカツプが入れられて、再び荷重のバランスを得
る。上側のテーブル51は、再絞り加工工具300の全てを
占有するだけの十分な数の合格絞りずみカツプができる
まで絞りずみカツプは再絞り加工工具へ戻さないことを
保証する。このように、プレスは加工工具200および300
がカツプ及び絞りずみカツプで満量になつた時のみか、
または加工工具200か300のどちらかが満量になつた時の
み稼動する。また、プレスの荷重のバランス決めが本発
明の装置では独特な方法で保証され、このバランス決め
が高速、高効率プレスに対して重要である。
カツプをプレスに入れ、これを絞り加工し、プレスから
取出し、再絞り加工のため同じプレスに戻すことは当業
技術分野において一般に知られていない独特のものでも
あり注目されたい。
本発明の装置を記載するにあたり、装置10,20,30,40,50
および60が装置70,80,90および100と平行に配置されて
いるものとして図示記載した点に注目されたい。これら
のラインはこれを設置する場合の建物の大きさや形状に
より所望によりまたは必要に応じ端と端とを列べる関係
に配置することもできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の装置の平面図、第2図は第1図の2−
2線に沿つた断面立面図、第3図は第1図の3−3線に
沿つた断面立面図、第4図は絞り加工をおこなうための
装置を示す部分的立面図、第5図は再絞り加工をおこな
うための装置を示す一部断面の立面図、第6図は絞り加
工および再絞り加工作業用のダイセツトの部分的平面
図、第7図は絞り加工および再絞り加工をおこなうため
のダイセツトおよびプレスの一部概略的立面図、第8図
は絞り加工作業を示す絞り加工兼再絞り加工プレスの立
面図、第9図は再絞り加工作業を示す絞り加工兼再絞り
加工プレスの立面図である。 なお図において、符号10はフイーダ、41,42はコンベ
ヤ、50は第1および第2検査兼蓄積兼分配ステーシヨ
ン、51は下側テーブル、52は上側テーブル、54,56はコ
ンベヤ、60はプレス、71,72,73はコンベヤ、110は空気
テスタ、200,300は工具である。
フロントページの続き (72)発明者 ステフエン・デイ・ドイル アメリカ合衆国ミシガン州48008 バーミ ンガム、シエフイールド 1817 (72)発明者 ジエイムズ・エイ・マツクラング アメリカ合衆国オハイオ州44721 ノース、 カントン、ノース、イースト、アツプル グローヴ 1351

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板金を打抜きそしてカッピング加工してカ
    ップを成形する工程と、該カップをプレスへ送りそして
    これを絞り加工する工程と、該プレスから絞り加工ずみ
    カップを取外す工程と、該絞り加工ずみカップを該プレ
    スへ戻しそして単一のプレス内で該カップを再絞りしか
    つ底部に輪郭を形成して容器となす工程と、該プレスか
    ら該容器を排出する工程と、再絞り加工された前記容器
    をトリミングする工程と、再絞り加工された前記容器に
    フランジ加工を施す工程と、該容器にビード成形する工
    程とからなる板金素材から容器を成形する方法。
  2. 【請求項2】前記プレスから取外された絞り加工ずみカ
    ップを、前記プレスへ戻す前に、方向づけおよび検査す
    るための検査兼蓄積兼分配ステーシヨンへ送る特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記プレスへカップおよびこれと同じ数の
    絞り加工ずみカップが同時に送り込まれて絞り加工およ
    び再絞り加工される特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】板金を打抜きそしてカッピング加工して個
    々のカップを成形する第1装置、 該第1装置に連結されて、上記カップを絞りかつ再絞り
    加工するため、プレスと、該カップを受け取る第1の検
    査兼蓄積兼分配ステーシヨンと、該カップに絞り加工を
    施すために該第1の検査兼蓄積兼分配ステーシヨンから
    カップをプレスへ送る装置と、絞り加工されたカップを
    受け取るための第2の検査兼蓄積兼分配ステーシヨン
    と、該絞り加工されたカップに再絞り加工を施して容器
    にするために該第2の検査兼蓄積兼分配ステーシヨンか
    ら絞りずみカップをプレスへ戻す装置とを含む第2装
    置、 上記第2装置に連結されて、上記再絞り加工された容器
    をトリミングするための第3装置、 該第3装置に連結されて、上記再絞り加工された容器を
    フランジ加工するための第4装置、および 該第4装置に連結されて、上記フランジ加工および再絞
    り加工された容器にビード成形するための第5装置 を一連に配列したことを特徴とする板金素材から容器を
    成形する装置。
  5. 【請求項5】前記第1の検査兼蓄積兼分配ステーシヨン
    が第1蓄積兼分配テーブルと、前記第1装置から該テー
    ブルへカップを移送するコンベヤとを含み、 前記第2の検査兼蓄積兼分配ステーシヨンが第2蓄積兼
    分配テーブルと、上記第2装置の前記プレスから絞りず
    みカップを取外しかつ該第2蓄積兼分配テーブルへ送る
    ためのコンベヤとを含む特許請求の範囲第4項に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】シートフイーダが前記第1装置の前に配置
    され、空気テスタおよびパレタイザが前記第5装置の後
    に配置された特許請求の範囲第4項に記載の装置。
  7. 【請求項7】往復プレスと、該プレスに支えられた少な
    くとも一組の絞り加工工具と、絞りずみのカップを該プ
    レスから取外すコンベヤと、該プレスに支えられた少な
    くとも一組の再絞り加工工具と、絞りずみカップを再絞
    り加工して容器にするため上記プレスに戻すためのコン
    ベヤと、再絞りずみ容器を上記プレスから排出するため
    のコンベヤとよりなることを特徴とする板金素材から容
    器を成形するための装置における容器を絞りかつ再絞り
    加工する装置。
  8. 【請求項8】前記再絞り加工工具が再絞りずみ容器の底
    の輪郭形成をする工具を含む特許請求の範囲第7項に記
    載の装置。
  9. 【請求項9】同数の組よりなる絞り加工工具と再絞り加
    工工具が前記プレスに支えられかつ交互に対称的に配列
    された特許請求の範囲第7項に記載の装置。
  10. 【請求項10】第1蓄積兼分配テーブルが前記絞り加工
    工具にカップ源を提供するため前記プレス近くに配置さ
    れ、第2蓄積兼分配テーブルが前記再絞り加工工具に絞
    りずみカップ源を提供するため前記プレス近くに配置さ
    れ、かつ該第2蓄積兼分配テーブルは絞りずみカップを
    上記プレスから取外すための前記コンベヤおよび絞りず
    みカップを上記プレスに再絞り加工のために戻すための
    前記コンベヤに接続された特許請求の範囲第7項に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】前記絞り加工工具が絞りパンチと、絞り
    ダイと、カップをその絞り加工中保持するための押えス
    リーブとを含み、 前記絞りダイは中央孔を有していて、これにより絞りず
    みカップが上記絞りダイを通過し、該絞りずみカップを
    プレスから取外すためのコンベヤヘと進む特許請求の範
    囲第7項に記載の装置。
  12. 【請求項12】絞りずみカップをプレスから取外すため
    の前期コンベヤは各組の絞り加工工具の下側に配置され
    ている特許請求の範囲第11項に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記再絞り加工工具が再絞りパンチと、
    再絞りダイと、容器をその再絞り加工中保持するための
    押えスリーブと、再絞りずみ容器を上記再絞り加工工具
    から除去して再絞りずみ容器をプレスから排出するため
    のコンベヤへ移送するための圧縮空気源とを含む特許請
    求の範囲第7項に記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018520008A (ja) * 2015-07-06 2018-07-26 ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. 大型アルミニウムボトルを製造するプロセス及びそれよって製造されるアルミニウムボトル

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JPS5345182A (en) * 1976-10-05 1978-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Semiconductor device

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