JPH0421656B2 - - Google Patents
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- JPH0421656B2 JPH0421656B2 JP24968883A JP24968883A JPH0421656B2 JP H0421656 B2 JPH0421656 B2 JP H0421656B2 JP 24968883 A JP24968883 A JP 24968883A JP 24968883 A JP24968883 A JP 24968883A JP H0421656 B2 JPH0421656 B2 JP H0421656B2
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は内部オレフインをスルホン化する方法
の改良に関する。 分子鎖内部に二重結合を有する内部オレフイン
は、二重結合を末端に有するα−オレフインに比
較して、スルホン化に対する反応性が低いため
に、通常の反応条件でスルホン化を試みても、α
−オレフインほど高い反応率でスルホン化物を得
ることができない。そしてこの反応率の貧弱さは
苛酷な反応条件を採用することである程度補うこ
とができるが、そうした反応条件の採用はスルホ
ン化物の色調劣化や、洗浄性能に乏しいポリスル
ホン化物の副生を招く点で推奨できない。 内部オレフインのスルホン化に関する従来技術
としては、特開昭54−14918号公報に次のような
方法が開示されている。その方法は内部オレフイ
ンに対するスルホン化剤SO3のモル比を低く抑え
て内部オレフインをスルホン化し、得られたスル
ホン化物を中和後、未反応オレフインを溶剤抽出
する方法であつて、この方法はスルホン化時の色
調劣化を抑制できる利点があるものの、内部オレ
フインの単独転化率が低く、また溶剤抽出された
未反応オレフインを原料として循環使用せんとす
る場合には、溶剤と未反応オレフインとを分離し
なければならない面倒がある。 本発明はスルホン化時の色調劣化やポリスルホ
ン化物の副生を抑制しながら高反応率を維持でき
る内部オレフインのスルホン化方法を提供するも
のであつて、本発明者らは特定の飽和脂肪酸アル
キルエステルの共存下に内部オレフインをスルホ
ン化し、しかもそのスルホン化反応の進行度合を
所定の範囲に収めれば、色調劣化やポリスルホン
化物の副生を伴うことなく、高反応率で内部オレ
フインをスルホン化できることを見出した。 而して、本発明に係る内部オレフインのスルホ
ン化方法は、C6〜C30の内部オレフインに飽和脂
肪酸エステルを混合し、この混合物をスルホン化
剤によりスルホン化しつつ該混合物中の内部オレ
フイン量が未スルホン化物全量の0.3重量%を余
剰のスルホン化剤をアルカリ液にて中和すること
により下廻る以前にスルホン化反応を停止させる
ことを特徴とする。 本発明の方法を実施するに際しては、まず原料
内部オレフインに飽和脂肪酸エステルが混合され
る。原料内部オレフインとしては炭素数6〜30の
ものが使用されるが、その内部オレフインは直鎖
状でも分枝鎖状でもよく、また両者の混合物であ
つても差支えない。飽和脂肪酸エステルとして
は、一般式:
の改良に関する。 分子鎖内部に二重結合を有する内部オレフイン
は、二重結合を末端に有するα−オレフインに比
較して、スルホン化に対する反応性が低いため
に、通常の反応条件でスルホン化を試みても、α
−オレフインほど高い反応率でスルホン化物を得
ることができない。そしてこの反応率の貧弱さは
苛酷な反応条件を採用することである程度補うこ
とができるが、そうした反応条件の採用はスルホ
ン化物の色調劣化や、洗浄性能に乏しいポリスル
ホン化物の副生を招く点で推奨できない。 内部オレフインのスルホン化に関する従来技術
としては、特開昭54−14918号公報に次のような
方法が開示されている。その方法は内部オレフイ
ンに対するスルホン化剤SO3のモル比を低く抑え
て内部オレフインをスルホン化し、得られたスル
ホン化物を中和後、未反応オレフインを溶剤抽出
する方法であつて、この方法はスルホン化時の色
調劣化を抑制できる利点があるものの、内部オレ
フインの単独転化率が低く、また溶剤抽出された
未反応オレフインを原料として循環使用せんとす
る場合には、溶剤と未反応オレフインとを分離し
なければならない面倒がある。 本発明はスルホン化時の色調劣化やポリスルホ
ン化物の副生を抑制しながら高反応率を維持でき
る内部オレフインのスルホン化方法を提供するも
のであつて、本発明者らは特定の飽和脂肪酸アル
キルエステルの共存下に内部オレフインをスルホ
ン化し、しかもそのスルホン化反応の進行度合を
所定の範囲に収めれば、色調劣化やポリスルホン
化物の副生を伴うことなく、高反応率で内部オレ
フインをスルホン化できることを見出した。 而して、本発明に係る内部オレフインのスルホ
ン化方法は、C6〜C30の内部オレフインに飽和脂
肪酸エステルを混合し、この混合物をスルホン化
剤によりスルホン化しつつ該混合物中の内部オレ
フイン量が未スルホン化物全量の0.3重量%を余
剰のスルホン化剤をアルカリ液にて中和すること
により下廻る以前にスルホン化反応を停止させる
ことを特徴とする。 本発明の方法を実施するに際しては、まず原料
内部オレフインに飽和脂肪酸エステルが混合され
る。原料内部オレフインとしては炭素数6〜30の
ものが使用されるが、その内部オレフインは直鎖
状でも分枝鎖状でもよく、また両者の混合物であ
つても差支えない。飽和脂肪酸エステルとして
は、一般式:
【式】(式中、R1はC5〜
C23のアルキル基を、R2はC1〜C10のアルキル基
を示す)で表わされるものが一般に使用される。
原料内部オレフインと脂肪酸エステルとの混合割
合は、前者対後者の重量比で90/10〜10/90の範
囲を可とする。この重量比が90/10より大きい場
合は、色調の劣化やポリスルホン化物の副生を抑
えて高反応率を維持することが難しく、一方10/
90より小さい場合はスルホン化されるべき内部オ
レフイン量が少なすぎて実用的でないからであ
る。 スルホン化条件としては、SO3の対オレフイン
モル比0.7〜5.0、好ましくは1.0〜4.0、温度20〜
150℃、好ましくは40〜90℃を採用することがで
きる。そして本発明のスルホン化は薄膜反応、槽
反応など従来公知の反応様式で実施することがで
き、スルホン化剤としても液体SO3、ガス状
SO3、発煙硫酸、クロルスルホン酸塩などが何れ
も使用可能である。 本発明に於て特に注目すべきは、反応系に脂肪
酸エステルを共存させている関係で、色調劣化や
ポリスルホン化物の副生を必配せずに、比較的苛
酷なスルホン化条件の採用することができ、従つ
てそれだけスルホン化の反応率を高水準に保持で
きることである。しかし、スルホン化反応の進行
に連れて減少する内部オレフイン量が、未反応物
全量(内部オレフイン+脂肪酸エステル)の0.3
重量%を下廻る程反応を進めることは、色調劣化
やポリスルホン化物の副生を招く虞れがあるので
好ましくない。従つて、本発明では反応系内に残
存する内部オレフイン量が、未スルホン化物全量
の0.3重量%を下廻る以前に余剰のスルホン化剤
をアルカリ液で中和することによりスルホン化反
応を停止するのである。この場合、反応系内に残
存する内部オレフイン量を、つまり未反応オレフ
イン量を上記の限界値にできるだけ近づけること
は、反応率を増大させるうえで勿論好ましい。 脂肪酸エステルの分離は、スルホン化反応混合
物をそのまま、もしくは中和・加水分解した後、
ヘキサン抽出、静置分離又は遠心分離などで容易
に行なうことができるが、一般的にはスルホン化
反応混合物を中和・加水分解してから、脂肪酸エ
ステルを分離する方が好ましい。そしてこの方法
で脂肪酸エステルから分離された内部オレフイン
スルホン化物はスルホン酸塩の形で取得されるの
で、その内部オレフインスルホン酸塩は洗浄剤な
どの活性成分として使用することができ、また中
和・加水分解前に脂肪酸エステルを分離する場合
には、その分離が終了してからスルホン化物を中
和・加水分解することにより、内部オレフインス
ルホン酸塩を取得することができる。 以上の通り、本発明の方法によれば、従来技術
では事実上低反応率でしかスルホン化できなかつ
た内部オレフインが、スルホン化時の色調劣化や
ポリスルホン化物の副生を伴うことなく高反応率
でスルホン化することができるので、本発明は内
部オレフインのスルホン化技術として極めて有意
義であると言える。 実施例 C14の内部オレフイン100重量部にパルミチン酸
メチル100重量部を加えてよく混合した後、ラ
ボ・ガラス製薄膜式反応器にてSO3モル比2.7(対
内部オレフイン)、温度50℃の条件でスルホン化
した。次いでスルホン化反応混合物を10%−
NaOH水溶液にて中和し、さらにオートクレー
ブ中で60分間130℃で撹拌してサルトンを加水分
解した。しかる後、この処理物からパルミチン酸
メチルを分離し、得られた内部オレフインスルホ
ン酸ナトリウム水溶液の性状を下記の方法で測定
した。 ◎ 内部オレフイン反応率 内部オレフインスルホン酸塩の石油エーテル抽
出分及びそのヨウ素価より未反応内部オレフイン
量を算出して反応率を計算した。 ◎ 色調 内部オレフインスルホン酸塩の5%水溶液を調
製し、その色調をKLETT−Summerson吸光光
度計で測定した。 また、内部オレフイン及び脂肪酸エステルの使
用量乃至は種類などを変えて上と同様な実験を行
ない、反応率及び色調を評価した。結果をまとめ
て表−1に示す。
を示す)で表わされるものが一般に使用される。
原料内部オレフインと脂肪酸エステルとの混合割
合は、前者対後者の重量比で90/10〜10/90の範
囲を可とする。この重量比が90/10より大きい場
合は、色調の劣化やポリスルホン化物の副生を抑
えて高反応率を維持することが難しく、一方10/
90より小さい場合はスルホン化されるべき内部オ
レフイン量が少なすぎて実用的でないからであ
る。 スルホン化条件としては、SO3の対オレフイン
モル比0.7〜5.0、好ましくは1.0〜4.0、温度20〜
150℃、好ましくは40〜90℃を採用することがで
きる。そして本発明のスルホン化は薄膜反応、槽
反応など従来公知の反応様式で実施することがで
き、スルホン化剤としても液体SO3、ガス状
SO3、発煙硫酸、クロルスルホン酸塩などが何れ
も使用可能である。 本発明に於て特に注目すべきは、反応系に脂肪
酸エステルを共存させている関係で、色調劣化や
ポリスルホン化物の副生を必配せずに、比較的苛
酷なスルホン化条件の採用することができ、従つ
てそれだけスルホン化の反応率を高水準に保持で
きることである。しかし、スルホン化反応の進行
に連れて減少する内部オレフイン量が、未反応物
全量(内部オレフイン+脂肪酸エステル)の0.3
重量%を下廻る程反応を進めることは、色調劣化
やポリスルホン化物の副生を招く虞れがあるので
好ましくない。従つて、本発明では反応系内に残
存する内部オレフイン量が、未スルホン化物全量
の0.3重量%を下廻る以前に余剰のスルホン化剤
をアルカリ液で中和することによりスルホン化反
応を停止するのである。この場合、反応系内に残
存する内部オレフイン量を、つまり未反応オレフ
イン量を上記の限界値にできるだけ近づけること
は、反応率を増大させるうえで勿論好ましい。 脂肪酸エステルの分離は、スルホン化反応混合
物をそのまま、もしくは中和・加水分解した後、
ヘキサン抽出、静置分離又は遠心分離などで容易
に行なうことができるが、一般的にはスルホン化
反応混合物を中和・加水分解してから、脂肪酸エ
ステルを分離する方が好ましい。そしてこの方法
で脂肪酸エステルから分離された内部オレフイン
スルホン化物はスルホン酸塩の形で取得されるの
で、その内部オレフインスルホン酸塩は洗浄剤な
どの活性成分として使用することができ、また中
和・加水分解前に脂肪酸エステルを分離する場合
には、その分離が終了してからスルホン化物を中
和・加水分解することにより、内部オレフインス
ルホン酸塩を取得することができる。 以上の通り、本発明の方法によれば、従来技術
では事実上低反応率でしかスルホン化できなかつ
た内部オレフインが、スルホン化時の色調劣化や
ポリスルホン化物の副生を伴うことなく高反応率
でスルホン化することができるので、本発明は内
部オレフインのスルホン化技術として極めて有意
義であると言える。 実施例 C14の内部オレフイン100重量部にパルミチン酸
メチル100重量部を加えてよく混合した後、ラ
ボ・ガラス製薄膜式反応器にてSO3モル比2.7(対
内部オレフイン)、温度50℃の条件でスルホン化
した。次いでスルホン化反応混合物を10%−
NaOH水溶液にて中和し、さらにオートクレー
ブ中で60分間130℃で撹拌してサルトンを加水分
解した。しかる後、この処理物からパルミチン酸
メチルを分離し、得られた内部オレフインスルホ
ン酸ナトリウム水溶液の性状を下記の方法で測定
した。 ◎ 内部オレフイン反応率 内部オレフインスルホン酸塩の石油エーテル抽
出分及びそのヨウ素価より未反応内部オレフイン
量を算出して反応率を計算した。 ◎ 色調 内部オレフインスルホン酸塩の5%水溶液を調
製し、その色調をKLETT−Summerson吸光光
度計で測定した。 また、内部オレフイン及び脂肪酸エステルの使
用量乃至は種類などを変えて上と同様な実験を行
ない、反応率及び色調を評価した。結果をまとめ
て表−1に示す。
【表】
※ 比較例
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スルホン化剤によりC6〜C30の内部オレフイ
ンをスルホン化するに当り、該内部オレフインに
飽和脂肪酸エステルを混合し、得られた混合物を
スルホン化し、内部オレフイン量が未スルホン化
物全量の0.3重量%を下廻る以前に余剰のスルホ
ン化剤をアルカリ液にて中和することによりスル
ホン化反応を停止することを特徴とする内部オレ
フインのスルホン化方法。 2 スルホン化反応に供する前記混合物の内部オ
レフイン対脂肪酸エステルの重量比が90/10〜
10/90の範囲内にある特許請求の範囲第1項記載
の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24968883A JPS60139663A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 飽和脂肪酸エステルを利用した内部オレフインのスルホン化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24968883A JPS60139663A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 飽和脂肪酸エステルを利用した内部オレフインのスルホン化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139663A JPS60139663A (ja) | 1985-07-24 |
JPH0421656B2 true JPH0421656B2 (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=17196722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24968883A Granted JPS60139663A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 飽和脂肪酸エステルを利用した内部オレフインのスルホン化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60139663A (ja) |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24968883A patent/JPS60139663A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60139663A (ja) | 1985-07-24 |
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