JPS60139663A - 飽和脂肪酸エステルを利用した内部オレフインのスルホン化方法 - Google Patents

飽和脂肪酸エステルを利用した内部オレフインのスルホン化方法

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JPS60139663A
JPS60139663A JP24968883A JP24968883A JPS60139663A JP S60139663 A JPS60139663 A JP S60139663A JP 24968883 A JP24968883 A JP 24968883A JP 24968883 A JP24968883 A JP 24968883A JP S60139663 A JPS60139663 A JP S60139663A
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JP
Japan
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fatty acid
sulfonation
acid ester
olefin
internal olefin
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Shizuo Sekiguchi
静雄 関口
Kyozo Kitano
北野 恭三
Katsumasa Nagano
長野 勝正
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内部オレフィン會スルホン化する方法の改良に
関する。 、 分子鎖内部に二重結合を有する内部オレフィンは、二重
結合を末端に有するα−オレフィンに比、較、して、ス
ルホ/化に対する反応性が低いために、通常の反応条件
でスルホン化を試みても、α−オレフィン、はど高い反
応率でスルホン化物を得ることかで・、き・な′い。そ
してこの反応率の貧弱さは苛酷な反応条件を採用するこ
とである程度捕りことができる・が、そうした反応条件
の採用はスルホン化物・の色調劣化や、洗浄性能に乏し
いポリスルホン化物の副生を招く点で推奨できない。
内部オレフィンのスルホン化に関する従来技術としては
%lf#開昭54−14918号公報に次のような方法
が開示されている。その方法は内部オレフィンに対する
スルホン化剤80.のモル比を低く抑えて内部オレフィ
ンをスルホン化し、得られたスルホン化物全中和後、未
反応オレフィンを溶剤抽出する方法であって、この方法
はスルホン化時の色調劣化を抑制できる利点があるもの
の、内部オレフィンの単独転化率が低く、また溶剤抽出
された未反応オレフィンを原料として循環使用せんとす
る場合には、溶剤と未反応オレフィンとを分離しなけれ
ばならない面倒がある〇 本発明1d’xルホ゛ン化時の色調劣化やポリスルホン
化物の副生を抑制しながら高反応率を維持できる内部オ
レフィンのスルホン化方法を提供するものであって、本
発明者らは特定の飽和脂肪酸アルキル!″ステルの共存
下に内部オレフィンをスルホン化し、しかもそのスルホ
ン化反応の進行度合を所定の範囲に収めれば、色調劣化
やポリスルホン化物の副生を伴うことなく、高反応率で
内部オレフィンをスルホン化できることを見出した。
而して、本発明に係る内部オレフィンのスルホン化方法
は、0.〜0..の内部オレフィンに飽和脂肪酸エステ
ルを混合し、この混合物をスルホン化しつつ該混合物中
の内部オレフィン量が未スルホン化物全量の0.3重量
%管下廻る以前にスルホン化反応を停止させることt−
特徴とする。
本発明の方法を実施するに際しては、まず原料内部オレ
フィンに飽和脂肪酸エステルが混合される。原料内部オ
レフィンとしては炭素数6〜30のものが使用されるが
、その内部オレフィンは直鎖状でも分枝鎖状でもよく、
また両者の混合物でおりても差支えない0飽和脂肪酸エ
ステルとしては、一般一式: R1−0−0−R* (
紳、1 亀は0.〜0工のアルキル基を、−は01〜01゜のア
ルキル基を示す)で表わされるものが一般に使用される
。原料内部オレフィンと脂肪酸エステルとの混合割合は
、前者対後者の重量比で90/lG −10/9Gの範
囲を可とする。この重量比が90/l Oより大暑い場
合は、色調の劣化やポリスルホン化物の副生を抑えて高
反応率を維持することが難しく、一方10/90よシ小
さい場合はスルホン化さ″れるべき内部オレフィン量が
少なすぎて実用的でないからである。
スルホン化条件としては、SOlの対オレフイyモル比
0.7〜5.0、好ましくは1.0〜4.0、温度2O
NtsOcx 好ましくは40〜sec’を採用するこ
とかできる・そして本発明のスルホン化は薄膜反応、檜
反応など従来公知の反応様式で実施することができ、ス
ルホン化剤としても液体80a1ガス状SO畠、発煙硫
酸、クロルスルホン酸塩などが何れも使用可能である。
本発明に於て特に注目すべきは1反応系に脂肪酸エステ
ルを共存させている関係で、色調劣化やポリスルホン化
物の副生を心配せずに1比較的苛酷なスルホン化条件を
採用することができ、従ってそれだけスルホン化の反応
率を高水準に保持できることである。しかし、スルホン
化反応の進行に連れて減少する内部オレフィン量が、未
反応物全fil(内部オレフィン+脂肪酸エステル)の
0.3重1に%を下廻る程反応を進めることは、色調劣
化やポリスルホン化物の副生を招く虞れがあるので好ま
しくない。従って、本発明では反応系内に残存する内部
オレツィy量が、未スルホン化物全量のO,a重ffi
%を下廻る以前にスルホン化度応を停止するのである◎
この場合、反応系内に残存する内部オレフィン量を1つ
tp未反応オレフィンilヲ王妃の限界値にできるだけ
近づけるとと、は、反応率を増大させる゛うえヤ勿論好
ましい・ 脂肪酸工哀チルの分離れ、スルホン化反応混合物をその
tま、もしくは中和ζ加水分解した後−ヘキサン抽出−
静置分離又は遠心分離などで容易に・行なうことができ
るが、一般的にはスルホン化・反応混合物1−:中和・
加水分解してから、脂肪酸三ステルf:□公離する方が
好ましい。そし□てこの方法で脂肪酸エステルから分離
された内部オレフィンスルホン化物はスルホン酸塩の形
で取得されるので、その内部オレフィンスルホン酸塩は
洗浄剤などめ活性成分として使用すると七ができ、また
中和・加水分解前に脂肪酸エステルを分離する場合には
、その分離が終了してからスルホン化物を中和・加水分
解することによ〕1内部オレフィンスルホン酸塩を取得
することができる◎ 以上の通り、本発明の方法によれば、従来技術では事実
上低反応率でしかスルホン化できなかった内部オレフィ
ンが、スルホン化時の色調劣化やポリスルホン化物の副
生を伴うことなく高反応率でスルホン化することができ
るので、本発明は内部オレフィンのスルホン化技術トシ
て極めて有意義であると言える。
実施例 014の内部オレフィン100重皺部にパルζチン酸メ
チルlOO重量部を加えてよく混合し友後、うが・ガラ
ス製薄膜式反応器にて80.そル比2.7(対内部オレ
フィン)、温度SOCの条件でスルホン化した。次いで
スルホン化反応混合物tlo%−NaOH水溶液にて中
和し、さらにオートクレーブ中で60分子!tl130
cで攪拌してサルトンを加水分解した。しかる後、この
処理物からノセルミチン酸メチルを分離し、得られた内
部オレフィンスルホン酸ナトリウム水溶液の性状を下記
の方法で測定した。
◎内部オレフィン反応率 内部オレフィンスルホン酸塩の石油エーテル抽出分及び
そのヨウ素価よシ未反応内部オレフィン量を算出して反
応率を計算したO 0色 調 内部オレフィンスルホン酸塩の5%水溶液を調製し、そ
の色調f KLETT−8umm@rmon吸光光度針
で測定した。
また、内部オレフィン及び脂肪酸エステルの使用量乃至
は種類などを変えて上と同様な実験を行ない、反応率及
び色調を評価した。結果t−まとめて表−IK示す。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.06〜01 の内部オレフィンをネルホン化するに
    当)、該内部オレフィンに飽和脂肪酸エステルを混合し
    、得られ実況合物をスルホン化し、内部オレフィン量が
    未スルホン化物全量の0.3重量%七下廻今以前にスル
    ホン化反応全停止すること′t−特徴とする内部オレフ
    ィンのスルホン化方法。 2、 スルホン化反応に供する前記混合物の内部オレフ
    ィン対脂肪酸エステルのM量比が90/lO〜、 10
    /90の範囲内にある特許請求の範囲第1項記載の方法
JP24968883A 1983-12-27 1983-12-27 飽和脂肪酸エステルを利用した内部オレフインのスルホン化方法 Granted JPS60139663A (ja)

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JPS60139663A true JPS60139663A (ja) 1985-07-24
JPH0421656B2 JPH0421656B2 (ja) 1992-04-13

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