JPH04216497A - 原子炉格納容器フィルタードベント装置 - Google Patents
原子炉格納容器フィルタードベント装置Info
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- JPH04216497A JPH04216497A JP2402857A JP40285790A JPH04216497A JP H04216497 A JPH04216497 A JP H04216497A JP 2402857 A JP2402857 A JP 2402857A JP 40285790 A JP40285790 A JP 40285790A JP H04216497 A JPH04216497 A JP H04216497A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C9/00—Emergency protection arrangements structurally associated with the reactor, e.g. safety valves provided with pressure equalisation devices
- G21C9/004—Pressure suppression
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラントに用
いられる原子炉格納容器フィルタードベント装置に関す
る。
いられる原子炉格納容器フィルタードベント装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】従来の原子力発電プラントのうち、図2
に示す沸騰水型原子力発電プラント(以下、BWRプラ
ントという。)では、原子炉建屋1内に非常用ガス処理
系(以下、SGTSという。)2が設置されている。S
GTS2は設計基準事故(以下、DBAという。)であ
る冷却材喪失事故(以下、LOCAという。)が発生し
た際に、原子炉建屋1内の雰囲気をごく少量ずつ大気中
へ放出して原子炉建屋1内を負圧に保ち、原子炉格納容
器(以下RCVという。)より漏洩して来た放射性物質
を原子炉建屋1内に封じ込め、大気中に漏洩するのを防
止している。
に示す沸騰水型原子力発電プラント(以下、BWRプラ
ントという。)では、原子炉建屋1内に非常用ガス処理
系(以下、SGTSという。)2が設置されている。S
GTS2は設計基準事故(以下、DBAという。)であ
る冷却材喪失事故(以下、LOCAという。)が発生し
た際に、原子炉建屋1内の雰囲気をごく少量ずつ大気中
へ放出して原子炉建屋1内を負圧に保ち、原子炉格納容
器(以下RCVという。)より漏洩して来た放射性物質
を原子炉建屋1内に封じ込め、大気中に漏洩するのを防
止している。
【0004】SGTS2は、DBAであるLOCA対応
設備であるため、工学的安全施設として位置付けられる
。SGTS2には動的機器への単一故障基準の適用およ
び耐震設計を行なうこと等が要求され、非常に高信頼度
の設計がなされている。
設備であるため、工学的安全施設として位置付けられる
。SGTS2には動的機器への単一故障基準の適用およ
び耐震設計を行なうこと等が要求され、非常に高信頼度
の設計がなされている。
【0005】しかし、原子炉建屋1内の雰囲気を大気中
に放出するSGTS2には放射性物質を除去するために
、高性能で高価なフィルタトレイン4が備えられる。 フィルタトレイン4にはプレフィルタ、高性能粒子フィ
ルタ、チャコールフィルタ等が列状に備えられている。 フィルタトレイン4は排気ファン5から送られる原子炉
建屋1内の排気雰囲気から放射性物質を充分に除去した
後、クリーンな雰囲気だけをスタック6から環境へ放出
するようになっている。SGTS2は排気ファン5の各
電動弁7等の作動に非常用交流電源(以下、非常用DG
という。)が用いられる。符号8は湿分除去装置、符号
9は加熱コイルである。
に放出するSGTS2には放射性物質を除去するために
、高性能で高価なフィルタトレイン4が備えられる。 フィルタトレイン4にはプレフィルタ、高性能粒子フィ
ルタ、チャコールフィルタ等が列状に備えられている。 フィルタトレイン4は排気ファン5から送られる原子炉
建屋1内の排気雰囲気から放射性物質を充分に除去した
後、クリーンな雰囲気だけをスタック6から環境へ放出
するようになっている。SGTS2は排気ファン5の各
電動弁7等の作動に非常用交流電源(以下、非常用DG
という。)が用いられる。符号8は湿分除去装置、符号
9は加熱コイルである。
【0006】一方、最近ではヨーロッパ諸国の原子力発
電プラントには、DBA(設計基準事故)を超える苛酷
事故が発生した場合を考慮して、図3に示す苛酷事故対
策用のフィルタードベント系10が設置されている。
電プラントには、DBA(設計基準事故)を超える苛酷
事故が発生した場合を考慮して、図3に示す苛酷事故対
策用のフィルタードベント系10が設置されている。
【0007】苛酷事故は、外部電源が喪失し、かつ多数
基存在する非常用交流電源(DG)も全て喪失するとい
う極めて苛酷な情況を想定した場合等に発生するもので
あって、具体的には交流電源が全く使用不能となるいわ
ゆる全交流電源喪失が発生するおそれがあると考えられ
る。この苛酷事故時に、原子燃料の放出する崩壊熱によ
ってRCV3の内圧が過度に上昇する前に、フィルター
ドベント系10のラプチャディスク11が自動的に作動
してRCV3内の雰囲気をスタックから大気中に放出す
ることによって、RCV3の加圧破損を防止している。
基存在する非常用交流電源(DG)も全て喪失するとい
う極めて苛酷な情況を想定した場合等に発生するもので
あって、具体的には交流電源が全く使用不能となるいわ
ゆる全交流電源喪失が発生するおそれがあると考えられ
る。この苛酷事故時に、原子燃料の放出する崩壊熱によ
ってRCV3の内圧が過度に上昇する前に、フィルター
ドベント系10のラプチャディスク11が自動的に作動
してRCV3内の雰囲気をスタックから大気中に放出す
ることによって、RCV3の加圧破損を防止している。
【0008】また、RCV3内の放射性物質は、フィル
タードベント系10に備えられたフィルタ容器12によ
って除去している。フィルタ容器12は水フィルタとス
テンレスフィルタとを内蔵し、両フィルタにて放射性物
質を除去して充分に低減した後、環境に放出している。
タードベント系10に備えられたフィルタ容器12によ
って除去している。フィルタ容器12は水フィルタとス
テンレスフィルタとを内蔵し、両フィルタにて放射性物
質を除去して充分に低減した後、環境に放出している。
【0009】しかし、この苛酷事故対策用フィルタード
ベント系10は苛酷事故を対象としたものであり、苛酷
事故はDBAを超えた極めて希な事故であるという立場
から、一般に動的機器への単一故障基準の適用や耐震設
計といった系統の信頼性を確保するための設計は実施さ
れていない。しかるに苛酷事故の起因事象となる全交流
電源喪失は地震を原因として発生する可能性が高く、冗
長設計も実施されていないため、実際には苛酷事故が発
生した場合における本システムは信頼性の点で充分でな
いおそれがある。
ベント系10は苛酷事故を対象としたものであり、苛酷
事故はDBAを超えた極めて希な事故であるという立場
から、一般に動的機器への単一故障基準の適用や耐震設
計といった系統の信頼性を確保するための設計は実施さ
れていない。しかるに苛酷事故の起因事象となる全交流
電源喪失は地震を原因として発生する可能性が高く、冗
長設計も実施されていないため、実際には苛酷事故が発
生した場合における本システムは信頼性の点で充分でな
いおそれがある。
【0010】また、図3に示す苛酷事故対策用フィルタ
ードベント系10は、苛酷事故時に自動的に作動するよ
うに設計されておらず、通常運転時、閉の隔離弁13を
運転員の自主的な判断で開操作する必要があり、ヒュー
マンファクタの比重が大きく、この観点からも信頼性の
高い設計とは言えない。
ードベント系10は、苛酷事故時に自動的に作動するよ
うに設計されておらず、通常運転時、閉の隔離弁13を
運転員の自主的な判断で開操作する必要があり、ヒュー
マンファクタの比重が大きく、この観点からも信頼性の
高い設計とは言えない。
【0011】一方、DBA用に設計されている設計基準
事故用のSGTS2は前述の通り動的機器の冗長設計や
耐震設計が行なわれており、LOCA等の事故後に自動
的に起動するように設計され、充分な信頼性を確保した
設計と言える。しかし、SGTS2は、排気ファン5や
電動弁7等の動的機器の作動に交流電源を必要とするた
め、全交流電源喪失を起因事象とする苛酷事故時には全
く動作することができない。このため、既にDBA用と
して高価なSGTS2を設置しているにも拘らず、ヨー
ロッパ諸国では、さらに苛酷事故対策専用として別途フ
ィルタードベント系10を追加設置した形で実施してお
り、コスト負担が大きくなっている。また、フィルター
ドベント系10は苛酷事故対策専用の設備であるため、
例えばフィルタードベント系10を我が国の原子力発電
プラントにも導入しようとした場合には、苛酷事故が起
こり得るプラントであるとの誤った印象を一般国民に与
えかねない。
事故用のSGTS2は前述の通り動的機器の冗長設計や
耐震設計が行なわれており、LOCA等の事故後に自動
的に起動するように設計され、充分な信頼性を確保した
設計と言える。しかし、SGTS2は、排気ファン5や
電動弁7等の動的機器の作動に交流電源を必要とするた
め、全交流電源喪失を起因事象とする苛酷事故時には全
く動作することができない。このため、既にDBA用と
して高価なSGTS2を設置しているにも拘らず、ヨー
ロッパ諸国では、さらに苛酷事故対策専用として別途フ
ィルタードベント系10を追加設置した形で実施してお
り、コスト負担が大きくなっている。また、フィルター
ドベント系10は苛酷事故対策専用の設備であるため、
例えばフィルタードベント系10を我が国の原子力発電
プラントにも導入しようとした場合には、苛酷事故が起
こり得るプラントであるとの誤った印象を一般国民に与
えかねない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】現状ではSGTS2は
DBA時にしか使えず、一方、フィルタードベント系1
0は苛酷事故時にしか使えないため、SGTS2にフィ
ルタードベント系10を追加設置しようとするとコスト
アップ幅が大きくなり、かつ一般国民の持つ印象が悪化
するという欠点があった。
DBA時にしか使えず、一方、フィルタードベント系1
0は苛酷事故時にしか使えないため、SGTS2にフィ
ルタードベント系10を追加設置しようとするとコスト
アップ幅が大きくなり、かつ一般国民の持つ印象が悪化
するという欠点があった。
【0013】しかも、フィルタードベント系10は苛酷
事故専用でシステムの信頼性がSGTS2に比べて劣っ
ており、実際にはヒューマンファクタの比重が大きく、
課題があった。
事故専用でシステムの信頼性がSGTS2に比べて劣っ
ており、実際にはヒューマンファクタの比重が大きく、
課題があった。
【0014】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、DBA(設計基準事故)時にも、苛酷事故時
にも使用でき、SGTS(非常用ガス処理系)の機能と
フィルタードベント系の機能を単一のシステムで持ち合
せることができる原子炉格納容器フィルタードベント装
置を提供することを目的とする。
たもので、DBA(設計基準事故)時にも、苛酷事故時
にも使用でき、SGTS(非常用ガス処理系)の機能と
フィルタードベント系の機能を単一のシステムで持ち合
せることができる原子炉格納容器フィルタードベント装
置を提供することを目的とする。
【0015】本発明の他の目的は、システムとしての信
頼性が高く、かつコストが安価なインテグレーテッドフ
ィルタードベント系を備えた原子炉格納容器フィルター
ドベント装置を提供するにある。〔発明の構成〕
頼性が高く、かつコストが安価なインテグレーテッドフ
ィルタードベント系を備えた原子炉格納容器フィルター
ドベント装置を提供するにある。〔発明の構成〕
【00
16】
16】
【課題を解決するための手段】本発明に係る原子炉格納
容器フィルタードベント装置は、上述した課題を解決す
るために原子炉格納容器に苛酷事故対策用フィルタード
ベント系を接続する一方、このフィルタードベント系に
備えられるフィルタ装置上流側のベント配管に非常用ガ
ス処理系の排気ファンあるいはポンプの下流側を接続し
、前記フィルタ装置を非常用ガス処理系の放射性物質除
去用フィルタとして使用可能に設定したものである。
容器フィルタードベント装置は、上述した課題を解決す
るために原子炉格納容器に苛酷事故対策用フィルタード
ベント系を接続する一方、このフィルタードベント系に
備えられるフィルタ装置上流側のベント配管に非常用ガ
ス処理系の排気ファンあるいはポンプの下流側を接続し
、前記フィルタ装置を非常用ガス処理系の放射性物質除
去用フィルタとして使用可能に設定したものである。
【0017】
【作用】この原子炉格納容器フィルタードベント装置は
、苛酷事故対策用フィルタードベント系を積極的に利用
して、このフィルタードベント系のフィルタ装置上流側
ベント配管に非常用ガス処理系(SGTS)の排気ファ
ンあるいはポンプ下流側を接続し、上記フィルタ装置を
非常用ガス処理系の放射性物質除去用フィルタとして使
用可能にしたので、高性能ではあるが高価なフィルタト
レインを削除することができ、大幅なコスト低減を図る
ことができる。
、苛酷事故対策用フィルタードベント系を積極的に利用
して、このフィルタードベント系のフィルタ装置上流側
ベント配管に非常用ガス処理系(SGTS)の排気ファ
ンあるいはポンプ下流側を接続し、上記フィルタ装置を
非常用ガス処理系の放射性物質除去用フィルタとして使
用可能にしたので、高性能ではあるが高価なフィルタト
レインを削除することができ、大幅なコスト低減を図る
ことができる。
【0018】また、原子炉格納容器フィルタードベント
装置は、苛酷事故対策用フィルタードベント系のベント
機能と、非常用ガス処理系の機能を単一のシステムで併
せ持つインテグレーテッドフィルタードベント系を構成
することができる。
装置は、苛酷事故対策用フィルタードベント系のベント
機能と、非常用ガス処理系の機能を単一のシステムで併
せ持つインテグレーテッドフィルタードベント系を構成
することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る原子炉格納容器フィルタ
ードベント装置の一実施例について添付図面を参照して
説明する。
ードベント装置の一実施例について添付図面を参照して
説明する。
【0020】図1は、本発明に係る原子炉格納容器フィ
ルタードベント装置の一例を示す系統図であり、このフ
ィルタードベント装置は苛酷事故対策用フィルタードベ
ント系20を軽水型原子炉の原子炉建屋21内に設置し
ている。この原子炉建屋21内には原子炉格納容器(R
CV)22が格納されており、このRCV22内に原子
炉圧力容器23が収容される。RCV22の下部にはサ
プレッションプール24が設けられており、このサプレ
ッションプール24の気相部にフィルタードベント系2
0のベント配管25が接続される。
ルタードベント装置の一例を示す系統図であり、このフ
ィルタードベント装置は苛酷事故対策用フィルタードベ
ント系20を軽水型原子炉の原子炉建屋21内に設置し
ている。この原子炉建屋21内には原子炉格納容器(R
CV)22が格納されており、このRCV22内に原子
炉圧力容器23が収容される。RCV22の下部にはサ
プレッションプール24が設けられており、このサプレ
ッションプール24の気相部にフィルタードベント系2
0のベント配管25が接続される。
【0021】フィルタードベント系20のベント配管2
5には隔離弁26,26、ラプチャディスク27および
逆止弁28が順次配設されてフィルタ装置としてのフィ
ルタ容器30に接続される。フィルタ容器30内には水
フィルタ31およびステンレスファイバフィルタ32が
内蔵される。一方、フィルタ容器30の頂部から下流側
のベント配管33が延出されており、このベント配管3
3には逆止弁34、圧力コントロール用のスロットル3
5およびラプチャディスク36が順次設置されてスタッ
ク(図示せず)に接続され、このスタックから大気中に
開口するようになっている。
5には隔離弁26,26、ラプチャディスク27および
逆止弁28が順次配設されてフィルタ装置としてのフィ
ルタ容器30に接続される。フィルタ容器30内には水
フィルタ31およびステンレスファイバフィルタ32が
内蔵される。一方、フィルタ容器30の頂部から下流側
のベント配管33が延出されており、このベント配管3
3には逆止弁34、圧力コントロール用のスロットル3
5およびラプチャディスク36が順次設置されてスタッ
ク(図示せず)に接続され、このスタックから大気中に
開口するようになっている。
【0022】一方、フィルタ容器30の上流側のベント
配管25には非常用ガス処理系(SGTS)38の配管
(以下、SGTS配管という。)39が接続される。S
GTS配管39は原子炉建屋21の雰囲気中に開口する
一方、SGTS配管39には、SGTS吸気弁40、排
気ファン41、隔離弁42および逆止弁43が順次配置
される。また、フィルタ容器30の下流側ベント配管3
3にはラプチャディスク36をバイパスするSGTS排
気弁45が設置される。このようにして、非常用ガス処
理系38はフィルタードベント系20にインテグレーテ
ッドされ、単一のシステムであるインテグレーテッドフ
ィルタードベント系が構成される。
配管25には非常用ガス処理系(SGTS)38の配管
(以下、SGTS配管という。)39が接続される。S
GTS配管39は原子炉建屋21の雰囲気中に開口する
一方、SGTS配管39には、SGTS吸気弁40、排
気ファン41、隔離弁42および逆止弁43が順次配置
される。また、フィルタ容器30の下流側ベント配管3
3にはラプチャディスク36をバイパスするSGTS排
気弁45が設置される。このようにして、非常用ガス処
理系38はフィルタードベント系20にインテグレーテ
ッドされ、単一のシステムであるインテグレーテッドフ
ィルタードベント系が構成される。
【0023】また、フィルタ容器30の上流側ベント配
管25には隔離弁26およびラプチャディスク27をバ
イパスするようにバイパス回路46が設けられ、このバ
イパス回路46に隔離弁47が設置される。隔離弁47
は運転員がベント操作等を行なうために設置される。具
体的には隔離弁47は、ラプチャディスク27の作動圧
にRCV22内圧が到達する以前に運転員がベント操作
を行なう場合や、ラプチャディスク27が作動に失敗し
た場合の運転員バックアップ操作に使用するために設置
される。事故後に作動が要求される動的機器には逆止弁
28,34,43およびラプチャディス27,36を除
いて冗長性(多重性)を持たせてある。
管25には隔離弁26およびラプチャディスク27をバ
イパスするようにバイパス回路46が設けられ、このバ
イパス回路46に隔離弁47が設置される。隔離弁47
は運転員がベント操作等を行なうために設置される。具
体的には隔離弁47は、ラプチャディスク27の作動圧
にRCV22内圧が到達する以前に運転員がベント操作
を行なう場合や、ラプチャディスク27が作動に失敗し
た場合の運転員バックアップ操作に使用するために設置
される。事故後に作動が要求される動的機器には逆止弁
28,34,43およびラプチャディス27,36を除
いて冗長性(多重性)を持たせてある。
【0024】さらに、フィルタ容器30の気相部にはN
2 (不活性ガスでもよい。)供給ライン48が接続さ
れている。このN2 供給ライン48からN2 ガスの
供給により、通常運転時にはフィルタ容器30内はN2
ガスで充満されており、このN2 ガスにより、事故
発生後にフィルタ容器30内でRCV22内雰囲気中に
含まれるH2 ガスやCOガス等の可燃性ガスにより燃
焼が生じるのを防止している。
2 (不活性ガスでもよい。)供給ライン48が接続さ
れている。このN2 供給ライン48からN2 ガスの
供給により、通常運転時にはフィルタ容器30内はN2
ガスで充満されており、このN2 ガスにより、事故
発生後にフィルタ容器30内でRCV22内雰囲気中に
含まれるH2 ガスやCOガス等の可燃性ガスにより燃
焼が生じるのを防止している。
【0025】また、フィルタ容器30内に設置されるフ
ィルタの種類はサンドフィルタ等の他のフィルタであっ
てもよく、また、フィルタ容器30内に常時N2 ガス
を充填しておくことは必ずしも必要でない。この場合に
は下流側ベント配管33にラプチャディスク36やSG
TS排気弁45の設置が不要となる。また、信頼性を向
上させるために、逆止弁やラプチャディスクを冗長化す
ることも可能である。
ィルタの種類はサンドフィルタ等の他のフィルタであっ
てもよく、また、フィルタ容器30内に常時N2 ガス
を充填しておくことは必ずしも必要でない。この場合に
は下流側ベント配管33にラプチャディスク36やSG
TS排気弁45の設置が不要となる。また、信頼性を向
上させるために、逆止弁やラプチャディスクを冗長化す
ることも可能である。
【0026】なお、図1において符号50は給水ライン
であり、符号51はドレンライン、符号52は脱気ライ
ンである。
であり、符号51はドレンライン、符号52は脱気ライ
ンである。
【0027】次に、原子炉格納容器のフィルタードベン
ト系の作用を説明する。
ト系の作用を説明する。
【0028】軽水型原子炉の原子力発電プラントに設計
基準事故(DBA)が万一発生した場合でも、非常用交
流電源(DG)は少なくとも1系統が作動可能に設けら
れている。この非常用交流電源によりSGTS38の排
気ファン41や吸気弁40、隔離弁42、排気弁45の
作動が可能となる。
基準事故(DBA)が万一発生した場合でも、非常用交
流電源(DG)は少なくとも1系統が作動可能に設けら
れている。この非常用交流電源によりSGTS38の排
気ファン41や吸気弁40、隔離弁42、排気弁45の
作動が可能となる。
【0029】したがって、SGTS38の排気ファン4
1等はDBAの発生を検知した自動信号によって起動さ
れ、原子炉建屋21内の雰囲気の吸引を開始する。SG
TS38の排気ラインはこのフィルタードベント装置の
場合にはフィルタードベント系20のフィルタ容器30
の上流側ベント配管25に接続されているため、吸引さ
れた原子炉建屋21内雰囲気はフィルタ装置としてのフ
ィルタ容器30へと導入され、ここで雰囲気中の放射性
物質が除去される。フィルタ容器30のフィルタ作用に
よりクリーンにされた雰囲気が図示しないスタックを通
して大気中へ放出される。この場合、原子炉建屋21内
の雰囲気がSGTS排気ファン41によってSGTS3
8から吸引処理されるため、原子炉建屋21内にRCV
22から漏洩して来るDBA時の放射性物質が原子炉建
屋21からさらに大気中に漏洩することが防止され、一
般公衆のDBA時の安全性が保証される。
1等はDBAの発生を検知した自動信号によって起動さ
れ、原子炉建屋21内の雰囲気の吸引を開始する。SG
TS38の排気ラインはこのフィルタードベント装置の
場合にはフィルタードベント系20のフィルタ容器30
の上流側ベント配管25に接続されているため、吸引さ
れた原子炉建屋21内雰囲気はフィルタ装置としてのフ
ィルタ容器30へと導入され、ここで雰囲気中の放射性
物質が除去される。フィルタ容器30のフィルタ作用に
よりクリーンにされた雰囲気が図示しないスタックを通
して大気中へ放出される。この場合、原子炉建屋21内
の雰囲気がSGTS排気ファン41によってSGTS3
8から吸引処理されるため、原子炉建屋21内にRCV
22から漏洩して来るDBA時の放射性物質が原子炉建
屋21からさらに大気中に漏洩することが防止され、一
般公衆のDBA時の安全性が保証される。
【0030】一方、苛酷事故(SA)が発生した場合に
は、非常用交流電源は全て使用不可能であることが考え
られる。この場合にはSGTS38の排気ファン41や
吸気弁40等の動的機器は全く作動不可能となる。一方
、炉心冷却系等の動的システムも全て動作不能となるた
め、炉心が損傷を受け放射性物質が破損した原子燃料よ
り放出され、原子炉格納容器(RCV)22内に放出さ
れるおそれがある。また、原子燃料が放出し続ける崩壊
熱によりRCV22内は高圧となる。
は、非常用交流電源は全て使用不可能であることが考え
られる。この場合にはSGTS38の排気ファン41や
吸気弁40等の動的機器は全く作動不可能となる。一方
、炉心冷却系等の動的システムも全て動作不能となるた
め、炉心が損傷を受け放射性物質が破損した原子燃料よ
り放出され、原子炉格納容器(RCV)22内に放出さ
れるおそれがある。また、原子燃料が放出し続ける崩壊
熱によりRCV22内は高圧となる。
【0031】しかし、RCV22内圧が一定値になると
ラプチャディスク27が作動し、RCV22内の雰囲気
がベント配管25を通してフィルタ容器30へと導かれ
る。RCV22内雰囲気中に存在する放射性物質はこの
フィルタ容器30内で充分に除去され、クリーンになっ
た雰囲気がスタックを通して環境へ放出される。このよ
うに苛酷事故時にはRCV22内雰囲気は雰囲気圧力の
上昇によって自然に環境へ放出されるため、交流電源等
の駆動源を必要としない。これにより、RCV22内は
大気圧近傍に維持され、その健全性が維持される。この
ため、苛酷事故を想定した場合にも、放射性物質が無制
限に環境に放出されるといった事態が防止され、一般公
衆の安全が確保される。
ラプチャディスク27が作動し、RCV22内の雰囲気
がベント配管25を通してフィルタ容器30へと導かれ
る。RCV22内雰囲気中に存在する放射性物質はこの
フィルタ容器30内で充分に除去され、クリーンになっ
た雰囲気がスタックを通して環境へ放出される。このよ
うに苛酷事故時にはRCV22内雰囲気は雰囲気圧力の
上昇によって自然に環境へ放出されるため、交流電源等
の駆動源を必要としない。これにより、RCV22内は
大気圧近傍に維持され、その健全性が維持される。この
ため、苛酷事故を想定した場合にも、放射性物質が無制
限に環境に放出されるといった事態が防止され、一般公
衆の安全が確保される。
【0032】このようにインテグレーテッドフィルター
ドベント系20ではDBA時も苛酷事故時も同一のフィ
ルタ装置であるフィルタ容器30を用いて放射性物質の
除去が行なわれ、公衆の安全性が確保される。
ドベント系20ではDBA時も苛酷事故時も同一のフィ
ルタ装置であるフィルタ容器30を用いて放射性物質の
除去が行なわれ、公衆の安全性が確保される。
【0033】また、このフィルタードベント装置は、設
計基準事故(DBA)時に必須の非常用ガス処理系とし
ての安全機能を有するので、国が定める安全指針に基づ
き工学的安全施設として設計できて高信頼性を維持した
設計が可能となり、苛酷事故時のベント機能の信頼性(
冗長設計、耐震設計等)が確保される。
計基準事故(DBA)時に必須の非常用ガス処理系とし
ての安全機能を有するので、国が定める安全指針に基づ
き工学的安全施設として設計できて高信頼性を維持した
設計が可能となり、苛酷事故時のベント機能の信頼性(
冗長設計、耐震設計等)が確保される。
【0034】なお、本発明の一実施例ではフィルタード
ベント系20のベント配管25をサプレッションプール
24の気相部に接続した例を示したが、このベント配管
24をRCV22内のドライウェル54と連通させても
よい。
ベント系20のベント配管25をサプレッションプール
24の気相部に接続した例を示したが、このベント配管
24をRCV22内のドライウェル54と連通させても
よい。
【0035】また、SGTS38の排気ファン41や吸
気弁40、隔離弁42、SGTS配管39は他に種々の
構成が考えられ、例えば排気ファンは排気ポンプで代用
してもよい。
気弁40、隔離弁42、SGTS配管39は他に種々の
構成が考えられ、例えば排気ファンは排気ポンプで代用
してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係る原子炉
格納容器フィルタードベント装置においては、原子炉格
納容器に接続される苛酷事故対策用フィルタードベント
系にフィルタ装置を備え、このフィルタ装置の上流側ベ
ント配管に非常用ガス処理系の排気ファンあるいはポン
プ下流側を接続し、前記フィルタ装置を非常用ガス処理
系の放射性物質除去用フィルタとして使用可能としたの
で、従来のように非常用ガス処理系、専用の高価なフィ
ルタトレインを必要とせず、大幅なコスト低減を図るこ
とができる。
格納容器フィルタードベント装置においては、原子炉格
納容器に接続される苛酷事故対策用フィルタードベント
系にフィルタ装置を備え、このフィルタ装置の上流側ベ
ント配管に非常用ガス処理系の排気ファンあるいはポン
プ下流側を接続し、前記フィルタ装置を非常用ガス処理
系の放射性物質除去用フィルタとして使用可能としたの
で、従来のように非常用ガス処理系、専用の高価なフィ
ルタトレインを必要とせず、大幅なコスト低減を図るこ
とができる。
【0037】また、このフィルタードベント装置は、フ
ィルタ装置が苛酷事故対策用フィルタードベント系だけ
でなく、設計基準事故用非常用ガス処理系のフィルタ作
用を行なうので、フィルタードベント系に備えられるフ
ィルタ装置は設計基準事故時にも使用することができて
、共用が図れ、信頼性の高いインテグレーテッドフィル
タードベント系が得られる。
ィルタ装置が苛酷事故対策用フィルタードベント系だけ
でなく、設計基準事故用非常用ガス処理系のフィルタ作
用を行なうので、フィルタードベント系に備えられるフ
ィルタ装置は設計基準事故時にも使用することができて
、共用が図れ、信頼性の高いインテグレーテッドフィル
タードベント系が得られる。
【図1】本発明に係る原子炉格納容器フィルタードベン
ト装置の一実施例を示す系統概要図。
ト装置の一実施例を示す系統概要図。
【図2】従来のBWRプラントに設置される非常用ガス
処理系(SGTS)の系統概要図。
処理系(SGTS)の系統概要図。
【図3】ヨーロッパの原子力プラントに採用されている
従来のフィルタードベント系の一例を示す系統概要図。
従来のフィルタードベント系の一例を示す系統概要図。
20 苛酷事故対策用フィルタードベント系21
原子炉建屋 22 原子炉格納容器 23 原子炉圧力容器 25 上流側ベント配管 27,36 ラプチャディスク 30 フィルタ容器(フィルタ装置)31水フィルタ 32 ステンレスファイバフィルタ 33 下流側ベント配管 38 非常用ガス処理系(SGT) 39 SGTS配管 41 排気ファン
原子炉建屋 22 原子炉格納容器 23 原子炉圧力容器 25 上流側ベント配管 27,36 ラプチャディスク 30 フィルタ容器(フィルタ装置)31水フィルタ 32 ステンレスファイバフィルタ 33 下流側ベント配管 38 非常用ガス処理系(SGT) 39 SGTS配管 41 排気ファン
Claims (1)
- 【請求項1】 原子炉格納容器に苛酷事故対策用フィ
ルタードベント系を接続する一方、このフィルタードベ
ント系に備えられるフィルタ装置上流側のベント配管に
非常用ガス処理系の排気ファンあるいはポンプの下流側
を接続し、前記フィルタ装置を非常用ガス処理系の放射
性物質除去用フィルタとして使用可能に設定したことを
特徴とする原子炉格納容器フィルタードベント装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02402857A JP3117221B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 原子炉格納容器フィルタードベント装置 |
DE4141496A DE4141496C2 (de) | 1990-12-17 | 1991-12-16 | Entlüftungsvorrichtung mit Filter für einen Reaktor-Sicherheitsbehälter eines Kernkraftwerks |
US07/808,236 US5227127A (en) | 1990-12-17 | 1991-12-16 | Filtered venting system for reactor containment vessel of nuclear power plant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02402857A JP3117221B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 原子炉格納容器フィルタードベント装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216497A true JPH04216497A (ja) | 1992-08-06 |
JP3117221B2 JP3117221B2 (ja) | 2000-12-11 |
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ID=18512637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02402857A Expired - Fee Related JP3117221B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 原子炉格納容器フィルタードベント装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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DE (1) | DE4141496C2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014044118A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉格納容器のフィルタベント装置および原子炉格納容器 |
JP2014122822A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ベント装置 |
JP2016502113A (ja) * | 2012-12-28 | 2016-01-21 | ジーイー−ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシーGe−Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | 沸騰水型原子炉(bwr)用の受動モードを備える格納容器ベントシステム、およびその方法 |
JP2017122649A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 株式会社東芝 | 放射性物質除去システム及び原子力施設 |
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DE19743333C2 (de) * | 1997-09-30 | 2002-02-28 | Framatome Anp Gmbh | Abblasevorrichtung und Verfahren zum Abblasen von Dampf |
JP2001201583A (ja) * | 2000-01-24 | 2001-07-27 | General Electric Co <Ge> | 原子炉の主格納容器の保全性を維持するシステム及びその方法 |
DE10328773B3 (de) | 2003-06-25 | 2005-02-17 | Framatome Anp Gmbh | Kerntechnische Anlage |
DE10328774B3 (de) * | 2003-06-25 | 2005-01-13 | Framatome Anp Gmbh | Kerntechnische Anlage mit Druckentlastung |
US7264713B2 (en) * | 2003-09-03 | 2007-09-04 | Thomas Kryzak | Apparatus, system and method for remediation of contamination |
US8929505B2 (en) * | 2009-08-28 | 2015-01-06 | Terrapower, Llc | Nuclear fission reactor, vented nuclear fission fuel module, methods therefor and a vented nuclear fission fuel module system |
US9269462B2 (en) * | 2009-08-28 | 2016-02-23 | Terrapower, Llc | Nuclear fission reactor, a vented nuclear fission fuel module, methods therefor and a vented nuclear fission fuel module system |
US8712005B2 (en) * | 2009-08-28 | 2014-04-29 | Invention Science Fund I, Llc | Nuclear fission reactor, a vented nuclear fission fuel module, methods therefor and a vented nuclear fission fuel module system |
US8488734B2 (en) * | 2009-08-28 | 2013-07-16 | The Invention Science Fund I, Llc | Nuclear fission reactor, a vented nuclear fission fuel module, methods therefor and a vented nuclear fission fuel module system |
US20110150167A1 (en) * | 2009-08-28 | 2011-06-23 | Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of The State Of Delaware | Nuclear fission reactor, a vented nuclear fission fuel module, methods therefor and a vented nuclear fission fuel module system |
DE102010035510A1 (de) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | Areva Np Gmbh | Verfahren zur Druckentlastung eines Kernkraftwerks, Druckentlastungssystem für ein Kernkraftwerk sowie zugehöriges Kernkraftwerk |
US9502144B2 (en) | 2012-07-06 | 2016-11-22 | Westinghouse Electric Company Llc | Filter for a nuclear reactor containment ventilation system |
JP6382584B2 (ja) * | 2014-06-10 | 2018-08-29 | 株式会社東芝 | 原子力プラントおよび原子炉建屋内ガス処理システム |
CN109887620A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-14 | 江苏核电有限公司 | 一种一回路氢气吹扫装置及其吹扫方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3865688A (en) * | 1970-08-05 | 1975-02-11 | Frank W Kleimola | Passive containment system |
US3925046A (en) * | 1972-12-21 | 1975-12-09 | Cvi Corp | Radioactive gas standby treatment apparatus with high efficiency rechargeable charcoal filter |
DE3212265C2 (de) * | 1982-04-02 | 1984-05-10 | Hochtemperatur-Reaktorbau GmbH, 5000 Köln | Verfahren und Einrichtung zur gezielten Aktivitätsableitung aus dem Reaktorschutzgebäude einer gasgekühlten Kernkraftanlage |
DE3637795A1 (de) * | 1986-11-06 | 1988-05-11 | Siemens Ag | Kernkraftwerk mit einer sicherheitshuelle |
DE3637845A1 (de) * | 1986-11-06 | 1988-05-19 | Siemens Ag | Kernreaktor mit einer sicherheitshuelle |
DE3729501A1 (de) * | 1987-03-23 | 1988-10-06 | Siemens Ag | Verfahren und einrichtung zur druckentlastung eines kernkraftwerkes |
DE3715467A1 (de) * | 1987-05-08 | 1988-11-17 | Siemens Ag | Druckentlastungs- und filtereinrichtung fuer kerntechnische anlagen, insbesondere fuer siedewasserreaktoren |
DE3815850A1 (de) * | 1988-05-09 | 1989-11-23 | Siemens Ag | Kernkraftwerk mit einer sicherheitshuelle und verfahren zu seiner druckentlastung |
-
1990
- 1990-12-17 JP JP02402857A patent/JP3117221B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-12-16 US US07/808,236 patent/US5227127A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-16 DE DE4141496A patent/DE4141496C2/de not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4141496A1 (de) | 1992-07-09 |
DE4141496C2 (de) | 2001-09-27 |
JP3117221B2 (ja) | 2000-12-11 |
US5227127A (en) | 1993-07-13 |
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