JPH04215951A - 筒状物の真空包装方法 - Google Patents

筒状物の真空包装方法

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JPH04215951A
JPH04215951A JP30837290A JP30837290A JPH04215951A JP H04215951 A JPH04215951 A JP H04215951A JP 30837290 A JP30837290 A JP 30837290A JP 30837290 A JP30837290 A JP 30837290A JP H04215951 A JPH04215951 A JP H04215951A
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JP
Japan
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film
heat
cylindrical
coated
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP30837290A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Kawana
川名 諒一
Tadamitsu Morishita
森下 肇三
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NIPPON PORISERO KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON PORISERO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば半導体製造用の坩堝のシールド材とし
て使用される円筒状炭素材などの筒状物を真空包装する
方法に関する。
(従来の技術) 半導体製造用の坩堝のシールド材として使用される円筒
状炭素材は、例えば、外内形がそれぞれ1250mm、
1100mmで深さが450mmの大きさで、重量も1
10kg程度ある。以上のような円筒状炭素材は炭素の
粉を固めたものであって、非常に脆く、これを裸の状態
で放置しておくと、他の物とぶつかったりした際に角が
欠けたりする。そのような問題を解消するため、円筒状
炭素材を真空包装して補強することが従来から行われて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、円筒状炭素材(a)を第11図のように
真空包装すると、円筒状炭素材(a)の中側が中空にな
っているために、第12図(第11図B−B線矢視図)
のようにフィルム(1)がブリッジになって、ピンホー
ル発生の原因にもなり、補強が充分にできない。そのた
めに、円筒状炭素材(a)を平面的にしか置けず、積み
上げることができないから不便である。
また、円筒状炭素材(a)の中側に詰めもの(2)をし
、それを第13図のように外側から真空包装する方法も
あるが、いちいち詰め物をするのは大変面倒であるし、
包装製品が重くなるといった不都合がある。
本発明は以上のような技術的課題を解決し、円筒状炭素
材を充分に補強できる真空包装方法を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) そこで、内側が熱溶着材のコーティング面である筒状も
しくは袋状のフィルムを筒状物の外側にかぶせ、該フィ
ルムの一端を内側に折り返して筒状物の中に通して反対
側に引き出し、こうしてフィルムの熱溶着材コーティン
グ面同士を向かい合わせて真空雰囲気のもとでヒートシ
ールする筒状物の真空包装方法を発明した。
また、その逆の工程からなるものとして、外側が熱溶着
材のコーティング面である筒状もしくは袋状のフィルム
を筒状物の内側に通し、該フィルムの一端を外側に折り
返して筒状物の外側にかぶせて反対側に引き出し、こう
してフィルムの熱溶着材コーティング面同士を向かい合
わせて真空雰囲気のもとでヒートシールする筒状物の真
空包装方法を発明した。
(作用) 以上のような本発明の包装方法によって筒状物を包装す
ると、フィルムが筒状物の外側と内側に密着して、充分
な補強ができるようになる。
(実施例) 以下本発明の実施例について説明する。
本発明は、内側もしくは外側が熱溶着材のコーティング
面である筒状もしくは袋状のフィルムで筒状物を補強し
ながら真空包装する方法である。
先ず、内側が熱溶着材のコーティング面であるフィルム
(1)について説明する。
第4図は筒状のフィルム(1)を示しており、第5図は
袋状のフィルム(1’)を示している。袋状のフィルム
(1’)の底部は予めシールもしくは接着(3)されて
いる。
これらフィルム(1)及びフィルム(1’)の内側は何
れも熱溶着材(4)のコーティング面になっている。フ
ィルム(1)(1’)には例えば、ガス不透過性のある
塩化ビニリデン、ナイロン延伸フィルム、アルミ薄など
を使用する。熱溶着材(4)には例えばポリエチレンな
どを使用する。
以上のように内側に熱溶着材がコーティングされたフィ
ルムを用いて円筒状炭素材(a)を真空包装する方法を
、第1A〜D図によって順を追って説明する。
■先ず、フィルム(1)を円筒状炭素材(a)の外側に
かぶせる(第1A図参照)。
■次に、フィルム(1)の一端(5)を内側に折り返し
、円筒状炭素材(a)の中側の中空部分に通す(第1B
図参照)。
■こうして、円筒状炭素材(a)の中空部分に通したフ
ィルム(1)の一端(5)を円筒状炭素材(a)の反対
側に引き出す(第1C図参照)。
なお、この様に反対側に引き出されたフィルム(1)の
一端(5)側においては、熱溶着材(4)のコーティン
グ面が裏返されて外側になっており、これによりフィル
ム他端(6)側の熱溶着材コーティング面とフィルム一
端(5)側のコーティング面が向かい合うことになる。
■こうして重ね併せたフィルム他端(6)側とフィルム
一端(5)側を、真空雰囲気において適当に広げながら
ヒーター(7)で挟圧し、コーティング面同士をヒート
シールする。この様な真空包装自体は公知の真空チャン
バー等を用いて従来と全く同様に行う。
なお、フィルム一端(5)側の内側は熱溶着材がコーテ
ィングされていないので、内側はヒートシールされない
。また、フィルム同士の熱溶着を防ぐために、フィルム
一端(5)側の内側にガラスクロスやテフロンテープを
挟んでヒートシールしても良い。
しかして、以上の工程によって得られる真空包装製品(
8)は第2、3図に示すようになっている。円筒状炭素
材(a)の中空部分に通して折り返したフィルム一端(
5)側の内側は熱溶着材がコーティングされていないの
で、真空包装製品(8)の内側には開口部(9)が形成
される。かくして、フィルム(1)が円筒状炭素材(a
)の外側と内側に密着した状態に包装されるので、フィ
ルム(1)の間で円筒状炭素材(a)をしっかりと保持
して、充分な補強が行われる。
次に、外側が熱溶着材のコーティング面であるフィルム
(11)について説明する。
第8図は筒状のフィルム(11)を示しており、第9図
は袋状のフィルム(11’)を示している。
袋状のフィルム(11’)の底部は予めシールもしくは
接着(13)されている。
これらフィルム(11)及びフィルム(11’)の外側
は何れも熱溶着材(14)のコーティング面になってい
る。これらフィルム(11)(11’)及び熱溶着材(
14)には先に第6図で説明した同様の材料を使用する
以上のように外側に熱溶着材がコーティングされたフィ
ルムを用いて円筒状炭素材(a)を真空包装する方法を
、第7A〜D図によって順を追って説明する。
■先ず、フィルム(11)を円筒状炭素材(a)の内側
に通す(第7A図参照)。
■次に、フィルム(11)の一端(15)を外側に折り
返し、円筒状炭素材(a)の外側にかぶせる(第7B図
参照)。
■こうして、円筒状炭素材(a)の外側ににかぶせたフ
ィルム(11)の一端(15)を円筒状炭素材(a)の
反対側に引き出す(第7C図参照)。
なお、この様に反対側に引き出されたフィルム(11)
の一端(15)側においては、熱溶着材(14)のコー
ティング面が裏返されて内側になっており、これにより
フィルム他端(16)側の熱溶着材コーティング面とフ
ィルム一端(15)側のコーティング面が向かい合う。
■こうして重ね併せたフィルム他端(16)側とフィル
ム一端(15)側を、真空雰囲気において適当に広げな
がらヒーター(7)で挟圧し、コーティング面同士をヒ
ートシールする。
なお、フィルム他端(16)側の内側は熱溶着材がコー
ティングされていないので、内側はヒートシールされな
いのは、先の第1D図の場合と同じである。
しかして、以上の工程によっても、第2、3図に示した
真空包装製品(8)が得られ、真空包装製品(8)の内
側には開口部(9)が形成されるのであり、フィルム(
11)が円筒状炭素材(a)の外側と内側に密着した状
態となって、円筒状炭素材(a)をしっかりと保持し、
補強する。
なお、以上のような本発明の何れの包装方法においても
、ヒートシール用のヒーターはフィルムの開口形状に合
わせて、例えば円形のヒーターを利用しても良いが、そ
うするとフィルムの開口直径が変わる度に円形ヒーター
の直径も変更する必要がある。しかしながら、本実施例
のように外側から平面的な形状のヒーター(7)で挟圧
してヒートシールするように構成すると、フィルムの開
口直径が変わっても同一のヒーターで種々の大きさに対
応できるという利点がある。また、ヒーター(7)で外
側から平面的にヒートシールしても、フィルムの内側は
ヒートシールされないので、真空包装製品(8)の内側
に開口部(9)を形成することができる。
なお、フィルムは手でかぶせても良いが、重量のある円
筒状炭素材を包装するような場合には、円筒状炭素材を
リフトで釣りながらフィルムをかぶせるようにしてもよ
い。
以上の実施例は筒状のフィルム(1)及び(11)で包
装する場合について説明したが、袋状のフィルム(1’
)及び(11’)についても同様に実施できる。その場
合にはヒートシール後、袋の底部をカットすれば、真空
包装製品(8)の内側に開口部(9)を形成できる。
なお、本発明方法は円筒状炭素材(a)の包装以外にも
利用できることはもちろんであり、同様の筒状物の真空
包装方法において広く利用されるものである。また、モ
ーターのコイルを絶縁用のレシンに漬けた後、本発明方
法によりコイルを包装して、レシンのたれるのを防ぐよ
うな場合にも好適に実施できる。
(発明の効果) 以上何れにしても本発明の包装方法によれば、フィルム
が筒状物の外側と内側に密着して、筒状物を補強でき、
商品の保護や形状の維持ができる。
従って、輸送や保管が楽になる。
また、詰め物などが不要になるので包装作業が極めて容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1A〜D図は何れも内側が熱溶着材のコーティング面
であるフィルムを利用した場合の本発明方法の説明図、
第2図は真空包装製品の斜視図、第3図は第2図A−A
線矢視図、第4、5図は何れもフィルムの斜視図、第6
図はフィルムの断面図、第7A〜D図は何れも外側が熱
溶着材のコーティング面であるフィルムを利用した場合
の本発明方法の説明図、第8、9図は何れもフィルムの
斜視図、第10図はフィルムの断面図、第11〜13図
は何れも従来技術の説明図である。 a…円筒状炭素材 1、1′、11、11′…フィルム 4、14…熱溶着材、7…ヒーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側が熱溶着材のコーティング面である筒
    状もしくは袋状のフィルムを筒状物の外側にかぶせ、該
    フィルムの一端を内側に折り返して筒状物の中に通して
    反対側に引き出し、こうしてフィルムの熱溶着材コーテ
    ィング面同士を向かい合わせて真空雰囲気のもとでヒー
    トシールすることを特徴とする筒状物の真空包装方法
  2. 【請求項2】外側が熱溶着材のコーティング面である筒
    状もしくは袋状のフィルムを筒状物の内側に通し、該フ
    ィルムの一端を外側に折り返して筒状物の外側にかぶせ
    て反対側に引き出し、こうしてフィルムの熱溶着材コー
    ティング面同士を向かい合わせて真空雰囲気のもとでヒ
    ートシールすることを特徴とする筒状物の真空包装方法
JP30837290A 1990-11-14 1990-11-14 筒状物の真空包装方法 Pending JPH04215951A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10370131B2 (en) 2015-12-17 2019-08-06 Victor Manuel Quinones Apparatus and method for packaging coiled materials
US11345533B2 (en) 2018-11-26 2022-05-31 Sumitomo Chemical Company, Limited Sputtering target packaging structure and method of packaging sputtering target

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10370131B2 (en) 2015-12-17 2019-08-06 Victor Manuel Quinones Apparatus and method for packaging coiled materials
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