JPH0421584Y2 - - Google Patents

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JPH0421584Y2
JPH0421584Y2 JP1496785U JP1496785U JPH0421584Y2 JP H0421584 Y2 JPH0421584 Y2 JP H0421584Y2 JP 1496785 U JP1496785 U JP 1496785U JP 1496785 U JP1496785 U JP 1496785U JP H0421584 Y2 JPH0421584 Y2 JP H0421584Y2
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JP
Japan
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gear
rotating drum
drive
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support member
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JP1496785U
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JPS61130295U (ja
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Priority to US06/772,938 priority patent/US4671779A/en
Priority to GB08522132A priority patent/GB2165765B/en
Priority to DE19853531957 priority patent/DE3531957A1/de
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はミステリアスな動きを伴う走行玩具に
関する。
(従来技術) 子供用玩具としての走行玩具は動きが伴うた
め、玩具としての面白味があり、従来より種々の
玩具が提案されている。例えば軌道に沿つて走行
するもの、任意の方向に走行し壁などに当つた場
合に反転して逆方向に走行するもの等様々なもの
がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、これらいずれの走行玩具も、単
に玩具自身が走行移動できるという面白味のみを
追求したものであり、走行動作に関しては極めて
単純ですぐに飽きるものである。
そこで本考案の目的は複雑な走行動作を伴い、
見ていて大変ミステリアスで、もつて極めて興趣
に富んだ走行玩具を提供するにある。
(上記問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案は駆動源の回
転動を駆動歯車51に伝達するギヤ列の配列を変
更して駆動軸を正逆回転可能としたギヤ変更手段
を備えた駆動部29と、この駆動部29を内部に
配設するとともに一方の側面中心より所定距離変
位した位置からは駆動歯車51を突出し、他方の
側面中央部には歯車状部材22を設けた回転ドラ
ム2と、この回転ドラム2を一方の側面で案内部
材52に噛合する駆動歯車51を回動する取付部
材53を介して回動自在に支持し、他方の側面で
歯車状部材22に噛合する歯車21を介して回動
自在に支持した支持部材と、支持部材3に前部が
揺動自在に取り付けられた殻部材4と、この殻部
材4に一端部が取り付けられるとともにその一側
部が前記歯車21に噛合され、回転ドラム2の正
逆回転動に追従してこの歯車21上を往復動する
ことで前記殻部材4を揺動せしめる揺動部材5と
からなる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係る走行玩具の殻部材が中身
を包んだ状態を示す斜視図、第2図は殻部材が揺
動する途中の状態を示す図、第3図は殻部材が解
かれた状態を示す斜視図、第4図は同状態を示す
側面図、第5図及び第9図は回転ドラムの周辺部
を示す分解斜視図、第6図は触角部を示す簡略
図、第7図、第8図は駆動部を示す図である。
本走行玩具1はイモムシ等を象つた形状を成
し、これは回転ドラム2と、これを回動自在に支
持する支持部材3と、この支持部材3の一端部に
揺動自在に設けられた殻部材4と、この殻部材4
を回転ドラム2の回動に追従して揺動せしめる揺
動部材5とからなる。
回転ドラム2は円筒形状をなし、その円筒面両
側部外周2aには波状突起2bが形成され、この
回転ドラム2はその両側面外周部が、球面形状の
支持部材3外周部に回動自在に支持される。第9
図に示すようにこの回転ドラム2の一方の側面中
心より所定距離変位した位置からは回転ドラム2
内部に配設した駆動部により正転、逆転せしめら
れる駆動軸50先端部が突出し、この先端部に設
けられた駆動歯車51が支持部材3内側部に取付
部材53を介して取り付けた案内部材であるギヤ
52に噛合して回動することにより、回転ドラム
2自身が正逆回転運動を行う。
一方、回転ドラム2の他方の側面にはその中央
部に歯車状部材22を設け、これを支持部材3に
回動自在に支持される歯車21を噛合させる。
殻部材4は左右対峙状の球面形状をなし、その
一端部4aがスプリング6により支持部材3の端
部に揺動自在に取り付けられる。そしてこの殻部
材4のスプリング6が取り付けられた位置よりわ
ずかに後部には揺動部材である扇形状歯車部材5
の端部5aを揺動自在に取り付け、この一側部に
形成された歯部5bを前記歯車ギヤ21に噛合せ
しめる。
第6図は支持部材3に設けられた本玩具が象つ
たイモムシの触角を示す図で、2本の触角7,7
は夫々その基端部7a,7aが支持部材3に枢支
される。符号8一端がスプリング9により支持部
材3に揺動自在に支持された触角揺動部材であ
り、これは扇状突出部の先端部に設けた歯部8a
が回転ドラム2の波状突起2bに係脱してその基
端部8bが矢印GH方向に揺動する。この基端部
8bには突起9が設けられており、この突起9の
両端部9a,9aが揺動に伴い前記触角部材の基
端部7a,7aの下端7b,7bに当接して触角
部材7,7を矢印T方向に揺動せしめる。
次に第7図及び第8図に基づいて前記回転ドラ
ム2の内部に配設された正逆反転機構を有する駆
動部について説明する。
符号30は図示しないバツテリーにより駆動せ
しめられるモータであり、この回転軸31の回動
は、先ず、図の状態ではギヤ32、減速ギヤ3
3,34、クラツチギヤ35、中介ギヤ36を経
て駆動軸駆動ギヤ37に伝達され、駆動軸50を
回動せしめる。このとき駆動軸50端部付近に設
けたウオームギヤ38は平板ギヤ39を矢印J方
向に回転せしめ、この平板ギヤ39に噛合するピ
ニオンギヤ40を設けた係合部材41を矢印L方
向に移動する。この係合部材41の先端部には係
合部41aが形成されており、これがやがてレバ
ー部材42一端42aに係合し、これを斜面40
aに沿つて下方へ押し下げる。すると、このレバ
ー部材42他端に設けられたエツジ状係止部42
bが第2のウオームギヤ43の溝に当接されるこ
とになるので、このウオームギヤ43を固定した
クラツチ軸44をスプリング45の反発力に抗し
て矢印M方向に移動させ、その後ウオームギヤ4
3の端部を係止する。そしてこのときクラツチ軸
44の先端部のクラツチギヤ35は中介ギヤ36
より離脱し、ギヤ37先端部に形成した大径ギヤ
37aに直接当接するようになる。従つてモータ
30の駆動を駆動軸50に伝達するギヤ数は1個
少なくなり、駆動軸50は逆方向に回転するよう
になる。これに伴つてウオームギヤ38、平板ギ
ヤ39が逆転し、ピニオンギヤ40、即ち係合部
材40の移動方向は矢印L方向からK方向に変更
する。このピニオンギヤ40の先端部には矢印K
方向下方に傾斜した傾斜面40aが形成されてお
り、係合部材41が矢印K方向に移動するとやが
てこの傾斜面40aが前記レバー42aに当接
し、これを斜面40aに沿つて上方へ押し上げ
る。これと同時に係止部42bがウオームギヤ4
3端部から離れ、クラツチ軸44はスプリング4
5の反発力により再び元の位置に戻り、駆動軸4
4は再び始の状態と同じ向きに回転する。このよ
うに、この駆動部29はギヤ変更手段を備えた反
転機構を有し、一定時間毎に駆動軸20の回転方
向を反転させる。そしてこの駆動部29はその重
心が回転ドラム内中心より所定距離だけ偏心して
取り付けられる。
以上説明した本実施例の機構による走行玩具1
全体の動作を説明する。
先ず、前述した駆動部29により、駆動軸20
が正回転すると回転ドラム2は第4図矢印A方向
に回転し、走行玩具1は前進(第3図矢印P方
向)する。
このとき揺動部材5は第3図乃至は第5図の状
態にあり、殻部材4は回転ドラム2より完全に解
かれた状態にある。またこのとき触角7,7は部
材10の矢印G方向への回転に伴い矢印T方向へ
揺動し、支持部材3より斜め上方に突出する。と
ころで回転ドラム2は重心がその中心より変位し
ているため周期的に回転速度が脈を打つように変
化し、このため走行玩具1は恰もイモムシが前進
しているかのような走行をする。
そのうち駆動部29の反転機構により、駆動軸
50の回転方向が反転すると回転ドラム2もその
方向が反転し、触角7を支持部材3内に収容しつ
つ回転ドラム2は矢印D方向に回転し、走行玩具
1は後退(矢印Q方向)するようになる。このと
き揺動部材5はギヤ21の回動により矢印R方向
に移動するようになり、これに伴つて殻部材4は
その一端部を揺動軸として揺動し、第2図の状態
を経て第1図のように回転ドラム2を包むように
なる。このとき支持部材3と殻部材4より走行玩
具1は完全に球体状となる。
そして再び駆動部29が反転すると回転ドラム
2も反転し、走行玩具は再び第2図の状態を経て
第3図の状態に戻る。但し、これは回転ドラム2
が殻部材5に対し下方に位置したときであり、逆
に上方に位置したときは走行玩具1は仰むけの状
態で殻部材5が解かれ、このときは走行すること
ができない。しかし再び駆動方向の反転により、
第1図、2図のように丸くなり転動するためいず
れは元の状態に戻り走行することができる。そし
て走行玩具1は駆動方向が反転する都度上述した
動作を繰り返し、進行方向を変えていく。
このように本走行玩具1は動作において予想で
きない部分があるとともに、その動作はミステリ
アスであり、極めて興趣に富むものである。
尚、本実施例では、駆動方向の反転はギヤの組
み合せにより一定時間毎に起こるようにしたが、
触角7等が障害物等に触れることによつて例えば
レバー42を切り変えるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上の説明より明らかな如く、本考案によれば
走行動作に予想できない部分があるとともに、そ
の動作は大変ミステリアスであり、極めて興趣に
富んだ玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る走行玩具の殻部材が中身
を包んだ状態を示す斜視図、第2図は殻部材が揺
動する途中の状態を示す図、第3図は殻部材が解
かれた状態を示す斜視図、第4図は同状態を示す
側面図、第5図は回転ドラムの側面部を示す分解
斜視図、第6図は触角部を示す簡略図、第7図、
第8図は駆動部を示す図、第9図は第5図で示す
回転ドラムの反対側面を示す図である。 そして図面中、1は走行玩具、2は回転ドラ
ム、3は支持部材、4は殻部材、5は揺動部材、
52は案内部材、51は駆動歯車、29は駆動部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源の回転動を駆動歯車に伝達するギヤ列の
    配列を変更して駆動軸を正逆回転可能としたギヤ
    変更手段を備えた駆動部と、この駆動部を内部に
    配設するとともに一方の側面中心より所定距離変
    位した位置からは前記駆動歯車を突出し、他方の
    側面中央部には歯車状部材を設けた回転ドラム
    と、この回転ドラムを一方の側面で案内部材に噛
    合する駆動歯車を回動する取付部材を介して回動
    自在に支持し、他方の側面で歯車状部材に噛合す
    る歯車を介して回動自在に支持した支持部材と、
    前記支持部材に前部が揺動自在に取り付けられた
    殻部材と、この殻部材に一端部が取り付けられる
    とともにその一側部が前記歯車に噛合され、回転
    ドラム正逆回転動に追従してこの歯車上を往復動
    し、前記殻部材を揺動せしめる揺動部材とからな
    ることを特徴とする走行玩具。
JP1496785U 1984-09-07 1985-02-04 Expired JPH0421584Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1496785U JPH0421584Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04
US06/772,938 US4671779A (en) 1984-09-07 1985-09-05 Running toy
GB08522132A GB2165765B (en) 1984-09-07 1985-09-06 Running toy
DE19853531957 DE3531957A1 (de) 1984-09-07 1985-09-07 Laufspielzeug

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1496785U JPH0421584Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130295U JPS61130295U (ja) 1986-08-14
JPH0421584Y2 true JPH0421584Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=30500374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1496785U Expired JPH0421584Y2 (ja) 1984-09-07 1985-02-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421584Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61130295U (ja) 1986-08-14

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