JPH0421561Y2 - - Google Patents

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JPH0421561Y2
JPH0421561Y2 JP1985081721U JP8172185U JPH0421561Y2 JP H0421561 Y2 JPH0421561 Y2 JP H0421561Y2 JP 1985081721 U JP1985081721 U JP 1985081721U JP 8172185 U JP8172185 U JP 8172185U JP H0421561 Y2 JPH0421561 Y2 JP H0421561Y2
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JP
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ball
arm
pitching
rail
pitching arm
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JP1985081721U
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JPS61196778U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、野球等、球技の練習に用いる投球機
に係り、特にボールを下方から軽く投げ打撃練習
に用いるテイマシーン、所謂、トスボール専用の
投球機に関するものである。
(従来の技術) 従来、主として野球の打球、捕球練習等のため
に投球を機械化し、省力、省人化を図るべく投球
機を用いることは広く一般に行われている。
そして、現在、かかる投球機としては、アーム
の回転力を利用した投球腕式又は一対の回転車輪
を用いて該回転車輪にボールを挾着して投球する
平行二軸式、或いは一対の回転無端ベルトを用い
て該ベルト間で所要の距離にわたりボールを挾着
して投球する平行ベルト式のもの等があつて、前
記投球腕式のものは直球専用機として、また、平
行二軸式及び平行ベルト式のものは直球及びカー
ブ、シユートボール等の変化球も投げることがで
きる投球機として夫々普及し、バツテイング練習
場等において活用されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の投球機にあつては、投手
代用の投球機であり、直球あるいは直球及びカー
ブ、シユートボール等は投球可能であるとして
も、ボールを下方から軽く投げる、所謂トスボー
ルの投球については何れの投球機も不可能であ
り、トスボールに関する限り、未だに機械化とは
無縁のままで依然として人為に頼つている現状に
ある。
本考案は、かかる問題に対処してトスボール投
球用の新しい投球機を提供することを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1、第2図を用いて説明する
と、この考案は、トスボール投球機において、基
部に曲折部11をもち、該曲折部11基端を一対
の側枠及び上下枠からなる機枠の側枠所要高さ位
置に軸着せしめた円弧状レール1の先端に、アー
ム2を介して受皿12を設け、かつ、上部機枠1
3とアーム2との間にスプリング5を介装してな
る投球腕と、該投球腕の前記レール1近傍にあつ
て、レール1上面に接し該レール1を軸着側より
下方に押圧しつつ回動させる回動子4を先端に有
して基端側が駆動軸の軸端に連結されたカム軸3
からなる前記投球腕の駆動機構と、前記機枠内に
傾斜を有して延設されたボール通路9の下縁部を
前記投球腕の下降位置での受皿12の前方に近接
せしめて配設し、かつ、上記下縁部の通路9上に
開閉具6を付設してなるボール送出機構と、前記
投球腕とボール送出機構との間にあつて、スプリ
ング10により上部機枠13に吊設された端部に
投球腕の下降時に接触する感知子8を備え、他端
を前記ボール送出機構の開閉具6に連結してな
り、レール1が下降位置に下がつたとき、これが
受止検知して開閉具6を開きボールを受皿12内
に送出させる連動稈とにより構成されてなる。
(作用) そして、この考案に係る投球機は、先ず、機枠
内上方から傾斜を有して延設されたボール通路9
上に複数個のボールを供給載置すると、通路9が
傾斜しているためにボールは夫々通路9上を下方
の下縁部に向かつて自走する。
このとき、下縁部の通路9上には開閉具6が付
設されているが、該開閉具6は連結した連動稈7
他端部のスプリング10により常時は通路9を閉
鎖した状態に設けられていることから、通路9上
を自走して来た先頭のボールは上記開閉具6によ
り制止され、したがつて後続のボールもすべて通
路9上に一列に並んだまま制止されている。
一方、側枠に所要高さ位置に曲折部11基部を
軸着されて、該軸着部を中心にして、機枠内上方
から受皿12先端が前記通路9下縁部と対向近接
する下降位置まで上下方向に回動可能な投球腕
は、常時はスプリング5と曲折部11の当接によ
り受皿12側を上方にして揚止されている。
そして、上記投球腕の近傍に設けたカム軸3の
回転にともなつて、該カム軸3先端の回動子4が
投球腕の円弧状レール1の上面を軸着側より下方
に押圧しつつ下降位置まで回動して来たとき投球
腕の下底面が感知子8を介して連動稈7を押圧し
該連動稈7の他端に連結されている開閉具6を回
動させて先頭のボール1個のみを解放し再び通路
9上を自走せしめる。
このとき、該通路9下縁の対向近接位置にあつ
て上昇移行中の投球腕先端の受皿12が上記ボー
ルを掬い取つて収容したまま上昇回動し、前記レ
ール1の先端で回動子4が外れてその押圧力から
解放されたとき投球腕はスプリング5の収縮力に
より急速な上昇回動を強いられると共に、その直
後において投球腕の軸着側の曲折部11上端が側
枠梁14に接触し投球腕の回動を急停止せしめる
ことにより生ずる反撥力によつて受皿12内のボ
ールは下方から上方後部に向かうトスボールとし
て投球される。
そして、後続する各ボールについても上記作用
が繰返されることによりトスによる打撃練習が実
施される。
(実施例) 以下、更に本考案に好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図及び第2図は機枠内に形成された本考案
要部をなす投球機構の側面図及びそのA−A線断
面図であり、型鋼等の剛体よりなり、かつ、一対
の側枠及び上下枠からなる機枠は、内部下方より
投球されるボールを妨害することのないように上
方を開口して形成されている。
この機枠内長手方向一端の側枠には所要高さ位
置に軸受が付設され、該軸受に軸着される投球腕
は、第1図及び第2図に一層詳細に示されるよう
に、上方に反り返つた扁平な円弧状レール1を基
材とし、その先端部側方に、受皿12が頭部に設
けられているアーム2の基部が段設されて形成さ
れており、レール1の他端側に設けられている曲
折部11の基端に取着された回転軸によつて前記
側枠の軸着されて、該軸着部を中心として先端の
受皿12側が上下方向に回動可能なごとく取り着
けられていると共に、上部機枠13とアーム2基
端部との間に介装されたスプリング5の収縮力に
よつて、常時は受皿12側が上方に引上げられて
基部の曲折部11の上縁が側枠梁14に当接した
位置で揚止された状態に吊設されている。
次に、前記投球腕を吊設するスプリング5とは
反対側のレール1の側方に立設された支柱上部の
所要高さに付設された軸受には駆動軸が軸着さ
れ、該駆動軸のレール1側軸端にはカム軸3の基
端が、他方の軸端にはプーリが夫々同軸両端に連
結されていると共に、上記カム軸3の先端側方に
は投球腕のレール1の上面に接して回転すること
ができるベアリング等よりなる回動子4が突設さ
れている。
そして、機枠内の底板上に設置された減速モー
タの駆動により、駆動ベルト、プーリを介して前
記カム軸3が連動回転せしめられるとき、該カム
軸3先端側方に突設されている回動子4は、前記
投球腕の基材である円弧状レール1の上面を該レ
ール1の軸着側からスタートして下方に押圧しつ
つ回動させて投球腕を下限の下降位置にまで下げ
切つた後、レール1の先端でレール1上面から外
れて一旦は投球腕を下方への押圧から解放するが
再びレール1の軸着側の上面に戻つて上述の作用
を繰返し実施できるように構成されている。
一方、機枠内の前記投球腕構成の反対側上方か
ら傾斜を有して延設された複数条の線材・樋状材
等よりなるボール通路9の下方下縁部は、投球腕
の下降位置における先端受皿12の前方に相対し
て近接する位置に配設されていると共に、第2図
に一層詳細に示されるように、通路9側方の支柱
に基軸部を軸着されて軸の回動により、下縁部の
通路9上にある先頭のボールの前・後部に交互に
当接することができる前後の脚部を有する開閉具
6が設けられている。
また、該開閉具6と前後投球腕の下方との間に
は連動稈7が設けられているが、該連動稈7は、
一端は開閉具6の軸に連結され、他方、投球腕下
方側の端部は、その上面に感知子8が付設される
と共に、上部機枠13との間に介装されたスプリ
ング10によつて、投球腕が下降位置まで下がつ
た時のみ投球腕の下底部が感知子8を介して連動
稈7を押圧し、他端に連結されている開閉具6を
回動せしめて先頭のボール1個のみを解放し、受
皿12内まで自走せしめることができるように構
成されている。
なお、投球腕を吊設するスプリング5と上部機
枠13との間に設けたターン・バツクル等のスプ
リング5の収縮力調整具によつて投球されるトス
ボールの高さを調整することができる。
また、この実施例において円弧状レール1の先
端部側方に、頭部に受皿12を有するアーム2の
基部が段設されてなる投球腕の態様が示されてい
るが、特にこの態様に限定されるものではなく、
頭部に受皿12を有し、かつ、レール1上面を押
圧回動するカム軸3の回動子4をレール1の所要
の位置で外すことができる構成であればよい。
(考案の効果) 本考案は以上のように先端に受皿を有する投球
腕が、下方のボールを受皿内にゆつくり掬い取つ
た後急上昇反撥して下方から上方後部にボールを
投球するものであるから、従来の投球腕式投球機
を始め平行二軸式、平行ベルト式等すべての投手
代用投球機では実施されなかつた下方からボール
を軽く投げる所謂、トスボールの投球を始めて可
能ならしめることができ、人為に頼つていた非能
率的な問題を一挙に解消し、練習効率を向上させ
る顕著な効果を有し、しかも吊設スプリングの収
縮力を調整することによつてトスボールの球威の
強弱、高、低及び遠近を任意に変化し得て多岐な
打撃練習を可能ならしめることが出来る優れた効
果を有している。
また、更に、本考案投球機は、使用するボール
のサイズ、形状に合致せしめて機枠幅、受皿、ボ
ール通路、開閉具等を形成することによつて、バ
レーボール、バスケツトボールのトスボール捕球
練習用や、サツカー、或いはラグビーにおけるヘ
ツデイングの練習用としても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案投球機の1例を示す側面図、第
2図は同第1図のA−A線に沿う断面図である。 1……円弧状レール、2……受皿アーム、3…
…カム軸、4……回動子、5……投球腕スプリン
グ、6……開閉具、7……連動稈、9……ボール
通路、10……連動稈スプリング、11……曲折
部、12……受皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部に曲折部11をもち、該曲折部11基端を
    一対の側枠及び上下枠からなる機枠の側枠所要高
    さ位置に軸着せしめた円弧状レール1の先端に、
    アーム2を介して受皿12を設け、かつ、上部機
    枠13とアーム2との間にスプリング5を介装し
    てなる投球腕と、該投球腕の前記レール1近傍に
    あつて、レール1上面に接し該レール1を軸着側
    より下方に押圧しつつ回動する回動子4を先端に
    有して基端側が駆動軸の軸端に連結されたカム軸
    3からなる駆動機構と、前記機枠内に傾斜を有し
    て延設されたボール通路9の下縁部を、前記投球
    腕の下降位置での受皿12の前方に近接せしめて
    配設し、かつ、上記下縁部の通路9上に開閉具6
    を付設してなるボール送出機構と、前記投球腕と
    ボール送出機構との間にあつて、スプリング10
    により上部機枠13に吊設された端部に投球腕の
    下降時に接触する感知子8を備え、他端を前記ボ
    ール送出機構の開閉具6に連結してなり、レール
    1が下降位置に下がつたとき、これが受止検知し
    て開閉具6を開きボールを1個宛受皿12内に送
    出させる連動稈7とよりなることを特徴とするト
    スボール投球機。
JP1985081721U 1985-05-30 1985-05-30 Expired JPH0421561Y2 (ja)

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JP1985081721U JPH0421561Y2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30

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JPS61196778U JPS61196778U (ja) 1986-12-08
JPH0421561Y2 true JPH0421561Y2 (ja) 1992-05-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516109B2 (ja) * 1974-05-16 1980-04-28
JPS5697464A (en) * 1979-12-21 1981-08-06 Marvin Glass & Associates Batting excercise apparatus

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516109U (ja) * 1978-07-14 1980-02-01

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JPS61196778U (ja) 1986-12-08

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