JPH04214906A - 制御弁 - Google Patents

制御弁

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Publication number
JPH04214906A
JPH04214906A JP3011992A JP1199291A JPH04214906A JP H04214906 A JPH04214906 A JP H04214906A JP 3011992 A JP3011992 A JP 3011992A JP 1199291 A JP1199291 A JP 1199291A JP H04214906 A JPH04214906 A JP H04214906A
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JP
Japan
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valve
valve body
bonnet
liner
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP3011992A
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English (en)
Inventor
Joseph W Ross
ジョゼフ・ダブリュ・ロス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPH04214906A publication Critical patent/JPH04214906A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D17/00Regulating or controlling by varying flow
    • F01D17/10Final actuators
    • F01D17/12Final actuators arranged in stator parts
    • F01D17/14Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits
    • F01D17/141Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of shiftable members or valves obturating part of the flow path
    • F01D17/145Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of shiftable members or valves obturating part of the flow path by means of valves, e.g. for steam turbines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K47/00Means in valves for absorbing fluid energy
    • F16K47/01Damping of valve members
    • F16K47/012Damping of valve members by means of a resilient damping element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K47/00Means in valves for absorbing fluid energy
    • F16K47/02Means in valves for absorbing fluid energy for preventing water-hammer or noise

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は蒸気制御弁のような制御弁に
対する振動制御装置に関するものである。
【0002】流体の流れを制御するための制御弁は周知
の技術である。原子力発電装置においては、制御弁が蒸
気のような流体の流れを制御するために用いられている
。従来の原子力制御弁は、それらが動作される場合に厳
しい状態による重要な問題を有していた。
【0003】原子力発電設備における蒸気制御弁は、例
えば化石燃料設備のような他の発電設備に使用される蒸
気制御弁と比較して一般的に比較的大きい。従来、原子
力発電設備において大きな弁の使用は、化石燃料設備と
比較して、原子力設備により生じた一般的に低エネルギ
ーに頼っている。それらの大きな弁構造は、小さな弁構
造の場合には重要ではないかもしれない問題を提示する
傾向にある。例えば、発電設備で使用される代表的な蒸
気制御弁は、短時間内に蒸気通路を閉じるように作動さ
れなければならない。従って、このような弁に用いられ
た弁体は高速度で蒸気通路をふさぎ、あるいは閉じる位
置に移動できるようでなければならない。大抵の原子力
制御弁に用いられる比較的大きな弁体の急速な移動を確
実に行うためには、弁体は弁ボンネット内に強固に装着
されるべきではないので、ボンネットの軸線に沿った弁
体の移動は、大幅に限定され、あるいは遅くなるであろ
う。しかしながら、従来の弁の設計は弁ボンネット内に
緩く装着されているので、弁体は弁ボンネットに対して
横方向に振動する傾向にある。
【0004】従って、このような従来の原子力蒸気制御
弁が受ける共通の問題は、動作する制御弁の部分が大き
く振動することである。それらの振動は、弁座を通過す
る流体の流れ(例えば、蒸気流)により引き起こされる
、一般的に高い振動数である。蒸気流により引き起こさ
れる振動数は、可聴振動数の広いスペクトルにわたって
一般的に生じる。例えば、K・85Hzとしてこの振動
数は知られている。ここでK=0,1,2...,であ
る。知られた振動エネルギーの大きな部分は300〜4
00Hzの範囲で生じる傾向にある。
【0005】このような振動は内部の弁構成部品に大き
な摩耗と損傷とを起こさせることができる。例えば、弁
箱およびマフラーを含む弁の構成部品の亀裂、並びに弁
ライナー、シールリングの溝部、弁棒および弁棒のブッ
シングに対する過度の摩耗はこのような振動に帰する。 さらに、このような振動は、弁ボンネットに固定された
外部の運転装置に損傷を生じさせると知られている。さ
らに、このような振動は、原子力設備のタービン室の床
に非常に大きな騒音を伝達させると知られている。
【0006】
【発明の概要】この発明の目的は、原子力制御弁に組み
込まれたときに、運転中に弁により生じる振動を減衰さ
せる振動制御装置を提供することである。さらに、この
発明の目的は、制御弁に組み込まれたときに、運転中に
弁体から弁のボンネットライナーに対する振動の伝達を
減衰させあるいは防止する振動制御装置を提供すること
である。さらに、この発明の目的は、制御弁に組み込ま
れたときに、弁体を弁ボンネットの中心に位置させる振
動制御装置を提供することである。さらに、この発明の
目的は、制御弁に組み込まれたときに、大きな騒音を減
少させる振動制御装置を提供することである。さらに、
この発明の目的は、制御弁に組み込まれたときに、全内
部の弁体およびリングの摩耗と損傷とを減少させる振動
制御装置を提供することである。
【0007】これらの目的は、この発明に従い、弁箱と
弁箱内に移動可能な弁体と振動制御装置とを有する制御
弁を提供することにより達成される。ここで、振動制御
装置は、弁体から延びており弁体に対して移動可能で、
かつ弁箱に当接する当接部と、移動可能な当接部と弁体
との間に配設された弾性部とから構成されている。
【0008】好適には、この振動制御装置は、上部案内
部材の溝部に保持された複数個のリング片を有している
。このリング片は、半径方向の外側にボンネットライナ
ーに押圧され、またへび状あるいはバギーのようなばね
により溝部内に保持され、また中心に位置される。複数
個のリング片と上部案内部材との間の表面の相互作用に
より、さらに摩擦による制振が弁に与えられる。防振ば
ねの固有振動数は、弁座を通過する流体流れにより引き
起こされる高い振動数よりも大幅に低くなるように設計
されている。従って、弁体は振動制御装置によりボンネ
ットおよびライナー内での振動から孤立されることがで
きる。
【好適な実施例の説明】
【0009】この発明の詳細な説明は添付図面を参照し
てなされるが、各図において相当部分には同一符号が付
されている。次の詳細な説明は、この発明の現在最良と
考えられる実施例である。この説明は、限定された意味
で取られるべきではないが、この発明の一般的な原理を
説明するために単になされている。この発明の範囲はク
レームで最も良く明確にされる。
【0010】次の説明においては、この発明の実施例は
、原子力プラントの蒸気制御弁に関して述べられており
、またその蒸気制御弁に組み込まれており、特に原子力
発電設備における蒸気制御弁に組み込まれている。しか
しながら、この発明の実施例は他のタイプの弁装置にも
適用することができると認識されるであろう。
【0011】図1は蒸気の流れを制御するための制御弁
の部分断面図を示している。この制御弁は、蒸気流の通
路を画成し、また10で一般的に示された弁箱を有する
弁体9を含んでいる。ボンネット部11は実質的に中空
の円筒形状になっている。弁棒12は、実質的に中空の
ボンネット部11内に配設されており、またボンネット
部11の中心軸線に沿って延びている。また、弁体13
が実質的に中空のボンネット部11内に配設されている
。弁棒12の一端部(図1の下部に示された端部)は、
弁体保持具14により弁体13に固定されている。
【0012】図1に示された弁体13は、実質的には円
筒状の壁部15と底部16とを有している。実質的に円
筒状の壁部15は実質的に中空のボンネット部11の内
径よりも好適には僅かに小さい外径を有している。動作
のときには、弁体13は、ボンネット部11内でボンネ
ット部11の内周面に隣接して配置された壁部15の外
周面と装着するようになっている。
【0013】上述したように、弁棒12は、ボンネット
部11内に配設されており、また一端部で弁体13に固
定されている。弁棒12は、ボンネット部11内に移動
可能に固定されており、またボンネット部11の軸線方
向に移動できるようになっている。図1の実施例では、
弁棒12はばね板17とカップラー18に固定されてい
る。
【0014】液圧のアクチュエータ棒19は、液圧アク
チュエータ(図示せず)から延びており、またカップラ
ー18に固定されている。液圧アクチュエータ(図示せ
ず)は、周知の方法で作動して、アクチュエータ棒19
の移動をボンネット部11に対して軸線方向に制御する
。このように、また、液圧アクチュエータは、カップラ
ー18、ばね板17、弁棒12および弁体13の移動を
制御する。従って、図1においては、液圧アクチュエー
タがアクチュエータ棒19をボンネット部11の軸線方
向に移動させるときには、その液圧アクチュエータは、
またばね板17、弁棒12および弁体13をボンネット
部11の軸線方向に移動させる。このように、液圧アク
チュエータは、ボンネット部11内で弁体13の移動を
図1において上あるいは下方向に制御して弁を開閉し、
そして下述するように、弁体9を通過する蒸気の流れを
制御する。ばね20はばね板17に当接し、またボンネ
ット部11の軸線に沿った一方向にばね板17を押圧す
る(図1の下方向)。その結果、ばね20は、弁棒12
および弁体13をボンネット部11の軸線に沿った一方
向に押圧して、下述するように弁を閉じる。
【0015】排出領域22と、複数個の開口部で、各々
24と25で示されている二つの開口部とが設けられて
いる実質的に円筒状のマフラー21が実質的に円筒状の
ボンネット部11から延びている。マフラー21は、ピ
ン23のような何か適当な手段によりボンネット部11
に取り付けられてもよい。図1においては、開口部24
,25は弁体13の実質的に円筒状の壁部15によって
ふさがれている。しかしながら、開口部24,25は、
弁体13をボンネット部11の軸線方向に移動すること
により開き、開口部を流体(例えば蒸気)連通してもよ
い。例えば、液圧アクチュエータの動作により、弁体1
3は図1において上方向に移動されて、開口部24、2
5と弁の排出領域22との間に伝達通路を与える。さら
に、液圧アクチュエータの作動、または(および)ばね
20の押圧力により、弁体13は図1において下方向に
移動され、それにより開口部24、25と弁の排出領域
22との間の液体通路をふさぐ。このように、蒸気流の
ような液体流は、弁体13の移動を制御することにより
、開口部24、25を通過するように、あるいは開口部
24、25を通過するのを妨げるように制御されること
ができる。
【0016】また、マフラー21はマフラー21の実質
的に円筒状の壁を通過して延びた複数個の開口部26を
含んでいる。図1の左下側に拡大されて示されたその開
口部26は開口部24、25よりも面積においてかなり
小さい。図1に示されているように、弁体13がボンネ
ット部11の中心軸線に沿って一方向(図1において上
方向)に移動されたときには、開口部26は、マフラー
21を液体連通するようになっている。開口部26の液
体連通は図1に示されているように、弁体13の底部1
6により選択的に妨げられてもよい。
【0017】ボンネット部11はボルト27のような何
等かの適当な固定手段により弁体9に固定されてもよい
。ボンネット部11内には、ブッシュング29が弁棒1
2を案内するために弁棒12の周りに配設されている。 ボンネット部11には、弁棒12に隣接した位置からボ
ンネット部11を貫通して延びた棒状の漏れ通路28が
設けられている。このように、ブッシング29と弁棒1
2との間を通る蒸気は漏れ流路28から排出されること
ができる。
【0018】実質的に中空円筒状のボンネット部11の
内周面には、ライナー30が設けられており、弁体13
はボンネット部11に対して移動可能にシールされる。 ライナー30に関して弁体13を制振し、孤立し、また
シールするための、この発明の一実施例による、振動制
御装置は、図1の円形で記されたII内に一般的に示さ
れ、また図2,3内により詳細に示されている。
【0019】図2は、ボンネット部11とボンネット部
11の内周面に設けられたライナー30との一部を示し
ている。また、図2には弁体13の実質的に円筒状の壁
部15の一部が示されている。
【0020】上部案内部材31は、ねじあるいはボルト
32のような適当な固定手段により壁部15に固定され
ている。この壁部15にはライナー30に対面した溝部
33が設けられている。また、この壁部15には、ライ
ナー30に対面した段部34が設けられている。上部案
内部材31を壁部15に固定する場合、上部案内部材3
1の表面35は、段部34を溝部に形成するように段部
34に隣接して延びている。好適には、段部34に隣接
して延びている表面35は肌焼きされている。溝部33
、および段部34と表面35とから形成された溝部は、
適当なシール装置、例えば圧力シールリングあるいは同
様のものが配設される受け部になっている。
【0021】図示された実施例で示された上部案内部材
31は、実質的に断面が四角形状で、実質的に環状の部
材から構成されている。ライナー30に対向した上部案
内部材31の外周面には、円周方向に間隔をおいて複数
個の溝部36が設けられている。好適には、上部案内部
材31には四つの溝部36が設けられており、その溝部
36の各々は上部案内部材31の外周面の全周距離の四
分の一よりも小さく延びている。また、好適な装置では
、この溝部36は、上部案内部材31の周りに二分割さ
れたリング片を形成するために、溝部の端部と端部とを
つなぎ、また溝部端部では円周方向に互いに間隔をおい
て配置される。
【0022】各溝部36には付加溝37が設けられてい
る。この付加溝37は、溝部36が延びている距離より
も僅かに大きな距離だけ、上部案内部材31の溝部36
の垂直壁面の半径方向に、また円周方向、内側方向に延
びている。付加溝37はそれに関連した溝部36よりも
垂直方向ではより狭い。付加溝37の働きは下記に述べ
られるように、弾性部であるばね44を保持することで
ある。
【0023】図2および3に示されているように、各溝
部36内には当接部であるリング片38が配設されてい
る。各リング片38は、溝部36内に装着されるような
形状になっているが、付加溝37内には大きすぎて装着
しない。図3によると、各リング片38は、弁の運転中
ライナー30に対面し、また当接する外周表面38を含
んでいる。その外周表面39には、好適には流体流の通
路となり、またリング片38間の圧力を等しくする手助
けとなるための複数の扇形切欠け部40、即ちくぼみが
設けられている。外周表面39は、ライナー30の内周
面に合うように弧状である。各リング片38には、図3
に示されているように弧状である内周表面41が設けら
れている。また、各リング片38には、隣接したリング
片の端面の方向に対面した端面42,43が設けられて
いる。
【0024】図3に示された実施例では、蛇状あるいは
バギーのようなばね44によって、各リング片38は、
上部案内部材31から外側方向に、ライナー30に向か
って押圧されている。このように、各ばね44は、上部
案内部材31とリング片38とに当接し、また溝部36
から外に出る方向にリング片38を押圧している。
【0025】図3に示されているように、各付加溝37
は、それに関連した溝部36によって形成された全部で
三つの表面から延びていてもよい。この装置のように、
各ばね44は、リング片38の三つの側面のまわりに延
びており、またリング片38の表面41,42および4
3を押圧していてもよい。そのため、各リング片38は
、ライナー30に向かって三方向から押圧されることが
でき、また溝部36内で、かつライナー30に接して堅
く装着されることができる。
【0026】各リング片38は、上述したように、ライ
ナー30に押圧されているので、上部案内部材31と弁
体13とは実質的に円筒状のボンネット部11内に緊密
に装着されている。四個のリング片38をライナー30
に押圧するために、ばね44によって及ばされた力は、
ボンネット部11内の弁体13の横方向の移動を抑制す
る傾向にある。さらに、リング片および上述したばねに
よりライナー30に及ばされた制振圧力によって、弁体
13は、ボンネット部11内に移動可能(ボンネット部
11の軸線方向)であり、また望まない振動(ボンネッ
ト部11の横方向)およびこの振動により生じた反作用
に対して実質的に耐えることができる。リング片38を
装着した弾性部より、弁体13は垂直方向に比較的自由
に移動することができ、その結果弁体13は急激な開弁
および閉弁に応じることができる。
【0027】さらに、リング片のボンネット部対向面に
設けられた、扇形切欠け部40、即ちくぼみは、リング
片間の流体通路を提供している。このように、上部案内
部材31の一方の側(例えば、図1の上部案内部材の下
側)の圧力は、上部案内部材31の他方の側(例えば、
図1の上部案内部材の上側)の圧力とたいした差はない
であろう。上部案内部材間にたいした圧力差を生じさせ
ないということは、幾つかの望まない振動の発生を減少
させると信じられている。即ち、このような圧力差は望
まない振動を起こさせると信じられている。
【0028】上述した上部案内部材31、リング片38
およびばね44は特有な振動制御装置を構成しており、
その装置は、蒸気制御弁に組み込まれたときには、色々
な有益な効果を与えるであろう。例えば、振動制御装置
は、実質的には中空円筒状のボンネット部11に対して
弁体13を中心に位置するように動作する。各リング片
は、それぞれの他のリング片が押圧されている力と実質
的に等しい力でライナー30に押圧されているので、弁
体13はボンネット部11に対して実質的に中心に保持
される傾向にある。その結果、ライナー30と、溝部3
3内および段部34と壁面35とによって形成された溝
内に配設された圧力シールとの間で及ぼされる力は、そ
の圧力シールの外面のまわりでは実質的に等しくなるで
あろう。さらに、その圧力シールは、弁体13およびラ
イナー30に対して適正な配置で維持されるであろう。 圧力シールのこの適正な配置は、蒸気が圧力シールを流
通することを防止する手助けになるであろう。このよう
に、より良いシール動作が維持されるばかりでなく、圧
力シールを流通する蒸気により生じる弁体の振動および
損傷は防止されることができる。
【0029】また、上述した振動制御装置は、弁体13
とボンネット部11との間の相対的な横方向の移動を制
動する制動方法で動作する。この制動効果は、大きくは
ばね44の弾性による。制動動作はリング片38の質量
、弁体13の質量およびばね44のばね定数による。 好適には、制動動作は、リング片および弁体の質量また
は(および)ばね定数を、弁が最大の悪影響を与える振
動にさらされる範囲に対応した振動数の範囲で最大の制
動を生じさせるように選択することにより、制御される
。例えば、原子力制御弁の弁座を通過する蒸気流は、3
00〜400Hzの範囲の大きな部分ではあるが、K・
85Hzの値(K=0,1,2..)の振動数を引き起
こさせるので、原子力の制御弁に用いられる振動制御装
置の制動動作は300〜400Hzの範囲で最大限の制
動を生じさせるように選択されるとよい。振動制御装置
の制動動作は、wnはwと等しくない(例えば、wn≧
4w)ように設計されている。ここで、wは減衰された
振動振動数で、wnは弁構造の固有振動数である(wn
は公式wn=(K/M)1/2で決定される。ここで、
Kはばね44のばね定数を示しており、Mは弁体、ばね
およびリング片の質量を示している。)。
【0030】このように、この装置は、弁体13からラ
イナー30に振動が伝達するのを減少させあるいは防止
するように動作する。このライナー30は弁の内部およ
び外部の構成部品により受ける振動を減衰するであろう
。弁の外部および内部の構成部品により受けた振動を減
衰することにより、その弁により生じた大きな騒音の原
因が減少され、また内部および外部の構成部品の寿命が
長くなるであろう。原子力制御弁では可聴振動数で振動
を受けるが、そのようなことのない弁装置に振動制御装
置が用いられたときでも、騒音における大きな減少が達
成されることができる。
【0031】さらに、上述された振動制御装置は、従来
の弁体の設計で生じた振動の増幅問題を防止するという
ことは信じられている。弁体の振動数が弁体、弁棒およ
びライナーの固有振動数に相当するときに、従来の弁体
は増幅した振動を受けたということが信じられている。 しかしながら、上述されたこの振動制御装置は弁体13
をライナー30から孤立させ、またその孤立により、他
には生じないであろう振動の増幅を減少させ、また防止
する。また、上述された振動制御装置は、弁体(例えば
、図1において弁体13の上部)にさらに摩擦制動を与
える。このように、振動制御装置は弁体全体およびシー
ルの摩耗および損傷を減少させるように動作する。
【0032】今、開示された実施例は、あらゆる実施例
の中で考慮されるべきであり、また特許請求の範囲によ
って示された発明の範囲で考慮され、前述の説明に限定
されるべきではない。特許請求の範囲と等しい意味およ
び範囲内に生じるあらゆる変形例は、その特許請求の範
囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例が組み込まれた原子力プラン
トの蒸気制御弁の断面図である。
【図2】図1において、円形で囲まれかつ符号IIで記
された部分の拡大図である。
【図3】図2でのIIIーIII線に沿う詳細な平断面
図である。
【符号の説明】
10    弁箱 13    弁体 38    リング片(当接部) 44    ばね(弾性部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  弁箱と、前記弁箱内に移動できる弁体
    とを有する制御弁において、前記弁体から延びており、
    前記弁体に対して移動可能で、また前記弁箱に当接する
    移動可能な当接部と、また移動可能な前記当接部と前記
    弁体との間に配設された弾性部とからなる振動制御装置
    を備えた制御弁。
JP3011992A 1990-02-01 1991-02-01 制御弁 Pending JPH04214906A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/473,501 US5039060A (en) 1990-02-01 1990-02-01 Control valve vibration damper/isolator
US473501 1990-02-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04214906A true JPH04214906A (ja) 1992-08-05

Family

ID=23879794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3011992A Pending JPH04214906A (ja) 1990-02-01 1991-02-01 制御弁

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5039060A (ja)
JP (1) JPH04214906A (ja)
KR (1) KR910021558A (ja)
CN (1) CN1024433C (ja)
CA (1) CA2035382A1 (ja)
IT (1) IT1247812B (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309118A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Toyota Motor Corp ピストン及び内燃機関

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