JPH0421420B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0421420B2 JPH0421420B2 JP57175840A JP17584082A JPH0421420B2 JP H0421420 B2 JPH0421420 B2 JP H0421420B2 JP 57175840 A JP57175840 A JP 57175840A JP 17584082 A JP17584082 A JP 17584082A JP H0421420 B2 JPH0421420 B2 JP H0421420B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slot
- core
- wound
- steel strip
- wound core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 14
- 238000003475 lamination Methods 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/16—Stator cores with slots for windings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2201/00—Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
- H02K2201/06—Magnetic cores, or permanent magnets characterised by their skew
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は軸方向空隙形回転電機に供する巻鉄心
に関する。
に関する。
従来例の構成とその問題点
一般に、この種の巻鉄心は鋼帯にスロツト部を
巻回ごとに異るピツチで打抜きながら、他方でこ
の鋼帯をうず巻状に巻回積層し、前記スロツト部
を所望の状態に整合させ得ることが知られてい
る。ところが巻回された巻鉄心は必ずしもスロツ
トが理想の状態に整合しないことがあつたり、巻
鉄心の形状が中空のうず巻状〔環状〕になつてい
るため、その中心を求めることが困難でダイカス
ト成形時に鉄心と金型の間で偏心し、回転子のア
ンバランスによる振動を生じたり電気特性などに
悪い影きようを及ぼしているため、実用段階に達
していないのが現状である。
巻回ごとに異るピツチで打抜きながら、他方でこ
の鋼帯をうず巻状に巻回積層し、前記スロツト部
を所望の状態に整合させ得ることが知られてい
る。ところが巻回された巻鉄心は必ずしもスロツ
トが理想の状態に整合しないことがあつたり、巻
鉄心の形状が中空のうず巻状〔環状〕になつてい
るため、その中心を求めることが困難でダイカス
ト成形時に鉄心と金型の間で偏心し、回転子のア
ンバランスによる振動を生じたり電気特性などに
悪い影きようを及ぼしているため、実用段階に達
していないのが現状である。
発明の目的
本発明は、スロツトの整合ならびに中心位置の
検索を容易にできる構造のものを提供することに
ある。
検索を容易にできる構造のものを提供することに
ある。
発明の構成
本発明の巻鉄心は、鋼帯にその長手方向に沿つ
て必要なピツチでスロツト部を打ち抜き、この鋼
帯を巻回積層して環状の回転子用巻鉄心を形成す
ると共に、この巻鉄心の反スロツト側のヨーク部
のスロツトと対抗しない位置に鋼帯積層方向に伸
びる治具挿入用の切欠き溝を設けたことを特徴と
する。
て必要なピツチでスロツト部を打ち抜き、この鋼
帯を巻回積層して環状の回転子用巻鉄心を形成す
ると共に、この巻鉄心の反スロツト側のヨーク部
のスロツトと対抗しない位置に鋼帯積層方向に伸
びる治具挿入用の切欠き溝を設けたことを特徴と
する。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図は巻鉄心1の加工の原理説明図で、第2
図と第3図は完成した巻鉄心1の外観斜視図を示
す。2はスキユーの付いたスロツト、3は切欠き
溝で、巻鉄心1の反スロツト側のヨーク部4の前
記スロツト2と対応しない位置に形成されてい
る。
図と第3図は完成した巻鉄心1の外観斜視図を示
す。2はスキユーの付いたスロツト、3は切欠き
溝で、巻鉄心1の反スロツト側のヨーク部4の前
記スロツト2と対応しない位置に形成されてい
る。
第1図に於て、鋼帯5が位置P11でパンチAに
より、整合した場合に切欠き溝3となる切欠き部
6が打ち抜かれ、半径r1の巻心Sが矢印I方向に
回転してこれを巻き取る。この時、切欠き部6は
巻芯SのQ11点の角度位置にl1=r1θで巻き取られ
る。そして巻回積層が進むにつれてパンチAの位
置を軌跡Jに沿つて位置P12に向つて移動させ巻
鉄心1の外径がr2になつた時にはパンチAが位置
P12で切欠き部6を打抜けばl2=r2θで巻心S上の
同じ角度位置Q12に巻回される。このため、巻芯
Sが一定の割出し角でもつてパンチAと同期して
矢印I方向に間欠回転すれば、幾つかの放射状の
切欠き溝3を得ることが出来る。一方、位置P11
より距離△lだけ離れた位置P21でパンチBによ
り、整合するとスロツト2となるスロツト部7が
打ち抜かれる時は巻芯SのQ21点にl1+△l=r1θ
+△lで巻き取られてスキユー角αの付いたスロ
ツト2を形成することができるから、鋼帯5の長
手方向に沿う両側縁の一方の側縁をパンチAで打
ち抜いて切欠き部6を形成し他方の側縁をパンチ
Bで打ち抜いてスロツト部7を形成する様にすれ
ば、第2図および第3図に示すように巻鉄心1の
一方の端面にはスキユーの付いたスロツト2が形
成され、地方の端面には放射状の切欠き溝3が、
夫々が相対向することなく形成される。もちろん
切欠き溝3もスロツト2同様に任意のスキユーを
付すことは可能であるが、本発明の意図するとこ
ろではない。
より、整合した場合に切欠き溝3となる切欠き部
6が打ち抜かれ、半径r1の巻心Sが矢印I方向に
回転してこれを巻き取る。この時、切欠き部6は
巻芯SのQ11点の角度位置にl1=r1θで巻き取られ
る。そして巻回積層が進むにつれてパンチAの位
置を軌跡Jに沿つて位置P12に向つて移動させ巻
鉄心1の外径がr2になつた時にはパンチAが位置
P12で切欠き部6を打抜けばl2=r2θで巻心S上の
同じ角度位置Q12に巻回される。このため、巻芯
Sが一定の割出し角でもつてパンチAと同期して
矢印I方向に間欠回転すれば、幾つかの放射状の
切欠き溝3を得ることが出来る。一方、位置P11
より距離△lだけ離れた位置P21でパンチBによ
り、整合するとスロツト2となるスロツト部7が
打ち抜かれる時は巻芯SのQ21点にl1+△l=r1θ
+△lで巻き取られてスキユー角αの付いたスロ
ツト2を形成することができるから、鋼帯5の長
手方向に沿う両側縁の一方の側縁をパンチAで打
ち抜いて切欠き部6を形成し他方の側縁をパンチ
Bで打ち抜いてスロツト部7を形成する様にすれ
ば、第2図および第3図に示すように巻鉄心1の
一方の端面にはスキユーの付いたスロツト2が形
成され、地方の端面には放射状の切欠き溝3が、
夫々が相対向することなく形成される。もちろん
切欠き溝3もスロツト2同様に任意のスキユーを
付すことは可能であるが、本発明の意図するとこ
ろではない。
このように巻回積層された巻鉄心1のばらけ防
止処理に際し、切欠き溝3に適当な形状の例えば
棒状体の矯正用治具〔図示せず〕が切欠き溝3の
長さ方向に沿つて押圧され、この押圧によつて切
欠き部6が整合するように矯正されて、完全に整
合した切欠き溝3が得られる。切欠き溝3が完全
に整合するとスロツト2も完全に整合した状態と
なり、このスロツト矯正工程の後に、例えば前記
のばらけ防止処理が実行されて巻鉄心1が完全に
固定される。
止処理に際し、切欠き溝3に適当な形状の例えば
棒状体の矯正用治具〔図示せず〕が切欠き溝3の
長さ方向に沿つて押圧され、この押圧によつて切
欠き部6が整合するように矯正されて、完全に整
合した切欠き溝3が得られる。切欠き溝3が完全
に整合するとスロツト2も完全に整合した状態と
なり、このスロツト矯正工程の後に、例えば前記
のばらけ防止処理が実行されて巻鉄心1が完全に
固定される。
上記実施例では、切欠き溝3をスロツト2の矯
正に利用する場合を例に挙げて説明したが、これ
は回転子となる巻鉄心の中心位置決め治具の挿入
にも利用できる。
正に利用する場合を例に挙げて説明したが、これ
は回転子となる巻鉄心の中心位置決め治具の挿入
にも利用できる。
また、スロツト2にスキユーが付いていない場
合でも同様に切欠き溝3を形成できる。
合でも同様に切欠き溝3を形成できる。
発明の効果
以上説明のように本発明によると、次のような
効果が得られる。
効果が得られる。
巻鉄心のスロツト形成面とは反対側の面に鋼
体積層方向に伸びる切欠き溝を設けたため、こ
の切欠き溝に治具を押圧して整合させることに
よつてスロツトを整合させることができ、回転
電機の性能に重要な影響を及ぼすスロツトに治
具を押圧した場合などに発生するスロツトの損
傷を回避できる。
体積層方向に伸びる切欠き溝を設けたため、こ
の切欠き溝に治具を押圧して整合させることに
よつてスロツトを整合させることができ、回転
電機の性能に重要な影響を及ぼすスロツトに治
具を押圧した場合などに発生するスロツトの損
傷を回避できる。
切欠き溝は鋼帯の積層方向に伸びているた
め、複数の切欠き溝を用いることによつて容易
に巻鉄心の中心位置を求めることができ、回転
子のアンバランスによる振動の発生を回避でき
る。
め、複数の切欠き溝を用いることによつて容易
に巻鉄心の中心位置を求めることができ、回転
子のアンバランスによる振動の発生を回避でき
る。
切欠き溝はスロツトと対向する位置に設けた
場合には、ヨーク部の最も狭いところを更に狭
くして、磁気抵抗を増大させることになり、電
気特性を悪いものにすることになるが、本発明
では切欠き溝を反スロツト側でスロツトと対向
しない位置に設けられているため、電気特性を
悪化させることがない。
場合には、ヨーク部の最も狭いところを更に狭
くして、磁気抵抗を増大させることになり、電
気特性を悪いものにすることになるが、本発明
では切欠き溝を反スロツト側でスロツトと対向
しない位置に設けられているため、電気特性を
悪化させることがない。
2つのパンチの位置をずらせることにより巻
鉄心の両端面に溝同志が相対向しない位置に同
一工程で夫々任意のスキユー角を有する巻鉄心
を得ることができるので、コストアツプするこ
となく安価で品質の良い軸方向空隙形回転電機
の巻鉄心を提供できるものである。
鉄心の両端面に溝同志が相対向しない位置に同
一工程で夫々任意のスキユー角を有する巻鉄心
を得ることができるので、コストアツプするこ
となく安価で品質の良い軸方向空隙形回転電機
の巻鉄心を提供できるものである。
第1図は本発明の巻鉄心の加工工程の原理説明
図、第2図は本発明の巻鉄心の一実施例の外観斜
視図、第3図は第2図を上下逆にした外観斜視図
である。 1……巻鉄心、2……スロツト、3……切欠き
溝、4……ヨーク部、5……鋼帯、6……切欠き
部、7……スロツト部、S……巻芯。
図、第2図は本発明の巻鉄心の一実施例の外観斜
視図、第3図は第2図を上下逆にした外観斜視図
である。 1……巻鉄心、2……スロツト、3……切欠き
溝、4……ヨーク部、5……鋼帯、6……切欠き
部、7……スロツト部、S……巻芯。
Claims (1)
- 1 鋼帯にその長手方向に沿つて必要なビツチで
スロツト部を打ち抜き、この鋼帯を巻回積層して
環状の回転子用巻鉄心を成形すると共に、この巻
鉄心の反スロツト側のヨーク部のスロツトと対向
しない位置に鋼帯積層方向に伸びる治具挿入用の
切欠き溝を設けた軸方向空隙形回転電機の巻鉄
心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17584082A JPS5963941A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 軸方向空隙形回転電機の巻鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17584082A JPS5963941A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 軸方向空隙形回転電機の巻鉄心 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5963941A JPS5963941A (ja) | 1984-04-11 |
JPH0421420B2 true JPH0421420B2 (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=16003129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17584082A Granted JPS5963941A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 軸方向空隙形回転電機の巻鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5963941A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023145751A1 (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-03 | イビデン株式会社 | コイル基板、モータ用コイル基板及びモータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48101501A (ja) * | 1972-03-06 | 1973-12-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5657639U (ja) * | 1979-10-11 | 1981-05-18 |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP17584082A patent/JPS5963941A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48101501A (ja) * | 1972-03-06 | 1973-12-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5963941A (ja) | 1984-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2695969A (en) | Stator core construction for dynamoelectric machines | |
CA2058479C (en) | Stacked lamination assembly for dynamoelectric machine | |
US3590208A (en) | Method of aligning and welding laminated sheets for electrical machines | |
US6984913B2 (en) | Lamination stack with center interlock | |
US20080024031A1 (en) | Laminated body of motor and manufacturing method thereof | |
JPS6367426B2 (ja) | ||
JP7321099B2 (ja) | 刻み目が付けられたロータシャフトを備えている電気機械と、そのような機械の製造方法 | |
JP2007089326A (ja) | 固定子積層鉄心及びその製造方法並びにその製造装置 | |
JPH0421420B2 (ja) | ||
JPH0787714A (ja) | 回転電機の積層コアとその製造方法 | |
US4156822A (en) | Dynamoelectric machine having a nonturned rotor assembly | |
US3953754A (en) | Stator for electric machines | |
US5886446A (en) | Motor with opening-width adjusting members for salient pole slots | |
JP4648716B2 (ja) | 積層鉄心とその製造方法 | |
US8141233B2 (en) | Method for manufacturing a lamination for electric motor rotor | |
JP4004969B2 (ja) | 回転電機の鉄心 | |
JPS58108935A (ja) | 電動機の固定子鉄心及びその製造方法 | |
JPS6211173Y2 (ja) | ||
JPH0746044Y2 (ja) | 回転電機の界磁構造 | |
JPS60216744A (ja) | 積層鉄心の製造方法 | |
JPH06292347A (ja) | 積層コアの製造方法 | |
JP2887429B2 (ja) | 電動機積層鉄心の製造方法 | |
KR930006788Y1 (ko) | 모터용 회전자 | |
US4906883A (en) | Arrangement for edgewise wound pole winding | |
JPS5963940A (ja) | 軸方向空隙形回転電機の巻鉄心 |