JPH04213999A - 受波器 - Google Patents
受波器Info
- Publication number
- JPH04213999A JPH04213999A JP41025790A JP41025790A JPH04213999A JP H04213999 A JPH04213999 A JP H04213999A JP 41025790 A JP41025790 A JP 41025790A JP 41025790 A JP41025790 A JP 41025790A JP H04213999 A JPH04213999 A JP H04213999A
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- JP
- Japan
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- electrode
- wave receiver
- acoustic waves
- receiver
- piezoelectric
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は受波器に関し、特に水中音波を電
気信号に変換する受波器に関する。
気信号に変換する受波器に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の受波器は、その断面図であ
る図3に示されているように、ポリフッ化ビニリデン(
PVDF)や圧電セラミック等の圧電部材8の両側に設
けられた電極5a,5bから出力をケーブル6で引出し
、全体を絶縁モールド7で覆った構造となっている。な
お、受波器の周囲には海水等の媒質がある。
る図3に示されているように、ポリフッ化ビニリデン(
PVDF)や圧電セラミック等の圧電部材8の両側に設
けられた電極5a,5bから出力をケーブル6で引出し
、全体を絶縁モールド7で覆った構造となっている。な
お、受波器の周囲には海水等の媒質がある。
【0003】この図3の構造において、受波器の寸法よ
り充分長い波長の音波が加わった場合、圧電部材8に起
電力が生じ音圧に比例した電気出力が得られる。一方、
受波器に垂直に振動加速度が加わった場合、圧電材8に
は重量と加速度との積に比例した力が加わり{M+M´
+ (1/2)m}t/S[ここで、M:モールド材質
量,m:圧電材質量,M´:電極質量,t:圧電材厚さ
,S:圧電材面積である]に比例した出力が発生する。 これら振動により発生する出力は、本来検出すべき音響
信号に対して雑音となるため、できるかぎり低減するこ
とが望ましい。
り充分長い波長の音波が加わった場合、圧電部材8に起
電力が生じ音圧に比例した電気出力が得られる。一方、
受波器に垂直に振動加速度が加わった場合、圧電材8に
は重量と加速度との積に比例した力が加わり{M+M´
+ (1/2)m}t/S[ここで、M:モールド材質
量,m:圧電材質量,M´:電極質量,t:圧電材厚さ
,S:圧電材面積である]に比例した出力が発生する。 これら振動により発生する出力は、本来検出すべき音響
信号に対して雑音となるため、できるかぎり低減するこ
とが望ましい。
【0004】上述した従来の受波器では、周囲の水等の
媒質から電気的に絶縁し、かつ電極の腐蝕を防止するた
めに圧電部材を絶縁モールドする必要があった。しかし
、このような構造ではモールド材がマスになって圧電材
単体時の雑音出力よりも大きな雑音が発生してしまうと
いう欠点があった。特に、圧電部材にPVDF等の軽量
、薄型の素材を使用する場合には、圧電部材自体の質量
よりも絶縁モールド材の質量や電極の質量が影響し、十
分な雑音抑制ができない。このため、微弱な音波が検出
できないという欠点があった。
媒質から電気的に絶縁し、かつ電極の腐蝕を防止するた
めに圧電部材を絶縁モールドする必要があった。しかし
、このような構造ではモールド材がマスになって圧電材
単体時の雑音出力よりも大きな雑音が発生してしまうと
いう欠点があった。特に、圧電部材にPVDF等の軽量
、薄型の素材を使用する場合には、圧電部材自体の質量
よりも絶縁モールド材の質量や電極の質量が影響し、十
分な雑音抑制ができない。このため、微弱な音波が検出
できないという欠点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的は雑音出力を低減
でき、より微弱な音波まで検出することができる受波器
を提供することである。
ためになされたものであり、その目的は雑音出力を低減
でき、より微弱な音波まで検出することができる受波器
を提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明による受波器は、導電性媒質を介
して音波を受信する受波器であって、電極と、この電極
の周囲に設けられ、該電極と前記導電性媒質とを絶縁す
る圧電部材とを有し、前記電極と前記媒質との間の電位
差を導出するようにしたことを特徴とする。
して音波を受信する受波器であって、電極と、この電極
の周囲に設けられ、該電極と前記導電性媒質とを絶縁す
る圧電部材とを有し、前記電極と前記媒質との間の電位
差を導出するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図2は本発明による受波器の一実施例の外
観図である。図において、本発明の一実施例による受波
器は、圧電材1a,1bと、これらに挾まれた電極と、
リード線3と、ポッティング4とを含んで構成されてい
る。
観図である。図において、本発明の一実施例による受波
器は、圧電材1a,1bと、これらに挾まれた電極と、
リード線3と、ポッティング4とを含んで構成されてい
る。
【0009】さらに、図2のA−A部の断面図である図
1を参照すると、本実施例の受波器は、圧電材1a,1
b(例えば、ポリフッ化ビニリデン、圧電ゴム)の間に
電極2を挾み、この電極2にリード線3を接続し、さら
にポッティング4で封止した構造となっている。本実施
例の受波器では海水等の導電性液体中で使用し、出力は
リード線3と受波器周囲の導電性液体との間から得られ
るのである。ここで、電極2が周囲の液体とショートし
ないように、圧電性を有する樹脂等の間に挾んだ電極の
周囲をポッティング4で封止している。
1を参照すると、本実施例の受波器は、圧電材1a,1
b(例えば、ポリフッ化ビニリデン、圧電ゴム)の間に
電極2を挾み、この電極2にリード線3を接続し、さら
にポッティング4で封止した構造となっている。本実施
例の受波器では海水等の導電性液体中で使用し、出力は
リード線3と受波器周囲の導電性液体との間から得られ
るのである。ここで、電極2が周囲の液体とショートし
ないように、圧電性を有する樹脂等の間に挾んだ電極の
周囲をポッティング4で封止している。
【0010】かかる構成において、受波器の寸法より充
分長い波長の音波が加われば、圧電材1a,1bに起電
力が生じ、音圧に比例した電位差がリード線3と媒質と
に生じる。
分長い波長の音波が加われば、圧電材1a,1bに起電
力が生じ、音圧に比例した電位差がリード線3と媒質と
に生じる。
【0011】本実施例の構造の場合、雑音出力は(m/
2)(t/S)に比例するため、従来の受波器と比べる
と雑音出力は{1+2(M+M´)/m}分の1となる
。特に、PVDF等の軽量な圧電材を使用する場合には
、質量mが小さいため加速度雑音の低減効果が大きい。
2)(t/S)に比例するため、従来の受波器と比べる
と雑音出力は{1+2(M+M´)/m}分の1となる
。特に、PVDF等の軽量な圧電材を使用する場合には
、質量mが小さいため加速度雑音の低減効果が大きい。
【0012】本受波器を製造する場合には、まず図4(
a)に示されているように、電極2と9aとの間及び電
極2と9bとの間に、これら電極よりも1まわり大きい
圧電材1a,1bを挾み、電極2と電極9a,9bとの
間で分極処理を行う。これにより、PVDFは外部方向
に分極される。その後、電極9a及び9bを取除き、図
4(b)に示されているように、圧電材1a,1bの間
にポッティング4を行い、電極2を埋め込む。以上によ
り本実施例の受波器を製造できる。
a)に示されているように、電極2と9aとの間及び電
極2と9bとの間に、これら電極よりも1まわり大きい
圧電材1a,1bを挾み、電極2と電極9a,9bとの
間で分極処理を行う。これにより、PVDFは外部方向
に分極される。その後、電極9a及び9bを取除き、図
4(b)に示されているように、圧電材1a,1bの間
にポッティング4を行い、電極2を埋め込む。以上によ
り本実施例の受波器を製造できる。
【0013】また、ポッティングする代わりに電極1か
らリード線3を引出した状態で、全体をPVDFでモー
ルドし、上下面に電極を設けて分極した後、電極を除去
しても良い。
らリード線3を引出した状態で、全体をPVDFでモー
ルドし、上下面に電極を設けて分極した後、電極を除去
しても良い。
【0014】従来構造の受波器で、圧電素子として厚さ
0.5[mm]のPVDFを使用し、モールド材に比重
1の材料を厚さ10[mm]で使用した場合と、モール
ドを行わず、電極も除いた本発明の構造による受波器の
場合とを比較すると、約28[dB]雑音出力が小さく
なる。
0.5[mm]のPVDFを使用し、モールド材に比重
1の材料を厚さ10[mm]で使用した場合と、モール
ドを行わず、電極も除いた本発明の構造による受波器の
場合とを比較すると、約28[dB]雑音出力が小さく
なる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ケーブル
が接続された電極を、圧電性を有する樹脂の間に挾んで
封止することにより、そのまま媒質中に浸漬することが
でき、また外面にモールドや電極等の付加質量がないた
め、振動による雑音出力を従来よりも大幅に低減できる
と共に、より微弱な音波まで検出できるという効果があ
る。
が接続された電極を、圧電性を有する樹脂の間に挾んで
封止することにより、そのまま媒質中に浸漬することが
でき、また外面にモールドや電極等の付加質量がないた
め、振動による雑音出力を従来よりも大幅に低減できる
と共に、より微弱な音波まで検出できるという効果があ
る。
【図1】本発明の実施例による受波器の断面図である。
【図2】本発明の実施例による受波器の外観図である。
【図3】従来の受波器の外観図である。
【図4】図1の受波器の製造工程例を示す概略図である
。
。
1a,1b 圧電材
2 電極
3 リード線
4 ポッティング
Claims (1)
- 【請求項1】 導電性媒質を介して音波を受信する受
波器であって、電極と、この電極の周囲に設けられ、該
電極と前記導電性媒質とを絶縁する圧電部材とを有し、
前記電極と前記媒質との間の電位差を導出するようにし
たことを特徴とする受波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41025790A JPH04213999A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 受波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41025790A JPH04213999A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 受波器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04213999A true JPH04213999A (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=18519445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41025790A Pending JPH04213999A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 受波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04213999A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012524285A (ja) * | 2009-04-20 | 2012-10-11 | ザ キュレイターズ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミズーリ | 固形組織内の検体の光音響検出法及び検出システム |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP41025790A patent/JPH04213999A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012524285A (ja) * | 2009-04-20 | 2012-10-11 | ザ キュレイターズ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミズーリ | 固形組織内の検体の光音響検出法及び検出システム |
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