JPH0421398Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築、構築物の内、外装の横張り壁体
を形成するのに有用なサイデイングボード（以
下、単にボードという）に関するものである。 従来から使用されているこの種ボードとして
は、例えば特公昭51−29399号、実公昭51−
11882号、実公昭54−26649号などがある。しか
しながら、この種ボードにおいて最大の欠点は化
粧面が山状になり、これを用いて形成した壁体は
連続した山のような外観となることであつた。換
言すれば、ボードの化粧面が山状になると美観性
に劣るばかりでなく、施工しにくく、かつ、連結
部の防水性に欠けると共に、離脱する等の不利が
あつた。また、この種ボードは引掛け構造が多
く、施工上の関係で目地幅が不均一となる欠点が
あつた。さらに、この種ボードは化粧面が設計
上、平坦（エンボス加工も含む）であり、かつ、
単なる段差、凹凸にすぎず、立体感に欠けると共
に、働き幅が少ないため、施工性に欠ける不利が
あつた。その他、この種ボードにおいては、落し
込み型の連結構造としたボードも知られている
が、立体感、防水性、断熱性、施工性、経済性に
欠ける不利があつた。 本考案はこのような欠点を除去するため、化粧
面部を階段状に形成し、ボードを複数段の広幅と
し、かつ、その段差を強調する空〓を有する窪部
を段差部分に設け、区分線をより明確化し、しか
も雄型連結部側の段差片を化粧面部中央の段差片
より高くすることによりボードを連結した際に形
成される雄、雌型連結部を係合した目地の外観と
化粧面部の段差外観との間に高さの変化を設け、
壁体を形成した時にリズムある変化を有する外観
とし、かつ、連結部の強度を向上すると共に、ボ
ードの施工が容易に１人の作業員で、しかも熟練
を要さずに行うことができ、化粧面の変形もな
く、防水性、立体化を大幅に助長したボードを提
案するものである。 以下に、図面を用いて本考案に係るボードにつ
いて説明する。すなわち、上記ボードＡは第１図
に示すように、例えば表面処理鋼板、鋼板に亜
鉛・ニツケル合金をメツキした鋼板、アルミ・亜
鉛、合金メツキ鋼板（商品名ガルフアン、ガルバ
リユウム鋼板、スーパージンク）、アルミニウム
板、アルミニウム合金板、銅板等の１種からなる
金属板（平板、エンボス加工板も含む）をロー
ル、またはプレスで成形したり、あるいは押出し
成形などの１種により第２図ａに示すような形状
に形成した表面材１と裏面材２３間に断熱材２４
を一体に充填してサンドイツチ構造としたもので
ある。さらに形成すると、表面材１は長尺状の化
粧面部２と雄型連結部６と雌型連結部１６と断熱
材２４を充填する樋状部２２とから構成したもの
である。すなわち、化粧面部２は長尺状の板材の
表面の任意位置（図においてはほぼ中央）に表面
の長手方向と平行に図示するように、少なくとも
１段を形成した段差片３とその下端を内方へ折り
返して、例えば深さ１〜10mm位とした窪部４とか
ら形成した段差部５と段差片３によつて区分した
複数個の長尺状の傾斜化粧片（以下、単に化粧片
という）２ａ，２ｂと、化粧片２ｂの上端縁に形
成した空〓５ａとから構成したものである。な
お、空〓５ａの大きさは表面材１の折り曲げ時に
生ずる間〓の大きさ、あるいは任意に形成したも
のであり、段差片３の下端と化粧片２ｂ間をより
明確に区分することによつて、化粧面部２の立体
感を助長すると共に、強度をも補強するものであ
る。すなわり、上記化粧面部２は主に表面材の表
面を階段状に形成して立体感を助長すると共に、
ボードＡ自体は広幅であるにもかかわらず、あた
かも幅の狭い化粧片２ａ，２ｂの個々からなる複
数のボードによつて施工した場合と同様になるた
め、ボードＡの強度が向上し、ボードが山状とな
るのを防止し、美観性を保つことが可能である。
特に、窪部４は段差部５の区分線を明確に形成
し、段差片３を視覚的により大きく、かつ、明確
に見せるのに有効なものである。雄型連結部６は
化粧面部２の上端となる端縁を長手方向と平行に
窪ませて雨返しと毛細管現象の阻止を図る溝部７
とその先端に形成した補強リブ８（図ではパイプ
状）とから形成した差込縁９と差込縁９を上端と
する係合溝１０と係合溝１０の下縁１１を外方へ
突出した延長部１２とから構成したものである。
さらに説明すると、延長部１２は釘打設片１３と
その先端を内方へＬ字状に長手方向と平行に屈曲
した補強兼嵩上げ片１４とその先端を内方へ屈曲
した舌片１５とから形成したものである。この補
強兼嵩上げ片１４はボードＡを釘で壁下地に打設
する際に延長部１２、断熱材２４の端部の変形を
防止すると共に、断熱材２４を充填する際、合成
樹脂発泡体のように原料で吐出して充填する断熱
材２４は対してはボードＡの側面の型として機能
し、側縁からの漏洩を防止する機能を果たし、ま
た断熱材２４が成形体の場合は、断熱材２４の端
部を挟持し、表面材１との一体化を補強するもの
である。雌型連結部１６は化粧面部２の下端を内
方へ屈曲した段差片１７と、その下端を内方へ屈
曲した上縁１８と、上縁１８の先端を外方へ折り
曲げて下縁１９を形成して前記差込縁９を嵌合す
る嵌合溝２０と下縁１９の先端を内方へ屈曲した
舌片２１とから形成したものである。さらに説明
すると、嵌合溝２０に差込縁９を嵌合すると上縁
１８は化粧片２ａ（化粧面部２の上部の化粧片）
の端部にまでラツプする長さとし、ボードＡの連
結部からの雨水の浸入を阻止すると共に、係合力
を強化し、溝部７により空〓を確実に形成し、毛
細管現象を阻止し、かつ、補強リブ８が雨返しと
なり、ボードＡの連結部の防水性を向上する。た
差込縁９を嵌合溝２０に挿入すると同時に、下縁
１９は係合溝１０に挿入され、より係合力を強化
するのに役立つものである。しかも、段差片３の
高さをh₁、段差片１７の高さをh₂とすると h₁＜h₂ の関係とし、段差片１７の高さh₁を大きくするこ
とにより、雌型連結部１６の強度を向上すると共
に、連結部における係合力が向上する特徴があ
る。また、樋状部２２は化粧面部２と雄、雌型連
結部６，１６で囲まれた空間であり、断熱材２４
を充填するためのものである。なお、表面材１の
各部の寸法、角度は次のように設定したものであ
る。すなわち、第２図ｂに示すようにボードＡを
施工した場合の下地（線イ）に対する段差片３，
１７の角度をθ₁，θ₂、段差片３，１７に対する化
粧片２ａ，２ｂの角度をθ₃，θ₄とすると、θ₁＝
θ₂、またはθ₁≒θ₂、θ₃≦θ₄であり、段差片３，１
７は平行、または略平行であるが、化粧片２ａ，
２ｂは必ずしも平行ではない。また、段差片１７
と上縁１８の角度θ₅、および嵌合溝２０の角度θ₆
は差込縁９の角度に応じて定まるものである。ま
た、段差部５の頂点５ａから線イまでの高さを
h₃、段差片１７の上端１７ａから線イまでの高さ
をh₄、とすると、h₃＜h₄の関係にある。裏面材２
３は少なくとも断熱材２４の裏面を被覆するため
のものであり、ボードＡ自体の機械強度を強化す
ると共に、不燃シート、遮熱シート、防水膜、吸
水シート、防音シート、剥離シート、パツキン
材、補強シートなどの１部材として機能するもの
であり、例えばアスベスト紙、クラフト紙、金属
箔（Al、Pb、Fe）、アスフアルトフエルト、合
成樹脂シート、ゴムシート、布シート、ガラスク
ロスの１種、もしくはこれらの１種以上を組み合
わせたもので、あるいはこの種シートに対して防
水、難燃等の処理を施したもの、もしくは前記し
たような金属板などの１種からなるものである。
また、断熱材２４は少なくとも樋状部２２に充填
し、ボードに断熱性を付与するものであり、副次
的に接着性、不燃性などの機能を有する素材の１
種からなるものである。具体的には合成樹脂発泡
体、ロツクウール、グラスウール、シージングボ
ード、石膏ボード、木毛セメント板等の１種から
なり、成形体、あるいは原料で吐出し、成形、固
化、自己接着させるものでなどの１種からなるも
のである。なお、成形体を用いる場合には断熱材
２４と表面材１、裏面材２３間に接着剤（図示せ
ず）が必要である。さらに説明を加えると、断熱
材２４としては主に合成樹脂発泡体で、例えばポ
リウレタンフオーム用樹脂、ポリイソシアヌレー
トフオーム用樹脂、フエノールフオーム用樹脂、
およびこれらに難燃剤、難燃助剤（硼砂、メタ硼
酸ソーダ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、三酸化アンチモン）ベントナイト、パーラン
ト、シラスバルーン等の１種以上を添加したもの
などからなるものである。また、断熱材２４は裏
面が平面状となつているため、ボードＡの製造の
際にベルトコンベア等が利用でき、搬送が容易で
あり、かつ、型成形が容易となり、生産性が向上
する特徴がある。また、断熱材２４の裏面を平面
に形成したため、第３図に示すようにボードＡを
連結した際には、ボードＡの裏面に３角形状の空
間Ｂが形成され、この空間Ｂによつてエアサイク
ル効果を持つ壁体を形成することが可能である。 次に施工例について説明する。いま第１図に示
すようなボードＡを第３図に示すように横張りし
て外壁を構成すると仮定する。なお、ボードA₁，
A₂は表面材１が0.27mmのカラー鋼板、裏面材２３
はアルミ・クラフト紙であり、かつ、断熱材２４
はポリイソシアヌレートフオーム用原料を表面材
１と裏面材２３間に吐出し、反応発泡させ、次に
キユアして一体化したものである。そこで、主
柱、間柱、防水シート等からなる下地（図では防
水シートを使用しない場合の壁下地を示す）αに
第ｎ段目のボードA₁の延長部１２を釘βを介し
て固定する。次に第ｎ＋１段目のボードA₂の雌
型連結部１６の嵌合溝２０をボードA₁の雄型連
結部６の差込縁９に嵌挿し、第３図のような目地
部を形成するものである。すなわち、ボードA₂
の雌型連結部１６とボードA₁の化粧片２ａの上
端部とが接触し、ボードＡの段差部５に段差片３
（図示せず）と段差片１７との高さが異なるだけ
の酷似した外観を形成するものである。また、外
壁全体を形成するには上記したような工程を土台
から桁に向かつて行えばよいものである。なお、
土台部分にはスタータ（図示せず）、壁の縦目地、
出、入隅等の部分（図示せず）にはコーキング
材、役物を用いる必要がある。このような工程に
より、段差の高低による周期的変化のある壁体を
形成することができる。 以上説明したのは、本発明に係るボードＡの一
実施例にすぎず表面材１を第４図ａ〜ｉ〜第８図
ａ，ｂに示すように形成することもできる。すな
わち、第４図ａ〜ｉは延長部１２のその他の実施
例を示す略図であり、ａ図は補強兼嵩上げ片１４
に舌片１５を形成しない延長部１２、ａ，ｂ図は
釘打設片１３の先端、あるいはその途中に化粧面
部２と平行に突条１３ａを形成し、より係合力、
防水性を強化した延長部１２、ｄ〜ｆ図は補強兼
嵩上げ片１４をＬ字状断面とせずに、垂直片１４
ａのみで形成した延長部１２、ｇ図は補強兼嵩上
げ片１４を逆Ｌ字状断面とし、必要に応じて釘打
設部としても機能する延長部１２、ｈ図は釘打設
片１３にθ₇の傾斜をつけた延長部１２、ｉ図は補
強兼嵩上げ片１４の垂直片１４ａを除去した延長
部１２である。なお、ｅ図はその下端に舌片１４
ｂを設けた延長部１２であり、ｆ図は垂直片１４
ａの高さh₆を第２図ｂに示す表面材１の補強県嵩
上げ片１４の高さh₅の役半分に形成した延長部で
ある。すなわちｆ図は垂直片１４ａ高さh₆を断熱
材２４の雄型連結部６側の端部の厚さのほぼ半分
とした延長部１２である。また、第５図ａ〜ｃは
雄型連結部６の変形例であり、ａ図は延長部１２
に対し係合溝１０の上縁１０ａを角度θ₈となるよ
うに形成した係合溝１０、ｂ図は上記の上縁１０
ａをほぼ水平にした係合溝１０、ｃ図は溝部７の
底面７ａと上縁１０ａとを平行になるように形成
した差込縁９である。また第６図ａ〜ｈは段差部
５のその他の実施例を示し、ａ図、ｂ図は段差片
３の下端と窪部４の上縁４ａによつて形成される
角部、あるいは化粧片２ａと段差片３の上端によ
つて形成される角部に段差強化用の面取り面５ｃ
を形成した段差部５、ｃ図は角度θ₃を鋭角とした
段差部５、ｄ〜ｈ図は窪部４の断面を図のように
形成した段差部５である。また、第７図ａ〜ｈは
雌型連結部１６のその他の実施例を示し、ａ図は
上縁１８の途中に長手方向に沿つて形成した溝１
８ａ、あるいは図示しないがリブを形成し、防
水、係合力の強化を図る雌型連結部１６、ｂ図は
下縁１９に長手方向に沿つてリブ１９ａを形成し
た雌型連結部１６、ｃ，ｄ図は嵌合溝２０の奥部
を図示するように形成し、毛細管現象を阻止する
雌型連結部１６、ｅ，ｆ図は段差片１７の下端と
上縁１８によつて形成される角部を図示するよう
に形成し、防水性、段差の強化を図る雌型連結部
１６、ｇ図は段差片１７と上縁１８との角度θ₅を
鋭角にし、より防水性を強化する雌型連結部１
６、ｈ図は舌片２１を外方に屈曲した雌型連結部
である。なお、第４図ａ〜ｉ、第５図ａ〜ｅ、第
６図ａ〜ｈ、第７図ａ〜ｈにおいて表面材１の肉
厚は省略して示す。また第８図ａ，ｂは化粧面部
２にリブ２５を形成した表面材１であり、ａ図は
段差片３、図示しない段差片１７に垂直リブ２５
ａ、あるいは１点鎖線で示すように化粧片２ａ，
２ｂにリブ２５ｂを形成した表面材１、ｂ図は化
粧片２ａ、と段差片３、化粧片２ｂと段差片１７
（図示せず）に図示するようなリブ２５ｃを設け、
外観を平瓦状に形成した表面材１である。また第
９図ａ〜ｋはボードＡのその他の実施例を示すも
のであり、ａ図は表面材１の補強兼嵩上げ片１４
を除去し、断熱材２４が側縁に露出するか、１点
鎖線で示すように裏面材２３の一端で被覆するよ
うに形成したボードＡ、ｂ図は雄型連結部６の側
縁を図のように形成したボードＡ、ｃ図は裏面材
２３の少なくとも一端を図示するように内側に挿
入しボードＡ、ｄ〜ｆ図はハツチングで図示する
部分に防火性、防水性等を有するコーキング剤２
６を植設したボードＡ、ｇ図は釘打設片１３の裏
面の断熱材２４を全部、あるいは図示しないが半
分位除去し、不燃材（石膏ボード、ロツクウール
ボード）２７を配設したボードＡ、ｈ図は断熱材
２４のうち表面材１の延長部１２の裏面部分を除
去したボードＡ、ｉ図は断熱材２４を２層（同
質、異質）、あるいは図示しないが、表面材１の
化粧片２ａ，２ｂと断熱材２４間に空〓を形成し
たようなボードＡ、ｊ図は段差部５を２段形成
し、段差片３，３′，１７の高さをそれぞれ変え
たボードＡ、ｋ図は表面材１を押出し成形したボ
ードＡである。なお、図示しないが、断熱材２４
の裏面に裏面材２３を貼着しないボードも形成で
きるものである。もちろん第４図〜第８図を各々
組み合わせたボードＡとすることもできる。 上述したように本考案に係るボードによれば、
化粧面部に少なくとも１段の段差部を形成したた
め、ボードの幅を広くしても強度が十分に補強さ
れており、化粧面が山状になつたりすることがな
く、美観性にすぐれた壁を形成できる特徴があ
る。また、段差部に空〓を有する窪部を設けたた
め、化粧片間の段差が従前よりはるかに大きく助
長され、化粧面部全体が立体感に富む外観となる
と共に、段差部の段差片と雌型連結部の段差片の
高さが異なるため、周期的変化を持つ外観の壁体
を形成できる特徴がある。さらに、雌型連結部の
段差片を高くしたため、連結における係合力が向
上する特徴がある。また、雄、雌型連結部を前記
した落し込み構造に形成したため、一人でも十分
に施工でき、かつ、目地幅（横）を一定に形成す
ることができ、ボード間の連結に熟練を要さず、
その上ボードを広幅に形成したため、きわめて高
能率で施工できる特徴がある。さらに、補強兼嵩
上げ片を延長部の端部に設けているため、釘の打
設が容易であり、打設の際に延長部の変形を阻止
でき、連結部の防水機能が低下するのを防止でき
る特徴がある。また、ボードと下地との間に三角
形状の空間を設けたため、エアサイクル効果が生
まれ、より断熱性能を向上でき、しかも横目地部
が断熱材の２重層となるため断熱性にすぐれた壁
体を形成でき、耐結露性、耐火性にもすぐれた壁
体を形成できる特徴がある。さらに、断熱材の裏
面が平面状となるため、製造において、ベルトコ
ンベアによる搬送が容易であり、生産性が向上す
る特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係るサイデイングボードの一
実施例を示す斜視図、第２図ａ，ｂはその構成材
である表面材を説明する説明図、第３図は上記ボ
ードを用いて形成した外壁の縦断面の一部を示す
説明図、第４図ａ〜ｉ、第５図ａ〜ｃ、第６図ａ
〜ｈ、第７図ａ〜ｈ、第８図ａ，ｂは表面材の各
部のその他の実施例を示す説明図、第９図ａ〜ｋ
は本考案に係るサイデイングボードのその他の実
施例を示す説明図である。 １……表面材、２……化粧面部、５……段差
部、６……雄型連結部、１６……雌型連結部、２
３……裏面材、２４……断熱材、α……壁下地。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 長尺状の板材表面に該表面の長手方向と平行に
   段差片を設け、該段差片の下端を内方へ屈曲し、
   次に外方へ折り返して窪部を形成した段差部を少
   なくとも１段配設し、前記表面を階段状に形成し
   た化粧面部と、該化粧面部の上部となる端縁を長
   手方向と平行に窪ませて溝部を設けた差込縁と、
   該差込縁を上縁とする係合溝と該係合溝の下縁を
   外方へ突出した延長部とからなる雄型連結部と、
   前記化粧面部の下端を内方へ屈曲して段差片と
   し、次に内方に断面Ｕ字状に屈曲して前記差込縁
   と嵌合する嵌合溝を設けた雌型連結部とから形成
   した断面樋状の表面材と、該表面材の樋状部、お
   よび延長部裏面に配設し、かつ、裏面が平面とな
   るように形成した断熱材と、該断熱材の裏面を被
   覆した裏面材とを一体に形成し、さらに前記段差
   部によつて複数に分けられた傾斜化粧片の傾斜角
   度を異なるようにし、しかも、最下段の傾斜化粧
   片端部の段差片を化粧面部の段差片より高くし、
   かつ、断熱材の裏面が平面になるように成形した
   ことを特徴とするサイデイングボード。