JPH04213632A - ライナ要素及びあり継ぎ部製造方法 - Google Patents

ライナ要素及びあり継ぎ部製造方法

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JPH04213632A
JPH04213632A JP3038909A JP3890991A JPH04213632A JP H04213632 A JPH04213632 A JP H04213632A JP 3038909 A JP3038909 A JP 3038909A JP 3890991 A JP3890991 A JP 3890991A JP H04213632 A JPH04213632 A JP H04213632A
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テリー・エル・ブリスコー
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/28Small metalwork for digging elements, e.g. teeth scraper bits
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    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/28Small metalwork for digging elements, e.g. teeth scraper bits
    • E02F9/2883Wear elements for buckets or implements in general

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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Nonmetallic Welding Materials (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景及び概要】本発明は、交換可能な摩擦要素
、即ちウェア要素ないしはライナ要素と、その形成方法
に関し、特に、摩擦作用を有する摩擦物質と接触し得る
構造体の摩耗部分に取り付けられる要素と、そのための
あり継ぎ部を設計する方法に関するものである。
【0002】本発明は、米国特許RE33,454号の
改良である。この米国特許において、1対の互いに隔て
られ横方向に整列された収束形あり継ぎ部が、容易に交
換可能なライナ要素を提供するために用いられ、これは
、掘削バケットの下面、スクラッパ用モールドボード、
坑井のためのライナ等に設けられたベースと共働される
。ベースとライナ要素の組み合わせは、一方向にのみ取
り付けるものを意図していた。これは、掘削や採掘等の
反転可能性が求められる作業の必要性を満足しなかった
【0003】また、摩耗を受ける要素は、それが取り付
けられるベース要素よりも、頻繁に交換されなければな
らないことも、注意すべきである。
【0004】本発明によれば、以前、2つの異なる交換
要素が保管されていなければナらなかった場所において
、例えば、単一のライナ要素の使用を可能とする新規な
構成のあり面によって、反転可能性は達成される。例え
ば、バケットにおいて、コーナーを囲むライナ要素を設
けることは有効であるが、前記米国特許を利用すると、
右手形態と左手形態の両方を有することが必要となる。 そこで、本発明によれば、単一の可反性の交換要素のみ
が必要とされる。バケットは厳しい条件や限られた保管
施設で用いられるのが通常であるので、これは、オペレ
ータにとり重要である。即ち、保管される部品の数が減
じられることは非常に望ましい。
【0005】更に、4つのあり面は、適当な接触を形成
するために、製造に注意を要した。また、本発明によれ
ば、新規な構成のあり面は、3つの面接触を提供する。 その結果、安定性、適合性、取付性において有効となっ
た。
【0006】より詳細に説明すると、ライナ要素は、1
対の長手方向に整列され且つ長手方向に互いに離隔され
たあり面と、この対のあり面の間に配置された横方向に
隔てられた第3のあり面とを有している。ライナ要素又
はベース要素の一方は、第3の面の側面を形成している
、長手方向に整列され且つ長手方向に離隔された第2の
対をなすあり面と、この対の面の間に介設された単一の
面とを有している。これによって、1対を有する要素に
2対を有する要素を反転可能に取り付けることができ、
両方の取付は、容易性且つ安定性等の点で有効な「3点
」てある。
【0007】「4点」接触が望まれる場合、ベース要素
及びライナ要素の各々は第1及び第2の対の長手方向に
離隔されたあり面を有し、要素の一方は、第3及び第4
の対の長手方向に離隔されたあり面を有し、第3及び第
4の対のあり面が第1及び第2の対のあり面と交叉ない
し点在されるようにする。これにより、2対を有する要
素に4対を有する要素を反転可能に取り付けることがで
きる。
【0008】また、本発明は、1対の対峙する壁部に繰
返しパターンのあり面を形成し、互いに間隔を置いた横
向きの面で横方向に切断することで要素を画成すること
により、あり継ぎ部を設計する方法も提供している。本
発明の詳細部は以下の説明から明らかとなろう。
【0009】
【実施例】従来構成である図1をまず参照すると、符号
Aは、米国特許RE33,454号明細書に示されるよ
うなベース要素Aを示し、符号Bは、ライナ要素(この
場合は、ドラグラインバケットの下面のためのライナ)
を示している。矢印Cは、要素Bがベース要素Aに取り
付けられる場合に動かされる経路を示している。即ち、
要素Bは、まず、ほぼ同一平面状態となるように上方に
動かされ、次いで、後方に摺動されて、2対のあり継手
(要素AのD,E及び要素BのD’、E’)が係合され
る。これらの2対のあり継手要素は、切欠きFにより分
けられている。
【0010】ここで、本発明の組立体を示す図2を参照
すると、符号10はベース要素を総括的に示し、符号1
1はライナ要素を総括的に示している。この実施例にお
いて、ベース要素10は、ほぼ平板状の本体12を備え
、この本体12は、端壁面13、14及び側壁面15、
16を形成するよう、比較的細長くなっている。本体1
2の一表面17は、バケットのコーナー部分18(図4
参照)のような構造体又は他の構造体318(図13参
照)の摩耗部分に通常固定される内側の表面である。こ
の取付表面17の反対側の外側表面は、図4においての
み示され、符号19が付けられており、ライナ要素11
に対して対向する表面を構成している。
【0011】ライナ要素11は、要素10に対応する本
体、壁面及び表面を有しており、これらには同一符号が
用いられているが、プライム記号(’)が付加されてい
る。 従って、図3において、ライナ要素11の本体は12’
であり、端壁面は13’、14’、側壁面は15’、1
6’である。内側の表面17’(図4参照)はベース要
素10に対向する表面であり、外側の表面19’は、摩
耗物質と係合可能な表面である。
【0012】図2のベース要素10について再度説明す
ると、本体12には、横方向に突出するフランジ20、
21、22、23が一体的に設けられ、これらは、比較
的長手方向に長い切欠き24、25によって区分されて
いることに注意されたい。フランジ20〜23の先端は
、開放/収束あり面を提供するよう形成されている。言
い換えるならば、この面は二重の傾斜、即ち、頂部にお
いて、通常のあり形の底部方向に両方で傾斜されており
、また、開放/収束が可能なように前後に傾斜されてい
る。ここで用いられるあり面は、前述の米国特許RE3
3,454号におけるものと同様であり、その構造及び
機能の詳細な説明は米国特許RE33,454号明細書
を参照されたい。
【0013】あり面の例は、ベース要素10のフランジ
部分22の外側壁面26である(図2の中央右手部分)
。ライナ要素11が、図2の矢印27で示されるように
、ベース要素10と係合するように動かされた場合、フ
ランジ22は切欠き28内に受け入れられる。次いで、
ライナ要素11が矢印29の方向に移動された場合、あ
り面26はライナ要素11の対応の面30と係合する。 通常、要素10、11は、摩耗物質の通常の流れが矢印
29の方向である場合、図2に示されるように配置され
、その場合、あり面26、30が互いに対してよりしっ
かりと着座する傾向がある。このような動きは、フラン
ジ20の先端に設けられたあり面に対してあり面31(
あり面30の鏡像)をしっかりと着座係合させ、同様に
、ライナ要素11のあり面32は、ベース要素10のフ
ランジ23のあり面33に着座され、あり面34は、ベ
ース要素10のフランジ21の先端のあり面33に着座
される。
【0014】ライナ要素11の長手方向中心線に対して
約15度の角度で面30、31、32、34を傾斜させ
るのが有効であることが分かっている。ベース要素10
のあり面、例えば、面26、33は、ベース要素10の
中心線(図示しない)に対して同様な角度で傾斜されて
いることは、理解すべきである。ある場合において、ラ
イナ要素11をより確実に取り付け、より簡単に取り外
しできるように、約10度から約20度の範囲で、中心
線とあり面との間の角度を変更することがさらに有利で
あることも、分かっている。
【0015】また、より確実なはめ合いを形成するため
の補助としては、ベース要素10に対向するライナ要素
11の面にレール11aを設けることである(図4参照
)。これらは、図1においても、立上り壁部G、Hに隣
接する位置に見られ、符号Iで示されている。
【0016】前述したものの作用は、米国特許RE33
,454号の発明の方法により得られるものと非常に近
似している。しかし、本発明による有効な反転可能性を
得るために、図2の横方向の中心線40のすぐ右側に付
加的なあり面36、37を設け、ライナ要素11の左側
に更にあり面38、39を設けている。これらのあり面
は、長手方向中心線35についても対称であるので、横
方向中心線35について対称であることにも注意すべき
である。従って、ライナ要素11が180度回転された
場合、ライナ要素11は図2と同様に見えるが、その際
、あり面39はあり面30の位置となり、あり面37は
あり面32の位置を占める。
【0017】ライナ要素11のあり面には、従来構成に
相当の図1のG、Hの位置に設けられたものと同様に、
41、42の位置に立上り壁部分が設けられている。よ
り詳細には、摩耗を受ける面から離れた面に、互いに横
方向に離隔された突出部分が一体的に設けられ、この突
出部分は、種々のあり面を持つ互いに対向する壁部を形
成する。このような対向壁部は、鏡像となっており、長
手方向中心線35から等距離で隔てられている。また、
これらの対向壁部は、それぞれ、ライナ要素11の両端
の中間部に、長手方向に離隔されほぼ同一の切欠きを2
つ有しており、対応の壁部の切欠きと横方向に整列され
ている。 1対の切欠きは符号28、44で示され、他の対の切欠
きは符号44、45で示されている。
【0018】各切欠きは、それが設けられている壁分の
あり面部分により、その長手方向の両端部に側面が形成
され、部分的側面の各々は、その関連の切欠きから離れ
ていく方向で見た場合に、その長手方向中心線に対して
収束するように関連付けられていることは、分かるであ
ろう。これは、切欠き28及び中心線35に関連される
部分としてのあり面30、36を考えた場合、理解され
よう。切欠き44に対する部分32、38、切欠き45
に対する部分34、39、切欠き43に対する部分31
、37についても同様である。
【0019】ベース要素10に対するライナ要素11の
反転可能性は、本体12’がコーナー12”を囲むよう
に一方の側壁に沿ってあり継ぎの長さ方向に対して横向
きに延ばされている図4に示すような左側取付具又は右
側取付具の場合に有効であるばかりか、一般的なライナ
要素の場合にも有効である。ライナ要素が平らではあっ
ても、1つの長手方向にのみ研磨力を受ける場合、摩耗
は、末端部分よりも先端部分に生ずるのが一般的である
。従って、ライナ要素の端部の向きを変えることは、そ
の寿命を効果的に伸ばす。図3及び図4に示す形状の右
側及び左側要素の場合、反転可能という特性は、これら
が一般的に非常に大きく、また非常に重いため、そして
、時として関連のバケット18の適宜位置にそれを持ち
上げるための一体の目穴46を必要とするので、特に有
効である。
【0020】本発明の別の形態が図5のAに示され、こ
れは、ライナ要素の長さが限定されている場合に、有効
に用いられる。これは、切欠き128、143のみを使
用し、1対の切欠きは省いた図5のAのライナ要素11
1において、達成される。図2の実施例の場合と同様に
、図5のAの実施例は、図2の壁部47、48に相当す
る対向壁部147、148を使用しており、これらは、
長手方向中心線135に対して対称的な関係とされてい
る。これらには、立上り部分141、142が一体的に
設けられている。更に、図2の例と同様に、対向する壁
部147、148は、横方向中心線140の回りで対称
的である。
【0021】また、4対のあり面があるが、この場合、
その配列が若干異なっている。あり面の配列は、切欠き
128に側面を付ける面136、130が図2の切欠き
28の側面を付ける面36、30と実質的に同じである
点では、同様である。また、左に進む方向に見た場合、
付加的なあり面又は壁部分132が部分136の左に延
びている点は、図2において面32が面36の左にある
のと全く同じである。しかし、図2の部分38が左側端
部にあるが、図5のAでは符号138で示すよう右側端
部に移されている。より詳細に述べるならば、対峙する
側壁147、148には、そのそれぞれに設けられた切
欠きにより分割された2対の長手方向に離隔された部分
が配列されている。各対の各壁部は、2つの角度的に関
連づけられた壁部分を有している。即ち、切欠きに隣接
する壁部分130は、その横方向に整列された壁部分1
31に対して(切欠きから離れる方向において)収束す
る関係となっており、切欠きから離れている壁部分13
8は、その横方向に整列された壁部分139に対して開
放する関係となっている。
【0022】両構成の共通点は、各切欠きが、その長手
方向の両端で、対向壁部の部分により側面を形成し、側
面を形成する部分の各々が、関連の切欠きから離れてい
く方向において、長手方向中心線に対して収束する関係
となっている点である。更に、切欠きから離れている各
対向壁部は、ベース要素10、110に本体を反転可能
に取り付ける場合に、側面を形成する壁部分と共働する
よう、2つの付加的な壁部分を有している。
【0023】切欠き及び壁部分は、ほぼ同じ長さを有す
るように構成されており、第1の付加的な壁部分は、第
1の側面形成壁部分から約2つ分の長さで隔てられ、ま
た、第2の付加的な壁部分も、第2の側面形成壁部分か
ら約2つ分の長さで隔てられ、しかも、第1の側面形成
壁部分と第1の付加的部分は互いに平行であり、第2の
側面形成壁部分と第2の付加的壁部分も互いに平行であ
る。
【0024】以上述べたことは、図5のBを検討するこ
とにより理解されるであろう。図5のBは、図2と図5
のAの対応の要素を並べて示した概略平面図であり、切
欠き28と128、壁部分30、130、壁部分32、
132及び付加的壁部分36、136が整列されている
。前述した付加的壁部分は、図5のAの概略図の場合、
壁部分136、138を含む。壁部分132は、壁部分
130と共働し(即ち、平行)、そこから長さlの2倍
分離隔されている。同様な形で、付加的壁部分138は
、側面形成壁部分136に関連されている。従って、図
5のAの場合、付加的部分は切欠き128の両側にある
ことが分かるであろう。
【0025】図5のBに沿って更に説明すると、図2に
概略的に示すものの場合、側面形成部分は36、30で
あり、付加的な部分は38、32である。なお、部分3
8は部分36から2つ分の長さで離隔され、部分36に
対して平行となっている。一方、部分32は、部分30
から2つ分の長さで隔てられ、部分30と平行となって
いる。
【0026】この両方向のあり構造や特性を理解するこ
とは、図8に示すような繰返しパターンに基づく変形例
に注目することで、より容易となろう。例えば、図8に
示すものが、セクション線2’−2’とセクション線2
”−2”に沿って切断された場合、図2のベースとライ
ナの組合せが得られる。セクション線5’−5’とセク
ション線5”−5”に沿って切断した場合、図5のAの
ベースとライナの組合せが得られる。セクション線6’
−6’とセクション線6”−6”に沿って切断した場合
、図6のベースとライナの組合せが得られる。これらの
全てにおいて、反転可能なベースとライナの組合せが得
られる。前方及び後方に移動されるありを有する組立体
や、個々の取付け(連続的な取付けに対する取付け法)
が許容される場合により小型となる組立体のような特別
の目的物を得るのに必要な形で、適宜、切断することが
できる。
【0027】図2の実施例の場合、ライナ要素11を、
ドラグラインバケットのための摩耗ライナや坑井のため
のライニング等において、ライナ要素を端部同士で接触
させるよう、連続的に配列することができ、また、それ
らが連続的に取り外される場合に、取り外しに必要な摺
動動作を可能とすることができる。これは、図10のベ
ース10がライナ要素11を必要な距離Mだけ前方に移
動させて係合を解除することができ、なおかつ、ベース
10のあり部の必要な配置によりその移動が妨げられな
いようになっているからである。しかしながら、図5の
実施例を連続的に用いるためには、ベース要素210に
対して移動できるように、図6及び図7のライナ要素2
11の部分249、250のような端部突出部が付加さ
れる。図9のBは、端部突出部を有するこの形態と、あ
りの係合解除やライナ要素を取り外すために必要とされ
る移動量M’を示している。
【0028】
【3点式の実施例】まず、4点式の実施例の図8は、ベ
ース要素とライナ要素についての繰返しパターンを示し
ており、これは、色々な位置で切断することができ、そ
れでもなお、利用可能なベース・ライナ組立体がえられ
ることは理解すべきである。しかし、連続的部分を切り
出すための他の方法がある。図10は、ある立上り壁部
442を他の立上り壁部441に対して長手方向に移動
させるという第1の段階を示している。これは、4点式
の実施例にはないオフセットJを形成している。
【0029】図10、図11のA及び図11のBについ
ては、3点式の実施例を詳細に説明した後に説明する。 そこで、本発明による3点式の組立体を示す図12につ
いて説明すると、符号310はベース要素を示し、符号
311はライナ要素を示している。この図示実施例にお
いて、ベース要素310はほぼ平板状の本体312を有
し、この本体312は、端壁面313、314と側壁面
315、316とが形成されるよう、比較的細長い。本
体312の一表面317(図13参照)は、構造体18
の摩耗部分に通常固定される面である。
【0030】取り付けられる表面317の反対側の表面
は、図13でのみ示され、符号319が付けられ、これ
は、ライナ要素311に対向する面である。図2の場合
と同様に、ライナ要素311の本体、壁面及び表面等の
部分は、ベース要素310の対応部分と同じ符号が付け
られているが、プライム記号(’)が付加されている。 即ち、312’−317’、319’又は412’−4
17’、419’のごとくである。
【0031】図12のベース要素310について更に説
明すると、本体の側壁面315には、横方向に延びるフ
ランジ322、323が一体的に設けられ、これらは長
手方向に比較的に長い凹部324により分割されている
。フランジ322、323の先端は、収束/開放あり面
を形成するような形状とされている。
【0032】もう1つのフランジ320が、本体の他方
の側壁面から延びており、その先端も、収束/開放あり
面を形成するような形状とされている。フランジ320
は凹部324の長手方向中間部となり、フランジ322
、323は端部に隣接するように、フランジ320は凹
部324と横方向に整列されている。図12と図2の重
要な相違は、側壁面316から横方向に延びているフラ
ンジが1つしかない点である。言い換えると、フランジ
21に相当する部分がない。フランジのそれぞれは、収
束/開放あり外面を有している。
【0033】あり面の例は、ベース要素310又は41
0のフランジ部分322の外側壁面326である(図1
4及び図15の上部右側部分参照)。図14及び図15
に示されるものは、凹部424が凹部324よりも相当
に短く、フランジ420がフランジ320よりも短い点
で、図12のものとは異なっている。
【0034】図14及び図15の実施例は、図1の従来
構成と同様な型式と異なる型式の両方で、ベース要素4
10上にライナ要素411を取り付けることができる。 その場合、切欠きFはあり継ぎ部Eと整列され、ライナ
要素Bは固定ベースAと係合するように移動されて、そ
の後、矢印Cで示されるように、後方に移動される。通
常の物質は、図1の右から左へと流れる。
【0035】ベース要素410にライナ要素411を取
り付けるためには、切欠き428、443が、図1で用
いられた切欠き28、43と全く同様にして、用いられ
る。図14及び図15の説明は図12にも適用できるが
、ある参照符号は明瞭化のために図12からは省略され
ている。切欠き428、443は、それぞれ、立上り側
壁部分441、442に設けられている(図15参照)
。これらは、従来構成を示す図1の立上り壁部分Gの切
欠きFに実質的に一致する。切欠き428がフランジ4
22と整列され且つ切欠き443がフランジ420と整
列されるようにライナ要素411を配置することによっ
て、ライナ要素411をベース要素410に取り付ける
ことができるようになる。この後、ライナ要素411は
、中心線435に沿って後方(図15の左方向)に摺動
され、あり面が係合する。また、通常の物質の流れの方
向についても、後方という言葉を使用し、図15では矢
印429で示す。この結果、ライナ要素411とベース
要素410のあり面間の着座係合が強くなる。この係合
において、あり面430はベース要素410のあり面4
26と接する。 更に、あり面432はフランジのあり面433と接し、
あり面434はフランジ420のあり面451と接する
【0036】また、図14及び図15の実施例は、以下
の変形例のように、従来構成のようには切欠きを用いず
に、ライナ要素411をベース要素410に取り付ける
のにも使用できる。
【0037】
【変形的取付法】ライナ要素411を固定されたベース
要素410に取り付ける場合のこの変形取付方法は、図
16〜図18に順番に示されている。図16において、
例えば、ライナ要素411の長手方向中心線435aが
ベース要素410の中心線435に対して小さな角度が
付けられるよう、ライナ要素411の向きが定められて
いることが示されている。
【0038】次いで、図17に示すように、ライナ要素
411が、矢印429の方向、即ち通常の物質の流れ方
向に、ベース要素410上を後方に動かされる。この後
、中心線435a、435が一致するようにライナ要素
411が回転され(図17で時計方向)、中心線435
a、435に沿って図18で示されるように左方向にラ
イナ要素411を更に移動させることで、あり面の着座
係合が得られるようになる。
【0039】ベース要素410のあり面は、図18の左
側端部に明瞭に示されている。ここで、符号433はフ
ランジ423(このフランジ423は図12のフランジ
323と同一)のあり面を示し、面426を有するフラ
ンジ422はフランジ322に一致する。反対側の側壁
416からフランジ420は、その先端に、あり面45
1を有している。
【0040】これらのあり面は、ライナ要素411の対
向する面と共働する。立上り壁部分441において、図
15の右側を参照すると、面430は面426と係合し
、面432は面433と係合し、面434は面451と
係合する。第1の壁部447は、長手方向に互いに離隔
された1対のあり面430、432を有しており、これ
らのあり面は、中心線435に対して正の角度で傾斜さ
れている(図15参照)。反対側の第2の壁部448は
、中心線435に対して負の角度で傾斜されている1つ
のあり面434を有し、これは、第1の壁部447のあ
り面430、432の隣合う端部の中間に配置されてい
る。
【0041】図12において、より長い凹部324(図
14の短い凹部424に対するもの)とより長いフラン
ジ320(フランジ420に対するもの)とを設けるこ
とにより、あり面326、333の合計にほぼ等しい長
さのあり面351を形成できる。これに対し、図15の
あり面451は、面426、433のそれぞれとほぼ同
じ長さである。1つのあり面を対のあり面と等しくする
こと(図12)は、やや大きな保持力が得られるであろ
う。
【0042】
【反転可能性】いずれかの端部が前方に配置される状態
でライナ要素311、411を取り付けることができる
ようにするために、対峙する壁部447、448は、そ
れらが180度回転された場合に、同じ形となるように
構成されている。
【0043】ライナ要素311、411の反転配置時に
あり面の係合が得られるように、更に3つのあり面が設
けられる。例えば、あり面436(図15参照)はあり
面434に対応し、対のあり面439、437は面43
0、432に対応する。
【0044】あり面430、432と、反転使用時の対
応の面437、439とは、ライナ要素411を構成す
るほぼ平板状の本体412’(この点については、ライ
ナ要素311も同様)の端部に隣接していることに注意
されたい(図15参照)。また、いずれの端部を最初に
配置するかに拘わらず、対のあり面430、432又は
437、439は、切欠き428、443のすぐ前方に
配置される1つのあり面を有する。また、切欠き443
は、1つの前壁部が前方に配置された場合に、あり面4
34のすぐ後方にあり、要素411が180度回転され
た場合、単一のあり面436が、切欠き428のすぐ前
方にある。
【0045】
【モールドボードの取付】本発明は、図19〜図21の
モールドボード(mold Board)518のよう
な土木作業におけるライナ要素に有効に適用できること
が分かった。 かかる場合、鋭い切断底縁部を設けるのが最も望ましく
、これは、図20に示すように、モールドボード518
に複数のライナ要素511を並置関係に設置することに
より、達成される。また、ライナ要素511は、簡単の
ために符号は付けないが、側壁面、端壁面、上面及び下
面を有している。
【0046】この目的で、モールドボード518には、
水平方向に並置関係に、複数のベース要素510が設け
られている。また、各ベース要素510はほぼ平板状の
本体512を有し(図21参照)、この本体512は、
本発明の前記実施例と同様に、端壁面、側壁面、上面及
び下面を形成するよう細長い。ベース要素の側壁面51
5(図21では上向きに配置されている)は、前記実施
例の形状とほぼ同じであり、即ち、切欠き524により
分割された収束/開放あり面526、533を有してい
る(図20及び図21参照)。しかし、他の側壁面51
6は、あり面は形成されておらず、ライナ要素511の
内部肩部552に単に対向する平坦な壁面を有している
。ライナ要素の他のあり面係合は、図19の下部部分に
示される符号553の部分で、モールドボード518に
より得られる。
【0047】ベース要素が取り付けられたモールドボー
ド518にライナ要素511を結合する方法は、図21
から、特に、長手方向中心線535に平行な線529に
沿っての取付手順が示されたライナ要素529の斜視図
から、容易に理解されよう。
【0048】まず、図19の左側下部に示されるように
、モールドボードは、地面に平行な傾斜底縁部554を
有しており、この縁部554は切断縁部にボルトにより
取り付けられたものでも良い。この縁部554は、事実
上、ライナ要素511に設けられた直線的なあり面54
8と組み合うあり面を提供する(図21の右下部分参照
)。言い換えるならば、あり面となる面548は、本発
明の他の実施例とは異なり、収束/開放あり面ではない
。しかし、ライナ要素は、立上り壁部分541、542
を有している。壁部分541は、前述した実施例と同様
に、切欠き528により分割される収束/開放面530
、532が設けられた壁面547を有している。壁面5
48、554は、ライナ要素511の長手方向中心線に
平行に延びている。
【0049】長手方向中心線は、ライナ要素が取り付け
られる場合、ライナ要素の移動方向を示すものでもある
。これは、図21の矢印529の一部により示されてい
る。設計者の目的に応じて、設置のための移動方向又は
その横方向においてより長いライナ要素とされても良い
【0050】取付けのために、ライナ要素511の底部
のフランジ状立上り壁部分542は、切欠き528をあ
り面533と整列させた状態で、モールドボードの底部
壁面544の下側に引っかけられる。次いで、切欠き5
28内にあり面533が配置されるように、ライナ要素
511が枢動され、その後、ライナ要素511が右側に
スライドされる(図21)。複数のライナ要素511が
並置関係に組み立てられる場合、最も外側のライナ要素
がボルト又は溶接で適所に固定された状態では、ライナ
要素は互いを固定するよう機能する。あり面は一方の立
上の壁部のみにあるので、あり面の角度は前記の収束/
開放と同じである必要はなく、正確な公差の必要性を緩
和する。
【0051】本発明の実施においては、本発明の基本的
な考え方に基づいて、色々なあり継ぎ構成が可能である
。ライナ要素、特に、図8の立上り壁部分41、42又
は図10の立上り壁部分441、442に注目すると、
この考え方は、1つの壁部分、1対の互いに離隔された
あり面30、32(図8)又はあり面430、432(
図10)を設けるということを含んでいる。これらは、
それぞれ、長手方向中心線35、435に正の角度で有
効に配列される。長手方向中心線の反対側で、第2の壁
部分42、442にはそれぞれ、面37、434が設け
られ、かかる面は、第1の壁部分41、441のあり面
と対向する。この面37、434は、離隔された面30
、32又は430、432の中間に配置される。
【0052】モールドボードの取付けに関して述べたよ
うに、この対向する面は、傾斜面又は直線状のあり面5
48であっても良い。対向する面434が図10の中心
線435に対して負の角度に配列される場合、その面は
、3点式の実施例の第3の面を提供することになる(図
15参照)。
【0053】中心線435に対して正の角度で配置され
た面437、439で面434の横を区切ることにより
、且つ、面430と面432との間に負の角度の対応の
面436を設けることにより、反転が可能となる。
【0054】この3点式の繰返し形状は、重ね合わせ、
即ち図9のA及び図9のBのような連続取付を得るよう
に、調整できる。これは、図10において符号610で
示すようにベース要素を細長くして、部分的な切欠き6
49、650、666、667を付加することにより、
達成される。 その結果として得られたベース要素が図11のBに示さ
れるものであり、3点式構造となっている。
【0055】ベース要素710を形成するために繰返し
パターンを切断することは(図10の左側部分参照)、
4点式の実施例の形成を可能とする。このライナ要素7
11は、図10に示され、図6のライナ要素211に実
質的に一致する。しかし、対峙する壁部分の切欠きは整
列されておらず、オフセット、即ちずらされている。図
6において、オフセットがゼロであるのに対し、図11
のAでは、所定長さの1/3のオフセットがある。この
長さは、2つの同様な点の間の距離、即ち、2つの隣合
う切欠きの中心点間の距離、或いは、隣合うあり面の頂
点間の距離である。これは、図10の左側部分に与えら
れた符号Jから理解されるであろう。また、これは、所
定長さの最大1/2まで延ばされても良い。
【0056】このオフセットJは、必要される状況や機
能に応じて、変更される。この繰返しパターンは、重ね
合わせ及び反転の可能なベース/ライナ要素の組み合わ
せを提供するために、また、3点、4点或いはそれ以上
の点で接することができるように、適当な位置で切断さ
れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】米国特許第4,716,666号による従来構
成を示す斜視図である。
【図2】本発明の4点式実施例の要素を示す分解斜視図
である。
【図3】図4の組立体の平面図である。
【図4】バケットのコーナー部に適用された本発明の組
立体を示し、図3の4−4線に沿って見た場合の部分側
面図である。
【図5】Aは、本発明の改良型4点式形態を示し、組み
付けられたベース要素を点線で示す分解斜視図であり、
Bは、図2及び図5のAに示された要素における対応す
るあり部分を相互に関連させて示す概略説明図である。
【図6】図5のAに示される変形型形態の平面図である
【図7】図6の7−7線に沿っての断面図である。
【図8】別の4点式構成を説明するための一連のライナ
組立体の概略平面図である。
【図9】Aは図2の構成の概略平面図であり、その分解
の仕方を示しており、Bは図6の構成の概略平面図であ
り、その分解の仕方を示している。
【図10】図8と同様な図であるが、上側と下側が所定
長さの約1/3だけずれており、本発明による3点式構
成と方法を示している。
【図11】Aは、図10の11A線と11A線に沿って
切断することにより形成されるベース要素を示す平面図
であり、Bは、図10の11B線と11B線に沿って切
断することにより形成されるベース要素を示す平面図で
ある。
【図12】本発明による3点式構成を示す平面図である
【図13】図12又は図14の組立体の端面図である。
【図14】本発明による3点式構成の変形例を示す平面
図である。
【図15】本発明による3点式組立体の分解平面図であ
る。
【図16】図14の組立体の組立手順の第1段階を示す
平面図である。
【図17】図14の組立体の組立手順の第2段階を示す
平面図である。
【図18】図14の組立体の組立手順の第3段階を示す
平面図である。
【図19】本発明による3点式構成の更に別の変形例で
あり、モールドボードの切断縁部に利用したところを示
す側面図である。
【図20】図19の組立体を示す部分正面図である。
【図21】図19及び図20の組立体の組立方法を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
10,110,310,410,510    ベース
要素11,111,311,411,511    ラ
イナ要素12    本体 13,14    端壁面 15,16    側壁面 20,21,23    フランジ 24,25,28    切欠き 30,31,32,33,34,36,37,38 3
9    あり面35,40    中心線 41,42    立上り壁部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  摩耗作用のある摩耗物質と接する可能
    性がある構造体の摩耗部分(18、518)に取り付け
    られる交換可能なライナ要素(11、411、511)
    であって、端壁面(13’、413’、14’、414
    ’)、側壁面(15’、415’、16’、416’)
    、上面及び下面(17’、417’、19’、419’
    )を有し、前記面の一方(19’、419’)が前記摩
    耗物質と接するようになっている、比較的細長い矩形の
    平板状の単一の本体(12’、412’)を備え、前記
    面の他方(17’、417’)が、長手方向中心線(3
    5、435、535)にほぼ沿って移動させることによ
    り、前記摩耗部分に対向する関係で配置されるようにな
    っており、両方の側壁面(15’、415’、16’、
    416’)に隣接する前記他方の面(17’、417’
    )には、対峙する壁部(47、447、48、448、
    547、548)を有する横方向に間隔を置いた一体部
    分(41、441、42、442、541、542)が
    設けられており、前記対峙する壁部のうちの第1の壁部
    (47、447、547)が、前記中心線(35、43
    5、535)に対して正の角度で傾斜された1対の長手
    方向に互いに離隔されたあり面(30、430、530
    、32、432、532)を有している、前記ライナ要
    素において、前記対峙する壁部のうちの第2の壁部(4
    8、448、548)が、前記第1の壁部の対をなすあ
    り面(30、430、530、32、432、532)
    の隣合う端部の中間に配置されたあり面(37、434
    、548)を有していることを特徴とするライナ要素。
  2. 【請求項2】  前記第2の壁部のあり面(37、43
    4)は、前記中心線(35、435)に対してある角度
    で傾斜されている、請求項1記載のライナ要素。
  3. 【請求項3】  前記対向する壁部(47、48、14
    7、148)には、前記本体(12’)の端部(13’
    、14’)の中間に、1対のほぼ同一の切欠きが設けら
    れ、各切欠きは、前記対向する壁部の部分的あり面(3
    0、36、31、37、130、137)により、その
    長手方向の両端部で側面が形成され、前記側面形成面(
    30、36、31、37、130、137)の各々が、
    その関連の切欠きから離れていく方向において、前記長
    手方向中心線(35、135)に対し収束する関係とさ
    れ、前記対向する壁部の各々が、前記摩耗部分に前記本
    体を反転可能に取り付ける場合、前記側面形成部分と共
    働するような2つの付加的な部分的あり面(32、38
    、34、39、132、138、134、139)を有
    しており、前記付加的な部分あり面のうちの第1の付加
    的部分あり面(32、34、132、134)が、前記
    部分的側面形成面のうちの第1の側面形成面(30、3
    1、130、131)から離隔され、前記付加的な部分
    あり面のうちの第2の付加的部分あり面(38、39、
    138、139)が、前記部分的側面形成面のうちの第
    2の側面形成面(36、37、136、137)から離
    隔され、前記第1の側面形成面(30、31)が前記付
    加的部分あり面(32、34)に平行であり、前記第2
    の側面形成面(36、37)が前記付加的部分あり面(
    38、39)に平行となっている、請求項2記載のライ
    ナ要素。
  4. 【請求項4】  前記本体は各壁部に単一の係合用の切
    欠き(128、143)を有し、前記付加的部分面が前
    記切欠き(128)の反対側にある、請求項3記載のラ
    イナ要素。
  5. 【請求項5】  前記本体は各壁部に第2の係合用の切
    欠き(44、45)を有し、前記付加的部分面(32、
    38)の両方が、第1の前記切欠き(28)と同じ側に
    ある、請求項3記載のライナ要素。
  6. 【請求項6】  摩耗物質と接する可能性のある構造体
    の前記摩耗部分(18、518)に固定可能であり、且
    つ、前記第1の壁部に設けられた1対の長手方向に離隔
    されたあり面(30、32、430、432、530、
    532)と係合するあり面(26、33、426、43
    3、526、533)を有するベース要素(10、11
    0、410、510)と共に用いられる、請求項1記載
    のライナ要素。
  7. 【請求項7】  前記第2の壁部が、前記中心線(53
    5)に平行に延びる単一のあり面(548)である、請
    求項1記載のライナ要素。
  8. 【請求項8】  前記第2の壁部(448)が、前記中
    心線(435)に対して負の角度で傾斜された単一のあ
    り面(434)を有している、請求項1記載のライナ要
    素。
  9. 【請求項9】  前記本体は、物質の流れの経路にまず
    置かれる前方端部(413’)と、前記対のあり面の前
    方のもの(430)の後端部に隣接して前記第1の壁部
    (447)に設けられた切欠き(428)と、前記単一
    のあり面(434)の後方に隣接して前記第2の壁部(
    448)に設けられた切欠き(443)とを有している
    、請求項8記載のライナ要素。
  10. 【請求項10】  前記第1の壁部(447)には、前
    記対の長手方向に離隔されたあり面(430、432)
    の間に配置され且つ前記第2の壁部の単一のあり面(4
    34)と同じ角度で傾斜された単一のあり面(436)
    が設けられ、前記第2の壁部(448)には、前記第2
    の壁部の単一のあり面(434)の側面を形成し且つ前
    記第1の壁部の対をなす長手方向に離隔されたあり面(
    430、432)と同じ角度で傾斜された1対のあり面
    が設けられ、前記第1の壁部(447)が180度回転
    された場合に前記第2の壁部(448)と一致し、それ
    により、係合されるベース要素に反転可能に取り付けら
    れるようになっている、請求項8記載のライナ要素。
  11. 【請求項11】  ライナ要素がベース要素に、前記ラ
    イナ要素及び前記ベース要素の長手方向中心線に概ね沿
    って移動させることにより取り付けられる場合、摩耗を
    受ける面に取り付けられる比較的細長い前記ベース要素
    と、摩耗作用を有する摩耗物質と接触可能な比較的細長
    い前記ライナ要素との間のあり継ぎ部を設計する方法に
    おいて、横方向に離隔された2組の対向する壁部を形成
    するように、前記ライナ要素及び前記ベース要素の各々
    における1対の対峙する壁部の各々に繰返しパターンの
    あり面を形成することと、前記対向する壁部の一方の組
    に、前記中心線に対して正の角度で傾斜され且つ両方の
    要素の対向する壁部における横方向に延びる切欠きによ
    り分割される少なくとも2つの長手方向に離隔されたあ
    り面部分を設け、前記2つのあり面部分の両端を少なく
    とも越える位置の長手方向に離隔された横方向平面で切
    断することにより、前記ベース要素及び前記ライナ要素
    を画成することと、から成るあり継ぎ部設計方法。
  12. 【請求項12】  前記対向する壁部の他方の組におい
    て、前記2つの長手方向に離隔されたあり面部分の隣合
    う端部の中間に配置された少なくとも1つのあり面部分
    が設けられ、前記2つの組における切欠きがほぼ横方向
    に整列されている、請求項11記載のあり継ぎ部設計方
    法。
  13. 【請求項13】  前記対向する壁部の他方の組におい
    て、前記2つの長手方向に離隔されたあり面部分の隣合
    う端部の中間に配置された少なくとも1つのあり面部分
    が設けられ、前記2つの組における対応の点が、同組に
    おける対応の点間の長手方向の長さである所定距離の最
    大1/2まで、長手方向にオフセットされている、請求
    項11記載のあり継ぎ部設計方法。
  14. 【請求項14】  摩耗作用のある摩耗物質と接する可
    能性がある構造体の摩耗部分(18、518)に取り付
    けられる交換可能なライナ要素であって、端壁面、側壁
    面、上面及び下面を有し、前記上面及び下面の一方が前
    記摩耗物質と接するようになっている、比較的細長い矩
    形の平板状の単一の本体を備えており、前記上面及び下
    面の他方が、長手方向中心線に沿って移動させることに
    より、前記摩耗部分に対向する関係で配置されるように
    なっており、両方の側壁面に隣接する前記他方の面には
    、対向する壁部を有する横方向に間隔を置いた一体の立
    上り部分が設けられており、前記対向する壁部は鏡像関
    係で、前記長手方向中心線から等距離で離隔されており
    、前記本体の端部の間で前記対向する壁部に設けられた
    1対のほぼ同一の横方向に整列された切欠きを備えてお
    り、各切欠きが、前記対向する壁部の部分により、その
    長手方向の両端部で側面が形成され、前記側面形成部分
    の各々が、その関連の切欠きから離れていく方向におい
    て、前記長手方向中心線に対し収束する関係とされ、前
    記切欠きから離れている各対向する壁部が、前記摩耗部
    分に前記本体を反転可能に取り付ける場合に、前記側面
    形成部分と共働する2つの長手方向に離隔された付加的
    な部分を有しており、前記付加的部分のうちの第1の付
    加的部分が、前記側面形成部分のうちの第1の側面形成
    部分から離隔され、前記付加的部分のうちの第2の付加
    的部分が、前記側面形成部分のうちの第2の側面形成部
    分から離隔され、前記第1の側面形成部分が前記第1の
    付加的部分に平行であり、前記第2の側面形成部分が前
    記第2の付加的部分に平行となっており、前記対向する
    壁部の部分の各々が、前記1つの面及びその隣接の側壁
    面の方向に、横方向に傾斜されている、ライナ要素。
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