JPH04213131A - マイクロコンピュータの予約メモリに対するシャドーイング及び再マッピングを行なうシステム及び方法 - Google Patents

マイクロコンピュータの予約メモリに対するシャドーイング及び再マッピングを行なうシステム及び方法

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JPH04213131A
JPH04213131A JP3010792A JP1079291A JPH04213131A JP H04213131 A JPH04213131 A JP H04213131A JP 3010792 A JP3010792 A JP 3010792A JP 1079291 A JP1079291 A JP 1079291A JP H04213131 A JPH04213131 A JP H04213131A
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JP3010792A
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English (en)
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Sridhar Begur
スリッダー・ベガー
Jr Irvin R Jones
アーヴィン・ルーファス・ジョーンズ,ジュニア
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Hewlett Packard Co
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    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/06Addressing a physical block of locations, e.g. base addressing, module addressing, memory dedication
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
の予約メモリを効率的に管理するためのシステム及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータの内部メモリ内に
おいて、メモリのいくつかのアドレスは、特殊なシステ
ム機能を果たすために取っておかれるので、一般的なソ
フトウェアアプリケーションに利用することができない
。マイクロコンピュータの場合、一般に予約メモリとし
て知られる(本書では、もとの予約メモリと呼ぶ)この
メモリには、通常、ビデオメモリ、マイクロコンピュー
タの初期起動時、及び、初期起動後に、その内容がアク
セスを受ける基本入力/出力システム(BIOS)、及
び、周辺装置による利用に備えて取っておかれるメモリ
から構成できる部分が含まれている。もとの予約メモリ
のこうした部分の中には、BIOS及びビデオROM(
読取り専用メモリ)のように読取り専用のものもあれば
、一方、ビデオRAM(ランダムアクセスメモリ)のよ
うに読取り/書込みを行なえるものもある。
【0003】大部分のマイクロコンピュータにおいて、
BIOS及びビデオROMの内容は、EPROM(消去
可能プログラマブル読取り専用メモリ)に記憶される。 このタイプの記憶装置は、ダイナミックランダムアクセ
スメモリ(DRAM)のような他の読取り/書込み記憶
装置に比べて低速である。ビデオROM及びBIOSは
、極めて頻繁に利用されるので、これらのROMの内容
は、よりアクセス時間の速い記憶装置(本書では新しい
システムメモリと呼ぶ)に複写されることがよくある。
【0004】低速のもとの予約メモリから高速の新しい
メモリに複写することの望ましさを考慮して、「シャド
ーイング(shadowing)」として知られる技法
が考案された。この技法は、もとの予約メモリの選択部
分を新しいシステムメモリに複写できるようにし、引続
き、もとの予約メモリの選択部分にアクセスする代りに
、新しいシステムメモリに常駐の複写部分にアクセスで
きるようにするものである。典型的なシャドーイング案
の場合、もとの予約メモリの選択部分及び新しいシステ
ムメモリの対応部分(もとの予約メモリの選択部分が複
写される)は、同じメモリのアドレス位置にある。(も
とのシステムメモリに対応するアドレス位置を有する新
しいシステムメモリを、本書においてシャドーメモリと
呼ぶ。)データが損われないようにするには、複写され
るもとの予約メモリの選択部分と、シャドーメモリの対
応する部分を同時に使用可能にしないことが重要である
。 従って、もとの予約メモリの選択部分がシャドーメモリ
に複写されてしまうと、もとの予約メモリの選択部分に
対するアクセスが、シャドーメモリの対応する部分に向
けられることになる。シャドーメモリからの読取りは、
シャドーイングを施すように選択されたもとの予約メモ
リのBIOS及び任意の他の部分に関するより迅速で、
より効率のよいアクセスを可能にする。
【0005】一般に、シャドーイングは、シャドーイン
グを施すべきもとの予約メモリの選択部分の内容を一時
記憶場所に複写することによって行われる。これら選択
部分が、いったんこうした一時記憶場所に転送されると
、もとの予約メモリの選択部分が使用禁止になり、シャ
ドーメモリの対応部分が使用可能になる。さらに、第2
のステップにおいて、これらの一時記憶場所の内容は、
シャドーメモリにおける、それらの内容のもとの出どこ
ろと同じ記憶アドレス位置に複写される。この結果、も
との予約メモリの選択部分にアクセスすると、シャドー
メモリの対応部分にアクセスすることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャドーイング
手法に関する問題は、もとの予約メモリの選択部分が、
一時記憶場所に書き込まれる第1のステップと、さらに
、シャドーメモリの対応部分に書き込まれる第2のステ
ップという、2ステッププロセスを必要とする点にある
。さらに、従来の手法では、第1のインジケータを用い
て、もとの予約メモリとシャドーメモリのいずれにアク
セスすべきかを判定し、第2のインジケータを用いて、
シャドーメモリへの書込みアクセスが許可されることに
なるか否かを判定する案も利用された。第2のインジケ
ータの目的は、もとの予約メモリの内容が、いったんシ
ャドーメモリに複写されると、シャドーメモリに間違っ
て書込みが行なわれることがないようにすることにある
。この第2のインジケータが用いられなければ、シャド
ーメモリの内容が損なわれるという逆の事態を生じる可
能性がある。
【0007】上記の2つのインジケータによるアプロー
チの問題は、状態をむだにする点にある。例えば、第1
のインジケータがシャドーメモリにアクセスすべきであ
ると指示しなければ、第2のインジケータを活動させる
のはむだである。
【0008】予約メモリの記憶管理に関する従来の手法
には、次のようなもう1つの重大な欠陥及び問題がある
。予約メモリの選択部分がシャドーメモリに複写された
後、シャドーメモリの大部分が、利用されないフリーの
メモリであるという場合がよくある。すなわち、もとの
予約メモリの少なくとも一部に、シャドーイングが施さ
れず、シャドーメモリの対応する部分が未使用のままと
いうのが、通常の場合である。一般的なソフトウェアア
プリケーションは、一般的な記憶目的のために予約メモ
リにアクセスできるようには設計されていないので、機
構/手法の一部が、これらのフリーの部分にアクセスで
きるように工夫されていない限り、シャドーメモリのこ
うしたフリーの部分はむだになる。「一般的なソフトウ
ェアアプリケーション」とは、単に、もとの予約メモリ
内のアドレスに書き込むようには特に設計されていない
ソフトウェアアプリケーションという意味である。
【0009】シャドーメモリのフリーの部分にアクセス
するための方法が従来から存在するが、全て、何らかの
点で欠陥がある。従来の方法の場合、フリーのメモリに
対してアクセス可能な記憶場所の再マッピングを論理的
に行なうために、特殊な拡張メモリドライバが用いられ
る。しかし、こうした拡張メモリドライバは、マイクロ
コンピュータの初期起動時ではなく、ソフトウェアアプ
リケーションの実行時に利用されるので、システム性能
を劣化させることになりがちである。
【0010】もう1つの従来案では、最高位のアドレス
に再マッピングを施して、マイクロコンピュータがシャ
ドーメモリの一部にアドレス指定できるようにする。こ
の従来案の欠点は、フリーなメモリの再マッピングが始
められる記憶場所が既存の記憶場所に接している場合が
あるので、利用できるメモリ全体が連続することになら
ないという点である。すなわち、システムメモリのトッ
プ位置と、再マッピングで利用可能になる追加メモリの
ボトム位置の間にはギャップがある。
【0011】さらに、従来の再マッピング案は、全て、
16メガバイトに対応するアドレスより下からしかフリ
ーの予約メモリに対する再マッピングが行なえない。従
って、16メガバイトを超える新しいシステムメモリが
存在する場合、フリーの予約メモリに対する再マッピン
グが行なえない。
【0012】さらに、従来の再マッピング案では、一般
的なソフトウェアアプリケーションがこのフリーの予約
メモリにアクセスすることはできない。従来の再マッピ
ング案の場合、ディスクキャッシュメモリの場合のよう
に、特殊目的でしかフリーの予約メモリにアクセスする
ことができない。従って、コンピュータプログラムを特
注して、従来のマイクロコンピュータシステム及び方法
において、このフリーのメモリを利用できるようにしな
ければならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の場合、マイクロ
コンピュータの予約メモリを管理して、予約メモリの頻
繁にアクセスされる部分に迅速にアクセスできるように
し、利用されない予約メモリを、一般的なソフトウェア
アプリケーションによってアクセス可能なフリーのメモ
リとして用いることができるようにするシステム及び方
法を提供することによって、上述の関連技術の欠陥が克
服される。すなわち、本発明は、マイクロコンピュータ
の新しいシステムメモリ上のシャドーメモリを利用して
、もとの予約メモリ(前述の通り)の選択部分をシャド
ーイングし、その記憶場所が新しいシステムメモリにお
ける明確な最高位の物理的アドレスのすぐ上から開始す
るような追加システムメモリをシャドーメモリの未使用
部分(フリーの予約メモリ部分)に対して再マッピング
するためのシステム及び方法に関するものである。
【0014】一般に、本発明では、まず、もとの予約メ
モリのどの部分がシャドーイングを施すように選択され
ているかを確かめる。次に、もとの予約メモリの選択部
分の内容が、シャドーメモリの対応部分に複写される。 選択の決定は、ユーザの気まぐれを含む、いくつかの要
素に基づいて行なわれる可能性がある。
【0015】もとの予約メモリとシャドーメモリには同
じアドレスの記憶場所が含まれているので、1回につき
、これらのメモリの1つにしかアクセスできないのは重
要である。本発明では、もとの予約メモリの各部分毎に
単一のインジケータを利用して、シャドーイングプロセ
スに制御を加える。
【0016】もとの予約メモリの選択部分がシャドーメ
モリの対応部分に複写される間、インジケータは、第1
の状態が活動状態にあることを表示する。この結果、も
との予約メモリからの読取り、シャドーメモリへの書込
みが行なわれるが、インジケータは変化しない。従って
、複写プロセスは、メモリアドレスからデータを読み取
り、それから同じアドレスに書き込んで戻すことによっ
て構成されるが、その実際の効果は、もとの予約メモリ
から読み取られたメモリアドレスの内容が、シャドーメ
モリに複写されることである。
【0017】この複写が完了すると、インジケータは、
第2の状態が活動状態であることを表示する。この第2
の状態において、読取りを試みると、シャドーメモリか
ら読み取られる。書込みを試みると、何も起こらない。 この結果、シャドーメモリの有効な書込み保護が行なわ
れる。
【0018】本発明によれば、また、フリーの予約メモ
リにアクセス可能なメモリアドレスの再マッピングを行
なうことによって、さもなければアクセス不能なフリー
の予約メモリの利用が可能になる。もとの予約メモリの
どの部分にシャドーイングを施すように選択されたかに
従って、本発明は、まず、シャドーメモリの該当部分に
再構成を施し、フリーの予約メモリの非連続部分を連続
させる。次に、これらフリー部分の全体サイズを決定す
る。実際の物理的な新しいシステムメモリの最高位の場
所を検出し、この最高位の場所のすぐ上に追加システム
メモリのアドレスが割り当てられる。この追加システム
メモリのサイズは、フリーの予約メモリ部分のサイズに
対応する。
【0019】追加システムメモリの再マッピングがすむ
と、追加システムメモリに対する読取りまたは書込みア
クセスが、フリーの予約メモリの対応部分に向け直され
る。こうして、一般的なソフトウェアアプリケーション
が、シャドーメモリのフリーの未使用部分を利用するこ
とが可能になる。ただし強調しておかなければならない
のは、この追加システムメモリが物理的に存在せず、単
に、読取り/書込みアクセスをシャドーメモリに対して
向け直すためのプラットホームとして用いられるだけと
いう点である。
【0020】
【実施例】本発明は、マイクロコンピュータの予約メモ
リを有効に管理するためのシステム及び方法である。す
なわち、本発明は、マイクロコンピュータにおける予約
メモリ(本書ではもとの予約メモリと呼ぶ)の選択部分
の少なくとも1つをより高速のシャドーメモリの対応部
分に複写して、後続の利用に備え、未使用のメモリに対
してアクセス可能な記憶場所の再マッピングを施すこと
によって、さもなければ、アクセス不能な、この未使用
の予約メモリを有効利用するためのシステム及び方法に
関するものである。望ましい実施例の場合、まず、もと
の予約メモリの選択部分を複写し、次に、再マッピング
を行なう。また、望ましい実施例の場合、マイクロコン
ピュータの初期起動時に、複写と再マッピングの両方が
行なわれる。
【0021】図1及び図2には、本発明の概要図が示さ
れている。まず、図1を参照すると、もとのシステムメ
モリ102の一部をなすもとの予約メモリ110が示さ
れている。もとの予約メモリ110は、説明のため、A
−Dの部分にグループ化されたアドレス場所から構成さ
れる。実施例の1つでは、これらの部分は、システムの
サブルーチンまたは予約記憶場所の常駐が可能な任意の
サブディビジョン(すなわち、特定のサイズがない)を
表わしている。
【0022】また、図1には、その内部に、もとの予約
メモリ110のアドレス場所に対応するいくつかの記憶
場所を備えた新しいシステムメモリ104が示されてい
る。 これらの対応する記憶場所は、全体としてシャドーメモ
リと呼ばれ、110’で表示されている。もとの予約メ
モリ110及びシャドーメモリ110’に含まれるアド
レス場所は、一般的な記憶目的のために一般的なソフト
ウェアアプリケーションがアクセスすることはできない
【0023】ここで図2を参照すると、本発明のメモリ
管理操作に関する一般的なステップの概要が示されてい
る。ブロック202には、もとの予約メモリ110の選
択部分が、もとの予約メモリ102から新しいシステム
メモリ104の対応部分に“直接”複写されることを述
べた、メモリ管理操作における第1のステップが示され
ている。直接という意味は、もとの予約メモリ110の
選択部分が、中間の記憶場所を利用せずに、マイクロコ
ンピュータ(不図示)の中央演算処理装置(CPU)の
ような処理装置によって、シャドーメモリ110’の対
応部分にインクリメンタルに転送されるということであ
る。例えば、予約メモリ110のAで表示の部分(図1
)が選択されると、この選択部分の内容が、A’で表示
のシャドーメモリの対応部分に複写される。この複写の
場合、中間記憶領域は不要である。
【0024】ブロック203には、もとの予約メモリ1
10の選択部分に対するアクセスがシャドーメモリ11
0’の対応部分に向け直される次のステップが示されて
いる。上記の例に関連して、Aで表示の部分内における
記憶場所に対する後続の読取りまたは書込みアクセスは
、A’で表示の対応する場所に向け直される。
【0025】留意すべきは、シャドーイングに関連した
上述の説明の一部には、もとの予約メモリ110の2つ
以上の部分がシャドーイングの選択を受けるという意味
を言外に含んでいるという点である。ただし、理解すべ
きは、これは単なる例示であって、本発明は、もとの予
約メモリ110の単一部分だけにシャドーイングを施す
選択についても考慮している。
【0026】シャドーイングがすむと、ブロック204
にメモリ管理操作の次のステップが示されている。この
ブロック204の指示によれば、シャドーメモリ110
’のどの部分が未使用か、従って、フリーであるかを判
定しなければならない。この未使用のメモリ(本書では
、一般にフリーの予約メモリと呼ばれる)は、もとの予
約メモリ110のシャドーイングを施すべき部分の選択
によって生じる。例えば、予約メモリのDで表示の部分
(図1)がシャドーイングの選択を受けなかった場合、
シャドーメモリのD’で表示の対応部分は、未使用のま
まになる。
【0027】シャドーメモリ110’のどの部分がフリ
ーであるか判定されると、次のステップがブロック20
6で示される。ブロック206を参照すると、シャドー
メモリ110’の利用される部分(すなわち、もとの予
約メモリ110の選択部分の内容を記憶する部分)の内
容が、シャドーメモリ110’の他の利用部分に連続し
たシャドーメモリ110’の部分に複写される。こうし
て、シャドーメモリ110’の利用部分が、フリーの予
約メモリの部分と同様に、連続することになる。
【0028】上記の例については、シャドーメモリ11
0’の部分A’及びC’がシステムによって利用され、
ブロックB及びDは利用されていないことを表わした図
1に示されている。矢印116で概略が示されているよ
うに、次に部分C’の内容が部分B’に転送され、2つ
の部分B’及びC’が事実上スイッチされることになる
。こうして、シャドーメモリ110’において、利用部
分A’及びC’が、フリーの予約メモリを含む部分B’
及びD’のように連続することになる。
【0029】再び図2を参照すると、ブロック208に
は、フリーの予約メモリ部分が、新しいシステムメモリ
106の物理的に明確な最高位のアドレスから再マッピ
ングを施される、メモリ管理操作の最終ステップが示さ
れている。図1には、フリーの予約メモリ部分B’及び
D’が、部分B”及びD”で表示の新しいユーザメモリ
の記憶場所から再マッピングを施されて、追加システム
メモリ114の体裁が整うことになる。従って、追加シ
ステム114は、物理的に明確な最高位のアドレスで示
される記憶場所から開始し、再マッピングを施された部
分のトップ108のアドレスで終了する。
【0030】本発明において再マッピングが行なわれる
と、メモリ部分C’及びD’が、新しいシステムメモリ
106の物理的に明確な最高位のアドレスから始まる記
憶場所に物理的に移動したように見える。従って、追加
システムメモリ114に対応するメモリアドレスが、ソ
フトウェアアプリケーションには(不図示)、利用でき
るアクセス可能な記憶場所であるように見える。こうし
て、追加システムメモリ114が、シャドーメモリ11
0’内におけるフリーの予約メモリに対して再マッピン
グされたことになる。従って、この再マッピングによっ
て、一般的なソフトウェアアプリケーションが、さもな
ければアクセスできないフリーの予約メモリを利用でき
ることになる。ただし、強調しておかなければならない
のは、追加物理的メモリは、実際には、追加システムメ
モリと関連しているわけではなく、単に、一般的なソフ
トウェアアプリケーションにとって、そのように見える
というだけのことである。
【0031】次に、図3及び図4に関連して、本発明の
望ましい実施例の実施について少し詳しく説明すること
にする。図3には、もとの予約メモリに関して予測され
る内容の望ましい実施例が示されている。これらの内容
には、BIOS、オプションROM、ビデオROM、及
び、ビデオRAMが含まれる。もちろん、図3に示すも
との予約メモリ110の内容は、単に望ましい実施例に
関するものにすぎず、他の項目(メモリファイルのよう
な)も、もとの予約メモリ110の一部をなすことが可
能である。
【0032】図4には、マイクロコンピュータ(不図示
)の初期起動時におけるもとの予約メモリ110の選択
部分に対するシャドーイングの望ましい実施例について
概要が示されている。
【0033】望ましい実施例の場合、もとの予約メモリ
110が等しい長さの部分に区分化される。これらの各
部分は、レジスタ(不図示)に記憶されるのが望ましい
、シャドービットと呼ばれるビットと関連づけられる。 各シャドービットは、後述のように、選択が行なわれる
と、もとのシステムメモリ110の各部分についてシャ
ドーイングの制御を行なう。
【0034】マイクロコンピュータの初期起動時には、
シャドービットが0にリセットされ(楕円401で示さ
れるように)、アドレスポインタ(不図示)がもとの予
約メモリ110に関する選択部分の第1の記憶場所にセ
ットされる。次に、ブロック402から始めて、もとの
予約メモリ110の選択部分からダブルワードのデータ
がCPU(不図示)によって読み取られる。
【0035】CPUは、ダブルワードのデータ読取りを
すますと、ブロック404で示すように、初めにダブル
ワードのデータを読み取った同じアドレスに、そのダブ
ルワードのデータを書き込んで戻すように命令される。 ただし本発明によれば、CPUがダブルワードのデータ
を書き込むと、実際には、そのダブルワードのデータは
、シャドーメモリ110’の対応部分に直接書き込まれ
ることになる。留意すべきは、もとの予約メモリ110
と新しい予約メモリ110’は、同じメモリアドレスを
備えているので、1回につき、これらのメモリの1つし
か使用可能にし、アクセス可能にすることができないと
いう点である。従って、本発明によって、2つの予約メ
モリ(もとの予約メモリ110または新しい予約メモリ
110’)のどちらについて読取り、書込みを行なうか
の制御が行なわれる。上記で用いられたCPUは、単な
る例示で用いられたものであり、他のタイプの処理装置
が利用できるのは、もちろんである。
【0036】本発明では、シャドーメモリ110’にダ
ブルワードのデータが書き込まれると、次に、判定囲み
406で示すように、予約メモリ110の選択部分から
読み取るべきダブルワードのデータがそれ以上あるか否
かの判定を行なう。さらに読み取るべきデータがあれば
、もとの予約メモリ110の選択部分から次のダブルワ
ードのデータが読み取られ、このサイクルは、矢印40
7、ブロック402、ブロック404、及び、判定ブロ
ック406から成るループで示されるように、もとの予
約メモリ110の全ての選択部分が複写されるまで、続
けられる。それ以上読み取るべきデータがなければ、シ
ャドービットが、ブロック408に示すように1にセッ
トされる。これが行なわれると、予約メモリ110の選
択部分内の記憶場所に対する全ての読取りアクセスが、
ブロック410に示すように、シャドーメモリ110’
の対応する部分内の記憶場所に向けられる。従って、シ
ャドービットは、システムメモリ(もとのシステムメモ
リ102または新しいシステムメモリ104)のどちら
を使用可能にするかに関する指示に用いられる。もちろ
ん、シャドービットは、本発明の動作モードを示すだけ
のものであり、こうしたモードを示す任意の手段を用い
ることができるのは明らかである。また、CPUによっ
て、ダブルワードのデータの読取り及び書込みが実施さ
れたが、CPU(または、直接メモリアクセスコントロ
ーラのような他の任意の処理装置)がロードし、記憶す
ることが可能な任意のデータ単位を利用することもでき
るのは、もちろんである。
【0037】図3に示すように、望ましい実施例の場合
、もとの予約メモリ110とシャドーメモリ110’は
、両方とも、例えば、A0000H(Hが16進数であ
ることを表わしている)とFFFFFHとの範囲内にお
けるアドレス(このアドレス範囲は、一般に、本書にお
いて予約メモリ範囲と呼ぶ)を有するシステムメモリの
記憶場所に常駐している。これらのアドレスは、IBM
のPC及び互換性のあるPCに対する工業規格に対応す
るので、望ましい実施例で用いられている。ただし、も
との予約メモリ110及びシャドーメモリ110’は、
異なるアドレス及び異なるサイズで利用できるのは明ら
かである。
【0038】以上のように、シャドーメモリ110’に
は、利用されていない部分の存在する可能性があり、従
って、こうしたフリーの予約メモリ部分にアクセスでき
れば、一般的なソフトウェアアプリケーションが一般的
な記憶目的に利用することも可能である。通常、一般的
なソフトウェアアプリケーションは、一般的な記憶目的
のために、予約メモリ110’にアドレス指定するよう
には設計されていないので、このフリーの予約メモリへ
のアクセスを可能にするには、アドレスの再マッピング
を必要とする。
【0039】再び図3を参照すると、本発明の望ましい
実施例によって考慮されている一般的な状況の場合、シ
ャドーイングの選択を受けるのは、BIOSとビデオR
OMだけである。従って、もとの予約メモリ110の選
択部分に対応するシャドーメモリ110’の他の部分が
、全て利用されるわけではないので、フリーの予約メモ
リが含まれることになる。このフリーの予約メモリにア
クセスできるようにするため、本発明で行なう第1のス
テップは、シャドーメモリ110’の利用部分とフリー
部分を連続させることである。この第1のステップの例
は、次の通りである。矢印402で示すように、シャド
ーメモリ110’のアドレスC0000Hで始まる部分
からアドレスE0000Hで始まる部分に、ビデオRO
Mの内容が複写される。この複写が完了すると、もとの
予約メモリ110のビデオROMとBIOSを含む部分
に対応するシャドーメモリ110’の部分が、利用予約
メモリの連続した部分を形成し、シャドーメモリ110
’のオプションROMとビデオRAMを含む部分が、フ
リーの予約メモリの連続したセクションを形成する。
【0040】もとの予約メモリ110のオプションRO
Mに対応する部分に、シャドーイングが施されると、従
って、シャドーメモリ110’の対応部分が利用される
と、望ましい実施例の場合、利用予約メモリの複写は行
なわれない。これは、さもなければ、ビデオROMの複
写が行なわれることになるシャドーメモリの該当部分(
アドレスE0000H)に、オプションROMが常駐し
ているためである。ただし、予約メモリのフリー部分の
組合せを任意に操作することによって、シャドーメモリ
110’に連続したフリーメモリの部分が生じることに
なるのは、もちろんである。
【0041】シャドーメモリ110’の上述の部分を連
続させた後、本発明は、次に、新しいシステムメモリ1
04の最高位の記憶場所を判定する。新しいシステムメ
モリの物理的に明確なこの最高位のアドレスが、図3の
106で示されている。図3に示す例の場合、追加シス
テムメモリ114が、シャドーメモリ110’のアドレ
スA0000H〜DFFFFHに再マッピングされる。 こうして、新しいシステムメモリ106の物理的に明確
な最高位のアドレスを超える0〜256キロバイト(K
バイト)の記憶場所を利用しようとする一般的なソフト
ウェアアプリケーションが、実際に、フリーの予約メモ
リにアクセスする。
【0042】上述のように、本発明の望ましい実施例の
場合、フリーの予約メモリの連続した部分だけが再マッ
ピングを受ける。ただし、本発明は、フリーの非連続シ
ャドーメモリにも再マッピングを施すことが可能な他の
再マッピング案を考慮したものであることは、もちろん
である。
【0043】図3〜図5に関連して、下記で、本発明に
関するさらに詳細な説明を行うことにする。上述のよう
に、本発明の望ましい実施例は、シャドーメモリ110
’を再分割して、それぞれ、64kバイトのサイズの部
分にすることを意図したものである。また、望ましい実
施例の場合、シャドーイングを施すことができるのは、
もとの予約メモリ110のBIOS、オプションROM
及びビデオROMの部分に限られる。ただし、もとの予
約メモリ110の他の部分に対するシャドーイングを可
能にする、他の構成が可能であるのはもちろんである。
【0044】もとの予約メモリのどの部分にシャドーイ
ングの選択を行なうべきかの決定は、ユーザがマイクロ
コンピュータの初期起動前に行なう。この選択情報は、
持久記憶装置内に構成情報として維持され、マイクロコ
ンピュータの主電源が切れても、保持されるようになっ
ている。
【0045】マイクロコンピュータが初期起動されると
、BIOSがこの持久記憶装置内の情報を読み取り、も
との予約メモリ110のどの部分がシャドーイングの選
択を受けたかを検出する。I/Oレジスタ508(図5
の下方に示す)に納められたシャドービットを利用して
、動作モード、すなわち、もとの予約メモリ110の選
択部分に関するシャドーイングメカニズムの状態が判定
される。マイクロコンピュータが初期起動されると、こ
のシャドービットは、0にリセットされる。上述のよう
に、シャドービットが0の場合、もとの予約メモリ11
0からメモリの読取りが行なわれて、シャドーメモリ1
10’に書き込まれたことを表わしている。従って、予
約メモリの範囲内の記憶場所に読取りアクセスを行なう
と、もとの予約メモリ110内のメモリから読取りが行
なわれることになる。逆に、予約メモリの範囲内の記憶
場所に書込みをしようとすると、シャドーメモリ110
’内のメモリに書込みが行なわれることになる。望まし
い実施例の場合、このシャドーメモリ110’は、DR
AMの形をとる。
【0046】ここで、図5を参照すると、BIOS(5
24で示す)が、もとの予約メモリ110のどの部分に
シャドーイングの選択が行なわれたかを判定すると、マ
イクロコンピュータの初期起動時に、I/Oレジスタ5
08におけるシャドービット520が0にリセットされ
る。BIOS524は、次に、CPUに命令して、シャ
ドーイングを施すべきもとの予約メモリ110の選択部
分のアドレスにおけるダブルワードのデータを読み取ら
せる。抑止回路512は、アドレスライン510を介し
てこのアドレスを受信する。また、抑止回路は、読取り
/書込みライン504を介して、読取りサイクルを書込
みサイクルのどちらかが行なわれているかを表わす信号
を受信する。望ましい実施例の場合、読取り/書込みラ
イン504を介したBIOS524からの0は、読取り
サイクルが行なわれていることを表わし、1は、書込み
サイクルが行なわれていることを表わしている。
【0047】I/Oレジスタ508におけるシャドービ
ット520が0であることに基づき、抑止回路512は
、読み取るべきアドレスが、シャドーメモリ110’と
は対照的なもとの予約メモリ110からのものであると
判定する。次に、抑止回路512は、使用禁止ライン5
14を介して論理回路516に1を送る。結果として、
論理回路516がチップ使用可能ライン518を介して
1を送り、システムメモリを使用禁止にする。また、論
理回路516は、ホスト局所メモリ信号ライン520を
介して0を送り、もとのシステムメモリ102を使用可
能にする。従って、読み取られるデータは、もとのシス
テムメモリ102のもとの予約メモリ110から読み取
られる。
【0048】BIOS524は、次に、CPUに命令し
て、読み取ったアドレスと同じアドレスに、ダブルワー
ドのデータを書き込んで戻す。抑止回路512は、書込
みサイクルが行なわれていることを表わし、I/Oレジ
スタ508のシャドービット520が0であることを示
す0をBIOSから読取り/書込みライン504を介し
て受信すると、使用禁止ライン514を介して論理回路
516に0を送る。論理回路は、次に、チップ使用可能
ライン518を介して0を送ることによって、新しいシ
ステムメモリ104を使用可能にし、ホスト局所メモリ
信号ライン520を介して1を送ることによって、もと
のシステムメモリ102を使用禁止にする。
【0049】次に、BIOS524は、I/Oポート5
22を介してI/Oレジスタ508に情報を送り、もと
の予約メモリ110のどの部分が新しい予約メモリ11
0’に複写されたかを明らかにする。次にシャドーメモ
リ110’に複写されたもとの予約メモリ110の該当
部分を表わすI/Oレジスタ508内のシャドービット
520が、1に等しくなるようにセットされる。
【0050】後続の読取りサイクル時に、抑止回路51
2は、アドレスライン510を介して読み取るべき記憶
場所のアドレスを受信する。抑止回路512は、予約メ
モリの範囲内にあるアドレスにしか感応しない。I/O
レジスタ508内のビットが、I/Oレジスタ508に
対し、そのアドレスが、シャドーイングの選択を受けた
もとの予約メモリ110の一部であることを示している
場合、抑止回路が使用禁止ライン514を介して論理回
路516に0を送ることによって、上述のように、シャ
ドーメモリ110’を使用可能にし、もとの予約メモリ
110を使用禁止にする。こうして、シャドーメモリ1
10’からの読取りが行なわれることになる。そのアド
レスが、もとの予約メモリ110の選択部分からのもの
でなければ、もとの予約メモリ110自体からの読取り
が行なわれる。
【0051】後続の書込みサイクル時に、書き込むべき
アドレスが予約メモリの範囲にある場合、及び、抑止回
路512が、そのアドレスがシャドーイングの選択を受
けたもとの予約メモリの一部に含まれることを明示する
場合、論理回路516は、シャドーメモリ110’とも
との予約メモリ110の両方を使用禁止にする。従って
、論理回路516は、チップ使用可能ライン518を介
して1を送り、ホスト局所メモリ信号ライン520を介
して1を送る。こうして、シャドーメモリ110’は、
この時点で、書込み保護が有効に行なわれることになる
【0052】望ましい実施例の場合、もとの予約メモリ
110の3つの指定部分だけが、シャドーイングを許さ
れる。すなわち、これらの3つの部分は、それぞれ、サ
イズが64Kバイトであり、C0000H(ビデオRO
M)、E0000H(オプションROM)及び、F00
00H(BIOS)から始まる。もちろん、本発明は、
もとの予約メモリ110に関する上述の特定の3つの部
分に対するシャドーイングに限定されることのない、ま
た、もとの予約メモリ110の3つの部分に対する正確
なシャドーイングに限定されることのない、シャドーイ
ングメカニズムの利用を意図したものである。また、も
との予約メモリ110の上述の部分は、任意のサイズと
することが可能であり、64Kバイトに限定されるもの
でないのは、明らかである。
【0053】従って、上述のシャドーイング技法によっ
て、もとの予約メモリ110の部分が、一般に、もとの
予約メモリ110より高速のシャドーメモリ110’に
効率よく、かつ、選択的に複写することが可能になる。 BIOSのようなもとの予約メモリ110の部分は、頻
繁にアクセスを受けるので、こうしたシャドーイングに
よって、マイクロコンピュータは、全体として、より迅
速に動作することが可能になる。
【0054】次に、図6及び図3に関連して、本発明の
再マッピング案についてより詳細に説明する。前述のよ
うに、再マッピングは、シャドーメモリ110(すなわ
ち、フリーの予約メモリ)の未使用部分を選択して、該
未使用部分にアクセス可能な記憶場所の再マッピングを
施して、一般的なソフトウェアアプリケーションがシャ
ドーメモリ110’の未使用部分にアクセスできるよう
にしなければならない。
【0055】望ましい実施例の場合、再マッピングは、
マイクロコンピュータの初期起動時に、BIOSによっ
て自動的に行なわれる。もとのシステムメモリ110の
どの部分にシャドーイングを施すべきかの指定に用いら
れる持久記憶装置が、BIOSによって読取られ、再マ
ッピングを施す部分が決定される。留意すべきは、シャ
ドーメモリ110’のシャドーイングを施される部分は
利用されるので、シャドーイングを施されたシャドーメ
モリ110’の該当部分には、再マッピングが施されな
い。
【0056】望ましい実施例の場合、シャドーメモリ1
10’のどの部分に再マッピングを施すことができるか
に関しては、2つの選択しかない。アドレスA0000
Hで始まる128Kバイトの部分と、アドレスA000
0Hで始まる256Kバイトの部分の何れかである。本
発明によれば、シャドーメモリ110’の部分が用いら
れない場合に限って、256Kバイトの選択が行なわれ
る。BIOS及びビデオROMに対応するシャドーメモ
リ110’の該当部分だけが用いられている場合、BI
OSがこれを検出し、A0000H〜BFFFFHの部
分に対してだけ自動的に再マッピングを施す。ただし、
シャドーメモリ110’のどの部分に再マッピングが可
能かについても、こうした部分の数またはサイズについ
ても固有の制約条件がないのは、もちろんである。
【0057】上述のように、BIOS524は、もとの
予約メモリ110のどの部分がシャドーイングの選択を
受けたかに関する情報を含む持久記憶装置の読取りを行
ない、それによって、シャドーメモリ110’のどの部
分に再マッピングを施すべきかの判定を行なう。BIO
S524によって、この情報がI/Oポート602に送
られ、さらに、ライン604を介して、この情報は再マ
ッピングレジスタ608に送られる。望ましい実施例の
場合、再マッピングレジスタ608には、シャドーメモ
リ110’のどちらの部分に再マッピングを施すべきか
を表わした全部で2つの再マッピングビット626が含
まれている。該再マッピングビット626のどちらかが
セットされるかによって、シャドーメモリ110’のA
0000Hで始まる第1の256Kバイトのどちらに再
マッピングを施すかが決まる。これらの再マッピングビ
ット626のどちらもセットされない場合には、再マッ
ピングビット626のどちらもセットされない場合には
、再マッピングは全く行なわれない。再マッピングレジ
スタ608内のこうした再マッピングビット626は、
マイクロコンピュータの初期起動時に構成される。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、マイク
ロコンピュータの予約メモリを管理して、予約メモリの
頻繁にアクセスされる部分に迅速にアクセスできるよう
にし、利用されない予約メモリを、一般的なソフトウェ
アアプリケーションによってアクセス可能なフリーのメ
モリとして用いることができるようにするシステム及び
方法が提供される。
【0059】さらに、本発明によれば、また、フリーの
予約メモリにアクセス可能なメモリアドレスの再マッピ
ングを行なうことによって、さもなければアクセス不能
なフリーの予約メモリの利用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高レベルの概念図である。
【図2】本発明の高レベルの流れ図である。
【図3】本発明の中レベルの概念図である。
【図4】本発明のシャドーイング機構の中レベルの流れ
図である。
【図5】シャドーイング機構に用いられる回路のブロッ
ク図である。
【図6】再マッピング機構に用いられる回路のブロック
図である。
【符号の説明】
102…もとのシステムメモリ 104’…新しいシステムメモリ 110…もとの予約メモリ 110’…新しい予約メモリ 114…アクセス可能メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置で用いられる、マイクロコン
    ピュータのもとの予約メモリの選択部分をシャドーメモ
    リにシャドーイングするためのシステムであって:もと
    の予約メモリの選択部分がシャドーメモリに複写される
    かどうかを決定するための第1の手段と;前記第1の手
    段に応答して、第1のシャドー状態又は第2のシャドー
    状態が活動状態であるかどうかを指示するための第2の
    手段と;前記第2の手段が前記第1のシャドー状態にあ
    る場合に、中央処理装置に、もとの予約メモリの選択部
    分を読み取らせ、同部分をシャドーメモリの対応する部
    分に書き込ませるための第3の手段と;前記第3の手段
    が、前記第2の手段が前記第2のシャドー状態にある場
    合に、中央処理装置にシャドーメモリの前記対応する部
    分から読み取らせるための手段を備えていることと;か
    ら成ることを特徴とするシステム。
JP3010792A 1990-01-31 1991-01-31 マイクロコンピュータの予約メモリに対するシャドーイング及び再マッピングを行なうシステム及び方法 Pending JPH04213131A (ja)

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