JPH04212789A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH04212789A
JPH04212789A JP3019982A JP1998291A JPH04212789A JP H04212789 A JPH04212789 A JP H04212789A JP 3019982 A JP3019982 A JP 3019982A JP 1998291 A JP1998291 A JP 1998291A JP H04212789 A JPH04212789 A JP H04212789A
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Katsumi Ogiue
荻上 勝己
Yukiro Suzuki
鈴木 幸郎
Ikuo Masuda
増田 郁郎
Masanori Odaka
小高 雅則
Hideaki Uchida
英明 内田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリ・セルが大規模に
集積化された半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリ・セルが大規模に集積化された半
導体集積回路(以下、半導体メモリと言う)の一種とし
て、いわゆるRAMがある。
【0003】RAM(ランダムアクセスメモリ)は、情
報を一時的に蓄え、必要な時期にそれを読み出すことが
できるデバイスであり、読出し/書込みメモリとも呼ば
れる。  RAMは、情報を記憶するメモリ・セル,外
部から特定のメモリ・セルを選択するアドレス回路,情
報の読出し・書込みを制御するタイミング回路等からな
る。  RAMにおいては、複数のメモリ・セルがマト
リックス状に配置される。この複数のメモリ・セルから
所望のメモリ・セルを選択する動作は、上記マトリック
スの交点を指定する形で行なわれるため、アクセス時間
は、メモリ・セルの位置(番地)によらず一定である。
【0004】RAMは、バイポーラRAMとMOSRA
Mとに大きく二分類される。
【0005】バイポーラRAMは下記の長所を有する。
【0006】 (1)  MOSRAMに比較すると高速で動作する。
【0007】 (2)  メモリ・セルの動作はスタティック形であり
、タイミング等のコントロールが簡単である。
【0008】これに対して、バイポーラRAMは下記の
欠点を有する。
【0009】 (3)  MOSRAMに比較すると、消費電力(特に
非動作時)が大きい。
【0010】 (4)  MOSRAMに比較すると、製造工程が複雑
で、高集積度が得にくい。バイポーラRAMは、入出力
レベルの違いにより、TTL形とEOL形の二種類に分
けられる。TTLインターフェイスのバイポーラRAM
のアクセスタイム(読出し時間)は30〜60(nse
c)の範囲にあり、ECLインターフェイスのバイポー
ラRAMのアクセスタイムは4〜35(nsec)の範
囲にある。
【0011】従って、バイポーラRAMは高速性を要求
される各種メモリ・システムに応用されている。
【0012】一方、バイポーラRAMと比較し、MOS
RAMは、その構造及び製造工程が簡単で、消費電力,
記憶密度,価格の面で有利であり、高速動作を必要とし
ない領域で使用されている。
【0013】MOSRAMは、ダイナミック形とスタテ
ィック形とに分類される。
【0014】ダイナミック形MOSRAMは、そのメモ
リ・セルが、比較的少ないトランジスタにより構成され
る、すなわち1ビット当り1〜3個のトランジスタによ
り構成される(1〜3トランジスタ/ビット)。そのた
め、同一チップ面積であれば、後で述べるスタティック
形MOSRAMに比べビット密度が高くなる。
【0015】ダイナミック形MOSRAMにおいては、
情報がメモリ・セル内の容量に電荷として記憶される。 容量に蓄積された電荷は、リーク電流等によって放電さ
れてしまうため、所定時間内にメモリ・セルの情報を読
出し、再度書込む(リフレッシュ)ことが必要となる。
【0016】これに対して、スタティック形MOSRA
Mにおいては、そのメモリ・セルとして、一般に6個の
素子によって構成されたフリップフロップ回路が使われ
る。このため、ダイナミック形MOSRAMで必要とさ
れるようなリフレッシュを必要としない。
【0017】ダイナミック形MOSRAMのアクセスタ
イムは100〜300(nsec)の範囲にあり、スタ
ティック形MOSRAMのアクセスタイムは30〜20
0(nsec)の範囲にある。また、MOSRAMのア
クセスタイムはバイポーラRAMと比較すると大きな値
である。
【0018】一方、ホトリソグラフィー技術の改良によ
り半導体集積回路内のMISFETの素子寸法の縮細化
が進められており、1982年10月発刊の IEEE
 JOURNALOF SOLID−STATE CI
ROUIT, VOL. SC−17, NO.5, 
頁793乃至797には、2(μm)のデザイン・ルー
ルのウェハ・プロセス技術を用い、アクセスタイム65
(nsec)動作消費電力200(mW),待機消費電
力10(μW)の64KビットのスタティックMOSR
AMが記載されている。
【0019】一方、ECL形のバイポーラRAMの一例
としては、アクセスタイム15(nsec)消費電力8
00(mW)の4KビットのECL形バイポーラRAM
が製品名HM100474−15として、本出願人より
製造,販売されている。
【0020】以上説明したように、高速・高消費電力の
バイポーラRAMの特徴と低速・低消費電力のMOSR
AMの特徴とは全く独立に、半導体メモリの記憶容量は
、1Kビット,4Kビット,16Kビット,64Kビッ
ト,256Kビット,1Mビット……と大容量化する技
術動向がある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】半導体メモリの消費電
力と、バイポーラ・トランジスタの素子寸法を決める現
在のホトリソグラフィー技術とを考慮すると、バイポー
ラRAMの記憶容量は16Kビットが限界であろう。
【0022】一方、半導体メモリーの記憶容量の大容量
化(特に64Kビット以上)に伴って、半導体チップ面
積も増大し、RAMのアドレス回路の信号線は大面積の
半導体チップ上で長距離にわたり配置される。アドレス
回路の信号線の距離が長くなると、当然この信号線の浮
遊容量が大きくなるばかりか、この信号線の等価分布抵
抗も大きくなる。微細化のために、ホトリソグラフィー
技術を改良することによって、アドレス回路の信号線の
配線幅が2(μm)以下にされると、信号線の等価分布
抵抗も一層大きくなる。また、大容量化に伴って各回路
のファンアウトも大きくなるので、次段MOSのゲート
容量による負荷容量も大きくなる。従って、2(μm)
のホトリソグラフィー技術を用い、アドレス回路の全て
がCMOSによって構成された64KビットMOSRA
Mにおいては、アドレスのアクセスタイムは30(ns
ec)が限界であろう。
【0023】本発明は、ECL形のバイポーラRAMに
相当するアクセスタイムとスタティックMOSRAMに
相当する消費電力とを有する半導体メモリを開発するに
際し、本発明者によってなされたものである。
【0024】本発明の目的は、高速度で、低消費電力の
半導体メモリを提供することにある。  本発明の前記
ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記
述および添付図面からあきらかになるであろう。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0026】半導体メモリ内のアドレス回路、タイミン
グ回路などにおいて、長距離の信号線を充電および放電
する出力トランジスタ及びファンアウトの大きな出力ト
ランジスタは、バイポーラ・トランジスタにより構成さ
れ、論理処理、例えば、反転,非反転,NAND,NO
R等を行なう論理回路はCMOS回路により構成されて
いる。
【0027】
【作用】CMOS回路によって構成された論理回路は低
消費電力であり、この論理回路の出力信号は低出力イン
ピーダンスのバイポーラ出力トランジスタを介して長距
離の信号線に伝達される。低出力インピーダンスである
バイポーラ出力トランジスタを用いて出力信号を信号線
に伝えるようにしたことにより、信号線の浮遊容量に対
する信号伝播遅延時間の依存性を小さくすることができ
るという作用によって、低消費電力で高速度の半導体メ
モリを提供するという目的を達成することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。
【0029】図1には、記憶容量が64Kビットで、入
出力が1ビット単位で行なわれるスタティックRAMの
内部構成が示されている。破線ICで囲まれた各回路ブ
ロックは、半導体集積回路技術によって、1個のシリコ
ンチップに形成されている。本実施例のスタティックR
AMは、それぞれが16Kビット(=16384ビット
)の記憶容量を持つ4つのマトリックス(メモリ・アレ
イM−ARY1〜M−ARY4)を有し、これにより合
計で64Kビット(=65536ビット)の記憶容量を
持つようにされている。4つのメモリ・アレイM−AR
Y1〜M−ARY4は、互いに同様な構成にされており
、それぞれには、メモリ・セルが128列(ロウ)×1
28行(カラム)に配置されている。
【0030】複数のメモリ・セルを有するメモリ・アレ
イから所望のメモリ・セルを選択するためのアドレス回
路は、アドレスバッファADB,ロウデコーダR−DC
R0,R−DCR1,R−DCR2,カラムデコーダC
−DCR1〜DCR4,カラムスイッチC−SW1〜C
−SW4等から構成されている。
【0031】情報の読出し・書込みを扱う信号回路は、
特に制限されないが、データ入力バッファDIB,デー
タ入力中間アンプDIIA1〜DIIA4,データ出力
バッファDOB,データ出力中間アンプDOIA,セン
スアンプSA1〜SA16から構成されている。
【0032】情報の読出し・書込み動作を制御するため
のタイミング回路は、特に制限されないが、内部制御信
号発生回路COM−GE,センスアンプ選択回路SAS
Cから構成されている。
【0033】ロウ系のアドレス選択線(ワード線WL1
1〜WL1128,WL21〜WL2128,WR11
〜WR1128,WR21〜WR2128)には、アド
レス信号A0〜A8に基づいて得られるデコード出力信
号がローデコーダR−DCR1,R−DCR2より送出
される。上記アドレス信号A0〜A8のうち、アドレス
信号A7,A8は、4つのメモリ・マトリックスM−A
RY1〜M−ARY4から1つのメモリ・マトリックス
を選択するために用いられる。
【0034】アドレスバッファADBは、アドレス信号
A0〜A15を受け、これにもとづいた内部相補アドレ
ス信号a0〜a15を形成する。なお、内部相補アドレ
ス信号a0は、アドレス信号A0と同相の内部アドレス
信号a0と、アドレス信号A0に対して位相反転された
内部アドレス信号a0とによって構成されている。残り
の内部相補アドレス信号a1〜a15についても、同様
に、内部アドレス信号a1〜a15と内部アドレス信号
a1〜a15とによって構成されている。
【0035】アドレスバッファADBによって形成され
た内部相補アドレス信号a0〜a15のうち、内部相補
アドレス信号a7,a8,a9〜a15は、カラムデコ
ーダC−DCR1〜C−DCR4に供給される。カラム
デコーダC−DCR1〜C−DCR4は、これらの内部
相補アドレス信号を解読(デコード)し、このデコード
によって得られた選択信号(デコード出力信号)を、カ
ラムスイッチC−SW1〜C−SW4内のスイッチ用絶
縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、MISFET
と称する) Q1001, Q1001, Q1128
, Q1128, Q2001,Q2001,Q300
1,Q3001,Q4001,Q4001,のゲート電
極に供給する。
【0036】ワード線WL11〜WL1128,WL2
1〜WL2128,WR11〜WR1128,WR21
〜WR2128のうち、外部からのアドレス信号A0〜
A8の組合わせによって指定された1本のワード線が上
述したロウデコーダR−DCR1,R−DCR2によっ
て選択され、上述したカラムデコーダC−DCR1〜C
−DCR4及びカラムスイッチC−SW1〜C−SW4
によっとて、外部からのアドレス信号A7,A8,A9
〜A15の組合せによって指定された1対の相補データ
線が複数の相補データ線対D1001,D1001〜D
1128,D1128,D2001,D2001〜D2
128,D2128,D3001,D3001〜D31
28,D3128,D4001,D4001〜D412
8,D4128のなかから選択される。 これにより、選択されたワード線と選択された相補デー
タ線対との交点に位置されたメモリ・セルM−CELが
選択される。
【0037】読出し動作においては、スイッチ用MIS
FETQ1,Q1〜Q4,Q4,Q8,Q8,Q12,
Q12,Q16,Q16が、特に制限されないが、内部
制御信号発生回路COM−GEから出力された制御信号
によりオフ状態にされる。これにより、コモンデータ線
CDL1,CDL1〜CDL4,CDL4と書込み信号
入力中間アンプDIIA1〜DIIA4とが電気的に分
離される。選択されたメモリ・セルの情報は、選択され
た相補データ線対を介してコモンデータ線に伝えられる
。コモンデータ線に伝えられたメモリ・セルの情報は、
センスアンプによりセンスされ、データ出力中間アンプ
DOIA及びデータ出力バッファDOBを介して外部に
出力される。
【0038】なお、本実施例では、センスアンプが16
個設けられているが、これらのセンスアンプSA1〜S
A16のうち、1つのセンスアンプ、すなわちその入力
端子がコモンデータ線を介して選択された相補データ線
対に結合されたセンスアンプがセンスアンプ選択回路S
ASCからのセンスアンプ選択信号により選択されて、
センス動作を実行する。
【0039】書込み動作においては、スイッチMISF
ETQ1,Q1〜Q4,Q4,Q8,Q8,Q12,Q
12,Q16,Q16が内部制御信号発生回路COM−
GEからの制御信号によってオン状態にされる。アドレ
ス信号A7〜A15に従って、例えば、カラムデコーダ
C−DCR1がスイッチ用MISFETQ1001,Q
1001をオン状態にした場合、データ入力中間アンプ
DIIA1の出力信号は、コモンデータ線対CDL1,
CDL1,MISFETQ1,Q1,Q1001,Q1
001を介して相補データ線対D1001,D1001
に伝えられる。このとき、ロウデコーダR−DCR1に
よってワード線WL11が選択されていれば、 このワ
ード線WL11 と相補データ線D1001,D100
1との交点に設けられたメモリ・セルにデータ入力中間
アンプDIIA1の出力信号に応じた情報が書き込まれ
る。
【0040】コモンデータ線対CDL1,CDL1は、
特に制限されないが、本実施例においては、4組のコモ
ンデータ線対(サブコモンデータ線対)により構成され
ている。同図には、これら4組のコモンデータ線対のう
ち、2組のコモンデータ線対が示されている。残りの2
組のコモンデータ線対も、図示されているコモンデータ
線対と同様に、それぞれスイッチ用MISFETQ2,
Q2,Q3,Q3を介してデータ入力中間アンプDII
A1に結合されるようにされている。この4組のコモン
データ線対のそれぞれには、1個のセンスアンプの入力
端子と、32組のスイッチ用MISFETの一方の入出
力電極が結合されている。すなわち、第1のコモンデー
タ線対には、センスアンプSA1の入力端子と、スイッ
チ用MISFETQ1001,Q1001〜Q1032
,Q1032の入出力端子が結合され、第2のコモンデ
ータ線対には、 センスアンプSA2の入力端子と、 
スイッチ用MISFETQ1033,Q1033〜Q1
064,Q1064の入出力端子が結合され、第3のコ
モンデータ線対には、センスアンプSA3の入力端子と
、スイッチ用MISFETQ1065,Q1065〜Q
1096,Q1096の入出力端子が結合され、第4の
コモンデータ線対には、センスアンプSA4の入力端子
と、スイッチ用MISFETQ1097,Q1097〜
Q1128,Q1128の入出力端子が結合されている
。書込み動作においては、これら4組のコモンデータ線
対は、スイッチ用MISFETQ1,Q1〜Q4,Q4
を介して互いに電気的に結合されるが、読出し動作にお
いては、互いに電気的に分離される。これにより、読出
し動作のとき、センスアンプの入力端子に結合される浮
遊容量を減らすことが可能であり、読出し動作の高速化
を図ることができる。 なお、読出し動作においては、スイッチ用MISFET
を介して選択されたメモリ・セルからの情報が伝えられ
たサブコモンデータ線対に、その入力端子が結合された
ところのセンスアンプのみが選択されて、センス動作を
実行するようにされている。他のコモンデータ線対CD
L2,CDL2〜CDL4,CDL4についても、上述
したコモンデータ線対CDL1,CDL1と同様な構成
にされている。
【0041】なお、本実施例では、スイッチ用MISF
ETQ1,Q1〜Q4,Q4,Q8,Q8,Q12,Q
12,Q16,Q16に共通の制御信号WECSが供給
されるようにされているが、各スイッチ用MISFET
にカラムでコーダからの選択信号を供給するようにして
もよい。このようにすれば、書込み動作において、デー
タ入力中間アンプの負荷容量を減らすことが可能であり
、書込み動作の高速化を図ることが可能となる。
【0042】内部制御信号発生回路COM−GEは、2
つの外部制御信号すなわちCS(チップセレクト信号)
,WE(ライトイネーブル信号)を受けて、複数の制御
信号CS1,CS2,CS3,WECS,WECS,D
OC等を発生する。
【0043】センスアンプ選択回路SASCは、チップ
セレクト信号CSと、内部相補アドレス信号a7〜a1
5を受けて、上述したセンスアンプ選択信号と、内部チ
ップセレクト信号CS,CSを形成する。
【0044】図2は、図1のアドレスバッファADB,
ロウデコーダR−DCR0,R−DCR1,R−DCR
2をさらに詳細に示すブロックダイアグラムである。
【0045】図2において、出力側が黒くマークされた
論理シンボルの回路は出力信号線を充電および放電する
出力トランジスタがバイポーラ・トランジスタにより構
成され、反転,非反転,NAND,NOR等の論理処理
用トランジスタがCMOSにより構成された準CMOS
回路であり、通常の論理シンボルの回路は純CMOS回
路である。
【0046】図2に示すようにアドレスバッファADB
には、外部からTTLレベルのアドレス信号A0〜A3
をその入力に受け、非反転出力a0〜a3と反転出力a
0〜a3を相補出力信号線に送出するための非反転・反
転回路G0〜G3が配置されている。この非反転・反転
回路G0〜G3は図4に示す如き準CMOS回路により
構成されている。
【0047】図4において、Q40,Q42,Q44,
Q46,Q50,Q52,Q53はNチャンネルのMI
SFETであり、Q41,Q42,Q43,Q49はP
チャンネルのMISFETであり、Q47,Q48,Q
51,Q54はNPNバイポーラ・トランジスタである
【0048】抵抗R40とMISFETQ40とは、入
力端子に印加される外部サージ電圧からMISFETQ
41,Q42のゲート絶縁膜を保護するためのゲート保
護回路を構成する。
【0049】Q41,Q42,Q43,Q44は2段カ
スケード接続されたCMOSインバータを構成するため
、ノードN1の信号と同相の信号がノードN3に伝達さ
れる。
【0050】Q45,Q46もCMOSインバータを構
成するため、ノードN3と逆相の信号がノードN4に伝
達される。
【0051】Q47は出力端子OUTの容量性負荷C4
1の充電用出力トランジスタで、Q48は容量性負荷C
41の放電用出力トランジスタである。
【0052】Q49,Q50もCMOSインバータを構
成するため、ノードN3と逆相の信号がノードN5に伝
達される。
【0053】Q52はノードN3の信号によりオンし、
出力端子OUTの容量性負荷C42の放電用トランジス
タQ54にベース電流を与えるためのソースフォロワM
ISFETであり、Q53はソースフォロワMISFE
TQ52の負荷として動作するばかりではなくQ54の
ベース蓄積電荷を放電するためのスイッチ用MISFE
Tとしても動作する。
【0054】Q48が飽和領域で駆動されることを防止
するため、MISFETQ45のソースが電源VCCで
はなくQ48のコレクタに接続され、同様にQ54が飽
和領域で駆動されることを防止するため、MISFET
Q52のドレインが電源VCCではなくQ54のコレク
タに接続されている点も、改良上の大きな特徴である。
【0055】従って、図4の非反転・反転回路において
、入力端子INにハイレベルの信号が印加されると、ノ
ードN3はハイレベル、ノードN4とノードN5とはロ
ーレベルとなり、 Q47のベースには、Q43を介し
てベース電流が供給されるため、Q47がオンされる。 出力端子OUTがハイレベルにあると、Q52がオンす
るため、このQ52を介してQ54にベース電流が供給
される。このとき、Q46,Q50は、ノードN3がハ
イレベルであるため、オンしている。そのためQ45,
Q54は、そのベース蓄積電荷が、Q46,Q50を介
して放電されるため、オフとなる。よって、容量性負荷
C41は、低出力インピーダンスのバイポーラ出力トラ
ンジスタQ47により高速に充電され、容量性負荷C4
2は低出力インピーダンスのバイポーラ出力トランジス
タQ54により高速に放電される。 容量性負荷C41の充電が終了すると、Q47のコレク
タ・エミッタ経路に電流が流れなくなり、容量性負荷C
42の放電が終了すると、Q52のドレイン・ソース経
路とQ54のコレクタ・エミッタ経路とに電流が流れな
くなる。
【0056】図4の非反転・反転回路の入力端子INに
ローレベルの信号が印加されると、Q47とQ54がオ
フとなり、Q48とQ51とがオンとなるため、容量性
負荷C41が高速で放電され、容量性負荷C42が高速
で充電される。この時、ノードN5はハイレベルとなる
ため、MISFETQ53がオンとなる。従って、Q5
4のベース蓄積電荷はQ53を介して接地電位点に高速
で放電されるため、Q54のターンオフ速度が向上され
る。容量性負荷C41の放電が終了すると、Q45のド
レイン・ソース経路とQ48のコレクタ・エミッタ経路
とに電流が流れなくなり、容量性負荷C42の充電が終
了すると、Q51のコレクタ・エミッタ経路に電流が流
れなくなる。
【0057】万一、容量性負荷C41,C42の充電と
放電とがバイポーラトランジスタQ47,Q48,Q5
1,Q54により実効されるのではなく、MISFET
により実効される場合は、MISFETのオン抵抗はバ
イポーラ・トランジスタのオン抵抗と比較すると極めて
大きな値となるため、充電・放電は低速度でしか実行で
きない。
【0058】これに対し、図2の実施例のアドレスバッ
ファにおいては、内部アドレス信号a0,a0〜a3,
a3をその出力信号線に送出する非反転・反転回路G0
〜G3の出力トランジスタは、図4に示すようにバイポ
ーラ・トランジスタにより構成されているため、非反転
・反転回路G0〜G3の出力信号線が半導体チップ表面
上で長距離にわたり配置されるとしても、非反転・反転
回路G0〜G3を高速度で動作させることが可能となる
【0059】図2のロウデコーダR−DCR0はアドレ
ス回路のプリデコーダとして動作する。このロウデコー
ダR−DCR0は、アドレスバッファADBから得られ
た内部アドレス信号a0,a0〜a3,a3 が印加さ
れる3入力NAND回路G15〜G23,G24〜G3
1,G40〜G47及びチットプセレクト信号CSと3
入力NAND回路G24〜G31の出力信号とが印加さ
れる2入力NOR回路G32〜G39により構成されて
いる。
【0060】プリデコーダとしてのロウデコーダR−D
CR0の出力信号線(すなわち3入力NAND回路G1
6〜G23,G40〜G47の出力信号線と2入力NO
R回路G32〜G39の出力信号線)は、図2に示すよ
うに、アドレス回路のデコーダ・ドライバとしてのロウ
デコーダR−DCR1及びロウデコーダR−DCR2の
内部で、たて方向に長距離にわたって配置される。
【0061】第2図のロウデコーダR−DCR0中の3
入力NAND回路G16〜G23,G24〜G31,G
40〜G47は、図5に示す如き準CMOS回路によっ
て構成されている。  図5の準CMOS・3入力NA
ND回路は、PチャンネルMISFETQ55〜Q57
NチャンネルMISFETQ58〜Q61により構成さ
れた入力論理処理部と、NPNバイポーラ出力トランジ
スタQ62,Q63により構成された出力部とを含む。 MISFETQ61はQ63のベース蓄積電荷を放電す
るためのスイッチ用MISFETとして動作する。
【0062】3つの入力端子IN1〜IN3の全てにハ
イレベルの入力信号が印加されると、Q55〜Q57が
オフとなり、Q58〜Q60がオンとなり、ノードN7
はローレベルとなり、Q61はオフとなる。すると、出
力部では、Q62はオフとなり、出力端子OUTがハイ
レベルにあるときはQ58〜Q60を介してQ63にベ
ース電流が供給され、Q63がオンとなる。出力端子O
UTの容量性負荷C43の電荷は、Q63のコレクタ・
エミッタ径路を介して接地電位点に高速で放電されると
ともに、容量性負荷C43,ダイオードQ64,MIS
FETQ58〜Q60,Q63のベース・エミッタ接合
のルートにも放電電流が流れる。この時のダイオードQ
64の両端の間の電圧降下によって、Q62は確実にオ
フに制御される。
【0063】3つの入力端子IN1〜IN3の少なくと
もいずれかひとつにローレベルの入力信号が印加される
と、ノードN7はハイレベルとなり、Q62はオンとな
って、容量性負荷C43はQ62のコレクタ・エミッタ
径路を介して高速で充電される。ノードN7がハイレベ
ルとなることにより、Q61のベース蓄積電荷がQ61
のドレイン・ソース経路を介して高速で放電され、Q6
3のターンオフ速度を向上することができる。
【0064】このように図5の準CMOS・3入力NA
ND回路の出力部はバイポーラ・トランジスタQ62,
Q63により構成されているため、容量性負荷C43の
充電・放電が高速度で実行される。
【0065】なお、図2のロウデコーダR−DCR0中
の3入力NAND回路G24〜G31は、その出力が短
距離で2入力NOR回路G32〜G39の入力に接続さ
れているため、図6に示す如き純CMOS回路によって
構成してもよい。
【0066】図6の純CMOS・3入力NAND回路は
PチャンネルMISFETQ64〜Q66Nチャンネル
MISFETQ67〜Q69により構成されている。上
述したように出力端子OUTからの信号線の距離が短い
ため、 出力端子OUTの浮遊容量C44の容量値は小
さい。
【0067】従って、この小さな浮遊容量C44の充電
・放電をオン抵抗の比較的大きなMISFETQ64〜
Q66,Q67〜Q69により実行しても、比較的高速
度で実行できる。  図2のロウデコーダR−DCR0
中の2入力NOR回路G32〜G39は、図7に示す如
き準CMOS回路によって構成されている。
【0068】図7の準CMOS・2入力NOR回路は、
PチャンネルMISFETQ70,Q71,Nチャンネ
ルMISFETQ72〜Q74により構成された入力論
理処理部と、NPNバイポーラ出力トランジスタQ75
,Q76により構成された出力部とを含む。MISFE
TQ74は、Q76のベース蓄積電荷を放電するための
スイッチ用MISFETとして動作する。
【0069】2つの入力端子IN1,IN2の全てにロ
ーレベルの入力信号が印加されると、Q70,Q71が
オン、Q72,Q73がオフとなり、ノードN9はハイ
レベルとなる。するとQ75がオンとなって、出力端子
OUTの容量性負荷C45はQ75のコレクタ・エミッ
タ経路を介して高速で充電される。ノードN9がハイレ
ベルとなることにより、Q74がオンとなり、Q76の
ベース蓄積電荷がQ74のドレイン・ソース経路を介し
て高速で放電され、Q76のターンオフ速度を向上する
ことができる。
【0070】2つの入力端子の少なくともいずれか一方
、例えば入力端子IN1にハイレベルの入力信号が印加
されると、Q70がオフ、Q72がオンとなり、ノード
N9はローレベルとなる。すると出力部ではQ75がオ
フとなり、出力端子OUTがハイレベルにあると、Q7
2,Q77を介してQ76にベース電流が供給され、Q
76がオンとなる。出力端子OUTの容量性負荷C45
の電荷はQ76のコレクタ・エミッタ経路を介して高速
で放電されるとともに、容量性負荷C45,ダイオード
Q77,MISFETQ72のドレイン・ソース径路,
Q76のベース・エミッタ接合のルートにも放電電流が
流れる。 この時のダイオードQ77の両端の間の電圧
降下によって、Q75は確実にオフに制御される。
【0071】図2のロウデコーダR−DCR1,R−D
CR2はアドレス回路のデコーダ・ドライバとして動作
する。このロウデコーダR−DCR1は、ロウデコーダ
R−DCR0の出力信号を受ける2入力NOR回路G4
8,この2入力NOR回路G43の出力信号とロウデコ
ーダR−DCR0の出力信号を受ける2入力NAND回
路G49〜G56,これら2入力NAND回路G49〜
G56の出力信号を受けるインバータG57〜G64と
を含む。
【0072】2入力NOR回路G48の出力と2入力N
AND回路G49〜G56の入力との間の信号線の距離
は長く、これらの信号線浮遊容量値は大きい。従って、
この2入力NOR回路G48は、図7に示す如き準CM
OS回路によって構成されている。
【0073】図2のロウデコーダR−DCR1中の2入
力NAND回路G49〜G56は、その出力が短距離で
インバータG57〜G64の入力に接続されているため
、図9に示す如き純CMOS回路によって構成されてい
る。
【0074】図9の純CMOS・2入力NAND回路は
PチャンネルMISFETQ82,Q83Nチャンネル
MISFETQ84,Q85によって構成されている。 上述したように出力端子OUTからの信号線の距離が短
いため、出力端子OUTの浮遊容量C47の容量値は小
さい。
【0075】従って、この小さな浮遊容量C47の充電
・放電をオン抵抗の比較的大きなMISFETQ82,
Q83,Q84,Q85により実行しても、小さな浮遊
容量C47の充電・放電が高速度で実行される。
【0076】図2のロウデコーダR−DCR1中のイン
バータG57〜G64の出力は、メモリ・アレイM−A
RY1のワード線WL11〜WL18に接続されている
。従って、デコーダ・ドライバとしてのロウデコーダR
−DCR1の出力信号線(すなわちインバータG57〜
G64の出力信号線)は、ワード線WL11〜WL18
としてメモリ・アレイM−ARY1の内部で横方向に長
距離にわたって配置されるため、このワード線WL11
〜WL18の浮遊容量は極めて大きなものとなる。
【0077】かくして、図2のロウデコーダR−DCR
1中のインバータG57〜G64は、図10に示す如き
準CMOS回路によって構成されている。
【0078】図10の準CMOS・インバータは、Pチ
ャンネルMISFETQ86,NチャンネルMISFE
TQ87〜Q89,NPNバイボーラ出力トランジスタ
Q90,Q91により構成されている。この準CMOS
・インバータの動作は、図4の非反転・反転回路の反転
出力OUTを得るQ49〜Q54回路の動作と同一であ
るため、その詳細な説明を省略するが、NPNバイボー
ラ出力トランジスタQ90,Q91により大きな浮遊容
量C48の充電・放電が高速度で実行される。
【0079】図2において、ロウデコーダD−DCR2
は、上述のR−DCR1と同様に構成される。
【0080】図3は、図1のアドレスバッファADB,
カラムデコーダC−DCR1等をさらに詳細に示すブロ
ックダイアグラムである。
【0081】図3においても、出力側が黒くマークされ
た論理シンボルの回路は出力信号線の浮遊容量を充電お
よび放電する出力トランジスタがバイポーラ・トランジ
スタにより構成され、反転,非反転,NAND,NOR
等の論理処理がCMOS回路により実行される準CMO
S回路であり、通常の論理シンボルの回路は純CMOS
回路である。
【0082】図3に示すようにアドレスバッファADB
には、外部からTTLレベルのアドレス信号A7〜A1
5をその入力に受け、非反転出力a7〜a15と反転出
力a7〜a15を相補出力信号線に送出するための非反
転・反転回路G7〜G15が配置されている。
【0083】この非反転・反転回路G7〜G15は、図
4に示す如き準CMOS回路により構成されている。従
って、非反転・反転回路G7〜G15の出力トランジス
タは図4に示すようにバイポーラ・トランジスタにより
構成されているたるめ、非反転・反転回路G7〜G15
の出力信号線が半導体チップ表面上で長距離にわたり配
置されるとしても、非反転・反転回路G7〜G15を高
速で動作させることが可能となる。
【0084】カラムデコーダC−DCR1は、アドレス
バッファADBから得られた内部アドレス信号a7〜a
15,a7〜a15が印加される2入力NAND回路G
74〜G77,G78〜G81,G82〜G85と、3
入力NAND回路G86〜G89とを含む。
【0085】さらに図3に示すように、カラムデコーダ
C−DCR1内において、これらのNAND回路G74
〜G93の出力信号線は、長距離で配置されるとともに
多くのNOR回路G94〜G95の入力端子に接続され
ているため、これらのNAND回路G74〜G93の出
力信号線の浮遊容量は大きな容量値となる。
【0086】従って、3入力NAND回路G86〜G8
9は、図5に示す如き準CMOS・3入力NAND回路
によって構成され、2入力NAND回路G74〜G85
は、図5から入力端子IN3とMISFETQ57,Q
60とを省略した準CMOS・2入力NAND回路によ
って構成されている。
【0087】一方、図3において、3入力NOR回路G
94,G95の出力信号線は短距離でインバータG10
0,G101の入力に接続されているため、これらの3
入力NOR回路G94〜G95の出力信号線の浮遊容量
の容量値は小さい。従って、これらの3入力NOR回路
G94〜G95は、純CMOS・3入力OR回路により
構成されている。さらに、 インバータG100,G1
01の出力信号線は短距離で2入力NOR回路G98,
G99の入力端子に接続されているため、これらのイン
バータG100,G101の出力信号線の浮遊容量の容
量値は小さい。従って、これらのインバータG100,
G101は周知の純CMOS・インバータにより構成さ
れている。
【0088】さらに、2入力・NOR回路G98,G9
9の出力信号線は比較的短距離でカラムスイッチC−S
W1のスイッチ用MISFETQ1001,Q1001
のゲート電極に接続されているため、これらのNOR回
路G98,G99の出力信号線の浮遊容量は小さい。従
って、これらのNOR回路は図8図に示す如き純CMO
S・2入力NOR回路によって構成されている。
【0089】図8の純CMOS・ 2入力NOR回路は
PチャンネルMISFETQ78,Q79,Nチャンネ
ルMISFETQ80,Q81によって構成されている
。出力端子からの信号線の距離が比較的短いため、出力
端子OUTの浮遊容量C46の容量値は小さい。
【0090】従って、この小さな浮遊容量C46の充電
・放電をオン抵抗の比較的大きなMISFETQ78,
Q79,Q80,Q81により実行しても、小さな浮遊
容量C46の充電・放電が高速度で実行される。
【0091】なお、上述した3入力NOR回路G94〜
G95は、上記図8の2入力NOR回路に第3入力端子
IN3を追加するとともに、そのゲートが上記入力端子
IN3に接続された第3のPチャンネルMISFETQ
78,Q79に直列に挿入し、そのゲートが上記入力端
子IN3に接続された第3のNチャンネルMISFET
をQ80,Q81に並列に挿入した純CMOS・3入力
回路により構成されている。
【0092】さらに図3には、図1のメモリ・アレイM
−ARY1の1ビットのメモリ・セルM−CELがさら
に詳細に示されている。
【0093】このメモリ・セルM−CELは負荷抵抗R
1,R2とNチャンネルMISFETQ101,Q10
2からなる1対のインバータの入出力を交差結合したフ
リップ・フロップと、トランスミッション・ゲート用N
チャンネルMISFETQ103,Q104とにより構
成されている。
【0094】フリップ・フロップは情報の記憶手段とし
て用いられる。トランスミッション・ゲートはロウデコ
ーダR−DCR1に接続されたワード線WL11に印加
されるアドレス信号によって制御され、相補データ線対
D1001,D1001とフリップ・フロップとの間の
情報伝達がこのトランスミッション・ゲートによって制
御される。
【0095】図11は、図1のセンスアンプ選択回路S
ASCの要部の一例及び内部制御信号発生回路COM−
GEの一例をより詳細に示す回路図である。
【0096】同図には、センスアンプ選択回路SASC
のうち、外部からのチップセレクト信号CSを受けて、
データ出力中間アンプDOIA,ロウデコーダR−DC
R0及びカラムデコーダC−DCR1等へ供給する制御
信号CS,CSを形成する部分の回路が示されている。
【0097】外部からのチップセレクト信号CSが印加
されるこの部分の回路は図4の非反転・反転回路と同一
の回路により構成されている。この回路の出力信号CS
は、バイポーラ・トランジスタT1,T2,T3,T4
から得られるため、センスアンプ選択回路SASCの出
力CS,CSの充電・放電速度の容量依存性は小さい。 従って、センスアンプ選択回路SASCの出力CSが図
2のロウデコーダR−DCR0のNORゲートG32〜
G39の入力端子および図3のカラムデコーダC−DC
R1のNORゲートG94〜G95の入力端子に接続さ
れても、この出力CSは高速となる。また、センスアン
プ選択回路SASCの出力CSがデータ出力中間アンプ
DOIA内の複数のスイッチ用MISFETのゲート電
極に接続されても、この出力CSは高速となる。
【0098】同図に示されていないが、センスアンプ選
択回路SASCは、内部相補アドレス信号a7〜a15
と、上記制御信号CSを受け、センスアンプへ供給する
選択信号S1を形成するデコーダ回路を含んでいる。 このデコーダ回路によって。、センスアンプSA1〜S
A16のうち、選択されるべき相補データ線対にその入
力端子が電気的に結合されるセンスアンプが選択され、
そのセンス動作が実行される。このデコーダ回路の出力
部は、準CMOS回路によって構成されており、その出
力の充電・放電の容量依存性が小さくなるようにされて
いる。これにより、センスアンプを選択する動作の高速
化を図ることができる。なお、デコーダ回路に上記制御
信号が供給されるようにしてあっても、上述したように
上記制御信号がバイポーラ・トランジスタによって形成
されるため、その制御信号CSは高速である。
【0099】本実施例では、センスアンプを選択するた
めに、デコーダ回路をセンスアンプ選択回路SASOに
設けるようにしてあるが、カラムデコーダC−DCR1
〜C−DCR4で形成されている選択信号をセンスアン
プの選択信号とに利用するようにしてもよい。このよう
にすれば、素子数を減らすことができるため、高集積化
を図ることが可能となる。
【0100】図11の内部制御信号発生回路COM−G
Eは、外部からのチップセレクト信号CSが印加される
ことにより、複数の内部遅延チップセレクト信号CS2
,CS1,CS1,CS2を発生するための回路部を有
する。この回路部の大半はCMOS回路により構成され
る。しかし、これらの出力CS2,CS1,CS1,C
S2はバイポーラ出力トランジスタT5,T6,T9,
T10,T11,T12,T7,T8から得られるため
、これらの出力の充電・放電の容量依存性は小さい。
【0101】図11の内部制御信号発生回路COM−G
Eはさらに、外部からのライトイネーブル信号WEを内
部遅延チップセレクト信号CS1,CS2が印加される
ことにより、書込み制御信号WECS,WECSとデー
タ出力バッファ制御信号DOCとを発生するための回路
部を有する。この回路部の大半は同様にCMOS回路に
よって構成されている。しかし、信号WECSはバイポ
ーラ出力トランジスタT14,T15から得られるため
、この出力WECSの充電・放電の容量依存性は小さい
。従って、この出力WECSが図3のカラムデコーダC
−DCR1のNAND(図示されていない)の多数の入
力端子あるいは図1のスイッチ用MISFETQ1,Q
1〜Q16,Q16のゲート電極に印加されても、この
出力WECSは高速となる。
【0102】図12は、図1のセンスアンプSA1,デ
ータ出力中間アンプDOIA,データ出力バッファDO
B等により詳細に示す回路図である。
【0103】図13は、図1のデータ入力バッファDI
B,データ入力中間アンプDIIA1等をより詳細に示
す回路図である。
【0104】図14は、図1乃至図13に示された一実
施例のスタティックRAMの読出し時および書込み時の
各部の信号波形図である。
【0105】まず、図12及び図14を用いて本スタテ
ィックRAMの情報の読出し時の動作を説明する。
【0106】図14に示すようにアドレス信号A0〜A
15が印加されると同時にチップセレクト信号CSがロ
ウレベルに変化し、ライトイネーブル信号WEがハイレ
ベルのまま保持されるとする。内部制御信号発生回路C
OM−GEからは第14図に示すように、内部遅延チッ
プセレクト信号CS1,CS2,CS3,書込み制御信
号WECS,データ出力バッファ制御信号DOCが発生
される。
【0107】供給されたアドレス信号A0〜A15が、
例えばワード線WL11と相補データ線対D1001,
D1001を指定するアドレス信号であった場合、ワー
ド線WL11と相補データ線対D1001,D1001
との交点に設けられたメモリ・セルM−CELが選択さ
れる。選択されたメモリ・セルM−CELの内部情報は
、相補データ線対D1001,D1001,スイッチ用
MISFETQ1001,Q1001を介してセンスア
ンプSA1の両入力に伝えられる。センスアンプSA1
はエミッタ結合された差動対トランジスタT21,T2
2と定電流源MISFETT20とから構成される。定
電流源MISFETT20のゲート電極にセンスアンプ
選択回路SASCからハイレベルの選択信号S1が印加
されると、センスアンプSA1はセンス動作を実行する
【0108】センスアンプ選択回路SASCからデータ
出力中間アンプDO1Aの定電流源MISFETT23
〜T26のゲート電極にハイレベルの内部チップセレク
ト信号OSが印加されると、データ出力中間アンプDO
IAは増幅動作を実行する。
【0109】従って、 センスアンプSA1の出力信号
は、ベース接地トランジスタT27,T28,エミッタ
フォロワトランジスタT29,T30,出力MISFE
TT35,T38を介して、データ出力中間アンプDO
IAの出力ノードN11に伝達される。
【0110】図12に示すようにデータ出力バッファD
OBには内部制御信号発生回路COM−GEからデータ
出力バッファ制御信号DOCが供給される。また、図1
2に示すようにデータ出力バッファDOBは、T39,
T40の純CMOSインバータ,T41〜T48の準C
MOS・2入力NAND回路,T49〜T56の準CM
OS・2入力NOR回路,Pチャンネル・スイッチ用M
ISFETT57,Nチャンネル・スイッチ用MISF
ET58,Pチャンネル・出力用MISFETT59,
Nチャンネル出力用MISFETT60から構成されて
いる。
【0111】データ出力バッファ制御信号DOCがハイ
レベルの時は、スイッチ用MISFETのT57,T5
8がオンとなり、出力用MISFETのT59,T60
が同時にオフとなるため、データ出力バッファDOBの
出力 Dout はハイ・インピーダンス(フローティ
ング)状態となる。
【0112】情報の読出し時にはデータ出力バッファ制
御信号DOCはロウレベルとなり、スイッチ用MISF
ETのT57,T58はオフとなり、データ出力中間ア
ンプDOIAの出力ノードN11の信号レベルに応答し
た準CMOS・2入力NAND回路の出力と準CMOS
・2入力NOR回路の出力によって出力用MISFET
のT59,T60のゲート電極が制御され、出力端子D
out より有効データが得られる。出力用MISFE
TのT59,T60のオン抵抗を小とするため、これら
のMISFETのチャンネル幅Wは極めて大きな値に設
定されている。 すると、これらのMISFETT59,T60のゲート
容量は極めて大きなものとなるが、準CMOS・2入力
NAND回路の出力部はバイポーラ出力トランジスタT
47,T48により構成され、準CMOS・2入力NO
R回路の出力部はバイポーラ出力トランジスタT55,
T56により構成されているため、これら出力用MIS
FETのT59,T60のゲート容量の充電・放電は高
速度で実行される。
【0113】次に、図13及び図14を用いて本スタテ
ィックRAMの情報の書込み時の動作を説明する。
【0114】図14に示すようにアドレス信号A0〜A
15が印加されると同時にチップセレクト信号CSがロ
ウレベルに変化し、その後ライトイネーブル信号WEが
ロウレベルに変化する。内部制御信号発生回路COM−
GEからは、図14に示すように内部遅延チップセレク
ト信号CS1,CS2,CS3,書込み制御信号WEC
S,データ出力バッファ制御信号DOCが発生される。
【0115】図13に示すように、データ入力バッファ
DIBには入力データDinと反転内部チップセレクト
信号CS1とが印加される。情報の書込み時には、この
信号CS1はロウレベルに変化する。すると、データ入
力バッファのPチャンネル・スイッチ用・MISFET
T61はオン、Nチャンネル・スイッチ用・MISFE
TT62はオフに変化する。これにより、多段接続され
た純CMOS・インバータを介して、入力データDin
は出力ノードN12に伝達される。
【0116】情報の書込みに際して、書込み制御信号W
EOSはロウレベルに変化する。すると、図13のデー
タ入力中間アンプDIIA1内では、Pチャンネル・M
ISFETのT63,T65はオン、NチャンネルMI
SFETT64,T66はオフとなり、ノードN13に
はデータ入力バッファDIBの出力ノードN12と同相
の信号が現われ、ノードN14にはこれと逆相の信号が
現われる。
【0117】ノードN13の信号T67〜T72から構
成された準CMOS・インバータを介してコモンデータ
線CDL1に伝達され、ノードN14の信号はT73〜
T78から構成された準CMOS・インバータを介して
コモンデータ線CDL1に伝達される。寄生容量の大き
なコモンデータ線対CDL1,CDL1の充電・放電は
これら準CMOS・インバータのバイポーラ出力トラン
ジスタT71,T72,T77,T78により実行され
るため、これらの充電・放電は高速度で実行される。
【0118】かくして、データ入力中間アンプDIIA
1の相補出力信号はコモンデータ線対CDL1,CDL
1スイッチ用MISFET,Q1,Q1,Q1001,
Q1001,相補データ線対D1001,D1001を
介して、メモリ・セルM−CELに伝達され、メモリ・
セルへの情報の書込みが実行される。
【0119】
【発明の効果】
(1)  アドレスバッファADBの非反転・反転回路
G0〜G15は準CMOS回路によって構成されている
。この準CMOS回路においては、非反転・反転の論理
処理部の大半がCMOS回路により構成されているため
、低消費電力が可能である。さらに、非反転・反転出力
の充電・放電を実行する出力トランジスタをバイポーラ
・トランジスタにより構成したため、MISFETと比
較してバイポーラ・トランジスタは小さな素子寸法でも
小さな出力抵抗が得られるという作用により、非反転・
反転回路G0〜G15の出力信号線の浮遊容量が大とな
っても、高速度の動作が可能となる。
【0120】 (2)  ロウデコーダR−DCR0,R−DCR1,
R−DCR2のNAND回路G16〜G23,G24〜
G31,G40〜G47,NOR回路G32〜G39,
G48〜G65,インバータG57〜G64の如き出力
信号線の浮遊容量の大きな回路は準CMOS回路により
構成されているため、これらの回路を低消費電力・高速
とすることができる。
【0121】さらに、NAND回路G49〜G56の如
き出力信号線の浮遊容量の小さな回路は純CMOS回路
により構成されているため、これらの回路を低消費電力
化することができる。
【0122】 (3)  カラムデコーダC−DCR1〜C−DCR4
のNAND回路G74〜G85の如き出力信号線の浮遊
容量の大きな回路は準CMOS回路により構成されてい
るため、これらの回路を低消費電力・高速とすることが
できる。
【0123】さらに、NOR回路G74〜G99,イン
バータG100,G101の如き出力信号線の浮遊容量
の小さな回路は準CMOS回路により構成されているた
め、これらの回路を低消費電力化することができる。
【0124】 (4)  センスアンプ選択回路SASCを構成する非
反転・反転回路は準CMOS回路により構成されている
ため、低消費電力が達成されるとともに、出力CS,C
Sがバイポーラ出力トランジスタから得られるため、こ
れらの出力CS,CSの浮遊容量が大きくても、これら
の出力CS,CSは高速となる。
【0125】 (5)  内部制御信号発生回路COM−GEは準CM
OS回路により構成されているため、低消費電力が達成
されるとともに、出力CS2,CS3,CS1,CS1
,WECSがバイポーラ出力トランジスタから得られる
ため、これらの出力の浮遊容量が大きくても、これらの
出力CS2,CS3,CS1,CS1,WECSは高速
となる。
【0126】 (6)  データ出力バッファDOBは準CMOS回路
により構成されているため、低消費電力が達成される。
【0127】 さらに、データ出力バッファDOBの出力用MISFE
Tの大きなゲート容量はバイポーラ出力トランジスタに
より充電・放電されるため、このゲート容量の充電・放
電は高速度で実行される。
【0128】 (7)  データ入力バッファDIBは純CMOS回路
により構成されているため、低消費電力が達成される。
【0129】 (8)  データ入力中間アンプDIIA1は準CMO
S回路により構成されているため、低消費電力が達成さ
れる。
【0130】さらに、寄生容量の大きなコモンデータ線
対CDL1,CDL1の充電・放電はバイポーラ出力ト
ランジスタにより実行されるため、これらの充電・放電
は高速度で実行される。
【0131】以上の相乗効果により、本スタティックS
RAMにおいては下記の如き特性を得ることができた。
【0132】 (a)  アドレスバッファADBの非反転・反転回路
G0〜G15の入力から出力までの伝播遅延時間tpd
は約3.0(nsec)に短縮され、非反転・反転回路
G0〜G15全体の待機時消費電力は約33.7(mW
)に、動作時消費電力は約45.8(mW)に低減され
た。
【0133】 (b)  ロウデコーダR−DCR0,R−DCR1,
R−DCR2,カラムデコーダC−DCR1〜C−DC
R4の入力から消費までの伝播遅延時間tpdは約4.
8(nsec)に短縮され、全体の待機時消費電力はほ
ぼ零に、動作時消費電力は約153(mW)に低減され
た。
【0134】 (c)  メモリ・セルM−CEL,センスアンプSA
1,データ出力中間アンプDOIA全体の伝播遅延時間
tpdは約5.0(nsec)に低減され、64K(6
5536)ケのメモリ・セルM−CEL全体,センスア
ンプSA1〜SA16全体とデータ出力中間アンプDO
IAの待機時消費電力は約0.6(mW)、動作時消費
電力は約160(mW)に低減された。
【0135】 (d)  データ出力バッファDOBの入力から出力ま
での伝播遅延時間tpdは約2.8(nsec)に短縮
され、待機時消費電力はほぼ零に、動作時消費電力は2
3.5(mW)に低減された。
【0136】 (e)  上記(a)〜(d)によりアクセスタイム(
読出し時間)が約15.6(nsec)に短縮され、E
CL形のバイポーラRAMのアクセスタイム(nsec
)とほぼ同程度の値が得られた。
【0137】 (f)  上記(a)〜(d)により本スタティックS
RAM全体の待機消費電力は、約34.3(mW)、動
作時消費電力は約382.3(mW)と従来のバイポー
ラRAMと従来のスタティックMOSRAMの中間(従
来のスタティックMOSRAMに近い)の低消費電力特
性が得られた。
【0138】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0139】例えば、図3のメモリ・セルM−CELに
おいて、負荷抵抗R1,R2はPチャンネルのMISF
ETにより置換して、CMOSインバータによりフリッ
プ・フロップを構成しても良い。また、フリップ・フロ
ップをマルチ・エミッタのNPNトランジスタにより構
成しても良い。
【0140】さらに、リフレッシュを行なうことにより
、メモリ・セルM−CELはフリップ・フロップ回路で
はなく、セル容量への電荷蓄積による情報一時記憶形回
路により構成しても良い。
【0141】また、アドレスバッファADBに印加され
るアドレス信号A0〜A15の信号レベルはTTLレベ
ルではなく、ECLレベルとしてアドレスバッファAD
Bに適切なレベル変換動作を実行させる様に構成しても
良い。
【0142】また、入力Din・出力Doutは1ビッ
トではなく複数ビット(例えば、4ビット,8ビット…
…)の形式に構成しても良い。
【0143】また、メモリ・マトリックスは、4個に限
定されるものではなく、それ以上あるいはそれ以下であ
っても良い。
【0144】以上の説明では主として本発明者によりな
された発明を半導体メモリに適用した場合について説明
したが、それに限定されるものではない。
【0145】例えば、半導体チップ上にはメモリ・セル
特定のセルを選択するためのアドレス回路、情報の読出
し・書込みを扱う信号回路、情報の読出し・書込みの動
作を制御するためのタイミング回路だけではなく、必要
に応じてバイポーラ・アナログ回路、MOS・アナログ
回路、Pチャンネル・MOS・ロジック、Nチャンネル
・MOSロジック、CMOS・ロジック、I2L回路、
ECL回路のいずれかが半導体チップ上に配置されるこ
とも可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスタティックRAMの
内部構成を示すブロックダイアグラムである。
【図2】図1のアドレスバッファADB,ロウデコーダ
R−DCR0,R−DCR1,R−DCR2をさらに詳
細に示すブロックダイアグラムである。
【図3】図1のアドレスバッファADB,カラムデコー
ダC−DCR1等をさらに詳細に示すブロックダイアグ
ラムである。
【図4】準CMOS・非反転・反転回路を示す回路図で
ある。
【図5】準CMOS・3入力NAND回路を示す回路図
である。
【図6】純CMOS・3入力NAND回路を示す回路図
である。
【図7】準CMOS・2入力NOR回路を示す回路図で
ある。
【図8】純CMOS・2入力NOR回路を示す回路図で
ある。
【図9】純CMOS・2入力NAND回路を示す回路図
である。
【図10】準CMOS・インバータを示す回路図である
【図11】図1のセンスアンプ選択回路SASCと内部
制御信号発生回路COM−GEをより詳細に示す回路図
である。
【図12】図1のセンスアンプSA1A,データ出力中
間アンプDOIA,データ出力バッファDOB等をより
詳細に示す回路図である。
【図13】図1のデータ入力バッファDIB,データ入
力中間アンプDIIA1等をより詳細に示す回路図であ
る。
【図14】図1乃至図13に示された一実施例のスタテ
ィックRAMの読出し時および書込み時の各部の信号波
形図である。
【符号の説明】
M−CEL…メモリセル、ADB,R−DCR0,R−
DCR1,R−DCR2,C−DCR1〜C−DCR4
,C−SW1〜C−SW4…アドレス回路、DIB,D
IIA1〜DIIA4,SA1〜SA16,DOIA,
DOB…信号回路、COM−GE,SASC…タイミン
グ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリ・アレイに対して、複数のサブコモ
    ンデータ線と、各サブコモンデータに対応された複数の
    センスアンプとが設けられてなり、上記メモリ・アレイ
    の選択されるべきメモリ・セルの情報が上記複数のサブ
    コモンデータ線のうちの1つとそれに対応されるセンス
    アンプとを介してコモンデータ線に伝達されるようにさ
    れて成ることを特徴とする半導体集積回路。
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JP2007026614A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置

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