JPH0421244A - ダイヤル信号自動送出補助装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ダイヤル信号自動送出機能のない電話機でダ
イヤル信号の自動送出を実現するダイヤル信号自動送出
補助装置に関する。

従来の技術 まず、ダイヤル信号自動送出補助装置に関する従来技術
の説明をする前に、電話機におけるダイヤル信号自動送
出機能について説明する。

電話機におけるダイヤル信号自動送出機能に関しては、
押しボタン式電話機に搭載されている短縮ダイヤルやダ
イヤル等の機能が広く知られて（ねる。ダイヤル信号自
動送出機能は、例えば、発信頻度が多い相手加入者や、
正確な番号を憶えていない相手力ロ人者に対して電話を
かける場合、更Ｑては、同じ加入者に繰返して電話をか
ける場合等に、使用者に対し多大な利便を提供する。

電話機にダイヤル信号自動送出機能を持たせるには、２
種類の形態が考えられる。第一の形態は、電話機そのも
のにダイヤル信号自動送出機能を内蔵することによるも
のである。第二の形態は、電話機とは独立の補助装置を
用い、電話機の外部から電話機の送話口等へ向けて自動
ダイヤル信号を「音ｊとして出力することにより、電話
口から自動ダイヤル信号を加入者回線に出力するもので
ある。

第一の形態は、電話回線がタイヤルパルス方式および２
周波による音声周波選択信号を用いる方式（以下ＰＢ方
式と記す）の両方式において自動的にダイヤル信号を発
信することが技術的に可能である半面、電話機が特定さ
れる難点がある。

方、第二の形態は、利用がＰＢ方式の電話機に限定され
るが、電話機を特定する必要がなく、例えば公衆電話等
の利用も可能であるという利点を持つ。本発明は、この
第二の形態を前提とするダイヤル信号自動送出補助装置
に関する。

以下、ダイヤル信号自動送出補助装置の従来技術を第２
図を用いて説明する。

第２図は、従来技術によるダイヤル信号自動送出補助装
置の構成例を示すブロック図である。

第２図において、相手加入者に関するキー情報が、使用
者により入カスイノテ２１から入力される。入カスイノ
テ２１　から入力されたキー情報は、番号系列発生回路
２２へ送られる。番号系列発生回路２２は、キー情報に
対応する電話番号を記憶装置２７から引き出した後、数
字コードの系列として次段のトーンダイヤル信号発生回
路２３に送る。トーンダイヤル信号発生回路２３では、
数字コードの系列に対応するトーンダイヤル信号を増幅
回路２４に出力する。

増幅回路２４は、トーンダイヤル信号を増幅した後に、
スピーカー２５から出力する。スピーカ２５から出力さ
れたトーンダイヤル信号は、受話器２６の送話口送話口
２６ａを介して電話機（図示せず）に入力される。その
後、トーンダイヤル信号は、電話機から加入者回線を介
して交換機に向けて送出される。

この装置は、次の手順に従って、ダイヤル信号自動送出
補助機能を実現する。

（１）相手電話番号の登録 使用者は、自動ダイヤルしたい相手加入者の電話番号を
、電話番号を記憶装置２７から引き出す際のキー情報と
なる名前や頭文字等と共に、装置内の記憶装置２７に予
め登録しておく。

（２）　　ダイヤル信号自動送出 （操作１） 通話を行いたい相手加入者に関するキー情報を、装置に
搭載されている入カスイソテ２１　を用いて入力する。

（操作２） ＰＢ方式の電話機の受話器２６を上げる。

（操作３） ＰＢ方式の電話機で用いられているダイヤル信号を、装
置内蔵のスピーカー２５を介して受話器２６の送話口２
６ａに入力する。

上述した（２）の操作３により、ダイヤル信号が電話機
から加入者回線を介して交換機に向けて送出され、自動
ダイヤル機能が実現される。

このように、従来の技術によるダイヤル信号自動送出補
助装置では、押しボタン等を用いた入力スイツチ２１　
を操作することにより、接続を希望する相手加入者に関
するキー情報を入力していた。

発明が解決しようとする課題 一般の使用者は、このダイヤル信号自動送出補助装置を
用いて自動ダイヤル操作を行う際には、一方の手に受話
器を、他方の手にダイヤル信号自動送出補助装置を持っ
て自動ダイヤリング操作を行う場合が多い。ところが、
上述したキー情報を入力する間は、使用者は片手にダイ
ヤル信号自動送出補助装置を持ち、もう一方の手で入力
操作を行う必要があり、入力操作の間は受話器を一旦手
放さざるを得す、操作が煩わしいという問題があった０ 本発明は、上記課題に鑑み、押しボタン等を用いたスイ
ッチ操作により行われていた接続相手に関するキー情報
の入力を、音声認識により実現することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 この目的を達成するために、本発明は、人間が発声した
音声を単語として自動認識する音声認識手段と、音声認
識手段が認識した単語と単語に対応する電話番号を記憶
する記憶手段と、音声認識手段が認識した単語から、記
憶手段を検索することにより、電話番号を引き出す番号
系列発生手段と、番号系列発生手段が引き出した電話番
号を音声周波選択信号に変換して出力する変換手段とを
設けるように構成されている。

作　　　　用 本発明は、上記構成により、人間が発声した音声を単語
として自動認識し、その単語に対応する電話番号を音声
周波選択信号に変換して圧力することで、使用者は接続
を希望する相手加入者に関するキー情報を音声により入
力することが可能となり、片手に受話器を、もう一方の
手に自動ダイヤル発信補助装置を持った態勢のままで所
望の自動ダイヤル操作を行うことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。

第１図において、４つのブロック、即ち、音声分析回路
２、パターン照合回路３、認識結果判定回路４、および
標準パターン格納回路１０により、典型的な音声認識回
路が実現される。使用者は、装置内蔵のマイクロホン１
に向って、接続を希望する相手加入者に関するキー情報
を発声する。マイクロホン１に入力された音声信号は、
音声分析回路２に送られる。音声分析回路２は、入力音
声信号を分析し、音声の特徴を表わす特徴パラメータの
時系列をパターン照合回路３に圧力する。

パターン照合回路３には、標準パターン格納回路１０か
らもパラメータ時系列が供給される。標準パターン格納
回路１０には、標準パターンとして利用される単語毎に
用意されたパラメータ時系列が格納されている。パター
ン照合回路３は、音声分析回路２で得られた特徴パラメ
ータ時系列と、標準パターン格納回路１０から供給され
る標準パターンパラメータ時系列とを、所定の単語集団
について照合し、照合の結果を単語毎に認識結果判定回
路４に圧力する。ここで述べた所定の単語集団とは、使
用者が予め登録しである自動ダイヤリングを希望する相
手加入者のキー情報を表わす単語集団である。

認識結果判定回路４は、パターン照合回路３で照合した
結果を入力し、最も良い照合結果を与える単語を判定す
る。この時点で、必要ならば使用者による認識結果の確
認操作を経た上で、接続したい相手加入者が装置の中で
決定される。

認識結果である相手加入者に関するキー情報は、番号系
列発生回路５へ送られる。番号系列発生回路５は、キー
情報に対応する電話番号を検索して記憶装置１１から引
き出した後に、数字コードの系列として次段のトーンダ
イヤル信号発生回路６に送る。トーンダイヤル信号発生
回路６は、番号系列発生回路５から供給される数字コー
ドの系列に対応するトーンダイヤル信号を増幅回路７に
出力する。

増幅回路７は、トーンダイヤル信号を増幅した後にスピ
ーカー８に圧力する。スピーカー８から圧力されたトー
ンダイヤル信号は、受話器９の送話口９ａを介して電話
機（図示せず）に入力される。その後、トーンダイヤル
信号は、電話機から加入者回線を介して交換機に向けて
送出される。

以上述べた構成および動作により、音声入力による自動
ダイヤリングが行われる。このようにして、音声により
回線接続を希望する相手加入者に関するキー情報を入力
する手段を提供することにより、従来技術によるダイヤ
ル信号自動送出補助装置を用いて自動ダイヤル操作を行
う際に問題となっていた操作上の煩わしさ、即ち回線接
続を希望する相手加入者に関するキー情報を入力する間
、使用者の両手がふさがるために受話器を一旦手放さな
ければならないという問題点が解決され、片手に装置を
片手に受話器を持った態勢のままで自動ダイヤリング操
作を完了でき、操作性の向上を図ることができる。

発明の効果 本発明によれば、人間が発声した音声を単語として自動
認識する音声認識手段と、音声認識手段が認識した単語
と単語に対応する電話番号を記憶する記憶手段と、音声
認識手段が認識した単語から、記憶手段を検索すること
により、電話番号を引き出す番号系列発生手段と、番号
系列発生手段が引き出した電話番号を音声周波選択信号
に変換して出力する変換手段とを設けるように構成され
ている。

この構成により、人間が発声した音声を単語として自動
認識し、その単語に対応する電話番号を音声周波選択信
号に変換して高力することで、押しボタン等を用いたス
イッチ操作によシ行われていた接続相手に関するキー情
報の入力を、音声認識により実現することが可能となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるダイヤル信号自動送出補助装置
の一実施例の構成を示すブロック図、第２図は、従来の
ダイヤル信号自動送出補助装置の一例を示すブロック図
である。 １・・・マイクロ２ホン、２・・・音声分析回路、３　
パターン照合回路、４・認識結果判定回路、５・・・番
号系列発生回路、６・・・トーンダイヤル信号発生回路
、７・・・増幅回路、８　スピーカー　９・受話器、９
ａ　　送話口、１０・・・標準パターン格納回路、　１
１・・・記憶装置。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名を 中＋ミ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 人間が発声した音声を単語として自動認識する音声認識
   手段と、前記音声認識手段が認識した単語と前記単語に
   対応する電話番号を記憶する記憶手段と、前記音声認識
   手段が認識した単語から、前記記憶手段を検索すること
   により、電話番号を引き出す番号系列発生手段と、前記
   番号系列発生手段が引き出した電話番号を音声周波選択
   信号に変換して出力する変換手段とを具備するダイヤル
   信号自動送出補助装置。