JPH0421196Y2 - - Google Patents

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JPH0421196Y2
JPH0421196Y2 JP1987187904U JP18790487U JPH0421196Y2 JP H0421196 Y2 JPH0421196 Y2 JP H0421196Y2 JP 1987187904 U JP1987187904 U JP 1987187904U JP 18790487 U JP18790487 U JP 18790487U JP H0421196 Y2 JPH0421196 Y2 JP H0421196Y2
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light
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light shielding
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、道路信号灯等に使用される外部光を
遮り、確実な点灯、消灯の確認を可能とした信号
機等の前照灯に係る。
(従来の技術) 従来、実公昭55−9121号公報に開示されている
ように信号灯として、段差を有するフードをハウ
ジングの前面にボルト締めすることによつて前記
フードの段差とハウジングの前面間との間にパツ
キングを介在させてレンズのフランジ部を挟持さ
せることにより、レンズを固定する一方、電球を
備え且つ前方開口端周縁にフランジ部を形成した
反射鏡を前記ハウジングの内面にボルト締めによ
り固定した構成からなる信号灯において、前記ハ
ウジングの内面と反射鏡のフランジ部との間にパ
ツキングを介在させこのパツキングの溝にてハニ
カムボードのフランジ部を挟持させることによ
り、このハニカムボードを前記電球とレンズとの
間に位置させる構成のもの。或いは実開昭52−
46685号公報に開示されているように灯器として、
光源を配した反射鏡と前面レンズとの中間に、太
陽光その他の外部光線遮光板を設けた構成による
ものが提案された。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記従来のものは、内部に備えた遮光
体が一方はハニカムボード形式、他方は多数の透
孔穿設した一枚の遮光板形式によるものであるか
ら、第6図に示すように光源10から発する光は
ボード11及び透孔12以外の部分で遮られて光
源の発光効率が大巾に低下し信号灯に使用した場
合、道路において信号灯の直下の停止線等より見
上げた点灯を確認したとき、前記光源11が見え
なくなることがあつて車輛の運転者や歩行者にと
つてきわめて危険を伴うものであつた。
本考案は前記した従来の課題を解消するために
なされたもので、その目的とするところは前照灯
における光源の前方に、反射板へ映る外部光の遮
光体を備えて地表物反射の影響を受けないように
し、又、例え反射板に光が入つた場合でもその反
射光路を遮る働きもする為、前照灯直下において
も光源の確認ができて、また、点灯、消灯の明瞭
な確認を容易とし、交通安全などに寄与する信号
機等に使用する前照灯の提供にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するための本考案に係る手段
は、光源と、この光源の反射板と、光源の前方に
配置したレンズとより構成し、内部に遮光体を備
え点灯によつて情報を伝える用途の前照灯におい
て、前記光源の近傍に、曲率の異なる円弧・円状
をなす遮光片を断面階段状に配し、且つ曲率の大
きい遮光片を光源寄りとした反射板に映り込む外
部光の遮光体を備えることを特徴とした信号機等
の前照灯の構成にある。
(作 用) 本考案の信号機等の前照灯は前記のように構成
されているから、例ばこれを道路信号灯として使
用した場合、信号灯の近くでこれを見たときは地
表物などからの反射光は、光源1前方に設けた遮
光体6により遮られて反射することはないので、
前記観測者にはその光の照り返しが届かない。ま
た、遮光体6は曲率の異なる円弧・円状をなす遮
光片を断面階段状に配し、且つ曲率の大きい遮光
片を光源寄りとした構成によるので、光源1の光
は遮光体6に遮ぎられることなく充分な光量をも
つてレンズ5を通し確認できる。
(実施例) 次に本考案に係る信号機等の前照灯の実施例を
第1図及び第2図に基づいて説明すると、この実
施例は前照灯を道路信号灯とした例を示し、図中
の符号1は信号機本体2内に設けた電球からなる
光源で、100V、60Wの電球を使用し、信号機本
体2内の電球に接続したソケツト3へ嵌める。
なお、この光源1は昼間150m前方から確認で
きる光度が必要で、夕刻肉眼で500mの距離から
確認し得る透視光度(確認できる最低光度)は、
緑色23cd(カンデラ)、橙色5.4cd、赤色1.4cdであ
つて、前記100V、60Wの電球を使用した場合、
赤色33.2cd、橙黄色155cd緑色88.7cdのビーム光
度を有する。
次に符号4は信号機本体2内に設けた反射板
で、円弧状に形成したものに反射膜を真空蒸着し
て形成したものを使用し、前記光源1の光を拡散
させる。
5は光源1の前方に配置したレンズで、凸レン
ズを使用しこのレンズ5と光源1との距離におい
て、光源1の位置をレンズ5の焦点に一致し得る
位置としてある。
Aは前記光源1を内装した信号機本体2と、反
射板4及びレンズ5とより構成する前照灯で、点
灯により情報を伝える用途に使われている道路信
号灯を示す。
次に符号6は外部反射光を遮る遮光体で、前記
光源1とレンズ5との間に設け、且つ曲率の異な
る大・中・小の半円弧状をなす遮光体イ,ロ,ハ
を断面階段状に配列して、夫々を連結子7により
間隔を隔てて連結するとともに、曲率の大きい遮
光片を光源寄りとした構成としたもので、この遮
光体6を光源1の前方上部に取付ける。この前方
上部に設けることにより、第1図に示すように光
源1の光を遮る部分aは、上部においてほんの僅
かで確認し支障を来すことはなく、レンズ5を通
し確実に透視光度を保持できる。
なお、この遮光体6は遮光片イ,ロ,ハを多数
枚用いる場合もある。
8はレンズ上に設けた庇体で、板状又は弧状板
を使用し、外部光線、特に太陽光とか信号灯より
高位置にある広告灯や街路灯等からの光を遮る。
以上この実施例による道路信号灯からなる前照
灯を使用した場合、外部光は信号機本体2内に設
けた遮光体6によつて遮られるため、反射板4に
よる反射は生じないし、また、遮光体6は曲率の
異なる大・中・小の半円弧状をなす遮光片イ,
ロ,ハを断面階段状に配列して、夫々を連結子7
により間隔を隔てて連結し且つ曲率の大きい遮光
片ハを光源1寄りとした構成であるから、光源1
の光は遮光体6により遮られることはなくレンズ
5を通して確実に透視できるので、例え信号灯A
の直下や近傍に位置する車輛の運転者とか歩行者
に対しても外部光に影響されることなく赤色、橙
色、青色の色別点灯を鮮明に行うことができる。
次に本考案の他の実施例を第3図〜第5図に基
づいて説明すると、この実施例による前照灯
A′は遮光体6′を正面円形状としたものを示し、
第3図によるものはうず巻き状とした遮光体6′
を使用し、第4図及び第5図のものは遮光体6′
における遮光片イ′,ロ′,ハ′を夫々径の異なる
リング状としたものを使用し、何れも一部が内部
に納まり断面階段状をなし、且つ曲率の大きい遮
光片ハ′を光源1′寄りとした遮光体を備えるもの
ものは、連結子9を光源1′を中心に放射状に配
して、各遮光片イ′,ロ′,ハ′を連結させたもの
で、他の光源1′や信号機本体2′、反射板4′レ
ンズ5′は前記実施例と同構成とし、これを使用
した場合外部光は信号機本体2′内に設けた遮光
体6′によつて遮られるから、反射板4′による反
射は生じないし、また、遮光体6′は曲率の異な
る大・中・小の円形状をなす遮光片イ′,ロ′,
ハ′を断面階段状に配列して、夫々を連結子9に
より間隔を隔てて連結した構成であるから、光源
1′の光は遮光体6′により遮られることはなくレ
ンズ5′を通して確実に透視できるので、信号灯
A′の直下や近傍に位置する車輛の運転者とか歩
行者に対しても外部光に影響されることなく赤
色、橙色、青色の色別点灯を鮮明に行うことがで
きる。
(考案の効果) 本考案に係る信号機等の前照灯は、光源と、こ
の光源の反射板と、光源の前方に配置したレンズ
とより構成し、内部に遮光体を備え点灯によつて
情報を伝える用途の前照灯において、前記光源の
近傍に、曲率の異なる円弧・円状をなす遮光片を
断面階段状に配し、且つ曲率の大きい遮光片を光
源寄りとする反射板に映り込む外部光の遮光体を
備えた構成としたものであるから、内部に備えた
遮光体が、従来のハニカムボード形式、又は多数
の透孔を穿設した一致の遮光板形式によるものの
ように、光源から発する孔がボード及び透孔以外
の部分で遮られて光源の発光効率が大巾に低下
し、信号灯に使用した場合、道路において信号灯
の直下の停止線等より見上げた点灯を確認したと
き、前記光源が見えなくなり車輛の運転者や歩行
者にとつて危険を伴うものと違つて、例えこれを
道路信号灯に使用しその信号灯直下より見上げ
て、これの点灯、消灯の確認を行なつても遮光体
は器内の光源を遮ることはないから、常時確実で
鮮明な点灯、消灯を得ることができる。また、内
装した遮光体により、道路面とか白い建物等から
の反射光線(外部光)を遮られるため、該反射光
線の入り込みに起因して光源の透視光度の低下に
伴う点灯、消灯の確認困難を解消することができ
て、交通安全等に大きく寄与する特有の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係る信号機等の前照灯を
示す縦断断面図、第2図は同前照灯の正面図、第
3図は他の実施例を示す縦断断面図、第4図はさ
らに他の実施例を示す縦断断面図、第5図は同実
施例の正面図、第6図は従来の前照灯を示す説明
図である。 図中1は光源、2は信号機本体、4は反射板、
5はレンズ、Aは前照灯、6は遮光体、イ,ロ,
ハは遮光片、7,9は連結子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源と、この光源の反射板と、光源の前方に配
    置したレンズとより構成し、内部に遮光体を備え
    点灯によつて情報を伝える用途の前照灯におい
    て、前記光源の近傍に、曲率の異なる円弧・円状
    をなす遮光片を断面階段状に配し、且つ曲率の大
    きい遮光片を光源寄りとした反射板に映り込む外
    部光の遮光体を備えることを特徴とした信号機等
    の前照灯。
JP1987187904U 1987-12-10 1987-12-10 Expired JPH0421196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987187904U JPH0421196Y2 (ja) 1987-12-10 1987-12-10

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JPH0191999U JPH0191999U (ja) 1989-06-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246685B2 (ja) * 1972-09-25 1977-11-26
JPS559121U (ja) * 1978-06-29 1980-01-21

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JPS53164790U (ja) * 1977-05-30 1978-12-23

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