JPH0421188Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421188Y2
JPH0421188Y2 JP15747684U JP15747684U JPH0421188Y2 JP H0421188 Y2 JPH0421188 Y2 JP H0421188Y2 JP 15747684 U JP15747684 U JP 15747684U JP 15747684 U JP15747684 U JP 15747684U JP H0421188 Y2 JPH0421188 Y2 JP H0421188Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
circuit
signal
circuits
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15747684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6174197U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15747684U priority Critical patent/JPH0421188Y2/ja
Publication of JPS6174197U publication Critical patent/JPS6174197U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421188Y2 publication Critical patent/JPH0421188Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、農業機械等の機器における各部の異
常を検出してこれを報知するようにした機器の異
常検出装置に関する。
[従来技術] 従来より、例えば農業機械用の異常検出装置の
一例として第2図に示す回路構成のものが供され
ている。この第2図において、1,2は例えば農
業機械の回転部分の回転数を検知するためのセン
サで、上記回転部分の回転数に比例した周波数の
検知信号S1,S2を発生する。3,4は上記センサ
1,2に夫々対応して設けられた報知器たるモニ
タランプ、5は補助報知器たるブザー、6は電源
スイツチ、7は電源である。さて、8は一つのユ
ニツトとして構成された異常検出装置で、これは
以下に述べる各構成要素より成る。即ち、9,1
0は前記センサ1,2に夫々対応して設けられた
異常判別回路で、これらは各センサ1,2からの
検知信号S1,S2に基づいて前記回転部分の回転数
が規定値未満か否かを判別し、規定値未満の場合
にのみハイレベル信号より成る異常信号S9,S10
を発生する。11は遅延回路で、これは入力され
た信号を所定時間だけ遅延させて出力するもので
あり、この場合の遅延時間は農業機械の回転部分
が定常回転速度に達するまでの時間より若干長く
設定される。また、12,13はAND回路、1
4はOR回路、15,16は駆動回路たるインバ
ータ、17は補助駆動回路たるインバータ、1
8,19は前記モニタランプ3,4に対する突入
電流防止用の抵抗である。
上記構成においては、電源スイツチ6がオンさ
れると、そのオン後に所定時間経過したときに初
めて遅延回路11からハイレベル信号が出力され
て、AND回路12,13が異常判別回路9,1
0からの出力の通過を許容した状態を呈する。従
つて、この状態になるまでの間はAND回路12,
13からローレベル信号が出力されてインバータ
15,16,17がハイレベル信号を出力してお
り、モニタランプ3,4、ブザー5には通過され
ない。しかして、この後においてセンサ1,2に
よる検知部分である農業機械の回転部分の回転数
が規定値以上であつた場合には異常判別回路9,
10から異常信号S9,S10(ハイレバル信号)が出
力されないため、モニタランプ3,4、ブザー5
は断電されたままである。この後、例えばセンサ
1に対応した農業機械の回転部分にて異常が発生
してその回転数が規定値未満に低下すると、これ
に応じて異常判別回路9からハイレベル信号より
成る異常信号S1が出力されるため、このハイレベ
ル信号がAND回路12を通過してインバータ1
5の出力がローレベル信号に反転する。すると、
モニタランプ3が電源7から通電されて点灯し、
以てセンサ1に対応した部分で異常が発生した旨
の報知がなされる。また、これと同時にインバー
タ17の出力もローレベル信号に反転するためブ
ザー5にも通電されてこれが鳴動し、以て使用者
の注意を喚起するようになる。
ところで、一般的に農業機械にあつては、その
機種グレードに応じて異常検出用のセンサ及びこ
のセンサに対応したモニタランプの設置数が大小
するものであるが、斯様な設置数の大小に拘らず
ユニツト状態にある異常検出装置8そのものは各
機種に対し同一のものを使用することによつて、
量産効果によるコストダウンを図るようにしてい
る。ところが、第2図に示す従来構成のものにお
いて、例えばセンサ1及びモニタランプ3を設置
しない場合に、単にセンサ1を除去しただけで
は、電源スイツチ6のオン状態時に異常判別回路
9に対する入力がないため、その異常判別回路9
から異常信号S9が出力されることになり、この異
常信号S9をOR回路14を介して受けたインバー
タ17の出力がローレベル信号に反転して警報ブ
ザー5が不用意に鳴動する事態を若起することに
なる。このため従来では、異常判別回路9に疑似
周波数信号を与えてその異常判別回路9から異常
信号S9が出力されないように構成することが行な
われているが、この構成では、汎用性に欠けるた
め農業機械の各機種毎に異常検出装置8を共用化
してコストダウンを図るという本来の目的が達成
できなくなる問題点があり、しかも疑似信号の種
類如何によつては上記構成を実現できないことも
あつた。また、斯かる構成に代る手段として、第
2図に破線で示すように、AND回路12,13
の出力ラインをローレベル(アースレベル)に選
択的に落すための手動スイツチ20,21を設
け、例えばセンサ1を除去する場合には、手動ス
イツチ20をオンしておくことにより異常信号S9
が出力されたとしてもブザー5が鳴動しないよう
に構成することも行なわれている。しかしなが
ら、この構成では、農業機械の各機種毎に手動ス
イツチ20,21のオンオフ状態を設定するとい
う面倒な作業が必要になるばかりか、異常検出装
置8の端子数が増えるものであり、この面からコ
スト高になる問題点がある。
[考案の目的] 本考案は、十分なる汎用性を得ることができ、
しかも面倒な作業を不要にできると共に端子数の
無闇な増加を抑制し得てコスト安にできる等の効
果を奏する機器の異常検出装置を提供するにあ
る。
[考案の要約] 本考案は上記目的を達成するために、駆動回路
に夫々対応して設けられその駆動回路の出力側に
報知器が接続されていない場合に拘束信号を発生
する複数の信号発生回路と、上記拘束信号をラツ
チするラツチ回路と、前記信号発生回路に夫々対
応して設けられ前記拘束信号がラツチされた状態
でその信号発生回路からの異常信号をしや断する
の複数のゲート回路とをユニツト中に組み込むよ
うにしたものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明する。但し、この実施例において前述した第2
図と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略しながら述べる。
即ち、22,23はインバータ15,16に対
応して設けられた信号発生回路で、ベースが夫々
抵抗22a,23aを介してインバータ15,1
6の出力端子に接続されたPNP形のトランジス
タ22b,23bを有し、トランジスタ22b,
23bの各エミツタを電源スイツチ6の負荷側端
子に接続すると共に、各コレクタを夫々抵抗22
c,23cを介して接地して成る。そして、斯か
る信号発生回路22,23にあつては、各トラン
ジスタ22b,23bがオンされたときに夫々に
対応した出力点22d,23dからハイレベル信
号より成る拘束信号S22,S23を出力する。24は
クロツク端子CKに対する入力が立上がつたとき
に出力点22d,23dの信号をラツチするラツ
チ回路、25,26はラツチ回路24からの各ラ
ツチ出力を夫々インバータ27,28を介して受
けるゲート回路たるAND回路で、各AND回路2
5,26は他の入力端子にAND回路12,13
からの出力を受けるように設けられている。そし
て、インバータ15,16は夫々に対応した
AND回路25,26の出力を受け、インバータ
17はAND回路25,26双方の出力をOR回路
14を介して受けるように設けられている。29
は電源スイツチ6のオンに応じてハイレベル信号
が入力される第1の遅延回路で、そのハイレベル
信号を若干時間t1だけ遅延させてラツチ回路24
のクロツク端子CK及び第2の遅延回路30に与
える。上記第2の遅延回路30は、入力されたハ
イレベル信号を所定時間t2だけ遅延させてAND
回路12,13に与えるものであり、この場合、
上記遅延時間t1,t2の合計は、農業機械の回転部
分が定常回転速度に達するまでの時間より長く設
定されている。そして、以上述べた信号発生回路
22,23、ラツチ回路24、AND回路25,
26、第1、第2の遅延回路29,30等は異常
検出装置8内に組み込まれ、以て他の異常判別回
路9,10等と共に一つのユニツトとして構成さ
れている。
次に上記構成の作用を説明する。今、例えばセ
ンサ1及びモニタランプ3をを除去した状態で電
源スイツチ6をオンすると、そのオンと同時に信
号発生回路22内のトランジスタ22bがオンし
て出力点22dから抑止信号S22(ハイレベル信
号)が出力され、この後第1の遅延回路29に設
定された遅延時間t1が経過したときにその遅延回
路29からラツチ回路24のクロツク端子CKに
ハイレベル信号が与えられるため、ラツチ回路2
4が前記抑止信号S22をラツチするようになる。
この結果、インバータ27がラツチ回路24から
の抑止信号S22を受けてその出力がローレベル信
号に反転するため、AND回路25が信号の通過
を阻止した状態を呈する。この後、第2の遅延回
路30に設定された遅延時間t2がさらに経過する
と、その遅延回路30からのハイレベル信号が
AND回路12,13に与えられるため、これら
AND回路12,13が信号の通過を許容するよ
うになる。しかして、センサ1が除去された状態
では、異常判別回路9から異常信号S9(ハイレベ
ル信号)が出力されてAND回路12を通過する
が、次段のAND回路25が異常信号S9をしや断
するようになるため、ブザー5が鳴動されること
はない。また、この状態では、他の信号発生回路
23内のトランジスタ23bがオフされて出力点
23dからローレベル信号が出力され、以てこの
ローレベル信号がラツチ回路24にラツチされる
ため、インバータ28からハイレベル信号が出力
されてAND回路26が信号の通過を許容するよ
うになる。従つて、センサ2に対応した農業機械
の回転部分の回転数が規定値未満に低下し、以て
異常判別回路10から異常信号S10が出力された
ときには、その異常信号S10がAND回路13,2
6を通過してインバータ16,17の出力がロー
レベル信号に反転するため、モニタランプ4が点
灯されて異常が発生した旨の報知がなされると共
に、ブザー5が鳴動されるようになる。尚、セン
サ1及びモニタランプ3が設置された状態では、
信号発生回路22内のトランジスタ22bがオン
することがなくてAND回路25も信号の通過を
許容した状態となるから、異常判別回路9から異
常信号S9が出力されたときにモニタランプ3が点
灯されると共にブザー5が鳴動される。
上記した本実施例によれば、センサ1,2及び
これらと対をなすモニタランプ3,4のうち不要
なものを除去した場合でも、ブザー5が従来のよ
うに不用意に鳴動してしまうことがないものであ
り、しかもこの場合、異常検出装置8に何ら手を
加える必要がないものであつて、結果的にその異
常検出装置8をグレードの異なる機種に対して共
用し得て十分なる汎用性を発揮する。また、従来
で述べた農業機械の各機種毎に手動スイツチ2
0,21のオンオフ状態を設定するという面倒な
作業を不要になし得ると共に、異常検出装置8の
端子数を増やす必要もないものである。
尚、本考案は上記した実施例に限定されるもの
ではなく、例えばセンサ及び報知器等をさらに多
数対設けても同様の効果が得られる等、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば以上説明したように、複数の外
部センサに夫々対応して設けられてそのセンサ出
力の状態に応じて異常信号を発生する複数の異常
判別回路と、これら異常判別回路に夫々対応して
設けられ前記異常信号が発生したときに前記セン
サに夫々対応して設けられた複数の報知器を駆動
する複数の駆動回路と、前記複数の異常判別回路
の何れか一つから前記異常信号が発生したときに
補助報知器を駆動する補助駆動回路とを一つのユ
ニツトとして構成した機器の異常検出装置におい
て、一部のセンサを使用しない機器に対してもそ
のまま適用し得て十分なる汎用性を得ることがで
きる上に、面倒な作業を不要にできると共に端子
数の無闇な増加を抑制し得てコスト安にできると
いう実用上有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気的構成
図、第2図は従来例を示す第1図相当図である。 図中、1,2はセンサ、3,4はモニタランプ
(報知器)、5はブザー(補助報知器)、8は異常
検出装置、9,10は異常判別回路、15,16
はインバータ(駆動回路)、17はインバータ
(補助駆動回路)、22,23は信号発生回路、2
4はラツチ回路、25,26はAND回路(ゲー
ト回路)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の外部センサに夫々対応して設けられその
    センサ出力の状態に応じて異常信号を発生する複
    数の異常判別回路と、これら異常判別回路に夫々
    対応して設けられ前記異常信号が発生したときに
    前記センサに夫々対応して設けられた複数の報知
    器を駆動する複数の駆動回路と、前記複数の異常
    判別回路の何れか一つから前記異常信号が発生し
    たときに補助報知器を駆動する補助駆動回路とを
    一つのユニツトとして構成した機器の異常検出装
    置において、前記駆動回路に夫々対応して設けら
    れその駆動回路の出力側に前記報知器が接続され
    ていない場合に拘束信号を発生する複数の信号発
    生回路と、前記拘束信号が発生したときにこれを
    ラツチするラツチ回路と、前記信号発生回路に
    夫々対応して設けられ前記ラツチ回路に前記拘束
    信号がラツチされた状態でその信号発生回路に対
    応した前記異常判別回路からの異常信号をしや断
    する複数のゲート回路とを組み込んだことを特徴
    とする機器の異常検出装置。
JP15747684U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0421188Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15747684U JPH0421188Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15747684U JPH0421188Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6174197U JPS6174197U (ja) 1986-05-20
JPH0421188Y2 true JPH0421188Y2 (ja) 1992-05-14

Family

ID=30715469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15747684U Expired JPH0421188Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421188Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6174197U (ja) 1986-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0353677B2 (ja)
KR970071268A (ko) 전자제어장치용 감시시스템
JPH0421188Y2 (ja)
JPH05315931A (ja) レベルシフト回路
JP2567163B2 (ja) 半導体集積回路
JPH11136846A (ja) 車両用配線系統異常電流遮断装置
JPH05189272A (ja) コントローラ
US5742231A (en) Intrusion detection system
CN210898496U (zh) 电子电路和电子设备
KR0138838Y1 (ko) 초음파 감지센서 고장 검출장치
JPS6051316A (ja) 半導体集積回路
JPH04291634A (ja) マイコンの故障検知回路
JP2626165B2 (ja) 半導体装置のリセット回路
JPH10322182A (ja) クロック断検出回路
JP3694977B2 (ja) 位相比較器
KR870003376Y1 (ko) 경보용 전화 호출회로
JPH0631426Y2 (ja) 負荷駆動回路
JPS6226997Y2 (ja)
JPH0476888A (ja) 半導体記憶装置
JP2765835B2 (ja) 信号検出回路
RU1795491C (ru) Устройство дл тревожной сигнализации
JP2501666Y2 (ja) ユニット2重化装置
JPS5850409Y2 (ja) 情報処理装置
SU452917A1 (ru) Устроойство дл функционального контрол генератора пр моугольных импульсов
JPS61173518A (ja) 信号断検出回路