JPH0421165A - 複合画書合成文書の出力方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概　要） 分散処理システムにおける複合画書合成文書の出力方式
に関し、 上位装置に存在する複合画書合成文書をワークステーシ
ョン側から容易に印刷することを目的とし、 文書データおよび該文書データ内に編集される画図表デ
ータを記憶したファイル装置、該ファイル装置と文書出
力部を具える上位装置に接続されたワークステーション
上に設けられ、文書の編集を行なう文書編集制御部と、
該文書出力部に対して編集済の文書を供給する印刷実行
部とからなる文書出力システムにおいて、画図表データ
展開領域と、前記画図表データを転送させ且つ該画図表
データ展開領域に展開する画図表展開処理部とを設け、
前記画図表展開処理部によって、前記ファイル装置から
前記文書データと前記画図表データを転送して前記画図
表データを前記画図表データ展開領域に展開し、前記文
書編集制御部で前記文書データと前記画図表データの編
集を行なって複合画書合成文書を作成し、該編集された
複合画書合成文書を前記印刷実行部によって前記上位装
置に転送して、前記文書出力部から出力するように構成
する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、分散処理システムにおける複合画書合成文書
の出力方式に関する。

現在、複数のワークステーションに共通なファイルを上
位装置に置き、各ワークステーションで作成した文書を
共通で上記ファイルに蓄え共有の資産として利用すると
いう思想のシステムがさかんである。

〔従来の技術〕

従来、複数のワークステーションに対し、共通なファイ
ル装置を置く水平分散処理システムがさかんにおこなわ
れている。

このようなシステムでは、作成した文書データを共有の
資産として活用しようとして、文書ファイルをホスト計
算機または蓄積を目的とした計算機に設けて、そのファ
イル装置に蓄積する運用方法をとる。

上記のような場合の共通の文書ファイルを持つ計算機は
ファイルサーバと呼ばれ、ワークステーションより上位
の場合はホスト計算機と呼ばれている。本明細書ではホ
スト計算機の場合を含めて以下でホスト／サーバと表現
する。

最近の文書データは文書以外に組み込みメディアと呼ば
れるグラフ、表、イメージ画像、線画と多様なデータ形
式を含む複合画書合成文書が多用される。

上記の複合画書合成文書はまたしばしばマルチメディア
文書とも呼ばれる。

第３図は複合画書合成文書の説明図である。

複合画書合成文書４０は通常の文字の行列である文書４
１（ベースメディアと呼ばれる）の中に表４２やグラフ
４３を組み込むために枠４４．４５を設けておき、この
枠の中には文書以外のメディアである画図表データを組
み込む。

文書以外の文書に組み込まれる表、グラフ、イメージ画
像等を画図表データと呼び、また組み込みメディアとも
呼ぶ。

印刷のため文書を構成するとき、まずベースメディアで
ある文書４１を展開し、その中に組み込まれる画図表デ
ータのための枠４４．４５があるかどうか調べて、枠が
あれば、該当する画図表データを持ってきて枠内を埋め
る。

また文書を印刷する場合、プリンタがワークステーショ
ンに付いているプリンタで印刷するときローカル印刷と
、ホスト／サーバのプリンタで印刷するリモート印刷を
併用して運用する。

ワークステーションにおけるローカル印刷は第２図の従
来のシステムの構成を示すブロック図に示される。

先ず文書印刷システム９０の文書読み込み部１１がファ
イルから文書を文書領域２５にもってきて、文書編集制
御部１３で文字の大きさ、位置等を処理する文字編集処
理、指定された領域に網掛けを行う網掛は処理、ベクト
ルデータをビットマツプに変換する線画処理、下線等を
付加する装飾処理、表作成時の枠を作る表枠処理等を行
い、印刷データを作成して、印刷実行部１４で該印刷デ
ータをローカル印刷のプリンタに印刷指示をだして印刷
を行つゆ 上記従来方式で、利用者が対話制御部１２との対話によ
って、ホスト／サーバ内の複合画書合成文書及び画図表
データのワークステーション上への取り出し、文書編集
の指示、ホスト／サーバの文書出力部４への印刷指示を
その都度介在して実行させていた。

このため組み込む画図表データがワークスチーシラン上
に存在する場合は、画図表データと文書データをワーク
ステーション側に転送する必要がないが、組み込む画図
表データがホスト／サーバのファイル内にある場合は、
上記のように多段階の指示を行い、ホスト／サーバとワ
ークステーション間でのデータ転送が各段階毎に必要で
あり、操作が煩雑で、文書が必要な場合でもすぐに印刷
が出来ず不便であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上説明してきたように複合画書合成文書がホスト／サ
ーバに存在する場合は、直ちに印刷することができない
という問題があった。

本発明はこのような点にかんがみて、ホスト／サーバに
存在する複合画書合成文書をワークステーション側から
容易に印刷指示できる手段を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題は下記の如くに構成された複合画書合成文書の
出力方式によって解決される。

文書データ３１および該文書データ３１内に編集される
画図表データ３２を記憶したファイル装置３、該ファイ
ル装置３と文書出力部４を具える上位装置に接続された
ワークステーション１上に設けられ、文書の編集を行な
う文書編集制御部１３と、該文書出力部４に対して編集
済の文書を供給する印刷実行部１４とからなる文書出力
システムにおいて、画図表データ展開領域２１と、前記
画図表データ３２を転送させ且つ該画図表データ展開領
域２１に展開する画図表展開処理部１５とを設け、前記
画図表展開処理部１５によって、前記ファイル装Ｎ３か
ら前記文書データ３１と前記画図表データ３２を転送し
て前記画図表データ３２を前記画図表データ展開領域２
１に展開し、前記文書編集制御部１３で前記文書データ
３１と前記画図表データ３２の編集を行なって複合画書
合成文書を作成し、該編集された複合画書合成文書を前
記印刷実行部１４によって前記上位装置に転送して、前
記文書出力部４から出力するように構成する。

〔作　用〕

先ず文書印刷システムの文書読み込み部１１により、ホ
スト／サーバ２のファイル装置３にある文書が文書単位
で読み込まれ、画図表データ３２が存在するかどうかが
判定される。画図表データ３２が存在する場合には、画
図表展開処理部１５によりホスト／サーバ２のファイル
装置３にある画図表データ３２が、ワークステーション
１の作業領域２゜の画図表データ展開領域２１に展開さ
れ、文書編集制御部１３が文書に組み込み、印刷データ
に編集し、該印刷データが印刷実行部１４によりホスト
／サーバ２の文書出力部４に印刷の指示がだされ印刷が
実行される。

［実施例〕 第１図は本発明の実施例である。

文書出力システムはワークステーション１にあるホスト
／サーバ２のファイル装置３にある文書データ３１を文
書領域２５に読み込む文書読み込み部１１と、 利用者との対話を行う対話制御部１２と、複合画書合成
文書の編集を行い、印刷データを作成する文書編集制御
部１３と、 ホスト／サーバ２のファイル装置３にある画図表データ
３２を作業領域２ｏの画図表データ展開領域２１に展開
する画図表展開処理部１５と、文書を展開する文書領域
２５と、 画図表データ３２を展開する画図表データ展開領域２１
と、 上位装置であるホスト／サーバ２に接続される複合複合
直置合成文書を蓄積するファイル装置３と、 文書出力部５と、 から構成されている。

図において、先ず文書読み込み部１１により、ボスト／
サーバ２のファイル装置３にあるマルチメディア文書３
０の文書データ３１をワークステーション１に転送して
、当該文書データ３１内に、組み込むべき画図表データ
３２があるかどうか判定する。

組み込むべき画図表データ３２があれば画図表展開処理
部１５によりホスト／サーバ２のファイル装置３にある
画図表データ３２の読み取り転送を行い、ワークステー
ション１の作業領域２０の画図表データ展開領域２１に
展開する。

文書編集制御部１３で文字の大きさ、位置等を処理する
文字編集処理、指定された領域に網掛けを行う網掛は処
理、ベクトルデータをビットマツプに変換する線画処理
、下線等を付加する装飾処理、表作成時の枠を作る表枠
処理等を文書の各出力頁単位毎に行い、また作業領域２
０の画図表データ展開領域２１に展開された画図表デー
タ３２を、前記文書の指定位ｌに対応させて組み込み、
印刷データを作成する。

次に、編集済の文書頁は印刷実行部１４で該印刷データ
をホスト／サーバ２に回線経由で転送して、文書出力部
４に出力することにより、複合複合画書合成文書のリモ
ート印刷が実現できる。

〔発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によればホスト
／サーバに存在するマルチメディア文書をワークステー
ション側から容易に印刷指示できる手段を提供するとい
う工業的効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は従
来のシステムの構成を示すブロック図、第３図は複合画
書合成文書の説明図、 である。 図において、 １はワークステーション、 ２はホスト／サーバ、 ３はファイル装置、 ４は文書出力部、 −＋０は文書印刷システム、 １１は文書読み込み部、 １２は対話制御部、 １３は文書編集制御部、 １４は印刷実行部、 １５は画図表展開処理部、 ２１は画図表データ展開領域、 ３２は画図表データ、 を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 文書データ（３１）および該文書データ（３１）内に編
   集される画図表データ（３２）を記憶したファイル装置
   （３）、該ファイル装置（３）と文書出力部（４）を具
   える上位装置に接続されたワークステーション（１）上
   に設けられ、文書の編集を行なう文書編集制御部（１３
   ）と、該文書出力部（４）に対して編集済の文書を供給
   する印刷実行部（１４）とからなる文書出力システムに
   おいて、 画図表データ展開領域（２１）と、前記画図表データ（
   ３２）を転送させ且つ該画図表データ展開領域（２１）
   に展開する画図表展開処理部（１５）とを設け、前記画
   図表展開処理部（１５）によって、前記ファイル装置（
   ３）から前記文書データ（３１）と前記画図表データ（
   ３２）を転送して前記画図表データ（３２）を前記画図
   表データ展開領域（２１）に展開し、前記文書編集制御
   部（１３）で前記文書データ（３１）と前記画図表デー
   タ（３２）の編集を行なって複合画書合成文書を作成し
   、該編集された複合画書合成文書を前記印刷実行部（１
   ４）によって前記上位装置に転送して、前記文書出力部
   （４）から出力するように制御したことを特徴とする複
   合画書合成文書の出力方式。