JPH04209424A - 電気接点とその製造法 - Google Patents

電気接点とその製造法

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JPH04209424A
JPH04209424A JP34102090A JP34102090A JPH04209424A JP H04209424 A JPH04209424 A JP H04209424A JP 34102090 A JP34102090 A JP 34102090A JP 34102090 A JP34102090 A JP 34102090A JP H04209424 A JPH04209424 A JP H04209424A
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JP
Japan
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layer
punched
electrical contact
contact
alloy layer
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Application number
JP34102090A
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English (en)
Inventor
Yuki Oba
大場 友樹
Jitsuo Matsumoto
松本 実男
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Nippon Tungsten Co Ltd
Original Assignee
Nippon Tungsten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、配線用遮断器、電磁接触器等に使用する電気
接点とその製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、かかる接点は銅のような良電導性の材料台座
上に、Ag層上に酸化カドミウム、酸化インジウム、酸
化スズ等の酸化物を内部酸化法によって分散したAg−
酸化物層を形成した電気接点を接合した構造を有する。
この電気接点のAg−酸化物層は接点の溶着や消耗等か
ら保護する機能を有するものであるが、電気接点の頻繁
な開閉動作によって生じるアーク熱、ジュール熱によっ
て接点表面や側周面が損耗したり、接点ズレが生じ、こ
れが電気接点としての寿命を決定する一つの要因となっ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明において解決しようとする課題は、Ag層の上面
に、酸化物を分散したAg−酸化物層を形成した電気接
点の寿命を延長するための手段を見出すことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、Agの上部と共に側周面の全体又は一部もA
g−酸化物層によって被覆してなることを特徴とする。
このような構造を有する電気接点は、適宜な被覆法の適
用によって形成することができるが、板打ち抜き法によ
っても形成することができる。
例えば、Ag層とAg合金層を形成する層との二層から
なる板を、打ち抜きパンチの外径とダイ内径を適宜に調
整しAg層側かみ打ち抜くことによって、Ag合金層を
形成する層が打ち抜きパリ状にその側周面の全面又はそ
の一部を覆うと共に、コーナー部に曲面を有する部材を
得ることができる。そしてこれを内部酸化法を適用する
ことによってAg層の上面とともに側周面の全面又はそ
の一部もAg−酸化物層によって被覆した電気接点を得
る。
〔作用〕
電気接点の投入・開離の際発生するアーク熱による側周
面のAg層の消耗や温度上昇によるロウ付は部のズレ発
生に起因する機能劣化が生じるが、その側周面の露出A
g層をAg−酸化物層で被覆することによって、その部
分の機能の劣化を抑えることができる。更に、接点接触
面側のコーナー部に曲面がつくことにより、コーナー部
の異常消耗を抑えることができる。
〔実施例〕
Q、1mm厚のAg層の上に、Cdを10重f%含有す
るQ、 9mm厚のAg−Cd合金層からなるクラツド
板を外径5. Qmmの円形パンチと、内径4.94m
mのダイスを用いて、クリアランス0.06mm (片
側0.03mm)  としてAg層側から打ち抜いた。
その結果、第1図に示すように、Ag層1の表面端8(
コーナー部)が丸く湾曲し、その側周面の一部も含めた
部分3がAg−Cd合金層2によって被覆された径5m
mで中央部厚みが1mmの打ち抜き部材を得た。
この打ち抜き部材を内部酸化温度800℃の条件で内部
酸化したところ、上方端部が丸みを有するAg層1と、
そのAg層の表面全体と側面の一部をΔg−Cd○の被
覆層を有する部材を得た。
この電気接点を通常の方法で、台座にロー付けして電気
接触子を作成し、ブレーカ−用接点として、JIS  
C8370に基づき、電圧AC220V、電流250O
A、力率0.87 ノ条件で短絡遮断試験を行った。そ
の結果、通常の動作責務〇−C○の他、余裕度試験とし
てCO動作を2回追加試験を行った後も充分に接点材と
しての機能を果テこ しゾこ。
これに対して、比較のために供試した同様のサイズを有
するが上面だけにAg−Cd0の被覆層を有する比較用
電気接点(第3図)は、同試験の通常0−CO試験です
でに損耗が大きく、その機能を失った。
〔発明の効果〕
本発明によって以下の効果を奏することができる。
(1〕  接点表面端部に丸味を持つ曲面を付けること
により、端部(コーナー部)の異常消耗が減少する。
(2)側周面の全面又はその一部をAg−酸化物層で覆
うことにより、側周面の異常消耗やアーク熱による接点
ズレがなくなった。
(3)格別の製造法によることなく、比較的簡単に製品
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明の実施例を示す。 第1図はクラ7ド板から打ち抜かれた部材の断面を示す
。 第2図は最終製品の断面を示す。 第3図は従来製品の断面を示す。 1:Ag層 2:Ag−Cd合金層 3:側周面 4:端部(コーナー部) 5:Ag−酸化物層 6;酸化物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Ag層の上面と共に側周面をもつAg−酸化物層に
    よって被覆してなる電気接点。 2、Ag層とAg合金層を形成する層との二層からなる
    板を、打ち抜きパンチの外径とダイ内径を適宜に調整し
    Ag層側から打ち抜くことによってAg合金層がAg層
    の側周面を覆うと共に、接点接触面に相当するAg合金
    層のコーナー部に曲面のついた部材を得、この部材に内
    部酸化処理を行う電気接点の製造法。
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