JPH04209088A - 自動精米装置の運転方法 - Google Patents

自動精米装置の運転方法

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JPH04209088A
JPH04209088A JP34066290A JP34066290A JPH04209088A JP H04209088 A JPH04209088 A JP H04209088A JP 34066290 A JP34066290 A JP 34066290A JP 34066290 A JP34066290 A JP 34066290A JP H04209088 A JPH04209088 A JP H04209088A
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card
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惣一 山本
Isamu Ishii
勇 石井
Kazuo Nakamura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は投入されたコインまたは挿入されたプリペイド
カードに応じて作動して玄米等の米粒を[従来の技術] 投入されたコインに応じて作動し、投入された米粒(玄
米)を白米に処理するコイン精米装置が知られており、
さらに、コインのみならず挿入されたプリペイドカード
に応じても作動する自動精米装置も提案されている。
このような従来の自動精米装置では、機体の内部には精
白ロールを備えた精米機が配置されている。また、機体
の前面壁には米粒が投入される張込みホッパが設けられ
ており、張込みホッパは昇降機等の搬送機器を介して精
米機に連結されている。さらに機体の前面壁には、コイ
ン投入部及びカード挿入部が設けられており、コインを
投入できると共にカードが挿入できる。コインを投入後
あるいはプリペイドカードを挿入後に運転スイッチを操
作すると、投入されたコインまたは挿入されたプリペイ
ドカードに応じて自動精米装置を作動できる。
この自動精米装置を利用する際には、張込みホッパへ米
粒を投入すると共に、コイン投入部へ所定枚数のコイン
を投入し、またはカード挿入部へプリペイドカードを挿
入し、次いで運転スイッチを操作すると、投入された米
粒が昇降機等によって搬送されて精米機へ供給され、さ
らに精米機の精白ロールが回転して精米処理され白米と
なって取り出される。
このように、従来の自動精米装置は、投入されたコイン
または挿入されたプリペイドカードに応じて自動的に精
米処理して白米にできる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このようなコイン及びプリペイドカードを何
れも用いて運転できる自動精米装置では、装置を作動す
る際に、装置の操作に不慣れな利用者が誤って不必要に
多量のコインやプリペイドカードあるいはその両方を投
入して運転スイッチを操作すると、張込みホッパへ投入
された米粒の精米処理が完了してもなお装置の運転が継
続したり(したがって、挿入部のプリペイドカードが浪
費される)、未使用のコインが装置内に残留し、無駄に
なる欠点があった。
本発明は上記事実を考慮し、装置を作動する際に用いる
コイン及びプリペイドカードを無駄無く使用して確実に
精米処理を実行できる自動精米装置の運転方法を得るこ
とが目的である。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)に係る発明の自動精米装置の運転方法は、
コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、プリペ
イドカードの挿入状態を識別するカード識別手段と、作
動状態では挿入されたプリペイドカードを返却するカー
ド返却手段と、を備え、コインの投入後またはプリペイ
ドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって始動し
、投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカード
に応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方法であ
って、前記コイン識別手段およびカード識別手段によっ
てコインの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を
識別し、前記コインが投入された後は前記運転スイッチ
の操作に拘わらず前記カード返却手段を作動状態とし、
新たに挿入されるプリペイドカードを返却することを特
徴としている。
請求項(2)に係る発明の自動精米装置の運転方法は、
コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、プリペ
イドカードの挿入状態を識別するカード識別手段と、作
動状態では挿入されたプリペイドカードを返却するカー
ド返却手段と、を備え、コインの投入後またはプリペイ
ドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって始動し
、投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカード
に応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方法であ
って、前記コイン識別手段およびカード識別手段によっ
てコインの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を
識別し、前記運転スイッチが操作される以前においては
、前記プリペイドカードが挿入された後に前記コインが
投入された時点で前記カード返却手段を作動状態とし、
既に挿入されたプリペイドカード及び新たに挿入される
プリペイドカードを返却することを特徴としている。
請求項(3)に係る発明の自動精米装置の運転方法は、
コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、プリペ
イドカードの挿入状態を識別するカード識別手段と、作
動状態では挿入されたプリペイドカードを返却するカー
ド返却手段と、を備え、コインの投入後またはプリペイ
ドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって始動し
、投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカード
に応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方法であ
って、前記コイン識別手段およびカード識別手段によっ
てコインの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を
識別し、前記プリペイドカードが挿入され前記運転スイ
ッチが操作されて装置が始動した後においては、前記コ
インが投入された時点で前記カード返却手段を作動状態
とし、既に挿入されたプリペイドカードの記録内容を書
換えて返却することを特徴としている。
請求項(4)に係る発明の自動精米装置の運転方法は、
コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、プリペ
イドカードの挿入状態を識別するカード識別手段と、作
動状態では挿入されたプリペイドカードを返却するカー
ド返却手段と、を備え、コインの投入後またはプリペイ
ドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって始動し
、投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカード
に応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方法であ
って、前記コイン識別手段およびカード識別手段によっ
てコインの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を
識別し、前記プリペイドカードが挿入され前記運転スイ
ッチが操作されて装置が始動した後においては、前記コ
インが投入された時点で前記カード返却手段を作動状態
とし、既に挿入されたプリペイドカードの記録内容を書
換えて返却すると共に、前記投入されたコインに応じて
連続して運転することを特徴としている。
「作用コ 請求項(1)記載の自動精米装置の運転方法では、運転
スイッチの操作すなわち装置が始動しているか否かに拘
わらず、−旦コインが投入されると、その後に挿入され
るプリペイドカードはカード返却手段を介して強制的に
返却される。換言すれば、自動精米装置はプリペイドカ
ードよりもコインが優先的に用いられて運転される。
したがって、装置の操作に不慣れな利用者が誤って不必
要にプリペイドカードをコインと共に挿入しても、この
プリペイドカードが浪費されるこイッチが操作されて装
置が始動する以前において、プリペイドカードが挿入さ
れた後にコインが投入された時点でカード返却手段が作
動するため、既に挿入されたプリペイドカード及びその
後に挿入されるプリペイドカードは強制的に返却される
この場合も換言すれば、自動精米装置はプリペイドカー
ドよりもコインが優先的に用いられて運転される。
したがって、装置の操作に不慣れな利用者が誤って不必
要にプリペイドカードを挿入しても、装置を始動させる
以前にこのプリペイドカードを回収することができ、プ
リペイドカードが浪費されることが無く、無駄になるこ
とがない。
イドカードが挿入され運転スイッチが操作されて装置が
始動した後において、コインが投入された時点でカード
返却手段が作動するた約、既に挿入されたプリペイドカ
ードは記録内容を書換えられて強制的に返却される。こ
の場合も換言すれば、自動精米装置はプリペイドカード
よりもコインが優先的に用いられて運転される。
したがって、装置の操作に不慣れな利用者がプリペイド
カードを挿入して装置を運転した後に誤ってコインを投
入しても、既に挿入したプリペイドカードが装置内に残
留したり浪費されることが無く、これを回収することが
できて無駄になるこイドカードが挿入され運転スイッチ
が操作されて装置が始動した後において、コインが投入
された時点でカード返却手段が作動するため、既に挿入
されたプリペイドカードは記録内容を書換えられて強制
的に返却される。さらに、この場合には投入されたコイ
ンに応じて連続して運転される。
したがって、既に挿入したプリペイドカードが装置内に
残留したり浪費されることが無く、これを回収すること
ができて無駄になることがない。
さらに、コインに応じて連続して運転されるため、新た
な運転操作をする必要が無く、操作性も向上する。
[実施例コ 第1図には本発明の実施例に係る自動精米装置10の概
略全体構成図が示されている。
自動精米装置10では、機体12の前面壁に、米粒(籾
米Mまたは玄米G)が投入される張込みホッパ14が設
けられている。張込みホッパ14は米粒搬送用のスクリ
ュウコンベア15を内蔵しており、さらに、機体12の
内部に配置された昇降機16に連結されている。昇降機
16は、張込ミホッパ14へ投入されスクリュウコンベ
ア15によって供給された米粒を機体12の上部へ持ち
上げ搬送できる。
機体12内部の昇降機16の側方には、脱ぶ部としての
籾摺り機18が昇降機16の放出口16Aに対応して配
置されている。籾摺り機18は、一対のゴムロール機構
を備えたロール式とされており、米粒(籾米M)の脱ぷ
処理ができる。なおこの脱ぷ部は、他の型式のもの例え
ば、高速回転羽を備えた衝撃式の遠心脱ぷ機であっても
差し支えない。
籾摺り機18の側方には石抜き機20が配置されており
、籾摺り機18の排出口18Aに対応している。このた
め、籾摺り機18を経由した後の玄米Gは石抜き機20
へ供給されるようになっている。
機体12内部の昇降機16の下方には、精米部としての
精米機22が配置されており、石抜き機20を経由後の
玄米Gが供給されるようになっている。精米機22は、
精白ロールを備えた縦型円筒摩擦式とされており、玄米
Gの精米処理ができる。なおこの精米部は、他の型式の
もの例えば、横型円筒式のものや、循環機構を備えた循
環式のもの、あるいは金剛砥石ロールを備えた研削式の
ものであっても差し支えない。
精米機22の側方には糠回収機24が配置されており、
精米処理の際に発生する米糠を回収し袋25に集積でき
る。
また、精米機22の放出口22Aに対応した機体12の
前面壁には、集積タンク26が配置されており、精米処
理後の白米Hを袋27に集積できる。
機体12の前面壁の張込みホッパ14の上方には操作パ
ネル28が配置されている。第2図に示す如く、操作パ
ネル28にはコイン投入部30及びカード挿入部32が
設けられている。
カード挿入部32では、操作パネル28に開口する挿入
口35が設けられており、所定のカード(本実施例では
、所謂クローズド型のプリペイドカード)が挿入できる
。またカード挿入部32にはカードセンサ33 (第5
図に図示)が設けられており、挿入されたカードを検出
できる。このカードセンサ33は後述する制御装置70
に接続されている。
一方、コイン投入部30では、操作パネル28に開口す
る投入口34が設けられており、所定のコインC(本実
施例においては、100円硬貨)が投入できる。
ここで、第3図にはコイン投入部30の一部透視した概
略全体斜視図が示されており、第4図には概略断面図が
示されている。
コイン投入部30では、投入口34に連通して案内路3
6が湾曲して形成されており、さらに案内路36は落下
路38に連通している。落下路38は垂直に形成されて
おり、この落下路38の中間部には、落下路38から分
岐された返却路40が形成されている。返却路40は操
作パネル28に開口する返却口42に連通している。こ
れらの案内路36、落下路38及び返却路40は何れも
コインCに対応した大きさに形成されており、投入口3
4から投入されたコインCの通過経路となっている。
案内路36にはキャリアアーム44が回動可能に配置さ
れている。このキャリアアーム44の先端部は案内路3
6内のコイン通過経路に位置しており、さらに後端部に
は分銅(錘)46が固着されている。分銅46はコイン
Cに対応した重量となっており、このため、投入口34
から投入されたコインCが正規の重量である場合に限り
コインCと共に回転して案内路36でのコインCの移動
を可能にしている。
一方、落下路38の中間位置には、返却路40に対応し
てクランク50が支軸52によって回転可能に配置され
ている。クランク50には上爪54および下爪56が形
成されており、クランク50が支軸52周りに回転する
ことにより、上爪54および下爪56の何れか一方が落
下路38内(コインCの落下経路内)に進入するように
なっている。
クランク50の上方にはソレノイド58が配置されてお
り、アクチュエータ59がクランク50の腕部5. O
Aに連結されている。このため、ソレノイド58が作動
することによってクランク50は回転する。なお、通常
(ソレノイド58が不作動時)には、上爪54は落下路
38から離脱し下爪56のみが落下路38内に進入した
状態となっており、ソレノイド58が作動することによ
って上爪54が落下路38に進入し下爪56が落下路3
8から離脱する状態となる。
またクランク50の側方には、クランク50と同様のク
ランク6Dが支軸62によって回転可能に配置されてい
る。クランク60には上爪64および下爪66が形成さ
れており、支軸62周りに回転することにより、上爪6
4が返却路40内(コインCの返却経路内)に進入して
落下路38から返却路40へのコインCの移動を阻止す
る状態、及び、下爪66が落下路38内(コインCの落
下経路内)に進入して落下路38の下方へのコインCの
落下を阻止する状態の何れか一方の状態となる構成であ
る。
クランク60の上方には、クランク50と同様にソレノ
イド68が配置されており、アクチュエータ69がクラ
ンク60の腕部60Aに連結されている。このため、ソ
レノイド68が作動することによってクランク60は回
転する。なお、通常(ソレノイド68が不作動時)には
、上爪64は返却路40から離脱し下爪66のみが落下
路38内に進入して落下路38の下方へのコインCの落
下を阻止する状態となっており、ソレノイド68が作動
することによって上爪64が返却路40内に進入して落
下路38から返却路40へのコインCの移動を阻止する
状態となる。
これらのソレノイド58、ソレノイド68も後述する制
御装置70に接続されている。
落下路38の下方にはコインボックス72が配置されて
おり、落下路38を落下したコインCを開ロア2Aを介
して集積できる。
開ロア2Aの近傍にはコインセンサ74が配置されてい
る。コインセンサ74は、アーム75が落下路38内へ
延出されており、落下路38を落下しコインボックス7
2へ至るコインCに係合してこれを検出可能である。こ
のコインセンサ74も制御装置70に接続されている。
コイン投入部30の側方の操作パネル28には、運転ス
イッチとしての白皮選択スイッチ76が設けられており
、同様に制御装置70に接続されている。
張込みホッパ14の底部には米粒センサ78が設けられ
ており、投入された米粒を検知できる。
米粒センサ78は、機械的なリミットスイッチ式のもの
が一般的であるが、他の型式のもの、例えば圧力式のも
のあるいは光センサを用いたもの等であっても差し支え
ない。この米粒センサ78も制御装置70に接続されて
いる。
第5図には制御装置70の概略構成が示されている。制
御装置70では、人力インタフェース80に前述のコイ
ンセンサ74、白皮選択スイッチ76、米粒センサ78
及びカード挿入部32に設けられたカードセンサ33が
接続されている。−方、出力インタフェース82には、
張込みホツノく14のスクリュウコンベア15、昇降機
16、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22の各駆
動モータ、精米機22の白炭設定モータ23、さらに、
ソレノイド58、ソレノイド68及びカード挿入部32
に設けられたカード取込み・返却用モータ35がそれぞ
れ接続されている。また、CPU84は、予め記憶され
た後述する制御ルーチンのプログラムに従って前記各部
品を制御する。
次に本実施例の作用を第6図乃至第8図に示す制御ルー
チンの流れ図に従って説明する。
上記構成のコイン精米装置10を利用する際には、コイ
ンCをコイン投入部30の投入口34へ投入するか、カ
ードをカード挿入部32の挿入口35へ挿入する。
ここで、コイン精米装置10は、通常はく装置不作動時
には)、クランク50の上爪54は落下路38から離脱
し下爪56のみが落下路38内に進入した状態となって
おり、また、クランク60の上爪64は返却路40から
離脱し下爪66のみが落下路38内に進入して落下路3
8の下方へのコインの落下を阻止する状態となっている
。すなわち、落下路38は中間部で返却路40にのみ連
通する状態となっており、したがって、コインCをコイ
ン投入部30の投入口34へ投入しても、コインCは落
下路38及び返却路40を経て返却口42へ返却される
このコイン精米装置10を利用する際には、張込みホッ
パ14へ籾米Mあるいは玄米Gを投入する。張込みホッ
パ14へ籾米Mあるいは玄米Gが投入されると、ステッ
プ100において米粒センサ78によってこれが検知さ
れる。籾米Mあるいは玄米Gの投入が検知されると、ス
テップ102においてソレノイド68が作動される。こ
のため、クランク60が回転されて、上爪64が返却路
40内に進入し落下路38から返却路40へのコインC
の移動を阻止する状態となると共に、下爪66が落下路
38から離脱して落下路38の下方へのコインCの落下
を可能とする状態となる。
さらにこの時点においては、クランク50 (ソレノイ
ド58)は不動状態のため、上爪54は落下路38から
離脱し下爪56が落下路38内に進入した状態となって
いる。したがって、投入口34からコインCが投入され
た場合には、投入されたコインCはクランク50の下爪
56及びクランり60の上爪64に保持されて落下路3
8内で滞留する。
次いで、ステップ104において、白変選択スイッチ7
6が操作されたか否か判断される。白変選択スイッチ7
6が操作されるとステップ106へ進み、ソレノイド5
8が作動される。ソレノイド58が作動されると、クラ
ンク50回転されて上爪54が落下路38に進入し下爪
56が落下路38から離脱する状態となる。したがって
、クランク50の下爪56及びクランク60の上爪64
にコインCが保持されている場合にはこのコインCが落
下路38の下方へ落下し、コインセンサ74を作動させ
ると共にコインボックス72に集積される。これにより
、コイン01枚分の運転度数(例えば、コイン01枚分
につき2分間)がカウントされる。
さらに、ソレノイド58が作動した後には直ちにステッ
プ108へ進み、ソレノイド58が停止される。このた
め、落下路38内に複数枚のコインCが滞留している場
合には、2枚目以後のコインCは再びクランク50の下
爪56及びクランク60の上爪64に保持されて落下路
38内で滞留する。
次いで、ステップ110において運転度数が有るか否か
判断される。
ここで、コインCの落下によりコインセンサ74が作動
されていれば、ステップ112へ進む。
またこの時点でカードが挿入された場合には、後に詳述
するコイン又はカード挿入時の割込みルーチンへ移行す
る。
ステップ110において運転度数が確認されると、ステ
ップ112において、張込みホッパ14のスクリュウコ
ンベア15、昇降機16、籾摺り機18、石抜き機20
、精米機22の各駆動モータ、精米機22の白変設定モ
ータ23が作動されて運転が開始される。
運転開始後は、ステップ114において運転度数が減算
された後にステップ116へ進み、投入されたコインむ
に応じた所定時間経過したかくステップ110において
確認された運転度数に応じた運転時間の直前に達したか
否か)判断され、所定時間経過後はステップ118へ進
む。ステップ118ではソレノイド58が作動され、さ
らに、ソレノイド58が作動した後には直ちにステップ
120へ進み、ソレノイド58が停止される。
ここで仮に落下路38内にコインCが滞留していればソ
レノイド58の作動によって落下路38の下方へ落下し
、コインセンサ74を作動させると共にコインボックス
72に集積される。これにより、コイン01枚分の運転
度数が再びカウントされる。
次いで、ステップ122において運転度数が残存してい
るか否か判断される。ステップ122において運転度数
が残存していれば(換言すれば、前記コインセンサ74
が作動されていれば)ステップ124へ進み、ステップ
110において確認された運転度数の所定の残時間作動
した後に再びステップ112へ戻り、前述の工程が繰り
返される。一方、ステップ122において運転度数が残
存していない場合には、ステップ126にて所定の残時
間(ステップ110において確認された運転度数に応じ
た運転時間に達するまで)作動した後に、ステップ12
8において装置が停止される。
その後は、ステップ130において料金モードが判断さ
れ、カードモードであれば運転度数O1すなわち残存し
ない旨をカードに書き込み、さらにステップ134にお
いてカードを返却して処理を終了する。
一方、以上の工程の途中において、コインCが投入され
コインセンサ74が作動した場合、あるいはカードが挿
入口35からカード挿入部32へ挿入された場合には、
直ちに第7図に示すコイン・カード挿入時の割込みルー
チンへ移行する。
コイン・カード挿入時の割込みルーチンでは、ステップ
140においてカードが挿入されたか否かが判断される
。カードが挿入された場合にはステップ142へ進み料
金モードが判断される。料金モードがコインモードであ
れば、ステップ144へ進み、カードが返却される。一
方、ステップ142において料金モードがカードモード
であれば、ステップ146へ進み、挿入されたカードが
訃 本物材否か判断される。
正規のカードが挿入された場合には、ステップ148に
おいて運転度数が読み取られ、ステップ150において
運転度数が残存するか否か判断される。運転度数が残存
しない場合にはステップ144へ進む。
運転度数が残存する正規のカードが挿入された場合には
、ステップ152へ進み、料金モードがカードと設定さ
れ、さらにステップ154において運転度数が記憶され
る。以後は前述の運転が実施される。
一方、ステップ140においてカードが挿入されない場
合、すなわち装置の運転状態に拘わらずコインCが投入
された場合には、ステップ156へ進み料金モードが判
断される。料金モードがカードモードであれば(換言す
れば、既にカードにより運転が実施されていれば)ステ
ップ158へ進み、カードに残度数が書き込まれた後に
、ステップ160にてカードが返却される。さらにステ
ップ162において料金モードがコインモードに設定さ
れ、ステップ164にて運転度数が設定される。
また、以上の工程の途中において、張込みホッパ14に
投入された籾米Mあるいは玄米Gが無くなった場合には
、直ちに第8図に示す米粒無し時の割込みルーチンへ移
行する。
米粒無し時の割込みルーチンでは、ステップ170にお
いて所定時間経過後に装置が停止される。
さらに、ステップ172において、料金モードがが書き
込まれた後に、ステップ176にてカードが返却される
一方、ステップ172において料金モードがコインモー
ドであればステップ178へ進みソレノイド58が停止
されると共に、ステップ180においてソレノイド68
が停止される。これにより、クランク50及びクランク
60は共に初期状態に復帰し、既に投入されて落下路3
8内に滞留する全てのコインC及び新たに投入されるコ
インCが返却される。
このように、コインが投入された後は、白皮選択スイッ
チ76の操作に拘わらず挿入されたカードが返却される
。また、白皮選択スイッチ76が操作される以前におい
てカードが挿入された後には、コインCが投入された時
点で同様にカードが返却される。
一方、カードが挿入され白皮選択スイッチ76が操作さ
れて装置が始動した後においても、コインCが投入され
た時点で同様にカードが返却されると共に、投入された
コインCに応じて連続して運転され、新たな運転操作を
する必要が無(、操作性も向上する。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る自動精米装置の運転方法
は、以下の効果を有する。
請求項(1)記載の自動精米装置の運転方法では、プリ
ペイドカードよりもコインが優先的に用いられて運転さ
れるため、装置の操作に不慣れな利用者が誤って不必要
にプリペイドカードをコインと共に投入しても、このプ
リペイドカードが浪始動する以前においてもプリペイド
カードよりもコインが優先的に用いられて運転されるた
め、装置を始動させる以前にこのプリペイドカードを回
収することができ、プリペイドカードが装置内に残留し
て浪費されることが無く、無駄になること始動した後に
おいてもプリペイドカードよりもコインが優先的に用い
られて運転されるため、既に挿入されたプリペイドカー
ドが装置内に残留して浪費されることが無く、これを回
収することかで大したプリペイドカードが浪費されるこ
とが無く、これを回収することができて無駄になること
がない。さらに、コインに応じて連続して運転されるた
め、新たな運転操作をする必要が無く、操作性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る自動精米装置の概略全体
構成図、第2図はコイン投入部及びカード挿入部を示す
操作パネルの正面図、第3図はコイン投入部の一部透視
した概略全体斜視図、第4図はコイン投入部の概略断面
図、第5図は制御装置の構成図、第6図乃至第8図は制
御ルーチンを示す流れ図である。 10・・・コイン精米装置、 22・・・精米機、 30・・・コイン投入部、 32・・・カード挿入部、 35・・・挿入口、 50・・・クランク、 58・・・ソレノイド、 60・・・クランク、 68・・・ソレノイド、 70・・・制御装置、 74・・・コインセンサ、 76・・パ白度選択スイッチ(運転スイッチ)、78・
・・米粒センサ、 C・・・コイン、 M・・・籾米、 G・・・玄米、 H・・・白米。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、
    プリペイドカードの挿入状態を識別するカード識別手段
    と、作動状態では挿入されたプリペイドカードを返却す
    るカード返却手段と、を備え、コインの投入後またはプ
    リペイドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって
    始動し、投入されたコインまたは挿入されたプリペイド
    カードに応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方
    法であって、 前記コイン識別手段およびカード識別手段によってコイ
    ンの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を識別し
    、 前記コインが投入された後は前記運転スイッチの操作に
    拘わらず前記カード返却手段を作動状態とし、新たに挿
    入されるプリペイドカードを返却することを特徴とする
    自動精米装置の運転方法。
  2. (2)コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、
    プリペイドカードの挿入状態を識別するカード識別手段
    と、作動状態では挿入されたプリペイドカードを返却す
    るカード返却手段と、を備え、コインの投入後またはプ
    リペイドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって
    始動し、投入されたコインまたは挿入されたプリペイド
    カードに応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方
    法であって、 前記コイン識別手段およびカード識別手段によってコイ
    ンの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を識別し
    、 前記運転スイッチが操作される以前においては、前記プ
    リペイドカードが挿入された後に前記コインが投入され
    た時点で前記カード返却手段を作動状態とし、既に挿入
    されたプリペイドカード及び新たに挿入されるプリペイ
    ドカードを返却することを特徴とする自動精米装置の運
    転方法。
  3. (3)コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、
    プリペイドカードの挿入状態を識別するカード識別手段
    と、作動状態では挿入されたプリペイドカードを返却す
    るカード返却手段と、を備え、コインの投入後またはプ
    リペイドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって
    始動し、投入されたコインまたは挿入されたプリペイド
    カードに応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方
    法であって、 前記コイン識別手段およびカード識別手段によってコイ
    ンの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を識別し
    、 前記プリペイドカードが挿入され前記運転スイッチが操
    作されて装置が始動した後においては、前記コインが投
    入された時点で前記カード返却手段を作動状態とし、既
    に挿入されたプリペイドカードの記録内容を書換えて返
    却することを特徴とする自動精米装置の運転方法。
  4. (4)コインの投入状態を識別するコイン識別手段と、
    プリペイドカードの挿入状態を識別するカード識別手段
    と、作動状態では挿入されたプリペイドカードを返却す
    るカード返却手段と、を備え、コインの投入後またはプ
    リペイドカードの挿入後の運転スイッチの操作によって
    始動し、投入されたコインまたは挿入されたプリペイド
    カードに応じて所定時間作動する自動精米装置の運転方
    法であって、 前記コイン識別手段およびカード識別手段によってコイ
    ンの投入状態及びプリペイドカードの挿入状態を識別し
    、 前記プリペイドカードが挿入され前記運転スイッチが操
    作されて装置が始動した後においては、前記コインが投
    入された時点で前記カード返却手段を作動状態とし、既
    に挿入されたプリペイドカードの記録内容を書換えて返
    却すると共に、前記投入されたコインに応じて連続して
    運転することを特徴とする自動精米装置の運転方法。
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