JPH04208689A - フローティングキャビン艇 - Google Patents
フローティングキャビン艇Info
- Publication number
- JPH04208689A JPH04208689A JP40460390A JP40460390A JPH04208689A JP H04208689 A JPH04208689 A JP H04208689A JP 40460390 A JP40460390 A JP 40460390A JP 40460390 A JP40460390 A JP 40460390A JP H04208689 A JPH04208689 A JP H04208689A
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- Japan
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- hull
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- Pending
Links
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000013535 sea water Substances 0.000 abstract description 4
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 abstract description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［０００１］
【産業上の利用分野】本発明は、船舶におけるキャビン
の動揺防止手段に関する。 ［０００２］
の動揺防止手段に関する。 ［０００２］
【従来の技術】船舶のキャビンの波浪等による動揺を防
止して乗り心地を改善する工夫として特開昭６３−２５
５１９３号、特開昭６３−２６３１９２号、及び特開平
２−１４３０４号が知られている。 ［０００３］これらはいずれもキャビンを複数の伸縮ア
クチュエータで船体に支持するとともに、船体の動揺や
傾斜を検出する手段を備え、動揺や傾斜が検出されると
、これを吸収する方向に伸縮アクチュエータを駆動して
キャビンを水平に保つようにしている。 ［０００４）
止して乗り心地を改善する工夫として特開昭６３−２５
５１９３号、特開昭６３−２６３１９２号、及び特開平
２−１４３０４号が知られている。 ［０００３］これらはいずれもキャビンを複数の伸縮ア
クチュエータで船体に支持するとともに、船体の動揺や
傾斜を検出する手段を備え、動揺や傾斜が検出されると
、これを吸収する方向に伸縮アクチュエータを駆動して
キャビンを水平に保つようにしている。 ［０００４）
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
装置の場合には各伸縮アクチュエータを適切に制御する
ために大掛かりな制御装置が必要であり、全体の構成が
複雑になるという問題があった。 ［０００５］また、高速滑走艇においては回頭等の操船
に伴って船体が傾くが、このような場合にはキャビン内
の乗客に遠心力による不快な横Ｇが作用しないようにキ
ャビンを船体とともに傾けておく必要がある。しかしな
がら、それには操船による船体の傾斜と波浪による船体
の傾斜とを区別しなければならず、そのための機構をさ
らに別に設ける必要があった。 ［０００６１本発明は、以上の問題点を解決すべくなさ
れたもので、複雑な制御装置を必要としないキャビンの
動揺防止機構を提供することを目的とする。 ［０００７］
装置の場合には各伸縮アクチュエータを適切に制御する
ために大掛かりな制御装置が必要であり、全体の構成が
複雑になるという問題があった。 ［０００５］また、高速滑走艇においては回頭等の操船
に伴って船体が傾くが、このような場合にはキャビン内
の乗客に遠心力による不快な横Ｇが作用しないようにキ
ャビンを船体とともに傾けておく必要がある。しかしな
がら、それには操船による船体の傾斜と波浪による船体
の傾斜とを区別しなければならず、そのための機構をさ
らに別に設ける必要があった。 ［０００６１本発明は、以上の問題点を解決すべくなさ
れたもので、複雑な制御装置を必要としないキャビンの
動揺防止機構を提供することを目的とする。 ［０００７］
【課題を解決するための手段】このため（二本発明は船
体内部に形成した球形の凹部の内側に水を満たして重心
位置の低い球形のフロートを浮かべ、フロートの船体に
対するピッチング及びローリング方向の相対回転を案内
するガイド手段を備えるとともに、このフロートにキャ
ビンを支持している。 ［０００８］
体内部に形成した球形の凹部の内側に水を満たして重心
位置の低い球形のフロートを浮かべ、フロートの船体に
対するピッチング及びローリング方向の相対回転を案内
するガイド手段を備えるとともに、このフロートにキャ
ビンを支持している。 ［０００８］
【作用】重心位置の低い球形のフロートとフロートに支
持されたキャビンは動揺する船体に対してガイド手段の
案内によりピッチング及びローリング方向に相対回転す
るので、船体の傾斜や動揺がキャビンに伝わらない。 ［０００９］また、操船による傾斜に対しては遠心力に
より凹部の水面が傾斜するのに伴ってフロートとキャビ
ンも傾斜し、キャビンの乗客や乗員に遠心力に伴う不快
な横Ｇが作用するのを防止する。 ［００１０１
持されたキャビンは動揺する船体に対してガイド手段の
案内によりピッチング及びローリング方向に相対回転す
るので、船体の傾斜や動揺がキャビンに伝わらない。 ［０００９］また、操船による傾斜に対しては遠心力に
より凹部の水面が傾斜するのに伴ってフロートとキャビ
ンも傾斜し、キャビンの乗客や乗員に遠心力に伴う不快
な横Ｇが作用するのを防止する。 ［００１０１
【実施例１図１〜図５に本発明の実施例を示す。
［００１１１図１において、■は船体であり、船体１の
中心部に球形の凹部２が形成され、その内側に同じく球
形のフロート３が収装される。船体１の凹部２とフロー
ト３の間には海水が充填され、フロート３はこの海水に
より凹部２の内側に浮遊状態で保持される。 ［００１２］フロート３の両側面には弾性材による球形
のローラ４がフロート３にそれぞれ水平方向に突設した
ビン５を介して回転自由に支持される。 ［００１３］そして、船体１にはこのローラ４を摺動自
由に案内する図２に示すような溝状のガイド６が凹部２
の内側に形成される。これらのローラ４とガイド６によ
りフロート３の船体１に対するピッチング及びローリン
グ方向の相対回転を案内するガイド手段が構成される。 ［００１４］フロート３の上端には凹部２の上方へ突出
する円筒状の接続部３Ａが形成され、この接続部３Ａと
上下動吸収シリンダ８とを介してフロート３の上方にキ
ャビン７が支持される。 ［００１５］上下動吸収シリンダ８はシリンダチューブ
８Ａの内側にピストン８Ｂを収装し、ピストン８Ｂに結
合するピストンロッド８Ｃをシリンダチューブ８Ａから
摺動自由に突出させたもので、ピストンロッド８Ｃの突
出端が下方からキャビン７に結合する。 ［００１６］上下動吸収シリンダ８はフロート３の底部
に据え付けられた油圧パワーユニッ１−９に図示されな
い油圧配管を介して接続され、油圧パワーユニット９か
ら供給される圧油によりピストンロッド８Ｃを伸縮駆動
する。この上下動吸収シリンダ８への圧油の供給は図示
されないコントローラを介して制御され、上下動吸収シ
リンダ８はこの制御により船体１の上下動を吸収する方
向に伸縮する。 ［００１７］また、シリンダチューブ８Ａは基端を基台
１０に固定され、基台１０はダンパ１１とコイルスプリ
ング１２とエアースプリング１３とからなる懸架装置を
介して油圧パワーユニット９のハウジングに支持される
。なお油圧パワーユニット９はフロート３の重心を低く
するバランスウェートとしての機能を兼ね備える。 ［００１８１次に作用を説明する。 ［００１９］凹部２内の水面は船体１が前後左右に傾い
た時でも水平を保つ。また、凹部２に浮かぶフロート３
は油圧パワーユニット９がバランスウエートとして機能
することにより低い重心位置を保ち、接続部３Ａを水面
上に直立させた状態で凹部２内に安定的に保持される。 ［００２０１このため、船体１が横波などを受けて図３
に示すようにローリングした場合もフロート３はローラ
４をガイド６の内側に沿って摺動させつつ船体１と相対
回転して直立状態を維持する。 ［００２１１また、船体１がピッチング運動、すなわち
前後方向に動揺した場合も、フロート３はローラ４を支
点に船体１に対して前後に相対回転して直立状態を維持
する。つまり、船体１がローリングやピッチングを起こ
してもキャビン７は動揺や傾斜を起こさず、安定した姿
勢を維持する。 ［００２２）一方、大波により船体１が上下動した場合
は上下動を吸収する方向に上下動吸収シリンダ８が伸縮
するので、船体１の上下動がキャビン７に伝わる心配も
ないい。 ［００２３］さらに、高速滑走時などに船体１に作用す
る上下方向の衝撃はダンパ１１、コイルスプリング１２
及びエアースプリング１３による懸架装置が吸収し、前
後左右方向の衝撃は弾性材のローラ４の弾性変形と、凹
部２内の水のダンピング作用により吸収する。 ［００２４］一方、船体１が高速旋回中は船体１の傾斜
とともに凹部２の水面も遠心力の作用で図５のように傾
斜し、この結果フロート３とキャビン７も傾斜する。こ
れにより、キャビン７内の乗客に遠心力による不快なＧ
荷重が作用するのを防止することができる。 ［００２５］このようにして、キャビン７は船体１の動
揺や上下動によらず常に安定した姿勢を維持するため、
キャビン７の乗客や乗員は航行条件によらず快適な乗り
心地を保証される。 ［００２６］ 【発明の効果】以上のように、本発明は船体内部に形成
した球形の凹部の内側に水を満たして重心位置の低い球
形のフロートを浮かべ、フロートを船体に対してピッチ
ング及びローリング方向に揺動自由に支持するガイド手
段を備えるとともに、このフロートにキャビンを支持し
たので、波浪により船体が傾くとフロートが船体と相対
回転してキャビンの動揺や傾斜を防止してキャビンを常
に安定した姿勢に保持する。また、高速旋回時などは凹
部の水面が傾斜することによりフロートとともにキャビ
ンも傾斜して、キャビン内部の乗客に不快なＧ荷重が作
用するのを防止する。このため、複雑な制御装置を使用
せずに船舶の乗り心地を大幅に向上させることができる
。
中心部に球形の凹部２が形成され、その内側に同じく球
形のフロート３が収装される。船体１の凹部２とフロー
ト３の間には海水が充填され、フロート３はこの海水に
より凹部２の内側に浮遊状態で保持される。 ［００１２］フロート３の両側面には弾性材による球形
のローラ４がフロート３にそれぞれ水平方向に突設した
ビン５を介して回転自由に支持される。 ［００１３］そして、船体１にはこのローラ４を摺動自
由に案内する図２に示すような溝状のガイド６が凹部２
の内側に形成される。これらのローラ４とガイド６によ
りフロート３の船体１に対するピッチング及びローリン
グ方向の相対回転を案内するガイド手段が構成される。 ［００１４］フロート３の上端には凹部２の上方へ突出
する円筒状の接続部３Ａが形成され、この接続部３Ａと
上下動吸収シリンダ８とを介してフロート３の上方にキ
ャビン７が支持される。 ［００１５］上下動吸収シリンダ８はシリンダチューブ
８Ａの内側にピストン８Ｂを収装し、ピストン８Ｂに結
合するピストンロッド８Ｃをシリンダチューブ８Ａから
摺動自由に突出させたもので、ピストンロッド８Ｃの突
出端が下方からキャビン７に結合する。 ［００１６］上下動吸収シリンダ８はフロート３の底部
に据え付けられた油圧パワーユニッ１−９に図示されな
い油圧配管を介して接続され、油圧パワーユニット９か
ら供給される圧油によりピストンロッド８Ｃを伸縮駆動
する。この上下動吸収シリンダ８への圧油の供給は図示
されないコントローラを介して制御され、上下動吸収シ
リンダ８はこの制御により船体１の上下動を吸収する方
向に伸縮する。 ［００１７］また、シリンダチューブ８Ａは基端を基台
１０に固定され、基台１０はダンパ１１とコイルスプリ
ング１２とエアースプリング１３とからなる懸架装置を
介して油圧パワーユニット９のハウジングに支持される
。なお油圧パワーユニット９はフロート３の重心を低く
するバランスウェートとしての機能を兼ね備える。 ［００１８１次に作用を説明する。 ［００１９］凹部２内の水面は船体１が前後左右に傾い
た時でも水平を保つ。また、凹部２に浮かぶフロート３
は油圧パワーユニット９がバランスウエートとして機能
することにより低い重心位置を保ち、接続部３Ａを水面
上に直立させた状態で凹部２内に安定的に保持される。 ［００２０１このため、船体１が横波などを受けて図３
に示すようにローリングした場合もフロート３はローラ
４をガイド６の内側に沿って摺動させつつ船体１と相対
回転して直立状態を維持する。 ［００２１１また、船体１がピッチング運動、すなわち
前後方向に動揺した場合も、フロート３はローラ４を支
点に船体１に対して前後に相対回転して直立状態を維持
する。つまり、船体１がローリングやピッチングを起こ
してもキャビン７は動揺や傾斜を起こさず、安定した姿
勢を維持する。 ［００２２）一方、大波により船体１が上下動した場合
は上下動を吸収する方向に上下動吸収シリンダ８が伸縮
するので、船体１の上下動がキャビン７に伝わる心配も
ないい。 ［００２３］さらに、高速滑走時などに船体１に作用す
る上下方向の衝撃はダンパ１１、コイルスプリング１２
及びエアースプリング１３による懸架装置が吸収し、前
後左右方向の衝撃は弾性材のローラ４の弾性変形と、凹
部２内の水のダンピング作用により吸収する。 ［００２４］一方、船体１が高速旋回中は船体１の傾斜
とともに凹部２の水面も遠心力の作用で図５のように傾
斜し、この結果フロート３とキャビン７も傾斜する。こ
れにより、キャビン７内の乗客に遠心力による不快なＧ
荷重が作用するのを防止することができる。 ［００２５］このようにして、キャビン７は船体１の動
揺や上下動によらず常に安定した姿勢を維持するため、
キャビン７の乗客や乗員は航行条件によらず快適な乗り
心地を保証される。 ［００２６］ 【発明の効果】以上のように、本発明は船体内部に形成
した球形の凹部の内側に水を満たして重心位置の低い球
形のフロートを浮かべ、フロートを船体に対してピッチ
ング及びローリング方向に揺動自由に支持するガイド手
段を備えるとともに、このフロートにキャビンを支持し
たので、波浪により船体が傾くとフロートが船体と相対
回転してキャビンの動揺や傾斜を防止してキャビンを常
に安定した姿勢に保持する。また、高速旋回時などは凹
部の水面が傾斜することによりフロートとともにキャビ
ンも傾斜して、キャビン内部の乗客に不快なＧ荷重が作
用するのを防止する。このため、複雑な制御装置を使用
せずに船舶の乗り心地を大幅に向上させることができる
。
【図１】本発明の実施例を示す船体の横断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図である。
【図３】ローリング状態の船体の横断面図である。
【図４】船体の縦断面図である。
【図５】高速旋回中の船体の横断面図である。
【図１】
【図５】
ｔｍ体
２！Ｉ！５部
３２フロート
４：０−ラ
６：ガイド
７２キヤビン
【図４】
Claims (1)
- 【請求項１】船体内部に形成した球形の凹部の内側に水
を満たして重心位置の低い球形のフロートを浮かべ、フ
ロートを船体に対してピッチング及びローリング方向に
揺動自由に支持するガイド手段を備えるとともに、この
フロートにキャビンを支持したことを特徴とするフロー
ティングキャビン艇。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40460390A JPH04208689A (ja) | 1990-12-04 | 1990-12-04 | フローティングキャビン艇 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40460390A JPH04208689A (ja) | 1990-12-04 | 1990-12-04 | フローティングキャビン艇 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04208689A true JPH04208689A (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=18514267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40460390A Pending JPH04208689A (ja) | 1990-12-04 | 1990-12-04 | フローティングキャビン艇 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04208689A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104044708A (zh) * | 2014-06-09 | 2014-09-17 | 姜立平 | 船体减摇舱 |
-
1990
- 1990-12-04 JP JP40460390A patent/JPH04208689A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104044708A (zh) * | 2014-06-09 | 2014-09-17 | 姜立平 | 船体减摇舱 |
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