JPH0420819Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0420819Y2
JPH0420819Y2 JP1986122299U JP12229986U JPH0420819Y2 JP H0420819 Y2 JPH0420819 Y2 JP H0420819Y2 JP 1986122299 U JP1986122299 U JP 1986122299U JP 12229986 U JP12229986 U JP 12229986U JP H0420819 Y2 JPH0420819 Y2 JP H0420819Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
guide member
workpiece
dividing surfaces
dividing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986122299U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6331011U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986122299U priority Critical patent/JPH0420819Y2/ja
Publication of JPS6331011U publication Critical patent/JPS6331011U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0420819Y2 publication Critical patent/JPH0420819Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chutes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、被加工物の供給装置に関し、とく
に小型軽量の被加工物を供給するために適する案
内装置に関するものである。
(従来技術) 従来、実開昭60−80841号などに示されるよう
に、研削加工において被加工物を案内装置の上下
方向の案内通路に沿つて順に供給して加工部に供
給するものが知られている。しかし、このような
案内装置においては、被加工物が小型軽量なもの
である場合、前加工で付着したクーラントが案内
通路にも付着し、クーラントの粘性によつて被加
工物の案内通路に沿う移動がスムーズに行うこと
ができない欠点がある。
(考案の目的) この考案は、被加工物の案内装置において、前
加工において小型軽量な被加工物にクーラント等
が付着していても、確実に被加工物を供給案内で
きる装置を提供することを目的としている。
(考案の構成) この考案は、被加工物を案内部材の案内通路に
沿つて順に供給する案内装置において、案内部材
を互いに対向する分割面を備える4分割に構成
し、各案内部材片の近接した4個の角部に、該角
部に沿つて上記案内通路を形成し、対向する分割
面が間隔を有して隣接する各案内部材片を締結し
て一体化する複数の結合ボルトを設け、分割され
た案内部材片に螺合され、その先端部が一方の分
割面から突出し対向する他方の分割面に当接して
両分割面の間隔調整により案内通路断面積を調整
する先端突出量が可変の複数の調整ボルトを設け
たことを特徴とするものである。
(考案の効果) この考案の構成によつて、分割された案内部材
片の間には、間隙を生ずる結果、被加工物に付着
したクーラントを容易に案内通路外に排出できる
とともに被加工物と案内通路壁との接触面積が小
さくなりクーラントの粘性による抵抗を少くする
ことができる。また、案内通路の断面積は調整ボ
ルトによつて微調整することができ、被加工物と
案内通路壁の間隔をスムーズな移動を可能とする
最適な間隔にすることができる。
(実施例) 以下この考案の実施例を第1図ないし第3図に
基づいて説明する。
案内装置1は、ミニチユアベアリングのレース
等の被加工物Wを上から下に案内する案内通路2
を有している。案内通路2を形成する案内部材3
は、案内通路2の中心部を通る分割面をもつて4
分割され4つの案内部材片3a,3b,3c,3
dににより構成され、各案内部材3a,3b,3
c,3dには、図示のように近接した4個の角部
に、該角部に沿つて上記案内通路2が形成され
る。隣接する案内部材片3a,3bは、結合ボル
ト4aにより、また案内部材片3b,3cは、結
合ボルト4bにより、同様に案内部材片3c,3
dは、結合ボルト4cにより、また案内部材片3
d,3aは結合ボルト4dにより締結して一体化
するように構成している。案内部材片3b,3c
には、分割面3b1,3c1からの突出量が可変の調
整ボルト5a,5bが螺合され、この調整ボルト
5a,5bの先端部が分割面3b1,3c1と対向す
る分割面に当接し、該先端部の突出量によつて対
向する両分割面の間隔が調整され、これによつて
案内通路2の横方向の間隔L1を調整するように
している。また同様に案内部材片3c,3dに
は、分割面3c2,3d2からの突出量が可変の調整
ボルト5c,5dが螺合され、この調整ボルト5
c,5dの先端部が分割面3c2,3d2と対向する
分割面に当接し、該先端部の突出量によつて対向
する両分割面の間隔が調整され、これによつて案
内通路2の縦方向の間隔L2を調整するようにし
ている。
以上の構成において、被加工物Wは案内通路2
の上方から投入されて順に蓄積され、また案内通
路2の下方から順に取出され研削盤に供給され
る。案内通路2の下方から被加工物Wが一つ取出
されると、蓄積された被加工物は、これに応じて
下方に案内されながら移動する。この場合被加工
物Wに前加工時に使用したクーラントが付着して
いても、このクーラントは、調整ボルト5a,5
b,5c,5dにより形成された間隔c1,c2によ
り案内通路2の外に排出できクーラントが被加工
物Wのまわりにたまつて移動を阻止するのが防止
される。また案内通路2は、上記間隔c1,c2を有
するため、被加工物Wとの接触面積が小さくなり
クーラントの粘性による抵抗を小さくすることが
できる。さらに被加工物Wと各案内部材片3a,
3b,3c,3dとの間隔が小さく移動がスムー
ズでない場合には、調整ボルト5a,5b,5
c,5dの突出量を増加させて案内通路2の通路
断面積を大きくすることができ、これによつて被
加工物Wの移動をスムーズに行うように調整する
ことができる。なお、上記調整ボルト5a,5
b,5c,5dの突出量を変えて案内通路2の通
路断面積を変える際には、当然のことながら、各
結合ボルト4a,4b,4c,4dの緩め及び締
付けを行うものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は、案内装置の正面図、第2図は、第1図の一部
の側面図、第3図は、第1図の拡大平面図であ
る。 1……案内装置、2……案内通路、3……案内
部材、3a,3b,3c,3d……案内部材片、
4a,4b,4c,4d……結合ボルト、5a,
5b,5c,5d……調整ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物を案内部材の案内通路に沿つて順に供
    給する案内装置において、案内部材を互いに対向
    する分割面を備える4分割に構成し、各案内部材
    片の近接した4個の角部に、該角部に沿つて上記
    案内通路を形成し、対向する分割面が間隔を有し
    て隣接する各案内部材片を締結して一体化する複
    数の結合ボルトを設け、分割された案内部材片に
    螺合され、その先端部が一方の分割面から突出し
    対向する他方の分割面に当接して両分割面の間隔
    調整により案内通路断面積を調整する先端突出量
    が可変の複数の調整ボルトを設けたことを特徴と
    する被加工物の供給用案内装置。
JP1986122299U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0420819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122299U JPH0420819Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122299U JPH0420819Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6331011U JPS6331011U (ja) 1988-02-29
JPH0420819Y2 true JPH0420819Y2 (ja) 1992-05-13

Family

ID=31012357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986122299U Expired JPH0420819Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0420819Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6331011U (ja) 1988-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE8803354D0 (sv) Sker for spanavskiljande bearbetning
JPH0420819Y2 (ja)
JPH0454310A (ja) 直線摺動用ベアリング及び直線摺動用テーブル
JPH0366536A (ja) 工作機械
US2807883A (en) Surface plate
JPS5848384Y2 (ja) ハ−ネス
JPH079651Y2 (ja) モールドフレームの用紙ガイド
JPH0753867Y2 (ja) 各種自動機械の送り等制御装置
JP2001205528A (ja) 工作機械
JPS5815050Y2 (ja) 多軸ボ−ル盤及び多軸タツプ盤などのスピンドル保持装置
JPH0331115Y2 (ja)
GB2328642A (en) Dust extracting system for routing cutters
JPS6031960U (ja) 下面研削式ベルトサンダ−機
JPH02117844U (ja)
JPH0422916Y2 (ja)
JPH03239810A (ja) 静圧軸受パッド
JPH0447138Y2 (ja)
JPS61293737A (ja) 静圧気体軸受直進摺動装置
SE9102970D0 (sv) Saett och anordning foer att sammanfoga plaatdetaljer, foeretraedesvis hyllstaellsdetaljer
JPH04145219A (ja) 空気軸受け式ガイド
JPS5828724Y2 (ja) 多軸ボ−ル盤及び多軸タツプ盤などのスピンドル保持装置
JPH0217787Y2 (ja)
JPH0639823U (ja) コンベヤ用部品固定具
JPS5979353U (ja) 記録装置のキヤリツジ送り機構
JPH01176622U (ja)