JPH0420756B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0420756B2
JPH0420756B2 JP60232097A JP23209785A JPH0420756B2 JP H0420756 B2 JPH0420756 B2 JP H0420756B2 JP 60232097 A JP60232097 A JP 60232097A JP 23209785 A JP23209785 A JP 23209785A JP H0420756 B2 JPH0420756 B2 JP H0420756B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
nozzle
flow rate
drain
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60232097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6294298A (ja
Inventor
Katsuyuki Kakihara
Hisashi Kimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP60232097A priority Critical patent/JPS6294298A/ja
Publication of JPS6294298A publication Critical patent/JPS6294298A/ja
Publication of JPH0420756B2 publication Critical patent/JPH0420756B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超高圧水加工装置等に使用される圧
水供給装置におけるノズル目詰り検出方法および
その装置に関するものである。
〔従来の技術〕
超高圧水加工装置等における噴射ノズルの孔径
は非常に小さく、直径1mm以下のものが多い。
したがつて、異物等によりこのノズルが目詰り
しやすく、ノズルの目詰りが発生した場合、被加
工物に対し未加工部分が発生し、製品不良が生ず
る。
このようなノズルが連続的な生産ライン上に設
けられている場合は、前記ノズルの目詰りの発見
が遅れ、ノズルの交換、洗浄等のメンテナンス費
用よりも製品不良によるコストが大きくなる。
そこで、従来は、特開昭58−98156号公報に示
されるように、ノズルから噴射された流体によつ
て噴射の周囲の大気が運び去られて生ずる大気圧
との差圧を取出し、この差圧の有無または大小に
よつて表示装置を作動させることにより、ノズル
の目詰りを検出するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記公報に記載のノズル目詰り検出方法は、ノ
ズルに前記差圧を取出すための手段を設けるもの
であるから、前記ノズルが複数ある場合は、個々
のノズルにそれぞれ前記差圧取出し手段を設ける
煩わしさがある。
また、ノズルの目詰り検出方法として、ノズル
1個の場合は、ポンプの2次側(吐出側)流路に
圧力スイツチ等の圧力センサを設け、この圧力セ
ンサにより異常圧を検出し、生産ラインを停止す
ることが可能であるが、前記ノズルが複数個ある
場合は、ポンプの2次側の圧力変化から異常を検
出することは非常に難しい。
本発明の目的は、測定が容易かつ確実であるポ
ンプ1次側のドレン流量の変化を検出することに
より、ポンプ2次側のノズルの目詰り状態を容易
かつ正確に検出することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポンプ1次側の駆動液によりポンプ
31を駆動し、このポンプ31から吐出した圧水
をポンプ2次側の複数個のノズル58に供給する
圧水供給装置において、前記ポンプ1次側の駆動
液のドレン流量の変化を検出することにより、前
記ポンプ31の作動速度の変化の原因となる前記
ポンプ2次側のノズル58の目詰り状態を検出す
るノズル目詰り検出方法である。
また、本発明は、前記圧水供給装置において、
前記ポンプ31に供給される前記ポンプ1次側の
駆動液の一部をリリーフバルブ24を経てタンク
11に戻すドレン流路25に、ポンプ2次側のノ
ズル58の目詰り状態に基づ前記駆動液の供給側
ドレン流量の変化を検出する流量計26を設けた
ノズル目詰り検出装置である。
さらに、本発明は、前記圧水供給装置におい
て、前記ポンプ31から排出された前記ポンプ1
次側の駆動液をタンク11に戻すドレン流路41
に、ポンプ2次側のノズル58の目詰り状態に基
づく前記駆動液の排出側ドレン流量の変化を検出
する流量計42を設けたノズル目詰り検出装置で
ある。
〔作用〕
本発明は、ノズル58が目詰りすると、ポンプ
31の2次側抵抗が高まり、ポンプ31の作動速
度が低速になる。すると、このポンプ31に供給
される駆動液の流量およびポンプ31から排出さ
れる駆動液の流量が減少するから、この駆動液の
流量変化を流量計で測定すればノズル58の目詰
り状態を検出できる。
その際、タンク(大気圧)11に開放された低
圧ドレン流路中で駆動液のドレン流量の変化を測
定することにより、容易かつ正確に流量変化を測
定でき、これに基づき容易かつ正確にノズル58
の目詰り状態を検出できる。この駆動液のドレン
流量の変化を検出する手段は次の2とおりある。
ポンプ31に供給される駆動液の流量の減少
は、リリーフバルブ24を経てタンク11に戻る
駆動液のドレン流量の増加となつて現れるから、
この供給側ドレン流量の増加分を流量計26で測
定することによりノズル58の目詰り状態を検出
する。
また、ポンプ31から排出される駆動液の流量
(排出側ドレン流量)の減少分を流量計42によ
り直接測定して、ノズル58の目詰り状態を検出
するようにしてもよい。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して
詳細に説明する。
11はオイルタンクであり、このタンク11内
の油をサクシヨンフイルタ12を介し、電動機1
3により駆動されるオイルポンプ14により吸い
上げ、マニホールド15に設けたチエツクバルブ
16を介し給油流路17に吐出供給する。この給
油流路17に圧力計18を設けるとともに、切換
弁19の給油ポートを接続する。
この切換弁19の一方の出力ポートはドレイン
流路21に接続し、他方の出力ポートは給油流路
22に接続する。さらにこの切換弁19の排油ポ
ートは流路23を介して前記ドレン流路21に接
続する。そうして、前記電動機13を始動すると
きに、前記切換弁19を図示する状態に切換えて
おくことにより、ポンプ14に油圧負荷があまり
かからないようにする。
さらに、前記給油流路17と前記ドレン流路2
1との間にリリーフバルブ24を設け、給油流路
17内の油圧をこのリリーフバルブ24で設定さ
れた圧に制御する。
さらに、前記マニホールド内ドレン流路21に
外部ドレン流路25を接続し、このドレン流路2
5中に流量計26を設ける。この流量計26で電
気的に得られたドレン流量に関する測定値は、ア
ンプ27により増幅して設定器28に取出し、こ
の設定器28において、設定値と前記測定値とを
比較し、後で説明するようにノズル目詰り状態が
あつたときに、ブザー等によりその異常を知らせ
るようにする。
また、前記給油流路22を超高圧ポンプ31の
駆動用切換弁32の給油ポートに接続し、この切
換弁32の一方の出力ポートをブースタシリンダ
33の一方のピストン室34に接続するととも
に、他方の出力ポートをブースタシリンダ33の
他方のピストン室35に接続する。前記切換弁3
2は前記ブースタシリンダ33に一体的に設け
る。
さらに前記切換弁32の排油ポートをドレン流
路41に接続し、このドレン流路41中に流量計
42を設ける。この流量計42で電気的に得られ
たドレン流量に関する測定値は、アンプ43によ
り増幅して設定器44に取出し、この設定器44
において、設定値と前記測定値とを比較し、後で
説明するようにノズル目詰り状態があつたとき
に、ブザー等によりその異常を知らせるようにす
る。
前記ブースタシリンダ33は、前記切換弁32
の油圧切換作用によつて往復動するピストン51
を内部に嵌合してなり、このピストン51の両側
面に一体成形したプランジヤ52により、給水管
路53に加圧供給された水を吸込用チエツクバル
ブ54を介して吸込むとともに、吐出用チエツク
バルブ55を介して流路に吐出する。この流路5
6は外部の吐出流路57を経て複数個のノズル5
8に接続する。さらに、前記吐出流路57に圧力
スイツチ59を設け、ほとんどのノズル58が目
詰りして流路57内の水圧が異常に高まつたと
き、その異常圧をこの圧力スイツチ59により検
知して、この圧水供給装置を自動停止させるよう
にする。
次に、この実施例の作用を説明する。
ポンプ14が安定運転状態に入つたら、切換弁
19を切換えて給油流路17,22を連通し、そ
して切換弁32の連続的切換作用により超高圧ポ
ンプ1次側の駆動油を制御し、超高圧ポンプ31
のブースタシリンダ33のピストン51を往復駆
動し、前記プランジヤ52により吐出した超高圧
水を超高圧ポンプ2次側の複数個のノズル58に
加圧供給する。
このとき、前記給油流路17からリリーフバル
ブ24および流量計26を経てタンク11に駆動
油の一部が排出され、また切換弁32の排油ポー
トから流量計42を経てタンク11に戻り側の駆
動油が排出される。
そうして、ポンプ31の作動速度(ブースタピ
ストン51の移動速度)は、1次側駆動油の流
量、圧力に比例しており、今、複数個のノズル径
が一定であるとした場合、前記速度はノズルの個
数に比例して決定される。例えば、1個のノズル
58が目詰りを起した場合、ポンプ31の2次側
抵抗がその分だけ高まり、ポンプ31の作動速度
(ブースタ速度)はその分だけ遅くなる。すると、
このポンプ31に供給される駆動油の流量および
ポンプ31から排出される駆動油の流量が減少す
るから、この駆動油の流量変化を流量計で測定す
ればノズル58の目詰り状態を検出できる。
その際、タンク(大気圧)に開放された低圧ド
レン流路中でポンプ1次側の駆動油のドレン流量
の変化を検出することにより、前記駆動油の流量
変化を容易かつ正確に測定でき、これに基づき前
記ポンプ31の作動速度の変化の原因となるポン
プ2次側のノズル58の目詰り状態を容易かつ正
確に検出できる。
この駆動油のドレン流量の変化を検出する方法
としては次の2とおりある。
ポンプ31に供給されるポンプ1次側の駆動油
の流量の減少は、リリーフバルブ24およびドレ
ン流路25を経てタンク11に戻る一部駆動油の
ドレン流量(リリーフ流量)の増加となつて現れ
るから、この駆動油の供給側ドレン流量(リリー
フ流量)の増加分を流量計26で検出することに
より、ポンプ2次側のノズル58の目詰り状態を
検出する。
または、ポンプ31のブースタシリンダ33か
ら排出されドレン流路を経てタンク11に戻るポ
ンプ1次側の駆動油の流路すなわち駆動油の排出
側ドレン流量の減少分を流量計42により直接検
出して、ポンプ2次側のノズル58の目詰り状態
を検出する。
なお、前記ブースタシリンダ33の往復動にお
いて、行き戻り点の死点が発生する部分は、測定
不可域であるので、タイマー等を併用することに
よつて目詰りの連続性をもたせるようにする。
前記流量計26による目詰り検出および流量計
42による目詰り検出は、どちらか一方を選択し
てそれぞれ単独で行つてもよいし、あるいは両方
を用いて行つてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ポンプ2次側のノズルの目詰
り個数に応じて変化するポンプ1次側の駆動液の
ドレン流量を検出して、前記ノズルの目詰り状態
を検出するようにしたから、高圧側の複数個のノ
ズルにそれぞれ目詰り検出手段を設ける煩わしさ
がなく、また、大気圧に開放されていて測定が容
易かつ確実である低圧のドレン流量の変化を検出
することにより、ポンプ2次側のノズルの目詰り
状態を容易かつ正確に検出できる。
さらに、前記ポンプに供給される駆動液の一部
をリリーフバルブを経てタンクに戻すドレン流路
に、この駆動液を供給側ドレン流量の変化を検出
する流量計を設けたり、または前記ポンプから排
出される駆動液をタンクに戻すドレン流路に、こ
の駆動液の排出側ドレン流量の変化を検出する流
量計を設けたりして、ポンプ1次側の駆動液のド
レン流量の変化を検出する手段を容易に形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のノズル目詰り検出方法およびその
装置の一実施例を示す流体回路図である。 11……タンク、24……リリーフバルブ、2
5……ドレン流路、26……流量計、31……ポ
ンプ、41……ドレン流路、42……流量計、5
8……ノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプ1次側の駆動液によりポンプを駆動
    し、このポンプから吐出した圧水をポンプ2次側
    の複数個のノズルに供給する圧水供給装置におい
    て、前記ポンプ1次側の駆動液のドレン流量の変
    化を検出することにより、前記ポンプの作動速度
    の変化の原因となる前記ポンプ2次側のノズルの
    目詰り状態を検出することを特徴とする圧水供給
    装置におけるノズル目詰り検出方法。 2 ポンプ1次側の駆動液によりポンプを駆動
    し、このポンプから吐出した圧水をポンプ2次側
    の複数個のノズルに供給する圧水供給装置におい
    て、前記ポンプに供給される前記ポンプ1次側の
    駆動液の一部をリリーフバルブを経てタンクに戻
    すドレン流路に、ポンプ2次側のノズルの目詰り
    状態に基づく前記駆動液の供給側ドレン流量の変
    化を検出する流量計を設けたことを特徴とする圧
    水供給装置におけるノズル目詰り検出装置。 3 ポンプ1次側の駆動液によりポンプを駆動
    し、このポンプから吐出した圧水をポンプ2次側
    の複数個のノズルに供給する圧水供給装置におい
    て、前記ポンプから排出された前記ポンプ1次側
    の駆動液をタンクに戻すドレン流路に、ポンプ2
    次側のノズルの目詰り状態に基づく前記駆動液の
    排出側ドレン流量の変化を検出する流量計を設け
    たことを特徴とする圧水供給装置におけるノズル
    目詰り検出装置。
JP60232097A 1985-10-17 1985-10-17 圧水供給装置におけるノズル目詰り検出方法およびその装置 Granted JPS6294298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60232097A JPS6294298A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 圧水供給装置におけるノズル目詰り検出方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60232097A JPS6294298A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 圧水供給装置におけるノズル目詰り検出方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6294298A JPS6294298A (ja) 1987-04-30
JPH0420756B2 true JPH0420756B2 (ja) 1992-04-06

Family

ID=16933956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60232097A Granted JPS6294298A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 圧水供給装置におけるノズル目詰り検出方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6294298A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5003959B2 (ja) * 2008-01-18 2012-08-22 株式会社日立プラントテクノロジー ブラスト装置及びその運転方法
AT512322B1 (de) * 2011-12-30 2013-09-15 Bhdt Gmbh Hydraulikantrieb für einen druckübersetzer
US9988823B1 (en) 2017-10-02 2018-06-05 General Steel And Supply Company Concrete forming system
JP7386146B2 (ja) * 2020-11-04 2023-11-24 株式会社スギノマシン 高圧水加工機およびその故障診断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6294298A (ja) 1987-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102087490B1 (ko) 유체압 구동 장치
KR101323509B1 (ko) 펌프의 작동을 위한 시스템 및 방법
JP2009168036A (ja) 高圧流体ポンプの特定の構成部品の状態を診断する装置及び方法
US4606703A (en) Fluidic pumping systems with control means responsive to liquid level
JPH0420756B2 (ja)
JP4149822B2 (ja) 液体吐出装置
AU2011328429B2 (en) Method and system for identifying damage to piston membrane pumps containing working fluids
JP2010051910A (ja) フィルタープレスの異常検知方法及びフィルタープレス
JPS63106382A (ja) 送液ポンプ
US11754067B2 (en) Fault detection and prediction
CN214092559U (zh) 一种液压产品脉冲动态特性试验系统
JP2002357516A (ja) 油中ガス監視装置
JP2004212128A (ja) 油圧装置の異常監視方法
JP4506122B2 (ja) 塗布液供給装置
JP3477583B2 (ja) 給油式圧縮機における油分分離装置及び吐出ガス中の油分測定方法
JPH0772049A (ja) 液体用濁度計測装置
JPH0634629Y2 (ja) 往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ−ナの目詰り検出装置
JPH01176475A (ja) ノズル詰り検出方法
JPH0334010B2 (ja)
CN214181946U (zh) 一种压滤机滤液水微流量检测装置
JP5017335B2 (ja) 容積式ポンプの異常検出装置
JPH1089316A (ja) 油圧機器のフィルタの目詰り検出方法及び装置
US20230041180A1 (en) Economizer injection in a reciprocating compressor
KR890006978A (ko) 유냉식 유체 압축장치
CN109236632B (zh) 一种出油可检测的高压柱塞