JPH0634629Y2 - 往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ−ナの目詰り検出装置 - Google Patents

往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ−ナの目詰り検出装置

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Publication number
JPH0634629Y2
JPH0634629Y2 JP1986057498U JP5749886U JPH0634629Y2 JP H0634629 Y2 JPH0634629 Y2 JP H0634629Y2 JP 1986057498 U JP1986057498 U JP 1986057498U JP 5749886 U JP5749886 U JP 5749886U JP H0634629 Y2 JPH0634629 Y2 JP H0634629Y2
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JP
Japan
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strainer
pump
monitoring pipe
reciprocating
clogging
Prior art date
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Application number
JP1986057498U
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JPS62169275U (ja
Inventor
恵介 熊本
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プランジャ、ピストン等の往復動機構によ
りポンプ動作を行う往復動ポンプにおいて、ポンプ入口
にストレーナを設けた場合におけるこのストレーナの不
純物堆積等による目詰りを検出する装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、往復動ポンプは、定量性に優れていることか
ら、各種薬液の注入ポンプとして広く利用されている。
この場合、清浄な薬液注入を行うため、ポンプ入口側に
ストレーナを設けるのが一般的である。
しかるに、このように設けたストレーナは、不純物があ
る程度堆積してくると目詰りを生じ、ポンプ運転に際し
キャビテーションを生じる結果となる。従って、このよ
うなストレーナの目詰り状態は適宜検出して、ストレー
ナを洗浄もしくは交換する必要がある。
このような観点から、従来においては、例えば第2図に
示すように、往復動ポンプ10の入口配管にストレーナ12
を設けた場合、前記ポンプ10の入口とストレーナ12との
接続配管14に圧力計16を設け、ストレーナ12に不純物等
が堆積した際ポンプ10の入口側圧力が低下するのを圧力
計16の指示値で確認して、ストレーナの目詰り状態を検
出するよう構成したものが知られている。なお、第2図
において参照符号18は薬液タンクを示す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述した従来のストレーナ目詰り検出機
構は、使用するポンプが往復動形であるため、圧力計の
指針は往復動機構(例えば、プランジャ)の動作に伴っ
て変動する。また、ポンプのストロークの増減に際して
も、圧力計の指針の振れ幅が変化するので、事前に各ス
トロークによる指針の振れ幅を確認しておく必要があ
り、取扱い上極めて繁雑であり、ストレーナの適正な目
詰り状態を検出することができない等の難点がある。
そこで、本考案の目的は、簡単な構成でしかも往復動ポ
ンプ入口側の圧力変動に対し影響されることなく、スト
レーナの目詰り状態を簡便かつ適正に検出することがで
きる往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレーナの目詰
り検出装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るポンプ入口ストレーナの目詰り検出装置
は、往復動ポンプのポンプ入口側にストレーナを接続
し、さらにこのストレーナを薬液タンクに連通してなる
往復動ポンプシステムにおいて、 前記ポンプ入口と前記ストレーナとを連通接続する接続
配管にレベルスイッチを備えた監視パイプを分岐接続
し、該監視パイプは薬液タンクのポンプトリップレベル
より下側に位置するよう配置してこれを常時薬液で満す
と共にその上端部を導管を介して薬液タンクの気相部と
連通し、前記レベルスイッチにより前記ポンプ吸込圧の
低下に際し前記監視パイプ内に生ずる液レベルの低下を
検知することによりストレーナの目詰りを監視すること
を特徴とする。
〔作用〕
本考案に係るポンプ入口ストレーナの目詰り検出装置に
よれが、ストレーナが目詰り状態となった際にポンプ吸
込量の不足を補うため、監視パイプ中の液レベルが低下
することから、この液レベルの低下を検知することによ
り、簡便かつ確実にストレーナの目詰り状態を検出する
ことができる。
〔実施例〕
次に、本考案に係る往復動ポンプにおけるポンプ入口ス
トレーナの目詰り検出装置の実施例につき、添付図面を
参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るストレーナの目詰り検出装置の
一実施例を示すものである。なお、説明の便宜上第2図
に示す従来の装置と同一の構成部分については同一の参
照符号を付して説明する。すなわち、第1図に示す実施
例においては、往復動ポンプ10の入口とストレーナ12と
の接続配管14に対し、透明材料からなる監視パイプ20の
一端部を接続した構成からなる。この場合、前記監視パ
イプ20の他端部は導管22を介して薬液タンク18の気相部
と連通接続する。また、この監視パイプ20の取付位置
は、薬液タンク18に設定されるポンプトリップレベルTL
より下側とする。この結果、ストレーナ12が目詰りして
いない状態においては、前記監視パイプ20の中は薬液で
満たされることになる。
このように構成した本実施例に係るストレーナの目詰り
検出装置は、ストレーナ10が不純物等により目詰りを生
じた場合、ポンプ吸込量が吐出量より過少となることに
より、監視パイプ20中の薬液がポンプ10に吸込まれ、監
視パイプ20内の液レベルが低下する。従って、前記監視
パイプ20を透明材料で構成することにより、前記液レベ
ルの低下を外部から目視により確認し、ストレーナ12の
目詰り状態を容易に検知することができる。
また、第1図に示す実施例において、監視パイプ20内に
レベルスイッチ24を設けることにより、ストレーナ12の
目詰りによる液レベルの低下を自動的に検出することが
できる。従って、この場合、監視パイプ20は特に透明材
料で構成しなくてもよい。
〔考案の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本考案によれば、
往復動ポンプの入口とストレーナとの接続配管に監視パ
イプを分岐して接続し、この監視パイプを薬液タンクの
ポンプトリップレベルより下側に位置するよう配置する
と共にその上端部を導管を介して薬液タンクの気相部と
連通することにより、ストレーナが目詰りしていない状
態においては、監視パイプの中は常時薬液で満たされる
よう構成することができる。従って、このように構成す
ることにより、ストレーナの目詰りに対しポンプ吸込圧
が急激に低下した際前記監視パイプ中に生じる液レベル
の低下によって容易かつ確実に目詰り状態の検出を行う
ことができる。
さらに、このように構成した本考案に係る目詰り検出装
置は、往復動ポンプにおける往復動機構によるポンプ部
入口側の圧力変動に対し殆ど影響を受けることなく、目
詰り状態を目視によって簡便に検出し得ると共にレベル
スイッチを使用して自動的な検出も可能であり、この種
ストレーナを使用する往復動ポンプの適正な運転管理に
資する効果は極めて大きい。
以上、本考案の好適な実施例について説明したが、本考
案の精神を逸脱しない範囲内において種々の改良並びに
変更を施すことができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る往復動ポンプにおけるポンプ入口
ストレーナの目詰り検出装置の一実施例を示す系統図、
第2図は従来の往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ
ーナの目詰り検出手段を示す系統図である。 10……往復動ポンプ、12……ストレーナ 14……接続配管、16……圧力計 18……薬液タンク、20……監視パイプ 22……導管、24……レベルスイッチ TL……ポンプトリップレベル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復動ポンプのポンプ入口側にストレーナ
    を接続し、さらにこのストレーナを薬液タンクに連通し
    てなる往復動ポンプシステムにおいて、 前記ポンプ入口と前記ストレーナとを連通接続する接続
    配管にレベルスイッチを備えた監視パイプを分岐接続
    し、該監視パイプは薬液タンクのポンプトリップレベル
    より下側に位置するよう配置してこれを常時薬液で満す
    と共にその上端部を導管を介して薬液タンクの気相部と
    連通し、前記レベルスイッチにより前記ポンプ吸込圧の
    低下に際し前記監視パイプ内に生ずる液レベルの低下を
    検知することによりストレーナの目詰りを監視すること
    を特徴とするポンプ入口ストレーナの目詰り検出装置。
JP1986057498U 1986-04-18 1986-04-18 往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ−ナの目詰り検出装置 Expired - Lifetime JPH0634629Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986057498U JPH0634629Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ−ナの目詰り検出装置

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JP1986057498U JPH0634629Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ−ナの目詰り検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62169275U JPS62169275U (ja) 1987-10-27
JPH0634629Y2 true JPH0634629Y2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=30887259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986057498U Expired - Lifetime JPH0634629Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 往復動ポンプにおけるポンプ入口ストレ−ナの目詰り検出装置

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JP (1) JPH0634629Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5151573U (ja) * 1974-10-18 1976-04-19
JPS54135701U (ja) * 1978-03-13 1979-09-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62169275U (ja) 1987-10-27

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