JPH0420727A - 冷房システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、空気を冷却・除湿して室内を冷房する冷房
システムに関するものである。

（従来の技術］ 従来の冷房システムは、冷房機器の内部に設けた熱交換
器で冷却した空気をファンで送風し、その冷風で室内を
冷房するものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記のような構造では、冷房するための低
温度の冷風が人体に直接当たって不快感を感しる場合が
あった。特に、就寝時においては冷風が直接人体に当た
ることから、かぜ等の病気を誘発することがある。

この発明の目的は、冷風が人体に直接当たらず快適な環
境が得られる冷房ソステムを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明の冷房システムは、天井に配設した配管と、室
内空気を除湿する除湿機と、この除湿機および前記配管
に冷媒を循環供給する冷媒供給装置とを備えたものであ
る。

〔作用］ この発明の冷房システムは、天井に配設した配管と、除
湿機とに冷媒供給装置から冷却した冷媒を循環供給する
ことにより、室内を冷房および除湿することができる。

〔実施例〕

この発明の冷房システムの一実施例を第１図に基づいて
説明する。

第１図は冷房システムｌを設置した室内１０の部分断面
斜視図である。この冷房システムｌは、冷却した冷媒を
ポンプで循環供給する冷媒供給装置４と、この冷媒供給
装置４からの冷媒が循環イ１給される配管２と、同しく
冷媒が循環供給され２除湿機３とが、外部配管５ａ、５
ｂ、５ｃで接表された構成である。

この配管２は、天井下地枠６で支持した天井１地板７に
固定した天井１１の内部全面に蛇行配偶されている。こ
の天井１１は、配管２を蛇行配置した配管パネル８と、
石膏ボード９とからなる。

上記のような構成において、冷媒供給装置４″２冷却さ
れた冷媒は、ポンプで外部配管５ａの中ン矢印Ａの方向
に送られ、天井１１の内部に配設した配管２へ供給され
る。供給された冷媒は、配管２の周囲の熱を奪い石膏ボ
ード９を通して室内１を自然対流で冷房した後、外部配
管５ｂの中をり印Ｂの方向へ送られ除湿機３に供給され
る。そして、この冷媒は、除湿機３で室内１０の除湿に
υ用された後、外部配管５Ｃの中を矢印のＣ方向に送ら
れ冷媒供給装置４へと循環され、前述のような循環供給
を繰り返す。

このように、冷房システム１は、冷媒供給装置４で冷却
した冷媒を天井１１に配設した配管２と、除湿機３とに
循環供給して室内１０の冷房と除湿を行うことができる
ので、冷風による不快感がなく快適な環境が得られる。

また、冷風を発生しないので、室内１０のほこり等の舞
い散りが少ない。

また、吸放湿性の高い石膏ボード９と除湿機３との作用
で、天井１１の面に結露が発生しない。

つぎに、配管２を配設する天井の他の実施例を第２図に
基づいて説明する。

この天井１１′は、前述の実施例と同様に、配管パネル
８に配管２を蛇行配置し、内径５ｍ＋＋の孔をピッチ１
５＋ｗ＋で全面に設けた多孔板９ａと、しっくいからな
る吸放湿仕上材９ｂとを固定したものである。

このような構造の天井１１’に配設した配管２と除湿機
３とに冷媒供給装置４で冷媒を循環供給するようにして
も、冷風を発生させず室内１０の冷房と除湿を行うこと
ができ、快適な環境が得られる。また、天井１１′の表
面を吸放湿仕上材９ｂで構成したので、天井１１′の表
面の結露を完全に防止することができる。

〔発明の効果〕

この発明の冷房システムは、天井に配設した配管と除湿
機とに冷媒供給装置から冷媒を循環供給することにより
、冷風を発生させることなく室内を冷房・除湿すること
ができる。そのため、冷風が人体に直接当たらず快適な
環境が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の冷房システムの一実施例の設置例の
部分断面斜視図、第２図はその天井の他の実施例の斜視
図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 天井に配設した配管と、室内空気を除湿する除湿機と、
   この除湿機および前記配管に冷媒を循環供給する冷媒供
   給装置とを備えた冷房システム。