JPH04205638A - プログラム配信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遠隔地に設置されたリモート計算機に対して
、ローカル計算機内のプログラムを配信するためのプロ
グラム配信装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のプログラム配信装置の構成例を第５図に示す。こ
の装置は、プログラム配信先のローカル計算機１０内に
配信一覧ファイル１１と配信対象となるプログラムファ
イル群１２が設けられている。配信一覧ファイルデータ
は、端末装置１３からの指示入力を受けた編集装置１４
によって書替えられる。この配信一覧ファイル１１には
、第６図に示すように配信されるプログラム名が書かれ
ている。ローカル計算機１０の配信一覧ファイルデータ
とプログラムファイル群データは、ファイル転送装置１
５によってローカルホスト２０へ転送される。

ローカルホスト２０内には、配信一覧ファイル２１とプ
ログラムファイル群２２が格納されていて、ローカル計
算機１０から転送されされた配信一覧ファイルデータと
プログラムファイル群データは、それぞれ配信一覧ファ
イル２１とプログラムファイル群２２に格納される。

プログラムを配信する場合は、端末装置１３からローカ
ル計算機］０を介してローカルホスト２０へ配信指示が
出され、ここから、配信一覧ファイルデータとプログラ
ムファイルデータがリモート計算機３０へ転送される。

リモート計算機が複数ある場合には同じファイルデータ
が一律に転送される。

プログラム配信先となるリモート計算機３０は、システ
ム立上げ時等の予め設定した時にのみ、配信一覧ファイ
ルデータおよび配信プログラムファイルデータをローカ
ルホスト２０から受信する。

まず、ファイル転送装置３１て配信一覧ファイルを受信
して、同ファイルに書かれている配信対象プログラムか
自計算機内のプログラムファイル群３２に存在していな
いときに、そのプログラムファイルデータをローカルホ
スト２０から受信してプログラムファイル群３２に格納
する。

上述したプログラム配信装置は、システム立上げ時等の
予め設定した時にしかプログラムの配信をすることがで
きないため、任意のタイミングでプログラムを配信する
ためには、例えばリモート計算機の電源を切ってから改
めてシステムを立上げる等の操作が必要であった。

また、配信一覧ファイルのプログラム名だけに基づいて
配信プログラムを判断しており、同一プログラムのバー
ジョン管理は行われていなかったので、同一プログラム
であってもバージョンの異なるプログラムは同一プログ
ラム名では配信することができなかった。例えばローカ
ル計算機１０に存在する古い四代のプログラムを配信し
直すことができなかった。

さらに、複数のリモート計算機が存在した場合には、各
々異なるファイルを配信することができなかったため、
全てのリモート計算機に同じファイルを配信していた。

〔発明か解決しようとする課題〕

従って、従来のプログラム配信装置は、任意のタイミン
グでプログラムを配信することができず、また同一プロ
グラム名のバージョンの異なるプログラムは配信するこ
とができなかった。さらに、リモート計算機が複数ある
場合には個々のリモート計算機に対して異なるファイル
を転送することができなかった。

本発明は以上のような実情に鑑みてなされたもので、任
意のタイミングでプログラムを配信することができ、同
一のプログラムバージョンを管理することができると共
に、配信先のリモート計算機を指定することのできるプ
ログラム配信装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明に係るプログラム配
信装置を、プログラム配信先のローカル計算機から配信
対象となるプログラムファイル群をローカルホスト計算
機へ転送し、該ローカルホスト計算機から前記プログラ
ムファイル群を距離的に離れたリモート計算機へ配信す
るプログラム配信装置において、前記ローカル計算機は
、配信対象プログラム名、バージョンデータが付加され
た配信後のプログラム名および配信先のリモート計算機
基を指定した配信一覧ファイルと、この配信一覧ファイ
ルを外部からの指示入力に従って編集する編集手段と、
配信一覧ファイルデータを前記ローカルホスト計算機へ
転送する手段とを具備してなり、前記ローカルホスト計
算機は、前記配信一覧ファイルに指定された配信先リモ
ート計算機に対して配信のタイミングを通知する配信通
知手段と、前記配信タイミング通知に対して該リモート
計算機から受信要求があったときに前記配信一覧ファイ
ルデータを該リモート計算機へ転送し、かつ前記リモー
ト計算機からプログラム配信リクエストがあったときに
該配信リクエストに指示されたプログラムファイルデー
タを該リモート計算機へ配信するファイル配信手段とを
具備してなり、前記リモート計算機は、自計算機に配信
されたプログラムファイルの履歴情報が格納された受信
履歴ファイルと、前記ローカルホスト計算機からの配信
通知に対してローカルホスト計算機へ前記受信要求を出
力する手段と、前記受信履歴ファイルを参照して前記配
信一覧ファイルデータに指定されているプログラムファ
イルから配信を要求するプログラムファイル名を前記配
信リクエストとして送信する配信リクエスト手段とを具
備してなるものとした。

〔作用〕

本発明によれば、ローカル計算機において配信対象プロ
グラム名、バージョンデータが付加された配信後のプロ
グラム名および配信先のリモート計算機基を指定した配
信一覧ファイルが編集され、この配信一覧ファイルと配
信対象となるプログラムファイルデータとがローカルホ
スト計算機へ転送されて格納される。ローカルホスト計
算機は、配信一覧ファイルに指定されたリモート計算機
に対して配信タイミングを通知し、リモート計算機から
受信要求があると配信一覧ファイルデータを送信する。

配信一覧ファイルを受信したリモート計算機は、受信履
歴ファイルを参照して自計算機で必要とするプログラム
ファイルをリクエストする。ローカルホスト計算機では
、リクエストのあったプログラムファイルデータを配信
する。

リモート計算機では受信したプログラムファイルデータ
を格納する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について説明する。

第１図は本実施例に係るプログラム配信装置の機能ブロ
ックを示す図である。ローカル計算機４０は、プログラ
ム開発計算機であって、一つまたは複数のリモート計算
機へのプログラム配信光となる。このローカル計算機４
ｏは、配信すべきプログラムの一覧が記述される配信一
覧ファイル４１と、配信対象の複数のプログラムが格納
されたプログラムファイル群４２と、配信一覧ファイル
４１内の記述内容を端末装置１３からの入力に従って編
集する編集装置４３と、端末装置１３がらの指示入力を
受けてローカルホストに対して配信タイミングを通知す
る情報制御転送装置４４と、端末装置１３からの指示入
力を受けて配信一覧ファイル４１およびプログラムファ
イル群４２のそれぞれの格納データをローカルホスト５
ｏへ転送するファイル転送装置４５とからなる。

配信一覧ファイルデータの構成例を第３図に示す。本実
施例における配信一覧ファイルデータは、今回配信対象
となる送信側プログラムファイル名と、受信側プログラ
ムファイル名と、バージョンデータとなる配信日付デー
タと、配信先リモート計算機名とからなる。

ローカルホスト５０は、ローカル計算機４ｏがら受信し
た配信一覧ファイルデータが格納される配信一覧ファイ
ル５１と、ローカル計算機４ｏがら受信したプログラム
ファイルデータが格納されるプログラムファイル群５２
と、ローカル計算機４０およびリモート計算機６ｏとの
間で各種データを送受信するためのファイル転送装置５
３と、ローカル計算機４ｏからの配信タイミング通知を
受信すると共にリモート計算機６ｏに対して配信タイミ
ングを通知する情報制御転送装置５４とからなる。

リモート計算機６０は、ローカルホスト５ｏとの間でデ
ータを送受信するファイル転送装置６１と、今までに配
信されたプログラムが格納されているプログラムファイ
ル群６２と、第４図に示すように受信したファイル名と
配信一覧ファイルに書かれている日付データを受信順に
格納する受信履歴ファイル６３と、ローカルホスト５ｏ
がらの配信タイミングの通知を受けてファイル転送装置
６１に伝送する制御情報転送装置６４とからなる。

次に、以上のように構成された本実施例の動作について
第２図を参照して説明する。

ローカル計算機４０では、編集装置４３が端末計算機１
３からの指示入力に従って上記した配信一覧ファイルデ
ータを編集する。例えば、第３図に示す配信一覧ファイ
ル４１では、１行目のデータは、ｒＷｓＩＪというリモ
ート計算機はローカル計算機にあるｒ　ＰＲＯＧＲＡＭ
　１　ｏｌｄ　Ｊというプログラムを受信し、リモート
計算機内にｒＰＲＯＧＲＡＭ　Ｉ　Ｊ−１ニー という名前で格納せよという意味であり、そのプログラ
ムの日付特性（バージョン）はｒ９００８１２Ｊである
。ユーザはこのような配信一覧ファイルデータを端末装
置１３を操作して読込み配信一覧ファイル４１に書込む
。

次に、端末装置１３からファイル転送装置４５に転送指
令を入力すると、配信一覧ファイル４１内に書込まれて
いる配信一覧ファイルデータと、プログラムファイル群
４２に格納されている配信対象プログラムデータがロー
カルホスト５０へそれぞれ転送される。

ローカルホスト５０は受信した配信一覧ファイルデータ
、配信対象のプログラムデータを配信一覧ファイル５１
およびプログラムファイル群５２にそれぞれ格納する。

次に、ローカル計算機４０では、ユーザからの配信開始
指示を端末装置１３を介して制御情報転送装置４４で受
信すると、その指示をローカルホスト５０の制御情報転
送装置５４を経由してリモート計算機６０の制御情報転
送装置６４へ通知される。

リモート計算機６０では、制御情報転送装置６４で配信
開始指示の通知を受信すると、自計算機のファイル転送
装置６１に受信指示を行う。受信指示を受けたファイル
転送装置６１は、ローカルホスト５０に対して配信一覧
ファイルの受信要求を行う。

ローカルホスト５０では、ファイル転送装置５３でリモ
ート計算機６０からの受信要求を受信すると、そのリモ
ート計算機６ｏを指定した配信一覧ファイルデータをリ
モート計算機６ｏへ送信する。

リモート計算機６０は、配信一覧ファイルを受信すると
、同ファイルから配信先計算記名に自計算機の名前が書
かれているプログラムについて、受信側ファイル名とそ
の日付データを取出す。そして、その日付のプログラム
が自計算機内のプログラムファイル群６２に存在してい
るが否かを受信履歴ファイル６３を参照してチエツクす
る。このチエツクの結果、そのプログラムが存在してい
ない場合には、ローカルホスト５０のファイル転送装置
５３に対して送信側ファイル名に書かれている名前でフ
ァイル転送リクエストをかける。

ローカルホスト５０のファイル転送装置５３は、リモー
ト計算機６０からファイル転送リクエストのかかった名
前のプログラムアイルデータをリモート計算機６０のフ
ァイル転送装置６１へ転送する。

リモート計算機６０は、ファイル転送リクエストのかか
った名前のプログラムファイルデータを受信すると、プ
ログラムファイル群６２に格納し、その後、格納したプ
ログラムの受信側ファイル名と日付を受信履歴ファイル
に格納する。以上のようにしてプログラムの配信が終了
する。

この様に本実施例によれば、ローカル計算機４０に接続
された端末装置１３から入力された配信開始指示を制御
情報転送装置４４，５４．６４によってリモート計算機
６０に通知するようにしたので、システム立上げ時等の
限られた場合に限定されることなく任意のタイミングで
プログラムを配信することができる。また、配信一覧フ
ァイルに配信すべきプログラムの日付や配信対象となる
リモート計算機名を指定するようにしたので、ローカル
ホスト５０ではファイルに指定されたリモート計算機へ
のみ必要なファイルを転送することができ、配信一覧フ
ァイルが転送されたリモート計算機は同一プログラム名
であってもバージョンの異なるプログラムを取込むこと
ができる。

なお、上記実施例ではプログラムの配信を例に説明した
が、本発明はあらゆるファイルの配信に適用することが
でき、例えばデータファイルやプログラムソースファイ
ルの配信にも適用できる。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、任意のタイミング
でプログラムを配信することができ、同一のプログラム
バージョンを管理することができると共に、配信先のリ
モート計算機を指定することのできるプログラム配信装
置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の一実施例を示す図であって、
第１図は機能ブロック図、第２図は動作説明図、第３図
は配信一覧ファイルのデータ内容を示す図、第４図は受
信履歴ファイルのデータ内容を示す図、第５図は従来の
プログラム配信装置の機能ブロック図、第６図は従来の
配信一覧ファイルのデータ内容を示す図である。 １３・・・端末装置、４０・・・ローカル計算機、４１
・・・配信一覧ファイル、４２・・・プログラムファイ
ル群、４３・・・編集装置、４５・・・ファイル転送装
置、５０・・・ローカルホスト計算機、６０・・・リモ
ート計算機。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プログラム配信元のローカル計算機から配信対象となる
   プログラムファイル群をローカルホスト計算機へ転送し
   、該ローカルホスト計算機から前記プログラムファイル
   群を距離的に離れたリモート計算機へ配信するプログラ
   ム配信装置において、 前記ローカル計算機は、配信対象プログラム名、バージ
   ョンデータが付加された配信後のプログラム名および配
   信先のリモート計算機名を指定した配信一覧ファイルと
   、この配信一覧ファイルを外部からの指示入力に従って
   編集する編集手段と、配信一覧ファイルデータを前記ロ
   ーカルホスト計算機へ転送する手段とを具備してなり、
   前記ローカルホスト計算機は、前記配信一覧ファイルに
   指定された配信先リモート計算機に対して配信のタイミ
   ングを通知する配信通知手段と、前記配信タイミング通
   知に対して該リモート計算機から受信要求があったとき
   に前記配信一覧ファイルデータを該リモート計算機へ転
   送し、かつ前記リモート計算機からプログラム配信リク
   エストがあったときに該配信リクエストに指示されたプ
   ログラムファイルデータを該リモート計算機へ配信する
   ファイル配信手段とを具備してなり、前記リモート計算
   機は、自計算機に配信されたプログラムファイルの履歴
   情報が格納された受信履歴ファイルと、前記ローカルホ
   スト計算機からの配信通知に対してローカルホスト計算
   機へ前記受信要求を出力する手段と、前記受信履歴ファ
   イルを参照して前記配信一覧ファイルデータに指定され
   ているプログラムファイルから配信を要求するプログラ
   ムファイル名を前記配信リクエストとして送信する配信
   リクエスト手段とを具備してなることを特徴とするプロ
   グラム配信装置。