JPH0420462Y2 - - Google Patents

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JPH0420462Y2
JPH0420462Y2 JP1987119804U JP11980487U JPH0420462Y2 JP H0420462 Y2 JPH0420462 Y2 JP H0420462Y2 JP 1987119804 U JP1987119804 U JP 1987119804U JP 11980487 U JP11980487 U JP 11980487U JP H0420462 Y2 JPH0420462 Y2 JP H0420462Y2
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JP
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synthetic resin
sheet
grip
foam layer
elastic foam
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JP1987119804U
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JPS6426060U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 産業上の利用分野 本考案は、テニスやバドミントンのラケツト、
ゴルフクラブ等のスポーツ用具の握り部分に巻き
つけて使用するグリツプテープに関する。
従来の技術 この種のグリツプテープ用材料として、特開昭
62−32043号公報は、不織布、合成皮、天然皮、
布などの容易に破れることがない表皮と、ゴムや
各種の発泡材などの弾性材料とを一体不可分に複
合したグリツプ材を開示している。
考案が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来のグリツプ材は、表皮と弾
性材料とを別々に用意しておき、これらを溶融接
着または接着剤により接着して複合させるために
特別の装置を必要とし、しかも完全な一体化はき
わめて困難であり、繰り返し使用による発汗など
で両者が剥がれる心配が残る。また、実際に掌で
握られる表皮部分が布や合成樹脂繊維製不織布で
ある場合は、表面が比較的粗いためにざらついた
感触があり、とくに布、天然皮が汗や雨で濡れる
と、べとついて滑りやすくなる点が問題となつて
いた。
本考案の目的は、従来のグリツプ材のかかる問
題点に着目し、吸水(吸湿)性が良好で、汗や雨
等で滑らず、適度の柔軟性を有して感触がよく、
かつ打球時の衝撃をやわらげることができ、しか
も製造が容易なグリツプ用テープを提供するにあ
る。
(考案の構成) 問題点を解決するための手段 前述の目的を達成するために、本考案のグリツ
プ用テープは、第1図および第2図に示すよう
に、不織布に多孔性のポリウレタン被覆を施して
なる透水性軟質シート1の少なくとも表面1aに
印刷または塗布により所望のパターンをもつ合成
樹脂弾性発泡体層2を部分的に設けてシート表面
1aとの間に凸部3を形成したことを特徴とす
る。
軟質シート1は、ポリアミド、ポリエチレンテ
レフタレート等の合成樹脂繊維製不織布に水溶性
有機溶媒に溶解したポリウレタンの溶液を含浸さ
せ、これを水中に浸漬して固化と同時に前記溶媒
の抽出により多数の細孔を生ぜしめることにより
製造でき、厚さは0.4〜0.8mmの範囲が適当であ
る。不織布にポリウレタン溶液を含浸させる代り
にその両面(又は片面)に発泡性ポリウレタン樹
脂溶液を塗布付着させ、平滑な滑り止め面を形成
させてもよい。この軟質シート1の表面側1b側
はバフがけなどの既知の手段によりスエード加工
を施したり、またはエンボス加工などを施しても
良い。
合成樹脂弾性発泡体層2は、ウレタン系、アク
リレート系、EVA系、シリコン樹脂系やNBR、
SBR等のラテツクス、或いは軟質PVC系等のペ
ースト又はエマルジヨンタイプの樹脂液等を既知
の手段で塗布または印刷することにより形成す
る。好ましいのは、多孔性の軟質シート1に合わ
せて、これらの樹脂の発泡性の液状組成物を適用
することにより、吸水性または吸湿性を持たせる
ことである。
図示の例では多孔性の軟質シート1の表面1a
のみに発泡体樹脂を樹脂プリントして市松模様状
に合成樹脂弾性発泡体層2を設けてシート表面1
a上に凸部3を設けた例を示しているが、市松模
様に限らず千鳥状、散点状など任意のパターンで
印刷又は塗布してもよく、要はシート表面1a上
に弾性体の適宜の凸部3が形成されるようにすれ
ばよい。
この合成樹脂弾性発泡体層2は、第3図のよう
にシート表面1aに樹脂塗布層2aを設け、その
上に樹脂プリント層2bを重ねて設けたり、第4
図のようにシート表面1aに第1図と同様に樹脂
プリント層2bを設け、シート裏面1bに樹脂塗
布層2aを設ける等種々の態様で実施例される。
作 用 本考案のグリツプ用テープは、不織布にポリウ
レタン被覆を施した多孔性の軟質シート1自体が
適度の柔軟性と弾性をもつから、手触りがよく打
球時の衝撃を和らげる作用があり、多数の細孔を
もつから汗や雨で濡れた場合に速やかに吸収さ
れ、滑りにくい。そして、シート表面1aに合成
樹脂弾性発泡体層2を設けて凹凸部3を形成した
ことにより、握りやすく、滑り止め及び衝撃吸収
効果が向上する。さらに、合成樹脂弾性発泡体層
2の存在によつて、グリツプ部分を握り締めたと
きにこれが弾性的に収縮するので掌になじみやす
く、きわめて使い心地がよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のグリツプ用テー
プは多孔性の軟質シートの表面に合成樹脂弾性発
泡体層を設けてシート表面に凸部を形成したの
で、滑り止め及び衝撃吸収効果が大きくて使い心
地がよく、いわゆるエルボー痛の予防にも役立
つ。また、軟質シートに対する合成樹脂弾性発泡
体層の形成は樹脂溶液等の塗布又は印刷によつて
簡単に実施できるので、従来における溶着や接着
のための装置が要らず、製造が容易で、コストの
低減にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のグリツプ用テープの一実施例
を示す平面図、第2図は第1図の例の断面図、第
3図及び第4図はそれぞれ本考案のグリツプ用テ
ープの他の実施例を示す断面図である。 1……多孔性の軟質シート、2……合成樹脂弾
性発泡体層、2a……樹脂塗布層、2b……樹脂
プリント層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 不織布に多孔性のポリウレタン被覆を施してな
    る透水性軟質シートの少なくとも表面に印刷また
    は塗布により所望のパターンをもつ合成樹脂弾性
    発泡体層を部分的に設けて凸部を形成したことを
    特徴とするグリツプテープ。
JP1987119804U 1987-08-06 1987-08-06 Expired JPH0420462Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987119804U JPH0420462Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06
US07/228,865 US5055340A (en) 1987-08-06 1988-08-04 Grip tape

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987119804U JPH0420462Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6426060U JPS6426060U (ja) 1989-02-14
JPH0420462Y2 true JPH0420462Y2 (ja) 1992-05-11

Family

ID=31365354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987119804U Expired JPH0420462Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

Country Status (1)

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JP (1) JPH0420462Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110708Y2 (ja) * 1979-10-09 1986-04-05

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Publication number Publication date
JPS6426060U (ja) 1989-02-14

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