JPH04204543A - 磁性トナー及びその製造方法 - Google Patents

磁性トナー及びその製造方法

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JPH04204543A
JPH04204543A JP2329641A JP32964190A JPH04204543A JP H04204543 A JPH04204543 A JP H04204543A JP 2329641 A JP2329641 A JP 2329641A JP 32964190 A JP32964190 A JP 32964190A JP H04204543 A JPH04204543 A JP H04204543A
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JP
Japan
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toner
magnetic
chain alcohol
residual magnetization
magnetic powder
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Application number
JP2329641A
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English (en)
Inventor
Toyofumi Inoue
豊文 井上
Hiroaki Yoshikawa
吉川 博明
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、静電荷像現像用磁性トナー及びその製造方法
に関する。さらに詳しくは、印刷後に定着された磁性ト
ナーが磁気ヘッド等により、読み出し可能で、かつ、磁
気ヘッドで読み出される際に、印字が擦りとられること
のない磁性トナーとその製造方法に関するものである。
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在実
用化されている種々の静電複写方式における乾式現像方
法としては、トナー及び鉄粉などのキャリアを用いる二
成分現像方式と、キャリアを用いず、トナー内部に磁性
粉を含有するトナーを用いる磁性−成分現像方式が知ら
れている。特に、磁性−成分現像方式は、装置の小型化
、メンテナンス性等の長所を有しており、現在現像方式
の主流になりつつある。また、最近では、この−成分現
像方式を利用し、磁気画像文字認識(MICR)に適し
た書類、特に個人用小切手を非常に簡単に、かつ経済的
に作成し、印刷するという試みが盛んに行われてきてい
る(例えば特開昭60−73630号公報参照)。ただ
し、従来の磁性トナー、例えば特開昭54−89735
号公報に記載の磁性トナーをそのままこの用途に適用し
た場合、磁気特性に起因して、磁気画像読み出しの際の
シグナル強度が不十分であったり、リーダ一部の圧力に
より印字が剥離してしまうといった不具合が生じていた
。 この印字の剥離に対しては、トナーに特定の滑剤を含有
させると効果的であることが判明しているが、滑剤の種
類によっては、トナー内部の分散状態を著しく悪化させ
るという不具合か生じる。 本発明は、上記の問題点を解決することを目的としてな
されたものである。したがって、本発明の目的は、印刷
後、定着された磁性トナーが、磁気ヘッド等により読み
出し可能であるのに十分なシグナル強度を有し、リーダ
一部において印字の剥離が生じない優れた定着性を有す
る磁性トナー及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、磁性トナーに含有される磁性粉及びトナ
ーのσ を特定し、かつ滑剤として特定「 の長鎖アルコールを含有させたものは、そのi性トナー
を特定の方法で製造した場合に上記した不具合点が解決
されることを見出し、本発明を完成するに至った。 本発明は、主成分として、少なくとも熱可塑性樹脂と磁
性粉とを含有するトナーにおいて、磁性体残留磁化σ 
をσ emu/g1トナーの残留磁化r      T
m σ を σ、、emu/gとし、磁性体の含有量をW 
w 1%としたとき、 4.2σ、l≦7. 7≦σ ≦24、 「m 30≦W≦70 であり、かつ必須成分として下記一般式で表される長鎖
アルコールをトナー100重量部に対して3〜10重量
部含有することを特徴とする。 CH(CH2)xCH2OH (x=28〜48) 本発明の磁性トナーは、少なくとも熱可塑性樹脂と磁性
粉とを含む原料成分を溶融混練、粉砕し、得られた粉砕
物に上記一般式で示される長鎖アルコールを混合し、再
度溶融混練、粉砕することによって製造することができ
る。 以下、本発明について詳細に説明する。 本発明において使用される磁性粉としては、マダネタイ
ト、フェライトをはじめとする鉄、ニッケル、コバルト
等の強磁性を示す元素を含む合金或いは化合物よりなる
もの、さらに、それらの表面をシランカップリング剤、
アルミニウムカップリング剤等の表面処理剤で処理した
ものなどが使用できるが、上記の理由により、σ が7
〜24+m emu/gであることが必要である。前記範囲以外の場
合は、読取りエラーが生じ易くなる。 上記磁性粉の含有量は、トナーの30〜70重=  4
 − 量%の範囲にあるのが好ましい。 結着樹脂としては、公知の樹脂が使用でき、例えば、ス
チレン樹脂、アクリル樹脂、オレフィン樹脂、ポリエス
テル、フェノール樹脂、ウレタン樹脂等の合成樹脂及び
天然樹脂が使用できる。 本発明において、磁性l・ナーには色調調節のために着
色剤として公知の染願料を添加してもよい。 また、電荷制御のために電荷制御剤を添加してもよい。 さらに磁性トナーの耐久性、流動性、或いはクリーニン
グ性を向上させることを目的として、シリカ等の無機微
粉末、脂肪酸或いはその誘導体及び金属塩等の有機微粉
末、フッ素系樹脂微粉末等を添加することができる。 上記成分より構成される組成物の粉砕物に上記一般式で
表される長鎖アルコールが滑剤として添加されるが、こ
の長鎖アルコールとしては、平均分子量が400〜80
0、Mw/Mn=1−、]、融点80〜120℃のもの
が好ましく使用される。 これら長鎖アルコールは、トナー100重量部に対して
3〜1.0重量部含有させる。配合量が3重置部よりも
低い場合には、耐こすり性が不十分である。また、10
重量部よりも多い場合には、現像性の低下を生じる。 本発明の磁性トナーを製造する場合、上記の成分を単に
混合して混練粉砕し、分級するだけでは、十分均一に分
散されたものを得ることができない。 したがって、本発明においては、まず、上記結着樹脂、
磁性粉及び必要に応じて着色剤、電荷制御剤その他の添
加剤を添加して押出機等により加熱混練し、冷却後、ハ
ンマーミル等で平均粒径0.1〜2.0rnm程度に粗
粉砕して粉砕物を得る。次にこの粉砕物に、上記長鎖ア
ルコールを添加し、押出機等によって加熱混練し、冷却
後、常法によって粉砕し、分級して、平均粒径約30μ
m以下、好ましくは3〜20μmの範囲のものとする。 この様な二段階の混合方法によって得られたものは、ト
ナーの分散性が良好で、良好な画質の磁気印字画像が得
られる。
【実施例】
以下、本発明を実施例によって説明する。 実施例1 磁性粉:マグネタイト (σ ・12emu/g)        50重量部
m 結着樹脂:スチレン−ブチルメタ クリレート共重合体(Mn  : 約4000、Mw−約300.000 )   46重
量部帯電制御剤:含クロム染料     1重量部離型
剤、ポリプロピレンワックス  3重量部上記組成より
なる混合物(A)を押出機により加熱混練し、冷却後、
ハンマーミルにて粉砕し、平均粒径約1mmの組成物を
得た。この組成物94重滑部と、長鎖アルコール(平均
分子量700、融点110℃)6重量部とを混合し、さ
らに押出機により加熱混練し、冷却した後、粉砕、分級
により、平均粒径約12μmのトナーを得た。このとき
σ1(−5,8emu/gであった(東英工業社製、V
SMP−7,測定磁場l K Oe )。このトナー1
00重量部に対して疎水性シリカ0.3重量部を加え、
プリンターにて混合し、レーザービームプリンター(X
P−I+改造機、富士ゼロックス社製)にて小切手用紙
に印字した後に、以下の評価を行った。 (1)トナー中の内部分散構造 透過型電子顕微鏡(TEM)により、トナーの内部分散
構造の観察を実施した。 (2)シグナル強度 印字サンプルの磁気をSigma MeaSuIe I
V(XYTECCup、)で測定する。(シグナル強度
としては100%以上が好ましい。) (3)定着性 NCR675MICRReader 5orlerに2
0回通した後の印字のこすられ程度を評価した。 比較例1 磁性粉として、σ =4.5  (σ、、=2.1)の
マ「m グネタイトを用いた以外は、全て実施例1と同様にして
と磁性トナーを製造し、評価を行った。 比較例2 実施例1−において、長鎖アルコールを加えない以外は
、同様にして磁性トナーを製造し、評価を行った。 比較例3 − 8  一 実施例1における混合物(A) 94重量部と長鎖アル
コール6重量部とを混合し、押出機により加熱混練し、
冷却した後、粉砕し、分級して、平均粒径約12μmの
磁性トナーを得た。この磁性トナーに疎水性シリカ0,
3重量部を加え、プリンターで混合した。これを用いて
実施例1と同様に印字し、評価を行った。 以上の評価結果を表1に示す。なお、表中、○は良好、
×は不良を意味する。 表1 注)比較例3において、トナーの分散不良により、通常
のプリントテストでは適当な印字すンブルが採取できな
かった為、シグナル強度及び定着性の評価ができなかっ
た。 表1から明らかなように、磁気画像文字認識(MICR
)に適した書類を作成する磁性トナーには、特定値以上
の保持力がないと読み出しの際に十分なシグナル強度が
得られず、また、特定の滑剤を含有しないと、リーダー
のヘッド部を何回か通過するうちに、印字の剥離を生じ
る。また、滑剤を含有させた場合でも、その製造方法が
適切でないと、トナーとしての機能が損なわれてしまう
【発明の効果】
本発明の磁性トナーは、上記した構成を有するから、磁
気画像文字認識に適した書類を作成した際、そのシグナ
ル強度は、読み出しに対して十分な強度であり、また、
リーダーのヘッド部による摺擦によって定着印字が剥離
することがない。したがって、本発明の磁性トナーは、
磁気が像の読み出しに使用するのに適している。 以下余白 手続用3i1玉書 (自発) 平成3年1 月1711 特許庁長官 植松 敏    殿 1、事件の表示 平成2年特許願第329641号 2、発明の名称 磁性トナー及びその製造h′法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所  東京都港区赤坂3’]” rl 3番5号名
 称  (549)富士ゼロ・ソクス株式会t+代表者
  小林陽太部 4、代理人 住所 〒1.Ql 東京都T代[11区神111錦町1018番5号明細書
の1特5′1.請求の範囲」の項及び「発明の詳細な説
明」6、補正の内容 (1)「特許請求の範囲」の項を別紙の通り補正する。 (2)明細書第4頁下から4行の「4.2σ1.≦7、
」を「4.2≦σ ≦7、」に補正する。 t 以上 (別紙) 1特許請求の範囲」 (1)主成分として、少なくとも熱可塑性樹脂と磁性粉
とを含有するトナーにおいて、磁性体残留磁化σ をσ
 emu/g 、 I・ナーの残留磁化σ をrrm 
                  rσ emu/
gとし、磁性体の含有量をW W 1%とじた「L とき、 4.2互σrL≦7゛ 7≦σ ≦24、 30≦W≦70 であり、かつ必須成分として下記一般式で表される長鎖
アルコールをトナー100重量部に対して3〜10重量
部含有することを特徴とする磁性トナー。 CII (CII2)、1CII20II(x−28〜
48) (2)少なくとも熱可塑性樹脂と磁性粉とを含む原料成
分を溶融混練、粉砕し、Fられた粉砕物に請求項(1)
記載の一般式で示される長鎖アルコールを混合し、再度
溶融混練、粉砕することを特徴とする磁性トナーの製造
方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)主成分として、少なくとも熱可塑性樹脂と磁性粉
    とを含有するトナーにおいて、磁性体残留磁化σ_rを
    σ_r_memu/g、トナーの残留磁化σ_rをσ_
    r_temu/gとし、磁性体の含有量をW_w_t%
    としたとき、 4.2σ_r_t≦7、 7≦σ_r_m≦24、 30≦W≦70 であり、かつ必須成分として下記一般式で表される長鎖
    アルコールをトナー100重量部に対して3〜10重量
    部含有することを特徴とする磁性トナー。 CH_3(CH_2)_xCH_2OH (x=28〜48) (2)少なくとも熱可塑性樹脂と磁性粉とを含む原料成
    分を溶融混練、粉砕し、得られた粉砕物に請求項(1)
    記載の一般式で示される長鎖アルコールを混合し、再度
    溶融混練、粉砕することを特徴とする磁性トナーの製造
    方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0716351A2 (en) 1994-11-28 1996-06-12 Canon Kabushiki Kaisha Toner for developing electrostatic image
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