JPH04204248A - 試料分離方法及び装置 - Google Patents
試料分離方法及び装置Info
- Publication number
- JPH04204248A JPH04204248A JP2336765A JP33676590A JPH04204248A JP H04204248 A JPH04204248 A JP H04204248A JP 2336765 A JP2336765 A JP 2336765A JP 33676590 A JP33676590 A JP 33676590A JP H04204248 A JPH04204248 A JP H04204248A
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- buffer solution
- electrophoresis tank
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- 239000007853 buffer solution Substances 0.000 claims abstract description 30
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 11
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 239000000306 component Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012503 blood component Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は試料分離方法及び装置に関するしのである。
[従来の技術]
従来よりタンパク質、血液成分等の試料を電気泳動の原
理を利用して分離、精製することか知られている。
理を利用して分離、精製することか知られている。
第2図は電気泳動の原理を利用して試料の分離を行う電
気泳動装置の一例を示すもので、左右両側壁の一方を正
の電極11また他方を負の電極2とした、前後方向(図
面に対し直角な方向)に偏平な電気泳動槽3の」一部へ
、末広がりのヘッダ4及び整流板5を介して緩衝液6を
供給するとともに、前記電気泳動槽3の下部に設けた多
数の採取管7から緩衝液6をポンプ(図示せず)により
吸引することによって、電気泳動槽3内に」一方から下
方へ向ってゆっくりと流れる緩衝液6の流れを形成し、
更に前記電極l。
気泳動装置の一例を示すもので、左右両側壁の一方を正
の電極11また他方を負の電極2とした、前後方向(図
面に対し直角な方向)に偏平な電気泳動槽3の」一部へ
、末広がりのヘッダ4及び整流板5を介して緩衝液6を
供給するとともに、前記電気泳動槽3の下部に設けた多
数の採取管7から緩衝液6をポンプ(図示せず)により
吸引することによって、電気泳動槽3内に」一方から下
方へ向ってゆっくりと流れる緩衝液6の流れを形成し、
更に前記電極l。
2に直流“電圧を印加して電気泳動槽3内に電場を形成
し、然る後、電気泳動[3上部の試料導入管8から分離
すべき成分P、 Qを含んだ試料9を電気泳動槽3内へ
流入させると、試料9中の成分P、 Qは、電気泳動I
!3内を流下する際に、電極1.2間に形成される電場
により電極1゜2のいずれかへ向って移動し、各成分P
、 Qの電気的移動速度の差によって矢印で示す如く分
離されたうえ、別箇の採取管7より採取されるようにな
っている。
し、然る後、電気泳動[3上部の試料導入管8から分離
すべき成分P、 Qを含んだ試料9を電気泳動槽3内へ
流入させると、試料9中の成分P、 Qは、電気泳動I
!3内を流下する際に、電極1.2間に形成される電場
により電極1゜2のいずれかへ向って移動し、各成分P
、 Qの電気的移動速度の差によって矢印で示す如く分
離されたうえ、別箇の採取管7より採取されるようにな
っている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、電気泳動槽3内において緩衝液6を上方から
下方へ流すために、ポンプ(図示せず)を駆動すると、
該ポンプから発生する振動が、採取管7を介して電気泳
動槽3に伝播し、該電気泳動槽3内の緩衝液6か揺動す
るため、電気泳動槽3内を流下する試料9の流れに乱れ
が生じ、試料9の分離性能か低下してしまうという問題
点や、ポンプ駆動に伴う空気だまりが発生するという問
題点かある。
下方へ流すために、ポンプ(図示せず)を駆動すると、
該ポンプから発生する振動が、採取管7を介して電気泳
動槽3に伝播し、該電気泳動槽3内の緩衝液6か揺動す
るため、電気泳動槽3内を流下する試料9の流れに乱れ
が生じ、試料9の分離性能か低下してしまうという問題
点や、ポンプ駆動に伴う空気だまりが発生するという問
題点かある。
本発明は上記問題点を解決するもので、電気泳動槽が振
動しないようにして、試料の分離性能を向上させること
を目的としている。
動しないようにして、試料の分離性能を向上させること
を目的としている。
本発明の請求項1に記載の発明においては、緩衝液供給
方向に対して交差する方向に電極を対向配置した電気泳
動槽内に、緩衝液及び試料を上方より供給し、前記電極
へ直流電圧を印加して電場を形成するとともに、該電場
の作用方向及び緩衝液供給方向に対して交差する方向に
磁場をかけて前記緩衝液に電磁力を作用させ、前記電気
泳動槽内に上方から下方へ向う緩衝液の流れを形成せし
め、該緩衝液とともに下方に向って進行する試料を、該
試料に含まれる成分の電極方向への電気的移動速度の差
によって分離する。
方向に対して交差する方向に電極を対向配置した電気泳
動槽内に、緩衝液及び試料を上方より供給し、前記電極
へ直流電圧を印加して電場を形成するとともに、該電場
の作用方向及び緩衝液供給方向に対して交差する方向に
磁場をかけて前記緩衝液に電磁力を作用させ、前記電気
泳動槽内に上方から下方へ向う緩衝液の流れを形成せし
め、該緩衝液とともに下方に向って進行する試料を、該
試料に含まれる成分の電極方向への電気的移動速度の差
によって分離する。
また、本発明の請求項2に記載の発明においては、対向
する電極、及び該電極の両側部に沿い配置された壁を有
する電気泳動槽と、前記壁を貫通する方向に磁場を形成
させ得る磁場発生装置とを備える。
する電極、及び該電極の両側部に沿い配置された壁を有
する電気泳動槽と、前記壁を貫通する方向に磁場を形成
させ得る磁場発生装置とを備える。
[作 用]
試料の分離を行う際には、電気泳動槽内へ上方より緩衝
液及び試料を供給したうえ、電極に直流電圧を印加して
電場を形成させるとともに、該電場の作用方向及び緩衝
液供給方向に対して交差する方向へ磁場をかけると、前
記電場に電磁力が作用し、前記電気泳動槽内に上方から
下方へ向う緩衝液の流れか形成され、試料は電気泳動槽
内を緩衝液とともに進行する際に、前記電極間に形成さ
れる電場によって分離される。
液及び試料を供給したうえ、電極に直流電圧を印加して
電場を形成させるとともに、該電場の作用方向及び緩衝
液供給方向に対して交差する方向へ磁場をかけると、前
記電場に電磁力が作用し、前記電気泳動槽内に上方から
下方へ向う緩衝液の流れか形成され、試料は電気泳動槽
内を緩衝液とともに進行する際に、前記電極間に形成さ
れる電場によって分離される。
このように、本発明においては、機械的なポンプを用い
ずに電磁力によって緩衝液の流れを形成するので、緩衝
液か揺動せず、試料の分離性能を向上させることができ
る。
ずに電磁力によって緩衝液の流れを形成するので、緩衝
液か揺動せず、試料の分離性能を向上させることができ
る。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の一実施例であり、右側壁を正の電極1
とし、また、左側壁を負の電極2とした電気泳動槽3の
前側の壁12に、磁石IOをN極か電気泳動槽3に対向
するように設け、また、電気泳動槽3の後側の壁13に
、磁石11をS極が電気泳動槽3に対向するように設け
る。
とし、また、左側壁を負の電極2とした電気泳動槽3の
前側の壁12に、磁石IOをN極か電気泳動槽3に対向
するように設け、また、電気泳動槽3の後側の壁13に
、磁石11をS極が電気泳動槽3に対向するように設け
る。
前記電気泳動槽3の上部には、第2図に示すものと同様
に、ヘッダ、整流板、試料導入管(図示せず)が、また
、下部には採取管(図示せず)が設けられている。
に、ヘッダ、整流板、試料導入管(図示せず)が、また
、下部には採取管(図示せず)が設けられている。
上述した構成を有する試料分離装置により試料9の分離
を行う際には、ヘッダ及び整流板(図示せず)を介して
電気泳動If’i3の上部より緩衝液6を供給するとと
もに、電極1.2に直流電圧を印加して電気泳動槽3内
に電場を形成する。
を行う際には、ヘッダ及び整流板(図示せず)を介して
電気泳動If’i3の上部より緩衝液6を供給するとと
もに、電極1.2に直流電圧を印加して電気泳動槽3内
に電場を形成する。
このとき、正の電極1から負の電極2へ流れる電流lは
、磁石10のN極と磁石11のS極との間に作用する磁
場Bによって下向きの電磁力Fを受け、電気泳動槽3内
に上方から下方へゆっくりと流れる緩衝液6の流れが形
成される。
、磁石10のN極と磁石11のS極との間に作用する磁
場Bによって下向きの電磁力Fを受け、電気泳動槽3内
に上方から下方へゆっくりと流れる緩衝液6の流れが形
成される。
この状態で、試料導入管(図示せず)から分離すべき成
分P、 Qを含んだ試料9を電気泳動槽3内へ流入さ
せると、試料9は電気泳動槽3内を流下する際に、電極
1.2間に形成される電場によって正の電極1側へ移動
し、各成分P。
分P、 Qを含んだ試料9を電気泳動槽3内へ流入さ
せると、試料9は電気泳動槽3内を流下する際に、電極
1.2間に形成される電場によって正の電極1側へ移動
し、各成分P。
Qの電気的移動速度の差によって矢印で示す分離された
うえ、別箇の採取管(図示せず)より採取される。
うえ、別箇の採取管(図示せず)より採取される。
また、このとき、前記電磁力Fは、電荷、性状の異なる
各成分P、Qの分離に有効に働く。
各成分P、Qの分離に有効に働く。
このように、本実施例においては、電気泳動槽3内の緩
衝液6に電流Iを水平方向に流すとともに、該電流Iに
対して直交するように水平方向の磁場Bを作用させて、
機械的なポンプを用いることなく電気泳動槽3内に上方
から下方へ流れる緩衝液6の流れを形成するので、電気
泳動槽3か振動して該電気泳動槽3内を流下する試料9
の流れか乱れることや空気たまりの発生が生じることが
なく、よって、試料9の分離性能を向」ニさせることか
できる。
衝液6に電流Iを水平方向に流すとともに、該電流Iに
対して直交するように水平方向の磁場Bを作用させて、
機械的なポンプを用いることなく電気泳動槽3内に上方
から下方へ流れる緩衝液6の流れを形成するので、電気
泳動槽3か振動して該電気泳動槽3内を流下する試料9
の流れか乱れることや空気たまりの発生が生じることが
なく、よって、試料9の分離性能を向」ニさせることか
できる。
尚、本発明の試料分離方法及び装置は、−L述の実施例
にのみ限定されるものではなく、磁場発生装置として電
磁石を用いるようにすること、その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
にのみ限定されるものではなく、磁場発生装置として電
磁石を用いるようにすること、その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の試料分離方法及び装置に
よれば、電気泳動槽内に供給した緩衝液に電場を形成す
るとともに、該電場に磁場を作用させて機械的なポンプ
を用いることなく緩衝液に流れを形成するので、電気泳
動槽が振動して電気泳動槽内へ流下させた試料の流れに
乱れが生じることかなく、よって、試料の分離性能を向
上させることかできるという優れた効果を奏し得る。
よれば、電気泳動槽内に供給した緩衝液に電場を形成す
るとともに、該電場に磁場を作用させて機械的なポンプ
を用いることなく緩衝液に流れを形成するので、電気泳
動槽が振動して電気泳動槽内へ流下させた試料の流れに
乱れが生じることかなく、よって、試料の分離性能を向
上させることかできるという優れた効果を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は従来の電
気泳動装置の一例を示す断面図である。 図中、1は正の電極、2は負の電極、3は電気泳動槽、
6は緩衝液、9は試料、10.11は磁石(磁場発生装
置) 、12.13は壁、Bは磁場を示す。
気泳動装置の一例を示す断面図である。 図中、1は正の電極、2は負の電極、3は電気泳動槽、
6は緩衝液、9は試料、10.11は磁石(磁場発生装
置) 、12.13は壁、Bは磁場を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)緩衝液供給方向に対して交差する方向に電極を対向
配置した電気泳動槽内に、緩衝液及び試料を上方より供
給し、前記電極へ直流電圧を印加して電場を形成すると
ともに、該電場の作用方向及び緩衝液供給方向に対して
交差する方向に磁場をかけて前記緩衝液に電磁力を作用
させ、前記電気泳動槽内に上方から下方へ向う緩衝液の
流れを形成せしめ、該緩衝液とともに下方に向って進行
する試料を、該試料に含まれる成分の電極方向への電気
的移動速度の差によって分離することを特徴とする試料
分離方法。 2)対向する電極、及び該電極の両側部に沿い配置され
た壁を有する電気泳動槽と、前記壁を貫通する方向に磁
場を形成させ得る磁場発生装置とを備えてなることを特
徴とする試料分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2336765A JPH04204248A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 試料分離方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2336765A JPH04204248A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 試料分離方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04204248A true JPH04204248A (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=18302495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2336765A Pending JPH04204248A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 試料分離方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04204248A (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2336765A patent/JPH04204248A/ja active Pending
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