JPH04203230A - 2サイクルエンジンの始動時噴射量制御装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの始動時噴射量制御装置Info
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
する装置に関し、特に、エンジンの始動時における燃料
噴射量を適正化して、始動を容易化し、始動性の向上を
図った2サイクルエンジンの始動時噴射量制御装置に関
する。
エンジンにおいては、従来の気化器による燃料供給方式
から燃料噴射弁を用いた電子制御燃料噴射方式が採用さ
れつつあり(特開昭63−255543号公報等参照)
、例えば気筒毎に吸気マニホールド部に燃料噴射弁を設
け、全気筒同時噴射させるようにしだもの等かある。
ンにおける始動時噴射量制御は、次のようにして行われ
る。
よりも若干多い燃料噴射量を設定するようにしている。
クランキング時に以下に示す式により算出された値をア
ウトプットする。
、T l +4、・始動時噴射パルス幅’11”It、
NTWK:始動時基本噴射量KLN:回転数補正係数 KLT:時間補正係数 前記始動時基本噴射量T ILNTW’には、エンジン
温度によって予め記憶されている噴射量、回転数補正係
数K LNはクランキング回転数によって変化する係数
、時間補正係数に、工はクランキング時間によって変化
する係数である。
経過と共に除々に小さくなり、所定時間経過後には、通
常の噴射パルス幅T1となる(第10図参照)。
エンジン始動時に上述の通常の燃料噴射量よりも増量さ
れた始動時噴射パルス幅T I L Nに設定されてい
る時には、エンジン回転速度か高いか、通常の噴射パル
ス幅T、となってから、エンジン回転速度が低下し、最
悪の場合、エンジンストールに至ることかあった(第1
0図参照)。
間補正係数KLTを設定する時間を長く設定することや
、クランキング回転数によって変化する回転数補正係数
K LNの低回転域における値を大きくすることか考え
られているが、これでは、燃料噴射量が要求燃料噴射量
に対してリッチ化して、同様にエンジンストールに至る
ことがあり、思わしくない。
始動時に、エンジンの回転状態を監視し、このエンジン
の回転状態か所定の条件を満たした時に、所定量の燃料
を割り込み噴射する構成とすることにより、始動後のエ
ンジンスト−ルの発生を防止し、始動性の向上を図るこ
とを目的とする。
i卸装置は、第1図に示すように、燃料噴射弁を備え、
エンジン温度に応じた始動時基本噴射量を設定する始動
時基本噴射量設定手段と、クランキング回転数に応じた
回転数補正係数を設定する回転数補正係数設定手段と、
クランキング時間に応じた時間補正係数を設定する時間
補正係数設定手段とを備え、前記基本噴射量と、回転数
補正係数と、時間補正係数とに基づいて始動時噴射量を
演算する始動時噴射量演算手段を備えてなる2ザイクル
エンジンの始動時噴射量制御装置において、 エンジンの回転速度を検出する手段と、エンジンの始動
時に前記エンジン回転速度検出手段から出力される検出
信号に基づいてエンジン回転速度が所定の回転速度を越
えたか否かを判定する第1のエンジン回転速度判定手段
と、該第1のエンジン回転速度判定手段によりエンジン
回転速度が所定の回転速度を越えた判定された後に、前
記エンジン回転速度検出手段から出力される検出信号に
基づいてエンジン回転速度か前記所定の回転速度以下と
なったか否かを判定する第2のエンジン回転速度判定手
段と、 該第2のエンジン回転速度判定手段によりエンジン回転
速度が所定の回転速度以下となったと判定された時に、
所定量の燃料を割り込み噴射するべく前記燃料噴射弁を
制御する第1の割り込み噴射制御手段と、 前記割り込み噴射後の所定時間内に、エンジン回転速度
が前記所定の回転速度を越えたか否かを判定する第3の
エンジン回転速度判定手段と、該第3のエンジン回転速
度判定手段によりエンジン回転速度が所定の回転速度を
越えないと判定された時に、所定量の燃料を割り込み噴
射するべく前記燃料噴射弁を制御する第2の割り込み噴
射制卸手段と、 を含んで構成した。
度所定値に達してから燃料噴射量の減量補正によって所
定値以下に低下した時点で、所定量の燃料が割り込み噴
射され、所定時間経過後にもエンジン回転速度が所定値
に達しない時には再度所定量の燃料が割り込み噴射され
る。
できると共に、クランキング時間によって変化する時間
補正係数を設定する時間を長く設定したり、クランキン
グ回転数によって変化する回転数補正係数の低回転域に
おける値を大きくする必要がないため、燃料噴射量が要
求燃料噴射量に対してリッチ化することによるエンジン
ストールも防止することかできる。
式を採用した2サイクルエンジンの制御システム図であ
り、エンジン11には、図示しないエアクリーナからア
クセルに連動するスロットル弁12を介し、吸気マニホ
ールド13を通じて空気が吸入される。
料噴射弁14が設けられている。各燃料噴射弁14は、
ソレノイドに通電されて開弁し通電停止されて閉弁する
電磁式燃料噴射弁であり、コントロールユニット15か
らの駆動パルス信号によりソレノイドに通電されて開弁
し、その間図示しない燃料ポンプから圧送されプレンシ
ャレギュレータにより所定圧力に調整された燃料をエン
ジン11に噴射供給する。
信号を入力し、内蔵のマイクロコンピュータにより入力
データを演算処理して、燃料噴射量(噴射時間)Tiと
噴射タイミングを定め、これに従って駆動パルス信号を
燃料噴射弁14に出力する。コントロールユニット15
は点火装置22の作動制御信号を出力し、点火時期を制
御する。
装置、メモリ等からなる。
で構成されていて、吸入空気流量Qに応じた信号を出力
する。又、図示しないディス1〜リピユータに内蔵させ
てエンジンのクランク角センサ17が設けられていて、
120°毎に基準信号を出力する。ここで、前記基準信
号の周期を計測することにより、機関の回転速度を検出
できる。
ンサ18が設けられていて、スロットル弁12の開度α
に応じた信号を信号する。更に、エンジン11のウォー
タジャケットに水温センサ19か設けられていて、冷却
水温Twに応じた信号を出力する。コントロールユニッ
ト15には、その動作電源として又電源電圧VBの検出
のためバッテリ20の電圧が印加されている。
ータによる始動時の燃料噴射制御を第3図のフローチャ
ートに基づいて説明する。
1で始動時(第2図のイグニンションキースイッチ21
のスタート時)であるか否かを判定する。
水温センサ19によって検出される冷却水温TWからこ
れに応じて第4図(a、)のように定められている始動
時基本噴射量T ILNTIいを検索する。
じて第4図(b)のように予め定められている回転数補
正係数K LNを検索する。
応じて第4図(C)のように予め定められている時間補
正係数に、、Tを検索する。
始動時の噴射パルス幅T I L Nを演算し、これに
基ついて制御を行わせる。
T1制御の演算を行う。
噴射量設定手段に、ステップ3か回転数補正係数設定手
段に、ステップ4が時間補正係数設定手段に、ステップ
5が始動時噴射量演算手段に、夫々相当する。
手段としてのクランク角センザ17から出力される検出
信号に基づいてエンジン回転速度が所定の回転速度を越
えたか否かを判定する第1のエンジン回転速度判定手段
、該第1のエンジン回転速度判定手段によりエンジン回
転速度が所定の回転速度を越えた判定された後に、前記
クランク角センザ17から出力される検出信号に基づい
てエンジン回転速度か前記所定の回転速度以下となった
か否かを判定する第2のエンジン回転速度判定手段、第
1の割り込み噴射制御手段、前記割り込み噴射後の所定
時間内に、エンジン回転速度か前記所定の回転速度を越
えたか否かを判定する第3のエンジン回転速度判定手段
、該第3のエンジン回転速度判定手段によりエンジン回
転速度が所定の回転速度を越えないと判定された時に、
所定量の燃料を割り込み噴射するべく前記燃料噴射弁を
制i卸する第2の割り込み噴射制御手段の各機能を前記
コントロールユニッ1へ15かソフトウェア的に奏する
ように構成される。
み噴射制御ルーチンを示すフローチャートに基づいて説
明する。
定回転数RNIR3とを比較し、N≧RNIR3であれ
ば、ステップ12に進み、N<RNIR3であれば、ス
テップ13に進む。
RNと完爆判定時間RTIR3とを比較し、TMRN≧
RTIR3であれは、ステップ14に進んで、フラグF
を1にセラl−L、ステップ15に進む。
Nを0にセットし、ステップ15に進む。
否かを判定し、フラグFか1にセットされていれば、ス
テップ16に、されていなければステップ17に進んで
、割り込み噴射制御タイマに設定する時間TOUTTM
を0にセラ1へして、ステップ18に進む。
転速度NLとを比較し、N>Nしてあれば、前記ステッ
プ17に進み、N≦NLであれは、ステップ19に進ん
で、割り込み噴射制御タイマに設定された時間TOUT
TMが0であるか否かを判定し、0でなければ、ステッ
プ18に進み、0てあれは、ステップ20に進んで、割
り込み噴射制御タイマに設定する時間TOUTTMに割
り込み噴射周期RTMISTを設定し、ステップ21に
進む。
演算し、前回のT、に噴射量加算分子 IRl、Tを加
算して今回の燃料噴射量T1を求める。
射制御タイマに設定された時間TOUTTMか0となっ
た時に行う(第6図参照)。
うに、T5゜。毎に減算分り、□すつ減算して設定して
いくものであり、この時間経過に伴う減算設定は、第8
図のフローチャー1〜に示すように行われる。
は、割り込み噴射制御タイマに設定された時間TOUT
TMがOであるか否かを判定し、0てなけれはステップ
32に進み、Oてあれはステップ33に進む。
た時間TOUTTMから1ずつを減算する。ステップ3
3ては、噴射量加算分子 IRI、□がOであるか否か
を判定し、Oてなけれはステップ34に進み、0であれ
はリターンする。
から減算分DRTを減算して、新たな噴射量加算分子
I RL工を求めて、リターンする。
た燃料噴射量T1をセットシ、ステップ22では燃料噴
射量T1相当の割り込みパルス信号を燃料噴射弁14に
出力して割り込み噴射を行わせる。
度所定値に達してから燃料噴射量の減量補正によって所
定値以下に低下した時点て、所定量の燃料を割り込み噴
射し、所定時間経過後にもエンジン回転速度が所定値に
達しない時には再度所定量の燃料を割り込み噴射するよ
うにしたから(第9図参照)、回転落ち込みによるエン
ジンストールを防止できると共に、クランキング時間に
よって変化する時間補正係数KL1を設定する時間を長
く設定したり、クランキンク回転数によって変化する回
転数補正係数KLNの低回転域における値を大きくする
必要かないため、燃料噴射量か要求燃料噴射量に対して
リッチ化することによる工ンジンストールも防止するこ
とかできる。
時噴射量制御装置によれは、エンジンの始動時に、エン
ジンの回転状態を監視し、このエンジンの回転状態か所
定の条件に達した時、即ち、エンジン回転速度が一度所
定値に達してから燃料噴射量の減量補正によって所定値
以下に低下した時並びに所定時間経過後にエンジン回転
速度が所定値に達しない時に、所定量の燃料を割り込み
噴射する構成とすることにより、始動後のエンジンスト
ールの発生を防止でき、始動性の向上を図ることができ
る有用性大なるものである。
は本発明の実施例を示すシステム図、第3図はエンジン
始動時の燃料噴射制御内容を示すフローチャート、第4
図(a)、 (bL (C)は夫々始動時基本噴射量、
回転数補正係数及び時間補正係数の特性図、第5図はエ
ンジン低回転時割り込み噴射制御7 御ルーチンを示すフローチャート、第6図は割り込み噴
射制御タイマに設定された時間TOUTTMと噴射時期
の関係を示す特性図、第7図は噴射加算分の特性図、第
8図は時間経過に伴う減算分の設定ルーチンを示すフロ
ーチャー)・、第9図は本発明の作用を示すタイムチャ
ート、第10図は従来の問題点を説明するタイムチャー
1・である。 11−エンジン 14−・燃料噴射弁15−コンI・
ロールユニット 17− クランク角センザ 21
−イグニンションキースイッチ特許出願人 鈴
木自動車工業株式会社日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹島 富二雄第5図 5TART N;RNIR5<513 512 ≧ TMRN−4TMRN
:RnR5< 〉 N:NL 第8図 第9図 第10図 ストーンV
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 燃料噴射弁を備え、エンジン温度に応じた始動時基本噴
射量を設定する始動時基本噴射量設定手段と、クランキ
ング回転数に応じた回転数補正係数を設定する回転数補
正係数設定手段と、クランキング時間に応じた時間補正
係数を設定する時間補正係数設定手段とを備え、前記基
本噴射量と、回転数補正係数と、時間補正係数とに基づ
いて始動時燃料噴射量を演算する始動時燃料噴射量演算
手段と、演算された燃料噴射量に基づいて燃料を噴射す
るべく前記燃料噴射弁を制御する燃料噴射制御手段と、
を備えてなる2サイクルエンジンの始動時噴射量制御装
置において、 エンジンの回転速度を検出する手段と、 エンジンの始動時に前記エンジン回転速度検出手段から
出力される検出信号に基づいてエンジン回転速度が所定
の回転速度を越えたか否かを判定する第1のエンジン回
転速度判定手段と、 該第1のエンジン回転速度判定手段によりエンジン回転
速度が所定の回転速度を越えた判定された後に、前記エ
ンジン回転速度検出手段から出力される検出信号に基づ
いてエンジン回転速度が前記所定の回転速度以下となっ
たか否かを判定する第2のエンジン回転速度判定手段と
、 該第2のエンジン回転速度判定手段によりエンジン回転
速度が所定の回転速度以下となったと判定された時に、
所定量の燃料を割り込み噴射するべく前記燃料噴射弁を
制御する第1の割り込み噴射制御手段と、 前記割り込み噴射後の所定時間内に、エンジン回転速度
が前記所定の回転速度を越えたか否かを判定する第3の
エンジン回転速度判定手段と、該第3のエンジン回転速
度判定手段によりエンジン回転速度が所定の回転速度を
越えないと判定された時に、所定量の燃料を割り込み噴
射するべく前記燃料噴射弁を制御する第2の割り込み噴
射制御手段と、 を含んで構成したことを特徴とする2サイクルエンジン
の始動時噴射量制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2325608A JP2887620B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 2サイクルエンジンの始動時噴射量制御装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04203230A true JPH04203230A (ja) | 1992-07-23 |
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ID=18178772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2325608A Expired - Fee Related JP2887620B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 2サイクルエンジンの始動時噴射量制御装置 |
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JP (1) | JP2887620B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2325608A patent/JP2887620B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2887620B2 (ja) | 1999-04-26 |
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