JPH04202272A - 平版印刷インキ - Google Patents

平版印刷インキ

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JPH04202272A
JPH04202272A JP2331735A JP33173590A JPH04202272A JP H04202272 A JPH04202272 A JP H04202272A JP 2331735 A JP2331735 A JP 2331735A JP 33173590 A JP33173590 A JP 33173590A JP H04202272 A JPH04202272 A JP H04202272A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
ink
parts
printing
range
Prior art date
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Pending
Application number
JP2331735A
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English (en)
Inventor
Shigenori Shimizu
清水 重典
Toshihiko Hori
堀 敏彦
Akira Murakami
晃 村上
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP2331735A priority Critical patent/JPH04202272A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は平版印刷インキに関する。
(従来の技術) 平版印刷においてインキの持つ湿し水の適正供給量はそ
の範囲が広い方が良い。何故なら湿し水の適正供給量の
下限が高いと湿し水の供給量を少なくした時に版の非画
線部にインキが付いて汚れの原因となる。逆に湿し水の
適正供給量の上限が低いと湿し水の供給量を多くした時
に版面に水が余る。従来のように、ビヒクルの変更によ
って湿し水の適正供給量の幅を大きくする事はインキの
他の特性に影響を及ぼすため、湿し水の適正供給量の幅
は一定限度内までしか大きくすることが出来なかった。
更に活性剤による調節は、インキの界面張力の低下にと
もなう木灰発性の低下があり、汚れにつながる欠点があ
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者等は、インキの他の特性に影響を及ぼす事無く
、湿し水の適正供給量の幅を広げる事を目的として研究
をすすめた結果、本発明に到達した。
(課題を解決するための手段) 本発明は、インキビヒクル中に水を吸収させた吸水性ポ
リマーを分散せしめたことを特徴とする平版印刷インキ
に関するものである。
本発明で使用できる吸水性ポリマーは、おおよそ自重の
100倍以上の水を吸水、保持する事の出来る粉状高分
子量化合物であることが好ましい。
100倍以下の吸水能では、効果を表す為に多量の吸水
性ポリマーをインキ中に添加せねばならない。この事は
吸水性ポリマーの分散のための工程増大となり生産性ダ
ウンになる。又吸水性ポリマ−は一般に酸基を有するた
め汚れのトラブルにつながりやすい。吸収性ポリマーの
粒径は、1乃至50μmであることが好ましい。
本発明で使用できる吸水性ポリマーとしては、例えば、
デンプン−アクリロニトリルグラフト重合体加水分解物
、デンプン−アクリル酸グラフト重合体、デンプン−ス
チレンスルホン酸グラフト重合体、デンプン−ビニルス
ルホン酸グラフト重合体、デンプン−アクリルアミドグ
ラフト重合体、ヒアルロン酸、アガロース、フラーケン
、ポリビニルアルコール架橋重合体、ポリビニルアルコ
ール吸水ゲル凍結・解凍エラストマー、ポリアクリル酸
ナトリウム架橋体、アクリル酸ナトリウム−ビニルアル
コール共重合体、アクリル酸メチル−酢酸ビニル共重合
体ケン化物、ポリアクリロニトリル系重合体ケン化物、
ヒドロキシエチルメタクリレートポリマー、無水マレイ
ン酸系共重合体、ビニルピロリドン系共重合体、ポリエ
チレングリコール・ジアクリレート架橋重合体、エステ
ル系ポリマー、アミド系ポリマー等の高分子量化合物が
挙げられる。
吸水性ポリマーは水を吸収させた状態で使用される。吸
収性ポリマーに対する水の吸収量は、等倍から200倍
(重jl)とすることが好ましい。
本発明のインキ組成物を調整するには、吸水性ポリマー
に予め水を吸収させてから分散攪伴機等の混練機を用い
て吸収性ポリマーをインキ中に分散させれば良い。使用
する吸水性ポリマーは固形分として印刷インキ中に0.
05%(重量%以下、同様)〜5.0%を加えるのが望
ましい。好ましくは0.1%〜2.0%の範囲で調整す
る。
0.05%以下の時は前記目的を満たさず、5.0%以
上の時は生産工程増大となり生産性のダウンをきたす。
又印刷時にインキの着肉不良を起こす事があり、不適当
である。又印刷インキ中に水を吸収させた吸水性ポリマ
ーを添加する場合には、吸収性ポリマー量にて印刷イン
キ中での水量が1%乃至15%に制御するのが望ましい
1%以下であると充分な効果を発揮できないし、15%
以上であると水が平版インキ中に安定に分散せず、長期
保存に於いて水とインキが分離する事があり好ましくな
い。
本発明のインキ成分は、吸水性ポリマーを添加する以外
は、従来公知の平版印刷インキと同様でよい。即ち、本
発明の平版印刷インキは、ロジン変性フェノール樹脂及
び石油樹脂、植物油等によす変性されたロジン変性フェ
ノール樹脂、アルキッド樹脂等の合成樹脂及び必要に応
じて亜麻仁油、桐油、合成油等の乾性油、ノくラフイン
、ナフテン、アロマチック、α−オレフィンまたはこれ
らの混合物等の溶剤、有機顔料、無機顔料、体質顔料、
その他添加剤としてドライヤー、乾燥抑制剤、滑剤等等
を含有する。
本発明に係わる平版印刷インキは、枚葉印刷あるいはオ
フセット輪転印刷により、紙、プラスチック、金属板、
繊維などの任意の被印刷体に対して効果的に使用できる
(実施例) 以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳しく説明
する。但し、実施例中の部及び%とあるのは全て重量部
及び重量%を意味する。又インキの調整とワニスの調整
はそれぞれ常法に従って行った。
比較例1 次の配合にて平版印刷インキを製造した。
ファーストケ′ンフ゛ルー(犬日本インキ化学社  1
8部製フタロシャニン系a料) 0シ゛ン変性フ工ノール樹月旨ワニスA       
      53 部フロンワックス        
                     1 部体
質コンバウンビ(炭酸カルシエム 4部、      
 10部ロシ゛ン変性フェノール樹月旨ワニスA 5部
、7号ツルへ゛ント 1部を含有) 100部 ロシ′ン変性樹脂ワニスAの処方 Dノ′ン変性フェノール樹脂            
  50部(へ゛フカサイトA3−984+犬日本イン
キ化学製)亜麻仁油            20部7
号ツルへ゛ント(日本石油社製混合溶剤)28部得られ
た平版印刷インキについて、次の条件でオフセット輪転
印刷を行なって印刷機に設けられているメーターにより
湿し水の適性供給量の幅を測定したところ、第1表の通
りの結果を得た。
オフセット輪転印刷条件 印刷機 l0A−4B27−600DJ  (東芝機械
社製) 湿し水 rNA−100J  (大日本インキ化学工業
(株)製)0.25%及び I PA5%を含有 フ゛ランケソト [パルカン#714J(パルカン社製
) 紙 「SKコート」(出隅国策パルプ社製)版 「FP
D」 (富士写真フィルム社製)印刷速度 6.OOO
rpm   120℃比較例2 次の配合にて平版印刷インキを製造した。
ファーストケ゛ンフ゛ルー(大日本インキ化学社  1
8部製フタロシャニン、V−a料> ロシ゛ン変性フェノール樹脂7ニスB        
      58 部)0ンワツクス        
                      2 部
体質コンハ゛ウント′(炭酸カルシスム 4部、   
    10部0シ゛ン変性フエノール樹脂ワニスB 
5部、5号ツルへ゛ント 1部を含有) ナフテン酸マン力゛ン               
           1 部100部 ロン゛ン変性樹脂ワニスBの処方 ロシ゛ン変性フェノール樹脂            
   45部(へ゛ブカサ()1126;大日本インキ
化学社製)亜麻仁油            25部5
 号ツルへ゛ント                 
     28 部得られた平版印刷インキについて、
次の条件で枚葉平版印刷を行なって印刷機に設けられて
いるメーターにより湿し水の適性供給量の幅を測定した
ところ、第2表の通りの結果を得た。
枚葉平版印刷条件 印刷機 rR−201j  (マンローランド社製) 湿し水 rNT−に701j  (大日本インキ化学工
業社製)0.25%及び I PA5%を含有 ブランケット 「ダンロップR−70J  (住人ゴム
社製) 紙 「ダイヤコート」(十条製紙社製)版 rFPDJ
  (富士写真フィルム社製)印刷速度 毎時7,00
0枚 実施例1 次の配合で平版印刷インキを製造した。
乃−ストケ゛戸゛ルー(大日本インキ化学社  18部
製7タロシヤニン系顔料) 0ゾ゛ン変性フエノール樹脂ワニスA        
      53 部フロンワックス        
                       1 
部含水吸水性ネ°す7−         10部ここ
て用いた吸水性ポリ→−は三洋化成社製サンウェットI
M−1000(デンプン−アクリル酸グラフト重合体)
であり、吸水性ポリマー5部に対して水を95部の割合
で吸収させて使用した。
得られた平版印刷インキについて、比較例1と同様の条
件でオフセット輪転印刷を行なって印刷機に設けられて
いるメーターにより湿し水の適性供給量の幅を測定した
ところ、第1表の通りの結果を得た。
第1表から、本発明により湿し水の適性供給量の幅を大
きく拡大し得ることが明かである。
実施例2 使用する吸水性ポリマーの量を1. 0%とし、この吸
水性ポリマー10部に対して水を90部の割合で吸収さ
せて使用する以外は実施例1と同様に平版印刷インキを
製造した。
得られた平版印刷インキについて、比較例1と同様の条
件でオフセット輪転印刷を行なって印刷機に設けられて
いるメーターにより湿し水の適性供給量の幅を測定した
ところ、第1表の通りの結果を得た。
第1表から、本発明により湿し水の適性供給量の幅を大
きく拡大し得ることが明かである。
実施例3 使用する吸水性ポリマーの量を5. 0%とし、この吸
水性ポリマー50部に対して水を50部の割合で吸収さ
せて使用する以外は実施例1と同様に平版印刷インキを
製造した。
得られた平版印刷インキについて、比較例1と同様の条
件でオフセット輪転印刷を行なって印刷機に設けられて
いるメーターにより湿し水の適性供給量の幅を測定した
ところ、第1表の通りの結果を得た。
第1表から、本発明により湿し水の適性供給量の幅を大
きく拡大し得ることが明かである。
実施例4 次の配合で平版印刷インキを製造した。
ファーストケ゛ンフ′ト(大日本インキ化学(株)18
部製7タロシヤニン系顔料) ロシ゛ン変性フェノール樹脂ワニスB        
      58  部70ンワブクス       
                       2 
部含水吸収性本°リマ−10部 ナフテン酸マンカ゛ン               
           1 部100部 ここて用いた吸水性ポリマーは三洋化成社製すンウエッ
)IM−1000(デンプン−アクリル酸グラフト重合
体)であり、吸水性ポリマー5部ニ対シて水を95部の
割合で吸収させて使用した。
得られた平版印刷インキについて、比較例2と同様の条
件で枚葉平版印刷を行なって印刷機に設けられているメ
ーターにより湿し水の適性供給量の幅を測定したところ
、第2表の通りの結果を得た。
第2表から、本発明により湿し水の適性供給量の幅を大
きく拡大し得ることが明かである。
実施例5 使用する吸水性ポリマーを住人化学社製スミカゲル5P
510(アクリル酸ナトリウム−ビニルアルコール共重
合体)とする以外は実施例4と同様に平版印刷インキを
製造した。
得られた平版印刷インキについて、比較例2と同様の条
件で枚葉平版印刷を行なって印刷機に設けられているメ
ーターにより湿し水の適性供給量の幅を測定したところ
、第2表の通りの結果を得た。
第2表から、本発明により湿し水の適性供給量の幅を大
きく拡大し得ることが明かである。
実施例6 使用する吸水性ポリマーを日澱化学社ffWAs(デン
プン−アクリロニトリルグラフト重合体710水分解物
)とする以外は実施例4と同様に平版印刷インキを製造
した。
得られた平版印刷インキについて、比較例2と同様の条
件で枚葉平版印刷を行なって印刷機に設けられているメ
ーターにより湿し水の適性供給量の幅を測定したところ
、第2表の通りの結果を得た。
第2表から、本発明により湿し水の適性供給量の幅を太
き(拡大し得ることが明かである。
(発明の効果) 本発明によれば、インキのビヒクルの組成を変える事無
く、水を吸収させた吸水性ポリマー添加するだけで印刷
時の湿し水の適正供給量の幅を大きく拡大する事が出来
る。
代理人 弁理士 高 橋 勝 利

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インキビヒクル中に水を吸収させた吸水性ポリマーを分
    散せしめたことを特徴とする平版印刷インキ。
JP2331735A 1990-11-29 1990-11-29 平版印刷インキ Pending JPH04202272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2331735A JPH04202272A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 平版印刷インキ

Applications Claiming Priority (1)

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JP2331735A JPH04202272A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 平版印刷インキ

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JPH04202272A true JPH04202272A (ja) 1992-07-23

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ID=18247022

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JP2331735A Pending JPH04202272A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 平版印刷インキ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064393A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Toppan Forms Co Ltd 香料を担持した高吸水性ポリマー微粒子を含む香料組成物およびその製法
WO2016104285A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 Dicグラフィックス株式会社 浸透乾燥型オフセット印刷インキ組成物、浸透乾燥型オフセット印刷インキ組成物の製造方法および印刷物

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