JPH04201107A - 回転切削工具 - Google Patents
回転切削工具Info
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- JPH04201107A JPH04201107A JP33417990A JP33417990A JPH04201107A JP H04201107 A JPH04201107 A JP H04201107A JP 33417990 A JP33417990 A JP 33417990A JP 33417990 A JP33417990 A JP 33417990A JP H04201107 A JPH04201107 A JP H04201107A
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- rotary
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- cooling liquid
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Links
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Landscapes
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- Drilling Tools (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、石材、コンクリート、磁器タイル、ガラス
、セラミンク等の硬質非金属材への切削作業に用いられ
るノンコアドリル、コアドリル、カッター等の回転切削
工具に関する。
、セラミンク等の硬質非金属材への切削作業に用いられ
るノンコアドリル、コアドリル、カッター等の回転切削
工具に関する。
〔従来の技術]
コンクリート、セラミンク等の硬質非金属材へ(7)
? 孔には、例えば、第6図に示すようなノンコアドリ
ル装置が用いられている。
? 孔には、例えば、第6図に示すようなノンコアドリ
ル装置が用いられている。
工具本体2には電源やエアー源によって駆動される駆動
部材が内蔵されており、この駆動部材で中空部材200
が回転駆動されるようになっている。中空部材200に
は、軸方向の貫通孔4aを存する回転部材としての回転
ドリル4が装着されており、回転トリル4の先端にはダ
イヤモンド粒を焼結して成る切削刃としてのドリルビッ
ト10が固定されている。ドリルビット1oには、回転
ドリル4の貫通孔4aに連通して冷却用液体の噴出口1
0aが形成されている。
部材が内蔵されており、この駆動部材で中空部材200
が回転駆動されるようになっている。中空部材200に
は、軸方向の貫通孔4aを存する回転部材としての回転
ドリル4が装着されており、回転トリル4の先端にはダ
イヤモンド粒を焼結して成る切削刃としてのドリルビッ
ト10が固定されている。ドリルビット1oには、回転
ドリル4の貫通孔4aに連通して冷却用液体の噴出口1
0aが形成されている。
冷却用液体としては通常水が用いられており、工具本体
2の外部がら供給される水を供給管202等を介して内
部へ導き、回転ドリル4に連通させている。
2の外部がら供給される水を供給管202等を介して内
部へ導き、回転ドリル4に連通させている。
トリルビyL10の噴出口10aがら水を噴出させるこ
とによって摩擦熱によるドリルビット10の損耗が抑制
される。
とによって摩擦熱によるドリルビット10の損耗が抑制
される。
上述のように、この種の回転穿孔工具では基本的に、回
転流路系となる回転ドリル等と、固定流路系としての冷
却用流体の供給側端部とを供給ロスが生しないように接
続する技術が要求されるが、例えば、特開昭60−20
1908号公報では、回転トリルが装着される中空部材
の外周面に螺旋溝を形成し、この螺旋溝の一端側を中空
部材を取り巻く給水ユニット本体の固定流路系としての
給水口に臨ませるとともに、他端側を中空部材の半径方
向に形成した小孔に臨ませ、回転ドリルと給水口とを連
通させる構造のものが提案されている。
転流路系となる回転ドリル等と、固定流路系としての冷
却用流体の供給側端部とを供給ロスが生しないように接
続する技術が要求されるが、例えば、特開昭60−20
1908号公報では、回転トリルが装着される中空部材
の外周面に螺旋溝を形成し、この螺旋溝の一端側を中空
部材を取り巻く給水ユニット本体の固定流路系としての
給水口に臨ませるとともに、他端側を中空部材の半径方
向に形成した小孔に臨ませ、回転ドリルと給水口とを連
通させる構造のものが提案されている。
また、特開昭60−262608号公報では、中空部材
に半径方向に開口する放射路を形成するとともに、この
放射路を中空部材を取り巻(外筒に固定された固定流路
系としての圧送ホースにいわゆるスイヘル空間を介して
連通させる構造のものが提案されている。
に半径方向に開口する放射路を形成するとともに、この
放射路を中空部材を取り巻(外筒に固定された固定流路
系としての圧送ホースにいわゆるスイヘル空間を介して
連通させる構造のものが提案されている。
(発明が解決しようとする課B)
ところで、上述のような水冷方式では空冷方式に比べて
冷却効率が高いものの、切粉による懸濁水によって作業
周辺が汚損される問題がある。
冷却効率が高いものの、切粉による懸濁水によって作業
周辺が汚損される問題がある。
また同時に、高い冷却効率が得られる反面、水の供給量
が多いために穿孔部位が水没状態となり、水の潤滑作用
によってドリルビットの切削機能が減殺され、穿孔能率
の低下を来している。
が多いために穿孔部位が水没状態となり、水の潤滑作用
によってドリルビットの切削機能が減殺され、穿孔能率
の低下を来している。
すなわち、切削刃を冷却するとともに切削屑を湿潤させ
、湿潤状態にある切削屑が適当な滞留状態を呈して切削
に寄与し、その結果、全体として切削性能の向上をもた
らす冷却液の適正量が存在するのである。
、湿潤状態にある切削屑が適当な滞留状態を呈して切削
に寄与し、その結果、全体として切削性能の向上をもた
らす冷却液の適正量が存在するのである。
なお、上述のような従来のものでは、裔速回転下にある
回転部材の流路にその直交方向から圧力を掛けて水を入
れるいわゆるスイヘルジョイント形態であるため、水量
を滅した場合、円滑な供給がなされない問題が併存する
。
回転部材の流路にその直交方向から圧力を掛けて水を入
れるいわゆるスイヘルジョイント形態であるため、水量
を滅した場合、円滑な供給がなされない問題が併存する
。
そこでこの発明は、適量の冷却液を常に一定に供給でき
、作業域の汚損の回避とともに穿孔能率の向上を図れる
穿孔工具の提供をその目的とする。
、作業域の汚損の回避とともに穿孔能率の向上を図れる
穿孔工具の提供をその目的とする。
この発明は、上記目的を達成すべく創案されたもので、
その特徴は、工具本体内に設けられる駆動部材で回転駆
動され内部に貫通孔を有する回転部材と、この回転部材
の先端に取付けられる切削刃と、この切削刃を冷却する
ための冷却液を略定量で供給する冷却液定量供給手段と
が備えられ、冷却液定量供給手段の吐出口は上記回転部
材にその流路軸方向をもって連通されている構成にある
。
その特徴は、工具本体内に設けられる駆動部材で回転駆
動され内部に貫通孔を有する回転部材と、この回転部材
の先端に取付けられる切削刃と、この切削刃を冷却する
ための冷却液を略定量で供給する冷却液定量供給手段と
が備えられ、冷却液定量供給手段の吐出口は上記回転部
材にその流路軸方向をもって連通されている構成にある
。
この発明によれば、冷却液定量供給手段によって被切削
材の材質及び切削状況に通した量の冷却液体が工具本体
内へ供給される。冷却液定量供給手段の吐出口は回転部
材にその流路軸方向をもって連通されているので、供給
された冷却液は回転による影響を殆ど受けることなく回
転部材を含む回転流路系に導入され、切削刃から噴出さ
せられる。
材の材質及び切削状況に通した量の冷却液体が工具本体
内へ供給される。冷却液定量供給手段の吐出口は回転部
材にその流路軸方向をもって連通されているので、供給
された冷却液は回転による影響を殆ど受けることなく回
転部材を含む回転流路系に導入され、切削刃から噴出さ
せられる。
冷却液の適正量の供給によって切削屑が程よい湿潤状態
となり、飛散が防止されるとともに、切削屑が切削刃と
しての機能を呈する。
となり、飛散が防止されるとともに、切削屑が切削刃と
しての機能を呈する。
第1図及び第3図はこの発明の一実施例を示したもので
、ノンコアドリルへの適用例である。
、ノンコアドリルへの適用例である。
なお、従来例と同一部分は同一符号で示す。
工具本体2の先端側には、回転部材としての回転ドリル
4が取付けられており、工具本体2の後端側には把手部
6が形成されている。把手部6の上方側には、回転ドリ
ル4を駆動操作するための駆動スイッチ8が設けられて
いる。
4が取付けられており、工具本体2の後端側には把手部
6が形成されている。把手部6の上方側には、回転ドリ
ル4を駆動操作するための駆動スイッチ8が設けられて
いる。
回転ドリル4には軸方向の貫通孔4aが形成されている
とともに、その先端には切削刃1oが取付けられている
。切削刃1oは、例えばダイヤモンド粒を焼結して形成
され、その側部には貫通孔4aに連通して噴出口10a
が形成されている。
とともに、その先端には切削刃1oが取付けられている
。切削刃1oは、例えばダイヤモンド粒を焼結して形成
され、その側部には貫通孔4aに連通して噴出口10a
が形成されている。
工具本体2の内部には、冷却液を供給するための供給管
12が設けられており、供給管12の先端側は回転ドリ
ル4に連通されているとともに、後端側は冷却液定量供
給手段14に接続されている。
12が設けられており、供給管12の先端側は回転ドリ
ル4に連通されているとともに、後端側は冷却液定量供
給手段14に接続されている。
冷却液定量供給手段14は、例えば歯車ポンプを利用す
ることができる。ケーシング16内には、駆動歯車18
とこれに噛み合う従動歯車2oが設けられており、駆動
歯車18と従動歯車20との噛合回転によって、例えば
水#22等に接続される吸込口24側から流入する冷却
液Wは吐出口26側へ強制的に一定量づつ送り出される
。供給管12の後端は吐出口26に接続されている。ま
た、ケーシング16の吐出口26側に逃し弁28を設け
て、吐出圧が上がり過ぎた場合に吸込口24側に一部の
冷却液を還流させる構成とすることもできる。
ることができる。ケーシング16内には、駆動歯車18
とこれに噛み合う従動歯車2oが設けられており、駆動
歯車18と従動歯車20との噛合回転によって、例えば
水#22等に接続される吸込口24側から流入する冷却
液Wは吐出口26側へ強制的に一定量づつ送り出される
。供給管12の後端は吐出口26に接続されている。ま
た、ケーシング16の吐出口26側に逃し弁28を設け
て、吐出圧が上がり過ぎた場合に吸込口24側に一部の
冷却液を還流させる構成とすることもできる。
なお、図示しないが、冷却液定量供給手段14は駆動ス
イッチ8で駆動操作できるように電気的に接続されてい
る。
イッチ8で駆動操作できるように電気的に接続されてい
る。
次に回転ドリル4の駆動機構と、供給管12と回転ドリ
ル4との接続構造の一例を第2図に基づいて詳細に説明
する。
ル4との接続構造の一例を第2図に基づいて詳細に説明
する。
工具本体2の内部には、後半部側に軸方向の貫通孔30
を有するとともに前半部側に貫通孔30に連通するテー
パ状の装着孔32を有する中空部材34がラジアル玉軸
受36.38を介して回転可能に設けられている。中空
部材34の先端部には装着孔32をもって、回転ドリル
4が固定されている。
を有するとともに前半部側に貫通孔30に連通するテー
パ状の装着孔32を有する中空部材34がラジアル玉軸
受36.38を介して回転可能に設けられている。中空
部材34の先端部には装着孔32をもって、回転ドリル
4が固定されている。
回転ドリル4の後端部には装着孔32に対応するテーパ
シャンク部4bが形成されており、また、このテーパシ
ャンク部4bの端部と装着孔32の奥部にはそれぞれ、
中空部材34の逆回転方向をもって螺合する雄ねし部4
c、#ねし部32aが形成されている。これにより、回
転ドリル4は空回りと抜は落ちを阻止された状態で中空
部材34に装着される。工具本体2の先端部と中空部材
34の先端部間には、工具本体2の内部への切削屑の侵
入を防止するための封止部材40が設けられている。
シャンク部4bが形成されており、また、このテーパシ
ャンク部4bの端部と装着孔32の奥部にはそれぞれ、
中空部材34の逆回転方向をもって螺合する雄ねし部4
c、#ねし部32aが形成されている。これにより、回
転ドリル4は空回りと抜は落ちを阻止された状態で中空
部材34に装着される。工具本体2の先端部と中空部材
34の先端部間には、工具本体2の内部への切削屑の侵
入を防止するための封止部材40が設けられている。
工具本体2の内部には固定壁42が形成されており、固
定壁42には軸受44を介してジヨイント部材46が支
持されている。ジヨイント部材46の前半部には、中空
部材34の後端部が嵌合される嵌合孔46aが形成され
ており、後半部には嵌合孔46aに連通して冷却液の導
入孔46bが形成されている。ジヨイント部材46の後
端46Cには、供給管12が導入孔46bに連iA′−
て接続されている。ジヨイント部材46の後端46cは
角形の回り止め形状とすることができる。符号48は連
結具を示す。
定壁42には軸受44を介してジヨイント部材46が支
持されている。ジヨイント部材46の前半部には、中空
部材34の後端部が嵌合される嵌合孔46aが形成され
ており、後半部には嵌合孔46aに連通して冷却液の導
入孔46bが形成されている。ジヨイント部材46の後
端46Cには、供給管12が導入孔46bに連iA′−
て接続されている。ジヨイント部材46の後端46cは
角形の回り止め形状とすることができる。符号48は連
結具を示す。
また、ジヨイント部材46には、細管状の細口ノズル5
0がその後端側を導入孔46bに嵌入して固定されてお
り、細口ノズル50の先端側は中空部材34の貫通孔3
0に挿入されている。回転ドリル4においてもその貫通
孔4a内にスペーサ52を介して細口ノズル54が設け
られており、細口ノズル50と54とは先端と後端の嵌
合によって連通されている。
0がその後端側を導入孔46bに嵌入して固定されてお
り、細口ノズル50の先端側は中空部材34の貫通孔3
0に挿入されている。回転ドリル4においてもその貫通
孔4a内にスペーサ52を介して細口ノズル54が設け
られており、細口ノズル50と54とは先端と後端の嵌
合によって連通されている。
中空部材34の後半部側には歯車56が固定されている
。中空部材34の下方には平行して、図示しない駆動部
材によって回転駆動される従動軸58がラジアル玉軸受
60.62を介して回転可能に取付けられている。従動
輪58の一端側には中空部材34の歯車56に噛み合う
歯車64が固定されており、他端側には図示しない駆動
歯車に噛み合う歯車66が固定されている。従って、駆
動部材の動作により従動軸58を介して中空部材34が
回転駆動される。
。中空部材34の下方には平行して、図示しない駆動部
材によって回転駆動される従動軸58がラジアル玉軸受
60.62を介して回転可能に取付けられている。従動
輪58の一端側には中空部材34の歯車56に噛み合う
歯車64が固定されており、他端側には図示しない駆動
歯車に噛み合う歯車66が固定されている。従って、駆
動部材の動作により従動軸58を介して中空部材34が
回転駆動される。
供給管12から供給された冷却a、Wは導入孔46bを
経て細口ノズル50を案内され、回転トリル4の貫通孔
4aに導かれる。冷却液定量供給手段14の吐出孔26
は、供給管12や中空部材34等を介して回転ドリル4
にその流路軸方向をもって直接に供給される。従って、
従来のスイヘルジョイント構造に比べて高速回転による
影響を受けることなく円滑に供給される。また、この例
では、細口ノズル50.54によって高速回転による遠
心力の影響を殆ど受けることなく中空部材34等の回転
流路系を案内することができる。
経て細口ノズル50を案内され、回転トリル4の貫通孔
4aに導かれる。冷却液定量供給手段14の吐出孔26
は、供給管12や中空部材34等を介して回転ドリル4
にその流路軸方向をもって直接に供給される。従って、
従来のスイヘルジョイント構造に比べて高速回転による
影響を受けることなく円滑に供給される。また、この例
では、細口ノズル50.54によって高速回転による遠
心力の影響を殆ど受けることなく中空部材34等の回転
流路系を案内することができる。
冷却液定量供給手段I4によって切削刃10の噴出口1
0aから常に一定量の冷却液Wが噴出されることにより
、切削刃10の冷却がなされるとともに切削屑の過不足
のない適度な湿潤状態並びに切削部位における適度な滞
留状態が得られ、切削屑自体の切削刃としての作用とも
相まって全体として切削性能の向上がなされる。符号6
8はコンクリート等の被穿孔材ないし被切削材を示す。
0aから常に一定量の冷却液Wが噴出されることにより
、切削刃10の冷却がなされるとともに切削屑の過不足
のない適度な湿潤状態並びに切削部位における適度な滞
留状態が得られ、切削屑自体の切削刃としての作用とも
相まって全体として切削性能の向上がなされる。符号6
8はコンクリート等の被穿孔材ないし被切削材を示す。
次にジヨイント部材46と中空部材34との間のシール
構造を第3図に基づいて詳細に説明する。
構造を第3図に基づいて詳細に説明する。
中空部材34の後端には凹部34aが形成されており、
凹部34aにはシール部材としてのOリング70が装着
されている。また、この例では中空部材34の後端部に
は前端に鍔部72aを有するキャンプ部材72が嵌合固
定されており、0リング70は装着後キャップ部材72
によって抜は止めされる。なお、符号72bはキャンプ
部材72における細口ノズル50の挿通孔を示す。
凹部34aにはシール部材としてのOリング70が装着
されている。また、この例では中空部材34の後端部に
は前端に鍔部72aを有するキャンプ部材72が嵌合固
定されており、0リング70は装着後キャップ部材72
によって抜は止めされる。なお、符号72bはキャンプ
部材72における細口ノズル50の挿通孔を示す。
また、中空部材34の後端面34bの延長としてのキャ
ンプ部材72の後端面72cと、これに対するジヨイン
ト部材46の対向面46dとの間には断面略台形のリン
グ状シール部材74がその狭幅の上底74aを後端面7
2cに当接して配されている。この例では、シール部材
74の広幅の下底74bと対向面46dとの間にばね部
材に代わる0リング76が介在されており、これによっ
て、キャップ部材72の後端面72cに対するシール部
材74の押圧接触が常に得られるようになっている。な
お、符号78は、中空部材34とジヨイント部材46と
の間のクリアランスを防止するばね部材に代わる0リン
グである。
ンプ部材72の後端面72cと、これに対するジヨイン
ト部材46の対向面46dとの間には断面略台形のリン
グ状シール部材74がその狭幅の上底74aを後端面7
2cに当接して配されている。この例では、シール部材
74の広幅の下底74bと対向面46dとの間にばね部
材に代わる0リング76が介在されており、これによっ
て、キャップ部材72の後端面72cに対するシール部
材74の押圧接触が常に得られるようになっている。な
お、符号78は、中空部材34とジヨイント部材46と
の間のクリアランスを防止するばね部材に代わる0リン
グである。
シール部材74は、回転摩擦に対する耐摩耗性を考慮し
て、例えばテフロンで形成することができ、また、接触
面積を少なくするために断面台形状ないし三角形状とす
ることができる。また、キャップ部材72の後端面72
cとジヨイント部材46の対向面46clとの間におけ
る空隙部80には、グリス82が充填されており、ソー
ル性の一層の向上が図られている。グリス82としては
、例えばシリコングリスが好適であり、これにテフロン
の粉末を添加すればさらに望ましい。
て、例えばテフロンで形成することができ、また、接触
面積を少なくするために断面台形状ないし三角形状とす
ることができる。また、キャップ部材72の後端面72
cとジヨイント部材46の対向面46clとの間におけ
る空隙部80には、グリス82が充填されており、ソー
ル性の一層の向上が図られている。グリス82としては
、例えばシリコングリスが好適であり、これにテフロン
の粉末を添加すればさらに望ましい。
キャップ部材72にはスラストへアリング84が嵌挿さ
れており、スラストヘアリング84は鍔部72aとジヨ
イント部材46のスカート部46eとの間で保持されて
いる。このスラストへアリング84によって、シール部
材74に掛かる必要以上の軸方向の押圧負荷が阻止され
、シール部材74の早期損耗が回避される。
れており、スラストヘアリング84は鍔部72aとジヨ
イント部材46のスカート部46eとの間で保持されて
いる。このスラストへアリング84によって、シール部
材74に掛かる必要以上の軸方向の押圧負荷が阻止され
、シール部材74の早期損耗が回避される。
シール部材70によって、王として細口ノズル50の外
周面と中空部材34の内周面との間のクリアランスCL
のシーリング、すなわち軸方向の漏れ防止がなされ、シ
ール部材74によって、王として軸方向に略直角方向の
漏れ防止がなされる。
周面と中空部材34の内周面との間のクリアランスCL
のシーリング、すなわち軸方向の漏れ防止がなされ、シ
ール部材74によって、王として軸方向に略直角方向の
漏れ防止がなされる。
従って、冷却液Wの逆流による漏電等の事故を防止する
ことができる。また、シール部材74のシール性が長期
に亘って維持されるためには、冷却′aWの漏洩による
スラストへアリング84の錆劣化防止が不可欠となるが
、これはシール部材70.74の上述のシール機能によ
って同時に達成される。また、この例のようにキャップ
部材72を設けることにより、スラストベアリング84
に対するシール機能を一層向上させることができる。
ことができる。また、シール部材74のシール性が長期
に亘って維持されるためには、冷却′aWの漏洩による
スラストへアリング84の錆劣化防止が不可欠となるが
、これはシール部材70.74の上述のシール機能によ
って同時に達成される。また、この例のようにキャップ
部材72を設けることにより、スラストベアリング84
に対するシール機能を一層向上させることができる。
また、この例では中空部材34の外周面に環状溝34c
が形成されており、環状溝34cにはシール部材として
のOリング86が装着されている。
が形成されており、環状溝34cにはシール部材として
のOリング86が装着されている。
0リング86は、中空部材34とキャップ部材72との
間のシーリングをなすもので、これによってスラストへ
アリング84の錆劣化防止機能が一段と強化される。
間のシーリングをなすもので、これによってスラストへ
アリング84の錆劣化防止機能が一段と強化される。
また、シール部材7Qは軸方向と略直角方向のシーリン
グにも寄与するものであり、ソール部材74は軸方向の
シーリングにも寄与するものである。
グにも寄与するものであり、ソール部材74は軸方向の
シーリングにも寄与するものである。
冷却/&、Wの供給量としては、被穿孔材の材質にもよ
るが、概略5cc/m i n 〜30cc/m i
nが望ましい。
るが、概略5cc/m i n 〜30cc/m i
nが望ましい。
なお、上記例では冷却液定量供給手段14として歯車ポ
ンプを示したが、これに限られるものではなく、例えば
、定量パルスポンプ(日本フィーダー工業株式会社製)
や、ねしポンプあるいはプランジャポンプ等を採用でき
、また、コンプレッサーで加圧された冷却液を弁で絞っ
て定量供給する構成とすることもできる。
ンプを示したが、これに限られるものではなく、例えば
、定量パルスポンプ(日本フィーダー工業株式会社製)
や、ねしポンプあるいはプランジャポンプ等を採用でき
、また、コンプレッサーで加圧された冷却液を弁で絞っ
て定量供給する構成とすることもできる。
次に第4図はコアドリルへの通用例を示したものである
。
。
図示しない工具本体には、ラジアル玉軸受90゜92に
よって中空部材94が回転可能に設けられ、中空部材9
4の先端部には、厚み内に貫通孔96aを有する回転部
材としての筒状コア96が例えば螺合等の手段で取付け
られている。筒状コア96の先端には切削刃98が取付
けられている。なお、供給管12と中空部材94との接
続及びシール構造は上記例と同様である。
よって中空部材94が回転可能に設けられ、中空部材9
4の先端部には、厚み内に貫通孔96aを有する回転部
材としての筒状コア96が例えば螺合等の手段で取付け
られている。筒状コア96の先端には切削刃98が取付
けられている。なお、供給管12と中空部材94との接
続及びシール構造は上記例と同様である。
冷却液定量供給手段14から定量で送り出される冷却1
wは、供給管12を経て高速回転の影響を受けることな
く細口ノズル50に案内される。
wは、供給管12を経て高速回転の影響を受けることな
く細口ノズル50に案内される。
そして貫通孔96aに供給され、切削刃98を貫通する
態様であるいは切削刃98間に臨む態様で噴出させられ
る。
態様であるいは切削刃98間に臨む態様で噴出させられ
る。
次に第5図はカッターへの適用例を示す。
図示しない工具本体には、内孔100aを存する中空部
材100がラジアル玉軸受102,104で回転可能に
設けられている。中空部材100の先端部には、回転部
材としてのディスク106が取付けられており、ディス
ク106の外周端には、噴出孔108aを有する切削刃
108が固定されている。ディスク106の内部には、
径方向に放射状に延びる貫通孔106aが形成されてお
り、噴出孔108aに連通されている。
材100がラジアル玉軸受102,104で回転可能に
設けられている。中空部材100の先端部には、回転部
材としてのディスク106が取付けられており、ディス
ク106の外周端には、噴出孔108aを有する切削刃
108が固定されている。ディスク106の内部には、
径方向に放射状に延びる貫通孔106aが形成されてお
り、噴出孔108aに連通されている。
ディスク106はカラ一部材110を介して、中空部材
100に一体に形成される受部112とナツト部材11
4との間で締付固定される。カラ一部材110には、内
周面側に環状凹部110aが形成されているとともに、
環状凹部】10aとディスク106の貫通孔106aを
連通させる連通孔110bが形成されている。符号11
6.118はソール部材を示す。中空部材の内孔100
aの先端には、内孔100aとカラ一部材110の環状
凹部110aを連通させる連通孔100bが形成されて
いる。これによって、冷却液定量供給手段14から送り
出される冷却液Wは中空部材100とディスク106内
を案内されて切削刃108から略定量で噴出させられる
。
100に一体に形成される受部112とナツト部材11
4との間で締付固定される。カラ一部材110には、内
周面側に環状凹部110aが形成されているとともに、
環状凹部】10aとディスク106の貫通孔106aを
連通させる連通孔110bが形成されている。符号11
6.118はソール部材を示す。中空部材の内孔100
aの先端には、内孔100aとカラ一部材110の環状
凹部110aを連通させる連通孔100bが形成されて
いる。これによって、冷却液定量供給手段14から送り
出される冷却液Wは中空部材100とディスク106内
を案内されて切削刃108から略定量で噴出させられる
。
なお、中空部材の回転駆動は、例えば中空部材に固定さ
れる従動傘歯車120と、駆動軸に122に固定される
駆動傘歯車124との伝達構造によって行うことができ
る。回転流路系と固定流路系との接続構造並びにシール
構造は上記例と同様である。
れる従動傘歯車120と、駆動軸に122に固定される
駆動傘歯車124との伝達構造によって行うことができ
る。回転流路系と固定流路系との接続構造並びにシール
構造は上記例と同様である。
〔発明の効果]
この発明によれば、冷却液を被切削材の材質等乙こ対応
した適正量をもって略定量で供給できるので、切削刃の
冷却に加えて切削屑の適度な湿潤状態による飛散防止と
切削屑自体の切削への寄与が得られ、よって切削性能の
向上を図ることができる。
した適正量をもって略定量で供給できるので、切削刃の
冷却に加えて切削屑の適度な湿潤状態による飛散防止と
切削屑自体の切削への寄与が得られ、よって切削性能の
向上を図ることができる。
第1図はこの発明の一実施例に係る回転切削工具の一部
切欠の側面図、第2図は要部断面図、第3図は冷却液定
量供給手段と回転部材との接続部分におけるシール構造
を示す断面図、第4図はコアドリルへの適用例を示す概
要断面図、第5図はカッターへの適用例を示す概要断面
図、第6図は従来の切削工具の概要斜視図である。 2・・・工具本体 4・・・回転ドリル(回転部材) 96・・・筒状コア(回転部材) 106・・・ディスク(回転部材) 4a、96a、106a・・ 貫通孔 19.98.108・・・切削刃 14・・・冷却液定量供給手段 26・・・吐出口 W・・・冷却液 特許出願人 存限会社 吉野精機 代 理 人 弁理士 吉田芳春 第3図
切欠の側面図、第2図は要部断面図、第3図は冷却液定
量供給手段と回転部材との接続部分におけるシール構造
を示す断面図、第4図はコアドリルへの適用例を示す概
要断面図、第5図はカッターへの適用例を示す概要断面
図、第6図は従来の切削工具の概要斜視図である。 2・・・工具本体 4・・・回転ドリル(回転部材) 96・・・筒状コア(回転部材) 106・・・ディスク(回転部材) 4a、96a、106a・・ 貫通孔 19.98.108・・・切削刃 14・・・冷却液定量供給手段 26・・・吐出口 W・・・冷却液 特許出願人 存限会社 吉野精機 代 理 人 弁理士 吉田芳春 第3図
Claims (1)
- 工具本体内に設けられる駆動部材で回転駆動され内部に
貫通孔を有する回転部材と、この回転部材の先端に取付
けられる切削刃と、この切削刃を冷却するための冷却液
を略定量で供給する冷却液定量供給手段とが備えられ、
冷却液定量供給手段の吐出口は上記回転部材にその流路
軸方向をもって連通されている回転切削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33417990A JPH04201107A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 回転切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33417990A JPH04201107A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 回転切削工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04201107A true JPH04201107A (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=18274422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33417990A Pending JPH04201107A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 回転切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04201107A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002361626A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Hori Kouichiro | コンクリート用の穿孔装置 |
JP2015013394A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 切削装置、試料採取システム、試料採取方法 |
CN104755207A (zh) * | 2012-09-21 | 2015-07-01 | 欧洲航空防务及航天公司 | 钻孔工具和带有低温冷却的钻孔装置以及用于在非均质材料堆叠物上钻孔的方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33417990A patent/JPH04201107A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002361626A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Hori Kouichiro | コンクリート用の穿孔装置 |
CN104755207A (zh) * | 2012-09-21 | 2015-07-01 | 欧洲航空防务及航天公司 | 钻孔工具和带有低温冷却的钻孔装置以及用于在非均质材料堆叠物上钻孔的方法 |
JP2015013394A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 切削装置、試料採取システム、試料採取方法 |
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