JPS6017642B2 - 穿孔工具 - Google Patents

穿孔工具

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Publication number
JPS6017642B2
JPS6017642B2 JP8801780A JP8801780A JPS6017642B2 JP S6017642 B2 JPS6017642 B2 JP S6017642B2 JP 8801780 A JP8801780 A JP 8801780A JP 8801780 A JP8801780 A JP 8801780A JP S6017642 B2 JPS6017642 B2 JP S6017642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boring
boring bar
screw
drilling tool
boring head
Prior art date
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Expired
Application number
JP8801780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5715608A (en
Inventor
洋 鹿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP8801780A priority Critical patent/JPS6017642B2/ja
Publication of JPS5715608A publication Critical patent/JPS5715608A/ja
Publication of JPS6017642B2 publication Critical patent/JPS6017642B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発面は切刃や案内パッドの冷却や潤滑、切りくず排
出等のために流体を使用する穿孔工具の改良に関する。
周知の穿孔工具(ドリル)においてはポンプ等の吐出圧
力によって流体等の嫌質を、単純に穿孔工具の内部ある
いはまた外部から供給し、その媒質は孔の底に接触する
ことによって、前同流を後同流へと換えており、このこ
とにより孔の底で圧力が高くなり、穿孔工具と加工した
孔の蟹との間隙から前記媒質が漏洩する欠点があり、ま
た強力な吐出圧力を有するポンプ等が必要であった。ま
た切りくずを支障なく排出するには後向流が弱過ぎる欠
点もあった。他の従来の穿孔工具の例では奔流煤質が穿
孔工具の前部に到達する前に、例えば中空ボーリングバ
ーに一個またはそれ以上の後方に煩斜した孔またはスリ
ット等の後向放逐効果を得るための手段を講じて前記媒
質一部を後方に流れる分岐流として前記孔の底に接触し
て後方に向きを換えた後向流と合流させる構造としたも
のがあった。しかしながら、前述の後向放逐効果のため
に肝心のボーリングヘッドに届く流体は全体量の数分の
1程度となってしまうほか前記中空ボーリングバーに設
けた孔やスリットは比較的小さな切りくずや、前記煤質
中の不純物等により詰まってしまうことがあり、この場
合、後向放逐効果も弱まってしまい、穿孔工具と孔の壁
との間隙から煤質が漏洩する現象が発生しがちであり、
また孔やスリットを設ける・ために前述のシステムの強
度が低下し、取扱いに注意を要した。中空ボーリングバ
ーの径が大きい場合には前記後向放逐効果が充分でなく
、穿孔工具と孔の壁との間隙から煤質が漏洩する現象が
発生した。また切りくずと煤質の運搬、供v給のために
複数の中空ボーリングバー間に、比較的広い空間を設け
る必要があり、このため前述のステムは薄肉となり勝ち
で強度上の問題があり、かつ切りくずが上記空間に詰ま
ることなく運搬するためには、切りくずを細かく切断さ
れた形状にする必要がある。
さらに穿孔工具の使用条件は、この細断された切りくず
を生成するように選択決定されるのが通常であり、極め
て狭い範囲の使用条件しか許されない欠点があった。ま
た奔流嬢費目体は、外部に設けたポンプ等の吐出圧によ
り供給されることは前記従来の穿孔工具と全く同様であ
り、この場合でも比較的高い吐母圧力を必要としていた
。この発明は上記の従来の穿孔工具のもつ欠点を除去す
るために行なったもので、穿孔のために穿孔工具本体を
回転させる回転力を利用してボーIJングバ一や中空ボ
ーリングヘッド等にスクリューポンプと同様の作用を行
なわせるべく、螺旋状に突起や溝、羽根等を設けた穿孔
工具を提供することを目的とする。以下この発明につい
て第1図に示す第1の実施例を参照して説明する。
図から明らかなように中空ボーリングバー1の内側には
小径の左ねじれのスクリュー2が設けられており、前記
ボーリングバー1の外側には、大径の右ねじれのスクリ
ュー3が設けてある。又前記ボーリングバー1の先端部
にはネジ等の手段によりボーリングヘッド4が取付けら
れており、このボーリングヘッド4の先端部には切刃5
が取付けられている。さらに前記スクリュー3はボーリ
ングバー1の回転中心軸を中心として同D‘こ設けられ
ている。なお24は案内パッドである。次に以上のよう
に構成した第1図の穿孔工具の作用を説明する。ボーリ
ングバー1の内側に設けられたスクリュー2がボーリン
グバー1と一体となって回転するため、例えばポ−リン
グヘッド4を右方向に回転した場合には、左ねじれのス
クリュー2であるために、ボーリングバー1の外部から
供給された切削瓶剤は矢印6で示すように、ボーリング
バー1の内部を後方から前方へ向けて、強制的に送り込
まれる。このようにしてボーリングヘッド4の先端部に
達した切削油剤は矢印7に示すように加工物8の孔底9
により流れの方向が変えられる。次にボーリングバー1
の外側に設けた大径の右ねじれのスクリュー3は、ボー
リングバー1の内側に設けた小径のスクリュー2とは逆
ねじれとなっている。従ってボーリングバー1の右方向
回転によりボーリングヘッド4先端付近に達した切削油
剤は、矢印101こ示すように切りくずと共に今度はボ
ーリングヘッド4からボーリングバー1の外周後方に向
けて強制的に送られる。以上説明したように第1図の穿
孔工具では、ボーリングバー1自体に、切削油剤等を強
制的に吐出し、また吸引するポンプ機能を具備させてあ
るため、ボーリングバー1の回転を停止した時には「上
記ポンプ作用も消滅することになる。次にこの発明の第
2、第3の実施例について第2図および第3図により説
明するが、第1図と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略する。
第2図においては外側のボーリングバー亀1の中空中心
部に右ねじれのスクリューi2を設けたスクリューシャ
フト13があり、内側の中空ボーリングバー14の外周
には前記スクリュー12とは逆の、左ねじれのスクリュ
ー15が設けてある。
このような第2図機成のものにおいては、ボーリングバ
ー4を右方向に回転させた場合には第1図の場合とは逆
に、外部から供V給された切削油剤は外周側の左ねじれ
のスクリュー15によって矢印16に示すようにボーリ
ングヘッド4の前方に強制的に送り込まれ、その後、内
蓬側の右ねじれのスクリュー12によって、ボーリング
バー14内部を矢印17に示すようにボ−リングバー1
4の後方に向けて強制的に送り戻される。スクリューシ
ャフト13は外側と内側のボーリングバー11,14と
同じに設けられ、かつ前記ボーリングバー14と一体と
なって回転する。第3図は中空ボーリングバー14の外
周に螺旋状の溝19を設け、スクリューと同機の働きを
もたせたものであり、ボーリングヘッド4の内蓬側に、
上記螺旋状の溝19とは逆にねじれたスクリュー20を
設けている。
このような、第3図の構成のものでは、第2図と同様に
、ボーリングバー亀4が右回転した場合には、切削油剤
は螺旋状の溝19および穣外周側のポ−リングバー11
と内側の中空ポーリングバ−14との間隙21を矢印2
2で示した方向に強制的に送られボ−リングヘッド4に
達する。その後、切削油剤は矢印23に示したように切
りくずと共にボ−リングヘッド4の内側空洞をスクリュ
ー201こより強制的にボーリングバー後方に向けて送
られる。以上述べたようにボーリングバー1,14やボ
ーリングヘッド4等の中空円筒物体の外周側と内周側に
、互いにねじれの方向の異なるスクリュー2,3又は1
2,14を設けて構成したものを回転させることにより
「液体や気体の流体を、内外周で互いに逆の方向に流動
させる作用を行なわせるものである。
従ってスクリュー2,3又は12,14のかわりにプロ
ペラやファン、タービンプレード状のものを用いてもよ
いし、前述の中空円筒物体とは別個のスクリュー〜例え
ばへりサート等を中空円筒物体の内外周に取付けてもよ
い。また中空円筒物体の表面に対し突起させたスクリュ
ー状のものの他、螺旋状の簿としてもよい。又前述の中
空円筒物体は−体である必要はなく、前記スクリュー等
の取付けや加工の便宜等により分割構造としてもよい。
またスクリュー等はt徐々にピッチを変化させたり、突
起の高さや幅、溝の深さや幅を連続的に増加、あるいは
減少させてもよい。またスクリューや溝等の断面形状も
へ方形の他、三角形や台形、半円形等、目的に合わせて
選んでよく、多条ネジ状にしてもよい。以上説明したよ
うにこの発明には次のような効果がある。
‘a} ボーリングバーやボーリングヘッドの内外周に
スクリュー等の螺旋状の突起あるいは溝を設け、回転す
るとそれ自体でポンプの機能を発揮するように機成した
ので、外部のポンプ等による高い吐出圧力を用いること
なく、切削油剤の供蟻台や回収、切りくずの排出が強制
的にかつ良好に行なわれる。
またこの効果は中空円筒物体の径には関係なく発揮され
る。{b’構造が簡単であるため、切りくずや媒質中の
不純物等によって詰まることがなく、またスクリューや
溝等により、強制的に切りくずや煤質を輸送するため「
ボーリングバー等中空円筒物体を必要以上に薄くする必
要がなく、スクリュー等を取付けた場合には「むしろ強
度が高くなり、取扱いも縦単で寿命も長くなる。
‘c} 切りくずは回転するスクリュー等により強制的
に運搬、排出されるため、特に細かく切断した形状とす
る必要はなく、この発明による穿孔工具は従来の主とし
て、切りくず形状で制約された穿孔工具よりも広い範囲
の使用条件で用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による切削油剤等を中空ボーリング
バーの内部に設けたスクリューによって強制的に送り込
み、切りくずと共に、中空ボーリングバ−の外部に設け
た逆ねじれのスクリューにより強制的にボーリングバー
の後方へ排出する第1の実施例を示す縦断面図、第2図
は、この発明による第1図に示した実施例とはねじれを
逆にし、ボーリングバーの中心にスクリューシャフトを
組み込んだ第2の実施例を示す縦断面図、第3図は中空
ボーリングバーの外周に螺旋状の溝を設け、ボーリング
ヘッドの内側に前記膝とは逆のねじれのスクリュを設け
前述の第2の実施例と同機な機能を有するように構成し
た第3の実施例を示・す縦断面図である。 1・・・・・・中空ボーリングバー「 2・・・…小径
の左ねじれのスクリュー、3・・・・・・大径の右ねじ
れのスクリュー、4……ボーリングヘッド、5……切刃
、8・・・・・・加工物「 9…・・・孔底、11…・
・・外側のボーリングバー、12……右ねじれのスクリ
ュー、13……スクリューシャフト、14…・・・内側
の中空ボーリングバ−、15……左ねじれのスクリュー
「 翼9・・・…螺旋状の溝、20・・・・・・スクリ
ュー、21…・・・間隙、240…・・案内パッド。 第3図第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 切刃や案内パツドの冷却や潤滑、切りくずの排出等
    のために流体を使用する穿孔工具において、中空ボーリ
    ングバー,ボーリングヘツド等が一体的な中空円筒物体
    の回転中心と同心的であつてこの内周側に、この回転に
    よつて前記流体を前記ボーリングヘツドの前方に強制的
    にスクリユーポンプと同様の働きをする突起、溝、羽根
    等の螺旋状部を設けたことを特徴とする穿孔工具。 2 切刃や案内パツドの冷却や潤滑、切りくずの排出等
    のために流体を使用する穿孔工具において、中空ボーリ
    ングバー,ボーリングヘツド等が一体的な中空円筒物体
    の回転中心と同心的であつてこの内周側および外周側に
    、この回転によつて前記流体を前記ボーリングヘツドの
    前方から後方に強制的にスクリユーポンプと同様の働き
    をする突起、溝、羽根等の第1および第2の螺旋状部を
    設けたことを特徴とする穿孔工具。
JP8801780A 1980-06-28 1980-06-28 穿孔工具 Expired JPS6017642B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8801780A JPS6017642B2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 穿孔工具

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JP8801780A JPS6017642B2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 穿孔工具

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Publication Number Publication Date
JPS5715608A JPS5715608A (en) 1982-01-27
JPS6017642B2 true JPS6017642B2 (ja) 1985-05-04

Family

ID=13931062

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JP8801780A Expired JPS6017642B2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 穿孔工具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020521646A (ja) * 2017-06-08 2020-07-27 グーリング カーゲーGuhring Kg 切削工具

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JPS5715608A (en) 1982-01-27

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