JPH04200780A - ガードワックスの塗布方法 - Google Patents

ガードワックスの塗布方法

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Publication number
JPH04200780A
JPH04200780A JP33956690A JP33956690A JPH04200780A JP H04200780 A JPH04200780 A JP H04200780A JP 33956690 A JP33956690 A JP 33956690A JP 33956690 A JP33956690 A JP 33956690A JP H04200780 A JPH04200780 A JP H04200780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
guard
car body
guard wax
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP33956690A
Other languages
English (en)
Inventor
Takakazu Yamane
貴和 山根
Makoto Aizawa
誠 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP33956690A priority Critical patent/JPH04200780A/ja
Publication of JPH04200780A publication Critical patent/JPH04200780A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体表面にガードワックスを塗布する方法に
関するものである。
(従来の技術) 納品前の完成車等においては、車体表面に塗布形成され
た塗膜を鉄粉等の降下物から保護するため、その塗膜の
上からガードワックスを塗布する対策方法がとられてい
る。このガードワックスは、例えば特開平L−1537
85号公報に開示されているような組成のものか用いら
れるか、近年問題となってきている酸性雨に対する塗膜
保護を十分に図るためには、ガードワックスを微粒化し
て酸性雨の浸透を抑制することが要請される。このため
、従来、ガードワックスを分散機にかけて分散処理を施
すことにより、ガードワックスの微粒化を図っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、分散処理によるガードワックスの微粒化
には自ずから限界があり、酸性雨等に対して十分なガー
ド機能が得られる程に微粒化することは困難である。
また、第5図に示すように、ガードワックスを微粒化し
た場合、微粒化により粘度が高くなる場合かあることか
ら、単に微粒化したガードワックスを塗布するだけでは
、十分な成膜性が得られない場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、酸性雨等に対して十分なガード機能が得られる程度
に微粒化されたガードワックス被膜を車体表面に形成す
ることのできるガードワックスの塗布方法を提供するこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するだめの手段) 本発明に係るガードワックスの塗布方法は、−般に粒子
を加熱溶融した後急冷すると粒子径が微粒化されること
に着目し、車体表面に塗布したガードワックスを加熱溶
融した後急冷することによりガードワックスを微粒化し
、もって上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、車体表面にガードワックスを塗布した後、こ
の塗布されたガードワックスを該ガードワックスの融点
以上の温度まで加熱し、その後、前記塗布されたガード
ワックスを急冷することを特徴とするものである。
上記「急冷Jとは、少なくとも自然冷却速度よりも速い
冷却速度で室温以下の温度まで冷却することを意味する
(発明の作用および効果) 上記構成に示すように、車体表面に塗布されたガードワ
ックスを該ガードワックスの融点以上の温度まで加熱し
、その後、前記塗布されたガードワックスを急冷するよ
うになっているので、酸性雨等に対して十分なガード機
能が得られる程度に微粒化されたガードワックス被膜を
車体表面に形成することかできる。
(実 施 例) 以下添付図面を参照しなから本発明の実施例について詳
述する。
第1図は、本発明に係るガードワックスの塗布方法の一
実施例を示すガードワックス温度特性曲線図であり、第
2図は、本実施例の工程概要図である。
これらの図に示すように、本実施例に係るガードワック
ス塗布方法は、温調工程A1塗布工程B、加熱工程Cお
よび冷却工程りからなっている。
温調工程Aにおいては、ガードワックス塗布に先立って
車体10の表面温度を室温よりも高い所定温度tpまで
予め加熱するようになっている。
塗布工程Bにおいては、温調のなされた車体1゜の表面
に油性のガードワックス12を塗布するようになってい
る。この塗布作業は、塗装ロボット14(自動塗装機等
でもよい)によって行われるようになっており、空布さ
れるガードワックス12は、夏期用ガードワックス12
Aおよび冬期用ガードワックス12Bをポンプ111i
Aおよび111iBによりスタティックミキサ18を介
して供給するようになっている。これにより、両ガード
ワックス12A、12Bを所定比率で1系統で供給する
ことができるようになっている。
加熱工程Cにおいては、赤外線ヒータ20を用いて、車
体10の表面に塗布されたガードワックス12をその融
点tm以上の温度thまて加熱するようになっている。
これにより、カードワックス12は溶融して車体10の
表面にムラなく拡がることとなる。なお、ポリエチレン
系のガードワックスにおいては、その融点tmは夏期用
が約87.5℃冬期用か約82.5℃であることから、
上記加熱温度thは90℃で約3分間に設定されている
冷却工程りにおいては、冷却口22から5°Cのクーリ
ングエア24(水等でもよい)を約15秒間車体10の
表面に吹きつけてガードワックス12の温度を90℃か
ら冷却温度tc −5℃にまで急激に低下させるように
なっている。この急冷に要する時間TCは約10秒間で
ある。なお、その後、ガードワックス12の温度は室温
trまで自然上昇することとなる。
上記ガードワックス12の成分組成は、以下に示すとお
りである。
高融点変性ワックス    5〜7% 高融点合成ワックス    1〜29−0石油系ワック
ス A    2〜3% 石油系ワックス 8   3〜496 特殊金属石ケン     0.1〜0.2%酸化防止剤
       0.2±0.02%紫外線吸収剤   
   0.1±0.02%石油系溶剤        
8B±1%このガードワックス12を急冷するのに要す
る時間Tcは、上記のように約10秒と短時間であるか
、これは、冷却時間と冷却後のガードワックス12の平
均結晶粒度との関係を実験により求めたグラフである第
3図に示すように、冷却時間が短いはとガードワックス
12の微粒化を図ることかできるからである。すなわち
、同図から明らかなように、冷却時間を2分以下にすれ
ば、ガードワックスの平均結晶粒度を50μm以下にす
ることができ、冷却時間を10秒にすれば、さらに5μ
m程度にまで微粒化することができる。なお、同図にお
いて「冷却時間」とは、ガードワックス12を90℃か
ら5℃に冷却するのに要した時間をいう。
第4図は、ガードワックス12の粒径と耐酸性との関係
を示すグラフであって、以下のテスト要領によってテス
トした結果を示すものである。
くテスト要領〉 (1)耐酸性テスト液 硫酸標準液を予めPH2,PH2,5,PH3に調製し
、調製液100cc中に0,2gのクレー顔料を添加す
る。
(2)ガードワックスを膜厚10μmとなるように塗布
したテストピースに、テスト液を0.2 di下する。
(3)階状に加熱のできる温度勾配式オーブンを30℃
〜80℃にセットし、1枚のテストピースに温度勾配を
つけ、2時間加熱する。
(4)加熱終了後、ガードワックスを除去し、シミ等の
塗膜汚染か、どの温度領域、PH値で発生したかを判定
し、耐酸性を評価する。
第4図の評価の結果から、微粒化による耐酸性の向上が
みられる粒径は、5μm〜50μmである。
しかし、実車ボディ塗膜の表面温度は夏期になると、5
0℃以上になることが多いため、粒径5μm〜10μm
の範囲での微粒化ガードワックスの方か、さらに高い耐
酸性(耐酸性雨)効果か期待できる。
以上詳述したように、本実施例によれば、車体lOの表
面に塗布されたガードワックス12を該ガードワックス
12の融点tan以上の温度thまで加熱し、その後、
塗布されたガードワックス12を急冷するようになって
いるので、酸性雨等に対して十分なガード機能か得られ
る程度に微粒化されたガードワックス被膜を車体10の
表面に形成することができる。
上記塗布工程Bにおいて車体10の表面に塗布する前の
ガート−ワックス12自体を予め微粒化しておけば、そ
の後の加熱および急冷による微粒化と相俟って一層の微
粒化が図られ。ガード機能をさらに高めることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るガードワックスの塗布方法の一
実施例を示すガードワックス温度特性曲線図、 第2図は、上記実施例の工程概要図、 第3図は、ガードワックスの冷却時間と平均結晶粒度と
の関係を示すグラフ、 第4図は、ガードワックスの粒径と耐酸性との関係を示
すグラフ、 第5図は、ガードワックスの温度と粘度との関係を示す
グラフである。 A・・・温調工程    B・・・塗布工程C・・・加
熱工程    D・・・冷却工程lO・・・車体   
   12・・・ガードワックス20・・・赤外線ヒー
タ  24・・クーリングエア第1図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体表面にガードワックスを塗布した後、この塗布され
    たガードワックスを該ガードワックスの融点以上の温度
    まで加熱し、その後、前記塗布されたガードワックスを
    急冷することを特徴とするガードワックスの塗布方法。
JP33956690A 1990-11-30 1990-11-30 ガードワックスの塗布方法 Pending JPH04200780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33956690A JPH04200780A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガードワックスの塗布方法

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JP33956690A JPH04200780A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガードワックスの塗布方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04200780A true JPH04200780A (ja) 1992-07-21

Family

ID=18328685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33956690A Pending JPH04200780A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガードワックスの塗布方法

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JP (1) JPH04200780A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208015A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Honda Motor Co Ltd 自動車車体の防錆処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009208015A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Honda Motor Co Ltd 自動車車体の防錆処理方法

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