JPH042001B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042001B2 JPH042001B2 JP842783A JP842783A JPH042001B2 JP H042001 B2 JPH042001 B2 JP H042001B2 JP 842783 A JP842783 A JP 842783A JP 842783 A JP842783 A JP 842783A JP H042001 B2 JPH042001 B2 JP H042001B2
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- JP
- Japan
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- dielectric
- conductor
- case
- resonator
- open
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- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2056—Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はVHF帯、UHF帯に使用して好適な誘
電体フイルタに関するものである。
電体フイルタに関するものである。
従来例の構成とその問題点
まず、第１図ａは４段の共振器からなる従来の
誘電体フイルタの正面図、同図ｂはａ図のＡ−
A′における断面図である。第１図ａは正面の導
体ケースを取りはずした図で一部を破断し、その
断面図を示している。
誘電体フイルタの正面図、同図ｂはａ図のＡ−
A′における断面図である。第１図ａは正面の導
体ケースを取りはずした図で一部を破断し、その
断面図を示している。
図において、１は形状が丸形又は角形で中心に
穴を有する中空の誘電体で、この誘電体１の内周
面、外周面及び短絡面に銀ペースト又はメツキ等
で導体層２が形成されている。３は誘電体１を収
納するための一端が開放の底付きの導体ケース
で、この導体ケース３の内面及び誘電体外周面の
導体層２間に銀ペースト又はクリーム半田等の導
電性接着剤４を塗布し、導体化された誘電体１を
収納して固定している。５は各共振器間の結合を
とるためのコンデンサーで、銀ペースト又は半田
付け等で隣接する誘電体１間に固定されている。
６は各共振器の周波数調整用のチユーニングスク
リユーで、誘電体１の同軸上にネジが切られたチ
ユーニングスクリユー板７にネジ込まれ、導体ケ
ース３の開放端にネジ止め又は半田付け等で固定
されている。８は入力コネクター、９は出力コネ
クターである。しかしながら、このように構成さ
れた従来の誘電体フイルタは以下に述べるような
欠点がある。すなわち、導体ケース３の深さが深
くなる程、ケース内への銀ペースト又はクリーム
半田等を塗布する際、これが余分な個所に付着し
て取除くのに手間がかかり、又導体ケース３が深
くなる程、材料費、加工費の面でコスト高になる
ものであつた。
穴を有する中空の誘電体で、この誘電体１の内周
面、外周面及び短絡面に銀ペースト又はメツキ等
で導体層２が形成されている。３は誘電体１を収
納するための一端が開放の底付きの導体ケース
で、この導体ケース３の内面及び誘電体外周面の
導体層２間に銀ペースト又はクリーム半田等の導
電性接着剤４を塗布し、導体化された誘電体１を
収納して固定している。５は各共振器間の結合を
とるためのコンデンサーで、銀ペースト又は半田
付け等で隣接する誘電体１間に固定されている。
６は各共振器の周波数調整用のチユーニングスク
リユーで、誘電体１の同軸上にネジが切られたチ
ユーニングスクリユー板７にネジ込まれ、導体ケ
ース３の開放端にネジ止め又は半田付け等で固定
されている。８は入力コネクター、９は出力コネ
クターである。しかしながら、このように構成さ
れた従来の誘電体フイルタは以下に述べるような
欠点がある。すなわち、導体ケース３の深さが深
くなる程、ケース内への銀ペースト又はクリーム
半田等を塗布する際、これが余分な個所に付着し
て取除くのに手間がかかり、又導体ケース３が深
くなる程、材料費、加工費の面でコスト高になる
ものであつた。
発明の目的
本発明は上記のような従来の欠点を解決するこ
とを目的とし構造が簡単で製作が容易であり、か
つ安価な誘電体フイルタを提供するものである。
とを目的とし構造が簡単で製作が容易であり、か
つ安価な誘電体フイルタを提供するものである。
発明の構成
本発明を上記目的を達成するためになされたも
ので、表面を導電化した中空の誘電体を平行に並
べ、その隣接部間を銀ペースト又は半田付け等の
導電性接着剤で固定し、そして誘電体の先端部に
チユーニングスクリユーと入出力コネクターを設
けた一端開放形の深さの浅い導体ケースを取りつ
けてなる誘電体フイルタを提供するものである。
ので、表面を導電化した中空の誘電体を平行に並
べ、その隣接部間を銀ペースト又は半田付け等の
導電性接着剤で固定し、そして誘電体の先端部に
チユーニングスクリユーと入出力コネクターを設
けた一端開放形の深さの浅い導体ケースを取りつ
けてなる誘電体フイルタを提供するものである。
実施例の説明
第２図ａは本発明による誘電体フイルタの一実
施例を示す斜視図である。同図ｂはａ図のＡ−
A′における断面図を示す。
施例を示す斜視図である。同図ｂはａ図のＡ−
A′における断面図を示す。
本フイルタは角形４段の共振器で構成されてお
り、１は中心に穴（形状はとわないが図では丸穴
の場合を示す）のあいた中空角型の誘電体で、こ
の誘電体１の内周面に内導体１２、外周面に外導
体１３、短絡面に短絡導体１４、開放端の一部に
接触導体１５（図では円形状であるがこの形には
限らない）が銀ペースト又はメツキ等により設け
られている。組立はまず各誘電体１の上面にそろ
え、横一列に配してこの誘電体１の隣接する面に
銀ペースト又はクリーム半田等の導電性接着剤４
を塗布し、炉中で加熱して誘電体１を互いに固定
する。このように誘電体１をむき出しのブロツク
にすることにより、この誘電体を収納する深さの
深い導体ケースが不要となり、導体ケース内への
導電性ペーストの塗布が不要になるので、加工コ
スト及び作業能率が向上する。５は各共振器間の
結合をとるためのコンデンサーで、各誘電体１間
の上面に銀ペースト又は半田付けして固定されて
いる。３０は一端が開放された金属板等の導体か
らなる深さの浅い導体ケースで、その底部には誘
電体１の中心軸上に各誘電体１に対応して共振器
の周波数調整用のチユーニングスクリユー６が設
けられており、さらに左右端にフイルタの入出力
端子と入出力コネクター８，９の端子を接続する
ための窓１０，１１が設けられ、正面左右端に入
出力コネクター８，９が半田付け等で固定されて
いる。前記導体ケース３０の開放端を前記誘電体
１の前方周囲にはめ込んで両者の周囲を半田付け
等で固定する。この導体ケース３０は底がチユー
ニングスクリユー板を兼ね、かつ深さも浅いので
製作が容易でコストダウンが可能である。
り、１は中心に穴（形状はとわないが図では丸穴
の場合を示す）のあいた中空角型の誘電体で、こ
の誘電体１の内周面に内導体１２、外周面に外導
体１３、短絡面に短絡導体１４、開放端の一部に
接触導体１５（図では円形状であるがこの形には
限らない）が銀ペースト又はメツキ等により設け
られている。組立はまず各誘電体１の上面にそろ
え、横一列に配してこの誘電体１の隣接する面に
銀ペースト又はクリーム半田等の導電性接着剤４
を塗布し、炉中で加熱して誘電体１を互いに固定
する。このように誘電体１をむき出しのブロツク
にすることにより、この誘電体を収納する深さの
深い導体ケースが不要となり、導体ケース内への
導電性ペーストの塗布が不要になるので、加工コ
スト及び作業能率が向上する。５は各共振器間の
結合をとるためのコンデンサーで、各誘電体１間
の上面に銀ペースト又は半田付けして固定されて
いる。３０は一端が開放された金属板等の導体か
らなる深さの浅い導体ケースで、その底部には誘
電体１の中心軸上に各誘電体１に対応して共振器
の周波数調整用のチユーニングスクリユー６が設
けられており、さらに左右端にフイルタの入出力
端子と入出力コネクター８，９の端子を接続する
ための窓１０，１１が設けられ、正面左右端に入
出力コネクター８，９が半田付け等で固定されて
いる。前記導体ケース３０の開放端を前記誘電体
１の前方周囲にはめ込んで両者の周囲を半田付け
等で固定する。この導体ケース３０は底がチユー
ニングスクリユー板を兼ね、かつ深さも浅いので
製作が容易でコストダウンが可能である。
なお、導体ケース３０の底面に設けられたチユ
ーニングスクリユー６の位置は第３図に示すよう
に誘電体１の中心軸と直角の向きに設けても良
い。また入出力コネクタ８，９についても第３図
のような位置に設けても良い。なお、第３図の他
の部分は第２図とまつたく同様であり、同番号を
付して説明を省略する。
ーニングスクリユー６の位置は第３図に示すよう
に誘電体１の中心軸と直角の向きに設けても良
い。また入出力コネクタ８，９についても第３図
のような位置に設けても良い。なお、第３図の他
の部分は第２図とまつたく同様であり、同番号を
付して説明を省略する。
発明の効果
以上のように、本発明は内周面と角形外周面と
を有する誘電体に内導体及び外導体を設けた一端
が短絡、他端が開放の単位同軸共振器を導電性接
着剤を介して複数個配列設置し、さらに共振器の
開放端側を周波数調整手段を設けた金属ケースで
覆つたものであり、これによれば誘電体を保持す
る導体ケースは深さが浅くてすむので製作が容易
であり、さらに誘電体が露出した構造であるた
め、その誘電体を固定する際の作業性が良いな
ど、製作、作業性の面でコストダウンが図れる等
の効果を有する。
を有する誘電体に内導体及び外導体を設けた一端
が短絡、他端が開放の単位同軸共振器を導電性接
着剤を介して複数個配列設置し、さらに共振器の
開放端側を周波数調整手段を設けた金属ケースで
覆つたものであり、これによれば誘電体を保持す
る導体ケースは深さが浅くてすむので製作が容易
であり、さらに誘電体が露出した構造であるた
め、その誘電体を固定する際の作業性が良いな
ど、製作、作業性の面でコストダウンが図れる等
の効果を有する。
第１図ａは従来の誘電体フイルタの正面図、同
図ｂはａ図のＡ−A′線断面図、第２図ａは本発
明による誘電体フイルタの一実施例を示す斜視
図、同図ｂはａ図のＡ−A′線断面図、第３図は
本発明の他の実施例を示す斜視図である。 １……誘電体、２……導体層、３……導体ケー
ス、４……導電性接着剤、５……結合用コンデン
サ、６……チユーニングスクリユー、８……入力
コネクタ、９……出力コネクタ、１２……内導
体、１３……外導体、１４……短絡導体、１５…
…接触導体、３０……導体ケース。
図ｂはａ図のＡ−A′線断面図、第２図ａは本発
明による誘電体フイルタの一実施例を示す斜視
図、同図ｂはａ図のＡ−A′線断面図、第３図は
本発明の他の実施例を示す斜視図である。 １……誘電体、２……導体層、３……導体ケー
ス、４……導電性接着剤、５……結合用コンデン
サ、６……チユーニングスクリユー、８……入力
コネクタ、９……出力コネクタ、１２……内導
体、１３……外導体、１４……短絡導体、１５…
…接触導体、３０……導体ケース。
Claims (1)
- １ 中空状の誘電体の内周面及び外周面に設けら
れた内導体と外導体を誘電体の一端面に設けられ
た導体部からなる短絡端で接続し、かつその誘電
体の他端を開放端とした構造の単位同軸共振器を
複数個有し、前記単位同軸共振器の外導体同志を
導電性接着層にて接着した状態で配列設置し、前
記配列設置された複数個の単位同軸共振器の開放
端を覆う導体ケースを設け、前記導体ケースに周
波数調整手段を設けたことを特徴とする誘電体フ
イルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP842783A JPS59133702A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 誘電体フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP842783A JPS59133702A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 誘電体フイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59133702A JPS59133702A (ja) | 1984-08-01 |
| JPH042001B2 true JPH042001B2 (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=11692820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP842783A Granted JPS59133702A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 誘電体フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59133702A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0624282B2 (ja) * | 1986-07-16 | 1994-03-30 | 株式会社村田製作所 | フイルタ装置 |
| JPH0220102A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 同軸型誘電体共振器 |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP842783A patent/JPS59133702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59133702A (ja) | 1984-08-01 |
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