JPH04199253A - バス制御方式 - Google Patents

バス制御方式

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JPH04199253A
JPH04199253A JP32038190A JP32038190A JPH04199253A JP H04199253 A JPH04199253 A JP H04199253A JP 32038190 A JP32038190 A JP 32038190A JP 32038190 A JP32038190 A JP 32038190A JP H04199253 A JPH04199253 A JP H04199253A
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memory
bus
activation
response
signal
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JP32038190A
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English (en)
Inventor
Masahiro Matsuda
松田 正裕
Yoshihiro Miyazaki
義弘 宮崎
Shinichi Hanada
晋一 花田
Manabu Araoka
荒岡 学
Masayuki Tanji
雅行 丹治
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、バス制御方式、特に、複数のプロセッサとメ
モリとが接続されたバス制御方式および情報処理システ
ムに関する。
[従来の技術] 従来、バス制御方式については、VAX11/780ハ
ードウェア・マニュアル第209頁から第228頁(V
AXII/780 Hardtgare Manual
PP209−228)において示すように、メモリがビ
ジー(新たな起動要求を受けつけられない状態)中は、
そのメモリに対する新たなアクセスの応答(Confi
rmation Code)はBus3/ (BSY)
となる方式が知られている。この方式では、アクセス元
は、Busy (BSY)を受けとると、一定時間後、
再起動する。
また、特開昭59−163652号公報に開示されるよ
うに、複数のアクセス装置から1の記憶装置に対してア
クセスが行なわれる場合に、各アクセス装置は、記憶装
置からのBUSY信号のみを参照してリクエスト信号を
発信し、バス使用許可信号を待つことなくアドレス、埋
込みデータをバス信号線上に送信する方式が提案されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところが1,1−記従来の方式は、1の記憶装置に対す
る複数のアクセス装置からのアクセスを制御するもので
あって、複数の記憶装置に対する複数のアクセス装置か
らのアクセスについては、配慮されていない。特に、応
答の遅い記憶装置を含むシステムにおけるアクセスtこ
ついては、従来の技術では全く配慮がなく、以下のよう
な問題点がある。
ここで、例えば、バスに複数のプロセッサと応答の速い
第1のメモリ群と、応答の遅い第2のメモリ群(以下拡
張メモリと呼ぶ)とが接続さttまたシステムを考える
。拡張メモリとは、例えば、他のコンピュータ・システ
ムとの間の共有メモリや、入出力バスに接続された機器
に内蔵されたメモリなどで、バスからの物理的距離が遠
いためアクセスに時間がかかる(数倍から数4−倍のア
クセス・タイムを要する)。
このようなシステムで、拡張メモリに複数台のプロセッ
サが同時にアクセスすると、Busy応答および再起動
が頻発し、バス・スループットの著しい低下や、タイム
・アウト(一部の起動元が一定時間内にサービスを受け
つけられない状態)が発生する。また、再起動の頻発に
よって、応答の速い第1のメモリに対するアクセスもI
il害さトる。
上記従来技術は、以−ヒのような拡張メモリが接続され
たマルチ・プロセッサ・システムについての配慮がされ
ておらず、バス・スループットの著しい低下等の問題が
あった。
本発明の目的は、この問題点を解決し、高性能なマルチ
プロセッサ・システムのバス制御方式を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、
応答の速い第1のメモリと、応答の遅い第2のメモリと
が、それぞれ1または2以」−存在すると共に、これら
に対してアクセスする装置が複数存在し、前記メモリと
アクセスする装置とを接続する共通のバスが存在するシ
ステムにおいて、応答の遅い第2のメモリに対する、ア
クセスする装置からの新たな起動要求が受けつけられな
い状態のとき、該第2のメモリがビジーであることを示
す手段と、アクセスする装置が第2のメモリに対して新
たに起動する前に、この信号を判定し、ビジーであれば
バス占有要求を抑圧する手段とを有することを特徴とす
るバス制御方式が提供される。
また、本発明によれば、応答の速い1または2以上のメ
モリからなる第1のメモリ群および応答の遅い1または
2以りのメモリからなる第2のメモリ群が接続される1
または2以上のバススレーブ機構と、上記第1.第2の
メモリ群に対してアクセスする装置がそれぞれ接続され
る、複数のバスマスタ機構と、これらの機構が接続され
るバスとを有するバスシステムにおいて、応答の遅い第
2のメモリ群に対するバスマスタ機構からの新たな起動
要求をバススレーブ機構が受け付けられない状態である
か否かを示す情報を全てのバスマスタ機構に連絡する手
段と、前記連絡を受信するまで第2のメモリ群に対する
新たな起動のためのバス占有要求を抑圧する手段とを有
することを特徴とするバス制御方式が提供される。
すなわち、この方式は、例えば、第2のメモリ群として
拡張メモリが用いられる場合に、該拡張メモリに対する
新たな起動要求をバススレーブ機構が受けつけられない
状態のとき、“拡張メモリ群に対するアクセスはビジー
である′″という信号をバスに出力し2.バスマスタ機
構は、拡張メモリに対する新たな起動の前に、この信号
を判定し、ビジーであればバスの使用(および起動)を
見合わせるようにしたものである。
こ、二で、バススレーブ機構は、バスに直結されバス上
の起動要求を受けとり、拡張メモリへのアクセスを行い
、バスに応答を出力する。バスマスタ機構は、プロセッ
サからの要求に従ってバス上に起動要求を出力し、その
応答を受けとり、プロセッサに返す5 また2本発明によれば、応答の速い1または2以上のメ
モリからなる第1のメモリ群および応答の遅い1または
2以上のメモリからなる第2のメモリ群と、これらに対
してアクセスする複数の装置と、前記メモリとアクセス
する装置とを接続する共通のバスとを備える情報処理シ
ステムであって、第2のメモリ群に対する、アクセスす
る装置からの新たな起動要求が受けつけられない状態の
とき、該第2のメモリ群がビジーであることをアクセス
する各装置に示す手段と、アクセスする装置が第2のメ
モリに対して新たに起動する前に。
この信号を判定し、ビジーであれば起動要求を抑圧する
手段とを有することを特徴とする情報処理システムが提
供される。
上記バスとしては、起動を行なう部分と、応答を行なう
部分とを独立に有するものを用いることができる。この
場合、上記第1のメモリ群と上記バスのうち起動を行な
う部分との間に接続され、該バスを介して送られるメモ
リ起動要求を蓄積する手段と、該蓄積されたメモリ起動
要求に基づいて、メモリに対するアクセスを制御する手
段とを備えることができる。
また、本発明によれば、メモリと、該メモリに対してア
クセスする複数の装置と、前記メモリとアクセスする装
置とを接続する、起動と応答とが独立に行なえるバスと
、上記メモリと上記バスのうち起動を行なう部分との間
に接続され、該バスを介して送られるメモリ起動要求を
蓄積する手段と、該蓄積されたメモリ起動要求に基づい
て、メモリに対するアクセスを制御する手段とを備える
ことを特徴とする情報処理システムが提供される。
[作用コ 本発明によれば、拡張メモリをアクセスしたいバスマス
タは、拡張メモリのB u s yが解除されるまで、
バスの使用を見合わせるので、従来技術で問題であった
再起動の頻発によるバススループットの低下が防止でき
る。
(以下余白) [実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例のシステム構成を示す。
第1図に示すものは、応答の速い第1のメモリ(M)2
と、応答の遅い第2のメモリである拡張メモリ(EM)
1と、これらにアクセスする複数のプロセッサ(Pl、
・・Pn)4と、拡張メモリ接続機構(ADPT)3と
、が接続される単一または複数のバススレーブ機構と、
バスシステムとを備えて構成される情報処理システムで
ある。
バスシステムは、起動用バス(AW−BUS)8、応答
用バス(R−Bus)7および拡張メモリBusy信号
(EMBSY)9と、バススレーブ(BS□)5、バス
スレーブ(BS、ff1) 6およびバスマスタ(B 
Mt〜。)11と、起動用バスコントローラ(AWBC
)12および応答用バスコントローラ(RBC)13と
を備える。
このバスシステムに、複数のプロセッサ(P1〜P7)
4がおのおのバスマスタ(BM、〜B M、)11を経
由して接続される。また、応答の速い第1のメモリ(M
)2は、バススレーブ(BSm)5を経由して接続され
る。拡張メモリ接続機構(ADPT)3は、バススレー
ブ(BS、ア)6を経由して接続される。一方、拡張メ
モリ接続機構(ADPT)3には、インタフェース10
を経由して拡張メモリ(EM)]が接続される。拡張メ
モリBusy信号(EM、BSY)9は、拡張メモリ用
バススレーブ(BS、□)6が出力し、各プロセッサの
バスマスタ(BM、−〇)11に入力される。起動用バ
スコントローラ(AWBC)12は、バスマスタ(BM
工〜6)11のバス占有要求の選択順序を制御し、ただ
一つのバスマスタに起動用バスの占有権を与えるに のような構成において、複数のバスマスタ11が接続さ
れるバスにおいて、応答の遅い拡張メモリ1に対するバ
スマスタ11からの新たな起動要求をバススレーブ6が
受けつけられない状態のとき、同バススレーブ6は、拡
張メモリBusy信号(EMESY)9にツいて、″拡
張メモリ1がビジーであることを示す信号2′をONさ
せ、一方、バスマスタ11は、拡張メモリ1に対する新
たな起動の前に、この信号を判定し、ビジーであればバ
ス占有要求を抑圧する。
第2図は拡張メモリ接続機構(ADPT)3およびバス
スレーブ(BS、わ)6の内部構成の一例を示す。
拡張メモリ接続機構(ADPT)3は、制御部21とバ
ッファ22とを備える。また、バススレーブ(BS、。
)6は、制御部23と、バッファ24と、制御部25と
を備える。
バス8上のアドレス38および書込データ39および起
動元識別情報44は、バッファ24に格納され、拡張メ
モリ・アクセスのためのアドレス28およびデータ29
として出力される。制御部23は、前記アドレス38お
よび書込みデータ39の受取りの制御を行なう。
制御部21は、制御部23からの起動信号31を受付け
、拡張メモリに対し起動信号26を出力する。拡張メモ
リからの読出しデータ30は、拡張メモリからの応答信
号27によりバッファ22に格納される6また。制御部
2]は、同応答信号27を受付け、制御部25に対する
応答要求信号32を出力する。
制御部25は、同要求を受付けると、応答バス占有要求
41を出力し、応答バス占有許可42を受付けると、信
号36をONL、で、バッファ22の出力33をバス7
上のリード・データ40に出力し、また、起動元識別情
報46をバス7上の信号45に出力し、さらに、これと
同時に、応答信号43を出力する。応答終了後、信号3
4をONして制御部23に応答の終了を知らせる。
制御部23は、前記の起動受付は後、拡張メモリBus
y信号9をONし続け、信号34のONにより同信号を
OFFする。
第3図はバススレーブ内の制御部23の内部構成の一例
を示す。
制御部23は、デコーダ50と、ANDゲート51と、
フリップ・フロップ52とを備える。
デコーダ50は、アドレス38を判定し5そのアドレス
範囲が拡張メモリである時信号53をONする。AND
ゲートS1は、起動信号37と前記信号53をAND 
L、、信号31.35を出力する。信号31.35は、
拡張メモリへの起動信号である。フリップ・フロップ5
2は、セット・リセット形フリップ・フロップで、セッ
ト入力には信号31が入力され、リセット入力には信号
34が入力される。その出力は、拡張メモリビジー信号
9として出力される。
第4図はバスマスタ(BM)11の内部構成の一例を示
す、 バスマスタ(BM)11は、制御部7oと、バッファ7
1と、制御部72とを備える。
制御部70は、プロセッサPがらの起動信号64を受付
け、起動用バス占有要求6oをONする。その後、起動
用バス占有許可61を受付けると、信号62をONして
、プロセッサPからのアドレス65をバス8上のアドレ
ス信号38へ出力し、プロセッサPからのライト・デー
タ66をバス8上のライト・データ39へ出力し、起動
元識別情報67をバス8上の信号44へ出力する。同時
に、起動信号37をONする。ただし、ON条件には、
拡張メモリBusy信号9とプロセッサPからのアドレ
ス65も関係するが、その詳細については、第5図を参
照して後述する。
制御部72は、応答信号43を受付けると、起動元識別
情報45を判定し、同情報が自分の起動元識別情報と一
致した時のみ信号63をONt、て、バス7上のリード
・データ40をバッファ71に格納し、プロセッサPへ
のリード・データ68を出力する。同時に、プロセッサ
Pに対して応答信号69をONする。
このようにすることにより、起動順序とは独立に、応答
要求の発生した順序に従って、バス上の、応答が行なわ
れる。
第5図はバスマスタ内の制御部70の内部構成の一例を
示す。
制御部70は、デコーダ80と、NANDゲート81と
、ANDゲート82と、ゲート85とを備える。
デコーダ80は、プロセッサからのアドレス65を判定
し、そのアドレス範囲が拡張メモリである時、信号83
をONする。NANDゲート81により、アドレス範囲
が拡張メモリで、かつ。
拡張メモリがBusy状態の時、信号84はONし、A
NDゲート82を抑圧する。このため、プロセッサから
の要求信号64がONしても起動バス占有要求信号60
はONしない。
拡張メモリBusy信号9がOFFすると、信号84は
0FFL、要求信号64は、バス上の要求信号60へ出
力される。
次に、起動バス占有許可信号61がONすると、ゲート
85がONL、、プロセッサからの起動信号64がバス
上の起動信号37へ出力される。また同時にアドレスな
どのバス出力イネーブル信号62がONする。
第6図は実施例のタイム・チャートの一例を示す。
同タイム・チャート上で実線で示す波形は、プロセッサ
(ID  &=1)から拡張メモリへのアークセスに対
応する。破線で示す波形は、プロセッサ(IDNQ=2
)から応答の速いメモリへのアクセスに対応する。
図中(A)のタイミングでは、プロセッサ(&1)から
拡張メモリへの起動が行なわれ、起動終了後、拡張メモ
リビジー信号EMBSYがONする。
したがって、その後は、拡張メモリへの起動はサプレス
される。
タイミング(B)では、プロセッサ(Nα2)から応答
の速いメモリへの起動が行なわれ、タイミング(C)に
て、メモリからの応答が同プロセッサに返される。
その後、タイミング(D)にて、拡張メモリからの応答
が、プロセッサ(Nα1)に返され、信号EMBSYが
OFFする。OFF後は、拡張メモリへの次のアクセス
が可能となる。
第7図は、メモリ(M)2およびバススレーブ(BS、
)5の内部構成の一例を示す。
メモリ2は、RAM (ランダムアクセスメモリ)9・
3と、制御部92とを有する。また、バススレーブ(B
S)5は、バッファ90と、制御部91゜94とを備え
る。
バッファ90は、同時に起動される可能性のある要求の
全部を格納できる容量(段数)を有する、FIF○(フ
ァーストイン・ファーストアウト)からなる。段数は、
例えば、プロセッサ(PL、・・・Pn)4の数(n)
分、設けられる。
制御部91は、バス8上のアドレス38、書き込みデー
タ39および起動元識別情報44の受取制御を行ない、
ライト信号1ooをオンすることにより、前記アドレス
38、書き込みデータ39および起動元識別情報44を
バッファ90に格納すると共に、バッファ90のライト
ポインタを1進める。バッファ90は、ライト信号10
0のオンにより、該バッファ90が空ではないことを示
す信号101をオンにする。
制御部92は、同信号101がオンすると、リード信号
102をオンにすると共に、メモリ選択信号105を出
力する。前記リード信号102がオンすると、バッファ
90は、メモリアクセスのためのアドレス103および
書き込みデータ1−04を出力する。
RAM93は、前記信号105を受け付けると、書き込
みデータ104を格納するか、または、読みだしデータ
109を出力する。また、制御部92は、前記メモリ9
3の動作の完了を待ってから、制御部94に対する応答
要求信号106を出力する。
制御部94は、同信号を受け付けると、応答バス占有要
求111を出力し、応答バス占有許可112を受けると
、信号108をオンして、読みだしデータ109をバス
7上のリードデータ4゜に出力し、また、起動元識別情
報110をバス7」二の信号45に出力し、同時に応答
信号43を出力する。応答終了後、信号を出力して、制
御部92にて応答の終了を知らせる。
制御部1.02は、同信号を受け付けたとき、リート信
号1.02をオフし、バッファ90のリードポインタを
1進める。この時、もし、バッファ90が空になったな
らば、同バッファ90は、信号101をオフにする。一
方、同バッファ90内に、まだメモリ93をアクセスす
るためのアドレスおよび書き込みデータが残っていれば
、信号101をオンのままにする。制御部92は、リー
ド信号92をオフにした後も、信号101がオンである
ならば、信号102と信号105を再び出力し、次のメ
モリアクセス動作に移る。
本実施例によれば、応答の速い第1のメモリ群すなわち
、第1図に示すメモリ2が接続されたバススレーブ5は
、内蔵するバッファ90に、同時に起動される可能性の
ある複数の要求を格納することができる。これにより、
メモリに対する起動と応答とを分離できて、メモリが動
作中であっても、起動要求を受け付けることができる。
従って。
バスマスタは、再起動を繰り返すことを要しない。
なお、この方式は、応答の速い第1のメモリ群に限らず
、第2のメモリ群にも適用することができる。
なお、本発明は、以上に述べた実施例の構成要素のすべ
てを完全に備えていなくともよく、一部の構成要素は省
略することができる。例えば、第7図に示すものは、省
略してもよい。また、本発明は、他の構成要素を加えた
り、構成要素の一部を変形したりすることも可能である
。以下に、例を挙げる。
上記実施例では、複数のバスマスタに接続される機器は
、プロセッサとしたが、プロセッサ以外の機器、例えば
、デバイスとの入出力転送を行なうDMA機構の場合に
も適用できる。
また、上記実施例では、応答の速いメモリ用のバススレ
ーブと拡張メモリ用のバススレーブ各1台としたが、バ
ススレーブが1台のみでその先にメモリバスがあり、メ
モリバスに応答の速いメモリ群と拡張メモリとが接続さ
れるシステムに対しても適用できる。また、拡張メモリ
用のバススレーブが複数接続されるシステムにも適用で
きる。
ただし、その時には、拡張メモリビジー信号はワイヤー
ドORとするか、複数本バスに配置する必要がある。
また、上記実施例では、メモリ2を1台と、拡張メモリ
1登1台用いるシステムに適用した例をを示すが、本発
明は、これに限られず、複数のメモリからなるメモリ群
、複数の拡張メモリからなる拡張メモリ群についても適
用可能である。
また、本発明の変形例として、ビジー信号の代りにバス
上の汎用的なコマンド伝達手段を用いて、ビジーになっ
た時とビジー解除になった時、バススレーブから全ての
バスマスタに対して、ビジーになったことあるいはビジ
ー解除になったことを伝達する方式とすることもできる
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように、拡張メモリビジー信号
を用いることにより、拡張メモリビジー中は、応答の速
いメモリに対するアクセスは阻害されず、かつ、拡張メ
モリに対する次のアクセスはバスを全く占有しないので
、バススループットの低下がない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図、第2図は拡張メモリ接続機構およびバススレーブ
の内部構成の一例を示すブロック図、第3図はバススレ
ーブ内の制御部の内部構成の一例を示すブロック図、第
4図はバスマスタの内部構成の一例を示すブロック図、
第5図はバスマスタ内の制御部の内部構成の一例を示す
ブロック図、第6図は実施例のタイム・チャート、第7
図はメモリおよびバススレーブの内部構成の一例番示す
ブロック図である。 1・・・拡張メモリ、2・・・メモリ、3・・・拡張メ
モリ接続機構、4・・・プロセッサ、5,6・・・バス
スレーブ、7・・・応答用バス、8・・・起動用バス、
9・・・美時−信号、11・・・バスマスタ、12・・
・起動用バスコントローラ、13・・・応答用バスコン
トローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、応答の速い第1のメモリと、応答の遅い第2のメモ
    リとが、それぞれ1または2以上存在すると共に、これ
    らに対してアクセスする装置が複数存在し、前記メモリ
    とアクセスする装置とを接続する共通のバスが存在する
    システムにおいて、 応答の遅い第2のメモリに対する、アクセスする装置か
    らの新たな起動要求が受けつけられない状態のとき、該
    第2のメモリがビジーであることを示す手段と、アクセ
    スする装置が第2のメモリに対して新たに起動する前に
    、この信号を判定し、ビジーであればバス占有要求を抑
    圧する手段とを有することを特徴とするバス制御方式。 2、応答の速い1または2以上のメモリからなる第1の
    メモリ群および応答の遅い1または2以上のメモリから
    なる第2のメモリ群が接続される1または2以上のバス
    スレーブ機構と、上記第1、第2のメモリ群に対してア
    クセスする装置がそれぞれ接続される、複数のバスマス
    タ機構と、これらの機構が接続されるバスとを有するバ
    スシステムにおいて、 応答の遅い第2のメモリ群に対するバスマスタ機構から
    の新たな起動要求をバススレーブ機構が受け付けられな
    い状態であるか否かを示す情報を全てのバスマスタ機構
    に連絡する手段と、前記連絡を受信するまで第2のメモ
    リ群に対する新たな起動のためのバス占有要求を抑圧す
    る手段とを有することを特徴とするバス制御方式。 3、上記起動要求をバススレーブ機構が受け付けられな
    い状態であるか否かを示す情報を全てのバスマスタ機構
    に連絡する手段は、バススレーブ機構とバスマスタ機構
    とを接続するビジー信号線と、第2のメモリに対するバ
    スマスタ機構からの新たな起動要求をバススレーブ機構
    が受けつけられない状態のとき、上記信号線上に設定さ
    れる、第2のメモリがビジーであることを示す信号をオ
    ンさせる機能とを備える請求項2記載のバス制御方式。 4、上記第2のメモリがビジーであることを示す信号を
    オンさせる機能は、バススレーブ機構に設けられ、上記
    バス占有要求を抑圧する手段は、バスマスタ機構に設け
    られる請求項3記載のバス制御方式。 5、上記バス占有要求を抑圧する手段は、第2のメモリ
    群に対する新たな起動の場合のみ機能し、第1のメモリ
    群に対する新たな起動の場合には機能しないものである
    、請求項2、3または4記載のバス制御方式。 6、上記第1のメモリに対する起動要求時に、起動要求
    元を示す起動要求元識別情報を起動要求と共に第1のメ
    モリ側に送る手段と、第1のメモリ側からの応答時に、
    当該応答に対応する起動要求元識別情報を返送する手段
    と、返送された起動要求元識別情報と自装置の識別情報
    とを比較して一致するとき、応答を受け付ける手段とを
    備える、請求項1記載のバス制御方式。 7、応答の速い1または2以上のメモリからなる第1の
    メモリ群および応答の遅い1または2以上のメモリから
    なる第2のメモリ群と、これらに対してアクセスする複
    数の装置と、前記メモリとアクセスする装置とを接続す
    る共通のバスとを備える情報処理システムであって、 第2のメモリ群に対する、アクセスする装置からの新た
    な起動要求が受けつけられない状態のとき、該第2のメ
    モリ群がビジーであることをアクセスする各装置に示す
    手段と、アクセスする装置が第2のメモリに対して新た
    に起動する前に、この信号を判定し、ビジーであれば起
    動要求を抑圧する手段とを有することを特徴とする情報
    処理システム。 8、上記バスは、起動を行なう部分と、応答を行なう部
    分とを独立に有するものであり、 上記第1のメモリ群と上記バスのうち起動を行なう部分
    との間に接続され、該バスを介して送られるメモリ起動
    要求を蓄積する手段と、該蓄積されたメモリ起動要求に
    基づいて、メモリに対するアクセスを制御する手段とを
    備える、請求項7記載の情報処理システム。 9、メモリと、該メモリに対してアクセスする複数の装
    置と、前記メモリとアクセスする装置とを接続する、起
    動と応答とが独立に行なえるバスと、上記メモリと上記
    バスのうち起動を行なう部分との間に接続され、該バス
    を介して送られるメモリ起動要求を蓄積する手段と、該
    蓄積されたメモリ起動要求に基づいて、メモリに対する
    アクセスを制御する手段とを備えることを特徴とする情
    報処理システム。 10、メモリ起動要求を蓄積する手段は、同時に起動さ
    れる可能性のある要求のすべてを格納できる容量を有す
    るファーストイン・ファーストアウトのバッファである
    、請求項8または9記載の情報処理システム。 11、応答の速い1または2以上のメモリからなる第1
    のメモリ群および応答の遅い1または2以上のメモリか
    らなる第2のメモリ群と、これらに対してアクセスする
    複数のプロセッサと、前記メモリとアクセスする装置と
    を接続する共通のバスとを備えるマルチプロセッサシス
    テムであって、 上記第2のメモリ群に対するアクセスについて、いずれ
    かのプロセッサがアクセスしているときは、他のプロセ
    ッサに対してビジー信号を出力してアクセス要求を抑圧
    することを特徴とするマルチプロセッサシステム。
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