JPH04198587A - シールド工法における加泥材注入制御方法 - Google Patents

シールド工法における加泥材注入制御方法

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JPH04198587A
JPH04198587A JP33186390A JP33186390A JPH04198587A JP H04198587 A JPH04198587 A JP H04198587A JP 33186390 A JP33186390 A JP 33186390A JP 33186390 A JP33186390 A JP 33186390A JP H04198587 A JPH04198587 A JP H04198587A
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muddying
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Mikio Takeuchi
幹雄 竹内
Yasuhide Seno
背野 康英
Kazuyoshi Okuma
大熊 一由
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Okumura Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、シールト[′、2,1−iにおける加泥材
注入制御方法の改良に関する。
【従来の技術] シールト工法とは、以下に述へるようにして地盤を掘削
する方法である。第71’X+に示すように、/−ルド
[23の先端に設けられると共にカッター21か取り付
けられたカッター板20を、モータ28によって回転し
て地盤を掘削する。そして、この掘削された土砂はスク
リューコンヘア26によってトンネル内にIJl出され
、1・口台車33等によってトンネル外に運搬される。 こうして地盤を掘削しなから、セグメント22.22.
 ・を反力体とするシールド機23の後端部内周に設け
られた複数の推進/ヤノキ2/1,24.  ・によっ
て、上記シールト機23を前進さぜるのである。その際
に、カッター21によって切削される地盤(切羽)25
か崩壊して、地−1−に悪影響を与えないように切羽2
5を安定さぜることか必要である。 そのため、従来よりチャンバー30内に掘削土砂を貯留
して上記チャンバー30内に土圧を発生させ、その土圧
を切羽25の土圧に対抗させることによって、切羽25
を安定さぜるのである。そこで、切羽25を安定さ已゛
るためにチャンバー30内の土圧を適正に制御すること
か重要である。 l−にチャンバー30内の土圧制御は次のようにして行
っている。すなわぢ、上記シールド機23のスキンプレ
ート31内をチャンバー30と機械室32とに区切る隔
壁27に土圧a129を取り付ける。そして、この土圧
訓29によってチャンバー30内の土圧を測定し、その
測定値に応じて隔−ζ− 壁27に設置したスクリューコンヘア26の回転数を制
御して排土量を調整したり、シールド/ヤ。 キ24,24.・の推進速度を制御しC取り込の土砂量
を調節したり、モータ28の回転数を制御してカッター
板20の回転を調節する。こうして、チャンバー30内
の土圧を制御することによって切羽25を安定させるの
である。 その場合、掘削地盤が砂礫てあったり固結粘度である場
合には、掘削された土砂か固まりとしてチャンバー30
内に貯留されるのてチャン1X−30内に土砂か充満し
にくく、チャンノ\−30内に空間が生ずる。その結果
、力、ター板20に挟かる土圧が不均一なためカッター
板20の回転トルクか大きくなったり、切羽面に均一な
土圧を発生させることかことか困難になったりする。ま
た、スクリューコンヘア26による1J1土かスムーズ
にいかない場合もある。 このような欠点を解決するために、チャンノ\−30内
に、粘土、ベン1−ナイトおよびカルホキシルメチルセ
ルロース(C: M C)等を混入あるいは溶6一 解した液体状の加泥材を、加泥材r1ミ人ポンプ341
こよって注入ホース:35を介してチャンバー30内に
注入することか行われる。こうしC1加泥+Aかr(ミ
人された掘削土砂をカッター板2oにおけるチャンバー
30側の面に取りHljられた撹拌羽根3Gによって撹
拌して混合することによって、チャンバー30内の掘削
土砂を流動化して土圧を安定させて切羽25を安定させ
るのである。このようなシールト工法を加泥シールトエ
法と言う。ところが、掘削土砂に加泥材を多量に注入し
過きると掘削土砂か流体状になってしまって、スクリュ
ーコンヘア26およびトロ台車33等による土砂のIJ
I出に支承を来したり土砂の処分か困難になったりする
。そこて、チャンバー30内の一14砂の固さを未だ固
まらない状、態のコンクリ−1・状の塑性流動状態に保
つために、上記加泥材注入ポンプ34の吐出量を制御し
て加泥祠の注入量を適正に保つ必四かある。 その際における加泥材の注入量は、事前にお(プる地質
調査で得られた土砂の種類によって又は事前の実験によ
って単位土砂量当たりの加泥材注入量を決定し、この決
定値に従って加泥材を定量注入するようにしている。 【発明か解決しようとする課題] 」−述のように、上記加泥/−ル)・工法においては、
事前における地質調査で得られた土砂の種類によって又
は事前の実験によって単位土砂量当たりの加泥材注入量
を決定し、この決定値に従って掘削土砂内に加泥材を定
量注入するようにしている。 したかって、従来の加泥シールト下法においては、予め
地質調査や実験によって/l−人士砂量を決めねばらな
す面倒であるという問題かある。また、予め調査した地
質結果と実際の地質とは異なる場合が多々ある。そのた
め、オペレータはシールト機23を運転中に絶えず土圧
計29の値とIJ1゛出される土砂の状態とを観察し、
この土圧計29の値とIJ)出される土砂の状態とに応
して加泥材注入ポンプ34の吐出量を経験と勘によって
制御して、加泥材の注入量を最適に再決定しなければな
らな〜8− 0゜したかって、加泥シールド工法における加泥材注入
ポンプには熟練したオペレータか必要であり、加泥材/
1:、大制御の自動化か容易にてきないという問題かあ
る。 そこで、この発明の目的は、熟練者の経験則から求めた
制御ルールに基づいて、加泥材注入制御を正確にかつ自
動的に行なうことかできるシールト工法における加泥材
l」。大制御方法を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、第1の発明は、隔壁によって
チャンバーと機械室とに区切られると共に前端にカッタ
ーか設けられた円筒形のスキンプレートを有するシール
ト機によって地盤を掘削する際に、上記スキンプレート
のチャンバー内の土砂に注入する加泥材の注入量を制御
するシールド工法における加泥材注入制御方法であって
、上記チャンバー内の土圧を所定時間間隔毎に所定回数
測定して、その所定時間間隔内における土圧の標章偏差
を算出し、経験則に従って、上記算出された土圧の標準
偏差の値が目標値より大きい場合には上記チャンバー内
に注入する加泥材の注入量を所定の割合で増加する一方
、上記標準偏差の値が上記目標値より小さい場合には上
記チトンバー内に注入する加泥材の注入量を所定の割合
で減少することを特徴としている。 また、第2の発明は、上記第1の発明のシールト工法に
おける加泥材注入制御方法において、上記算出された土
圧の標準偏差に基づいて加泥材の注入量の増減を決定す
るに際し、経験則から求めた制御ルールと上記標準偏差
のメンバーシップ関数および加泥材注入量の変化量のメ
ンバーシップ関数とに基づいて、上記加泥材注入量の変
化量をファジィ推論することを特徴としている。 また、第3の発明は、隔壁によってチャンバーと機械室
とに区切られると共に前端に力、ターか設けられた円筒
形のスキンプレートと、モータによって駆動されて上記
ヂ、・ンハー内の土砂を撹拌する撹拌部材を何するシー
ルト機によって地盤を掘削する際に、上記スキンプレー
トのチャンバーIO−IO− 内の十砂に乙二人する加泥材のベニ大川を制御するシー
ルド王法における加泥材注入制御方法であって、上記チ
ャンバー内の土圧を所定時間間隔毎に所定回数測定して
、その所定時間間隔内における土圧の標準偏差を算出し
、上記撹拌部材を駆動するモータの撹拌トルクを測定し
、経験則に従って、上記算出された土圧の標準偏差の値
がその目標値より大きくかつ上記測定された撹拌l・ル
クの値がその1」標値より大きい場合には、上記チャン
バー内にt十人する加泥材の注入量を第1の所定の割合
で増加し、I−記標準偏差の値または上記撹拌トルクの
値のいずれか−・方のみが−1−記目標値より大きい場
合には、上記チャンバー内に注入する加泥材の注入量を
」−起筆1の所定の割合より小さな第2の所定の割合で
増加する−・方、上記撹拌トルクの値が−1−記目標値
より小さい場合には上記チャンバー内に注入する加泥材
の注入量を所定の割合で減少することを特徴としている
。 また、第4の発明は、」−起筆3の発明のシールト「法
における加泥材注入制御方法において、−」二記算出さ
れた土圧の標準偏差および測定された撹拌トルクに基づ
いて加泥材の注入量の増減を決定するに際し、経験則か
ら求めた制御ルールと上記標弗偏差のメンバーシップ関
数、上記撹拌トルクのメンバー7ソプ関数および加泥材
注入!11の変化量のメンバー7ソプ関数と(こ基づい
て、1.: W己力目i己材注大量の変化量をファジィ
推論することを特徴としている。 【実施例] 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。 第1図はこの発明に係る加泥材注入制御装置のブロック
図である。この加泥材注入制御装置は、隔壁1に取り付
けられた−1−圧計2、カッター板3を回転さぜるモー
タ4に取りイ」けられたトルク315、上記上圧計2お
よびトルク計5からの信号等に基づいて加泥材の注入量
をファジィ推論によって決定するファジィ制御部8およ
びチャンバー10内へ加泥材をベソ\する加泥材注入ポ
ツプ9によって概略構成されている。 −1−記土圧計2はチャンバー10内に貯留された掘削
」−砂の隔壁]側の土圧(以下、隔壁上圧と言う)を検
出する。また、1−Iルク計5はモータ4の1−ルクを
計測することによってカッター板3の回転l・ルク(以
下、単にカッタートルクと言う)を検出する。そうする
ど、−次回帰式算出部11は、△/1つ変換器15によ
ってティンタル値に変換された力、ター)・ルクを表す
信号と、A/D変換器13によってティンタル値に変換
されたシールト゛1117を前進さ已゛る打f進ンヤッ
キ6へ供給するオイル量を制御して推進ジ忙)キスピー
ドを制御n −d−る電磁弁7の開度を表ず信号とに基
づいて、ファジィ制御部8からの指示によって後に詳述
するような−・次回帰式を算出する。こうして算出され
た一次回帰式は、−次回帰式格納部14に格納される。 ここで、」1紀電磁弁7の開度を表す信号は、電磁弁7
の開度を直接検出して得ても、よいし、推進ンヤ、キス
ピート制御部(図示せず)から出力される電磁弁7の開
度制御信号から得てもよい。 上、紀ファ/イ制御部8は、A/D変換器12,15に
よってティンタル値に変換された土圧計2およびトルク
計5からの検出値や一次回帰式格納部14に格納された
一次回帰式に基づいて、後に詳述するごとく加泥材乙−
人世の変化量を推論する。 そして、加泥材注入ポンプ9を最適吐出量に制御するた
めのティンタル制御信号を出力する。こうして、ファジ
ィ制御部8から出力されたティンタル制御信号をD/A
変換器16によって変換して得られたアナログ制御信号
に基づいて、加泥材注入ポンプ9の吐出量か最適に制御
される。 次に、上記ファジィ制御部8によって加泥+46h人量
の変化量を推縮1する際に用いられる制御ルールド、そ
の制御ルールに基つくファジィ推論の方法について詳細
に述へる。本実施例においては、2つの制御ルールの例
を上げて説明する。 箸上例 第1図において、加泥材を一定単位量てLl:、太しな
がらシールト機17を掘進すると、力、ター板3の回転
によ−って地盤が掘削されて掘削」−砂がチャンバー1
0内に貯留され、隅壁土圧が発生する。 この隔壁上圧を土圧計2によって例えは1秒毎に30秒
間測定し、その30秒間における標準偏差σ、−1,を
求める。ここで、土圧5」2の検出値の標!′I/i偏
差σCPか太きいということは」−正値のばらつきか大
きいことを意味する。したかって、チャンバー10内に
おける土砂間に空隙か生して、土砂かチャンバー10内
に充満していないために切羽への押力にばらつきか生ず
る。一方、標準偏差σCI’か小さいということば土圧
値のばらつきか小さいことを意味する。つまり、掘削土
砂に加泥材が適正に混入されて掘削土砂が流動状態にあ
る。したかって、土砂かチャンバー10内に充満してお
り切羽への押力か均一になるのである。 そこで、熟練者の経験則から求めた以下のような制御ル
ールによって、隔壁土圧の標準偏差σ、2゜か目標値に
なるように加泥材注入量の変化量△Qを推論するのであ
る。 IFびわ8、is BG TIITシN/\Q is 
PI3  (I)IF  a、、  is  20  
TIIIEN  、へQ  is  NB  −(2)
1:、記i1i’l 御ルール(])、(2)における
標準偏差σ。□、か状態BGあるいは状態ZOとなる度
合いを表すメンバー/ノブ関数(帰属関数)を第2図に
示す。また、変化量ΔQか状sI) Bあるいは状!ル
NBとなる度合いを表ずメンバー/ツブ関数はメングル
トンタイプとして次にように定義する。 PB:加泥材注入量を大きくする( 15(!/m1n
)NB:加泥材注入量を小さくする(−]、5f2/m
目1)ここで、標準偏差σ。、か状態Z○の場合に加泥
材注入量を小さくするのは、標準偏差σCpの値は第2
図における目標値σ。、“を保ては十分てあり、目標値
σ。、゛以下の場合には加泥材か不必要に使用されるた
めである。 本実施例における推論の形式としては所謂直接法を用い
た。すなわぢ、算出された隔壁土圧Pの標準偏差σ。2
の値に基づいて、上記制御ルール(1,)、(2)を用
いて、標準偏差σ、20、のメンバーシップ関数から求
めた上記制御ルールの前件部の命題の適合度に応して後
件部の命題(変化量ΔQか状態1)Bあるいは状態NB
となる)の適合度を推論する。つまり、上記制御ルール
(])、(2)と上記各メンバー/ツブ関数とを用いて
ファジィ論理演算を行い、加泥材注入量の変化量ΔQの
演算を行なうのである。 第4図に上記ファジィ制御部8によって実施される第1
例におけるファジィ推論のフローチャートを示す。以下
、第4図に従って、加泥材注入量の変化量△Qの値UQ
の算出方法について詳述する。 ここで、制御ルーツ喧])、(2)の前件部におけるあ
る標準偏差σcpの値の取り得る状態(BGあるいはZ
O)をA1とし、その場合に後件部の変化量△Qの取り
得る状態(PBあるいはNB)をB1とする。但し1は
前件部の命題か成立する制御ルールの番号である。 ステップS1で、上記土圧計2によって、例えは1秒毎
に30秒間の隔壁」1圧Pの値が計測されてファジィ制
御部8に入力される。 ステップS2で、胴側された10秒間の隔壁土圧丁〕の
値の標準偏差σ。1、の値が算出される。 ステップS3で、上記制御ルール(])、(2)の前件
部の命題の適合度ω1か次式によって算出されω1=h
Ai(σcp) 但し、bAi(σ。2) ;算出された標準偏差σ6pの値に対する状態Aiにお
けるメンバーシップ関数の値ステ、プS4で、」二記ス
テップS3において算出された前件部の適合度ωlに基
づいて、上記制御ルール(1)、(2)の後件部の適合
度(すなわち、制御ルール(1,)、(2)による推論
結果)*hBi(△Q)か次式によって算出される。 *hBi(ΔQ)−ω1−hI3i(△Q)但し、hB
 i(△Q)変化量△Qの状態Biにおけるメンバーン
ノブ関数の値 ステップS5で、上記ステップS4において算出された
後件部の8個(第1例においては1個〜2個)の適合度
*hBi(△Q)に基づいて、加泥材注入量の変化量△
Qの値U。か次式によって算出される。 UQ−(Σ*hBi(△Q]/a i=1 ステップS6で、」二記ステップS5において算出され
た加泥材注入量の変化量△Qの値UQを表ずティンタル
制御信号が、子連のようにD/Δ変換変換器−6力され
る。 ステップS7で、ファジィ推論を終了するか否かか判別
される。そして、終了の指示がなければステップS1に
戻り、終了の指示があればファジィ推論を終了する。 こうして、隔壁]に取り付けられた土圧計2からの隔壁
土圧Pを表す信号に基っく加泥材注入量の変化量△Qの
値UQによって、加泥材注入ポンプ9の吐出量か自動的
に制御されるのである。 このように、第1例においては、加泥材注入ポンプ9の
吐出量制御に関する熟練者の経験則から求めた制御ルー
ルと上記t= si偏差σ。1、および加泥材注入量の
変化量△Qのメンバーンノブ関数とに基づいて、加泥材
注入量の変化量へ〇をファジィ推論する。そして、推論
された加泥材注入量の変化量△Qの値U0に基づいて加
泥材注入ポンプ9の吐出量を制御するようにしている。 したかって、第1例によれば、熟練オペレータの経験と
勘によらなくどもチャンバー10内の掘削土砂の状態を
最適な塑性流動状態に自動的に(宋つことかでき、土圧
の安定化と土砂の111出の容易化を実施できる。 第−則烈 」二連の第1例においては、1秒毎における30秒間の
隔壁−に圧Pの値の標準偏差σ1.1、の値を、第2図
における目標値σc1.゛になるように加泥材の注入量
をファ7推諭)に基づいて制御することによって、チャ
ンバー10内の掘削土砂の状態か最適な塑性流動状!ル
になるようにしている。 ところか、隔壁土圧Pの標準偏差σc1の値が目標値σ
、2”であってチャンバー10内の掘削」−砂の状態か
均一であったとしても、掘削土砂全体か硬過ぎたり軟ら
か過ぎたりしてスクリューコンベア26(第7図参照)
でill出するのに適さない場合かある。したかって、
掘削土砂の状態を最適な塑性流動状態に保つには、隔壁
土圧Pの標準偏差σ。16に基つく加泥材注入量の制御
のみては完全であるどは言えず、掘削土砂の硬さを表す
情報を加味する必要かある。 そこで、第2例においては、」二連の隔壁上圧■)の標
準偏差σ、pの情報に加えてチャンバー10内における
掘削土砂の撹拌トルクの情報を導入して加泥材注入量を
制御し、掘削土砂の状態を最適な塑性流動状態にするの
である。 第1図において、第1例の場合と同様にして、隔壁1に
取り付けられた土圧計2によって、隔壁]ユ圧■〕を例
えは1秒毎に30秒間測定し、その30秒間における隔
壁土圧Pの標準偏差σ。3、を求める。そして、この標
準偏差σcpによってチャンバー10内における土砂の
固まり状態を検知する。 さらに、第2例においては、カッター板3を回転さ已る
モータ4に設けられた!・ルク計5によって力、タート
ルクTを検出する。 上記カッター板3にはカッター18および撹拌羽根19
か取り付けられている。したかって、検出される力、タ
ートルク1゛は、カッター18によって地盤を掘削する
際の切削抵抗と撹拌羽根19かチャンバー10内の掘削
」−砂を撹拌する際の撹拌抵抗とによって生ずる。その
うぢ、切削抵抗は41(進ンヤッキ6,6.  のスピ
ードと地盤の固さによって決まる。したかって、現在の
切削抵抗に基つくトルクは、地盤を掘削している最中に
検出された掘削土砂の状態か最適な塑性流動状態におけ
る最新の所定数のカッター)・ルク]゛の検出値と推進
シャ、キスピートSの検出値とから−・次回帰式算出部
]1によって算出された一次回帰式に、現在の711進
シヤツキスピーFSの値を代入することによって求める
ことかできる。すなわら、現在のカッタートルクTの値
がら現在の推進ソヤソキスピ−1・Sの値を用いて上記
−次回帰式にノi(ついて求められるカッタートルクT
の値Taを差し引いた値が、現在の撹拌抵抗に基づくト
ルクの標準トルク(掘削土砂の状態か最適な塑性流動状
態の場合における撹拌抵抗に基づ<トルク)からのずれ
の度合いを表す値であると言える。 このことから、上記推進ンヤッキスピードSの値を用い
て上記−次回帰式から求めたカッタートルク′Fの値T
aからのカッタートルク′I゛の値の偏差Rcsの値が
大きいということは撹拌羽根19の撹拌抵抗に基つく1
−ルクの値が大きいことを意味する。したかって、チャ
ンバー10内の掘削−に妙の硬さは硬いのである。一方
、上記偏差Iく。5か小さいということは撹拌羽根19
の撹拌抵抗に基づ<トルクの値が小さいことを意味する
。したかって、チャンバー10内の掘削」1砂の硬さは
軟らかいのである。つまり、上記偏差R68によって掘
削土砂の硬さを表すことかできるのである。 このことから、第2例においては、隔壁上圧)〕の〕標
専1偏差σ、−1と力、タートルク′rの−1−紀一次
回帰式からの偏差R,。5にJJついて、ファジィ推論
によって切羽土圧の安定化とチャンバー10内に13け
る掘削土砂の塑性〆J(E動化を図るのである。 そこで、熟練者の経験則から求めた以下のような制御ル
ールによって、加泥材の注入量の変化ht△Qを推論す
る。 IF cycp is BG TIIEN△Q  is
 PB =(3)IFσ、、 i s Z O1’1l
EN△Q is 20   (4)IP [、、is 
P B TIIEN△Q is PB −(5)IF 
R,、is ZO1’1lEN△Q is 20−(6
)IF R,、is N B ]’1lEN l\Q 
is N B −(7)上記制御ルール(3)、(4)
、(5)、(6)および(7)における標準偏差σ、。 いか状態13 Gあるいは状態ZOとなる度合いを表ず
メンバーンノブ関数を第2図に示す。また、上記制御ル
ール(5)、(6)および(7)における偏差Rcsか
状jQ p J3あるいは状態Z○あるいは状態N B
となる度合いを表ずメンバー7ツプ関数を第3図に示す
。さらに、変化量△Qか状rs P Bあるいは状態Z
○あるいは状態NBとなる度合いを表すメンバー/ツブ
関数は、第1例と同様にシングルトンタイプとして次に
ように定義する。 PB、加泥材注入量を大きくする (15(!/m1n
)ZO加泥材占0人徂を変化さぜない(0り/m1n)
NI3  加泥材注入量を小さくする (−15り/m
1n)第5図に上記ファジィ制御部8および一次回帰式
算出部11によって実施される第2例におけるファジィ
推論のフローチャー1へを示す。以下、第5図に従って
、加泥材d−人里の変化量△Qの値U。 の算出方法につい−C詳述する。ここて、制御ルール(
3)、(4)、(5)、(6)および(7)の前件部に
おζプるある標準偏差σCpの値またはある偏差Rc8
の値の取り得る状態(B3 G、 Z O,I) Bあ
るいはNB)をA1とし、その場合に後件部の変化量Δ
Qの取り得る状態(PB、ZOあるいはN15)をB1
とする。 (−r−t L、 iは前件部の命題か成立する制御ル
ールの番号である。 ステップSllで、」二記−に圧7N2によって、例え
は1秒毎に30秒間の隔壁土圧Pの値が計測されてファ
ジィ制御部8に入力される。また、上記トルク計5によ
ってカッタートルク′「が計測され、」−紀電磁弁7の
開度を表す信号に基づいて推進ンヤソキスピ−1”Sか
計1ftllされる。 ステップS]2で、計測されたカッタートルク′1゛の
値と推進/ヤノキスピ−1・Sの値とが、−次回部域算
出部11の内部メモリに格納される。 ステ、プS]3で、計測された10秒間の隔壁土圧Pの
値の標準偏差σ1.1.の値が算出される。 ステップS]4で、−次回婦人格納部14に格納された
ノJ、タートルク′Fと推進ジヤツキスピード゛Sとの
最新の一次回帰式を表すテークか読み出される。 ステップS]5で、上記−次回帰式を表すテークに基つ
くノJツタートルク′Fと推進ジヤツキスピードSとの
最新の−・次回帰式から、上記ステップS11において
計測された推進シャツキスピー1’(以下、現在の推進
ンヤノキスピートと言う)Sのときのカックートルク′
I゛の値Taか求められる。そして、上記ステップS1
1において訓f則されたカッタートルク(以下、現在の
カッタートルクと言う)′r゛の上記カッタートルクT
aからの偏差R5−5の値が算出される。 ステップS1.iiで、手記制御ルール(3)、 C4
)。 (5)、(6)および(7)の前件部の命題の適合度ω
lか次式によって算出される。 ω1=hA i(σ、、、、 Rc、、)但し、bAi
(σ、、、、、 I−2cs)算出された標準偏差σ、
1.の値あるいは偏差RC9の値に対する状態/\1に
おけるメンバーンノブ関数の値 ステップS]、7で、斗〕a己ステップS]、6におい
て算出された前件部の適合度ω1に基づいて、1−記制
御ルール(3)、(4)、(5)、(6)および(7)
の後件部の適合度*t+Bi(△Q)が次式によって算
出される。 1+Bi(△Q)−ω1・h I3 i (△Q)(い
し、hBi(八〇)変化型ムQの状jff3 Biにお
けるメンバーシップ関数の値 ステップS]8で、−」二d己ステップ517(こおい
て算出された後件部のa個(第2例においては、標準偏
差σ、1.に係る1個〜2個と偏差Ro5に係る1個〜
2個との合計から成る2個〜4個)の適合度*1〕Bi
(△Q)に基づいて、加泥材注入量の変化量△Qの値U
Qか次式によって算出される。 UQ”’(Σ*hBi(△Q ] /aステップS]9
で、−4−3己ステップ518(こおいて算出された加
泥材注入量の変化量、(\Qの値UQを表すティンタル
制御信号が、上述のようにD/A変換器16に出力され
る。 ステップS20で、」−8己ステップS]8において算
出された加泥材注入量の変化量△Qの値■JQか所定値
U。より小さいか否がか判別される。ここで、」上記所
定値U。は、上記加泥H2JE人ポンプ9の吐出量を大
きく変化させてチャンバー10内の掘削土砂の硬さを変
化させない程度の値、ずなわし、掘削土砂の硬さを最適
状態に保てる限界値に設定する。 その結果UQ<Uoてあれば、上記ステップSllにお
いて計測された現在のカッタートルクTの値および現在
の推進ンヤノキスピートSの値は掘削土砂の硬さか最適
な塑性流動状fルにおけるデータであると見なすことか
できるので、新たに上記−次回倍大を算出するためにス
テップS21に進む。 一方、U、≧Uoてあれば、−次回婦人算出部11の内
部メモリに格納された現在のカッタートルクTの値と現
在の推進シャツキスピーl−8の値を取り〆肖してステ
ップ523(こ進む。 ステップS21で、上記−次回婦人算出部11の内部メ
モリに格納された現在の)Jツタ−トルクTの値および
現在の推進/ヤソキスピートSの値を含む最新の−1−
配所定数のカッタートルクTの値と推進ンヤノキスピー
トSの値とに基づいて、力。 タートルクTと11f進ノヤツキスピ−1”Sとの一次
回帰式か新たに算出される。 ステップS22で、」上記ステップS21において算出
された一次回帰式を表すデータによって、上記−次回婦
人格納部]/]の内容か更新されてステップ323に進
む。 ステップS23で、ファ/イ推論を終了するか否がかか
判別される。そして、終了の指示かなければステップS
1.Iに戻り、終了の指示があればファノイ推論を終了
する。 こうして、隔壁]に取り(=1けられた土圧512から
の隔壁土圧Y)を表ず信号とモータ4に取り(−=1け
られたトルク計5からのカッタートルク′Fを表す信号
とに基つく加泥材注入量の変化量△Qの値しQによって
、加泥材注入ポンプ9の吐出量か自動的に制御されるの
である。 このように、第2例においては、加泥材注入ポンプ9の
吐出量制御に関する熟練者の経験則から−90,− 求めjコ制御ルールと」上記標準偏差σ。53.偏差R
c、および加泥材注入量の変化量△Qのメンノ\−ソ。 プ関数とに基づいて、加泥材の注入量の変化量△Qをフ
ァジィ推論する。そして、推論された加泥材注入量の変
化量へQの値UQに基づいて加泥材注入ポンプ9の吐出
量を制御するようにしている。したかって、第2例によ
れば、熟練オペレータの経験と勘によらなくともチャン
ノ\−11内の掘削」−砂の状態を最適な硬さの塑性流
動状態に自動的に保つことができ、さらなる切羽土圧の
安定化と土砂の排出の容易化を実施できる。 上記第2例においては、チャンバー10内の掘削土砂を
撹拌するだめの撹拌羽根19をカッター板3に取り付け
ている。そして、力、ツタ−板3を回転するモータ4に
取り付けられたトルク計5によって検出されるカッター
トルク′rの」上記−次回帰式からの偏差Ro8を算出
することによって撹拌羽根]9の撹拌抵抗に基つ<トル
クに相当する値を得、チャンバー10内の掘削土砂の硬
さを把握するようにしている。しかしながら、この発明
においては必ずしもその必要はない。 例えは、第6図(第1図と同し構成および動作をする部
材には第1図と同し番号を付記)に示すように、チャン
バー10内の掘削土砂を撹拌する撹拌羽根51をカッタ
ー板3にてはなく隔壁1に設ける。そして、この撹拌羽
根51を専用の撹拌モータ52によって駆動するように
する。この場合において、−)ノツター板3か面板タイ
プである場合には撹拌羽根51にはtIL進ノヤソキス
ピ−1・に起因する切削抵抗や摩擦抵抗が発生しないの
で、ファフイ制御部8は、隔壁1に取り付けられた」二
圧5」2からの隔壁」二圧Pの標準偏差σ。pと」上記
トルク旧53からの撹拌羽根51の撹拌抵抗に基つく撹
拌トルク′I′1とに基づいて、加泥材注入量の変化量
△Qを推論する。 その際における制(al+ルールは、」上記制御ルール
(3)、(4)、(5)、(6)および(7)における
偏差Ro8を上記撹拌トルクT 、 、に置き換えた制
御ルールを用いればよい。また、撹拌!・ルク’F、、
のメンハーノノフ関数は第3図の偏差I〈。8のメンパ
ージ。 プ関数を用いれはよい。また、ファジィ制御部8によっ
て実施されるファノイ推1倫のフローチャートは、第5
図のフローチャートからカッター1−ルクTと推進ノヤ
ソキスピ−1” Sの計測、−次回倍大の読み出しと偏
差R19の算出、−次回倍大の算出と更新を除くと共に
、撹拌トルクT n +の計測を加えたフローチャー1
・となる。なお、その際に求められる制御ルールの前件
部の命題の適合度ωlは、 ω1=bAi(σ、Il、T11.) となる。 要は、第2例においては、土圧訓によって検出されたチ
ャンバー10内の土圧の標準偏差とトルク計によって検
出されたチャンバー1.O内の掘削土砂の撹拌トルクと
に基づいて、チャンバー10への加泥材注入量の変化量
へ〇を推論できればよいのである。 この発明における加泥材引入量の変化量に係るファジィ
I’((: Maのアルコリズムは、ノニ:i己’A 
I 例オ、に−び第2例におけるアルコリズムに限定さ
れるものてはない。 この発明に係るシールト4幾の構造は第1図、第6図お
よび第7図に示す構造に限定されるものではない。 上記実施例においては、加泥材注入量の変化量△Qをフ
ァジィ制御部ε3によるファノイ推論によって求めてい
るが、この発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、第1例の場合には、単に制御部の制御によって、−
1−記隔壁土圧I〕の標準偏差σ1Npの値が目標値よ
り大きい場合には加泥材注入量を所定の割合で増加する
。一方、」で、記目標値より小さい場合には加泥材注入
量を所定の割合で減少するようにしても差し支えない。 また、第2例の場合には、単に制御部の制御によって、
上記隔壁上圧Pの標準偏差σ。7、の値がその目標値よ
り大きくかつ上記撹拌!・ルクT s +の値がその目
標値より大きい場合には加泥材注入量を第1の所定の割
合で増加する。また、標準偏差σ、1の値または撹拌[
−ルク′F5.の値のいずれか一方のみが−1−記目標
値より大きい場合には加泥材注入量を」−起筆1の所定
の割合より小さな第2の所定の割合で増加する。一方、
撹拌トルク′Fs+の値が上記目標値より小さい場合に
は加泥材引入量を所定の割合で減少するようにしても差
し支えないのである。 【発明の効果] 以上より明らかなように、第1の発明のシールト工法に
おける加泥材注入制御方法は、チャンノ\−内の土圧の
標準偏差を求め、経験則に従って、この標準偏差の値が
目標値より大きい場合には−1−記チャンバー内に注入
する加泥材のt]ミ入爪を所定の割合で増加する一方、
」上記目標値より小さい場合には加泥材の注入量を所定
の割合て減少するようにしたので、熟練者の経験則から
求めた制御ルールに基づいて、加泥+A注八へ制御を正
確にかつ自動的に行なうことかできる。 また、第2の発明においては、1−起筆1の発明におい
て加泥材の注入量の変化量を求めるに際し、経験則から
求めた制御ルールと上記標準偏差および加泥材注入量の
変化量のノツタ・−ノツプ関数とに基づいて、加泥材引
入量0 イ推論するようにしたので、熟練者の経験則から求めた
制御ルールに基づいて、加泥材注入制御を正確にしかも
きめ細かくかつ自動的に行なうことができる。 また、第3の発明のシールト工法における加泥材注入制
御方法は、チャンバー内の土圧の標準偏差および上記チ
ャンバー内の掘削土砂を撹拌する際の撹拌トルクを求め
、経験則に従って、−上記標準偏差の値がその目標値よ
り大きくかっ」上記撹拌トルクの値がその目標値より大
きい場合には加泥材の/1:、大量を第1の所定の割合
で増加し、上記標準偏差の値または上記撹拌トルクの値
のいずれか一方のみが上記[」標値より大きい場合には
加泥材の注入量を上記第1の所定の割合より小さな第2
の所定の割合で増加する一方、]−記撹拌トルクの値が
上記1」標値より小さい場合には加泥材の注入用を所定
の割合で減少するようにしたので、熟練者の経験則から
求めた制御ルールに力(ついて、加泥材注入制御をより
正確にかつ自動的に行なうことかできる。 また、第71の発明においては、上記第3の発明におい
て加泥材の注入量の変化用を求めるに際し、経験則から
求めた制御ルールとL記標準偏X−1撹拌トルクおよび
加泥材、・1゛入量の変化量のメンバー/ツブ関数とに
基づいて、υ[1泥材占:大量の変化量をファジィ推論
するようにしたので、熟練者の経験則から求めた制御ル
ールに基づいて、加泥材注入制御をより正確にしかもき
め♀][1かくかつ自動的に行なうことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るIJl、l 1ftL材注入制
御装置における一実施例のブロック図、第2図は4Sl
j: iす、偏差σ。1、のメンバー/ツブ関数の一例
を示す図、第3図は偏差R1,5のメンバーンノブ関数
の一例を示す図、第4図はファジィ推論のフローチャー
1・、第5図は他の例におけるファジィ(1(論のフロ
ーチャー1・、第6図は第1図とは異なる加泥材注入制
御装置のブロック図、第7図はシールド下法の説明図で
ある。 1・隔壁、        2 土圧訓、3 カッター
板、      4・モータ、5.53・トルク計、 
   6 推論ンヤノギ、8 ファジィ制御部、 9 加泥材注入ポンプ、  10・チャンバー、11−
次回倍大算出部、 !/I  −次回倍大格納部、 17 ・シールト機、   19.51・撹拌羽根、5
2 撹拌モータ。 qJ? i’+出願人株式会社奥村組

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)隔壁によってチャンバーと機械室とに区切られる
    と共に前端にカッターが設けられた円筒形のスキンプレ
    ートを有するシールド機によって地盤を掘削する際に、
    上記スキンプレートのチャンバー内の土砂に注入する加
    泥材の注入量を制御するシールド工法における加泥材注
    入制御方法であって、 上記チャンバー内の土圧を所定時間間隔毎に所定回数測
    定して、その所定時間間隔内における土圧の標準偏差を
    算出し、 経験則に従って、上記算出された土圧の標準偏差の値が
    目標値より大きい場合には上記チャンバー内に注入する
    加泥材の注入量を所定の割合で増加する一方、 上記標準偏差の値が上記目標値より小さい場合には上記
    チャンバー内に注入する加泥材の注入量を所定の割合で
    減少することを特徴とするシールド工法における加泥材
    注入制御方法。
  2. (2)請求項1に記載のシールド工法における加泥材注
    入制御方法において、上記算出された土圧の標準偏差に
    基づいて加泥材の注入量の増減を決定するに際し、 経験則から求めた制御ルールと上記標準偏差のメンバー
    シップ関数および加泥材注入量の変化量のメンバーシッ
    プ関数とに基づいて、上記加泥材注入量の変化量をファ
    ジィ推論することを特徴とするシールド工法における加
    泥材注入制御方法。
  3. (3)隔壁によってチャンバーと機械室とに区切られる
    と共に前端にカッターが設けられた円筒形のスキンプレ
    ートと、モータによって駆動されて上記チャンバー内の
    土砂を撹拌する撹拌部材を有するシールド機によって地
    盤を掘削する際に、上記スキンプレートのチャンバー内
    の土砂に注入する加泥材の注入量を制御するシールド工
    法における加泥材注入制御方法であって、 上記チャンバー内の土圧を所定時間間隔毎に所定回数測
    定して、その所定時間間隔内における土圧の標準偏差を
    算出し、 上記撹拌部材を駆動するモータの撹拌トルクを測定し、 経験則に従って、上記算出された土圧の標準偏差の値が
    その目標値より大きくかつ上記測定された撹拌トルクの
    値がその目標値より大きい場合には、上記チャンバー内
    に注入する加泥材の注入量を第1の所定の割合で増加し
    、 上記標準偏差の値または上記撹拌トルクの値のいずれか
    一方のみが上記目標値より大きい場合には、上記チャン
    バー内に注入する加泥材の注入量を上記第1の所定の割
    合より小さな第2の所定の割合で増加する一方、 上記撹拌トルクの値が上記目標値より小さい場合には上
    記チャンバー内に注入する加泥材の注入量を所定の割合
    で減少することを特徴とするシールド工法における加泥
    材注入制御方法。
  4. (4)請求項3に記載のシールド工法における加泥材注
    入制御方法において、上記算出された土圧の標準偏差お
    よび測定された撹拌トルクに基づいて加泥材の注入量の
    増減を決定するに際し、経験則から求めた制御ルールと
    上記標準偏差のメンバーシップ関数、上記撹拌トルクの
    メンバーシップ関数および加泥材注入量の変化量のメン
    バーシップ関数とに基づいて、上記加泥材注入量の変化
    量をファジィ推論することを特徴とするシールド工法に
    おける加泥材注入制御方法。
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