JPH0419759Y2 - - Google Patents

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JPH0419759Y2
JPH0419759Y2 JP1986078855U JP7885586U JPH0419759Y2 JP H0419759 Y2 JPH0419759 Y2 JP H0419759Y2 JP 1986078855 U JP1986078855 U JP 1986078855U JP 7885586 U JP7885586 U JP 7885586U JP H0419759 Y2 JPH0419759 Y2 JP H0419759Y2
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transformer
circuit
capacitor
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inverter
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は航空障害灯や空港のガイダンスライト
(案内灯)に使用されるせん光装置、特に、イン
バータの制御により無接点にてコンデンサを切り
換えてランプの発光量を広範囲に調整できるせん
光装置に関するものである。
従来の技術 航空機の安全を守るために航空障害灯としてせ
ん光装置が高層ビルや鉄塔に設けられている。第
2図は、従来の航空障害灯の回路図を示し、図
中、1は交流入力端子、2はDC3200Vの直流定
電圧回路、3,4はコンデンサ切換用のスイツ
チ、5〜9は逆流阻止用ダイオード、10,1
1,12はコンデンサ、13はコンデンサ10,
11,12の放電時間を延ばすリアクトル、14
はキセノンランプ、15はトリガ電極、16はト
リガー回路、17は制御回路である。制御回路1
7は、スイツチ3,4の開閉を制御する開閉制御
信号を付与する出力端子とトリガー回路16に点
灯信号を付与する出力端子を有する。なお、コン
デンサ10は60μF、コンデンサ11は6μF、コン
デンサ12は1μFの容量を有する。
昼間では、制御回路17の開閉制御信号に基づ
いてスイツチ3,4が閉じられ、直流定電圧回路
2からダイオード5,6,7を通して流れる電流
によつて、コンデンサ10,11,12が充電さ
れる。コンデンサ10,11,12が充電された
状態で、制御回路17の点灯信号によつてトリガ
ー回路16から約20KVのトリガーパルスがトリ
ガー電極15により印加されると、コンデンサ1
0,11,12に蓄積された電荷はリアクトル1
3を介して放電し、キセノンランプ18が発光す
る。コンデンサ10,11,12の放電が完了す
ると前述の充電回路によつて再びこれらのコンデ
ンサ10,11,12が充電される。約1.5秒後
に再び制御回路17の点灯信号に基づいてトリガ
電極15にトリガパルスが付与されると、キセノ
ンランプ14が発光し、同様な動作が繰り返され
る。このように、キセノンランプ14は1.5秒毎
に発光し、強力なせん光で航空機などに昼間でも
障害物の存在を知らせることができる。
日没又は日の出時の薄明り時は、制御回路17
の開閉制御信号に基づいてスイツチ3が開き、ス
イツチ4は閉じた状態となる。そして直流定電圧
回路2からダイオード6と7を通じてそれぞれコ
ンデンサ11と12が充電される。トリガー回路
16からは昼間と同じように制御回路17の開閉
制御信号に基づいて1.5秒毎にトリガーパルスが
発生し、キセノンランプ14は、1.5秒毎に発光
する。しかし、コンデンサ10は、使用されない
ためキセノンランプ14の光度は、昼間より低
い。
夜間では、制御回路17の開閉制御信号に基づ
きスイツチ3とスイツチ4が開き、コンデンサ1
0と11は使用されず直流定電圧回路2からダイ
オード7を通じてコンデンサ12のみが充電され
る。コンデンサ12の放電でキセノンランプ14
は発光し、その光は、昼間又は薄明り時に比べ弱
いが、周囲は暗いので障害物の存在を知らせるに
は充分な明るさを有する。
考案が解決しようとする問題点 ところで、この航空障害灯では、機械的な開閉
式スイツチを使用してコンデンサの充電を行つて
いるため、接点が摩耗し、定期的にスイツチを交
換しなければならない。航空障害灯は、通常高所
に取付けられるため、交換作業が困難である。ま
た、航空障害灯は、腐食性ガスを含む雰囲気中に
置かれることが多く、接点の腐食が問題となる。
更に、従来の機械式スイツチでは、キセノンラン
プの発光量を細かく又は連続的に変化させること
ができない。
本考案は、上記欠点を解消し、せん光装置のコ
ンデンサ切換え用の機械的スイツチを省略し、せ
ん光装置の発光量を広範囲にかつ連続的に変化さ
せることのできるせん光装置を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本考案のせん光装置は直流入力を交流出力に変
換するインバータと、該インバータの出力端子に
各々の1次巻線が接続される複数の変圧器と、該
複数の変圧器の各々の2次巻線に整流回路を介し
て接続されるコンデンサと、該コンデンサの各々
に共通に並列接続されるせん光放電灯と、前記コ
ンデンサの各々と前記せん光放電灯とを接続する
ラインの少なくとも一つのラインに直列に接続さ
れるダイオードと、前記せん光放電灯を点灯させ
るトリガー回路と、前記インバータを構成するス
イツチング素子に選択的に駆動信号を付与して前
記複数の変圧器に選択的に交流電力を供給し、か
つ前記トリガー回路に点灯信号を付与する制御回
路とからなる。
作 用 インバータを構成するスイツチング素子の一部
を選択し、該スイツチング素子に駆動信号を付与
することによりインバータの交流出力を複数の変
圧器のうちのいずれかの変圧器に供給する。そし
てその変圧器で高電圧に昇圧された交流出力を整
流してコンデンサを充電した後、トリガー回路の
作動によりコンデンサを放電させて、せん光放電
灯を点灯する。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図について説明す
る。第1図において、第2図と同一の部分につい
ては同一符号を付す。
第1図に示す実施例のせん光装置は、交流入力
端子1に接続された整流回路21と、整流回路2
1からの直流入力を交流出力に変換するインバー
タ23と、インバータ23の出力端子に接続され
た1次巻線24を有する変圧器25と、変圧器2
5の2次巻線26の出力を全波又は半波整流する
整流回路27と、整流回路27の出力で充電され
るコンデンサ28と、コンデンサ28に接続され
たダイオード34と、インバータ23の出力端子
に接続された1次巻線29を有する変圧器30
と、変圧器30の2次巻線31に接続され全波又
は半波整流する整流回路32と、整流回路32の
出力で充電されるコンデンサ33と、コンデンサ
33及びダイオード34に接続されたリアクトル
13と、リアクトル13に接続された巻線35を
有しかつトリガー回路16で駆動されるトリガー
トランス36と、トリガートランス36に接続さ
れたせん光放電灯37とから構成される。なお、
コンデンサ28の容量は100μF、コンデンサ33
の容量は2μFに設定されている。
インバータ23は、例えば、スイツチング素子
としての複数のトランジスタ38〜43を有し、
直流端子44,45にブリツジ接続されている。
即ち、トランジスタ38と39及びトランジスタ
40と41とが変圧器25の1次巻線24に対し
ブリツジ接続され、また、トランジスタ40と4
1及びトランジスタ42と43とが変圧器30の
1次巻線29に対しブリツジ接続されている。
制御回路17は複数のトランジスタ38〜43
の駆動信号を付与する出力端子及びトリガー回路
16に点灯信号を付与する出力端子を有する。
次に、上記構成の動作について説明する。
昼間においては、制御回路17からインバータ
23のトランジスタ38〜41に駆動信号が付与
され、トランジスタ38と41及びトランジスタ
39と40が交互に導通する。従つて、トランジ
スタ38、1次巻線24、トランジスタ41の経
路及びトランジスタ40、1次巻線24、トラン
ジスタ39の経路に電流が流れて1次巻線24に
高周波の交流出力が発生する。この交流出力は、
変圧器25を介して制流回路27に供給され、こ
こで直流に変換されてコンデンサ28及びダイオ
ード34を通じてコンデンサ33を充電する。コ
ンデンサ28と33が充電された後、制御回路1
7の点灯信号に基づきトリガー回路16からトリ
ガー信号がトリガートランス36に付与される
と、コンデンサ28と33に充電された電荷は、
リアクトル13及び巻線35を通じて放電され、
その結果、せん光放電灯37が発光する。このよ
うにしてコンデンサの充放電が1.5秒毎に繰り返
される。なお、変圧器25の2次巻線26の電圧
は、2300Vに昇圧される。
日没又は日の出時においては、昼間時と動作は
ほぼ同じである。ただ制御回路17でインバータ
23のトランジスタ38〜41をパルス幅制御す
ることにより、変圧器25の2次巻線26の電圧
を1000Vに昇圧している。従つて、コンデンサ2
8と33に充電される電荷量は、昼間時よりは少
なくなり、せん光放電灯37の発光量は減少す
る。
夜間においては、制御回路17からインバータ
23のトランジスタ40〜43に駆動信号が付与
され、トランジスタ40と43及びトランジスタ
41と42が交互に導通する。従つて、トランジ
スタ40、変圧器30の1次巻線29、トランジ
スタ43の経路及びトランジスタ42、変圧器3
0の1次巻線29、トランジスタ41の経路に電
流が流れて、2次巻線31に高周波の交流出力が
発生する。この交流出力は、変圧器30を介して
整流回路32に供給され、直流に変換されてコン
デンサ33を充電する。変圧器30の2次巻線3
1の電圧は、昼間時と同様、2300Vに昇圧され
る。その後、制御回路17の点灯信号によりトリ
ガー回路16からトリガー信号がトリガートラン
ス36に付与されると、コンデンサ33に充電さ
れた電荷がリアクトル13及び巻線35を通じて
放電され、せん光放電灯37が発光する。
本考案は上述の実施例に限定されず、更に変形
が可能である。例えば、第1図に示すリアクトル
13とせん光放電灯37との間にトリガー回路1
6のトリガートランス36の巻線35を接続する
代りに、第2図に示すせん光放電灯37に取付け
たトリガー電極15を使用することもできる。更
に、第1図では、インバータの出力端子に2個の
変圧器を接続した例を示したが、インバータのブ
リツジを構成するアームを増加させることによ
り、3個以上の変圧器を接続することもできる。
考案の効果 インバータに駆動信号を選択的に与え、インバ
ータで発生する高周波交流出力を複数の変圧器の
うちの選択された変圧器に供給すると共に、その
変圧器で高電圧に昇圧された交流出力を整流して
コンデンサを充電した後、トリガー回路の作動に
よりコンデンサを放電されてせん光放電灯を点灯
させるように構成したので、下記の利点が得られ
る。
充電すべきコンデンサを無接点作動するイン
バータで切換えるので、せん光放電装置の寿命
が長くなり保守及び点検が容易になる。
インバータに付与する駆動信号のパルス幅を
変えることにより、せん光放電灯の光量を細か
くかつ連続的に調整することができる。
高周波交流出力により変圧器を通じてコンデ
ンサを充電するので、変圧器を小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すせん光放電灯
の回路図、第2図は、従来のせん光放電灯の回路
図である。 1……交流入力端子、13……リアクトル、1
6……トリガー回路、17……制御回路、21…
…整流回路、23……インバータ、24,29…
…1次巻線、25,30……変圧器、26,31
……2次巻線、27,32……整流回路、28,
33……コンデンサ、35……巻線、36……ト
リガートランス、37……せん光放電灯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流端子に接続された第1及び第2のスイツチ
    ング素子の直列回路と、第3及び第4のスイツチ
    ング素子の直列回路と、第5及び第6のスイツチ
    ング素子の直列回路とを有し、 前記第1及び第2のスイツチング素子の間に接
    続された第1の出力端子と、 前記第3及び第4のスイツチング素子の間に接
    続された第2の出力端子と、 前記第5及び第6のスイツチング素子の間に接
    続された第3の出力端子と、 からなるブリツジ型インバータと、 前記第1の出力端子と前記第2の出力端子に1
    次巻線が接続される第1の変圧器と、 前記第2の出力端子と前記第3の出力端子に1
    次巻線が接続される第2の変圧器と、 前記第1の変圧器の2次巻線に整流回路を介し
    て接続される第1のコンデンサと、 前記第2の変圧器の2次巻線に整流回路を介し
    て接続される第2のコンデンサと、 前記第1、第2のコンデンサの各々に共通に並
    列接続されるせん光放電灯と、 前記第1のコンデンサと前記せん光放電灯とを
    接続するラインに直列に接続されるダイオード
    と、前記せん光放電灯を点灯させるトリガー回路
    と、前記インバータの第1〜第4のスイツチング
    素子と、前記第3〜第6のスイツチング素子とに
    選択的に駆動信号を付与し、かつ前記トリガー回
    路に点灯信号を付与する制御回路と、 からなることを特徴とするせん光装置。
JP1986078855U 1986-05-27 1986-05-27 Expired JPH0419759Y2 (ja)

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JP1986078855U JPH0419759Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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JPS62191200U JPS62191200U (ja) 1987-12-04
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50151A (ja) * 1973-05-14 1975-01-06
JPS5475528A (en) * 1977-11-30 1979-06-16 Fuji Electric Co Ltd Inverter device
JPS5961476A (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 Toshiba Electric Equip Corp 電源装置

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JPS62191200U (ja) 1987-12-04

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