JPH04196939A - スペクトラム拡散信号復調回路 - Google Patents

スペクトラム拡散信号復調回路

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JPH04196939A
JPH04196939A JP2332316A JP33231690A JPH04196939A JP H04196939 A JPH04196939 A JP H04196939A JP 2332316 A JP2332316 A JP 2332316A JP 33231690 A JP33231690 A JP 33231690A JP H04196939 A JPH04196939 A JP H04196939A
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JP
Japan
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code
phase
signal
holding
circuit
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JP2332316A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takagi
裕朗 高木
Tatsuo Hiramatsu
達夫 平松
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、スペクトラム拡散信号復調回路に関する。
(ロ)従来の技術 従来、情報信号よりも十分広いスペクトラム幅を有する
、例えば2進の疑似雑音符号(以下、PN符号と称す)
で変調されたキャリアを送信し、受信側では送信側で用
いたのと同−若しくは相関の大きいPN符号で受信信号
を乗算することにより元の情報を復調する、所謂スペク
トラム拡散通信が知られている(例えば、電子科学19
78年11月号参照)。
斯るスペクトラム拡散通信では、上述したように広いス
ペクトラム幅を有するPN符号等で情報信号を変調して
いるため、情報信号を正確に復調するためには受信側で
形成する符号を送信側の符号と同期させる必要がある。
上記同期を取る方法と゛しては、タウ・デイザ法が知ら
れている。斯るタウ・デイザ法にろいて第7図を参照し
て説明する。
第7図において、1はスペクトラム拡散信号が入力され
る入力端子、2は電圧制御発振器(VCO)、3はVC
O2からの出力を低周波発振器4からの出力信号にて位
相変調する位相変調器、5は発振器、6は位相変調器3
からの出力信号と発振器5からの出力信号とが供給され
、RSフリップフロップ7のQ高力に基づきいずれか一
方を選択する選択回路、8は選択回路6からの出力信号
−を読み出しクロック信号とする符号発生器、9は入力
端子1からのスペクトラム拡散信号と符号発生器8から
の符号とを乗算する第1乗算器、10は第1乗算器9の
出力端に接続されたバンドパスフィルタ(BPF)、1
1はBPFIOを通過した信号をエンベロープ検波する
検波器、12は検波器11からの検波信号が供給される
バンドパスフィルタ(BPF)、13はBPF12を通
過した信号と低周波発振器4からの出力信号とを乗算す
るための第2乗算器、14は第2乗算器13の出力信号
が供給されるローパスフィルタ(L P ’F )で、
このLPF14を通過した信号は、制御信号としてVC
O2に供給される。15はBPFIOを通過した信号の
レベルを検出するレベル検出回路で、前記信号レベルが
所定レベル以上となったとき、Hレベルの検出信号をR
Sフリップフロップ7のセット端子に供給する。16は
RSフリップフロップ7のリセット端子に接続されたス
イッチ、17は逆拡散された信号が出力される出力端子
である。
さて、スペクトラム拡散通信では、入力信号と符号との
位相関係に応じて第1乗算器からの出力信号のレベルが
変化することが知られており、その関係を第8図に示す
と共に、第8図を参照して第7図の回路の動作について
説明する。
今、逆拡散を行うためにスイッチ16を操作すると、R
Sフリップフロップ7がリセットされてQ出力がLレベ
ルとなり、選択回路6は発振器5がらの発振信号を選択
する状態に設定される。
従って、符号発生器8は、発振器5からの発振信号を読
み出しクロック信号として符号を発生するが、符号位相
は順次変化するようになされている。斯る符号位相の変
化は、例えば符号をxyzの3ビツトデータの繰り返し
により形成し、符号発生器8は、RSフリップフロップ
7からのQ出力がLレベルのとき、xyzの3ビツトに
不定の1ビツトを加えた4ビツトのデータの繰り返しに
て形成される符号を発生することにより達成される。
斯様に発生された符号は、第1乗算器9において入力端
子1から入力されたスペクトラム拡散信号と乗算される
。この時、符号発生器8から発生された符号と送信側に
て用いられた符号との位相が合致していなければ、スペ
クトラム逆拡散を行うことができず、BPFIOの出力
端に出力が導出されない。
そして、上記符号位相可変動作によりBPFIOの出力
端に導出された信号のレベルが所定レベル以上になると
、レベル検出回路15は、Hレベル信号をRSフリップ
フロップ7のセット端子に供給し、その結果RSフリッ
プフロップ7はセットされ、選択回路6はHレベルのQ
出力に基づき位相変調器3の出力を選択する状態に設定
される。
斯る状態において、今、符号系列の初期位相が第8図の
点1aの位置にあり、位相が進んで点1bに移るとする
と、低周波発振器4からの矩形波信号によって符号の相
対位相は両点間を往復し、これに伴って第1乗算器9の
出力信号は前記矩形波信号と同一周波数の振幅変−を受
けることになる。
斯る振幅変調成分は、BPF12で抽出された後で第2
乗算器13において前記矩形波信号と乗算されることに
より、VCO2を制御するための、正しい極性、レベル
の直流信号成分に変換される。
斯る直流信号成分により、VCO2の出力は、相関が増
し、同期が生じる方向に符号系列の発生速度を変化させ
る。
尚、符号系列の相対位相が相関のピークを挟んで点3a
、3b間で往復する場合には、第1乗算器9の出力信号
の振幅に変化を生じないため、第2乗算器13へ供給さ
れる振幅変調成分は存在せず、VC2の発振周波数、即
ち、符号系列の発生速度は変化しない。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の技術によれば、受信側の符号を送信側で用い
た符号と確実の同期させることができるが、初期同期確
立時、相関出力が所定レベル以上になったことに応答し
て受信側符号の位相可変動作を停止するようにしている
ため、受信信号に雑音が重畳していると、この雑音信号
に応答して位相可変動作が停止してしまうという問題を
有している。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の点に鑑み、本発明は、出力信号の周波数が制御可
能な発振手段と、この発振手段からの出力信号に応じて
第1符号、この第1符号に対して位相の進んだ第2符号
及び前記第1符号に対して位相の遅れた第3符号を出力
する第1符号発生手段と、前記第1符号に対して順次位
相が変化する第4符号を出力する第2符号発生手段と、
前記第1符号発生手段からの第1符号と入力信号とを乗
算する第1の乗算手段と、この第1乗算手段の出力端に
接続された第1フィルタ手段と、前記第2符号、第3符
号若しくは第4符号と入力信号とを乗算する第2の乗算
手段と、この第2乗算手段の出力端に接続された第2フ
ィルタ手段と、この第2フィルタ手段を通過した信号を
所定期間毎に積分する積分手段と、第2符号発生時の前
記積分手段からの積分値を保持する第1保持手段と、第
3符号発生時の前記積分手段からの積分値を保持する第
2保持手段と、第4符号発生時の前記積分手段からの積
分値を保持する第3保持手段と、前記第1及び第2保持
手段に保持された値を比較する比較手段と、この比較手
段からの出力信号に基づき前記入力信号に対する前記符
号の位相状態を判定し、前記発振手段の出力信号を変化
させて同期状態を維持する位相同期維持手段と、前記第
3保持手段に保持された積分値に基づき相関値が最大に
なる第1符号の位相状態を得、当該位相状態と現在の位
相状態の一致を判定し、不一致時、前記第1符号の位相
を前記得られた位相状態に設定する位相設定手段とを設
けたことを特徴とする。
(ホ)作用 本発明によれば、第1符号と入力信号とを乗算すること
により受信信号を逆拡散して情報を再生すると共に、第
2符号、第3符号若しくは第4符号と入力信号とを乗算
し、その乗算出力に基づき第1符号の位相制御のための
制御信号を得る。
特に、第2符号に基づく乗算出力と第3符号に基づく乗
算出力とにより第1符号と送信側符号との位相同期状態
を制御し、第4符号に基づく乗算出力にて現在の第1符
号の位相が適切か否かの判定を行う。
(へ)実施例 第1図は本発明の一実施例を示す図である。第1図にお
いて、100はスペクトラム拡散信号が入力される入力
端子、101は発振手段となる電圧制御発振器(VCO
)、102はV CO101からの発振信号を読み出し
タロツク信号として第1符号と、この第1符号に対して
位相の進んだ第2符号と、前記第1符号に対して位相の
遅れた第3符号とを出力する第1符号発生器で、第2図
に示すごとく源符号発生器102aと、Dフリップフロ
ップ102b及び102cとより構成されており、第3
図に示すごとく各符号は発生される。103はV CO
101からの発振信号を読み出しクロック信号として前
記第1符号発生器102からの第1符号に対して順次位
相の変化する第4符号を出力する第2符号発生器で、第
1符号発生器102における源符号発生器102aとD
フリップフロップ102bと同様に構成され、且つDフ
リップ70ツブの出力が第4符号となるようになされ、
源符号発生器は、アドレスカウンタ104にて指定され
たアドレスから符号を発生するようになされている。1
05は第1符号発生器102及び第2符号発生器103
から発生される第1符号〜第4符号が供給され、いずれ
か1つの符号を選択する選択回路、106は第1符号発
生器102からの第1符号と入力信号とを乗算する第1
乗算器、107は第1乗算器106の出力端に接続され
、乗算出力の帯域制限を行うバンドパスフィルタ、10
8はバ〉ドパスフィルタ107を通過した信号が導出さ
れる出力端子、109は選択回路105にて選択された
符号と入力信号とを乗算する第2乗算器、110は第2
゛乗算器109の出力端に接続され、乗算出力の帯域制
限を行うバンドパスフィルタ、111はバンドパスフィ
ルタ110を通過した信号を所定期間毎に積分する積分
回路で、例えば第4図に示すごとくAD変換器111a
と、AD変換器111aからのデジタル信号が供給され
る加算器111bと、加算器111bの出力信号をラッ
チ回路111Cとより構成されている。
112はVCO2からの発振信号が供給され、第1符号
発生器102から出力される符号の一周期毎にパルスを
出力する第1カウンタ、113はマイクロコンピュータ
にて構成された制御回路で、その機能をブロックで示す
と第5図の如くなる。第5図で、113aは第1カウン
タ112からの出力パルスに応答してタイミング信号を
発生するタイミング信号発生回路、113bはタイミン
グ信号発生回路113aからのタイミング信号に応じて
各種制御を行う処理回路、113Cはタイミング信号発
生回路113aからのタイミング信号に応じて第2符号
と入力信号の乗算結果に対応する積分値を保持する第1
保持回゛路、113dはタイミング信号発生回路113
aからのタイミング信号に応じて第3符号と入力信号の
乗算結果に対応する積分値を保持する第2保持回路、1
13eはタイミング信号発生回路113aからのタイミ
ング信号に応じて第4符号と入力信号の乗算結果に対応
する積分値を保持する第3保持回路、113fは第1保
持回路113cに保持された値と第2保持回路113d
に保持された値とを比較し、第1保持回路113cの値
が第2保持回路113dの値よりも大きいとき、Hレベ
ルの信号を、小さいときLレベルの信号を出力する比較
回路、113gは比較回路113fからの出力信号に基
づきV CO101に制御信号を供給する同期維持回路
、113h及び113石は符号位相設定手段を構成する
ラッチ回路及び比較器で、第3保持回路113eに保持
された積分値がラッチ回路113hの値よりも大きくな
ったとき、第3保持回路113eの値をラッチ回路11
3hにラッチすることにより、最大相関を示す値がラッ
チ回路113hに保持されることになる。113jは処
理回路113にて処理すべきタイミングを決定するため
のレジスタ、113には第2力゛ウンタ104の供給さ
れるアドレス値を設定するレジスタ、113mは第1符
号発生器102を構成する源符号発生器102aの読み
出し開始アドレスを設定するためのレジスタである。
次に、動作について第6図のフローチャート参照して説
明する。
今、逆拡散動作を行うためにスイッチ(図示せず)を操
作すると、制御回路113は選択回路105に制御信号
を供給し、選択回路105は第1符号発生器102から
の第1符号を選択する状態に設定される。
ところで、第1符号発生器102には、V CO101
からの発振信号が読み出しクロック信号として供給され
、このタロツク信号に応じて源符号発生器102aは符
号を発生する。この源符号発生器102aの出力符号は
、第2符号となる。この第2符号は、V CO101か
らの発振出力信号を2倍する逓倍回路114の出力信号
にてDフリップ70ツブ102bにラッチされることに
より、1/2チツプ遅れた第1符号となり、さらにDフ
リップ70ツブ102CにラッチさKることにより更に
1/2チツプ遅れた第3符号となる。
この時、選択回路105は、第1符号を選択する状態に
設定されているため、第1符号と入力端子100から入
力されたスペクトラム拡散信号が第22乗算回路109
にて乗算される。
尚、第1符号発生器102から出力される第1符号は、
レベルレジスタ113Jの値がOの時(即ち、初期位相
同期を行う際)、処理回路113bからレジスタ113
mに供給される値に応じて位相が順次変化するようにな
されている。
斯様に発生された符号は、第1及び第2乗算器106及
び109において入力端子100から入力されたスペク
トラム拡散信号と乗算される。この時、第1符号発生器
102から発生された第1符号と送信側にて用いられた
符号との位相が合致していなければ、スペクトラム逆拡
散を行うことができず、B P F 107.110の
出力端に出力が導出されない。
そして、上記符号位相可変動作によりBPFIIOの出
力端に導出された信号のレベルが所定レベル以上になっ
た゛ことがレベル検出回路115にて検出されると、処
理回路113bは位相可変動作を終了し、レベルレジス
タ113jの値を1にすると共に選択回路105を第2
符号を選択する状態に設定して次の処理に進む。即ち、
割り込みがあるごとに、同期維持処理を行う。
尚、第2符号発生器103は、処理回路113bからレ
ジスタ113kに供給される初期アドレス値(例えば、
初期同期補足動作時に得られたM)で指定された位相状
態から符号を出力するようになされている。
同期維持処理は、以下の手順にて行われる。
即ち、割り込みがあると、まずレベルレジスタ113j
の値を検出するが、同期維持動作に移行した当初は、前
述したようにレベルレジスタ113jの値はOであるた
め、処理回路113bは、ステップ5−11に進み、積
分回路111からの積分値を第1保持回路113cに保
持し、次いで選択回路105に第3符号を選択する制御
信号を供給すると共に、レベルレジスタ113jの値を
2にする。
そして、次の割り込゛み時には、レベルレジスタ113
jの値が2になっているため、ステップ5−14に進み
、積分回路111からの積分値を第2保持回路113d
に保持した後、この第2保持回路113dに保持された
値と第1保持回路113cに保持された値とを比較する
斯る比較の結果、第1保持回路113cに保持された値
の方が大きければ、同期維持回路113gに制御信号を
供給してV C0101の発振周波数を高く、また第2
保持回路113dに保持された値の方が大きければ、V
 C0101の発振周波数を低く制御し、さらに両保持
回路に保持された値が等しい場合には、V CO101
の制御は行わない。
上記同期維持動作の後、選択回路105に第4符号を選
択する制御信号を供給すると共に、レベルレジスタ11
3jの値を3にする。
そして、その次の割り込み時には、レベルレジスタ11
3jの値が3になっているため、ステップ5−20に進
み、現在のレジスタ113にの値がレジスタ113mに
格納された初期同期検出時の位相に関する値と等しいか
否かを判定する− 第1回目の処理では、両レジスタの値が等しいため、ス
テップ5−22に進み、現在の第3保持回路113eの
値をラッチ回路113hに転送する。
それ以降は、ラッチ回路113hに保持された値と現時
点で第3保持回路113eに保持された値とを比較し、
ラッチ回路113hの値が第3保持回路113eの値以
上のときには、レジスタ113にの値に1計数加算し、
ラッチ回路113hの値が第3保持回路113eの値よ
りも小さいときには、レジスタ113mにレジスタ11
3にの値を転送すると共に、ラッチ回路113hに現在
の第3保持回路113eの値をラッチする。
その後、選択回路105に第2符号を選択する制御信号
を供給すると共に、レベルレジスタ113Jの値を1に
設定する。
以下、同様に行うことにより同期維持動作並びに現位相
の正否の確認が達成される。
尚、第1符号発生器102からの第1符号の位相調整は
、同期維持処理の終了時に行われる。
斯くして、本実施例の動作は達成されるが、本発明は上
記実施例に限定されるも゛のではなく、例えば、初期位
相同期を検出する際、第2符号発生器から出力される第
4符号を用いたり、初期位相同期検出時の位相状態並び
に相関出力を記憶しておき、この相関出力と第3保持回
路の値とを比較することにより位相状態の正否を確認し
たり、位相状態の確認を複数回行った後、位相状態を変
更したりする等、種々の変更が可能である。
(ト)発明の効果 本発明によれば、出力信号の周波数が制御可能な発振手
段と、この発振手段からの出力信号に応じて第1符号、
この第1符号に対して位相の進んだ第2符号及び前記第
1符号に対して位相の遅れた第3符号を出力する第1符
号発生手段と、前記第1符号に対して順次位相が変化す
る第4符号を出力する第2符号発生手段と、前記第1符
号発生手段からの第1符号と入力信号とを乗算する第1
の乗算手段と、この第1乗算手段の出力端に接続された
第1フィルタ手段と、前記第2符号、第3符号若しくは
第4符号と入力信号とを乗算する第2の乗算手段と、こ
の第2乗算手段の出力端に接続された第2フィルタ手段
と、この第2フイルタ。
手段を通過した信号を所定期間毎に積分する積分手段と
、第2符号発生時の前記積分手段からの積分値を保持す
る第1保持手段と、第3符号発生時の前記積分手段から
の積分値を保持する第2保持手段と、第4符号発生時の
前記積分手段からの積分値を保持する第3保持手段と、
第1及び第2保持手段に保持された値を比較する比較手
段と、この比較手段からの出力信号に基づき前記入力信
号に対する前記符号の位相状態を判定し、前記発振手段
の出力信号を変化させて同期状態を維持する位相同期維
持手段と、前記第3保持手段に保持された積分値に基づ
き相関値が最大になる第1符号の位相状態を得、当該位
相状態と現在の位相状態の一致を判定し、不一致時、前
記第1符号の位相を前記得られた位相状態に設定する位
相設定手段とを設けたので、第1符号発生手段から出力
される第1符号を送信側で用いられた符号と確実に同期
させることができ、然も現在の符号位相が最適か否かを
判定するので、初期位相同期時に、−昔等により誤同期
していたとしても、正しい同期状態に設定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は第1符号
発生器の構成例を示す図、第3図は第1符号発生器から
の各符号の出力タイミングを示す図、第4図は積分回路
の構成例を示す図、第5図は制御回路の各機能に対応す
るブロック図、第6図(A)(B)は制御回路の要部動
作を示すフローチャート、第7図は従来例を示す図、第
8図は符号の相対位相を示す図である。 100・・・入力端子、101・・・VCO1102・
・・第1符号発生器、103・・・第2符号発生器、1
06・・・第1乗算器、107・・・BPF、109・
・・第2乗算器、110・・・BPF、111・・・積
分回路、113・・・制御回路、113c・・・第1保
持回路、113d・・・第2保持回路、113e・・・
第3保持回路、113f・・・比較回路、113g・・
・同期維持回路、113h・・・ラッチ回路、1131
・・・比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力信号の周波数が制御可能な発振手段と、この
    発振手段からの出力信号に応じて第1符号、この第1符
    号に対して位相の進んだ第2符号及び前記第1符号に対
    して位相の遅れた第3符号を出力する第1符号発生手段
    と、前記第1符号に対して順次位相が変化する第4符号
    を出力する第2符号発生手段と、前記第1符号発生手段
    からの第1符号と入力信号とを乗算する第1の乗算手段
    と、この第1乗算手段の出力端に接続された第1フィル
    タ手段と、前記第2符号、第3符号若しくは第4符号と
    入力信号とを乗算する第2の乗算手段と、この第2乗算
    手段の出力端に接続された第2フィルタ手段と、この第
    2フィルタ手段を通過した信号を所定期間毎に積分する
    積分手段と、第2符号発生時の前記積分手段からの積分
    値を保持する第1保持手段と、第3符号発生時の前記積
    分手段からの積分値を保持する第2保持手段と、第4符
    号発生時の前記積分手段からの積分値を保持する第3保
    持手段と、前記第1及び第2保持手段に保持された値を
    比較する比較手段と、この比較手段からの出力信号に基
    づき前記入力信号に対する前記符号の位相状態を判定し
    、前記発振手段の出力信号を変化させて同期状態を維持
    する位相同期維持手段と、前記第3保持手段に保持され
    た積分値に基づき相関値が最大になる第1符号の位相状
    態を得、当該位相状態と現在の位相状態の一致を判定し
    、不一致時、前記第1符号の位相を前記得られた位相状
    態に設定する位相設定手段とを設けたことを特徴とする
    スペクトラム拡散信号復調回路。
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